JP4277225B2 - 電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体と当該食品包装袋体入り冷凍食品。 - Google Patents

電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体と当該食品包装袋体入り冷凍食品。 Download PDF

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Description

本発明は、蒸し機能の付いた食品包装袋体と当該蒸し機能付き食品包装袋体に対象食品を収納した冷凍食品に関する。即ち、食品包装袋体は収納食品を包装して分別し、保護し、流通し、保存し、情報提供することが本来の機能であるが、本発明は、電子レンジで加熱したとき、水分が優先的に加熱され蒸気になり易い性質を踏まえて、発生した蒸気が包装袋体を満たして膨らませ、当該袋体内を蒸気が対流して収納された食品を蒸すことができるようにした電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体と当該蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品に関する。
従来より加熱調理済みのギョーザやシュウマイや小龍包や中華饅頭を冷凍したものが、電子レンジ処理時に表面部分の過度の乾燥による食感の劣化を防止するための技術開発が要請されている。
そのための技術として、冷凍シュウマイの表面に氷を付着する方法(特許2584648号)や、シュウマイが収納されていた包装容器自体を蒸し器に利用する蒸し器兼用食品容器(特開平10−291572号)、容器本体の底部に必要量の水を充填し、その上に蒸気の流通可能な大きさの穴を多数設けた台紙の上に蒸し調理食品をのせることにより、専用の蒸し器や無水なべを使用せず冷凍状態のまま電子レンジ調理が可能である電子レンジ蒸し用包装体(実開昭62−134871号)等が提案されている。
第1の特許2584648号は、冷凍シュウマイの表面に氷を付着するだけで包装容器との関係が示されていない。第2の特開平10−291572号は、蒸し器兼用食品容器ではあるがこれは、包装用袋の中に収納されている容器であり、それを包装用袋から取り出して水の入った別の容器に入れて電子レンジにかけなければならない。これは、専用の蒸し器や無水なべを用意する必要はないが、作業的には、冷凍シュウマイを取り出して別の容器に移し変える必要があり、蒸し器に移して蒸すという手間において大差はなく、その便利さが不十分である。第3の実開昭62−134871号は、カップ型の電子レンジ蒸し用包装体である。これは、そのまま電子レンジ調理が可能な点で便利さはあるが、包装体として空間が多く、流通時の無駄が多く、一般的に普及している包装用袋体に収納した冷凍食品の包装方式にはなじまない。本発明は、包装用袋に収納された状態の冷凍食品という慣用された包装方式でありながら、その包装用袋体をそのまま電子レンジに入れて加熱するだけで、蒸し器となり、収納食品を蒸すことができるといった実用的な便利さのある当該蒸し機能付き食品包装袋体と当該蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品を具現化したものである。
電子レンジの普及に伴い、包装したまま収納されている食品を内部から加熱することが可能となった。その結果、これまでの包装用容器としての本来の機能だけでなく、同時に電子レンジでの調理が可能となるような食品包装用容器がいろいろと提案されるようになった。しかし、包装用袋体のまま電子レンジ加熱しただけで、収納する冷凍食品を蒸すことができるという、電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体は開発されていない。
本発明者は、長年冷凍食品の商品開発を手がけてきたが、例えば、シュウマイの冷凍食品の場合、これを電子レンジでマイクロ波加熱する場合、水分が失われ易く過度に乾燥してしまい食感を損ねるとうい難点があった。なぜならその包んでいるシュウマイの皮は、0.3mmと薄く保水性がないため、すぐ乾燥してしまい、シュウマイの皮の部分が肉より硬い食感となって美味しさを損なうことになる。従って、シュウマイを加熱する場合には、普通シュウマイの冷凍食品を蒸し器に入れて蒸しあげることによりみずみずしく柔らかでふっくらと仕上げることができるのである。
本発明者は、このような電子レンジ調理で水分を過剰に失うことによって生じる食品の食感劣化を防止し、水分を充分含んだ柔らかくふっくらとした食感に仕上げることの出来る蒸し機能付き食品包装袋体の開発について鋭意研究してきた。つまり、食品包装袋体でありながら電子レンジ加熱によって蒸気が発散し、袋内により効果的に熱蒸気が充満し、その熱蒸気によって収納食品を蒸し加熱することができる蒸し機能付き食品包装袋体を開発した。その結果、食品包装袋体をそのまま電子レンジに入れてマイクロ波加熱しただけでも、収納された食品が蒸されて水分の十分に含有する食感を維持できるようにしたものである。
特許を受けようとする第1発明は、食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その凹所内の下部には中敷体の係止用段差部や係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、前記トレイの収納凹所に収納できる形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、前記トレイを内包できるようにしたレンジ用合成樹脂フイルム製の袋体にして、当該袋体内の圧力が所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面との間に間隔が形成されるように組み合せ、前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に液体を滞留させうるようにしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納し密閉しうるようにしたことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体である。
当該第1発明は、電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体の基本発明である。それはトレイと中敷体と耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納したとき、係止用段差部と突起部上に係止するように載置されて、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面との間に間隔を形成するように組み合せ構成した。そのうえで、中敷体の個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、下部空間に液体を滞留させ得るようにしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋体内に収納し密閉し得るようにした蒸し機能付き食品包装袋体である。中敷体を介して上に対象食品の収納部を形成し、下に水分滞留空間を形成したうえ、電子レンジ加熱によって発散した蒸気が、仕切り部の上部通孔から膨らんだ包装用袋体内に発散し、対流して、対象食品を蒸して柔らかにし、対象食品から余分に滲み出た水や脂は、周縁にむけてテーパーの付いている個別食品収納部の底面の排水溝を介して流れ、間隔より中敷体の下部空間に流れ出て溜まる。この際、対象食品がにじみ出た水や脂に接触しないので、ふやけて食感を劣化させることもない。また、フイルム状の包装用袋体は、発散する蒸気圧により膨らみ、円形の屋根のような空間を造るので、これによって熱蒸気の袋内の対流が盛んとなり、包装容器に蒸し器機能が備わることになった。
特許を受けようとする第2発明は、食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その周壁面には縦向きの凹凸条が形成してあり、その周壁面の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部を形成するとともに、当該収納凹所の底面には中敷体の係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、前記トレイの収納凹所に収納できるように対応した形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には中敷体の上と下に連通する通孔を穿設してなる中敷体と、前記トレイを内包できるようにレンジ用合成樹脂製フイルムで形成してなる袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面に設けた縦向きの凹凸条や寸法差により間隔を形成するように組み合わせ、前記個別食品収納部に対象食品を収納し得るようにするとともに、通孔と間隔から水又はスープを注入して中敷体の下部空間に水又はスープを滞留させうるようになしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納し密閉しうるようにしたことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体である。
当該第2発明は、電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体の実施態様項である。トレイの周壁面に縦向きの凹凸条を形成して、周壁面の強度を確保するとともに、凹凸により中敷体との間に確実に間隔を形成するようになしたこと、その周壁面の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部を形成することによりそれらの部分の強度を確保するようにするとともに、中敷体を当該食品収納凹所の係止用の突起部に載置して中敷体の下部空間に水又はスープを滞留させ得るように構成した点が、第1発明より具体的に構成されている。
特許を受けようとする第3発明は、食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その凹所内の下部には中敷体の係止用段差部や係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、前記トレイの収納凹所に収納できる形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、前記トレイを内包できるようにしたレンジ用合成樹脂製フイルムで形成してなる袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けた耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面との間に間隔を形成するように組合せたうえ、前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に液体を注入滞留させ、これらを冷凍したうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納密閉したことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。
第3発明は、第1発明に、対象食品を収納し、中敷体の下部空間に液体を滞留させたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋体内に収納密閉し冷凍したことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。このように構成した冷凍食品は、食品包装袋体に入ったまま、電子レンジにより、マイクロ波加熱すると、下部空間に滞留している水分が、熱されて熱蒸気となって膨らんだ包装用袋内に充満し、対流して、対象食品を蒸気によって蒸すことができる。その結果、高圧になって、脱気部から蒸気が抜けるまでの間に対象食品は、蒸気によって柔らかく、ふっくらと加熱され仕上げることができた。
特許を受けようとする第4発明は、食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その周壁面には縦向きの凹凸条が形成してあり、その周壁面の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部を形成するとともに、当該収納凹所の底面には中敷体の係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、前記トレイの収納凹所に収納できるように対応した形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、前記トレイを内包できるレンジ用合成樹脂製フイルムで形成した袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面に設けた縦向きの凹凸条や寸法差により間隔が形成されるように組み合わせたうえ、前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に水又はスープを注入滞留させ、これらを冷凍したうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納密閉したことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。
当該第4発明は、第2発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体に対象食品と水又はスープを収納し、そのまま電子レンジによりマイクロ波加熱しただけで、単に対象食品を暖めるだけでなく、自動的に蒸気が発散して、包装容器内に充満し、対流して、対象食品を蒸すことができるようにした冷凍食品である。
特許を受けようとする第5発明は、対象食品がシュウマイ、餃子、小龍包又は中華饅頭であることを特徴とする第3発明又は第4発明に記載する電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。
当該第5発明は、対象食品がシュウマイ、餃子、小龍包又は中華饅頭である電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。シュウマイや餃子や小龍包や中華饅頭などの場合は、このように、蒸し機能付き食品包装袋体に入れたまま、電子レンジによるマイクロ波加熱しただけでも、ごく薄い皮の部分も蒸気が回り柔らかく、その皮の部分を含めて、ふっくらと仕上げることができるようになった。
第1発明、第2発明は、電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体であって、その特徴は、それはトレイと中敷体と耐圧包装用袋とからなり、前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納したとき、係止用段差部と突起部上に係止するように載置され、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面との間に間隔を形成するように組み合せ構成し、当該中敷体の個別食品収納部に対象食品を収納し得るようにするとともに、下部空間に水やスープや水溶液などの液体を滞留させ得るようにしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋体内に収納し密閉し得るようにした電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体である。中敷体の上面に対象食品を収納し、その下部空間に液体を滞留させ、これらを冷凍したうえ、それらを耐圧包装用袋体内に収納密閉して用いる。すると、電子レンジ加熱によって滞留する液体が加熱蒸発されて発散して、包装容器袋内を膨らませるとともに、仕切り部の上部通孔から熱蒸気を包装容器袋の上部まで発散し、対流させて、対象食品を蒸して柔らかにふっくら仕上げる。その結果、対象食品に付着したりにじみ出た水や脂は、周縁にむけてテーパーの付いている個別食品収納部の底面に形成した排水溝を介して流れ、トレイと中敷体との間隔より流れ出て下部空間に溜まる。このように、発散対流する蒸気により、収納されている対象食品が蒸された状態になるとともに、余分ににじみ出た水や脂は、下部空間に流れ出て対象食品に接触しないので、不用意にふやけて食感を劣化させることもない。また、本発明は、包装用袋に収納されたまま、電子レンジにてマイクロ波加熱しただけで、フイルム状の包装用袋体内は、発散する蒸気圧により膨らんで空間を造り、この空間を熱蒸気が対流して蒸し器としての機能を発揮することになる。
第3発明、第4発明、第5発明は、前記電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体を用いた冷凍食品である。冷凍食品の場合、食品包装袋体内に収納している対象食品や水分は、凍結されて所定の中敷体の下部空間に固定されているので、流通、保存にも耐えることが出来、包装されたまま電子レンジにかけた場合には、確実に蒸し器としての機能を発揮することができる。即ち、当該発明は、包装用袋内に食品を収納したまま、電子レンジにかけると、当該食品包装袋体は、蒸し器となり、食品を蒸しあげた状態で暖め、柔らかくふっくらと仕上げることが出来るのである。
本発明を図示実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体を構成する基本部材であるトレイと中敷体と耐圧包装用袋体を示す斜視図である。図2は、前記トレイを示す平面図であり、図3は、図2に示した前記トレイのA−A線断面図であり、図4は、図2に示した前記トレイのB−B線断面図である。図5は、前記中敷体を示す平面図であり、図6は、前記中敷体の正面図であり、図7は、前記中敷体の側面図である。図8は、トレイと中敷体を組み合わせた状態を示す平面図であり、図9は、図8に示すトレイと中敷体を組み合わせた状態のC−C線断面図であり、図10は、図8に示すトレイと中敷体を組み合わせた状態のD−D線断面図である。
図11は、対象食品として、シュウマイを本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体に入れて耐圧包装用袋体を密閉した冷凍食品の構成を示す縦断説明図であり、図12は、シュウマイを本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体に入れて耐圧包装用袋体を密閉した冷凍食品を電子レンジにてマイクロ波加熱したときの状態を示す縦断説明図である。
図1に示すように、本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体は、トレイ1と中敷体2と耐圧包装用袋3とからなる。当該トレイ1は、図1,図2、図3、図4に示すように、複数個の食品を収納した中敷体2を収納できる収納凹所7を有するレンジ用合成樹脂製のトレイ1にして、その周壁面4には縦向きの凹凸条5が形成してあり、その周壁面4の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部6aを形成するとともに、当該収納凹所7の底面には中敷体2の係止用の突起部6bを収納凹所7内に向けて突設形成してある。ここで、レンジ用合成樹脂製のトレイ1というのは、電子レンジのマイクロ波加熱に耐えられる合成樹脂製のトレイであればその材質が限定されるものではない。
図1、図5、図6、図7、に示すように、中敷体2は、前記トレイ1の収納凹所7に収納できその底面形状にほぼ対応した形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部8,8,8を立ち上がるように形成して複数の個別食品収納部9,9,9を形成した中敷体2にして、当該個別食品収納部9,9,9の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面10,10,10の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝11,11,11を形成し、前記間仕切り部8,8,8の上部には中敷体の上下に連通する通孔12,12を穿設してなるものである。
図1に示すように、耐圧包装用袋3は、前記トレイ1を内包できるレンジ用合成樹脂製フイルムの袋体14にして、当該袋体14内の内圧が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部13を設けてなるものである。尚、ここにレンジ用合成樹脂製フイルムの袋体14というのは、例えば熱可塑性ポリエステル系樹脂を主成分とするフイルムや、エチレン−酢酸ビニル共重合体や、耐熱性のあるポリアミド樹脂フイルムと結晶性プロピレン系樹脂フイルムの積層樹脂フイルムなど種々があるが、電子レンジによるマイクロ波加熱に耐えられる合成樹脂であればこれに限られないこと勿論である。
図8、図9、図10に示すように前記トレイ1の収納凹所7内に中敷体2を収納し、係止用段差部6aや突起部6b上に係止するように載置して、中敷体2の下部に空間を構成するとともに、中敷体2の周縁部には、トレイ1の周壁面4に設けた縦向きの凹凸条5と中敷体2の周縁とで所定の間隔16を構成するように組み合わせる。それから前記トレイ1の個別食品収納部9,9,9内に対象食品を収納し、上方より水やスープなどの液体をシャワーすることにより通孔12,12と間隔16を介して中敷体2の下部空間に注入し、液体15を滞留させる。その上で当該トレイ1と中敷体2と対象食品Aとを前記耐圧包装用袋3内に収納・密閉したことを特徴とする蒸し機能付き食品包装袋体である。
実施例2は、図11,12に示すように、前記実施例1に示した電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体に対象食品を収納するとともに、蒸し機能用の水又はスープを注入し、中敷体2の下部空間に水又はスープ15を滞留させ、冷凍させたうえ、当該トレイ1と中敷体2と対象食品Aとを前記耐圧包装用袋3内に収納・密閉してなる電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品である。当該電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体は、実施例1と同じ態様のものである。この電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体にシュウマイを収納した実施例である。即ち図11は、電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品である。この実施例は、個別食品収納部9,9,9に一次蒸煮したシュウマイを収納し、上から水シャワーを掛けることにより通孔と間隔から水を注入して、中敷体2の下部空間に水15を滞留させる。その後、包装容器ごと二次蒸煮したうえ、全体を急速凍結し、当該トレイ1と中敷体2とシュウマイと氷とを、そのまま耐圧包装用袋3内に収納・密閉して電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品を製造した。
当該電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品は、そのままでトレイ1の中に中敷体2を介してシュウマイが個別に分包されており、それを袋体の中に収納して商品化している。このような食品包装袋体入りの冷凍食品は、収納されている食品を保存したり、運搬したり、展示するなどの流通が可能となるため、多くの冷凍食品がこのような方式で一般に流通している。つまり、本発明に係る食品包装袋体入りシュウマイ冷凍食品は、収納食品を保護し、移動し易くし、取り扱い易くするという、包装機能を充分に果たしているといえる。
ところが、喫食時に電子レンジで解凍と温め処理をするため、食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品をそのまま電子レンジに入れてマイクロ加熱すると、その耐熱用包装袋3内の空気や水分が膨らんで密閉した空間ができ、収納されているトレイ1と中敷体2と水やスープなどの液体とが蒸し器に変貌し、更に液体が熱蒸気となって発散し、充満、対流して収納されている対象食品を蒸し上げることができる。このように食品包装袋体が電子レンジ加熱によって蒸し器と化し、柔らかくおいしいシュウマイに仕上げる機能を併せもっていることが本発明の特徴である。
以下、本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品が有する電子レンジ用蒸し機能について、詳しく説明する。電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品を包装されたままで電子レンジ加熱することにより、下部空間に収納されている水15が熱蒸気となって耐圧包装用袋3内全体に発散し、袋体14内を膨らませ密閉空間を形成するとともに、当該熱蒸気が中敷体2の下部から通孔12,12を通って中敷体2の上部に噴き上がり袋体14内に充満し、やがて対流して、収納した対象食品Aに接して蒸しあげる。これによって、シュウマイの皮にも蒸気が回り、柔らかく仕上げることができる。また中敷体2の個別食品収納部9,9,9の底部10,10,10には、周縁に向けて傾斜していることと、周縁に向かって下降する排水溝11,11,11が形成してあるので、加熱によってにじみ出た余分な水や脂は、個別食品収納部9,9,9の底部10,10,10に形成された凹状の排水溝11,11,11を介して流下し、その周縁部の間隔16から下部空間に流れ出る。このように、対象食品Aであるシュウマイは、にじみ出た余分な水や脂とは接触することがないので、皮がふやけたり、ベタベタしたりすることもなく、柔らかく美味しく仕上がる。特に、耐圧包装用袋3内が大きく膨らんで上部に空間が生じているので、熱蒸気が袋内に対流し、蒸し器で蒸したような効果をあげることが出来るのである。
次に、本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品を電子レンジ調理したものと、従来の食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品を電子レンジ調理したものとの食感を比較する官能テストを行った。その結果、従来のものは調理直後から柔らかさが不足して、美味しさが低減していたが、調理後10分では皮が肉よりも硬くなって、大幅に食感が劣化することを確認した。
これに対し、本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入りのシュウマイ冷凍食品を電子レンジ調理した場合は、当初は柔らかくふっくらとした食感に仕上がって美味しいだけでなく、調理後20分経過後になってから皮が硬くなりはじめ、美味しさの長期維持が可能になった。このように本発明は、食品包装袋体に蒸し機能を付けてあるので、蒸し機能を具備しないものと比較すると、電子レンジ調理した際の美味しさについては、大きな有意差のあることが確認された。
本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体を構成する基本部材であるトレイと中敷体と耐圧包装用袋体を示す斜視図である。 前記トレイを示す平面図である。 図2に示した前記トレイのA−A線断面図である。 図2に示した前記トレイのB−B線断面図である。 前記中敷体を示す平面図である。 前記中敷体のC−C線断面図である。 前記中敷体のD−D線断面図である。 トレイと中敷体を組み合わせた状態を示す平面図である。 図8に示すトレイと中敷体を組み合わせた状態のE−E線断面図である。 図8に示すトレイと中敷体を組み合わせた状態のF−F線断面図である。 対象食品として、シュウマイを本発明に係る蒸し機能付き食品包装袋体に入れて耐圧包装用袋体を密閉した冷凍食品の構成を示す縦断説明図である。 シュウマイを本発明に係る電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体に入れて耐圧包装用袋体を密閉した冷凍食品を電子レンジにてマイクロ波加熱したときの状態を示す縦断説明図である。
符号の説明
1:トレイ
2:中敷体
3:耐圧包装用袋
4:周壁面
5:凹凸条
6a:係止用段差部
6b:突起部
7:収納凹所
8:間仕切り部
9:個別食品収納部
10:底面
11:排水溝
12:通孔
13:脱気部
14:袋体
15:水
16:間隔
A:対象食品

Claims (5)

  1. 食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その凹所内の下部には中敷体の係止用段差部や係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、
    前記トレイの収納凹所に収納できる形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、
    前記トレイを内包できるようにしたレンジ用合成樹脂フイルム製の袋体にして、当該袋体内の圧力が所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、
    前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面との間に間隔が形成されるように組み合せ、前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に液体を滞留させうるようにしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納し密閉するようにしたことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体。
  2. 食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その周壁面には縦向きの凹凸条が形成してあり、その周壁面の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部を形成するとともに、当該収納凹所の底面には中敷体の係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、
    前記トレイの収納凹所に収納できるように対応した形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には中敷体の上と下に連通する通孔を穿設してなる中敷体と、
    前記トレイを内包できるようにレンジ用合成樹脂製フイルムで形成してなる袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、
    前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面に設けた縦向きの凹凸条や寸法差により間隔を形成するように組み合わせ、前記個別食品収納部に対象食品を収納し得るようにするとともに、通孔と間隔から水又はスープを注入して中敷体の下部空間に水又はスープを滞留させうるようになしたうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納し密閉し得るようにしたことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体。
  3. 食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その凹所内の下部には中敷体の係止用段差部や係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、
    前記トレイの収納凹所に収納できる形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、
    前記トレイを内包できるようにしたレンジ用合成樹脂製フイルムで形成してなる袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けた耐圧包装用袋とからなり、
    前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部にはトレイの周壁面との間に間隔を形成するように組合せたうえ、
    前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に液体を注入滞留させ、これらを冷凍したうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納密閉したことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品。
  4. 食品を収納できる収納凹所を有するレンジ用合成樹脂製のトレイにして、その周壁面には縦向きの凹凸条が形成してあり、その周壁面の下部から底面へ連続する角隅部には係止用段差部を形成するとともに、当該収納凹所の底面には中敷体の係止用突起部を凹所内に向けて突設形成してなるトレイと、
    前記トレイの収納凹所に収納できるように対応した形状であって、対象食品を個別に区分して収納できるような間仕切り部を立ち上げ、複数の個別食品収納部を形成した中敷体にして、当該個別食品収納部の底面を中央部から周縁に向かって下降するように傾斜させるとともに、その底面の表面には中央部から周縁に向かって下降する排水溝を形成し、前記間仕切り部の上部には通孔を穿設してなる中敷体と、
    前記トレイを内包できるレンジ用合成樹脂製フイルムで形成した袋体にして、当該袋体内の圧力が設計した所定の高圧力以上になったとき圧力を逃がすことができる脱気部を設けてなる耐圧包装用袋とからなり、
    前記トレイの収納凹所内に中敷体を収納し、係止用段差部と係止用突起部の上に係止するように載置して、中敷体の下部に空間を構成するとともに、中敷体の周縁部には、トレイの周壁面に設けた縦向きの凹凸条や寸法差により間隔が形成されるように組み合わせたうえ、
    前記個別食品収納部に対象食品を収納するとともに、中敷体の下部空間に水又はスープを注入滞留させ、これらを冷凍したうえ、当該トレイと中敷体と対象食品とを前記耐圧包装用袋内に収納密閉したことを特徴とする電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品。
  5. 対象食品がシュウマイ、餃子、小龍包又は中華饅頭であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載する電子レンジ用蒸し機能付き食品包装袋体入り冷凍食品。
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