JP4279657B2 - 携帯型通信機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話などの携帯型通信機における発信時あるいは着信時の制御技術に係る。
携帯電話等の携帯型の通信機器(以下、携帯型通信機と記述)の機能の1つとして、発信時の操作をスムーズに行うための電話帳機能が知られている(例えば、特許文献1参照)。この電話帳機能によれば、ユーザは電話をかけたい相手の氏名や電話番号の情報(発信先データ)を予め登録しておき、電話をかける際には、登録した発信先のデータ内容をディスプレイ(表示部)に表示させることができる。これにより、ユーザは煩わしい電話番号の入力をすることなく、簡易操作だけで所望の相手に電話をかけることができる。
特開平8−242308号公報
しかしながら、発信先データが多数登録された場合は、一度にディスプレイに表示することができない。このため、ユーザはディスプレイの表示内容を切換えるための操作を何度もしなければならなかった。たとえば仕事で携帯型通信機を利用する場合、電話が頻繁にかかってくる得意先の電話番号は優先的にディスプレイ表示させるのが好ましいが、そのような表示をするものは存在しなかった。また、電話着信時においても、着信回数が多い得意先からの電話と、そうでない電話とでは、電話を受ける対応も変えたい場合がある。しかしながら、これまでは、電話着信時に相手の着信回数までの情報を判別することはできなかった。
本発明は、以上の点を踏まえて行われたものであり、電話を受ける場合や電話をかける場合において着信回数に応じた制御が可能な、ユーザにとって使い勝手のよい携帯型通信機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る携帯型通信機の構成は、着信回数を示す着信回数データを電話発信元ごとに記憶する記憶部と、複数の報知態様により着信をユーザに報知することが可能な着信報知部と、着信時に電話発信元を判別し、前記記憶部における当該電話発信元に対応する前記着信回数データを着信がある毎に加算し、当該記憶部を参照して、判別した電話発信元の着信回数データに応じた報知態様により前記着信報知部に着信報知を実行させる制御部とを有することを特徴とする。
また、上述した携帯型通信機の構成において、前記制御部は、着信があると、当該着信の報知を行う前に、判別した電話発信元に対応する前記着信回数データを加算し、その後、前記記憶部を参照して、判別した電話発信元の着信回数データに応じた報知態様により前記着信報知部に着信報知を実行させることを特徴としてもよい。
かかる携帯型通信機の構成によれば、相手から着信があった際に、当該相手(電話発信元)がこれまで電話をかけてきた回数(着信回数)に応じた態様により、着信報知をすることができる。これにより、ユーザは着信のあった相手の着信回数に基づく対応をとることができる。
上述した携帯型通信機の構成において、前記着信報知部は、前記着信回数データに対応付けて複数の楽音データを記憶する楽音データ記憶部を有し、前記制御部は、着信時に判別した電話発信元の着信回数データに応じた前記楽音データを前記報知部に鳴音させるものであることを特徴としてもよい。
上述した携帯型通信機の構成において、自機の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記着信時に前記位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている着信回数データを、位置に応じて決められた領域ごとに集計する集計部と、前記記憶部に記憶されている内容を表示させる際に、前記位置情報取得部によって取得された位置情報が表す位置を含む領域を判別し、前記記憶部を参照して、判別した当該領域に対応する前記着信回数データに応じた表示態様により、前記記憶部に記憶されている内容を表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴としてもよい。
ここで、上述した携帯型通信機を実現する態様は任意である。たとえば、構成要素の一部またはすべてをハードウェアにより実現してもよいし、あるいはコンピュータ(携帯型通信機に内蔵されるCPUなど)を動作するためのプログラムによってソフトウェア的に実現してもよい。
また、複数の態様により着信報知をすることができるアプリケーションプログラムがインストールされる携帯型通信機に本発明を適用することもできる。この場合は、着信回数を示す着信回数データを電話発信元ごとに記憶する記憶部を設け、着信時に電話発信元を判別し、前記記憶部における当該電話発信元に対応する前記着信回数データを着信がある毎に加算し、判別した電話発信元の着信回数データを前記記憶部から読み出して、前記アプリケーションプログラムに引き渡すことにより、当該着信回数データに応じた態様で着信をすることができる。
以上のように、本発明によれば、電話を受ける場合や電話をかける場合において着信回数に応じた制御が可能であり、ユーザにとって使い勝手のよい携帯型通信機を提供することができる。
以下、図面を用いで本発明の一実施形態について説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号を付している。
<A:第1実施形態>
<A1:第1実施形態の構成>
図1は、本実施形態に係る携帯型通信機(たとえば携帯電話など)10を複数含む通信システム100のシステム構成図である。通信システム100は、大別すると携帯型通信機10−1、10−2、……と、基地局20−1、20−2と、通信網30とを備えている。なお、以下の説明において、携帯型通信機および基地局について特定しない場合には、単に携帯型通信機10、基地局20と表記する。また通信システム100において、携帯型通信機10や基地局20の数は仕様の範囲内で任意に設定することが可能である。
携帯型通信機10は、本実施形態では携帯電話を想定する。携帯型通信機10は、自機が在圏する無線セルに対応する基地局20と無線通信を行い、通信網30を介して他の携帯型通信機10との間で通話サービスを受けることができる。
図2は、携帯型通信機10の構成図である。図2に示すように、携帯型通信機10は、無線通信部11、操作入力部12、通話処理部13、液晶表示部14、記憶部16、鳴音部17およびCPU18を備えている。これらの各部は、バス19を介して接続されている。
無線通信部11は、アンテナを備え、基地局20との間で行われる無線データ通信を制御する。この無線通信部11は、CPU18の制御下において、通話音声に関するデータなどを搬送波に重畳して無線信号を生成し、この無線信号をアンテナから基地局20へ送信する。また、無線通信部11は、基地局20から送られてくる無線信号をアンテナを介して受信し、これを復調して自機あての受話音声に関するデータなどを得る。
操作入力部12は、数字や文字、操作指示などを入力するための複数の押下式キーを備え、これらのキーの操作に応じた操作信号をCPU18に出力する。通話処理部13は、例えばマイクロフォンやスピーカ、音声処理部などを有し、CPU18の制御下において、他の携帯型通信機10との間における呼接続/切断処理を含む通話処理を実行する。
液晶表示部14は、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とを備えており、CPU18の制御下において、各種情報を液晶表示パネルに表示させる。
鳴音部17は、着信メロディのデータの再生処理を行う再生回路と、着信メロディを外部出力させるスピーカとを備えている。
記憶部16は、ROM16aと、RAM16bと、例えばSRAM(Static−RAM)やEEPROM(Electrically Erasable & Programmable ROM)などの不揮発性メモリ16cを備える。
ROM16aには、CPU18によって実行される各種プログラムなどが格納されている。例えば、携帯型通信機10用のオベレーティングシステム(OS)やWeb(World Wide Web)ブラウザのソフトウェアなどが格納されている。
また、RAM16bは、CPU18のワークエリアとして用いられ、RAM16bには、CPU18により実行されるプログラムや、各種データが一時的に格納される。
不揮発性メモリ16cには、携帯型通信機10用のアプリケーションプログラムや各種データが格納される。
この不揮発性メモリ16cの記憶領域は、電話帳データ領域16c−1、着信メロディデータ領域16c−2を備えている。
電話帳データ領域16c−1には、着信のあった他の携帯型通信機等の発信元端末のユーザ名や電話番号のデータと電話番号のデータが対応づけて格納されている。
着信メロディデータ領域16c−2には、着信のあった他の携帯型通信機等の発信元装置から着信のあった際に、その旨を報知するための各種楽音データが記憶される。
CPU18は、記憶部16に格納されている各種プログラムを実行することにより、バス19を介して接続される各部を制御する。
このCPU18は、本実施形態に特有の処理として、他の携帯型通信機10から着信があった際に受信する制御信号に基づき、発信元の携帯型通信機の電話番号を判別する。そして、判別した電話番号が、電話帳データ領域16c−1に記憶される場合に、当該着信のあった旨を記憶させ、着信回数を集計する処理を行う。
<A2:実施形態の動作>
次に、本実施形態の動作について説明する。
<電話帳データの登録>
はじめに携帯型通信機10のユーザは、記憶部16に記憶させる電話帳データ(他の携帯型通信機の電話番号、ユーザ名等のデータ)を入力する。
そして、ユーザが、操作入力部12を操作して、電話帳データを入力すると、CPU18は、入力された電話帳データを、電話帳データテーブル160として、記憶部16の電話帳データ領域16c−1に記憶させる。
図3は、電話帳データ領域16c−1に記憶された電話帳データテーブル160を模式的に示すものである。
電話帳データテーブル160は、複数の電話帳データ161−1、161−2……を格納している。
図3に示すように、各電話帳データ161−1、161−2……は、氏名データ160A、電話番号データ160B、着信回数データ160C、最新着信日時データ160Dから構成される。
着信回数データ160Cは、当該電話番号に対応する携帯型通信機から着信のあった回数に対応するデータである。着信回数データ160Cは、初期値として「0」が格納されている。そして、CPU18の制御下、着信がある毎に、発信元の携帯型通信機の電話番号データ160Bに対応する着信回数データ160Cが加算される。
また、最新着信日時データ160Dは、当該電話番号に対応する携帯型通信機から、最も最近に着信を受けた時刻を格納している。最新着信日時のデータは、CPU18の制御下、他の携帯型通信機から着信を受ける毎に更新される。
ここで、記憶部16に記憶される電話帳データの内容は任意に変更、追加、削除可能である。例えば、相手の電話番号に変更があった場合、ユーザは、操作入力部12を操作して電話番号データ160Bの内容を書き換えることができる。また、新しく電話帳データの内容を追加したい場合、ユーザは、操作入力部12を操作して電話帳データの内容を入力し、記憶部16に格納させることができる。また、ユーザは、操作入力部12を操作して、すでに記憶部16に格納されている電話帳データの内容を電話帳データ毎に削除することもできる。
さらに、ユーザは、操作入力部12を操作して、電話帳データ161−1、161−2……の個々の着信回数データ160Cの内容を「0」に変更(リセット)することもでき、リセット時点からの着信回数のデータを集計し直すこともできる。
<着信メロディデータの登録>
本実施形態に係る携帯型通信機10は、他の携帯型通信機から着信があると、着信メロディを鳴音させることによりユーザに報知する。また複数の着信メロディが用意されており、着信回数によって鳴音する着信メロディを変化させている。
着信メロディに係るデータは、着信メロディデータ領域16c−2に記憶されている。図4は、着信メロディデータ領域16c−2に記憶されるデータの内容を模式的に示すものである。着信メロディデータ領域16c−2には、着信回数に対応する着信回数範囲データ41と、着信メロディデータ42とが対応づけて格納されており、着信回数によって着信メロディが一義に対応できるようになっている。
着信メロディデータ領域16c−2に記憶されるデータ内容はユーザによって任意に変更、追加、削除可能である。
図4に示した例では、着信回数範囲について、10回未満の場合と10回以上の場合に2つに分けて、それぞれの場合に対応する着信メロディデータ42を用意したが、他の範囲を設定してもよい。たとえば、着信回数範囲が5回未満の場合と5回以上の場合に2つに分けるようにしてもよい。さらに、1回から4回、5回から9回、10回以上、というように3つの場合に分けて、それぞれの場合に対応する着信メロディデータ42を用意するようにしてもよい。
さらに、ユーザは、着信メロディデータ42の内容を変更させることも可能である。例えば、図4に示す例において、着信メロディデータ42のデータMlとデータM2の内容を入れ替えることもできる。また、さらに別の着信メロディのデータを格納させることも可能である。
さらに別の着信メロディを格納する場合、ユーザは、携帯型通信機10の操作入力部12を操作して、通信網30に接続されるサーバ(図示せず)にアクセスする。そして、サーバに格納される複数の着信メロディデータのうちから任意に選択したものをダウンロードし、着信メロディデータ領域16c−2に格納させるようにしてもよい。
<他の携帯型通信機からの着信があった際の動作>
図5は、携帯型通信機に他の携帯型通信機から着信があった場合の、CPU18の制御内容を示すフローチャートである。以下の説明においては、携帯型通信機10−1に、他の携帯型通信機である携帯型通信機10−5から着信があった場合を例として説明する。
携帯型通信機10−5からの着信があると(ステップSal)、携帯型通信機10−1のCPU18は、着信に際して受信する制御信号の内容から、発信元の携帯型通信機10−5について特定する(ステップSa2)。
ここで、携帯型通信機10−1が着信時に受信する制御信号には、携帯型通信機10−5の電話番号データ160Bが含まれているので、発信元の携帯型通信機10−5について特定することが可能となっている。
CPU18は、判別した発信元の携帯型通信機10−5の電話番号データ160Bと同一内容の電話番号データ160Bが、電話帳データ領域16c−1に記憶されているか否かを判別する(ステップSa3)。
判別した電話番号データ160Bと同一内容の電話番号データ160Bが、電話帳データ領域16c−1に記憶されている場合(ステップSa3:YES)、CPU18は、新たな着信があったものとして当該電話帳データの着信回数データ160Cの内容を更新する。具体的には、着信回数データ160Cに対し「1」を加算する。また、最新着信日時データを、現在日時に対応するデータに書き換える(以上、ステップSa4)。
一方、判別した電話番号データ160Bと同一内容の電話番号データ160Bが、電話帳データ領域16c−1に記憶されていない場合(ステップSa3:NO)、CPU18は、判別した発信元の電話番号のデータを、新しい電話帳データとして、電話帳データ領域16c−1に格納(登録)する処理を行う(ステップSa5)。この際、着信回数データ160Cは初期値として「1」を記憶させ、最新着信日時データ160Dは、着信時の現在日時に対応するデータを記憶させる。
次に、CPU18は、着信のあった旨をユーザに伝えるべく、鳴音部17を制御し、着信回数データに対応する着信メロディを鳴音させる。
より詳細には、CPU18は、まず、着信メロディデータ領域16c−2に記憶される着信メロディデータ42の中から、判別した電話番号データ160Bの着信回数データ160Cに対応したものを読み出す(ステップSa6)。例えば、CPU18は、着信回数データ160Cの値が、1回から9回のいずれかである場合は、着信メロディデータ42としてデータMlを読み出す。あるいは、CPU18は、着信回数データ160Cの値が、10回以上の値である場合は、着信メロディデータ42としてデータM2を読み出す。
そして、CPU18は、読み出した着信メロディデータ42についての鳴音処理を行う(ステップSa7)。
ユーザは、着信メロディデータ42に対応した着信メロディの種類を判別することにより、発信元の携帯型通信機10−5の着信回数の範囲を認識することができる。このため、ユーザは、例えば着信回数が多い相手であればすぐに電話を受ける処理を行ったり、対応時の対処を変えたりする等、着信回数に応じた対応をとることができる。
CPU18は、その後、携帯型通信機10−1のユーザが、発信先の携帯型通信機10−5のユーザと通話をするための、回線接続処理、通話音声処理等の所定の通信処理を実行させる。
<ユーザが電話をかける際の動作>
次に電話をかけようとする携帯型通信機10−1のユーザが、操作入力部12の操作を行い、電話帳データの内容を液晶表示部14に表示させる際の動作を説明する。
図6は、この場合の、携帯型通信機10−1のCPU18の制御内容を示すフローチャートである。
ユーザが操作入力部12において、電話帳データの内容を表示させるための所定操作を行うと(ステップSbl)、CPU18は、電話帳データ領域16c−1に記憶される電話帳データ161−1、161−2……の着信回数データ160Cを参照し、着信回数の最も多いものから順に所定数(本実施形態では5個)読み出す(ステップSb2)。着信回数が同じ電話帳データが複数ある場合は、さらに最新着信日時データ160Dを参照し、最新着信日時が最近のものから順を;電話帳データ161−x(x=1、2……)を取り出す。
そして、CPU18は、読み出した所定数の電話帳データを液晶表示部14に表示させる(ステップSb3)。
図7は、液晶表示部14に電話帳データの内容が表示された場合を例示する図である。ユーザは、電話をかけたい相手に係る電話帳データが、液晶表示部14に表示された場合、操作入力部12を操作し、電話をかけたい相手の電話帳データ161−xにカーソルClを合わせる。
ここで、本実施形態では、カーソルClが合わされた電話帳データの内容を3D(3−dimension)表示させることとして、ユーザに対する視覚効果を図っている。より詳細に説明すると、本実施形態に係る携帯型通信機10の記憶部16内には、3D機能を備えたグラフィックソフトウェアプログラムが予めインストールされており、CPU18は、このプログラムを実行して、カーソルClが合わされた電話帳データについて、角度(アングル)を変えたり遠近感(パースペクティブ)を付ける処理を行ったものを液晶表示部14に表示させることとしている。この際に、3次元の形状データを作る処理(モデリング)や、面に陰影を付けて立体感を表現する処理(シェーディング)を行い、より視覚効果を高めるようにしてもよい。
ユーザが、カーソルClを移動し、電話番号データの選択が行われると(ステップSb4:YES、ステップSb5:YES)、CPU18は、カーソルC1が合わせられた電話帳データに含まれる電話番号データ160Bに対応する電話番号を用いて通信接続処理を実行させる(ステップSb8)。
一方、図7に例示する画面において、電話をかけたい相手に係る電話帳データが、液晶表示部14に表示されていない場合、ユーザは、さらに別の電話帳データを表示させるべく、操作入力部12の操作を行う。
ユーザにより、別の電話帳データを表示させるべく操作入力部12の操作が行われると(ステップSb4:YES、ステップSb5:NO、ステップSb6:YES)、CPU18は、電話帳データ領域16c−1に記憶される電話帳データの中から、すでに表示を行ったものを除いて、着信回数の多いものから順に所定数(5個)読み出す(ステップSb7)。本例では、CPU18は、着信回数が6番目から10番目に多い電話帳データを読み出すことになる。また、着信回数が同じ電話帳データが複数ある場合は、さらに最新着信日時データ160Dを参照し、最新着信日時が最近のものから順に電話帳データ161−x(x=1、2……)を読み出す。
そして、CPU18は、読み出した電話帳データを液晶表示部14に表示させる(ステップSb3)。
その後、ユーザが操作入力部12を操作し、いずれかの電話帳データを選択したときは(ステップSb4:YES、ステップSb5:YES)、CPU18は、選択された電話帳データに含まれる電話番号に対する通信接続処理を実行する(ステップSb8)。
一方、ユーザがさらに別の電話帳データを表示することを要求した場合(ステップSb4:YES,ステップSb5:NO、ステップSb6:YES)、CPU18は、上述した処理を繰り返す(ステップSb7、ステップSb3)。
このように、CPU18は、ユーザが電話をかけたい相手の電話帳データの内容が液晶表示部14に表示されるまで、上記の処理を繰り返す処理を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯型通信機10によれば、着信があった場合は、その着信回数に対応した着信メロディが鳴音する。よって、ユーザは、発信元の相手に係る情報をいち早く認識することができ、相手の着信回数に応じた対応をとることができる。
また、本実施形態に係る携帯型通信機10によれば、ユーザが電話をかけようとする場合、着信回数データ160Cの値が大きい電話帳データから順に液晶表示部14に表示される。よって、ユーザにとって、電話をかける可能性の高い相手に係る電話帳データの内容がいち早く液晶表示部14に表示されることとなり、ユーザにとって電話をかける際の便宜が図られる。
<B:変形例>
上述した実施形態は、本発明の一実施形態にすぎず、任意に変更を加えることができる。たとえば、以下のような変形例があげられる。
<変形例1>
電話帳データの液晶表示部14への表示方法は任意に変形可能である。
上記実施形態においては、カーソルClにより選択された電話帳データの内容を3D表示等させ、ユーザに対する視覚効果を図ることとしているが、カーソルClの選択に関係なく、例えば、着信回数データ160Cの数が大きい(例えば10回以上の)電話帳データを、3D表示させるようにしてもよい。
また、表示の態様は、3D表示に限らず、図8に示されるように、文字の大きさ、フォント、色彩などのいずれか又は複数の態様を変えることにより、着信回数データ160Cの数が大きい電話帳データをより視覚的に強調するようにしてもよい。
<変形例2>
着信メロディの鳴音制御も任意に変形が可能である。上述実施形態においては、着信回数が10回未満と、10回以上の2通りの場合に分けて、着信メロディを異ならせるようにしているが、これに限定されず、例えば、着信メロディを鳴音するボリュームを異ならせ号ようにしてもよい。着信回数が10回未満の場合は、小さいボリューム、着信回数が10回以上は大きいボリュームというようにすれば、ユーザは、たとえ着信メロディが同じ楽音であったとしても、そのボリュームにより着信回数の範囲を認識することができる。
また、着信回数に応じて、着信メロディを鳴音させるテンポやピッチを異ならせるように制御を行うこととしてもよい。例えば、着信回数が特定回数(5回、10回、15回……)の場合に、特別な着信メロディを鳴音させるようにしてもよい。
<変形例3>
着信回数データ160Cを、着信した時間に応じて別々に記憶させることとしてもよい。例えば、ユーザが予め、業務期間(例えば9時から17時)、プライベート期間(それ以外の時間)を設定しておき、記憶部16内に登録しておく。そして、それぞれの期間ごとに、個々に着信回数データ160Cを格納することとしてもよい。
そして、CPU18は、電話帳データを液晶表示部14に表示させる際に、現在時刻に属する期間に対応する着信回数データ160Cの内容に応じて、電話帳データの表示制御を行うようにしてもよい。
このような制御を行うことにより、ユーザは、業務期間とプライベート期間のそれぞれにおいて、電話帳データを独立に使い分けることが可能であり、より使い勝手のよい携帯型通信機10を提供することができる。
<変形例4>
また、携帯型通信機10が位置情報取得機能を備えている場合、電話帳データとして、着信を受けた位置に関する情報も併せて記憶させるようにしてもよい。
例えば、ユーザが予め、業務関係の領域(例えば会社の位置から半径1km以内)、プライベートの領域(それ以外の領域)を決めて、記憶部16に登録しておく。そして、CPU18は、他の携帯型通信機10から着信を受けた場合に、その時点において取得した位置情報が、いずれの領域に該当するものかを判別し、それぞれの領域ごとに、着信回数データ160Cを集計記憶するようにするのである。
そして、CPU18は、電話帳データを液晶表示部14に表示させる際に、現在位置の情報を取得し、現在位置に属する領域に対応する電話帳データの内容(着信回数等)に応じて、表示制御を行うようにしてもよい。
このような制御を行うことにより、ユーザは、時間を問わずに、業務期間とプライベート期間のそれぞれにおいて、電話帳データを独立に使い分けることが可能である。よって、ユーザにとってより使い勝手のよい携帯型通信機10を提供することができる。
<変形例5>
また、本発明に係るプログラムを記憶する記憶媒体は任意であり、例えば、半導体メモリ、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)等の光ディスク、MO(Magneto Optic)、MD(Mini Disc)等の光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等の磁気ディスク等でもよく、これらの記憶媒体を介してコンテンツサーバにプログラムを供給するようにしてもよい。
また、携帯型通信機10へのプログラム供給方法も任意であり、上述した記憶媒体を用いず、例えば本発明に係るプログラムが格納される通信網30上のサーバ(図示せず)からインターネット等のネットワークを介して携帯型通信機10のCPU18に供給する、いわゆるネット配信の態様によってもよい。
<変形例6>
通信網30を介して種々の情報通信が行えるものであれば本発明の適用は可能であり、例えば、PHS(Personal Handyphone System:登録商標)端末、PDA(Personal Digital Assistants)あるいはモバイルコンピュータなどを用いてもよいことは勿論である。
また、携帯型通信機10の態様も任意であり、カード型であってもよいし、手首や腰に装着可能なものでもよく、さらに、ネックレス型、ペンダント型などであってもよい。
<変形例7>
上記実施形態に係る携帯型通信機10は、他の携帯型通信機10からの着信を報知するために、着信回数に対応した着信メロディを鳴音する処理を行っていた。これに対し、着信の報知内容を液晶表示部14に表示する手段をとってもよい。この場合、表示する内容として、着信回数に応じたいくつかの態様(パターン)を用意しておく。たとえば、着信回数が10回未満の相手であれば「○○さんから電話です」といったパターン、着信回数が10回以上の相手であれば「よく電話がある○○さんから電話です」といったパターンを用意しておく。そして、着信時に判別した発信元の名前を○○の部分に挿入するように報知制御すれば、上述実施形態と同様、電話を受けたユーザは、発信元の相手に係る情報をいち早く認識することができ、相手の着信回数に応じた対応をとることができる。なお、着信メロディの鳴音処理と液晶表示部14への表示処理を併せて行うようにしてもよい。
また、携帯型通信機10において、複数の態様(表示や鳴音の態様)により着信報知をすることができるアプリケーションプログラムがインストールされている場合もある。このアプリケーションプログラムは、たとえば通信網30を介して携帯型通信機10にダウンロードされる。
このような場合は、CPU18は、着信回数等を示すデータをアプリケーションプログラムに引き渡すようにして、着信回数に応じた報知をするよう制御することができる。
<変形例8>
また上述実施形態では、携帯型通信機10の記憶部16(電話帳データ領域16c−1)に電話帳データを記憶し、記憶部16内の電話帳データの内容に応じて液晶表示部14への表示制御をしたり、着信メロディの鳴音制御をしていた。これに対し、携帯型通信機10の記憶部16以外の場所に電話帳データを記憶するようにしてもよい。
図9は、本変形例に係る通信システム100′の構成図である。通信システム100′は、上述実施形態に係る通信システム100に比較してサーバ35を設けた点が異なっている。通信システム100と同じ構成要素には同符号を付した。
サーバ35は、通信網30に接続され、個々の携帯型通信機10との間でデータ通信することができる。またサーバ35には、個々の携帯型通信機10に対応する電話帳データを記憶するメモリ領域が用意されている。
個々の携帯型通信機10は、他の携帯型通信機10に対して通信接続処理をする場合、発信元と発信先の情報をサーバ35に送信する。サーバ35はこれを受け、発信元と発信先の携帯型通信機に対応する電話帳データの内容を更新記録する。より具体的に言うと、発信先の携帯型通信機に係る電話帳データのうち、発信元の携帯型通信機に係る電話帳データの内容を更新する。このようにして、本システム100′においては、個々の携帯型通信機10に係る電話帳データを、サーバ35内に記憶する。
本システム100′によれば、サーバ35において、個々の携帯型通信機10の電話帳データを一括管理できる。よって、携帯型通信機10において、電話帳データを記憶するメモリ領域を設けることなく、上述した本実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
また、サーバ35から携帯型通信機10に各種アプリケーションプログラムを提供する際に、電話帳データの内容を反映させた態様で提供することができる。たとえば、着信メロディのダウンロードサービスを行うシステムであれば、着信回数の総数に応じ、配信する着信メロディの内容を変えるように制御することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システム100のシステム構成図である。 同通信システム100の携帯型通信機10の構成図である。 同携帯型通信機10の記憶部16に記憶される電話帳データテーブル160の内容を示す図である。 同携帯型通信機10の記憶部16に記憶される着信メロディに係るデータ内容を示す図である。 同携帯型通信機10のCPU18の制御内容を示すフローチャートである。 同携帯型通信機10のCPU18の制御内容を示すフローチャートである。 同携帯型通信機10の液晶表示部14の表示内容を示す図である。 同携帯型通信機10の液晶表示部14の表示内容を示す図である。 変形例に係る通信システム100′のシステム構成図である。
符号の説明
10……携帯型通信機、20……基地局、30……通信網、11……無線通信部、12……操作入力部、14……液晶表示部、16……記憶部、16a……ROM、16b……RAM、16c……揮発性メモリ、16c−1……電話帳データ領域、16c−2……着信メロディデータ領域、17……鳴音部、18……CPU、19……バス

Claims (1)

  1. 着信回数を示す着信回数データを電話発信元ごとに記憶する記憶部と、
    複数の報知態様により着信をユーザに報知することが可能な着信報知部と、
    着信時に電話発信元を判別し、前記記憶部における当該電話発信元に対応する前記着信回数データを着信がある毎に加算し、当該記憶部を参照して、判別した電話発信元の着信回数データに応じた報知態様により前記着信報知部に着信報知を実行させる制御部と
    機の位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記着信時に前記位置情報取得部によって取得された位置情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている着信回数データを、位置に応じて決められた領域ごとに集計する集計部と、
    前記記憶部に記憶されている内容を表示させる際に、前記位置情報取得部によって取得された位置情報が表す位置を含む領域を判別し、前記記憶部を参照して、判別した当該領域に対応する前記着信回数データに応じた表示態様により、前記記憶部に記憶されている内容を表示部に表示させる表示制御部と
    を有することを特徴とする携帯型通信機。
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