JP4279417B2 - クランクシャフトの搬送・位相決め装置 - Google Patents

クランクシャフトの搬送・位相決め装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランクシャフトのピン部を焼入等の熱処理を行なう際にクランクシャフトを所定経路に沿って搬送しながら前記ピン部の位相決めをするようにしたクランクシャフトの搬送・位相決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6は、従来のクランクシャフトの搬送・位相決め装置を示すものであって、この装置は、直列4気筒クランクシャフト70のピン部1P,2P,3P,4P(図7参照)を焼入する工程においてこのクランクシャフト70を所定の経路に沿って搬送すると共に、高周波誘導加熱コイルの直下位置に搬送されたクランクシャフト70を前記直下位置で位相決めして高周波誘導加熱を施行するのに従来より用いられているものである。
【0003】
この従来のクランクシャフト搬送・位相決め装置は、図5及び図6に示すように、一対の固定ビーム14と、枠体20の一部を構成する一対の可動ビーム25とを備えている。そして、一対の固定ビーム14には、その長手方向において間隔M及び2Mを隔てた3箇所にV字状凹部を有するV字ブロック11,12,13が固定され、上下動ビーム41に沿ってスライド可能に配設された可動ビーム25上には、その長手方向において等間隔Mを隔ててV字状凹部を有するV字ブロック21,22,23,24が固定されている(図6参照)。
【0004】
固定ビーム14は、ベースB上に立設されたスタンド16を介して水平状に支持されており、可動ビーム25は、昇降機構50(図6参照)及び前後進機構30(図5参照)により図6においてa→b→c→dの方向に順次に循環作動されるように構成されている。例えば、図7に示すような4気筒のクランクシャフト70を搬送する場合には、図7で示す如く各クランクシャフト70の左右両端のジャーナル部1J,5Jが固定ビーム14上のV字ブロック11〜13のV字状凹部11a〜13aでそれぞれ支持され(図8参照)、かつ、各クランクシャフト70のジャーナル部(前記ジャーナル部1J,5Jに隣接するジャーナル部)2J,4Jが可動ビーム25上のV字ブロック21〜24のV字状凹部21a〜24aでそれぞれ支持され、この支持状態の下で、図6において符号a→b→c→dで示される循環経路に沿った搬送動作にて、焼入処理すべきクランクシャフト70が順次に搬入位置から高周波誘導加熱コイル71の直下位置(加熱位置)を経由して搬送されるようになっている。
【0005】
高周波加熱コイル71の直下位置に搬送されたクランクシャフト70は、図9に示す如く、可動ビーム25の上昇位置においてその両端の回転軸の端面に、センタ81,91がそれぞれ係着された図外の前後進機構にてスピンドルユニット80,90が作動されるのに応じてクランクシャフト70がセンタリングされてチャック92にてチャッキングされるように構成されている。なお、上述のスピンドルユニット90は、図外のモータ(クランクシャフト回転駆動用モータ)にて回転駆動されるように構成されると共に、回転角度検出用エンコーダ(図示せず)が備えられている。
【0006】
また、クランクシャフト70が上述の如くセンタリングされてチャッキングされた後には、可動ビーム25が図6のa→b→c→dの移動動作によって原位置に再び戻される一方、スピンドルユニット90が図外のクランクシャフト回転駆動用モータによって回転駆動されるのに伴い、チャッキングされたクランクシャフト70がその軸線を中心に回転駆動されるように構成されている。
【0007】
そして、クランクシャフト70のピン部1P〜4Pが高周波誘導加熱コイル71の直下にそれぞれ対応配置された後に、ピン部位相検出用レバー101が上昇され始めるようになっている(図10参照)。なお、このピン部位相検出用レバー101の上昇前においては、このレバー101は、クランクシャフト70の回転に伴って高周波誘導加熱加熱コイル71が追従移動してもこのコイル71に干渉しない範囲(コイル動作範囲外)に待期している。また、上述のピン部位相検出用レバー101は、図10に示すように、その一端がピン部1Pに接触しているか或いは非接触の状態であるかについて、その他端の側に配置された無接触型のスイッチ102によって検出できる構造となっている。かくして、このピン部位相検出用レバー101により、ピン部1Pとレバー101とが互いに接触した状態から非接触の状態になる位相角度、或いは、ピン部1Pが前記レバー101に対して非接触の状態からこれらが互いに接触する位相角度を検知する機能を有している。また、クランクシャフト70の回転は、この機構により検出されたピン部の角度から予め設定してある位相角度だけエンコーダパルスに基づいて回転され、ピン部がクランクシャフトの回転軸心の直下に配置された位置で回転停止されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如き従来のクランクシャフトの搬送・位相決め装置では、次のような問題点がある。すなわち、クランクシャフト70が高周波誘導加熱コイル71の直下位置まで搬送されてきた時点でピン部1P〜4Pの位相決めを行なうようにすると、この位置でのクランクシャフト70の滞留時間が長くなり、装置全体としてのサイクルタイム(クランクシャフト70が投入されてから焼入処理されて次工程に搬出されるまでの所要時間)が長くなってしまうという不具合がある。近年においては、ユーザーの希望が年々厳しくなっており、短時間で同一物を大量生産する傾向の中で、できるだけサイクルタイムを短縮することが望まれているのが実状であり、上述のような従来の装置では、このようなユーザーの要望に応えることができないという問題点がある。
【0009】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、ピン部加熱用の高周波誘導加熱コイルの直下位置にクランクシャフトが搬送される途中でクランクシャフトのピン部の位相決めを行なうことができて、高周波誘導加熱コイルの直下位置でのピン部の位相決めを行なわずに済み、ひいては熱処理(焼入処理等)のサイクルタイムの短縮を図ることができるクランクシャフトの搬送・位相決め装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明では、回転軸と同軸のジャーナル部、及び、このジャーナル部から偏心した位置に同位相と180゜との位相間隔をもって配設されたピン部を有するクランクシャフトを、前記回転軸を水平に保ちながら前記回転軸に対して直角でかつ水平の方向に搬送すると共に、前記ピン部の位相の位相決めを行なうようにしたクランクシャフトの搬送・位相決め装置において、
(a) 間隔M及び間隔2Mを隔てた3箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された固定ビームと、
(b) 前記固定ビームに対して平行に配置され、かつ、等間隔Mを隔てた4箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された可動ビームと、
(c) 前記可動ビームを上下方向に昇降させる昇降機構、及び、前記可動ビームを水平方向に前後進させる前後進機構とから成る搬送機構と、
(d) クランクシャフトの搬送方向において前記固定ビームの第2番目のV字ブロックと同位置に配置され、かつ、任意の同位相のピン部と同間隔をもって互いに対向するようにプレート上に固定されたピン部支持用の一対のV字ブロックと、
(e) 前記プレート上の一対のV字ブロックを前記プレートと共に上下方向に昇降させる昇降機構と、
(f) 前記可動ビーム上の第2番目の一対のV字ブロックと平行に配置され、かつ、クランクシャフトの回転軸心の直下位置に位相決めされたピン部を保持するU字ブロックと、
(g) 前記固定ビームの第1番目と第2番目のV字ブロック間の任意の位置において、前記可動ビームが上昇位置で前進中に前記プレート上のV字ブロックに対応しないクランクシャフトのピン部に当接して当該ピン部を上死点以外の位置に移動させるべく前記クランクシャフトを回転させるためのピン部位相決め機構と、
(h) 前記ピン部位相決め機構に設けられ、前記クランクシャフトの回転軸と同方向に揺動可能で、かつ、前記可動ビームが上昇かつ前進中に前記プレート上のV字ブロックと同間隔でないクランクシャフトのピン部が上死点を中心とした角度θ以内の位相で搬送された時に、このピン部に当たり、前記ピン部の位相を上死点を中心とした角度θ以上の位相となるようにクランクシャフトを回転させつつ、それ自身クランクシャフトの回転軸と同方向に回転可能な機能を持つ円盤と、
をそれぞれ具備し、
投入されたクランクシャフトを高周波誘導加熱コイルの直下位置まで前記可動ビームの移動経路に沿って搬送する途中で、前記ピン部の位相を、前記ピン部位相決め機構の円盤と前記プレートのV字ブロックの昇降動作によって、位相決めするようにしている。
また、本発明では、前記固定ビームの第2番目の一対のV字ブロックが有するV字状凹部の切欠幅Wを、ジャーナル部軸心に対するピン部軸心の偏心距離をL、任意の正の値をAとすると、W≧2L+Aとなるように設定している。
【0011】
本発明の好ましい実施形態においては、クランクシャフト搬送・位相決め装置の固定ビーム上の第1番目の一対のV字ブロック上に、クランクシャフトのジャーナル部が載置されてクランクシャフトの回転軸心が水平に配置される。そして、このクランクシャフトは上下動ビームの昇降機構と、可動ビームの前後進機構とにより、上昇、前進、下降、後退が順次に繰り返され、可動ビームのV字ブロックによって、1ピッチ(間隔M)づつ順次に搬送されて高周波誘導加熱コイルの直下位置まで搬送される。
【0012】
固定ビームの第2番目のV字ブロックが配置されている位置にクランクシャフトが搬送されると、このクランクシャフトはクランクシャフトの同位相の一対のピン部の下方に待期しいているピン部位相決め(位相決め)用のV字ブロック(W≧2L+Aによって規定される切欠幅WのV字状凹部を有する)によってピン部を支持されながら、一対のV字ブロックの固定されたプレートの昇降機構によって上昇される。上昇途中のクランクシャフトは、これに作用する重力により、前記一対のV字ブロック上に支持されたピン部を中心に、支持されていないピン部が下死点に位置するまで回転し、その位置で停止される。
【0013】
しかる後、クランクシャフトは、プレートの昇降機構によって下降され、再び固定ビームの第2番目の一対のV字ブロック上に載置されるピン部の位相決めが完了される。なお、この場合、上述の一対のV字ブロックにて支持されるピン部の位相が下死点の位相となるような姿勢で固定ビームの第2番目の一対のV字ブロック上にクランクシャフトが載置されて搬送されると、他のピン部を支持されて上昇される際にクランクシャフト全体の重量バランスがとれて、支持されたピン部を中心にクランクシャフトが回転しない事態を生じる可能性があるので、固定ビームの第1番目の一対のV字ブロックから第2番目の一対のV字ブロックに搬送される途中で、ピン部位相決め用のV字ブロックで支持されないピン部が上死点を中心としたθの位相の時、このピン部に干渉(当接)して、ピン部の位相を上死点を中心としたθ以外の位相に変更させる円盤を設けることによって、クランクシャフトの姿勢(ピン部の位相)が強制的に変更される。
【0014】
このようにして、ピン部の位相が決められたクランクシャフトは、可動ビームが上昇する際に、可動ビームに取付けられたピン部に跨ってピン部の位相を保持するU字ブロックによって、下死点にあるピン部の位相を保持されながら、固定ビームの第2番目のV字ブロックから次のピッチ位置、すなわち、高周波誘導加熱コイルの直下位置まで搬送される。
【0015】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記固定ビーム上のV字ブロックに載置されたクランクシャフトに干渉しない高さ位置から、クランクシャフトを支持したときに、クランクシャフトのジャーナル部が前記固定ビームのV字ブロックに干渉しない高さ位置まで昇降する昇降機構とを備えている。
【0016】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記固定ビームの第1番目と第2番目の間の任意の位置において、可動ビームが上昇かつ前進中に前記プレート上のV字ブロックと同間隔でないクランクシャフトのピン部が上死点を中心とした角度θ以内の位相で搬送された時に、このピン部に当たり、ピン部の位相を上死点を中心とした角度θ以上の位相となるようにクランクシャフトを回転させつつ、それ自身クランクシャフトの回転軸と同方向に回転可能な機能を持つ円盤と、この円盤を支持するための、クランクシャフトの回転軸と同方向に揺動可能なアームとを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。なお、図1〜図4において、図5〜図10と同様の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るクランクシャフトの搬送・位相決め装置を示すものである。本装置は、図1及び図2に示すように、一対の固定ビーム14と、一対の上下動ビーム41と、これらの上下動ビーム41に取り付けられた二対のローラ42によって上下動ビーム41上に前後進可能に配設された可動ビーム25と、上下動ビーム41を昇降する昇降機構50と、可動ビーム25を前後進する前後進機構30とをそれぞれ備えている。なお、上述の一対の上下動ビーム41は、連結板43で連結されて枠体40を構成し、一対の可動ビーム25も連結板26で連結されて枠体20を構成している。
【0019】
一対の固定ビーム14上には、クランクシャフト70の左右両端側のジャーナル部1J及び5J(図3参照)を支持するためのV字ブロック11〜13が図2に示す如く搬送方向に沿って間隔M及び2Mを隔てた位置に固定されている。また、一対の可動ビーム25は、一対の固定ビーム14の内側に配置されており、一対の可動ビーム25には、クランクシャフト70のジャーナル部1J,5Jを支持するためのV字ブロック21〜24がクランクシャフト70の回転中心70a方向において対向する位置であって、かつ、搬送方向において等間隔M(固定ビーム14上のV字ブロック11と12との間隔Mに相当)を隔てた位置に固定されている。一対の固定ビーム14上の第2番目のV字ブロック12のV字状凹部12aの切欠幅W1は、クランクシャフト70の回転中心70aに対するピン部の最大偏心量L(図4参照)の2倍以上に設定されている。
【0020】
ここで、本実施形態における上下動ビーム41の昇降機構50について説明すると、次の通りである。すなわち、この上下動ビーム41は、二対の揺動アーム51の上端に回転自在に取付けられて水平に支持されている。そして、二対の揺動アーム51の下端は、ベースB上の軸受け53に回転自在に支持されている揺動軸56にそれぞれ位相角が互いに等しい状態で取付けられている。さらに、前記揺動軸56には、別の揺動アーム52の下端がそれぞれ固定されており、この揺動アーム52の上端には、上下動ビーム昇降用シリンダ54の作動ロッド54aが相対的に回転自在に連結されている。また、上下動ビーム昇降用シリンダ54は、揺動アーム52の揺動動作に追従し得るように、ベースB上に固定された昇降シリンダ支持用スタンド55に回転可能な状態で保持されている。
【0021】
次に、本実施形態における可動ビーム25の前後進機構30について説明する。まず、図1及び図2に示すように、可動ビーム25には、アーム31を介して、可動ビーム前後進用シリンダ32の作動ロッド32aが上下動ビーム41の昇降動作に追従し得るように相対的に回転自在に連結されている。また、可動ビーム前後進用シリンダ32は、上下動ビーム41の昇降動作に追従し得るように、ベースBに固定されたスタンド33に回転自在に保持されている。
【0022】
さらに、本実施形態のクランクシャフト搬送・位相決め装置においては、図1〜図4に示す如く、ピン部位相保持用のU字ブロック27が設けられている。具体的には、このU字ブロック27は、図4に明示するように、ピン部1Pの外径寸法よりも幅がIだけ広いU字状の凹部27aを上端に有する部材であって、クランクシャフト搬送・位相決め装置の可動ビーム25にスペーサ28を介して取付けられている。なお、上述のI寸法は、0.1〜0.5mm程度が望ましい。
【0023】
しかして、U字ブロック27は、可動ビーム25上のV字ブロック22にピン部1Pが真下を向く姿勢でクランクシャフト70が対応配置された際に、図1及び2に示すように、ピン部1Pの部分にU字ブロック27のU字状凹部27aが跨る高さ位置に配置され、かつ、可動ビーム25が下降されて下降位置に配置された時に、固定ビーム14のV字ブロック12のV字状凹部12a上に載置されたクランクシャフト70のピン部1PにU字ブロック27の上端が干渉しない隙間Jを持つ高さ位置に配置されている。
【0024】
上述のU字ブロック27は、クランクシャフト搬送・位相決め機構1のピン部位相決め位置において固定ビーム14のV字ブロック22のV字状凹部22a上にクランクシャフト70が載置された際に、クランクシャフト70の回転中心70a方向のピン部1Pの位置と同位置となるようにスペーサ28を介して固定されている。なお、このU字ブロック27の取付位置は、他のピン部4Pと同じ位置であっても良い。
【0025】
次に、本実施形態におけるピン部位相決め機構60について説明する。本実施例のピン部位相決め機構60は、図3及び図4に示すように、クランクシャフト70の同位相のピン部2P,3Pを支持するために所定間隔をもって配設された一対のV字ブロック61が上面に固定されたプレート62と、これら一対のプレート61を昇降移動するための昇降機構60aとを備えている。また、前記V字ブロック61のV字状凹部61の幅W2は、クランクシャフト70の回転軸心70aに対するピン部1Pの偏心距離Lに対しW2≧2L+A(但し、Aは任意の正数)となるように設定されている。さらに、前記V字ブロック61の高さH(図4参照)は、このV字ブロック61のV字状凹部61a上にクランクシャフト70のピン部2P,3Pが載置された状態の下でこれらのピン部2P,3Pを中心にクランクシャフト70が回転される際に、クランクシャフト70のウェイト部70b(図3参照)等が前記プレート62に干渉しないような高さに設定されている。
【0026】
また、上述のプレートの昇降機構60aは、プレート昇降用シリンダ66と、ガイドシャフト63と、このガイドシャフト63用の軸受け64とを備えており、スタンド65に固定された、プレート昇降用シリンダ66のロッド66aはプレート下面に連結されている。ガイドシャフト63は、ベースB上に固定されたスタンド65に取り付けられた軸受け64によって支持されると共に、その上端がプレート62の下面に連結されている。これにより、プレート62が水平の姿勢を保ちながら、プレート62の上下動の動作がガイドされている。
【0027】
さらに、このピン部位相決め機構60は、図2に示すように、クランクシャフト搬送・位相決め装置の上方に円盤67が配設されている。この円盤67は、クランクシャフト70の回転軸心70a方向においてピン部1Pと同位置に配置されると共に、可動ビーム25上のV字ブロック21〜24にてクランクシャフト70が上昇される際に、円盤67の最下部と、真上を向いたピン部1Pの最上部との間に距離Dが存在するように配置されている。
【0028】
そして、上述の円盤67は、図外のスタンドに図2の矢印F方向に回転自在に取付けられたアーム68によって、図2の矢印E方向に回転自在に支持されている。また、円盤67の高さは、アーム68の回転軸68aの付近に配設されたストッパーボルト69にて、既述の配設位置より下方に移動しないように保持されている。なお、この円盤67の配設箇所は、クランクシャフト70のピン部4Pと同じ位置であっても良い。
【0029】
次に、本実施形態に係るクランクシャフトの搬送・位相決め装置の動作について説明すると、以下の通りである。なお、この場合、焼入処理(高周波誘導加熱処理等)のために搬送して位相決めするためのワーク(被処理体)は、直列4気筒クランクシャフト70である。
【0030】
まず、クランクシャフト投入位置に配置されている固定ビーム14上の一対のV字ブロック11のV字状凹部11aにクランクシャフト70のジャーナル部1J及び5Jがそれぞれ跨る姿勢で載置され、その後に、上下動ビーム昇降用シリンダ54のヘッド側ポート54bに圧力Pが供給される。これに伴い、前記シリンダ54内より作動ロッド54aが押し出されて揺動アーム51が揺動軸56を中心に回動され、これに応じて上下動ビーム41が上昇移動される。そして、この上下動ビーム41と一緒に可動ビーム25が上昇移動される。この上昇移動の際に、クランクシャフト70は、上昇移動される可動ビーム25のV字ブロック21にてそのジャーナル部1J,5Jがそれぞれ支持された状態のまま前記揺動アーム51の揺動角度に相応する距離だけ上昇される(図2において矢印aで示す搬送工程)。
【0031】
このようにしてクランクシャフト70が上昇されると、可動ビーム前後進用シリンダ32のヘッド側ポート32bに圧力Pが供給されてこのシリンダ32内より作動ロッド32aが押し出され、アーム31を介して可動ビーム25が前進移動される。これに伴い、クランクシャフト70が固定ビーム14上の第2番目のV字ブロック12の真上位置まで搬送される(図2において矢印bで示す搬送工程)。
【0032】
クランクシャフト70の搬送中に、そのピン部1Pがクランクシャフト70の回転中心70aに直交する垂直線に対して図2に示す所定範囲の角度(前記垂直線を中心とする角度θの範囲内の位相)を維持していた場合には、ピン部1Pが円盤67に当たり、可動ビーム25のV字ブロック21のV字状凹部21a上でクランクシャフト70の回転中心70aを中心にピン部1Pが回転され、前記角度θ以上の位相に角度修正される。この時、円盤67は、それ自身もピン部1Pによって回転されるため、円盤67の円周の同じ位置に何度もピン部1Pが当たって円周上の1ヶ所が著しく摩耗するのが防止される。また、円盤67が取付けられているアーム68は図1の矢印Fの方向に回転自在となっているため、仮にピン部1Pと円盤67との間に互いに押し合う力が発生しても、その力はアーム68の回動により吸収(開放)される。
【0033】
これに引き続き、上下動ビーム昇降用シリンダ54の圧力Pがヘッド側ポート54bからロッド側ポート54cに図外の切換器によって切り換えられ、可動ビーム25が下降移動されるにの伴って、クランクシャフト70が下降されてそのジャーナル部1J,5Jが固定ビーム14上の第2番目の一対のV字ブロック12のV字状凹部12a上に載置される(図2において矢印cで示す搬送工程)。そして、クランクシャフト70の下降移動が終了すると、可動ビーム前後進用シリンダ32の圧力Pがヘッド側ポート32bからロッド側ポート32cに図外の切換器によって切り換えられ、これに伴って可動ビーム25が後退されて原位置に戻される(図2において矢印dで示す搬送工程)。
【0034】
しかる後に、ピン部位相決め機構60のプレート昇降用シリンダ66のヘッド側に圧力Pが供給されてこのシリンダ66内より作動ロッド66aが押し出され、プレート62上の一対のV字ブロック61が上昇移動される。これに伴い、固定ビーム14上の第2番目のV字ブロック12に載置されたクランクシャフト70のピン部2P,3Pが前記一対のV字ブロック61にて支持され、この状態でクランクシャフト70が上昇移動される。
【0035】
なお、既述のように、クランクシャフト70のピン部2P,3Pを支持する一対のV字ブロック61は、その上面のV字状凹部61aの幅(上昇面の切欠き幅)W2が、クランクシャフト70の回転中心70aに対するピン部2P,3Pの偏心距離Lに対し、W2≧2L+Aの広さに設定されているので、クランクシャフト70のピン部2P,3Pの位相がいづれの状態であっても、ピン部2P,3Pを下方からすくい上げることができる。
【0036】
ピン部2P,3Pを支持された状態でV字ブロック61にて上昇移動されるクランクシャフト70は、上昇移動中に、クランクシャフト70自身に作用する重力によって、ピン部2P,3Pの軸心を中心に、ピン部1P,4Pがほぼ下死点に位置するまで自転することにより、ピン部1P〜4Pの位相が決められる。すなわち、各ピン部1P〜4Pの軸心がクランクシャフト70の回転軸心に直角な垂直線上において交差するように位相決めされ、ひいてはピン部1P,4Pがほぼ下死点に、そしてその他のピン部2P,3Pが上死点に位相決めされる。なお、固定ビーム14上の第2番目のV字ブロック12の上端面のV字状凹部12aの幅(切欠幅)W1は、ピン部位相決め機構60のV字ブロック61にてピン部2P,3Pが支持された状態で上昇移動される際にこれらのピン部2P,4Pを中心にクランクシャフト70が回転しても、ジャーナル部1J,5Jが固定ビーム14上のV字ブロック12のV字状凹部12aから外れないW1≧2L+Gの広さを持っているので(図4参照)、固定ビーム14上のV字ブロック12からクランクシャフト70が落下することはない。
【0037】
次いで、V字ブロック61が所定の上昇端まで上昇移動された後に、プレート昇降用シリンダ66の圧力Pがヘッド側ポート66bからロッド側ポート66cに図外の切換器によって切り換えられ、作動ロッド66aがシリンダ内に引き戻される。これに伴って、一対のV字ブロック61が下降移動され、クランクシャフト70のピン部1P,4Pがほぼ下死点に、その他のピン部2P,3Pが上死点にそれぞれ配置される位相をもって、クランクシャフト70のジャーナル部1J,5Jが固定ビーム14の第2番目のV字ブロック12のV字状凹部12a上に再び載置される。
【0038】
このようにして固定ビーム14上の第2番目のV字ブロック12上にピン部1P〜4pの位相がそれぞれ定められて載置されたクランクシャフト70は、可動ビーム25の第2番目のV字ブロック22によって、ジャーナル部1J,5Jが支持された状態で再び上昇移動される。この時、可動ビーム25上に固定されたU字ブロック27も、クランクシャフト70のピン部1Pに下方側から跨るように上昇移動され、ほぼ下死点に位置するピン部1PがU字ブロック27のU字状凹部27a内に納められる。これに伴い、前記ピン部1Pがその際の位相を維持された状態となされて(ひいては、その他のピン部2P,3P,4Pも同様)、クランクシャフト70の回転中心70aを中心とする公転動作が阻止される。
【0039】
次に、クランクシャフト70は、可動ビーム25の前進動作によって、更に1ピッチだけ先のピン部高周波誘導加熱・冷却処理位置まで各ピン部1P〜4Pの位相が保持された姿勢のまま搬送され、ピン部高周波誘導加熱及び冷却工程で使用される図外の一対のスピンドルユニットのセンターとチャックとによって支持される。その後、可動ビーム25のみが、下降されてから後退移動されて原位置に戻される。図外のスピンドルユニットにて支持されたクランクシャフト70の各ピン部1P〜4Pには、上方で待期している高周波誘導加熱コイル71が下降されて対応配置される。しかる後に、クランクシャフト70が図外のスピンドルユニットによってその回転中心70aを中心に回転駆動されると、ピン部1P〜4Pの公転動作に対応して高周波誘導加熱コイル71が追従移動される。
【0040】
そして、このクランクシャフト70の回転駆動の開始に同期して高周波誘導加熱コイル71に高周波電流が一定時間にわたり通電され、クランクシャフト70の各ピン部1P〜4Pが所要の焼入温度にまで高周波誘導加熱される。次いで、高周波誘導加熱コイル71の下部に配設された一対のジャケット(図示せず)から焼入冷却水が一定時間にわたり噴射される。これにより、各ピン部1P〜4Pが一定温度以下に急速に冷却され、各ピン部1P〜4Pの周面に焼入硬化層が形成される。かくして、以上の如き一連の自動連続操作により焼入処理工程が終了される。
【0041】
このような構成のクランクシャフトの搬送・位相決め装置によれば、投入されたクランクシャフト70を高周波誘導加熱コイル71の直下位置まで可動ビーム25のa→b→c→dの移動経路に沿って搬送する途中で、ピン部1P〜4Pの位相を、ピン部位相決め機構60の円盤67とV字ブロック61の昇降動作によって、順次に、粗決め、正決めすることができる。従って、次の高周波誘導加熱工程において、位相決め完了状態のピン部1P〜4Pを高周波誘導加熱コイル71の直下に正しく対応配置して焼入加熱を行なうことができ、ひいては一連の焼入工程を自動連続操作にて能率良くしかも良好な操作性をもって施行することが可能となる。
【0042】
以上、本発明の一実施形態につき述べたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、円盤67をピン部1Pに対応して配設する必要は必ずしもなく、他のピン部2P,3P,4Pの何れか1つに対応して配置しても良い。また、本発明は、4気筒のクランクシャフト70を搬送・位相決めする装置に限らず、一対づつの同位相のピン部を有しているクランクシャフトであれば4気筒以外の多気筒のクランクシャフトにも適用可能である。また、本発明は、ピン部の高周波焼入装置に限らず、高周波焼戻装置や高周波焼鈍装置等にも適用可能であり、さらにクランクシャフトのピン部の位相決めを前もって必要とする工作機械等にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るクランクシャフトの搬送・位相決め装置によれば、投入されたクランクシャフトのピン部の位相の如何に拘わらず、その搬送途中で、高周波誘導加熱コイルを各ピン部に対応配置するのに適した位相、すなわち、各ピン部がクランクシャフトの回転軸心を通る垂直線上に配置されるような位相に設定することができるので、高周波誘導加熱位置においてピン部の位相決めを行なう必要がなくなる。従って、高周波誘導加熱工程でのクランクシャフトの滞留時間を短縮することができ、ひいては装置のサイクルタイムを短縮できる。しかも、本発明の装置を高周波焼入装置等に用いるようにすれば、全工程の自動連続化が可能で操作性及び処理効率の極めて良好な実用性に高い装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクランクシャフトの搬送・位相決め装置を示す平面図である。
【図2】上述のクランクシャフトの搬送・位相決め装置の側面図である。
【図3】クランクシャフトがピン部位相決め機構に搬送された際の状態を示す正面図である。
【図4】クランクシャフトがピン部位相決め機構に搬送された際の状態を示す側面図である。
【図5】従来のクランクシャフトの搬送・位相決め装置を示す平面図である。
【図6】従来のクランクシャフトの搬送・位相決め装置を示す側面図である。
【図7】固定ビームの第1番目のV字ブロック上にクランクシャフトのジャーナル部が支持された状態を示す正面図である。
【図8】固定ビームの第2番目のV字ブロック上にクランクシャフトのジャーナル部が支持された状態を示す正面図である。
【図9】クランクシャフトをチャッキングした状態を示す正面図である。
【図10】図9におけるX−X線矢視図である。
【符号の説明】
1P〜4P ピン部
1J〜5J ジャーナル部
11〜13 固定ビーム上のV字ブロック
14 固定ビーム
21〜24 可動ビーム上のV字ブロック
25 可動ビーム
27 U字ブロック
30 可動ビームの前後進機構
50 可動ビームの昇降機構
60 ピン部位相決め機構
60a 昇降機構
61 V字ブロック
67 円盤
70 クランクシャフト
71 高周波誘導加熱コイル

Claims (2)

  1. 回転軸と同軸のジャーナル部、及び、このジャーナル部から偏心した位置に同位相と180゜との位相間隔をもって配設されたピン部を有するクランクシャフトを、前記回転軸を水平に保ちながら前記回転軸に対して直角でかつ水平の方向に搬送すると共に、前記ピン部の位相の位相決めを行なうようにしたクランクシャフトの搬送・位相決め装置において、
    (a) 間隔M及び間隔2Mを隔てた3箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された固定ビームと、
    (b) 前記固定ビームに対して平行に配置され、かつ、等間隔Mを隔てた4箇所に一対のジャーナル部支持用のV字ブロックがそれぞれ固定された可動ビームと、
    (c) 前記可動ビームを上下方向に昇降させる昇降機構、及び、前記可動ビームを水平方向に前後進させる前後進機構とから成る搬送機構と、
    (d) クランクシャフトの搬送方向において前記固定ビームの第2番目のV字ブロックと同位置に配置され、かつ、任意の同位相のピン部と同間隔をもって互いに対向するようにプレート上に固定されたピン部支持用の一対のV字ブロックと、
    (e) 前記プレート上の一対のV字ブロックを前記プレートと共に上下方向に昇降させる昇降機構と、
    (f) 前記可動ビーム上の第2番目の一対のV字ブロックと平行に配置され、かつ、クランクシャフトの回転軸心の直下位置に位相決めされたピン部を保持するU字ブロックと、
    (g) 前記固定ビームの第1番目と第2番目のV字ブロック間の任意の位置において、前記可動ビームが上昇位置で前進中に前記プレート上のV字ブロックに対応しないクランクシャフトのピン部に当接して当該ピン部を上死点以外の位置に移動させるべく前記クランクシャフトを回転させるためのピン部位相決め機構と、
    (h) 前記ピン部位相決め機構に設けられ、前記クランクシャフトの回転軸と同方向に揺動可能で、かつ、前記可動ビームが上昇かつ前進中に前記プレート上のV字ブロックと同間隔でないクランクシャフトのピン部が上死点を中心とした角度θ以内の位相で搬送された時に、このピン部に当たり、前記ピン部の位相を上死点を中心とした角度θ以上の位相となるようにクランクシャフトを回転させつつ、それ自身クランクシャフトの回転軸と同方向に回転可能な機能を持つ円盤と、
    をそれぞれ具備し、
    投入されたクランクシャフトを高周波誘導加熱コイルの直下位置まで前記可動ビームの移動経路に沿って搬送する途中で、前記ピン部の位相を、前記ピン部位相決め機構の円盤と前記プレートのV字ブロックの昇降動作によって、位相決めするようにしたこと、
    を特徴とするクランクシャフトの搬送・位相決め装置。
  2. 前記固定ビームの第2番目の一対のV字ブロックが有するV字状凹部の切欠幅Wを、ジャーナル部軸心に対するピン部軸心の偏心距離をL、任意の正の値をAとすると、W≧2L+Aとなるように設定したことを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトの搬送・位相決め装置。
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