JP4281170B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP4281170B2
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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレクトロルミネッセンス表示パネル(ELパネル)を備える表示装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
フラットパネルディスプレイの一種にELディスプレイ(エレクトロルミネッセンスディスプレイ)がある。
ELディスプレイに用いられるELパネル(エレクトロルミネッセンスパネル)は、図1に示すように、ガラス基板1をベースとして、その上に第1電極2、第1絶縁層3、発光層4、第2絶縁層5及び第2電極6を、真空蒸着やスパッタリング等で順次積層した構造をしている。そして、耐湿保護のために、接着剤7を介してガラス基板1にカバーガラス8を貼り合わせてパネルとしている。
【0003】
第1電極2及び第2電極6は、一方例えば第1電極2が走査電極、他方が駆動電極とされるが、それぞれ多数本が並設されていて走査電極群と駆動電極群を形成している。また、走査電極と駆動電極は、互いに交差する方向、通常は互いに直角をなす方向に沿って(すなわち90度のねじれで)形成されており、例えばITO(Insium Tin Oxide )、アルミニウム等の導体からなる。
【0004】
これら第1電極2及び第2電極6をITO等の透明電極とすればEL素子を透明(透明EL素子)にできる。発光層4は、例えばZnS、ZnSe等の半導体材料にて形成され、発光中心にMnを用いた場合は黄橙色、Tbを用いた場合は緑色、Smを用いた場合は赤色に発光する。これらは無機の発光材の例であるが、有機の発光材が用いられることもある。また、第1絶縁層3及び第2絶縁層5は、TiO2 、Al23、SiO2 、Si34等の誘電体が用いられる。これら第1電極2〜第2電極6の厚みはおよそ2μmと非常に薄いものである。
【0005】
このようなELパネルを複数枚使用して大画面表示や複数種類の表示を行う場合がある。その一例を図19に示す。
この図19の例では、2枚のELパネル9a、9bを並べ、それらの走査電極20同士を図示しない接続手段にて接続し、一方のELパネル9aの走査電極20の一端を走査ドライバIC18に接続している。また、ELパネル9a、9bには走査電極20と直交する方向に沿って駆動電極31が設けられており、各駆動電極31は駆動ドライバIC19に接続されている。
【0006】
走査ドライバIC18は、例えば図において上方の走査電極20から下方の走査電極20へと、各走査電極20にパルス波形の電圧を順次印加することを繰り返す。駆動ドライバIC19は、各駆動電極31に出力する電圧をスイッチングするので、走査ドライバIC18によって電圧が印加されている走査電極20と駆動ドライバIC19からの電圧が印加されている駆動電極31との対向部にある画素を発光させることができる。
【0007】
ところで、ELパネルには図20に例示される関係の電圧−輝度特性があり、印加電圧を大きくするにつれてELパネル(正確には上述の発光層4)が発光する。ELパネルが発光を始め、その輝度が1cd/m2 に達する電圧をVthとする。Vthは通常180〜200Vである。Vth以上に印加電圧を大きくすると輝度は急激に高くなり、印加電圧がある値以上になるとほぼ飽和する。また、ELパネルの輝度特性は印加するパルス幅(印加時間)にも依存し、パルス幅が大きくなるにつれて輝度が高まりある値以上になるとほぼ飽和する。図21は、その様子を示すもので、パルス幅が約30μs以上になるとほぼ飽和する。つまり、ELパネルの発光には印加電圧とパルス幅が影響する。
【0008】
このため、図19のように走査電極20の方向に沿って複数のELパネル9a、9bを配置する場合、次のような問題を生じていた。
走査ドライバIC18から出力されるパルス波形は、走査ドライバIC18に近い方のELパネル9aでは、図19(b)に示すようにしっかりとした矩形波として印加され、そのパルス幅も十分である。ところが、走査ドライバIC18から離れた方のELパネル9bでは、走査電極20の配線抵抗により、図19(c)に示すようになまりを生じてしまい、十分なパルス幅の信号が印加されない。そのために、ELパネル9a、9bの電圧−輝度特性がほぼ同じとすれば、ELパネル9aに比べてELパネル9bの輝度が低くなり、表示装置全体で輝度むらを生じてしまう。
【0009】
また、複数のELパネルを駆動電極31の方向に沿って配置した場合には、駆動電極31の配線抵抗により駆動電圧になまりを生じてしまい、十分なパルス幅の信号が印加されないから、駆動ドライバIC19から離れているELパネルの輝度が低くなり、上述と同様に表示装置全体で輝度むらを生じてしまう。
【0010】
つまり、複数枚のELパネルを用いる表示装置では、ドライバICから遠い側のELパネルの輝度が相対的に低くなって表示装置全体で輝度むらを生じてしまう。
さらに、1枚のELパネルにおいても、ドライバICから遠い側の画素の輝度が相対的に低くなって、ELパネル内で輝度むらを生じることがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はELパネルを使用する表示装置において、輝度むらを防止あるいは低減することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の表示装置は、
互いに並設された複数の走査電極からなる走査電極群と、前記走査電極とは交差する方向に沿って互いに並設された複数の駆動電極からなる駆動電極群と、前記走査電極群と駆動電極群との間に配された発光材料とを有するエレクトロルミネッセンス表示パネル(ELパネル)を複数枚と、前記走査電極に電圧を印加する走査ドライバICと、前記駆動電極に電圧を印加する駆動ドライバICとを備える表示装置において、
前記複数のELパネルは、ある輝度を得るのにより低電圧でよいものを前記走査ドライバIC及び駆動ドライバICから遠い側に配置し、同じ輝度を得るのにより高電圧を要するものを前記走査ドライバIC及び駆動ドライバICに近い側に配置する、輝度むら抑制基準に従って配置されている
ことを特徴とする。
【0025】
輝度むら抑制基準は、表示特性(電圧−輝度特性)に基づいて、ある輝度を得るのにより低電圧でよいものを走査ドライバIC及び駆動ドライバICから遠い側に、同じ輝度を得るのにより高電圧を要するものを走査ドライバIC及び駆動ドライバICに近い側に配置する、という基準である。要すれば、走査ドライバIC及び駆動ドライバICから遠い位置には、ある輝度を得るための電圧が低くて済むものを配置するということである。
【0026】
この輝度むら抑制基準の具体的な数値等は、表示装置の用途などに応じて適宜設定されればよいが、上述の条件に従いさえすれば複数のELパネル間での輝度むらを抑制できる。
【0031】
請求項2記載の表示装置は、請求項1記載の表示装置において、前記走査ドライバICと前記走査電極とは、各走査電極の一端側または両端側で接続されることを特徴とする。走査ドライバICと走査電極とを、各走査電極の両端側で接続すれば走査ドライバICから印加されるパルス波形のなまりを抑制できる。一方、走査ドライバICと走査電極とを、各走査電極の一端側で接続すれば、両端側で接続する場合よりも配線量を減らせるし、全体的な構成をコンパクトにできる。
【0032】
請求項3記載の表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記ELパネルを透明ELパネルとし、該透明ELパネルの背後側からの光を通過させるための光通過部を備えたので、ELパネルの背後側に他の表示手段例えば液晶表示装置等を配置するのに適している。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に、いくつかの実施例に従って本発明の実施の形態を説明する。
【0034】
【実施例1】
この実施例は、本発明の表示装置を車載用ディスプレイであるメータアッシ22として具体化した例である。図2に示すように、このメータアッシ22は、2枚のELパネル9a、9bを並べることにより、各ELパネル9a、9bで別々の情報(図示の例では速度とエンジン回転数)を表示可能としている。
【0035】
メータアッシ22に組み込まれているELモジュール22aの構造は、図3に示すように、ELパネル9a、9b、回路基板19、コネクタ11、カバー12、13、スペーサ14等から構成されている。
ELパネル9a、9bの詳細構造は図1に示すとおりであるので、ここでは説明を省略する。
【0036】
回路基板10はプリント配線基板であり、走査ドライバIC18及び駆動ドライバIC19やさまざまなディバイス(トランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデンサ等、いずれも図示は省略)が実装され、またプリント配線が施され、ELパネル9a、9bと回路基板10とを接続するための電極(図示は省略)も設けられている。
【0037】
回路基板10とELパネル9a、9bとの間に挟まれるスペーサ14には2つの長方形の窓14aが設けられており、各窓14aの3辺に沿って長方形のホルダー15が設けられている。このホルダー15はコネクタ11を保持するための貫通穴である。
【0038】
コネクタ11は図4に示す構造であり、棒状のシリコーンゴム16の表面部分にU字形の電極17が多数取り付けられている。電極17は真鍮線であり、その線径は約30μm、取付ピッチは0.05mmである。
カバー12、13は、長方形の板体であり、それぞれに2つの窓12a、13aが設けられている。カバー12の窓12aのサイズは、ELパネル9a、9bよりもわずかに小さく、窓12aの周部分でELパネル9a、9bの外周部を抑えることができる。
【0039】
ELモジュール22aは、回路基板10、スペーサ14、ELパネル9a、9bを順に重ね、ホルダー15に挿入されているコネクタ11を回路基板10とELパネル9a、9bとで挟むようにして、この積層状態にある回路基板10、スペーサ14、ELパネル9a、9bをカバー12、13で挟み例えばボルト等で締め付けて作られる。
【0040】
このとき、ELパネル9a、9bの電極部分と回路基板10の電極部分とでコネクタ11を圧縮(圧縮率は10〜30%)することにより、ELパネル9a、9bと回路基板10とがコネクタ11を介して接続される。コネクタ11の電極17のピッチが0.05mmと非常に狭ピッチであり、ELパネル9a、9b及び回路基板10の電極の幅をこれよりも大きく設定してあるので、ELパネル9a、9b及び回路基板10の1つの電極に対してコネクタ11の複数の電極17が接触する。つまり、1対多数の関係になっているので、ELパネル9a、9bと回路基板10とをコネクタ11にて確実に接続できる。また、ELパネル9a、9bに性能の劣化等の不具合が生じたときには、不具合のELパネルを新品に交換するだけでよく、その交換に際して例えばハンダ付け等は必要としないから交換作業も簡単に行える。
【0041】
ELパネル9a、9bと走査ドライバIC18及び駆動ドライバIC19との接続関係は図5に示すとおりであり、走査ドライバIC18にはELパネル9a、9bの走査電極20が接続される。また図示は省略しているが、駆動ドライバIC19にはELパネル9a、9bの駆動電極が接続される。
【0042】
この実施例のELモジュール22aに使用しているELパネル9a、9bの電圧−輝度特性は図6に示すように互いに異なり、同じ輝度Loで発光する電圧はELパネル9bの方が低い。そしてELパネル9aを走査ドライバIC18に近い側に、ELパネル9bを遠い側に配置している。
【0043】
ELパネル9aは走査ドライバIC18に近いので、走査ドライバIC18からの走査信号のパルス波形は図5(a)に示すようにほとんどなまりを生じない。これによりELパネル9aには、これを輝度Loで発光させる電圧Vaが印加される。
【0044】
一方、ELパネル9bでは、走査電極20の配線抵抗に起因して図5(b)に示すようななまりが生じ、電圧Vaよりも低い電圧Vbが印加される。しかし、このELパネル9bは電圧Vbで発光した際に輝度Loとなるから、結局ELパネル9aと同じ輝度で発光することになる。よって、ELパネル9aとELパネル9bとの輝度むらは生じない。
【0045】
なお、走査方向(図5の場合、ELパネル9bの右側)にELパネルを増設する場合には、電圧Vbよりもさらに低い電圧で輝度Loで発光するものを増設すればよい。また駆動方向(図5の場合、ELパネル9a、9bの上側)にELパネルを増設する場合にも、同様にELパネルを選択すればよい。
【0046】
さらに、走査電極20に沿った画素の位置が走査ドライバIC18から遠くなるほど印加される走査信号のパルス波形になまりが生じてしまうので、駆動電極の配線抵抗を調整して輝度むらを抑制することもできる。
具体的には、走査ドライバIC18に近い位置にある画素の駆動電極の配線抵抗を大きくし、遠い位置になる画素の駆動電極の配線抵抗を小さくするように、駆動電極の配線抵抗に傾斜を持たせればよい。そのための構成としては、走査ドライバIC18に近い駆動電極の幅を小さくし、遠い側の駆動電極の幅を大きくすればよい。あるいは、駆動ドライバIC19と駆動電極との間に抵抗を設け、その抵抗値に走査ドライバIC18に近い側が大、遠い側が小となる傾斜を持たせてもよい。
【0047】
【実施例2】
この実施例も実施例1と同様に、本発明の表示装置を車載用ディスプレイであるメータアッシ33として具体化した例である。ただし、このメータアッシ33は、指針を用いる速度メータとタコメータの手前側にELパネル9a、9bを配して、指針とELパネルとによる2重の表示を可能にしている。
【0048】
このメータアッシ33のELモジュール33aは、図8に示すように、ELパネル9a、9b、回路基板10a、コネクタ11、カバー12、13、スペーサ14等から構成されている。
この実施例ではELパネル9a、9bを透明ELパネルとしているが、コネクタ11、カバー12、13及びスペーサ14は実施例1と同じものである。また、回路基板10は、カバー12、13及びスペーサ14の各窓12a、13a、14aに対応する窓21が設けられている点で実施例1の回路基板10とは異なるが、その他は実施例1の回路基板10と同様である。
【0049】
このように、透明ELパネルを使用し、回路基板10にはカバー12、13及びスペーサ14の各窓12a、13a、14aに対応する窓21を設けているので、図7に示すように速度メータ及びタコメータにELパネル9a、9bの表示を重畳することで多様な表示が可能になる。例えばELパネル9a、9bに速度やエンジン回転数をデジタル表示したり(図7参照)、燃料の残量表示や各種の警告表示等を行える。
【0050】
このELモジュール33aにおいても、実施例1と同様の基準でELパネルを選択したり、配線抵抗を最適化することにより、ELパネル9a、9bの輝度むらを抑制でき、また同じELパネル9a、9b内での輝度むらも抑制できる。
【0051】
【実施例3】
この実施例は複数のELパネルをマトリクス状の配置することで大画面表示を実現するものである。
図9に示すように、このELモジュールは、9箇所の窓12aがマトリクス状に設けられているカバー12、各窓12aに1枚ずつ対応して配される9枚のELパネル9、それらELパネル9の各辺に沿って配されるコネクタ11、カバー12の窓12aに対応する9箇所の窓14aが設けられているスペーサ14、走査ドライバIC18や駆動ドライバIC19等が実装されている回路基板10、9箇所の窓13aがマトリクス状に設けられているカバー13によって構成されている。
【0052】
コネクタ11は実施例1で使用したものと同じであり、カバー12、13、スペーサ14は窓の数が実施例1のものとは異なるだけである。また、回路基板10は、実施例1の回路基板10とは走査ドライバIC18及び駆動ドライバIC19の個数やELパネル9と接続される電極の配置なども異なるが、本質的な違いはない。
【0053】
このELモジュールは、9枚のELパネル9をマトリクス状に配置することにより大画面表示が可能であり、また各ELパネル9にそれぞれ異なる情報を表示することも可能である。
このELモジュールにおいても、実施例1と同様の基準でELパネル9を選択したり、配線抵抗を最適化することにより、ELパネル9同士の輝度むらを抑制でき、また同じELパネル9内での輝度むらも抑制できる。
【0054】
【実施例4】
この実施例は、ELパネルを3枚使用する例である。
図10に示すように、このELモジュールは、3箇所の窓12aが設けられているカバー12、各窓12aに1枚ずつ対応して配される3枚のELパネル9a、9b、9c、それらELパネル9a、9b、9cの3辺に沿って配されるコネクタ11、カバー12の窓12aに対応する3箇所の窓14aが設けられているスペーサ14、カバー12の窓12a及びスペーサ14の窓14aに対応する3箇所の窓21が設けられ走査ドライバIC18や駆動ドライバIC19等が実装されている回路基板10、前述の各窓12a、14a、21に対応する3箇所の窓13aが設けられているカバー13によって構成されている。
【0055】
コネクタ11は実施例1で使用したものと同じであり、カバー12、13、スペーサ14は窓の数が実施例1、2のものとは異なるだけである。また、回路基板10は、実施例2の回路基板10とは駆動ドライバIC19の個数やELパネル9a、9b、9cと接続される電極の配置なども異なり、窓21が1箇所多い点でも異なるが、本質的な違いはない。
【0056】
この図10に示すところから明らかなように、この実施例のELモジュールは、実施例2のELモジュールにELパネル9cを追加し、ELパネル9cに対応する窓12a、14a、21、13aを増やした構造である。
したがって、実施例2のものよりも表示エリアが広くなり多種類の情報の表示が可能になる。
【0057】
このELモジュールを、例えばパチンコ機、スロットマシン等の遊技機の図柄表示装置の前面側に配置すれば、図柄表示装置による当たり外れの表示に重畳させてリーチアクションを盛り上げる等の各種の表示を行うことが可能になる。また、図柄表示装置の表示とは関係が薄いが遊技上では重要な情報(例えば高確率中とか時短中であることを示す情報)を表示することにより、遊技者に多くの情報を与えることができる。
【0058】
このELモジュールにおいても、実施例1と同様の基準でELパネル9a、9b、9cを選択したり、配線抵抗を最適化することにより、ELパネル9a、9b、9c同士の輝度むらを抑制でき、また同じELパネル9a〜9c内での輝度むらも抑制できる。
【0059】
【実施例5】
この実施例はELパネル間を柔軟性を有する電極で接続した例である。
図11に示すように、本実施例のELモジュールは、3枚のELパネル9a、9b、9cを備えており、これらELパネル9a、9b、9c間を柔軟性を有する電極25、例えばFPC、TABテープ、ヒートシール等で接続している。またELパネル9a、9b、9cと回路基板10との接続にも同様の電極25が用いられている。
【0060】
回路基板10には、実施例4と同様に3箇所の窓21が設けられており、それらの窓21の辺に沿って電極25と回路基板10とを接続するためのコネクタ23、24が配されている。そして、実施例4と同様に3個の走査ドライバIC18と3個の駆動ドライバIC19が実装されている。
【0061】
また、ELパネル9a、9b、9cと回路基板10との間に配されるスペーサ14には、ELパネル9a、9b、9cに対応する3箇所の窓14aと電極25を避けるための切欠14bが設けられている。なおカバー12、13は実施例4と同じものである。
【0062】
ELパネル9a、9b、9c間を電極25で接続しているので、回路基板10にはELパネル9a、9b、9c同士を接続するための配線を設ける必要はない。よって、回路基板10のプリントパターンの単純化が可能になる。
このELモジュールにおいても、実施例1と同様の基準でELパネル9a、9b、9cを選択したり、配線抵抗を最適化することにより、ELパネル9a、9b、9c同士の輝度むらを抑制でき、また同じELパネル9a〜9c内での輝度むらも抑制できる。
【0063】
また、本実施例ではELパネル9a〜9cを回路基板10に着脱可能にしているが、ELパネル9a〜9cの着脱が不要な場合には、ELパネル9a〜9cと電極25や回路基板10と電極25とをACFや半田付け等で接合してもよい。
【0064】
【実施例6】
この実施例は、複数のELパネルを走査方向に並べる場合(例えば実施例4、5のように3枚のELパネルを走査方向に並べる場合)に、走査信号のパルス波形のなまりを低減する例である。
【0065】
図12に示すように、3枚のELパネル9a、9b、9cは走査方向に並べて配置され、隣り合うELパネル9a、9b、9cの走査電極20同士が接続されている。また、端に位置するELパネル9a、9cの走査電極20には、それぞれ走査ドライバIC18a〜18cが接続されている。そして、ELパネル9a、9b、9cを挟んで対をなす走査ドライバIC18a同士、走査ドライバIC18b同士、走査ドライバIC18c同士が出力する走査信号(パルス波形)は同期している。したがって、互いに接続されて一連となっている走査電極20には、両端側から同期した走査信号が印加される。
【0066】
このように構成することで、左右のELパネル9a、9cには、図12(b)、(d)に示すように、なまりのないパルス波形を印加できるが、中央のELパネル9bでは図12(c)に示すようにパルス波形がなまりを生じてしまう。
そこで、実施例1と同様に表示特性に基づいてELパネル9a、9b、9cを選択、配置すればよい。具体的には、図13に示すように、同じ輝度Loで発光させるための印加電圧が相対的に低い電圧VbのELパネル9bを中央に配置し、それよりも高い電圧Va、Vcを印加しないと輝度Loで発光しないELパネル9a、9cを端に配置する。
【0067】
走査ドライバIC18a〜18cにてパルス波形を印加すれば、走査ドライバIC18a〜18cに近いELパネル9a、9cには、図12(b)、(c)に示すようにほとんどなまりが生じていないパルス波形(電圧Va、Vc)が印加され、輝度Loで発光する。
【0068】
一方、ELパネル9bでは、走査電極20の配線抵抗に起因して図12(c)に示すようななまりが生じ、電圧Va、Vcよりも低い電圧Vbが印加されるが、ELパネル9bは電圧Vbで発光した際に輝度Loとなるから、結局ELパネル9a、9cと同じ輝度で発光することになる。よって、ELパネル9a、9b、9c間に輝度むらは生じない。
【0069】
なお、走査方向にELパネルを増設する場合や駆動方向にELパネルの枚数が増える場合にも、上述と同様ELパネルを選択すれば輝度むらを抑制しながら、より大画面化が可能になる。
走査電極20の配線抵抗に起因する走査信号のなまりによる輝度むらに関しては、各ELパネルと駆動ドライバICが一対一で対応していれば、駆動信号の電圧をELパネル毎に調整してもよい。本実施例の場合なら、駆動ドライバICから中央のELパネルに出力される駆動信号の電圧を、他のELパネル9a、9cよりも高く設定すればよい。
【0070】
さらに、走査電極20側で画素の位置が走査ドライバIC18より遠くなるほど印加される走査信号のパルス波形になまりが生じてしまうので、駆動電極側で抵抗を調整して輝度むらを低減してもよい。この場合、走査ドライバIC18a〜18cから近い位置にある画素の駆動電極の配線抵抗を大きくし、遠い位置にある画素の駆動電極の配線抵抗を小さくすることで抵抗に傾斜を持たせればよい。具体的には、ELパネル9a〜9cの駆動電極の幅に傾斜を持たせることで実現できる。また、ELパネル9a〜9cの電極パターンでの対応(幅に傾斜を持たせること)が困難な場合等には、駆動ドライバIC19とELパネル9a〜9cとの間に抵抗を設け、それらの抵抗値に傾斜を持たせてもよい。
【0071】
【実施例7】
この実施例は1個の走査ドライバICにより複数のELパネルの両端側から走査信号を印加する例である。
図14に示すように、ELパネル9a〜9cを走査方向に並べて配置し、隣り合うELパネル9a、9b、9cの走査電極20同士を接続している。この点は実施例6と同様であるが、端に位置するELパネル9a、9cの走査電極20は、1個の走査ドライバIC18に接続されている点で実施例6とは異なっている。なお、互いに接続されて一連となっている走査電極20の両端(ELパネル9a、9c)に走査ドライバIC18が出力する走査信号(パルス波形)は同期している。したがって、互いに接続されて一連となっている走査電極20には、両端側から同期した走査信号が印加される。また、各ELパネル9a〜9cに対して1個の駆動ドライバIC19が備えられており、各ELパネル9a〜9c毎に異なる駆動電圧を印加できる。
【0072】
この実施例では、実施例6と同様に左右のELパネル9a、9cには、なまりのないパルス波形を印加できるが、中央のELパネル9bではパルス波形のなまりが懸念される。しかし、実施例6と同様に、表示特性に基づいてELパネル9a、9b、9cを選択、配置したり、駆動電極31の配線抵抗を最適化することで輝度むらを低減できる。
【0073】
また、ELパネル9a〜9cにそれぞれ異なる駆動電圧を印加できるから、中央のELパネル9bへの駆動電圧を左右のELパネル9a、9cよりも高くすることによってELパネル9a〜9c間の輝度むらを低減できる。
【0074】
【実施例8】
この実施例は、例えば実施例6、7では3枚のELパネルで実現したような、大画面表示を1枚のELパネルで行う例である。
図15に示すように、大型のELパネル9の走査電極20は3個の走査ドライバIC18に接続され、走査電極20と直交する方向の駆動電極31も3個の駆動ドライバIC19に接続されている。発光画素は、走査電極20と駆動電極31の対向部に対応してマトリクス状に配されており、パルス状の走査信号に駆動信号を同期させることで各発光画素を選択的に発光させることができる。なお、26a〜26cは有効表示エリアを示す。
【0075】
このELパネル9では、走査ドライバIC18から離れた側の有効表示エリア26b、26cでは、走査電極20の配線抵抗に起因する走査信号のパルス波形のなまりによって、有効表示エリア26aよりも輝度が低くなる(すなわち輝度むらが生じる)おそれがある。しかし、1枚のパネルであるので例えば上記の実施例で採用したようなELパネルの電圧−輝度特性による選択、配置で輝度むらを低減する手法は採用できない。
【0076】
だが、この実施例においては有効表示エリア26a〜26cのそれぞれに1個の駆動ドライバIC19が対応しているので、有効表示エリア26aの駆動ドライバIC19の出力電圧よりも有効表示エリア26bの駆動ドライバIC19の出力電圧を高く設定し、有効表示エリア26bの駆動ドライバIC19の出力電圧よりも有効表示エリア26cの駆動ドライバIC19の出力電圧を高く設定することにより、輝度むらを低減できる。なお、駆動ドライバIC19の個数を2個にしたり4個以上にすることも可能であり、そのような場合でも走査ドライバICに近い側から遠い側に移るに従って駆動ドライバIC19の出力電圧を高くすればよい。
【0077】
また、走査電極20の配線抵抗による走査信号のパルス波形になまりに対しては、駆動電極31側で抵抗を調整して輝度むらを低減してもよい。この場合、走査ドライバIC18から近い位置にある画素の駆動電極31の配線抵抗を大きくし、遠い位置にある画素の駆動電極31の配線抵抗を小さくすることで抵抗に傾斜を持たせればよい。具体的には、ELパネル9の駆動電極31の幅に傾斜を持たせることで実現できる。また、ELパネル9の電極パターンでの対応(幅に傾斜を持たせること)が困難な場合等には、駆動ドライバIC19とELパネル9との間に抵抗を設け、それらの抵抗値に傾斜を持たせてもよい。
【0078】
加えて、図16に示すように走査ドライバIC18からの距離が遠くなるにつれて走査電極27の幅を広げて走査電極27の配線抵抗に傾斜を持たせることで、各画素に印加される走査信号(パルス波形)のなまりを同等にすることでも輝度むらを低減できる。
【0079】
なお、本実施例においても、実施例6、7と同様に走査信号の印加を走査電極20の両側から行ってもよい。
あるいは、上述の手法(駆動ドライバIC19の出力電圧の調整、駆動電極31の配線抵抗の調整、走査電極27の配線抵抗に傾斜を持たせる)の2つまたは3つを併用してもよい。
【0080】
【実施例9】
図17に示すように、本実施例の構成は実施例8とほぼ同じであるが、有効表示エリア26a〜26cの外には走査電極20と駆動電極31の対向部を持たないパターンを有している。そのため、駆動電極31の本数を減らすことが可能であり、発光層の形成領域を小さくすることが可能となる。
【0081】
走査電極20の配線抵抗に起因する輝度むらに対しては、実施例8と同様に対処できる。また、本実施例においても、実施例6、7と同様に走査信号の印加を走査電極20の両側から行ってもよい。
【0082】
【実施例10】
この実施例は、1枚のELパネルにおいて複数の有効表示エリアを設け、各有効表示エリア毎で走査電極を分離した例である。
図18に示すように、ELパネル9には3箇所の有効表示エリア26a〜26cが設定されており、各有効表示エリア26a〜26cの走査電極20a、20b、20cは互いに分離されている(走査電極20a、20b、20cが1本にされていない。)。そして、各有効表示エリア26a〜26cの走査電極20a、20b、20cは、それぞれ走査ドライバIC18a、18b、18cに接続されている。また、各有効表示エリア26a〜26cの駆動電極31も、それぞれ駆動ドライバIC19a、19b、19cに接続されている。
【0083】
各走査電極20a、20b、20cの配線長が短いので、その配線抵抗に起因する輝度むらが低減される。
なお、走査ドライバIC18a〜18cを1個の走査ドライバICにまとめてもよい。
【0084】
以上、多数の実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。例えば上記の各実施例ではいわゆる無機系のELパネルを使用しているが、有機系のELパネルとしても勿論よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施例のELパネルの断面構造の概要図である。
【図2】 実施例1のメータアッシの正面図である。
【図3】 実施例1のELモジュールの概要図である。
【図4】 実施例1〜4で用いたコネクタの概要図である。
【図5】 実施例1のELパネルの走査信号についての説明図であり、図5(a)は走査電極の配置の概要図、図5(b)は正常なパルス波形のグラフ、図5(c)はなまりを生じたパルス波形のグラフである。
【図6】 異なるELパネルの電圧−輝度特性の違いを例示するグラフであり、実施例1におけるELパネルの選択基準の説明図でもある。
【図7】 実施例2のメータアッシの正面図である。
【図8】 実施例2のELモジュールの概要図である。
【図9】 実施例3のELモジュールの概要図である。
【図10】 実施例4のELモジュールの概要図である。
【図11】 実施例5のELモジュールの概要図である。
【図12】 実施例6のELパネルの走査信号についての説明図であり、
図12(a)は走査電極の配置の概要図、図12(b)及び図12(d)は正常なパルス波形のグラフ、図12(c)はなまりを生じたパルス波形のグラフである。
【図13】 異なるELパネルの電圧−輝度特性の違いを例示するグラフであり、実施例6におけるELパネルの選択基準の説明図でもある。
【図14】 実施例7のELパネルの配置と走査電極及び駆動電極の説明図である。
【図15】 実施例8のELパネルにおける走査電極及び駆動電極の説明図である。
【図16】 走査電極の幅に分布を持たせる例の説明図である。
【図17】 実施例9のELパネルにおける走査電極及び駆動電極の説明図である。
【図18】 実施例10のELパネルにおける走査電極及び駆動電極の説明図である。
【図19】 従来技術の問題点についての説明図であり、図19(a)は走査電極及び駆動電極の配置の概要図、図19(b)は正常なパルス波形のグラフ、図19(c)はなまりを生じたパルス波形のグラフである。
【図20】 一般的なELパネルの電圧−輝度特性を例示するグラフである。
【図21】 一般的なELパネルにおける印加電圧のパルス幅と輝度の関係を例示するグラフである。
【符号の説明】
9、9a、9b、9c…ELパネル
10、10a、19…回路基板
11…コネクタ
12、13…カバー
13a…窓(光通過部)
14…スペーサ
18、18a、18b、18c…走査ドライバIC
19、19a、19b、19c…駆動ドライバIC
20、20a、20b、20c、27…走査電極
21…窓(光通過部)
22、33…メータアッシ
22a、33a…ELモジュール
26a〜26c…有効表示エリア
31…駆動電極

Claims (3)

  1. 互いに並設された複数の走査電極からなる走査電極群と、前記走査電極とは交差する方向に沿って互いに並設された複数の駆動電極からなる駆動電極群と、前記走査電極群と駆動電極群との間に配された発光材料とを有するエレクトロルミネッセンス表示パネル(ELパネルという。)を複数枚と、前記走査電極に電圧を印加する走査ドライバICと、前記駆動電極に電圧を印加する駆動ドライバICとを備える表示装置において、
    前記複数のELパネルは、ある輝度を得るのにより低電圧でよいものを前記走査ドライバIC及び駆動ドライバICから遠い側に配置し、同じ輝度を得るのにより高電圧を要するものを前記走査ドライバIC及び駆動ドライバICに近い側に配置する、輝度むら抑制基準に従って配置されている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置において、
    前記走査ドライバICと前記走査電極とは、各走査電極の一端側または両端側で接続されることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2記載の表示装置において、
    前記ELパネルを透明ELパネルとし、該透明ELパネルの背後側からの光を通過させるための光通過部を備えたことを特徴とする表示装置。
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