JP4281865B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、ウェット性能を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウェット性能を向上するため、トレッド面に設けたブロックの接地表面に溝底側の側壁面に開口して溝部に連通するようにしたサイプや孔部を排水路として形成した空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ブロックの接地表面の水分を排水路を介して溝部に排水することで、ブロックの接地性を向上し、それによりウェット性能を高めるようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−247113号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の車両の高性能化に伴い、より安全性が高いタイヤが求められており、雨天走行時の安全走行を左右するウェット性能についても、一層の改善が求められていた。
【0005】
本発明は、ウェット性能を向上することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口を前記主溝の深さ方向に長い開口に形成したことを特徴とする。
【0007】
ウェット路面を走行した際に、接地した陸部の接地表面開口から貫通孔内に流れ込んだ水が側壁面開口から主溝に排水されるが、上記のように貫通孔の側壁面開口を主溝の深さ方向に長い開口に形成して、排水に影響する主溝に対する排水幅(主溝の延在 (排水)方向と直交する方向の長さ)を大きくするため、側壁面開口から主溝に排水する効果を高めることができ、その結果、陸部の接地表面における接地性を改善することができるので、ウェット性能の向上が可能になる。
【0008】
本発明の他の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口の面積を接地表面開口より広くしたことを特徴とする。
【0009】
このように貫通孔の側壁面開口を広くすることによっても、側壁面開口から主溝に排水する効果を増大させることができるので、ウェット性能を向上することができる。
【0010】
本発明の更に他の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記陸部の接地表面に前記貫通孔に連通するサイプを設けると共に、前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成したことを特徴とする。
【0011】
このようにサイプと貫通孔を組み合わせることによっても、陸部の接地性を改善して、ウェット性能を向上することが可能になる。
【0012】
本発明の更に他の空気入りタイヤは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成したことを特徴とする。
【0013】
このように側壁面開口周囲を凹凸面に形成することで、側壁面開口周囲を流れる主溝内の水を側壁面から剥離させることが可能になるため、側壁面開口から主溝内への排水を促進することができ、その結果、陸部の接地性を改善してウェット性能を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、タイヤ回転方向Rを一方向に指定したトレッド面1には、タイヤ周方向Tに沿って延在する複数(図では4本)の主溝2が設けられている。
【0016】
タイヤセンターラインCLの両側に配置した2本の内側の主溝2A間には、タイヤ周方向Tに沿って延在するリブ(陸部)3が区分形成されている。2本の外側の主溝2Bよりタイヤ外側には、タイヤ周方向Tに沿って延在する細溝4とタイヤ幅方向に延在する横溝5により複数のブロック(陸部)6が区分形成されている。各ブロック6の接地表面には、タイヤ幅方向に延在するサイプ7が設けられている。
【0017】
主溝2A,2B間にはタイヤ周方向Tに沿って延在する細溝8が形成され、この細溝8と主溝2Aと間にタイヤ周方向Tに沿って延在するリブ(陸部)9が区分形成されている。タイヤ幅方向に延在し、細溝8と主溝2Bに連通する横溝10がタイヤ周方向Tに沿って所定のピッチで配置され、これら細溝8、主溝2B、及び横溝10により区分形成された複数のブロック (陸部)11が設けられている。
【0018】
リブ3,9及びブロック11の接地表面3a,9a,11aには、隣接する主溝2の溝底側の側壁面3b,9b,11bに開口して主溝2に連通する貫通孔12が設けられている。これらの貫通孔12は、図2〜5に示すいずれかの構成、好ましくは、それらを組み合わせた構成を採用するようになっている。なお、図2〜5では、リブ3,9及びブロック11に相当する陸部を13、その接地表面を13a、側壁面を13bで示し、図はブロックからなる陸部の例である。
【0019】
図2は、貫通孔12の接地表面開口12aが円形であるのに対して、側壁面開口12bが主溝2の深さ方向に長い開口に形成した楕円状になっている。接地表面開口12aと側壁面開口12bの開口面積は同じである。
【0020】
ウェット路走行において、接地時に接地表面開口12aから貫通孔12内に流れ込んだ水が側壁面開口12bから主溝2に排出されるが、このように貫通孔12の側壁面開口12bを主溝2の深さ方向に長い開口に形成することにより、排水に影響する主溝2に対する排水幅(主溝2の延在 (排水)方向と直交する方向の長さ)を広くすることができるので、側壁面開口12bから主溝2に排水を促進することができる。そのため、陸部13の接地性が改善され、ウェット性能を向上することが可能になる。
【0021】
側壁面開口12bの深さ方向長さaとしては、隣接する主溝2の深さの15〜70%にすることができる。深さ方向長さaが主溝2の深さの15%より短いとウェット性能を改善することが難しくなる。逆に70%を超えると、陸部の剛性上好ましくない。好ましくは、20〜35%にするのがよい。
【0022】
図3は、貫通孔12の側壁面開口12bの面積が接地表面開口12aのそれより広くしてある。接地表面開口12aと側壁面開口12bの形状は、共に円形である。このように貫通孔12の側壁面開口12bを広くすることによっても、側壁面開口12bから主溝2に対して排水を促進することができるため、陸部13の接地性が改善され、ウェット性能を向上することができる。
【0023】
貫通孔12の接地表面開口12aの面積と側壁面開口12bの面積との比としては、1.2〜5の範囲にするのがよい。比が1.2より小さいと、ウェット性能を改善することが難しくなる。逆に5を超えると、陸部の剛性上好ましくない。好ましくは、1.5〜2.25にするのがよい。
【0024】
上記のように側壁面開口12bの面積を広くする場合、その面積は陸部の大きさにより適宜選択することができるが、現状の設計条件などでは0.79〜176.7mm2 、好ましくは、3.1〜28.3mm2 の範囲にするのがよい。
【0025】
図4は、本発明の参照図である。図4において、陸部13の接地表面13aに貫通孔12に連通するサイプ14を設けたものである。サイプ14は深さ方向にも貫通孔12に連通しながら延在し、接地表面開口12aと側壁面開口12bの両方に連通している。接地表面開口12aと側壁面開口12bの形状は共に円形で、開口面積は同じである。このようにサイプ14と組み合わせることによっても、陸部13の接地性を改善して、ウェット性能を向上することができる。
【0026】
タイヤ幅方向に延在するサイプ14は、図示するように、貫通孔12から隣接する主溝2まで連通するように配設するのが好ましいが、主溝12に連通しないサイプであってもよい。
【0027】
図5は、陸部13の側壁面13bにおいて、貫通孔12の側壁面開口12b周囲が複数の半球状のディンプル(凹部)15を形成した凹凸面16に形成されている。接地表面開口12aと側壁面開口12bの形状は共に円形で、開口面積は同じである。
【0028】
このように側壁面開口12b周囲を凹凸面15に形成することで、側壁面開口12b周囲を流れる主溝2内の水が側壁面13bから剥離し、それにより側壁面開口12bから主溝2内に排水し易くすることができるので、陸部13の接地性が改善され、ウェット性能の向上が可能になる。
【0029】
凹凸面16は、上述したディンプル15に代えて、半球形状などの凸部を形成することにより凹凸状にしたものであってもよく、またディンプル15と凸部を組み合わせた形状であってもよい。
【0030】
凹凸面16の高さ(ディンプル15の場合には深さ、凸部の場合には高さ)としては、0.2〜3mmにするのがよい。高さが0.2mmより小さいと、十分な剥離効果を得ることが難しくなる。逆に3mmを超えると、乱流の影響により排水効果が低減する。好ましくは、0.5〜2mmがよい。
【0031】
図6に示すように、側壁面開口12bの中心Oから縁までの距離をx(mm)、側壁面開口12bの縁から側壁面開口12bに最も近い側に並ぶディンプル15Aの縁までの距離をy(mm)とすると、距離yがx≦y≦5x、好ましくは約3xとなるようにディンプル15Aを側壁面開口12bの周囲に配置するのがよい。距離yがxより小さいと、剥離効果を発揮することが難しくなる。逆に5xを超えると、ディンプルとしての効果はあまり変わらず、主溝2内の流れを乱す効果が大きくなる。
【0032】
隣接するディンプル15の中心間距離zとしては、1〜5mmの範囲にするのがよい。中心間距離zが1mm未満であると、ディンプル15が集まって実質的に大きなディンプルとなるため、主溝2内の流れを阻害する。逆に5mmを超えると、ディンプルによる剥離効果が低下する。好ましくは、3mm程度にするのがよい。
【0033】
ディンプル15に代えて、凸部を設けた場合も同様である。また、ディンプル15と凸部の両者を設けた場合には、凹凸面16の高さは、ディンプル15の深さと凸部の高さを合計した値、中心間距離zは、隣接するディンプル15間、または隣接する凸部間、または隣接するディンプル15と凸部間の中心間距離である。
【0034】
ディンプル15や凸部の形状は、上述した半球状に限定されず、他の形状であってもよい。
【0035】
本発明において、貫通孔12の位置としては、図7に示すように、陸部13のタイヤ幅方向エッジ13eから陸部幅Mの25%以上陸部13の内側の領域Nに配置するのが陸部剛性の点から好ましい。
【0036】
貫通孔12の側壁面開口12bの位置としては、上記のようにタイヤ回転方向Rが一方向に指定されている場合には、図8に示すように、接地表面開口12aよりタイヤ回転方向後方側に配置するのが側壁面開口12bからの排水促進効果を高める上で好ましいが、図2〜5に示すように、接地表面開口12aと同じ位置であってもよい。タイヤ回転方向Rが一方向に指定されていない場合には、接地表面開口12aと同じ位置に配置する。
【0037】
陸部13がリブ3,9の場合には、貫通孔12の側壁面開口12bを接地表面開口12aより隣接する主溝2の溝深さの80%以上タイヤ回転方向後方側に配置するのが、排水促進効果を高める上よい。上限値としては、120%以下にするのがよく、これをを超えると、孔内に水が長く止まり過ぎるようになるため好ましくない。好ましくは、約100%タイヤ回転方向後方側に配置するのがよい。
【0038】
陸部13がブロック11の場合には、貫通孔12の接地表面開口12aと側壁面開口12bとの差を、ブロック11のタイヤ周方向長さLの10〜40%の範囲にするのが上記と同様の理由でよい。このように接地表面開口12aよりタイヤ回転方向後方側に側壁面開口12bを配置する場合、ブロック剛性の点から、接地表面開口12aをブロック11のタイヤ回転方向側エッジ11fからブロック11のタイヤ周方向長さLの20〜30%の範囲に、側壁面開口12bをタイヤ回転方向側エッジ11fからタイヤ周方向長さLの40〜60%の範囲に配置するのがよい。
【0039】
好ましくは、貫通孔12の接地表面開口12aをブロック11のタイヤ回転方向側エッジ11fからブロック11のタイヤ周方向長さLの約25%の位置、側壁面開口12bをタイヤ回転方向側エッジ11fからタイヤ周方向長さLの約50%の位置に配置するのがよい。
【0040】
貫通孔12の側壁面開口12bは、その下縁12x(図8参照)が主溝2の溝底から1.6mmの位置より溝底側となるように側壁面13bに設けるのが、排水効果の点から好ましい。
【0041】
貫通孔12の形状は、上述したように接地表面開口12aを円形、側壁面開口12bを楕円形や円形にするのがクラックなどの点から好ましいが、それに限定されず、曲線を組み合わせた形状や、矩形状で角部を曲線にした形状などにすることもできる。
【0042】
【実施例】
タイヤサイズを205/65R15、トレッドパターンを図1で共通にし、図2に示す貫通孔を設けた本発明タイヤ1、図3に示す貫通孔を設けた本発明タイヤ2、図4に示す貫通孔を設けた参照タイヤ、図5に示す貫通孔を設けた本発明タイヤ、及び貫通孔の接地表面開口と側壁面開口を共に円形で同じ面積にした従来タイヤをそれぞれ作製した。各貫通孔の接地表面開口と側壁面開口の寸法は、表1に示す通りである。
【0043】
また、本発明タイヤ1において、接地表面開口の面積と側壁面開口の面積は同じであり、本発明タイヤにおいて、凹凸面の高さは0.7mm、隣接するディンプルの中心間距離は2mmである。
【0044】
各試験タイヤ共に、貫通孔の接地表面開口を陸部のタイヤ幅方向エッジから陸部幅の50%の位置に配置し、ブロックの貫通孔は、更に接地表面開口をブロックのタイヤ回転方向側エッジからブロックのタイヤ周方向長さの25%の位置に配置した。貫通孔の側壁面開口は、8mm後方にずれており、側壁面開口の下縁は主溝の溝底に位置させている。主溝の深さは8.2mmである。
【0045】
これら各試験タイヤをリムサイズ15×6JJのリムに装着し、空気圧を200kPa にして、排気量2000ccの車両に取り付け、以下に示す方法により、ウェット性能の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
ウェット性能
平均水深10mmのウェット路面を走行した際にハイドロプレーニング現象が発生した時の速度を測定し、その結果を従来タイヤを100とする指数値で評価した。この値が大きいほど、ウェット性能が優れている。
【0046】
【表1】
Figure 0004281865
表1から、本発明タイヤは、ウェット性能を改善できることがわかる。
【0047】
【発明の効果】
上述したように本発明は、陸部の接地表面に設けた主溝に連通する貫通孔を上記のように規定することにより、ウェット性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の要部展開図である。
【図2】陸部に設けた貫通孔の一例を示す斜視図である。
【図3】陸部に設けた貫通孔の他の例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の参照例として、陸部に設けた貫通孔の例を示す斜視図である。
【図5】陸部に設けた貫通孔の更に他の例を示す斜視図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】貫通孔の位置を示す平面説明図である。
【図8】貫通孔の位置を示す側面説明図である。
【符号の説明】
1 トレッド面 2 主溝
3 リブ(陸部) 3a 接地表面
3b 側壁面 9 リブ(陸部)
9a 接地表面 9b 側壁面
10 横溝 11 ブロック (陸部)
11a 接地表面 11b 側壁面
11f タイヤ回転方向側エッジ 12 貫通孔
12a 接地表面開口 12b 側壁面開口
13 陸部 13a 接地表面
13b 側壁面 13e タイヤ幅方向エッジ
14 サイプ 15 ディンプル
16 凹凸面 L タイヤ周方向長さ
M 陸部幅 R タイヤ回転方向
T タイヤ周方向 a 深さ方向長さ

Claims (17)

  1. トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口を前記主溝の深さ方向に長い開口に形成した空気入りタイヤ。
  2. 前記貫通孔の側壁面開口の深さ方向長さを前記主溝の深さの15〜70%にした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記貫通孔の側壁面開口の面積を接地表面開口の面積以上にした請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記陸部の接地表面に前記貫通孔に連通するサイプを設けた請求項1,2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成した請求項1,2,3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口の面積を接地表面開口より広くした空気入りタイヤ。
  7. 前記貫通孔の接地表面開口の面積と側壁面開口の面積との比を1.2〜5にした請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記陸部の接地表面に前記貫通孔に連通するサイプを設けた請求項6または7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成した請求項6,7または8に記載の空気入りタイヤ。
  10. トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記陸部の接地表面に前記貫通孔に連通するサイプを設けると共に、前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成した空気入りタイヤ。
  11. 前記サイプが前記主溝に連通する請求項10に記載の空気入りタイヤ。
  12. トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝を設け、該主溝により陸部を区分形成し、該陸部の接地表面に前記主溝の溝底側の側壁面に開口して該主溝に連通する貫通孔を設けた空気入りタイヤにおいて、前記貫通孔の側壁面開口周囲を凹凸面に形成した空気入りタイヤ。
  13. 前記凹凸面の高さを0.2〜3mmにした請求項12に記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記貫通孔を前記陸部の接地表面に該陸部のタイヤ幅方向エッジから陸部幅の25%以上陸部内側に配置した請求項1乃至13のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  15. 前記トレッド面がタイヤ回転方向を一方向に指定したトレッド面であり、前記貫通孔の側壁面開口を接地表面開口よりタイヤ回転方向後方側に配置した1乃至14のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  16. 前記陸部がタイヤ周方向に延在するリブを有し、該リブの接地表面に設けた前記貫通孔の側壁面開口を接地表面開口より前記主溝の溝深さの80〜120%タイヤ回転方向後方側に配置した請求項15に記載の空気入りタイヤ。
  17. 前記トレッド面にタイヤ幅方向に延在する横溝をタイヤ周方向に所定のピッチで配置し、前記陸部が該横溝により区分されたブロックを有し、該ブロックの接地表面に設けた前記貫通孔の接地表面開口を前記ブロックのタイヤ回転方向側エッジから該ブロックのタイヤ周方向長さの20〜30%の範囲に、前記側壁面開口を前記ブロックのタイヤ回転方向側エッジから該ブロックのタイヤ周方向長さの40〜60%の範囲に配置した請求項15に記載の空気入りタイヤ。
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