JP4284468B2 - 磁石内装フロート式液面計 - Google Patents

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Description

本発明は、ボイラーや貯水槽などの液面を検知すべき容器内液体の面を短寸小質量の磁石内装フロートで常時確実に検知できる磁石内装フロート式液面計に関する。
従来の磁石内装フロート式液面計には、本出願人等が先に提案した下記の特許文献1に記載のように、液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性の縦管(スタンドコラム)内の液体に磁石内装のステンレス鋼製フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した透視窓板付きの非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転作動する多数の色分け着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設する一方、上下の連結管のうち、下の連結管の開口部に対向した縦管の下部に磁粉溜を構成する横向き筒体を開口突設すると共に、この筒体内に磁粉吸引磁石を着脱可能に配置した磁石内装フロート式液面計が周知である。
また、下記の特許文献2に記載のように、液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装のステンレス鋼製フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した透視窓板付きの非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転作動する多数の色分け着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設する一方、フロート内にマグネットを実装する手段として、丸棒状の大質量ダイポール磁石を水平回転可能にフロート内に枢支横設した磁石内装フロート式液面計も周知である。
特許第2818753号公報 特開昭58−68621号公報
前記特許文献1の従来例におけるフロート内装磁石は、この特許文献1に記載の唯一の実施形態として、二個の分厚いリング状磁石の間に円板ヨークを挟んで同極同士を対向させたサンドイッチ構造の大型かつ大質量磁石構成体を上下の取り付け座でフロート内の上部に内装したものだから、取り付け座を含めてフロート全体として大質量となり、その液体浮游安定性の観点から、上記特許文献1の図示例のように、フロート外径に対してフロート長さが4倍程度の縦長大質量フロートにする必要が有り、縦管内液体の温度変化などによる液体比重の変化に対するフロート吃水レベルの変動がフロート長に比例して増大するので、液面指示誤差が大きくなってしまうという本質的かつ、大きな問題点が有る。
また前記特許文献1のフロートは、前記のようにフロート外径に対してフロート長さが4倍程度の縦長大質量フロートにする必要が有るので、その部品管理・組立製造・梱包保管・運搬流通・開梱使用・保守点検などのすべての面で扱い辛く不便で面倒であるし、フロート材料であるステンレス鋼などの高価な資源を多く必要とし、価格の面でも不利であったという本質的かつ、大きな問題点も有る。
そして、上記特許文献1の発明意図は、前記下側連結管の開口部に対向した縦管の内面に磁粉溜を構成する横向き筒体を突設すると共に、この筒体内における上記磁粉溜を経た奥まった場所に磁石を着脱可能に配置することで、前記縦管内液体に混在した磁粉を吸着するというだけの着眼意図の発明であるため、特許文献1のフロート内装磁石は、二枚のリング状磁石間に挟着した円板ヨークをフロート内面全周に対接させることで、フロート吃水線全周から満遍なくリング状に延びる水平磁力線を生じる円板ヨーク磁極を有する磁石構成体だから、縦管内液体にフロートが浮かび始めた後は、フロート吃水線全周に存在する上記磁極が着磁ロータに常時必ず対向するので、上記磁石構成体をフロートと共に外部磁力で所定角度回転させつつ、着磁ロータ側にワザワザ動かす必要が全く無い。
すなわち、この特許文献1は、本件発明のように、フロート内装磁石を小型小質量の磁石片にすることで、磁石内装フロートを軽量かつ短寸化するという本件発明の着眼意図と、縦管内液体にフロートが浮游し始めた後、フロート内装磁石片の磁極を外部磁力で着磁ロータ側に接近させるという、本件発明の目的・手段・作用・効果を期待する本発明の肝心な着眼意図が、上記特許文献1には最初から全く無かったので、特許文献1における前記磁粉吸引磁石は、縦管の下部に開口突設した横管内の磁粉溜を隔てた奥まった遠い場所に着脱可能に配置して有り、これでは、本件発明のように縦管内液体にフロートが浮游し始めた後、フロート内装磁石片の磁極を着磁ロータ側に対向接近させ得ないという本質的かつ、大きな問題点も有る。
また、前記特許文献2の従来例は、フロート内に丸棒状で大質量の慣性が大きいダイポール磁石の中心部を支持部材により水平回転可能に枢支横設し磁石内装フロートを用い、縦管下部には上記磁石の磁極を磁気誘導するための外部磁石や外部磁性体が全く無いから、縦管内液体にフロートが浮游し始めた後、フロート内の大質量で慣性が大きいダイポール磁石の所望磁極を縦管外周面から離れた着磁ロータにその磁力だけで、果して対向接近させ得るかどうか極めて怪しく、後から手持ちマグネットで、上記フロート内ダイポール磁石の向きを修正する必要も有るという本質的かつ、大きな問題点が有る。
さらに上記特許文献2におけるダイポール磁石は、丸棒状で大質量の慣性が大きい磁石だから、その枢支構造が複雑高価となると共に、その支持部材を含めてフロート全体として前記特許文献1と同様に大型かつ大質量となり、その縦管内浮游安定性の観点から、上記特許文献2のフロートも、この文献2の図示例のように、フロート外径に対して長さが8倍程度の縦長大質量フロートにする必要が有るから、縦管内液体の温度変化などによる液体比重の変化に対するフロート吃水レベルの変動による液面指示誤差が前記特許文献1以上に大きくなってしまうという本質的問題点が有るし、特許文献2における縦長大質量フロートは、その部品管理・組立製造・梱包保管・運搬流通・開梱使用・保守点検などのすべての面で扱い辛く不便で面倒であるし、フロート材料であるステンレス鋼などの高価な資源を多く必要とし、価格の面でも不利であるという前記特許文献1の従来例以上の本質的かつ、大きな問題点が有る。
本発明は、液面を検知すべき容器内液体の面を短寸小質量の磁石内装フロートで常時確実に検知可能にすることを目的とする。
上記した本発明の目的は、液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管(スタンドコラム)内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計を構成するに当たり、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面の一か所または対向二か所に小型小質量の内装磁石片を磁極外向きに定着する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記磁極をフロートと共に前記着磁ロータ側に磁気誘導する外部磁石(または外部磁性体)を前記縦管または非磁性ケースの下部に配設したことで達成できた。
なお、前記フロートが浮かび始めた後、フロート内装磁石片の磁極をフロートと共に磁気反撥して前記着磁ロータ側に接近させる外部磁石を縦管の下部に配設してもよく、また前記外部磁性体や外部磁石の複数を非磁性ケースの下部に配設してもよく、さらに、フロートの液体浮游時における吃水位置内面に磁極を向けた小型小質量の内装磁石片をフロート内部に枢支部材で水平回転可能に枢支横設してもよい。
本発明は、以上のような手段を採用したので、以下に記載の効果を奏する。
本発明における請求項1および請求項2の各発明によれば、フロート使用開始時に、その内装磁石片の磁極を着磁ロータの反対側に向けて空の縦管内の下部に収容したとしても、縦管内に入れ始めた液体にフロートが浮かび始めた後は、縦管下部における着磁ロータ側に配設した外部磁性体がフロート内装磁石片の磁極を吸引するため、短寸小質量のフロートは、その縦軸中心に素早く所定角度回転しつつ、その内装磁石片の磁極をフロートと共に上記外部磁性体に確実に対向接近させ得る効果が有る。
したがって、その後における縦管内液面の上昇によるフロート内装磁石片の上昇磁力で、前記多数の着磁ロータのうちの最下部の着磁ロータを半回転させつつ、このロータに上記磁石片の磁極を確実に対向接近させ得る結果、この接近した磁極を今度は、上記所定角度回転済の着磁ロータの磁力で引き続き確実に磁気吸引できるので、上記フロート内装磁石片の磁極が外部磁性体から上向き離隔しても、前記フロートは妄りに傾いたり不要回転せず、また着磁ロータから離隔変移することが無く、常に安定な液面浮游状態を確保できるという優れた効果も有る。
また前記各本発明によれば、フロート内装磁石片を小型小質量とすることで、フロート全体を短寸小質量にできたので、縦管内のボイラ缶水など液体の温度変化による液体比重の変化に対するフロート吃水レベルの変動を小さくでき、液面指示誤差を極小にできると共に、フロートの慣性を小さくでき、縦管内に入る液体にフロートを素早く浮游させ得るし、フロート内装磁石片の磁極を着磁ロータ側すなわち、前記外部磁性体側に接近変移させる際のフロートの所定角度回転とか、着磁ロータ側への接近変移を素早く実現できるから、上記磁極を着磁ロータに素早く確実に対向接近させ得るという優れた効果も有る。
その後、フロートの上昇と共に前記多数の着磁ロータをフロート内装磁石片の磁力で順次に半回転させつつ、その磁気吸引力でフロートの着磁ロータに対する前記対向接近状態を引き続き確保できるから、液面の変化に対応して微小または大きく昇降するフロートまたは静止フロートは、妄りに傾いたり不要回転せず、また着磁ロータから離隔変移することなく、縦管内液体の面に追従して安定確実に昇降すると共に、このフロートの昇降に追従して各着磁ロータは、自らも常時確実に所定角度回転作動し、液面検知が常に精確に実行可能になったという優れた効果も有る。
さらに前記各発明によれば、フロートを短寸小質量化できた分だけ、その部品管理・組立製造・梱包保管・運搬流通・販売購入・開梱使用・保守点検などを含め、すべての面で前記各従来例よりも著しく扱い易くなったし、フロートの小型小質量短寸化に伴い、フロート材料であるステンレス鋼などの高価な資源の使用量を少なくできたので、省資源化を促進できると共に、価格的にも著しく有利になったという優れた効果も有る。
本発明における請求項2および請求項5の各発明によれば、前記諸効果に加え、フロートの液体浮游時における吃水位置内面の対向二か所に小型小質量の内装磁石片をそれぞれ磁極外向きに定着したので、フロートが四分の一未満回転するだけで、二つの内装磁石片の中の一つの磁石片の磁極をフロートと共に前記着磁ロータ側に素早く対向接近させ得るし、フロートの左右が質量的にバランスするので、その液体浮游時における傾きを皆無にできるという効果を付加できた。
また本発明における請求項3記載の発明のように、前記非磁性ケースの下部に配設した外部磁性体として永久磁石を用いれば、縦管内に入れ始めた液体にフロートが浮かび始めた後、フロート内装磁石片の磁極を上記永久磁石が強力に吸引するため、フロートが一層力強く縦軸中心に所定角度回転しつつ、その内装磁石片の磁極をフロートと共に上記外部磁性体に力強く素早く対向接近させ得るという効果を付加できた。
本発明における請求項4・請求項5の各発明のように、フロートが浮び始めた後、前記フロート内装磁石片の磁極を磁気反撥して前記着磁ロータ側に接近させ得る磁気反撥外部磁石を前記縦管の下部に配設すれば、縦管内に入れ始めた液体にフロートが浮かび始めた後、上記磁極に対する外部磁石の磁気反撥磁力で、フロートを縦軸中心に所定角度回転させつつ、上記磁極をフロートと共に磁気反撥して前記着磁ロータ側に接近させ得るので、前記外部磁石の縦管に対する配設場所を選定し易いという効果を付加できた。
本発明における請求項6および請求項7の各発明のように、前記縦管または非磁性ケースの下部に配設した外部磁性体や外部磁石を複数個用いれば、より一層力強くしかも素早くフロート内装磁石片の磁極を前記着磁ロータ側に向けることができるという効果を付加でき、また本発明における請求項8の発明のように、前記フロート内装磁石片をフロート内面に固定部材により定着することで、上記磁石片を揺動や熱などの外乱に対して、より一層強固にフロート内面の所定個所に定着できるという効果を付加でき、本発明における請求項9および請求項12の発明のように、前記フロート内装磁石片をフロート内面に磁性突っ張り部材により圧接定着したり、磁性支持部材により水平回転可能に枢支すれば、上記磁石片の外向き磁極の磁力がより一層遠くまで届き易くなるので、この磁極を一層力強く着磁ロータ側に接近させ得るという効果を付加できた。
本発明における請求項10および請求項11の各発明のように、フロートの液体浮游時における吃水位置内面に磁極を向けた一個または対向離隔した二個の小型小質量磁石片をフロート内部に枢支部材で水平回転可能に枢支横設すれば、フロートを回転させずに、上記磁極を着磁ロータ側に一層素早く向け得るし、縦管内に生じた液体渦流などにより、フロートが回転しても、上記磁極の向きを不動にできるという効果を付加できた。
本発明を実施するための最良の形態例としては、先ず図1、図2に示すように、液面aを検知すべき例えば不透明な液体容器1の外周面に上下の連結管2を経て肉厚2mm程度のステンレス鋼管など非磁性材料で作った縦管(スタンドコラム)3を連通立設すると共に、この縦管3内の水や油など液体Wに、外径に対し上下長さが約3倍未満で肉厚1mm程度・重量が100g程度で中空内容量が120ミリリットル程度の短寸小質量で上下を閉じた中空体で構成した非磁性フロートFを図1の実線Aのように浮游配設する。
なお、上記フロートF内には予め、その液体浮游時における吃水位置内面の一か所に図3のような希土類マグネットやアルニコ磁石などの高磁力磁石で作った一辺が5mm程度のキューブ状または偏平で5g程度の小型小質量磁石片Mをその磁極mが外向きになるように接着などで定着することで、短寸小質量の磁石内装フロートFを構成しておく。
そして、上記フロートFを縦管3内に収容するには、先ず縦管3内に液体Wを入れる前に、縦管3の下部を密閉する対向フランジ3Aから止めねじnを外して下のフランジ3Aを除去し、縦管3の下部開口縁からフロートFを図1の鎖線Bで示すように挿入した後、下のフランジ3Aを上のフランジ3Aにねじ止め液密的に密閉する。ただし、図1における符号yで示す部分は溶着部であり、また符号pで示す部分は液密保持用パッキング、さらに符号nで示す部分は止めねじである。
次いで、液体容器1から縦管3内に入れ始めた液体Wに前記フロートFが浮かび始めた後、図1の点線Cの位置付近でフロート内装磁石片Mの磁極mをフロートFと共に前記着磁ロータ6側に磁気誘導するための外部磁石(または軟鉄片などの外部磁性体)4を前記縦管3に接着や図4のようなバンド締結などで配設する。なお、フロート内装磁石片Mの質量を前述したようにフロートFの質量の20分の1程度とすることで、フロートFの前記液体浮游時における傾きを図示できない程極く僅かにできるから、縦管内液体Wに対するフロートFの昇降に支障を来さないが、磁石片Mの質量がフロートFの質量の20分の1以上となるような場合には、フロートFの対向内面にバランサを定着すればよい。
また、前記縦管3の前側周面には、ガラス板などの透視窓板5Aを有するアルミニウム製など、周知の縦長非磁性ケース5を図4のような締め付けバンドBや止めねじnなどの周知の取着手段で隣接させて図1のように平行立設するのであるが、このケース5内には予め、上記フロート内装磁石片Mからの水平磁力を受けて回転作動する円柱成形焼結フェライト磁石ロータなど、多量製造により安価に使用できる現用一般の紅白色分け回転羽式などの多数の着磁ロータ6をその両側枢軸6Aなどにより、周知の手段で図3・図4のように上下所定間隔毎に整然と回転可能に枢支横設することで、本発明による磁石内装フロート式液面計を構成できた。
本発明の磁石内装フロート式液面計は以上のような構成となしたので、その使用に当たり、フロートFを空の縦管3内の下部における図1の鎖線Bで示す位置に前記のように収容した後、液面aを検知すべき液体容器1から縦管3内に液体Wを入れ始めると、フロートFは、その吃水線Lが液体容器1内の図1の点線で示す液面a、すなわち縦管3内の液面aに合致した図1の点線Cで示す位置付近で上記縦管3内の液体Wに浮かび始める。
この場合、フロート内装磁石片Mを前記図1の鎖線Bのように着磁ロータ6の反対側に向けてフロートFを空の縦管3内に収容した場合でも、縦管3内に入れ始めた液体WにフロートFが浮かび始めた後、液面aの上昇でフロートFが縦横斜めに若干揺れ動きながら、前記非磁性ケース5の下部における縦管3に配設した外部磁石4の磁力(または軟鉄片などの外部磁性体4の磁性)で、フロート内装磁石片Mの磁極mを着磁ロータ6の配設側に図1の点線Cのように、短寸小質量のフロートFと共に水平方向に半回転させつつ、磁気誘導でき、図1・図3のように上記磁極mを外部磁石4に素早く対向接近させ得る。
その後、液面aをさらに上昇させると、これに追従してフロートFも上昇するから、フロート内装磁石片Mの上昇磁力で最下部の着磁ロータ6を半回転させつつ、このロータに上記磁石片の磁極mを図1の細線Dのように対向接近させ得る結果、この接近した磁極mを今度は、上記最下部の所定角度回転済着磁ロータ6の磁力で引き続き磁気吸引できるので、上記磁石片Mが上記細線Dのように外部磁石4(または外部磁性体4)から上向き離隔しても、前記フロートFは妄りに傾いたり不要回転せず、また着磁ロータ6から離隔変移することなく、縦管3内の液体Wに安定に浮游した状態になる。
さらに液面aを液体貯溜位置付近まで上昇させると、これに追従してフロートFは、図1の実線Aの液体貯溜位置付近まで上昇するから、フロートFの吃水線Lに合致させたフロート内装磁石片Mの磁極mから水平方向に延びる磁力により、前記非磁性ケース5内の前記多数の着磁ロータ6は、図1・図3のように順次に上記磁極mをフロートFと共に磁気吸引しつつ、ロータ枢軸6Aを中心として順次に半回転し、縦管3内の液面aを非磁性ケース5の透視窓板5Aから図2のように色分け透視したり、スケール目盛などで液面a高さの測定もできると共に、各着磁ロータ6の磁力で昇降するフロートF内磁極mを磁気的に順次に吸引できるので、昇降途中または静止しているフロートFの傾きや不要回転とか、着磁ロータ6からの離隔変移などの妄動を阻止できる。
すなわち、上下多数の着磁ロータ6は、フロートFの昇降に伴ないフロート内装磁石片Mの磁極mを磁気吸引しながら自らも順次に半回転するので、液面aの変化に追従して微小または大きく昇降するフロートFの傾きや不要回転とか、着磁ロータ6からの離隔変移などの妄動を阻止でき、前記フロートをその外径に対して長さが約2倍程度の小型小質量で上下を閉じた中空体で構成しても、縦管3内の液体Wに浮游したフロートFまたは静止フロートFは、傾いたり、妄りに回転したり、または着磁ロータ6から離隔変移することなく、縦管3内の液体Wの液面aの変化に追従して安定に昇降または静止し、この液面aの変化に対応して微小または大きく上下動するフロートFに追従して各着磁ロータ4が常時確実に回転作動し、液面aの検知が常に精確に実行できた。
前記フロート内装磁石片Mの数と、その配設手段とは前記実施形態に限らず、例えばフロート吃水位置内面の一か所に溶着した図5のような小型小質量の対向L型固定部材7の間に一個の磁石片Mを入れた後、固定部材7の突出端7Aを内向きに曲げることで、一個の磁石片Mをフロート吃水位置内面の一か所に強固に定着配設できる。
また、磁石片Mをフロート吃水位置内面の対向二か所に一個ずつ配設するには、図6のように小型小質量の固定部材7で二個の磁石片MをフロートFの対向内面に突っ張り圧着したり、その他適宜の配設手段で磁石片Mをフロート吃水位置内面の対向二か所にバランス良く配設でき、フロートFの液体浮游時における傾きを皆無にできたし、前記固定部材7を磁性突っ張り部材とすることで、上記二つの磁石片の外向き磁極の各磁力がより一層遠くまで届き易くなるので、この磁極を一層力強く着磁ロータ側に接近させ得る。
なお、本発明はフロートFが前記のように浮かび始めた後、フロート内に対向内装した各磁石片Mの磁極mのうちの一つをフロートFと共に磁気反撥する一つの外部磁石4を図7の実線個所のうちの一個所に配設したり、または、二つの外部磁石4を同図7の実線同士または鎖線同士のように前記縦管3の下部外周面に配設することで、前記磁極mのうちの一つをフロートFと共に磁気反撥して前記着磁ロータ6に対向接近させ得る一方、フロートFの液体浮游時における吃水位置内面に図8のように磁極mを向けた一個の磁石片M、または図9のように対向離隔した二個の小型小質量磁石片Mをそれぞれフロート内部に定着した固定片8Aの中央枢支ピン8Bと支持部材8Cとからなる枢支部材8で水平回転可能に懸垂枢支横設すれば、フロートFを回転させずに、上記磁極mを着磁ロータ6側に一層素早く向け得ると共に、縦管3内に生じた液体渦流などにより、フロートFが回転しても、上記磁極mの向きを着磁ロータ側に定位できた。
本発明による磁石内装フロート式液面計は、オイルタンクまたは化学プラントなどにおける流体タンク内の流体面計測用液面計としても当然に利用できるが、この場合には、油など流体の比重を考慮し、この流体に浮游したフロートFの吃水線(吃油線)位置内面に前記フロート内装磁石片Mを配設すればよい。
本発明実施形態の一例を示す縦断側面図 同上要部の立面図 本発明要部の拡大縦断側面図 図3における要部横断平面図 本発明によるフロート内装磁石片の実装例を示す切断平面図 図5に示すものの他の例を示す切断平面図 本発明要部の他の例を示す切断平面図 本発明要部のさらに他の例を示す縦断側面図 本発明要部のさらに他の例を示す縦断側面図
符号の説明
1 液面を検知すべき液体容器
2 上下の連結管
3 縦管(スタンドコラム)
4 外部磁石(外部磁性体)
5 非磁性ケース
5A 透視窓板
6 着磁ロータ(液面指示器)
6A 着磁ロータの枢軸
7 フロート内装磁石片の固定部材
8 フロート内装磁石片の枢支部材
F 磁石内装非磁性フロート
L 浮游フロートの吃水線
M フロート内装磁石片
m フロート内装磁石片の磁極
W 液体
a 液面

Claims (12)

  1. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面の一か所に小型小質量の内装磁石片を磁極外向きに定着する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記磁極をフロートと共に前記着磁ロータ側に磁気誘導する外部磁性体を前記非磁性ケースの下部に配設した磁石内装フロート式液面計。
  2. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面の対向二か所に小型小質量の内装磁石片をそれぞれ磁極外向きに定着する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記磁極をフロートと共に前記着磁ロータ側に磁気誘導する外部磁性体を前記非磁性ケースの下部に配設してなる磁石内装フロート式液面計。
  3. 前記非磁性ケースの下部に配設した外部磁性体として、永久磁石を用いてなる請求項1または請求項2に記載の磁石内装フロート式液面計。
  4. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游吃水位置内面の一か所に小型小質量の内装磁石片を磁極外向きに定着する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記磁極をフロートと共に磁気反撥して前記着磁ロータに対向接近させる外部磁石を前記縦管の下部に配設してなる磁石内装フロート式液面計。
  5. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設すると共に、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面の対向二か所に小型小質量の内装磁石片をそれぞれ磁極外向きに定着する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記各磁極の一つを磁気反撥して前記着磁ロータに接近させる外部磁石を前記縦管の下部に配設してなる磁石内装フロート式液面計。
  6. 前記非磁性ケースの下部に配設した外部磁性体を複数個用いてなる請求項1または請求項2に記載の磁石内装フロート式液面計。
  7. 前記縦管の下部に配設した外部磁石を複数個用いてなる請求項4および請求項5に記載の磁石内装フロート式液面計。
  8. 前記フロート内装磁石片をフロート内面に固定部材により定着してなる請求項1から請求項7までのいずれか一つの請求項に記載の磁石内装フロート式液面計。
  9. 前記フロート内装磁石片をフロート内面に磁性突っ張り部材により圧接定着してなる請求項1から請求項7までのいずれか一つの請求項に記載の磁石内装フロート式液面計。
  10. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設し、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面に磁極を向けた一個または対向離隔した二個の小型小質量磁石片をフロート内部に枢支部材で水平回転可能に枢支横設する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮び始めた後、前記磁極を前記着磁ロータ側に磁気誘導回転させる外部磁石または外部磁性体を前記非磁性ケースの下部に配設した磁石内装フロート式液面計。
  11. 液面を検知すべき液体容器に上下の連結管で連通立設した非磁性縦管内の液体に磁石内装非磁性フロートを浮游配設し、前記縦管に平行立設した非磁性ケース内にフロート内装磁石からの磁力を受けて回転する多数の着磁ロータを上下所定間隔毎に枢支横設した磁石内装フロート式液面計において、前記フロートを短寸小質量で上下を閉じた非磁性中空体で構成し、その液体浮游時における吃水位置内面に磁極を向けた一個または対向離隔した二個の小型小質量磁石片をフロート内部に枢支部材で水平回転可能に枢支横設する一方、縦管内に入る液体にフロートが浮かび始めた後、前記磁極を前記着磁ロータ側に磁気反発して回転させる外部磁石を前記縦管の下部に配設した磁石内装フロート式液面計。
  12. 前記フロート内装磁石片をフロート内面に磁性支持部材により水平回転可能に枢支横設してなる請求項10または請求項11に記載の磁石内装フロート式液面計。
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