JP4283617B2 - ラジエータ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、建設機械等において使用されるラジエータに関する。
一般に、自動車、建設機械等には、エンジンから発生する熱を最適な状態に制御するために、ラジエータが設けられている。図6に示されているように、従来のラジエータ1は、チューブ2及びフィン3から成るコア4と、チューブ2の端部に接合されるヘッダプレート5と、ヘッダプレート5に嵌着されるタンク6と、タンク6をヘッダプレート5に固定するためのサイドプレート7と、コア4の両側に設けられたコアサポート8とから概略構成されており、サイドプレート7の端部9とコアサポート8の端部10はそれぞれヘッダプレート5に貫設されている。
そして、互いに接合される少なくとも一方の部材の表面には予めロウ材が被覆されており、ラジエータ1の前記各構成部材2,3,5,6,7,8を組立てた後、高温の炉内に挿入することにより、各接合部が一体ロウ付けされ、接合されるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平11−223477号公報 特開2000−283691号公報
ところが、上記した従来のラジエータ1では、ヘッダプレート5のロウ材が、サイドプレート7の端部9やコアサポート8の端部10のヘッダプレート5貫設箇所を通ってヘッダプレート5のコア4側に流出した後、最も外側のチューブ2に廻り込み、そのチューブ2にエロージョンを発生させるおそれがあった。そして、チューブ2にエロージョンが発生すると、フィレットが形成されなくなり、構造強度を低下させるおそれがあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、チューブに対するエロージョンの発生を防止し、構造強度を向上させることのできるラジエータを提供するものである。
本発明のラジエータは、チューブ及びフィンから成るコアと、前記チューブの端部に取り付けられるヘッダプレートと、該ヘッダプレートに取付けられるタンクと、前記コアの両側に設けられ、端部の平面部が前記ヘッダプレートに貫設されるコアサポートとを備え、該コアサポートの端部の平面部の両面にロウ吸上げ溝が長手方向に沿って複数等間隔で並列して形成されていることを特徴とする。

本発明によれば、チューブに対するエロージョンの発生を防止し、構造強度を向上させることができる等種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に係るラジエータ21の正面図を示し、図2はその側面図を示している。なお、上記した従来例と同様の構成については、図1及び図2中、図6における符号と同一の符号を付し、説明の簡略化のため、その構成についての詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るラジエータ21には、タンク6の開口端部を閉塞すると共にタンク6をヘッダプレート5に固定するためにサイドプレート7が取付けられており、サイドプレート7の端部9はヘッダプレート5に貫設され、コア4側に突出している。また、コア4の両側にはコアサポート22が設けられており、コアサポート22の端部23はヘッダプレート5に貫設され、その端部23の先端はタンク6内に突出している。
図3〜図5は、そのコアサポート22を示しており、図3はコアサポート22の平面図、図4はその側面図、図5はコアサポート22の端部23の断面図である。コアサポート22の両端部23には平板部24が形成され、平板部24の両面には、図3及び図5に良く示されているように、長手方向に沿って複数のロウ吸上げ溝25が並列して形成されている。また、このロウ吸上げ溝25より中央側のコアサポート22には、外側にU字状に形成された曲折部26が形成され、各曲折部26の間のコアサポート22には、外側に屈曲した側壁部27が形成されている。
このようなラジエータ21を組立てるには、コア4の両側にコアサポート22を設け、チューブ2の端部及びコアサポート22の端部23にヘッダプレート5を取り付ける。そして、ヘッダプレート5にタンク6を嵌着し、サイドプレート7によりタンク6の開口端部を閉塞すると共にタンク6をヘッダプレート5に取付ける。その後、このように組立てたものを、高温の炉内に挿入し、各接合部を一体ロウ付けし、接合する。この時、ヘッダプレート5のロウ材が、サイドプレート7の端部9やコアサポート22の端部23のヘッダプレート5貫設部分を通ってヘッダプレート5のコア4側に流出したとしても、そのロウ材はロウ吸上げ溝25に流れ込み、チューブ2に廻り込むことがないので、チューブ2にエロージョンが発生するおそれがない。
なお、上記した実施の形態では、サイドプレート7が設けられている場合について説明したが、本発明は、サイドプレート7の代わりに、例えば、タンク6の端部に被嵌可能な蓋等、他の形状又は構造を有する部材により、タンク6の開口端部を閉塞すると共にタンク6をヘッダプレート5に固定するようになっている場合にも、適用可能である。
本発明の実施の形態に係るラジエータを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るラジエータを示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるコアサポートの平面図である。 本発明の実施の形態におけるコアサポートの側面図である。 図3のA−A断面図である。 従来例を示す正面図である。
符号の説明
2 チューブ
3 フィン
4 コア
5 ヘッダプレート
6 タンク
21 ラジエータ
22 コアサポート
23 端部
25 吸上げ溝

Claims (1)

  1. チューブ及びフィンから成るコアと、前記チューブの端部に取り付けられるヘッダプレートと、該ヘッダプレートに取付けられるタンクと、前記コアの両側に設けられ、端部の平面部が前記ヘッダプレートに貫設されるコアサポートとを備え、該コアサポートの端部の平面部の両面にロウ吸上げ溝が長手方向に沿って複数等間隔で並列して形成されていることを特徴とするラジエータ。
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