JP4279461B2 - 成分紙料の計量用タンクにおける面位および濃度の調整方法 - Google Patents

成分紙料の計量用タンクにおける面位および濃度の調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、特許請求の範囲第1項の前段に記載の成分紙料の計量用タンクにおける面位および濃度の調整方法に関するものである。
【0002】
その原理的特徴に関して、抄紙機に供給される紙料は概して、次の通りである。すなわち、各成分紙料は、製紙工場において別々の貯蔵塔に蓄えられる。貯蔵塔から紙料がストックチェストへ、そこからさらに共通混合チェストへ給送され、成分紙料が互いに混合される。混合チェストから紙料は、マシンチェストに給送され、マシンチェストからは混合チェストへの戻りオーバフロー流がある。
【0003】
マシンチェストから紙料は、ワイヤピットの希釈部へ給送され、紙料は、ワイヤ部から回収された白水で希釈される。ワイヤピットから紙料は、遠心クリーナを通って脱気タンクへ給送され、脱気された紙料は、マシンスクリーンを通してヘッドボックス内へ、そしてヘッドボックスのスライス開口を通ってワイヤ部へ給送される。ヘッドボックスのバイパス流は、脱気タンクへ還流され、ワイヤ部から回収された白水はワイヤ部へ送られる。
【0004】
紙の坪量および灰分は、仕上がった乾燥紙から巻き出す直前に、通例、ベータ線やX線に基づく測定装置によってオンラインで測定する。この測定に基づき、紙の坪量は、たとえば坪量弁と称するものを用いて調整する。これは、マシンタンクの後の紙料流を制御するものである。第2の方法は、紙料をマシンタンクからワイヤピットへ給送するポンプの回転速度の調整である。灰分は、填料の注入によって制御する。紙の幅方向の坪量プロファイルは、測定装置を設置してウエブの横断方向に左右に移送することで得られる。
【0005】
本発明による方法によれば、計量タンクにおける一定の面位を不変に維持し、紙料濃度を計量タンク全体にわたって所望の一定濃度に維持する試みが行なわれている。
【0006】
本発明による方法の原理的特徴は、特許請求の範囲第1項に記載されている。
【0007】
混合チェスト/マシンチェスト方式を用いないプロセス方式では、成分紙料を主処理ラインに配置された混合液へ直接給送する。その場合、成分紙料ストックチェストには常に、一定の濃度と一定の圧力がある必要がある。本発明による方法によれば、一定の濃度と一定の圧力をストックチェストにおいて確保する。
【0008】
本発明による方法はまた、混合チェスト/マシンチェスト方式を用いる従来の紙料給送処理方式にも使用できる。
【0009】
本発明による方法に関する新規な処理装置に関して、本出願人によるフィンランド特許出願第981327号を参照する。
【0010】
本発明による方法に関する新規な処理装置に適用される坪量の調整に関して、本出願人によるフィンランド特許出願第981329号を参照する。
【0011】
以下に、本発明のいくつかの好適な実施例を添付図面の各図を参照して記載するが、本発明は、これらの説明の詳細のみに限定されるものではない。
【0012】
図1は、抄紙機における紙料給送の従来技術の処理装置の概略図である。同図では、成分紙料が1つだけ示されている。同図において、ファイバの回収、成分紙料流の調整、または成分紙料のストックチェストにおける面位の調整は、図示されていない。
【0013】
図1において、成分紙料M1が貯蔵塔10から第1のポンプ11によってストックチェスト20へ給送される。この成分紙料へ、希釈水流が調整弁18を通過して第1のポンプ11へ接続される。さらに紙料は、貯蔵塔10の底部において、この底部に流れ込む希釈水流9によって希釈される。ストックチェスト20から、成分紙料M1は、第2のポンプ21によって調整弁22および給送管23を通って主処理ライン60へ給送される。この主ラインは、混合チェスト30へ通じている。混合チェスト30から、紙料は第3のポンプ31によってマシンチェスト40へ給送される。マシンチェスト40からマシンストックMTが第4のポンプ41によって第2の調整弁42を通して短循環路へ給送される。さらに、マシンチェスト40からは、混合チェスト30に戻るオーバフロー43がある。混合チェスト30およびマシンチェスト40は紙料等化装置を形成し、両者において紙料が最終計量濃度に希釈される。さらに、これらによってマシンストックの均一な計量が確保される。
【0014】
混合チェスト30への成分紙料M1の計量は、混合チェスト30において常に一定の面位を維持するようにすることで行なわれる。混合チェスト30における面位の変化を面位検出器LTで測定し、その変化に応じて面位制御装置は、計量すべき紙料の全体条件Qtotを算出する。この情報を要素紙計量制御ブロック25へ与える。また、成分紙料Miの所定の紙料割合値KQi および成分紙料Miの濃度値Csi を計量制御ブロック25へ与える。
【0015】
紙料Miの全体条件Qtotおよび各紙料の所定の割合値KQi に基づいて、紙料計量制御ブロック25は、成分紙料の給送条件Qiを算出する。成分紙料給送条件Qiおよび成分紙料Miの濃度についてのデータCsi に基づいて、成分紙料計量制御ブロック25は、紙料Miのフロー目標値Fiを算出する。このフロー目標値Fiに基づいて、調整弁22を制御して前記フローFiを混合チェスト30へ生じさせる。成分紙料MiのフローFiも定常的に流れ検出器FTによって測定し、その検出信号を流れ制御器FCを通して成分紙料制御弁22へ給送する。
【0016】
混合チェスト30から、この紙料を一定流速で第3のポンプ31によってマシンチェスト40へ給送する。このポンピング段階で、紙料の濃度もマシンストックMTの所望の目標濃度に調整される。これは、調整弁32を通して混合チェスト30の出口へ第3のポンプ31の吸引側に送られる希釈水によって行なわれる。この希釈水によって、混合チェスト30内にある紙料は、普通は約3.2%の濃度であるが、約3%の最終計量濃度に希釈される。希釈水調整弁32へは、濃度検出器ATの計量信号が与えられる。この検出器ATは、ポンプ31の加圧側に接続されている。坪量制御器へは、濃度検出器ATの測定信号CsT が供給され、これは、第3のポンプ31の後か第4のポンプ41の後のいずれかで測定されたものである。
【0017】
坪量の調整は、第4のポンプ41の後に位置する調整弁42を坪量制御装置によって制御することで行なわれる。この調整弁42によって、短還流に給送する紙料流を調整し、この紙料流は再び抄紙機から得られる紙ウエブの坪量に影響を与える。この紙料流を増すと坪量が多くなり、紙料流を減らすと坪量が少なくなる。
【0018】
坪量制御器50では、マシン速度の変動と、おそらくはマシンストックの濃度の変動も、そして灰分の計量の変動、およびリテンションの変動も考慮される。これらのパラメータに基づいて、坪量調整装置はマシンストック流の目標値を算出する。
【0019】
従来方式では概して、短還流の領域からは、紙ウエブの坪量に影響を与える擾乱が来ないものとしている。この関係で、遠心クリーナ、脱気タンクおよびマシンスクリーンの動作において、マシンストックの各紙料成分が工程から離れることになるような変化は生じないとしている。同様に、ワイヤピットから給送される希釈水の濃度を一定に保つとしている。
【0020】
図2は、成分紙料の給送用の第2の処理装置の概略図であり、本発明による方法を適用してストックチェストにおける面位および濃度を一定レベルに保つことができる。各成分紙料Miをそのストックチェスト20i からポンプ21i によって成分紙料給送パイプ23i を通して主処理ラインにおける脱気タンク 200と第1のポンプ 110との間の給送ライン 100に給送する。主ラインにおける第1のポンプ 110は、紙料をスクリーン 115および遠心クリーナ 120を通して主ラインにおける第2のポンプ 130の吸引側へ給送する。主ラインにおける第2のポンプ 130は、紙料をマシンスクリーン 140を通してヘッドボックス 150へ給送する。ワイヤ部 160から回収された白水は、循環水ポンプ 170によって脱気タンク 200へ給送される。どんな余剰の白水もオーバフローF40 によって大気圧へ送られる。
【0021】
成分紙料Miは、成分紙料ストックチェスト20i から脱気タンク 200から来る希釈水給送管 100における紙料の混合液へ正確に計量される。計量すべき成分紙料の正確な一定圧力を出力して、成分紙料ストックチェスト20i における面位および濃度を一定に保ち、一定な背圧を成分紙料Miの混合点に配備する。混合液における正確な一定圧力を出力して、圧力の十分な減少が成分紙料M1ノズルと混合液との間に生じさせる。その場合、混合液の圧力変動は、計量に影響を与えない。
【0022】
図2において、紙料の希釈は2段階で行なわれる。第1段階の希釈は、主ラインの第1のポンプ 110の吸引側で、成分紙料Miが脱気タンク 200と主ラインにおける第1のポンプ 110との間の給送ライン 100に給送される際、行なわれる。脱気タンク 200では、面位を主側(同図には図示せず)の面位制御器によって一定に維持し、この制御器は、還流水ポンプ 170の回転速度を制御する。給送ライン 100へのフローは、ラム圧力によって一定圧力で生ずる。その場合、希釈水流F10 の給送圧は不変に留まる。これによって、成分紙料Miが給送ライン 100に給送されると、その一定の背圧が確保される。主ラインにおける第1のポンプによって、一定の量が定常的に紙料クリーニング115、 120および第2段階の希釈へ送られる。
【0023】
第2段階の希釈は、主ラインにおける第2の給送ポンプ 130の吸引側で行われる。この吸引側には、一定圧力の第2の希釈水流F20 がラム圧力によって脱気タンク 200から送られる。ヘッドボックス 150における圧力の調整によって、主ラインにおける第2の給送ポンプ 130の回転速度を制御する。
【0024】
さらに、第3の希釈水流F30 を希釈ヘッドボックス 150へ脱気タンク 200から希釈水給送ポンプ 180によってスクリーン 190を通して給送する。希釈ヘッドボックス 150へ送られたこの第3の希釈水流F30 によって、マシンの横断方向の紙料濃度プロファイルが決まる。
【0025】
図3は、図2に示す処理装置の変形例を示す。この変形例では、脱気タンク 200がワイヤ部 200の下方に位置している。その場合、白水は、ワイヤ部 160から直接ラム圧力によって脱気タンク 200へ送ることができる。脱気タンク 200からは、希釈水が還流水ポンプ 170によって主処理ラインにおける第1の希釈段階F10 および第2の希釈段階F20 へ給送される。さらに、希釈ヘッドボックス 150へは、第3の希釈水が希釈水給送ポンプ 180によってスクリーン 190を通して給送される。第1の希釈水流F10 および第2の希釈水流F20 において、一定の圧力を還流水ポンプ 170の回転速度の調整および/または給送ライン100、 101におけるスロットルによって維持することができる。この場合もまた、オーバフローF40 がワイヤ部 160と脱気タンク 200との間にあり、このオーバフローからは、どんな余剰のワイヤ水も大気圧力へ送られる。脱気タンク 200からは、面位を点Aにて測定し、面位制御器LIC によってフロー制御器FIC を制御し、これによって、ワイヤ部 160から脱気タンク 200を通るラインに設けられている弁 201を制御する。こうして、脱気タンク 200における面位を一定レベルに保つ。
【0026】
図4は、図2に示す処理装置の第2の変形例を示し、この変形例では、脱気タンク 200が完全に除去されている。この場合、ヘッドボックス 150およびワイヤ部 160を閉止して、紙料が周囲の空気に触れないようにしなければならない。そこで、閉止されたワイヤ部 160から集められた白水を直接、還流水ポンプ 170によって主処理流における第1の希釈段階F10 および第2の希釈段階F20 へ給送する。
【0027】
本発明によるストックチェストにおける面位および濃度を一定値に維持する方法は、もちろん、図3および図4に示す処理装置に関連して適用することもできる。
【0028】
図2ないし図4は、希釈ヘッドボックスを用いた方式を示しているが、本発明は、別の種類のヘッドボックスに関連して適用することもできる。その場合、第 2の還流水ポンプ 180および関連するスクリーン 190は、全く必要ない。
【0029】
図2ないし図4に示す主ラインスクリーン 115および遠心クリーナ 120は、1段階または数段階を含むことができる。
【0030】
図2ないし図4に示す主ラインに示されている第1の給送ポンプ 110、スクリーン 115および遠心クリーナ 120は、成分紙料Miがストックチェスト20i 以前においてすでに十分高いレベルの純度まで清浄にされている方式では、完全に省略することができる。その場合、主処理ラインにおいて、給送ポンプ 130およびその後のマシンスクリーン 140だけが必要である。
【0031】
図5は、本発明による処理装置の概略図であり、これによってストックチェスト20における紙料面位S20 およびストックチェスト20における紙料濃度Cs20を調整することができる。紙料M1は貯蔵塔10の底部10a から第1のポンプ11によってフローF11 としてストックチェスト20に給送される。ストックチェスト20から、成分紙料を第3のポンプ21によってヘッドボックスへ向かう主給送ライン 100に給送する(図2、図3および図4)。ストックチェスト20からは、ポンピングタンク 120a へのオーバフローF13 があり、このタンクから、成分紙料M1が第2のポンプ12によってフローF12 として貯蔵塔10の底部10a に戻される。
【0032】
第1の希釈水流F15 を第1のポンプ11の吸引側へ向かう第1の出口ライン13a へ貯蔵塔10の底部から給送し、この希釈水流F15 によって、第1のポンプ11で出口ライン13a からストックチェスト20へ第1の給送ライン13b に沿って給送された紙料流F11 は、所望の濃度に希釈される。一方、第2の希釈流F16 は、第2のポンプ12の加圧側から出る第2の給送ライン14b を通って貯蔵塔10の底部10a に給送される。この希釈流F16 によって、一定の濃度Cs10a が貯蔵塔10の底部10a で維持される。
【0033】
成分紙料M1の紙料柱は、たとえば、約1000立方メートルの大貯蔵塔10であり、紙料柱の上部における濃度Cs10b は、典型的には10〜14% である。新紙料(同図には示さず)を貯蔵塔10の上部10b へ供給し、貯蔵塔10の底部10における濃度Cs10a を紙料の再循環および希釈水の追加(同図には示さず)によって4%のレベルにまで低下させる。貯蔵塔10の底部には第1の混合装置S10 があり、これによって貯蔵塔10の底部10a に存在する紙料は、一定の濃度に保たれる。
【0034】
第1のポンプ11によって送られる紙料流F11 の量は、第1の給送ライン13b の点Cにおいて測定され、この量を第1のポンプに接続された第2の流れ制御器FIC2によって所望のレベルに調整する。この第2の流れ制御器FIC2は、その設定値を後述の方法によって得る。第2の流れ制御器FIC2は、第1のポンプ11の回転速度を算出し、回転制御器SIC2が第1のポンプ11の回転速度を所望のレベルに調整する。
【0035】
第1の給送ライン13b において、点Bでは、貯蔵塔10から第1のポンプ11によってストックチェスト20に給送される紙料の濃度を測定する。第1の濃度制御器QIC1によって、第1の流れ制御器FIC1を直接、制御することができる。この流れ制御器によって、第1のポンプ11の吸引側に送るべき第1の希釈水流F15 が調整される。ここでもまた、さらに効率的な方法を用いることができる。すなわち、第1の濃度制御器QIC1によって、第1の給送ライン13b における点Cで測定され第1のポンプ11によって給送される紙料流F11 に対する第1の希釈水流F15 の比を調整する。第1のポンプ11によって給送される紙料流F11 が変わると、第1の流れ制御器FIC1の設定値も変わり、第1の流れ制御器FIC1が第1の希釈水流F15 を迅速に変える。こうして、第1の濃度制御器QIC1を調整して貯蔵塔10から来るどんな濃度の変動もなくすことができる。
【0036】
第1の流れ制御器FIC1は、第1の希釈水流の給送ラインに位置する測定点Dからの第1の希釈水流に関する流れデータF15 を受けて、そのフローを所望のレベルに第1の調整弁SV1 によって調整する。この調整によって、希釈流に生ずるどんな圧力擾乱も、また第1の調整弁SV1 の摩耗から生ずるどんな問題も部分的に除去される。
【0037】
ストックチェスト20では、計量のために均一濃度を達成するために、紙料を第1の混合装置S20 によって強く攪拌する。第3のポンプ21によって、成分紙料M1は、図2、図3および図4に示す状況では、成分紙料を混合するパイプへ給送される。とくに、図2、図3および図4に示す処理装置では、ストックチェスト20の全体が均一濃度を有し、ストックチェスト20を出て第3のポンプ21に至る給送管21a は、均一な給送圧の下になければならない。
【0038】
紙料高L20 は、ストックチェスト20では面位調整だけで一定の高さに保つことができる。その場合、第2のポンプ12の吸引側を直接ストックチェスト20に接続し、第4の高さ制御器LIC4の測定点Fをストックチェスト20に配置する。その場合、第4の高さ制御器LIC4は、第2のポンプ12に接続されている第4の流れ制御器FIC4を制御し、この流れ制御器FIC4もまた、第2のポンプ12に接続されている第4の回転制御器SIC4を制御する。その場合、ストックチェスト20からの戻り流F12 は、ストックチェスト20における紙料面位L20 に一致するように直接調整される。
【0039】
図5において、ストックチェスト20における面位の調整は、別な方法で行なっている。ストックチェスト20からは、ポンピングタンク20a へのオーバフローF13 があり、これから紙料が第2のポンプ12によって貯蔵塔10の底部へ戻される。ポンピングタンク20a における紙料面位をポンピングタンク20a 内の点Fで測定し、測定結果を第4の面位制御器LIC4へ送ることができる。この制御器で、第4の回転制御器SIC4を制御し、これによって第2のポンプ12の回転速度が調整される。その場合、ポンピングタンク20a に存在する紙料の面位L4は一定に保たれる。
【0040】
ポンピングタンク20a に存在する紙料の面位L4がある範囲内で変化できるならば、上記第4の面位制御器LIC4を下記の新規な方法で構成することができる。
【0041】
第4の面位制御器LIC4の設定値SP4 を次式から算出する。
【0042】
SP4 = K0 + K1*L4 (1)
ただし、L4はポンピングタンク20a で測定した面位、K0およびK1は定数である。ポンピングタンク20a に存在する紙料高L4が上昇すると、排出流が対応して増す。第2のポンプ12により生ずる紙料流F12 を第2の給送ライン14b における点Iにて測定する。これらの測定データも第5の流れ制御器FFIC5 へ送るが、これは後述する。
【0043】
貯蔵塔10の底部10a に向かう第2の給送ライン14b へは、貯蔵塔10の底部10a にある紙料の濃度を所望のレベルにするため、点Gで希釈水を追加供給する。この第2の希釈水流F16 を、この流れに接続された第2の流れ制御器FIC6によって調整する。この制御器は、第6の調整弁SV6 を調整する。第6の流れ制御器FFIC6 の設定値SP6 は、点Dで測定した第1の希釈水流F15 についての流れデータおよび工程を表わす他の特性に基づいて算出することができる。
【0044】
第6の流れ制御器FFIC6 の設定値SP6 はまた、比制御を補助的に用いる別な方法でも決めることができる。第1のポンプ11によって貯蔵塔10の底部10a から給送される紙料の濃度が増すと、第1の濃度制御器QIC1によって第1の希釈水流F15 の量が増す。貯蔵塔10の底部10a における濃度を所望のレベルに低下できるためには、第2の希釈水流F16 も増さなければならない。
【0045】
この事実に基づいて、第2の希釈水流F16 に関する第6の流れ制御器FIC6の設定値は、次式から算出できる。
【0046】
SP6 = K1*F(E) + K2*F(D) (2)
ただし、K1およびK2は操作点に応じた経験定数であり、F(E)は点Eにおけるフロー、またF(D)は点Dにおけるフローである。
【0047】
項 K2*F(D)は、第1の流れ制御器FIC1を補助して定常的に操作領域に維持し、項K1*F(E) によって、紙料計量流F1における還流から離れる水の量と外方紙料流F11 における貯蔵塔10の底部10a から還流へはいり希釈水が含まれている水の量との間の差を考慮している。
【0048】
第2の流れ制御器FIC2の設定値の算出は、第5の流れ制御器FFIC5 において以下に記載の方法で行なわれる。
【0049】
ポンプ11によって貯蔵塔10の底部10a からストックチェスト20に点Cで供給される紙料流F11 の設定値SP2 は、次式によって算出される。
【0050】
SP2 = K1 + F(E)
ただし、F(E)は点Eで測定した計量流F1であり、K1は修正項である。K1は一定とすることができる。その場合、第1のポンプ11によってストックチェスト20へ生ずる外方流れF11 は、第3のポンプ21によってストックチェスト20から除去される計量流F1より高い一定の値を前記によって定常的にとる。この状況では、第2のポンプ12でどんな過剰の紙料も貯蔵塔10へ戻される。
【0051】
上述の修正項K1はまた、たとえば以下の式によって定義できる。
【0052】
K1n = K1n-1 + K2*(FSP(In) - F(In))
ただし、FSP(I)は点Iにおける戻り流F12 の設定値、またF(I)は点Iにおける実際の測定された戻り流F12 である。第2のポンプ12によって生じた紙料流F12 の測定された流れ値が対応する設定値より低い場合は、第1のポンプ11の設定値SP2 を増し、反対の場合にはこれを減らす。この調整によって、外方紙料流F11 に生ずる紙料流の増減を、たとえばファイバの回収に関連して考慮することができる。この増減は、制御回路の観点からは未知であり、第2のポンプ12によって給送される紙料戻り流F12 が所望の値に留まる。点Iで測定した第2のポンプ12の戻り流F(In) が第2のポンプ12の戻り流の設定値FSP(In) より高いと、修正項K1は、第1のポンプ11で給送される紙料流F11 を平衡に達するまで減少させ、それ以外は丸める。
【0053】
上述の実施例では、ポンプ11、12および13において、これらのポンプで生ずる紙料流F11、 F12およびF1を調整するために、回転速度の調整を用いている。回転速度の調整をしないで、紙料流を調整するには、各ポンプに関連して配設した調整弁を用いることができる。その場合、ポンプは一定速度で回転し、紙料流は調整弁によって調整される。これによって紙料流を絞ることができる。紙料流を調整するためにはまた、ポンプの回転速度と調整弁の両方の調整を用いることもできる。
【0054】
図5には、外方流F11 を摩砕部JAU およびファイバ回収部KTO に接続する可能性も示している。摩砕部では、摩砕すべき成分紙料を砕木機へ送り、その後、第1の給送ライン13b へこれを戻す。砕木機へ送られる同じフローを砕木機から戻す。ファイバ回収部では、成分紙料、たとえばセルロースパルプがファイバ回収部を還流し、ディスクフィルタによってゼロ水から回収されたファイバ、灰分および微細繊維と接合することができる。その場合、ファイバ回収部へ向かうフローおよび回収部から第1の給送ライン13b へ戻るフローは、必ずしも同じ規模である必要はない。
【0055】
上記に、特許請求の範囲を示すが、本発明の様々な細部は、この請求の範囲に記載の発明思想の範囲内で変形を示し、例としてのみ上述したものと異なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 抄紙機における紙料の給送用の従来の処理装置の概略図であり、この装置に関連して本発明による方法を用いてストックチェストにおける面位および濃度を一定値に保つことができる。
【図2】 抄紙機における紙料の給送用の第2の処理装置の概略図であり、本発明による方法を適用してストックチェストにおける面位および濃度を一定値に保つことができる。
【図3】 図2に示す処理装置の変形例を示す。
【図4】 図2に示す処理装置の第2の変形例を示す。
【図5】 本発明による処理装置の概略図であり、この装置は、ストックチェストにおける面位およびストックチェストにおける濃度を一定値に保つことができる。

Claims (11)

  1. −成分紙料を貯蔵塔の部から外方流として第1のポンプによってストックチェストへ給送し、前記外方流へ第1の希釈水流を通過させ、前記ストックチェストへ給送される成分紙料の濃度を前記希釈水流によって所望のレベルに調整する工程と、
    −前記ストックチェストにおいて均一な濃度を得るために、前記成分紙料を該ストックチェストにおいて強く攪拌する工程と、
    −前記成分紙料を計量流として前記ストックチェストから第3のポンプによって抄紙機または板紙抄紙機の短環流へ給送する工程とを含む成分紙料の計量用ストックチェストにおける面位および濃度の調整方法において、該方法はさらに、
    −前記ストックチェストにおける面位を該ストックチェストのレベル制御器によって一定に保つ工程と、
    −前記ストックチェストのレベル制御器によって制御しながら、戻り流として第2のポンプによって該ストックチェストから前記貯蔵塔の部へ成分紙料を戻し、該戻り流へ第2の希釈水流を通し、これによって前記貯蔵塔の部における濃度を前記所望のレベルに調整する工程と、
    −前記貯蔵塔の部において均一な濃度を提供するために、前記成分紙料を該貯蔵塔の部において強く攪拌する工程とを含むことを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記ストックチェストにおける面位は、該ストックチェストからポンピングタンクへ送られるオーバフローによって一定に保ち、これに関連して、成分紙料を戻り流として該ポンピングタンクから第2のポンプによって前記貯蔵塔の部へ戻し、該戻り流へ第2の希釈水流を送り、これによって前記貯蔵塔の部における濃度を前記所望のレベルに調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  3. −成分紙料を貯蔵塔の部から第1のポンプの吸引側へ向かう第1の出口ラインへ送り、そこから該成分紙料を第1のポンプによって外方流として第1のポンプの後の第1の給送ラインに沿ってストックチェストへ給送し、該ストックチェストにおいて前記成分紙料を強く攪拌して該ストックチェストにおいて均一な濃度を生ずる工程と、
    −前記成分紙料へは、第1の希釈水流を第1の出口ラインへ点(A)で送り込み、第1の希釈水流によって、前記ストックチェストへ給送される成分紙料の濃度を所望のレベルに調整する工程と、
    −前記成分紙料を前記ストックチェストから第3のポンプによって計量流として計量ラインに沿って抄紙機または板紙抄紙機の短環流へ給送する工程とを含む成分紙料ストックチェストにおける面位および濃度の調整方法において、該方法はさらに、
    −前記成分紙料を前記ストックチェストからオーバフローによってポンピングタンクへ送り、該オーバフローによって前記ストックチェストにおける面位を一定の値に保つ工程と、
    −前記成分紙料を第2のポンプの吸引側へ向かう第2の出口ラインへポンピングタンクから送り、該出口ラインから、前記成分紙料を第2のポンプによって戻り流として第2のポンプの後の第2の給送ラインに沿って前記貯蔵塔の部へ戻し、そこで、該貯蔵塔の部において均一の濃度を達成するために前記成分紙料を強く攪拌する工程と、
    −前記貯蔵塔の部における濃度を均一な値に留めるため、前記成分紙料へは、第2の希釈水流を第2の出口ラインへ点(G)で送り込み、第2の希釈水流によって、前記貯蔵塔の部へ給送される成分紙料の戻り流の濃度を前記所望のレベルに調整する工程とを含むことを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法において、前記希釈水の第1の給送流は、第1の給送ラインから点(B)より測定した前記成分紙料の濃度に基づいて調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法において、第1の希釈水給送流は、第1の給送ラインにおける点(B)から測定した前記成分紙料の度、第1の給送ラインにおける点(C)から測定した前記成分紙料流、および点(D)から測定した第1の希釈水流から形成される比に基づいて調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法において、前記希釈水の第2の給送流は、点(D)から直接比制御によって測定した第1の希釈水の給送流基づいて調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の方法において、第2の希釈水給送流は、点(D)から測定した第1の希釈水の給送流、および計量ラインから点(E)より測定した成分紙料計流に基づいて調整し、これに関連して、該成分紙料計量流における前記ストックチェストから離れる水の量と成分紙料の外方流における前記ストックチェストへ向かい前記希釈水を含む水の量との差を考慮することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の方法において、前記貯蔵塔の部から前記ストックチェストへの前記成分紙料の外方流は、前記点(E)からの計量ラインから測定した成分紙料の計量流より一定量だけ多くなるように調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、第2の流れ制御器の設定値(SP2)は、前記成分紙料の外方流を調整し、次式、
    SP2 = K1 + F(E)
    によって算出され、ただし、F(E)は点(E)における流れであり、K1は修正項であり、これによって点Iにおける流れを所望の値FSP(E)に次式、
    K1n = K1n-1 + K2*(FSP(In) - F(In))
    から調整することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の方法において、前記ポンピングタンクから前記貯蔵塔の部への前記成分紙料の戻り流は、該ポンピングタンクから点(F)より測定した面位に基づいて調整し、該ポンピングタンクにおける面位を一定の高さに保つことを特徴とする面位および濃度の調整方法。
  11. 請求項1ないし9のいずれかに記載の方法において、前記ポンピングタンクから前記貯蔵塔の部への前記成分紙料の戻り流は、該戻り流を調整する第4の流れ制御器の設定値(SP4)を次式、
    SP4 = K0 + K1*L4
    から算出し、ただし、(L4)はポンピングタンクから点(F)より測定した面位であり、(K0)および(K1)は定数であり、これに関連して、ポンピングタンクにおける位が変化して、該面位が上昇すると、前記戻り流も増し、該面位が低下すると、該戻り流も減少することを特徴とする面位および濃度の調整方法。
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