JP4283157B2 - 半導体装置の試験方法 - Google Patents

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本発明は、集積回路としてのD/Aコンバータあるいは他の機能部ともにD/Aコンバータを搭載した混成集積回路に係り、詳しくはD/Aコンバータ部分のアナログ信号出力特性の試験方法に関するものである。
ディジタル信号入力端子に入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(あるいは混成集積回路のD/Aコンバータ部)においては、D/Aコンバータ部分のアナログ信号波形出力特性が検査される。出力検査には、リニアリティ検査やセットリングタイムの検査があり、この場合、一般には専用の検査装置(テスト装置)が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
D/Aコンバータあるいは、D/Aコンバータを有する半導体装置(以下では、これも含めてD/Aコンバータと言うこととする)の検査では、周波数分析装置あるいはこれを含み構成されたテスト装置が用いられる。例えば、仕様上30MHzで動作可能なD/Aコンバータをテストする場合、実仕様動作である30MHzで変換動作を行わせてアナログ出力の特性をテストする為には、60MHz以上でサンプリングして高速アナライザにより解析が必要になる。ところで、量産品で安価なテスト装置(テスタ)は40MHz以下程度の周波数分析装置が多く使用されているので、あまり高速な解析はできない。その為、高速動作をするD/Aコンバータでは、実仕様動作でのテストの為だけに高価な高速アナライザ等を搭載した高価なテスト装置を用いる必要がある。なお、高速アナライザは、独立したものを外付けとする場合もある。
図5は、D/Aコンバータ装置と従来のテスタ(テスト装置)の一例を示す概略構成図である。図示例では、テスタ70からディジタルの正弦波信号とクロック信号とを、D/Aコンバータ(部)を内蔵したD/Aコンバータ装置(半導体装置等)20に入力し、D/Aコンバータ装置20から出力されるアナログの正弦波信号の歪みをテスタ70内のスペクトラムアナライザで測定するように構成されている。
図5において、D/Aコンバータ装置20は、nビットのディジタル入力信号Dinとクロック入力CLKが入力され、ラッチ回路21で入力信号Dinがラッチされ、デコーダ22でデコードされ、D/Aコンバータ23でアナログ信号に変換されて、アナログ出力信号Doutとして、出力される。
このD/Aコンバータ装置20のテストには、適合するディジタル入力信号Dinとクロック入力CLKを供給し、出力されるアナログ出力信号Doutを評価するためのテスタ70を用いている。テスタ70は、クロック信号発生回路71、正弦波パターン発生回路72、A/Dコンバータ73、スペクトラムアナライザ74、およびテスト用電源75を有している。
クロック信号発生器71は、発振器などにより構成され、テストクロックCLKtとしてシステムクロックと同じ周波数の高周波クロック信号を発生し、試験信号発生回路11およびA/Dコンバータ20に供給する。正弦波パターン発生回路72は、図示はしないが、記憶部であるROMと制御部とを有している。
このROMには、種々の正弦波のテストパターンがnビット(例、10ビット)データで記憶されている。このROMには、周波数/レベル(振幅/精度)/DCバイアスの組み合わせにより多数の正弦波のパターンがテストパターンとして記憶されている。制御部の制御の元に特定のテストパターンのデータ(列)がディジタル信号入力として、クロック信号CLKtと共に、ディジタル信号入力端Dinを介してD/Aコンバータ20に供給される。
図6は正弦波テストパターン例を示す。ここでは、10ビットのディジタルデータでフルスケールの1023のレベルの正弦波を発生し、順次1ビット抜け、2ビット抜け、3ビット抜けのように、正弦波のパターンを変えている。このビット抜けの変化に応じて、出力されるアナログ信号の値が変化することを利用して、DACのビット抜けをテストする。
A/Dコンバータ73、スペクトラムアナライザ74、はいずれも、テスト用に入力されたディジタル信号に基づいて、D/Aコンバータ装置20からのアナログ出力(波形)を評価するための評価手段で、この評価結果に基づいて、D/Aコンバータ装置10の良、不良が判定される。D/Aコンバータの動作クロックに合せて高速のサンプリングが要求される。
ところで、上述図5の場合を含め、高速なD/Aコンバータの検査には、高価な高速アナライザを必要とするため、検査コストが高くなり、製品コストに反映され高コストとなってしまう。このため、高速デジタイザや高速スペクトルアナライザ等を用いずにD/Aコンバータ等をテストするための技術が各種提案されている。
これらの技術の幾つかが、例えば〔特許文献2〕,〔特許文献3〕,〔特許文献4〕等に開示されている。然しながら、これらの技術は、いずれも被検査対象となる半導体装置にテストのためのなんらかの回路を組み込むようにしたものである。このため、製造の観点からは、コスト面、回路の複雑化、省スペース性などに難点がある。
特開2002‐340992号公報 特開平06‐152412号公報 特開平11‐17539号公報 特開2001‐147256号公報
本発明は、上述したように、従来の検査において見られた問題点に鑑みてなされたもので、D/Aコンバータまたはこれを半導体装置搭載のD/Aコンバータ部の出力特性検査を、D/Aコンバータ側に特別な付加回路を搭載することもなしに従来より低コストで行うことができるD/Aコンバータ部の試験方法を新たに提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ディジタル信号入力端子に入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換してアナログ信号出力端子から出力するD/AコンバータあるいはD/Aコンバータを有する半導体装置の試験方法であって、被検査D/Aコンバータのディジタル信号入力端子に規定の周波数で任意の2種類の異なるデジタルコードを交互に入力する過程と、前記被検査D/Aコンバータのアナログ信号出力端子からの出力信号の周波数を計測する過程と、前記計測された周波数が前記規定の周波数の1/2である場合に当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する判定過程と、からなる半導体製造方法の試験方法としても良い。これにより、D/Aコンバータの出力特性検査を低コストで行うことができる。
発明方法は、ディジタル信号入力端子に入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換してアナログ信号出力端子から出力するD/AコンバータあるいはD/Aコンバータを有する半導体装置の試験方法であって、被検査D/Aコンバータのディジタル信号入力端子に規定の周波数で任意の2種類の異なるデジタルコードを交互に入力する過程と、前記被検査D/Aコンバータのアナログ信号出力端子からの出力信号の周波数を計測する過程と、前記計測された周波数が前記規定の周波数の1/2であり、且つ、アナログ信号出力端子からの出力信号の各極大電圧値が予め定めた第1の値以上であり、各極小電圧値が予め定めた第2の値以下である場合に、当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する判定過程と、からなることを特徴とする。これにより、D/Aコンバータの出力特性検査を低コストで行うことができる。
これらの方法において、前記2種類の異なるデジタルコードを、被検査D/Aコンバータの仕様入力範囲のそれぞれ最大値と最小値とすると好ましい。また、前記デジタルコードを入力する規定周波数を、被検査D/Aコンバータの要求仕様の上限周波数とすると好ましい。これにより実使用に則して不良品を発見・排除できる。
本発明によればD/Aコンバータあるいは集積回路搭載のD/Aコンバータのアナログ信号波形出力特性のテストで、高価な高速アナライザ等を搭載したテスト装置を用いることなく、量産品で広く使用されている低速なテスト装置にてD/Aコンバータのアナログ信号波形出力特性のテストを実施でき、また、被テスト装置に特別な付加回路を搭載する必要も無いので製造コストの削減が達成できる。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、第1の実施の形態は参考例とする。図1は、本発明に係る試験方法を実行するためのテスト装置10をD/Aコンバータ20とともに示した概略ブロック図である。
図1におけるD/Aコンバータ装置20は、先の図7において説明したのと全く同一の構成であるからその説明は省略する。このD/Aコンバータ装置20のテストには、接続されているテスト装置10から適合するディジタル入力信号Dinとクロック入力CLKを供給し、出力されるアナログ出力信号Doutをテスト装置10で評価する。
テスト装置10は、任意のディジタル信号を任意の周波数で発生する試験信号発生回路12、クロック信号発生回路11、波形変形回路13、周波数カウンタ14、判定回路15、および電源部16を含み構成されている。試験信号発生回路11およびクロック信号発生回路12は、試験信号発生部10aを構成している。また、波形変形回路13および周波数カウンタ14と判定回路15は判定部10bを構成している。
クロック信号発生器11は、発振器などにより構成され、テストクロックCLKtとして例えばシステムクロックと同じ周波数(クロック周期の逆数)の高周波クロック信号を発生し、試験信号発生回路11およびD/Aコンバータ20に供給する。このクロック信号CLKtは任意の周波数に可変になっている。
試験信号発生回路12は、規定の周波数(ここでは、クロック発生回路12からのクロック信号CLKtの周波数)で任意の2種類のnビットのデジタルコードをクロック信号毎に交互に発生してD/Aコンバータ20に入力する。すなわち、試験信号発生回路12は、図示しない制御部の制御の元に特定の2つのデータがディジタル信号入力として選択され、クロック信号CLKtに同期して交互に、ディジタル信号入力端子Dinを介してD/Aコンバータ20に供給される。
判定部10bは、D/Aコンバータ20のアナログ信号出力端子からの出力信号の周波数を計測する。判定部10bでは、波形調整回路13の出力の周波数を周波数カウンタ14で測定し、判定回路15が得られた測定周波数値が試験周波数の1/2である場合に当該被検査D/Aコンバータを良品と判定するが、測定周波数値が試験周波数の1/2でなかったり、安定した測定結果が得られない場合には、当該D/Aコンバータを不良と判定する。判定結果は、図示しない表示器を使って視認可能に表示したり制御用に外部に出力される。
本発明方法では、例えば図1の如き検査構成の下に行われ、被検査D/Aコンバータのディジタル信号入力端子に規定の周波数で任意の2種類のデジタルコードを交互に連続的に入力し、対応してD/Aコンバータから出力されるアナログ出力信号の周波数を計測し、前記アナログ出力信号の周波数が前記規定の周波数の1/2である場合に、当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する。
以下、本発明による検査手順を具体的に説明する。ここでは、集積回路のD/Aコンバータ部の仕様として、例えば8ビット構成で動作周波数として30MHzで動作し出力範囲が0V〜3.0VのD/Aコンバータ部をテストする場合について説明する。
ディジタル信号発生部10aの試験信号発生器12は、入力デジタルコードを最小値"0000_0000b"(00h)と最大値(フルスケール)"1111_1111b"(FFh)のデジタルコードを、30MHz(入力周波数)のクロック信号に同期させて交互にD/Aコンバータ20へと入力する。これに対応してD/Aコンバータ20は、D/A変換動作を行う。
この時のD/Aコンバータ20からのアナログ出力は、当該D/Aコンバータが規格を満たしているものであれば、図2のタイミング図に示すように反転周期が動作クロック(入力周波数)30MHzの1/2・Vcc付近を中心にしたサイン波に近い方形波となる。すなわち、D/Aコンバータ20からのアナログ出力は、繰り返し周期(周波数)が、30MHzの1/2である15MHzのサイン波に近い方形波となる。この、アナログ出力は周波数カウンタ14でカウントされて、周波数15MHzとの測定結果が得られ、判定回路15が良品と判定して良品の旨の検査結果が表示される。
これに対して、動作不良品や出力規格を極端に逸脱したものの場合には出力が得られない。すなわち、出力が一定のDCレベルに固定されるか、あるいは振幅が十分でなく周波数カウントミスを伴う等の理由で周波数測定結果が正確に15MHzにはならない。従って周波数測定結果から、出力規格を満足しないD/Aコンバータであることが容易に判別でき、判定回路15は不良品である旨を表示等する。
上述したように、本実施の形態では、D/Aコンバータのアナログ出力の周波数を計測し、約15MHzであるか否かを確認することにより実仕様動作における出力特性の良否を判定する。すなわち、その出力信号周波数が約15MHzの場合にのみ当該D/Aコンバータが良品であると判定する。このように、D/Aコンバータの出力を周波数測定することにより実仕様動作時の主特性としてのセトリングタイムのテストが実施できる。
D/Aコンバータの特性としては実仕様動作周波数30MHzで入力コードがフルスケールで振れた場合が、条件的に厳しく、出力特性の良否が周波数に顕著に反映される。従って、検査時設定条件として、実仕様動作周波数で入力コードがフルスケール範囲とするのが好ましい。しかしこのコードを任意に変える事も同じ技術範疇であり、D/Aコンバータからの出力波形が一定以上の振幅を伴う動作となるようにすれば、特にコードに関しては特定する必要はない。また、D/Aコンバータの規格上限動作周波数あるいはこれを更に上回る周波数の入力クロックで動作させて検査を行うようにしても良い。
なお、テスト装置10は、図示した構成よりも簡易な構成とすることもでき、判定回路を省略し、周波数カウンタには周波数を表示する汎用のものを用いてその指示値を検査作業者が読み取り、被検査D/Aコンバータの良否を判定するような態様も考えられる。周波数測定手段として、周波数カウンタ以外のものを用いることも勿論できる。スペクトルアナライザを用いるようにしても良い。要は、D/Aコンバータ20からの出力(波形)の周波数が計測できれば良い。
あるいは、市販品のテスト装置(テスタ)を用いることもできる。この種装置は、一般に上記したテスト装置10と同等の機能を備えている。周波数的には、D/Aコンバータの動作周波数の半分の周波数が処理できれば良い。従って、量産品の安価なテスト装置をここでいうテスト装置として用いることができる。
図1に示した検査システムにおいて実行される、本発明方法の第1実施の形態では、テスタ10からD/Aコンバータ装置20に、クロック信号に同期して2種類のディジタル信号を交互に繰り返して入力し、D/Aコンバータ装置から出力されるアナログ出力信号をテスタ10に入力して、波形変形回路を介して周波数カウンタで前記アナログ出力信号の周波数を計測し、得られた周波数の値から検査対象のD/Aコンバータの良否を判定する。高価なアナライザ等を搭載したテスト装置が不要であるため検査コストが低減され製品コストが下がる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の本発明方法について実施形態により説明する。この第2実施形態では、D/Aコンバータの出力特性をディジタル的に30MHz間隔でコンパレートしてHレベルとLレベルが交互に出力されていることを確認することで良否を判定する。D/Aコンバータ20の出力をディジタル的に30MHz間隔でコンパレートしてHレベルとLレベルが交互に出力されていることが確認できた場合に良品とする。D/Aコンバータの実仕様動作時での主特性としてのセトリングタイムの検査が行える。
図3は、第2実施形態の試験方法を実行するためのテスト装置(テスタ)10BをD/Aコンバータ20とともに示した概略ブロック図である。また、図4は実施の形態におけるD/Aコンバータ出力の比較処理例を示したタイミング図である。なお、D/Aコンバータ20は前出のものと全く同じものである。
テスト装置10Bは、図1と同じ試験信号発生部10a(試験信号発生回路11およびクロック信号発生回路12)と、振幅判定回路17からなる判定部10cと、電源部16を備えている。試験信号発生部10aと電源部16については、図1に示したものと全く同じなのでこれらの説明は省略する。
判定部10cでは、試験信号発生部10aから入力される規定信号に対応してD/Aコンバータ20から出力されるアナログ信号を、クロック信号に同期してディジタル的にコンパレートしてHレベルとLレベルが交互に出力されていることを確認することでD/Aコンバータ20の出力特性をテストする。すなわち、アナログ信号出力端子からの出力信号の各極大電圧値が予め定めた第1の値以上であり、各極小電圧値が予め定めた第2の値以下である場合に、当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する。
例えば、規定のD/Aコンバータ20は、"1111_1111b"(FFh)にて電圧3Vを出力し(以下、Lレベルと言う)、"0000_0000b"(00h)にて電圧0Vを出力する(以下、Hレベルと言う)ものとする。この場合、本実施の形態では、Lレベルに対応して予め定めた基準電圧を0.5Vとし、Hレベルに対応して予め定めた基準電圧を2.5Vとして、振幅判定回路17でD/Aコンバータ20のアナログ出力をクロック信号に同期させて(好ましくは、クロック信号から僅かに遅延させたタイミングで)例えば30MHz間隔にて交互にそれぞれのレベルの基準値としてHレベルとLレベルが交互に出力されていることが確認できた場合に良品とする。
既述したように、D/Aコンバータの特性で実仕様動作30MHzで入力コードがフルスケールで振れた場合が、条件的に厳しく不良品の判別も容易になる。しかしこの実施の形態においても、2つの入力コードを任意の適宜な値に設定する事も同じ手法であり、特にコードに関しては特定しないが、2つの入力コードに対応する出力値が十分に差があるように設定することが好ましい。
第2実施の形態の場合も、簡単な構成のテスト装置により、D/Aコンバータの検査が行え、高価なアナライザ等を搭載したテスト装置が不要であるから検査コストが低減され製品コストが下がる。なお、市販品のテスト装置は一般に上記したテスト装置10Bと同等の機能を備えているのでここでいうテスト装置として用いることができる。この場合も周波数的にはD/Aコンバータの動作周波数の半分の周波数が処理できれば良いため、量産品の安価なテスト装置で足り、従来よりも低コスト化が図れる。
上述説明から判るように、第2の本発明では、被検査D/Aコンバータ部のディジタル信号入力端子に規定の周波数で任意の2種類の異なるデジタルコードを交互に入力するようにし、計測された周波数が前記規定の周波数の1/2の周波数で、アナログ信号出力端子からの出力信号の各極大電圧値が予め定めた第1の値以上であり、各極小電圧値が予め定めた第2の値以下である場合に、当該当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する。
本発明の試験方法を実行するためのテスト装置をD/Aコンバータとともに示した概略ブロック図である。 本発明に係る入力デジタルコードとD/Aコンバータのアナログ信号波形出力の関係等を示すタイミング図である。 第2実施形態の試験方法を実行するためのテスト装置をD/Aコンバータとともに示した概略ブロック図である。 D/Aコンバータ出力の比較処理例を示したタイミング図である。 D/Aコンバータ装置と従来のテスタ(テスト装置)の一例を示す概略構成図である。 図5のシステムでの正弦波テストパターンの一例を示す図である。
符号の説明
10,10B…テスト装置(テスタ)
10a…試験信号発生部
10b,10c…判定部
11…クロック信号発生回路
12…試験信号発生回路
13,13B…波形変形回路
14…周波数カウンタ
15…判定回路
16…電源部
17…振幅判定回路
20…D/Aコンバータ
CLK…クロック入力
Din…ディジタル入力信号
Dout…アナログ出力信号

Claims (3)

  1. ディジタル信号入力端子に入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換してアナログ信号出力端子から出力するD/AコンバータあるいはD/Aコンバータを有する半導体装置の試験方法であって、
    被検査D/Aコンバータのディジタル信号入力端子に規定の周波数で任意の2種類の異なるデジタルコードを交互に入力する過程と、
    前記被検査D/Aコンバータのアナログ信号出力端子からの出力信号の周波数を計測する過程と、
    前記計測された周波数が前記規定の周波数の1/2であり、且つ、アナログ信号出力端子からの出力信号の各極大電圧値が予め定めた第1の値以上であり、各極小電圧値が予め定めた第2の値以下である場合に、当該被検査D/Aコンバータを良品と判定する判定過程と、からなることを特徴とする半導体装置の試験方法。
  2. 前記2種類の異なるデジタルコードを、被検査D/Aコンバータの仕様入力範囲のそれぞれ最大値と最小値とした、請求項1に記載の半導体装置の試験方法。
  3. 前記デジタルコードを入力する規定周波数を、被検査D/Aコンバータの要求仕様の上限周波数とした、請求項1または2に記載の半導体装置の試験方法。
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