JP4284067B2 - 直接メタノール型燃料電池システム用のメタノール・センサ - Google Patents

直接メタノール型燃料電池システム用のメタノール・センサ Download PDF

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Description

本発明は燃料電池に関し、より詳細には、気体もしくは液体燃料の消費により電気エネルギが生成される、一体化されたメタノール濃度センサを含む直接メタノール型燃料電池システムおよび該システムを作製する方法に関する。
燃料電池は一般に「バッテリの代替品」であると共に、バッテリと同様に燃焼を要することなく電気化学的プロセスにより電気を生成する。用いられる電気化学的プロセスは、空気からの酸素または純粋気体としての酸素に対する水素プロトンの結合を実現する。上記プロセスは、2個の電極すなわちアノードおよびカソードの間に挟持されたプロトン交換膜(PEM)を利用して達成される。公知の如く、燃料電池は電気の永続的な供給体である。水素は典型的に電気を生成する燃料として用いられると共に、メタノール、天然ガス、石油から処理されもしくは純粋な水素として貯蔵される。直接メタノール型燃料電池(DMFC)は燃料として気体もしくは液体の形態のメタノールを利用することから、不経済な改質操作の必要性が排除される。DMFCは、より簡素なPEM電池システムであって、低重量で製造が効率化されるが故に低コストのPEM電池システムを実現する。
標準的なDMFCにおいては、アノード側(第1電極)には燃料としてメタノールの希釈水溶液が供給されると共にカソード側(第2電極)は強制空気なまたは周囲空気(もしくはO2 )に露出される。典型的には、Nafion(登録商標)型のプロトン伝導膜がアノード側とカソード側とを分離する。これらの燃料電池の幾つかは、電力要件に依存して直列もしくは並列に接続され得る。
典型的にDMFC設計態様は、約60乃至80℃の高温にて動作すべく強制空気流を備えた大型のスタックである。より小型の空気吸入型DMFC設計態様は、全てのシステム構成要素の小型化が必要なので更に複雑となる。従来のPEM燃料電池においてスタック接続は、気体分配のためのチャネルもしくは溝が加工された伝導プレートにより、各燃料電池アセンブリ間で行われる。典型的な従来の燃料電池は、アノード(H2 もしくはメタノール側)集電体、アノード裏材、膜電極アセンブリ(MEA)(アノード電解触媒/イオン伝導膜/カソード電解触媒)、カソード裏材およびカソード集電体から成る。直接メタノール型燃料電池に対する典型的な開回路電圧は、約0.3乃至0.5Vの範囲である。更なる高電圧を得るために燃料電池は典型的に、上下に重ねて(負に対して正とするバイポーラ式で)直列に積層されるかまたは個々のセルを平面配置として直列に接続される。高電流を得るためには従来の燃料電池を(正に対して正とする)並列で積層することも可能であるが、一般的には単により大型の燃料電池を代わりに用いる。
直接メタノール型燃料電池の動作中において、アノード側における燃料としては希釈水性メタノール(通常は3〜4体積%のメタノール)が用いられる。現在のDMFC設計態様は、強制空気流を備えたより大型のスタックに対するものである。而して、より小型の空気吸入型DMFC設計態様は達成するのが困難である。と言うのも、必要なシステム構成要素の全てを小型化してそれらを携帯用途に必要な小型ユニットへと一体化することは困難だからである。非常に希薄なメタノール混合物の形態の燃料を保持するには大量の燃料を保持する必要があるが、これは携帯用途に対する小型電源の設計態様に対して実用的でない。上記DMFCシステムを小型化するには、メタノールと水とを別個に保持し、燃料電池反応を起すために、それらをその場所で混合する必要がある。メタノール濃度が高すぎる場合にはメタノールのクロスオーバの問題が在り、燃料電池の効率が低下する。メタノール濃度が低すぎる場合には、燃料電池反応に対してアノード側には十分な燃料が存
在しなくなる。
故に、脱イオン水中のメタノールの混合物から成る燃料の濃度を監視すべく、DMFCシステムにメタノール・センサのような化学センサを一体化すれば有用であろう。化学センサとは、特定の分析対象物もしくは事象を検出して定量化するために化学反応を利用する測定装置として定義され得る。DMFCシステムにおいて分析対象物は、脱イオン水中のメタノールである。既に開発されたものとしては、電気化学式、測光式、熱量測定式、音響式もしくは機械式の種々の化学センサが在る。これらの内、燃料の濃度を監視する目的でDMFCシステムに一体化される場合には、電位差測定もしくは電流測定の原理で動作する電気化学式センサが有用であろう。
故に本発明の目的は、燃料供給を監視する一体化センサを含む直接メタノール型燃料電池システムの設計態様を提供することに在る。
本発明の目的は、燃料担持流体の混合、圧送および再循環のためのマイクロチャネルおよびキャビティならびにマイクロ流体技術を包含する直接メタノール型燃料電池システムおよび一体化センサを提供することに在る。
本発明の更なる目的は、全てのシステム構成要素がセラミック基体部分などの基体部分の内部に埋設された直接メタノール型燃料電池システムおよび一体化センサを提供することに在る。
本発明の更なる目的は、直接メタノール型燃料電池システムおよび一体化センサを作製する方法であって、燃料担持流体の混合、圧送および再循環に対してマイクロ流体技術を基礎とするマイクロチャネルおよびキャビティを備える工程を含む方法を提供するに在る。
単一体から形成されると共に主要面を有する基体部分を含む燃料電池システムおよび該燃料電池システムを形成する方法においては、上記のおよび他の問題が少なくとも部分的に解決されると共に上記のおよび他の目的が実現される。基体部分の主要面上には、少なくとも1個の膜電極アセンブリが形成される。基体部分内には流体供給チャネルが画成され、該チャネルは上記少なくとも1個の膜電極アセンブリに対して燃料担持流体を供給すべく該少なくとも1個の膜電極アセンブリと連通される。流体供給チャネルおよび膜電極アセンブリと流体が流れるように連通(以下、「流体連通」と称する)して、膜電極アセンブリに対する燃料供給を調整すべく、一体化メタノール濃度センサが配備される。基体部分内には排出チャネルが画成され、該チャネルは少なくとも1個の膜電極アセンブリと連通する。排出チャネルは、少なくとも1個の膜電極アセンブリから流体を排出すべく流体供給チャネルから離間される。膜電極アセンブリおよび協働する流体供給チャネルおよび協働する排出チャネルは、単一の燃料電池アセンブリを形成する。
当業者であれば、上述のおよび更に詳細な本発明の目的および利点は図面に関する本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明から容易に明らかとなろう。
各図を参照すると、図1は本発明に従い作製された直接メタノール型燃料電池システムの略断面図を示している。より詳細には、概して符号12が付された2つの直接メタノール型燃料電池を含む平面スタック配列10が形成される。各燃料電池12は、隣接する燃
料電池12から少なくとも1mmだけ離間されて。必要とされる電力出力に依存し、燃料電池の平面配列を形成するためい一個から多数個の燃料電池の任意数の燃料電池12が作製され得ることを理解すべきである。基体部分14の材料は、燃料電池12にエネルギ供給すべく用いられる燃料および酸化剤材料に対して不透過性となるように設計される。典型的には、燃料電池12にエネルギを供給するために水素含有燃料が用いられる。電気エネルギを生成するために燃料電池12により消費されるのに適した燃料は、水素、メタンおよびメタノールなどの水素含有物質である。この特定の例においては、燃料電池12に対してメタノールの水溶液が用いられる。基体部分14は典型的には、ガラス、プラスチック、ケイ素、グラファイト、セラミック、または他の任意の適切な材料で形成される。この特定実施例において平面スタック配列10は燃料電池膜電極アセンブリ(MEA)(現在論じている図2)により各々が画成される少なくとも2個の直接メタノール型燃料電池12を備えることから、平面スタック配列10は2個の燃料電池膜電極アセンブリを有する。
図示したように基体部分14は、内部に形成された複数のマイクロ流体チャネルを有する。より詳細には基体部分14は、流体供給チャネル32と流体連通して形成された第1流体流入口30および第2流体流入口31を有する。流体供給チャネル32は、多層セラミック技術、マイクロ加工または射出成形などの業界公知の標準技術を利用して基体部分14に形成される。流体供給チャネル32は、離間された少なくとも2個の燃料電池12の各々に対して燃料担持流体34を供給する。この特定例において燃料担持流体34は、メタノール・タンク35および水タンク37または再循環チャネル53から直接的に供給されるメタノールおよび水から成る。示された如く混合チャンバ36は、流体供給チャネル32とマイクロ流体連通すべく基体部分14に形成される。好適実施例において燃料担持流体34は好適には、水(99.5%〜96.0%)中に含まれた0.5%〜4.0%のメタノールである。目的は、約0.002ml/分の速度にて全体アセンブリ10にメタノールを圧送すると共に約0.098ml/分の速度(2%対98%)にてアセンブリ10に水を圧送することである。この特定例においては、燃料担持流体34を供給するために独立したメタノール・タンク35および水タンク37が用いられる。メタノールおよび水は、メタノール濃度センサ38により調整され、必要に応じて添加される。燃料供給においてメタノールの濃度を検知する上でメタノール濃度センサ39は、フィードバック・ループ40を介して流入口30および流入口31と連絡する。メタノール濃度センサ39は、上記混合物におけるメタノール比率の維持を補助する。メタノールおよび水は、個々の燃料電池12へと流れる前に混合チャンバ36内で均一に混合される。流体供給チャネル32は各々個別に形成された燃料電池12に対して燃料担持流体34へ等しくかつ同時に送給を行なうことを理解すべきである。
これに加えて基体部分14には、離間された少なくとも2個の燃料電池12の各々と連通する排出チャネル38が形成される。排出チャネル38は、燃料電池12から排出生成物42すなわち二酸化炭素と水/メタノール混合物とを除去する役割を果たす。動作の間、排出生成物は二酸化炭素分離チャンバ44において水/メタノール混合物46および二酸化炭素気体48へと分離される。次に気体48は気体透過膜などの排出口52を介して排出され、水/メタノール混合物46は、当該再循環チャネル53の一部としてMEMSポンプまたは逆止弁形式アセンブリなどのポンプ54を含む再循環チャネル53を介して混合チャンバ36に戻るように再循環される。
上記システムを小型化するためには、上記燃料電池内における反応に引き続く水/メタノール混合物の再循環、および、カソードを通して拡散された水の再利用が必要とされる。上記燃料送給システムは、基体部分14に対して管材を介して接続された携帯式の使い
捨てカートリッジ状デバイス内に保持されるべきメタノール・タンク35および水タンク37の形態でメタノールおよび水を含むことが予期される。
燃料電池デバイス10は、典型的には、その一部として4個の個別燃料電池12を有するものとして形成され、約5.5cm×5.5cm×.5cmの寸法を有する全体の基体部分14を有する。前記個別燃料電池12は、1.5乃至2.0平方センチメートルの面積を有する。個々の個別燃料電池12は、約0.5Vおよび22.5mA/cm2 の電力を生成し得る。
次に図2を参照すると、単一個の燃料電池アセンブリ12’を備える、概して符号10’が付された燃料電池システムが示される。図1に示された第1実施形態の構成要素であって、図2に示されたこの特定実施形態の構成要素と同様な全ての構成要素は、異なる実施形態を示すようにダッシュ記号を付して同一の番号により表されていることに留意されたい。燃料電池アセンブリ12’は燃料電池膜電極アセンブリ16を備えるが、該アセンブリ16は、炭素布裏材19を含む第1電極18と、プロトン伝導性電解質膜のような膜20と、炭素布裏材23を含む第2電極22とを備える。第1電極および第2電極18,22は、白金、パラジウム、金、ニッケル、タングステン、ルテニウム、モリブデン、オスミウム、イリジウム、銅、コバルト、鉄、ならびに、白金、パラジウム、金、ニッケル、タングステン、モリブデン、オスミウム、イリジウム、銅、コバルト、鉄およびルテニウムの合金のうちから選択される任意の金属を含む。電極18,22に含有され得る他の成分は、プロトン伝導性ポリマ、導電性ポリマ、ならびに、炭素および金属酸化物などの無機支持体である。膜20について更に説明すると、該膜20は燃料電池12’のアノード側(第1電極18)からカソード側(第2電極22)への燃料の浸透を防止するNafion(登録商標)型材料から形成されるものである。
この特定例において膜電極アセンブリ16は、基体部分14’の主要最上面26に形成された凹所24内に配置される。本開示によれば、膜電極アセンブリ16は、必ずしも凹所24を形成する必要なく、基体部分14’の主要面26上に配置され得ることが予見される。この場合には、膜電極アセンブリ16の完全な圧縮を回避すべく(図示せず)スペーサが用いられる。
平面スタック10’は更に頂上部分を備え、より詳細にはこの特定例においては膜電極アセンブリ16上に重ねられて配置される集電体28を備える。集電体28は、概して符号27が付されたキャップ部分の一部として形成される。キャップ部分27は、周囲空気に対する第2電極22の露出を提供する。
製造の間において個々の燃料電池膜電極アセンブリ16は、加熱プレス法または業界公知の他の任意の方法を用いて形成される。より詳細には、複数の第1電極18は基体部分14’の主要面26と接触して形成または配置される。先に記載したように、電極18の形成に対しては種々の材料が適切である。
この特定実施形態において、まや代表的な目的に対し、複数の第1電極18の各々は約2.0cm×2.0cmの寸法を有する。図1に関して先に論じた如く平面スタック10’が複数の燃料電池12’を備える場合、隣接する各燃料電池12の間には約0.5mm乃至1mmの間隔が設けられる。
プロトン交換膜(PEM)とも称されるプロトン伝導性電解質から形成される膜20は典型的には、Nafion(登録商標)型材料からなる。先に述べられた如く膜20は、燃料電池12のアノード18から燃料電池12のカソード22への燃料の浸透を制限する役割を果たす。
次に、膜電極アセンブリ16の作製の間、複数の第1電極18と対応して協働すべく複数の第2電極22が形成される。各第2電極22は、対応する第1電極18とほぼ同一の寸法を有して形成される。前述したように、燃料電池膜電極アセンブリ16は各々、第1電極18、膜20および第2電極22を備えることを理解すべきである。
最後に、第2電極22に対して集電体28が位置決めされる。集電体28は少なくとも0.1mmの厚さであると共に、燃料電池12’の接点の場所に応じた長さで形成される。代替実施例においては、上記デバイスが複数の燃料電池12’を含む場合に該複数の燃料電池12’は、蒸着もしくはスパッタリングにより被着された銀導電塗料を用いて電気的に接続され得る。これに対して適切な材料は、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)または他の任意の低電気抵抗材料である。上記電極材料のバルク抵抗率(bulk resistivity)および電極の面積により、抵抗損失を最小化する集電方式の種類が決定される。これに加え、本開示によれば、複数の直接メタノール型燃料電池12’間の電気接続を達成するためのものとして、パターン化された導電エポキシおよびプレス加工、ワイヤボンディング、タブボンディング、スプリング接点、可撓性テープまたはワニ口クリップが予見される。各燃料電池12’は所望の結果として生じる電圧に依存して、直列接続もしくは並列接続のいずれかを利用して電気接続され得ることが予期されることを理解すべきである。複数の燃料電池12’の(図示せず)電気接続を達成するために、各第2電極22が隣接する第1電極18に電気接続されることにより直列電気接続で接続されて、燃料電池配列装置10’の出力電圧が増大される。あるいは、各第1電極18が隣接する第1電極18に電気接続されると共に各第2電極22が隣接する第2電極22に電気接続されることにより並列電気接続で接続されて燃料電池配列装置10’の出力電圧が増大される。
次に図3を参照すると、本発明に係る燃料送給システム60を詳説する簡略回路図が示される。示されるのは、混合チャンバ36とマイクロ流体連通するメタノール・タンク35および水タンク37である。組み合わされることで、タンク35,37ならびに混合チャンバ36はシステム60の燃料送給62の部分を形成する。先に論じた如く混合チャンバ36は、適切な比率のメタノール/水を供給する役割を果たす。適切に混合されたなら、燃料担持流体は上記流体供給チャネルを通過して燃料電池12へと流れる。この流れを支援すべく、選択的なMEMS型ポンプ40が用いられる。上記燃料担持流体のメタノール濃度および温度の監視を支援すべく濃度センサ39が設けられる。これに加え、温度センサおよび流量センサが備えられる。動作の間、消費された流体は上記排出チャネルを介し、概して符号44が付された二酸化炭素分離チャンバ/二酸化炭素排気口へと排出される。これに加え、燃料電池12のカソード側と、分離チャンバ44とからは水が回収され、混合チャンバ36に戻るべく再循環チャネル53を介して再循環される。この流体の再循環によって、水タンク37から消費される水が少なくなることから、水タンク37の補充は少なくて済む。記述された如くこれらの構成要素は組み合わされて、システム60のマイクロ流体部分64を構成する。
前述したように、燃料担持流体が燃料電池スタック12に到達すると電力が生成される。生成された電力はDC−DC変換器68に供給される。該変換器68は生成された電圧を、携帯電話70およびその一部として包含された再充電可能バッテリ72および制御回路74などの携帯電子デバイスに給電するために使用可能な電圧へと変換する。これらの構成要素は組み合わされて、システム60の電子機器部分66を構成する。
次に図4乃至図6を参照すると略断面図で示されるのは、図1および図2の本発明のメタノール・センサ39,39’として作用する種々の形式のメタノール濃度センサ80,80’,80”である。先に記載したように、この特定発明において、センサ39は、電
気化学的反応により生成された電流もしくは電圧信号を測定する。この電流もしくは電圧信号は、脱イオン水中のメタノールの濃度に比例する。図4、図5および図6を通して、各センサ80,80’,80”は、基材14上に装着された金製集電体層88と、カバー92とを備える。膜電極アセンブリ82はそのプロトン伝導性機能の故に備えられると共に、複数の電極84,85ならびに膜層87を有する。電極84,85は、プロトン伝導性ポリマおよび無機支持体を有するかまたは有さないで、水素放出のためには白金で形成され、メタノール電解酸化のためには白金/ルテニウムで形成される。(0.8Vより高い)高電位においては、メタノール電解酸化のために白金が使用された。
図4を更に詳細に参照すると、電位差測定センサとして形成されたメタノール・センサ80が示される。示したように、水溶液86中のメタノールは、底部セラミック基材すなわち集電体88を介してセンサ80に進入する。溶液86はアセンブリ82の白金/ルテニウム電極84と接触し、そこでメタノールが酸化される。生成物は次に(矢印により示したように)流動系を介して白金電極85へと搬送され、其処で化学方程式90に従い還元される。電子の流れは、メタノールの濃度に比例する電流として測定される。センサ80は、電極84にて酸化されるメタノールの量により拡散制限される。このセンサ設計態様を図1および図2のセンサ39に用いると、電流と濃度との間における非線形の関係が見出される。
次に図5を参照すると、センサ80’と参照される、センサ39のための代替実施例が示される。図4に示された第1実施例の構成要素であって図5および図6に示された付加的実施例の構成要素と同様な全ての構成要素は、異なる実施例を示すべく夫々ダッシュ記号および二重ダッシュ記号を付して同一の番号により表されることに留意されたい。センサ80’は被駆動モード・メタノール・センサであり、より詳細にはセンサ80’は電流測定センサとして形成される。該センサを駆動すべく、0.8Vより高い電圧が印加される。上記第1実施例と同様に、水溶液86’中のメタノールはセラミック基材88’に形成された開孔を介してセンサ80’に進入する。この溶液は次に、膜電極アセンブリ82’の白金電極84’と接触する。メタノールは次に膜87’を介して逆側の白金電極85’へと通過し、其処でメタノールは酸化される。空気に対するシールは、閉成された蓋部セラミック基材92’により提供される。生成物は膜電極アセンブリ82’を介して戻るべく拡散し、其処で水素は白金電極84’上で酸化される。電子の流れは、メタノールの濃度に比例する電流として測定される。センサ80’は、膜アセンブリ82’を通過するメタノールの飽和量により拡散制限される。センサ80’が完全に駆動されるには、該センサ80’を駆動するために飽和電圧を使用しなければならない。この飽和電圧は、膜87’の厚みと、アセンブリ82’におけるセラミック基材88’に形成される上記開孔の寸法とに基づく。このセンサ設計態様を用いると、電流と濃度との間に線形の関係が見出される。
次に図6を参照すると、センサ39に対する本発明の付加的な実施形態が示されている。図6に示したように、受動モード・メタノール・センサとして形成されたセンサ80”が示される。より詳細にはセンサ80”は電位差測定センサとして形成されるが、この場合にセンサ80”を駆動する上で電圧は必要とされず、また該センサは電圧信号を生成することから、受動モードで動作すると称される。前述した各実施例と同様に、水溶液86”内のメタノールはセラミック基材88”を介してセンサ80”に進入する。溶液86”は白金/ルテニウム電極84”と接触し、其処でメタノールは酸化される。水素イオンは膜87”を介して拡散し、其処で空気中の酸素との接触により還元される。電子の流れは、メタノールの濃度に比例する電流として測定される。センサ80”は、カバー92”を介して進入する空気の量により制限される。カバー92”を介して進入する空気は、膜電極アセンブリ82”に接触することから電子の流れを駆動する要因である。空気カソードすなわち電極85”に対する空気の流れがセラミック基材の空気吸入層の開孔サイズによ
り制限されることを除き、センサ80”は直接メタノール型燃料電池として作用する。
したがって、平坦面上に形成される単一個の燃料電池もしくは複数個の燃料電池を備えるとともに、燃料供給においてメタノール濃度を調整するメタノール濃度センサが一体化された、直接メタノール型燃料電池システムおよび作製方法が開示された。より詳細には、上記設計態様によれば一体化されたセンサを備えることができる。これに加え、本発明のシステムは半自給式であり、且つ配向により影響されないことから携帯式電子デバイスに対して電力を提供するなどの場合にシステムの移動を容易にすることが開示された。
本発明の特定実施例が図示かつ記述されたが、当業者であれば更なる改変および改良を想起し得よう。故に本発明は示された特定形態に限定されるのではなく、添付の各請求項において本発明の精神および有効範囲から逸脱しない全ての改変の網羅が企図されることは理解される。
複数のマイクロ流体チャネルを含む単一基体部分上に形成された一体化センサを含む本発明に係る直接メタノール型燃料電池システムの略断面図。 一体化センサが形成された本発明に係る直接メタノール型燃料電池システムの代替実施例の略断面図。 本発明の前記システムを示す簡略回路図。 本発明の前記燃料電池システムに一体化されるメタノール・センサの部分略断面図。 本発明の前記燃料電池システムに一体化されるメタノール・センサの部分略断面図。 本発明の前記燃料電池システムに一体化されるメタノール・センサの部分略断面図。

Claims (3)

  1. 単一体から形成されると共に主要面を有する基体部分と、
    前記基体部分の主要面上に第1と第2の電極を備え、同第2の電極は外気にさらされている、少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと、
    前記基体部分内に画成されると共に前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連通する流体供給チャネルであって、同流体供給チャネルは混合チャンバと少なくとも第1の燃料担持流体用流入口と第2の燃料担持流体用流入口とを備え、第1の流入口からのメタノールを含む第1の流体と第2の流入口からのとは混合チャンバ中で混合されて燃料担持流体を形成し、流体供給チャネルは燃料担持流体を、燃料電池膜電極アセンブリの第1の電極に供給する、前記流体供給チャネルと、
    前記流体供給チャネルおよび前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連絡するように前記基体部分に配置されるメタノール濃度センサであって、同メタノール濃度センサは第3の電極および第4の電極を有し、その電極間に膜が配置され、同第3の電極と第4の電極の中でのメタノールの電気化学反応によって発生して膜を通過する水素イオン数を、同メタノール濃度センサを駆動する入力電圧に対応する電流として測定し、または、第3の電極と第4の電極の中でのメタノールの電気化学反応によって発生した、膜間の電位差を電圧として測定し、その測定値は、流体供給チャネルによって供給される燃料担持流体中のメタノール濃度に比例し、それによって、前記膜電極アセンブリに対する燃料供給の監視を行なう、前記メタノール濃度センサと、
    前記基体部分内に画成されると共に、前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連通する排出チャネルと、該排出チャネルは前記流体供給チャネルから離間されて前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリからの流体を第1電極側から排出し、該排出チャネルは、第1電極側から排出された流体の少なくとも一部を、燃料電池膜電極アセンブリの第1電極側から混合チャンバへ戻すための回収と再循環のシステムを備え、前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと、協働する流体供給チャネルと、協働する排出チャネルとが単一の燃料電池アセンブリを形成することと、
    システムが複数の燃料電池膜電極アセンブリを含むときは、前記燃料電池アセンブリ間の電気的接続を行なって前記燃料電池アセンブリからの出力電圧を統合するために、前記基体部分に形成された複数の電気的接続手段と、
    を備える燃料電池システム。
  2. 単一体から形成されると共に主要面を有する基体部分であって、セラミック、プラスチック、ガラスおよびケイ素のうちから選択された材料から形成される基体部分と、
    前記基体部分の前記主要面上に形成された少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリであって、第1電極と、該第1電極と接触すると共に水素イオン伝導性電解質から形成された膜と、該膜と接触する第2電極とを備える、前記燃料電池膜電極アセンブリと、
    前記基体部分内に画成されると共に、前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連通して、前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリの第1の電極に対して燃料担持流体を供給する流体供給チャネルであって、第1の流体用流入口、第2の流体用流入口および混合チャンバを更に備え、第1の流入口からのメタノールを含む第1の流体と第2の流入口からの水とは混合チャンバ中で混合されて、燃料担持流体を形成する、前記流体供給チャネルと、
    基体部分に統合された、アノードおよびカソードを有する一体化メタノール濃度センサであって、前記アノードに流体を供給するために前記流体供給チャネルと連通し、かつ前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連絡するように配置され、それによって、同メタノール濃度センサは第3の電極および第4の電極を有し、その電極間に膜が配置され、アノードとカソードの中でのメタノールの電気化学反応によって発生して膜を通過する水素イオン数を、同メタノール濃度センサを駆動する入力電圧に対応する電流として測定し、または、第3の電極と第4の電極の中でのメタノールの電気化学反応によって発生した、膜間の電位差を電圧として測定し、メタノールの電気化学反応は、アノード中での燃料担持流体中に含まれるメタノールの酸化と、その結果起こるカソード中の水素イオンの還元と、を含み、その測定値は、流体供給チャネルによって供給された燃料担持流体のメタノールの濃度に比例する、該膜電極アセンブリに対する燃料供給の調整を提供する、前記一体化メタノール濃度センサと、
    前記基体部分内に画成されると共に前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連通する排出チャネルと、同排出チャネルは前記流体供給チャネルから離間されて、少なくとも1個の離間された燃料電池膜電極アセンブリの第1電極側から、燃料電池で使用された後の流体を排出し、該排出チャネルは前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリの第2電極および混合チャンバと流体連通されている、回収と再循環のアセンブリを更に備え、該回収と再循環のアセンブリは、燃料電池膜アセンブリから排出された流体の少なくとも一部を戻し、前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと、協働する流体供給チャネルと、協働する排出チャネルとは組み合わされて単一の燃料電池アセンブリを形成することと、
    装置が複数の燃料電池膜電極アセンブリを含むときは燃料電池アセンブリからの出力電圧を統合するために、形成された複数の燃料電池アセンブリを電気的に接続するための複数の電気的接続手段を備え、かつ、燃料電池膜アセンブリの上部に位置する、キャップ部分と、
    を備える燃料電池配列装置。
  3. 燃料電池配列装置を製造する方法であって、
    セラミック、プラスチック、ガラス、グラファイトおよびケイ素のうちから選択された材料から形成される基体部分を備える工程と、
    少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリに対して燃料担持流体を供給する流体供給チャネルであって、第1の流入口からのメタノールを含む第1の流体と第2の流入口からのとを混合して燃料担持流体を形成する混合チャンバ、およびメタノール濃度センサを更に備える流体供給チャネルを前記基体部分内に形成する工程と、
    アノードおよびカソードを含むメタノール濃度センサを形成する工程であって、前記アノードに流体を供給するために前記流体供給チャネルと連通するように、且つ前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリと連絡するように配置され、同メタノール濃度センサは第3の電極および第4の電極を有し、その電極間に膜が配置され、アノードとカソードの中でのメタノールの電気化学反応によって発生して膜を通過する電子数を、同メタノール濃度センサを駆動する入力電圧に対応する電流として測定し、または、第3の電極と第4の電極の中でのメタノールの電気化学反応によって発生した、膜間の電位差を電圧として測定し、メタノールの電気化学反応は、アノード中での燃料担持流体中に含まれるメタノールの酸化と、その結果起こるカソード中の水素イオンの還元と、を含み、その測定値は、流体供給チャネルによって供給された燃料担持流体のメタノールの濃度に比例する、該膜電極アセンブリに対する燃料供給の調整を提供する、前記メタノール濃度センサを形成する工程と、
    前記流体供給チャネルから離間されて前記少なくとも1個の離間された燃料電池膜電極アセンブリから流体を排出する排出チャネルであって、燃料電池膜電極アセンブリ第1電極側から混合チャンバへ排出された流体の一部の回収と再循環のために、少なくとも一つの燃料電池膜電極アセンブリと混合チャンバとを液体連結する、燃料担持流体の回収および再循環のための回収と再循環のシステムを更に備える排出チャネルを前記基体部分内に形成する工程と、
    前記少なくとも1個の燃料電池膜電極アセンブリを前記基体部分の前記主要面上に形成する工程であって、前記少なくとも1個の離間された燃料電池膜電極アセンブリを形成する工程は、前記基体部分の主要面上に第1電極を設ける工程であって、第1の電極は流体供給チャネルによって燃料担持流体が供給されることと、
    該第1電極に接触すると共に水素イオン伝導性電解質から形成された膜を配備する工程と、該膜と接触する第2電極を配備する工程とを含み、前記少なくとも1個の離間された燃料電池膜電極アセンブリと、協働する流体供給チャネルと、協働する排出チャネルと、が単一の燃料電池アセンブリを形成する、工程と、
    第2の電極が外気にさらされるように、燃料電池膜電極アセンブリの上にあって、装置が複数の燃料電池膜電極アセンブリを含むときは燃料電池アセンブリからの出力電圧を統合するために、形成された複数の燃料電池アセンブリ間を電気的に接続するための複数の電気的接続手段を備えるキャップ部分を形成する工程と、
    を含む、方法。
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