JP4281581B2 - 接触抵抗評価素子、その製造方法、及び接触抵抗評価方法 - Google Patents

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この発明は、接触抵抗評価素子、その製造方法、及び接触抵抗評価方法に関する。
半導体電子回路を形成する際に、半導体に対し低い接触抵抗特性を有するオーミック電極を形成することが重要である。従来、その接触抵抗を評価するために、伝送線路モデル(TLM:Transmission Line Model)法が行われてきた(例えば、非特許文献1参照)。
図を参照して、TLM法について簡単に説明する。図3はTLM法で用いられる接触抵抗評価素子を説明するための図である。図3(a)は、上面からみた概略的平面図であり、図3(b)は、概略的断面図である。
半導体基板111中に導電層113が形成されている。導電層113は、n型不純物又はp型不純物のイオン注入によってn+型又はp+型の導電層になっている。導電層113の表面に同じ大きさかつ同じ形状の第1、第2及び第3コンタクト電極(以下、単に電極と称することもある。)121、123及び125が形成されている。ここでは、第1、第2及び第3電極121、123及び125は長方形状であり、第2及び第3電極123及び125は、第1電極121の長辺に垂直な方向に平行移動された位置に配置されている例について説明する。通常、この第1、第2及び第3電極121、123及び125は、絶縁膜115(図3(a)では図示しない)の中に埋め込まれていて、計測のための引き出し電極(図示しない。)が取り付けられている。
第1電極121と第3電極125との間の距離をL1、第2電極123と第3電極125との間の距離をL2とする。ここでは、L2をL1の2倍としている。
第1電極121と導電層113との間のコンタクト抵抗(接触抵抗)をRc1とし、第2電極123と導電層113との間のコンタクト抵抗をRc2とし、さらに、第3電極125と導電層113との間のコンタクト抵抗をRc3とする。第1、第2及び第3電極121、123及び125は、同じ大きさであることから、第1、第2及び第3電極121、123及び125と導電層113との間のコンタクト抵抗は等しいので、各電極と導電層113との間のコンタクト抵抗をRc(=Rc1=Rc2=Rc3)とする。
第1電極121と第3電極125との間の導電層の抵抗であるシート抵抗をRs1とし、さらに、第2電極123と第3電極125との間のシート抵抗をRs2とする。第1電極121と第2電極123を対辺とするような長方形状に限定された領域に導電層113が形成されているときは、シート抵抗Rs1とRs2の値は、電極間の距離に比例して決まるので、Rs2=Rs1×2となる。
第1電極121及び第3電極125の間の抵抗R1を測定すると、測定される抵抗R1は、第1及び第3電極121及び125の間のシート抵抗Rs1とそれぞれの接触抵抗Rc1及びRc3との和になるので、式(1)のように表される。
R1=Rc1+Rs1+Rc3 (1)
ここで、Rc1=Rc3=Rcであるので、式(1)は式(2)のように変形される。
R1=Rc×2+Rs1 (2)
第2電極123と第3電極125との間の抵抗R2を測定すると、測定される抵抗R2は、式(2)で表された抵抗R1と同様に式(3)のように表される。
R2=Rc×2+Rs2 (3)
式(2)及び式(3)とRs2=Rs1×2の関係から、シート抵抗Rs1及びRs2を消去すると、式(4)が得られる。
Rc=(R1×2−R2)/2 (4)
接触抵抗Rcは、測定される抵抗値R1及びR2から、式(4)を用いて求められる。
大森正道著「超高速化合物半導体デバイス」p.200〜201、培風館 1986年
しかしながら、上述のTLM法では、接触抵抗評価素子は、コンタクト電極の配置に応じて限定された領域に導電層を備える必要がある。接触抵抗評価素子の限定された領域に導電層を設けるため、半導体表面に絶縁膜を形成する工程、ホトリソ・エッチングにより開口部を設ける工程、選択拡散により導電層を形成する工程などが必要であった。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、コンタクト電極の配置に応じて導電層の領域を限定することなく、接触抵抗を測定できる接触抵抗評価素子の構造、その製造方法、及びこの接触抵抗評価素子を用いた接触抵抗の評価方法を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明の接触抵抗評価素子は、半導体基板上にオーミックコンタクトにより形成された第1及び第2接触抵抗評価電極と共通電極とを備えて構成されている。第1接触抵抗評価電極と共通電極との間の半導体部分の第1半導体抵抗と、第2接触抵抗評価電極と共通電極との間の半導体部分の第2半導体抵抗とを等しくし、かつ第1接触抵抗評価電極の面積と第2接触抵抗評価電極の面積とを異なる面積としている。
上述した接触抵抗評価素子の好適実施例によれば、第1及び第2接触抵抗評価電極が共
通電極に対して対称な位置に配置されているのが良い。また、第1及び第2接触抵抗評価電極が矩形状であり、第1接触抵抗評価電極の、共通電極に対向する辺の長さと、第2接触抵抗評価電極の、共通電極に対向する辺の長さとが等しくするのが良い。
さらに、上述した接触抵抗評価素子は、共通電極の面積が、前記第1及び第2接触抵抗評価電極の面積よりも大きいことが好ましい。
上述した目的を達成するために、この発明の接触抵抗評価素子の製造方法は以下の工程を含んでいる。先ず、半導体基板に、p型又はn型の不純物をイオン注入することにより、p型又はn型の導電層を設ける。次に、半導体基板の導電層上に、ホトレジストを設ける。次に、ホトリソグラフィ法により、ホトレジストに、共通電極形成用開口部を設け、かつ、ホトレジストの共通電極形成用開口部に対して対称な位置に、第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部を設けてホトレジストパターンを形成する。次に、ホトレジストパターンをマスクとした蒸着により、共通電極形成用開口部に共通電極を、かつ、第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部に第1及び第2接触抵抗評価電極を、それぞれオーミック電極として形成する。次に、ホトレジストパターンを除去する。
上述した目的を達成するために、この発明の接触抵抗評価方法は、以下のように実施される。上述の接触抵抗評価素子を用いて、第1接触抵抗評価電極と共通電極間の第1抵抗R1を測定し、第2接触抵抗評価電極と前記共通電極間の第2抵抗R2を測定する。第1抵抗R1、第2抵抗R2、及び第1接触抵抗評価電極に対する第2接触抵抗評価電極の面積の比kから第1及び第2接触抵抗評価電極の接触抵抗Rc1及びRc2を以下の式
Rc1=(R1−R2)/(1−1/k)
Rc2=(R1−R2)/(k−1)
から求める。
この発明の接触抵抗評価素子及び接触抵抗評価方法を用いると、導電層の領域を、接触抵抗評価電極の配置によって限定することなく、接触抵抗の評価が可能となるので、従来、導電層の面積が小さいためTLM法の適応が困難であったメサ型トランジスタに対しても容易に接触抵抗の評価を行うことができる。
共通電極の面積を、第1及び第2接触抵抗評価電極の面積よりも大きくすることで、共通電極の接触抵抗を相対的に小さくし、より精度良く接触抵抗評価を行うことができる。
この発明の接触抵抗評価素子の製造方法によれば、接触抵抗評価電極の配置によって限定された領域の導電層が不要であるので、この限定された領域に導電層を形成するために必要な工程を、含まない簡単な工程で製造することができる。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の大きさ、形状および配置関係についてはこの発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、各構成要素の組成(材質)および数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されない。
(接触抵抗評価素子及び接触抵抗評価方法)
図を参照して、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の接触抵抗評価素子を説明するための図であり、図1(a)は、概略的平面図であり、図1(b)は、概略的断面図である。
半導体基板11中に導電層13が形成されている。導電層13は、n型不純物又はp型不純物のイオン注入によってn+型又はp+型の導電層になっている。導電層の表面13a上に共通電極25が形成されている。同様に、この導電層の表面13a上に、第1接触抵抗評価電極21及び第2接触抵抗評価電極23が、共通電極25に対して対称な位置に配置されている。以下、接触抵抗評価電極を単に電極と称する。また、ここで説明する構成例では、共通電極25及び第1及び第2電極を矩形形状とする。従って、第1電極21と共通電極25との間の距離をL1、第2電極23と共通電極25との間の距離をL2とすると、L1とL2が等しくなっている。
第1及び第2電極21及び23と、共通電極25とは、絶縁膜15(図1(a)では図示しない)の中に埋め込まれていて、計測のための引き出し電極(図示しない。)が取り付けられている。
第1電極21及び第2電極23はその平面形状を矩形形状としてある。第1電極21及び第2電極23の、共通電極25に対向する第1の辺(図1(a)中、縦の辺)の長さは同一とし、第1の辺に直交する第2の辺(図1(a)中、横の辺)の長さは両者で相違している。この第2の辺の長さの違いによって、第1電極21と第2電極23の面積も異なっている。なお、第1電極21及び第2電極23の第1の辺の長さを等しくするのは、第1電極21と共通電極25との間を流れる電流経路と、第2電極23と共通電極25との間を流れる電流経路との対称性が失われないためである。電流経路は、図1(a)中、破線Iで示している。
第1電極21と導電層13との間の接触抵抗をRc1とし、第2電極23と導電層13との間の接触抵抗をRc2とし、さらに、共通電極25と導電層13との間の接触抵抗をRc3とする。接触抵抗は、電極の面積に逆比例するので、第2電極23の面積S2が、第1電極21の面積S1のk倍、すなわち、S2/S1=kのとき、Rc1/Rc2=kとなる。
第1電極21と共通電極25の間の第1の半導体部分の抵抗(以下、半導体抵抗と称する。)をRs1とし、さらに、第2電極23と共通電極25との間の第2半導体抵抗をRs2とする。ここで、第1電極21と共通電極25との間の電流経路、及び第2電極23と共通電極25との間の電流経路に対称性があるため、Rs1とRs2は等しい抵抗R(=Rs1=Rs2)になる。
第1電極21と共通電極25との間の抵抗R1を測定すると、測定される抵抗R1は、第1電極21及び共通電極25の間の第1半導体抵抗Rs1とそれぞれの接触抵抗Rc1及びRc3との和になるので、式(5)のように表される。
R1=Rc1+Rs1+Rc3 (5)
第2電極23と共通電極25との間の抵抗R2を測定すると、測定される抵抗R2は、上述のR1と同様に式(6)のように表される。
R2=Rc2+Rs2+Rc3 (6)
ここで、Rs1=Rs2=Rの関係、及び、Rc1/Rc2=kの関係を用いて、式(5)及び式(6)からRc1及びRc2を求めると、式(7)及び式(8)となる。
Rc1=(R1−R2)/(1−1/k) (7)
Rc2=(R1−R2)/(k−1) (8)
接触抵抗率は、式(7)及び(8)で求めた接触抵抗Rc1及びRc2に第1電極21及び第2電極23のそれぞれの面積S1及びS2をかけることによって求めることができる。
第1電極21及び第2電極23の接触抵抗の差を測定するので、第1電極21及び第2電極23の面積が異なっている必要がある。ただし、第1電極21と共通電極25の間の電流経路と第2電極23と共通電極25の間の電流経路との対称性が失われないために、第1電極21と第2電極23の面積は、一方が他方の2から3倍程度(k=2〜3)であるのが好ましい。
共通電極25の面積S3については、第1電極21の面積S1及び第2電極23の面積S2よりも大きく、特に10倍以上に、するのが好適である。S3がS1及びS2よりも大きくなると、面積に逆比例して接触抵抗が小さくなるので、式(5)及び式(6)に含まれているRc3が相対的に小さくなる。したがって、抵抗R1及びR2を測定したときの、半導体抵抗Rs1及びRs2並びに接触抵抗Rc1及びRc2の成分が相対的に大きくなり、その結果、共通電極の面積が小さい場合に比べて、接触抵抗評価の精度を向上させることが可能となる。
以上の説明では、第1電極21及び第2電極23を共通電極25に対して対称の位置に配置したが、電流経路が同様であれば、すなわち、半導体抵抗Rs1及びRs2が等しくなれば、第2電極23を共通電極25に対して、第1電極21と同じ側に配置するなど、設定に応じた配置にしても良い。
また、第1電極21と共通電極25の距離L1及び、第2電極23と共通電極25の距離L2を大きく取ることにより、半導体抵抗Rs1及びRs3の差を低減するようにしても良い。
図2にこの発明の接触抵抗評価方法をメサ型のトランジスタに適用した例を示す。接触抵抗評価の対象である素子を図2(a)に示す。半導体基板12に導電層14が設けられ、半導体基板12の導電層14の表面14a上に共通電極26と接触抵抗の評価対象であるオーミック電極27が形成されている。なお、計測のための引き出し電極等は図示しない。オーミック電極27は図1を参照して説明した接触抵抗評価素子の第1電極(図1中21で示す。)に対応しており、図2では図示しない第2電極を用いて、接触抵抗評価を行う。
オーミック電極の接触抵抗評価を行った後に、オーミック電極の周囲に素子分離領域17を形成して、メサ型のトランジスタとする(図2(b)参照)。
TLM法では、上述のような、メサ型のトランジスタでの接触抵抗の評価は困難であったが、この発明の接触抵抗評価素子及び接触抵抗評価方法では、接触抵抗の評価を行った後に、評価を行ったオーミック電極の部分をメサ形状に加工することで、容易に接触抵抗の評価ができる。
更に、この発明の接触抵抗評価方法を利用した導電層の抵抗率の測定方法について説明する。共通電極の面積が大きいなど接触抵抗Rs3が無視できる場合、抵抗R1(あるいはR2)は、接触抵抗Rc1(あるいはRc2)と導電層の抵抗からなる。測定した抵抗R1(あるいはR2)から、上述した方法で評価した接触抵抗Rc1(あるいはRc2)を差し引くと導電層の抵抗値が得られる。この値は電極の形状によって大きく変化する。そこで、あらかじめTLM法などによって導電層の抵抗率を求めておき、校正することで、導電層の抵抗値より導電層の抵抗率を求めることができる。
また、二つの電極間を流れる電流経路及びその抵抗値は、導電層の抵抗率が既知の場合、シミュレーションによって求めることができる。そこで、測定した抵抗値(例えば抵抗R1から接触抵抗Rc1を差し引いたもの)からシミュレーションにより逆算することでも、導電層の抵抗率を求めることができる。
(接触抵抗評価素子の製造方法)
この発明の接触抵抗評価素子の製造方法について説明する。
先ず、半導体基板に、p型又はn型の不純物をイオン注入することにより、p型又はn型の導電層を設ける。
次に、半導体基板の導電層上に、ホトレジストを設ける。周知のホトリソグラフィ法により、ホトレジストに、共通電極形成用開口部を設け、かつ、ホトレジストの共通電極形成用開口部に対して対称な位置に、第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部を設けてホトレジストパターンを形成する。
次に、ホトレジストパターンをマスクとした蒸着により、共通電極形成用開口部に共通電極を、かつ、第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部に第1及び第2接触抵抗評価電極を、それぞれオーミック電極として形成する。次に、ホトレジストパターンを除去する。共通電極並びに第1及び第2接触抵抗評価電極の材質は、半導体基板の材質に応じて、設定可能であるが、例えば半導体基板がシリコン基板の場合は、Alなどが用いられ、GaAs基板の場合は、導電層の極性に応じてAgGeInやAgInZnなどが用いられる。
最後にホトレジストパターンを除去すると、リフトオフにより共通電極並びに第1及び第2接触抵抗評価電極が半導体基板上に残り、接触抵抗評価素子となる。
この接触抵抗評価素子の製造方法によれば、半導体基板に導電層を設ける際に、導電層の領域を限定する必要がない。このため、導電層を設けるためのマスクを形成したりする工程が不要になり、簡単な工程で、接触抵抗評価素子を製造できる。
この発明の接触抵抗評価素子を説明するための図である。 メサ型トランジスタに対する接触抵抗評価方法を説明するための図である。 TLM法に用いられる接触抵抗評価素子を説明するための図である。
符号の説明
11、12、111 半導体基板
13、14、113 導電層
13a、14a 導電層の表面
15、115 絶縁膜
17 素子分離領域
21、121 第1電極
23、123 第2電極
25、26 共通電極
27 オーミック電極
125 第3電極

Claims (5)

  1. 半導体基板上にオーミックコンタクトにより形成された第1及び第2接触抵抗評価電極及び共通電極を備え、
    前記第1及び第2接触抵抗評価電極が前記共通電極に対して対称な位置に配置され、
    前記第1及び第2接触抵抗評価電極が矩形状であり、前記第1接触抵抗評価電極の、前記共通電極に対向する辺の長さと、前記第2接触抵抗評価電極の、前記共通電極に対向する辺の長さとが等しく、かつ、前記第1接触抵抗評価電極の面積と前記第2接触抵抗評価電極の面積とが異なっている
    ことを特徴とする接触抵抗評価素子。
  2. 請求項1に記載の接触抵抗評価素子において、
    前記第1及び第2接触抵抗評価電極の一方の面積が、他方の面積の2〜3倍であること
    を特徴とする接触抵抗評価素子。
  3. 請求項1又は2に記載の接触抵抗評価素子において、
    前記共通電極の面積が、前記第1及び第2接触抵抗評価電極の面積よりも大きいこと
    を特徴とする接触抵抗評価素子。
  4. 半導体基板に、p型又はn型の不純物をイオン注入することにより、p型又はn型の導電層を設ける工程と、
    前記半導体基板の前記導電層上に、ホトレジストを設ける工程と、
    ホトリソグラフィ法により、前記ホトレジストに、共通電極形成用開口部を設け、かつ、前記ホトレジストの前記共通電極形成用開口部に対して対称な位置に、第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部を設けてホトレジストパターンを形成する工程と、
    前記ホトレジストパターンをマスクとした蒸着により、前記共通電極形成用開口部に共通電極を、かつ、前記第1及び第2接触抵抗評価電極形成用開口部に第1及び第2接触抵抗評価電極を、それぞれオーミック電極として形成する工程と、
    前記ホトレジストパターンを除去する工程と
    を含み、
    前記第1及び第2接触抵抗評価電極が矩形状であり、前記第1接触抵抗評価電極の、前記共通電極に対向する辺の長さと、前記第2接触抵抗評価電極の、前記共通電極に対向する辺の長さとが等しく、かつ、前記第1接触抵抗評価電極の面積と前記第2接触抵抗評価電極の面積とが異なっている
    ことを特徴とする接触抵抗評価素子の製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接触抵抗評価素子を用いた接触抵抗評価方法において、
    前記第1接触抵抗評価電極と前記共通電極間の第1抵抗R1を測定し、
    前記第2接触抵抗評価電極と前記共通電極間の第2抵抗R2を測定し、
    前記第1抵抗R1、前記第2抵抗R2及び前記第1接触抵抗評価電極に対する第2接触抵抗評価電極の面積の比kから前記第1及び第2接触抵抗評価電極の接触抵抗Rc1及びRc2を以下の式
    Rc1=(R1−R2)/(1−1/k)
    Rc2=(R1−R2)/(k−1)
    から求めること
    を特徴とする接触抵抗評価方法。
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