JP4276734B2 - 情報受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報受信装置に関するものであり、例えばデジタル放送受信機器等に適用される。
【0002】
【従来の技術】
近年発達してきた画像のデジタル圧縮符号化技術を用いて、デジタル放送,DSM(Digital Storage Media)等においてデジタル圧縮画像復元装置を用いた各種機器が実用化され始めている。
【0003】
図5は従来のデジタル放送受信機の一例である標準的なデジタル衛星放送受信機の構成を示すブロック図である。
図5において、500は受信用のアンテナである。110はチューナ・復調手段であり、BS,CS等のアンテナからの中間周波から所望の物理チャンネルを選択復調し、デジタル符号を再生する。120は番組解読抽出手段であり、復調されたデジタル符号系列から、番組を解読するための情報や番組情報を分離抽出する。130はAVデコード手段であり、デジタル圧縮された映像,音声信号を復元する。140はCPUであり、受信機各部の動作制御を行う。150はICカードであり、受信機ごとに固有の認識番号や、受信機の契約形態等を保持する。
【0004】
従来の情報受信装置の一例として、以上のように構成されたここではCS等におけるデジタル放送受信を例に取りその動作を説明する。
放送局より送出された番組は、受信アンテナ500、チューナ復調手段110により、デジタル信号として復号される。復号されたデジタル信号には、番組を解読するための信号と番組そのものの情報が含まれる。通常、デジタル方送受信機では、ICカード150に保持されている受信機の契約状態等に応じて番組を解読するための情報を取得し、これを用いて、番組解読抽出手段120では、番組を解読する。さらに、番組情報は、AVデコード手段130により、復元され、テレビモニタ510等により再現されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常、CS,BS等によるデジタル放送は有料放送となるが、上記のように構成された従来の情報受信装置では、受信契約は受信機ごとに行うため、例えば同一世帯で2台目以降の受信機を購入しても、1台目の受信機と同様の受信契約をしなければならず、受信料を2重に支払う必要が生じるといった問題があった。この発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、簡易な構成により、同一世帯内での複数の契約に対応できる情報受信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明は、接続された複数台で受信契約と認関数を共有する情報受信装置であって、上記受信契約に割り当てられた認識番号を保持する認識番号保持手段と、当該情報受信装置の契約形態が、上記受信契約において単独で受信可能な親受信機契約であるか、上記親受信契約の情報受信装置に接続されることで受信可能な子受信機契約であるかを示す契約識別情報を保持する契約形態情報保持手段と、一定時間ごとに乱数を発生する乱数発生手段と、接続されて上記乱数を入力した他の情報受信装置からの上記認識番号と上記乱数に基づく上記認関数の信号、或いは、接続された他の情報受信装置が発生した乱数の信号を入力する信号入力手段と、上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記信号入力手段から入力された他の情報受信装置が発生した乱数の信号または上記乱数発生手段が出力する乱数に基づいて、上記認証関数を発生する認証関数発生手段と、上記認証関数発生手段の出力信号または上記乱数発生手段の出力信号を他の情報受信装置へ出力する信号出力手段と、上記信号入力手段から入力された他の情報受信装置からの上記認識番号と上記乱数とに基づく上記認証関数の信号と上記認証関数発生手段で生成した認証関数を比較し、両者が一致するときに一致信号を出力する比較手段と、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるとき、または上記比較手段が一致信号を出力するときに、上記受信契約を受信可能状態に制御する受信許可制御手段とを備え、(1)上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるときは、上記認証関数発生手段は、上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記信号入力手段から入力された子受信機契約である情報受信装置からの上記乱数の信号とに基づいて認証関数を発生し、上記信号出力手段は、上記認証関数発生手段の出力信号を子受信機契約である情報受信装置へ出力し、上記受信許可制御手段は、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約であることに基づき上記受信契約を受信可能状態に制御し、(2)上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が子受信機契約を示すものであるときは、上記認証関数発生手段は、上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記乱数発生手段が出力する乱数に基づいて認証関数を発生し、上記信号出力手段は、上記乱数発生手段の出力信号を親受信機契約である情報受信装置へ出力し、上記比較手段は、上記信号入力手段から入力された親受信機契約である情報受信装置の認証関数と上記認証関数発生手段で生成した認証関数を比較し、両者が一致するときに一致信号を出力、上記受信許可制御手段は、上記比較手段が一致信号を出力するときに、上記受信契約を受信可能状態に制御するものである。
【0007】
また、第2の発明は、第1の発明の情報受信装置において、上記信号出力手段が、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに上記出力信号を重畳して他の情報受信装置に対して送出するものであり、上記信号入力手段が、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに重畳して伝達された他の情報受信装置からの信号を入力するものである。
【0008】
また、第3の発明は、第1の発明の情報受信装置において、上記信号出力手段が、上記出力信号を赤外光信号として出力するものであり、上記信号入力手段が、赤外光信号として伝達された他の情報受信装置からの信号を入力するものであり、上記信号出力手段から出力された赤外光信号を受信し、保持し、送出する機能を有するリモコン装置を介して複数の情報受信装置間で信号の送受信を行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1による情報受信装置を図1ないし図4について説明する。
図1は本実施の形態1による情報受信装置の要部の構成を示すブロック図、図2は、図1の構成による情報受信装置が、親受信機(Mother受信機)と子受信機(Daughter受信機)として、2台接続されたときの契約認証関連の動作を説明するための要部の構成を示すブロック図である。 図3は、図2の親受信機(Mother受信機)の動作を説明するためのタイミング図、図4は、図2の動作を説明するためのタイミング図である。
【0010】
図1において、図5と同一符号は同一または相当部分である。また、310は契約形態保持手段であり、当該受信機の契約形態が、世帯内で一台目の親受信機(Mother受信機)であるか2台目以降の子受信機(Daughter受信機)であるかを示す情報を保持する。300は認識番号保持手段であり、当該受信機に固有の認識番号(ID)を保持する。200はタイマー手段であり、一定時間ごとにパルス信号を発生する。210は乱数発生手段であり、タイマー手段200からのパルス信号に励起され擬似乱数を発生する。240は切り替えスイッチであり、契約形態保持手段310が示す契約形態により、他の受信機との接続信号を切り替える。220はシリアル変換手段であり、他の受信機へ出力するデジタル信号をシリアル信号形式へ変換する。230はパラレル変換手段であり、他の受信機から入力するシリアルのデジタル信号をパラレル信号形式に変換する。250は認証関数発生手段であり、認識番号保持手段300からの認識番号(ID)をパラメータの一つとし、乱数発生手段210から出力される擬似乱数値に対し認証関数を発生する。260は比較手段であり、認証関数発生手段250からの認証関数値と、パラレル変換手段230から入力される他の受信機からの認証関数値との比較を行う。270は論理和手段であり、比較手段260と契約形態保持手段300の出力信号との論理和をとる。
【0011】
以上のように構成された情報受信装置の一例であるデジタル放送受信機について、まず、当該受信機が世帯内で1台目の受信機すなわち親受信機(Mother受信機)として契約されている場合の動作を、図3を用いて説明する。
まず、タイマー手段200からは、図3の最上段に示すように一定時間ごとにパルス信号が出力されており、乱数発生手段210はこのパルス信号に励起され、図3に示すように一定時間ごとに擬似乱数を発生している。一方、認識番号保持手段300と契約形態保持手段310からは、それぞれ図3に示すように、認識番号(ID)と契約形態(この場合Mother受信機を示すHigh信号)が出力されている。この契約形態保持手段310からのHigh信号は図1に示すように論理和手段270に接続されているので、論理和手段270の出力信号は、比較手段260の出力信号に関係なく、図3の最下段に示すように常にHigh信号出力となり、CPU140に対し受信許可を示すこととなる。
【0012】
次に、当該受信機が世帯内で2台目以降の受信機すなわち子受信機(Daughter受信機)として契約されている場合の動作を、図2、図4を用いて説明する。
この場合、図2に示すように子受信機(Daughter受信機)は、同一世帯内の同一の認識番号(ID)を有する親受信機(Mother受信機)と接続される。まず、図2の上側に示すDaughter受信機の動作を説明する。図4の最上段に示すようにDaughter受信機内のタイマー手段200は一定時間ごとにパルス信号を発生しており、乱数発生手段210はこのパルス信号に励起され、図3に示すように、擬似乱数N1,N2を順次発生している。また、契約形態保持手段310からは、Daughter受信機を示すLow信号を出力しており、この信号により、切り替えスイッチ240は図2に示すように、他受信機への接続信号を制御している。また、認識番号保持手段300からは、認識番号(ID)を認証関数発生手段250へと出力しており、認証関数発生手段250では、認識番号保持手段300からの認識番号(ID)を入力パラメータの一つとして、乱数発生手段210からの擬似乱数値に対し、認証関数f{ID,N1}=M1を発生し、比較手段260へと出力している。また、Daughter受信機内のシリアル変換手段220は乱数発生手段220からの擬似乱数値N1を図4に示すようにシリアル変換して、Mother受信機へと出力している。次に、この時の、図2の下側に示すMother受信機の動作を説明する。Mother受信機では、上記のようにDaughter受信機から出力された擬似乱数N1を、同受信機内のパラレル変換手段230で受信し、Mother受信機内の認証関数発生手段250へとパラレル出力する。同認証関数発生手段250では、擬似乱数N1に対し、認証関数f{ID,N1}=M1を発生し、すぐに、シリアル変換手段220へと出力する。出力された認証関数値M1は再びDaughter受信機内のパラレル変換手段230へと接続され、Daughter受信機内の比較手段260へと伝えられる。この様にして、Daughter受信機内の比較手段260により、擬似乱数値N1に対するDaughter受信機内での認証関数値とMother受信機内での認証関数値の比較が行われることとなる。ここで、図4に示すように同一の認証関数値が得られれば、Daughter受信機内の比較手段260は一致を示す信号(High信号)を論理和手段270へと伝え、CPU140に対し、受信許可を示すHigh信号を出力することとなる。ところが、もし、Daughter受信機がMother受信機と接続されていない場合には、正しい認証関数値が得られず、Daughter受信機内の比較手段260はLow信号を論理和手段270へと伝え、CPU140に対しては、受信許可を示すことがない。また、Mother受信機と接続されていても、Daughter受信機と同一の識別番号IDを有するMother受信機と接続されていない場合には、Mother受信機から出力される認証関数値がDaughter受信機内で発生している認証関数値と異なるため、Daughter受信機内の比較手段260はLow信号を論理和手段270へと伝え、CPU140に対しては、受信許可を示すことがない。
【0013】
このように本実施の形態1による情報受信装置では、Daughter受信機は、正規のMother受信機と接続された場合にのみ受信可能となるため、不正視聴を防ぐことができるとともに、同一世帯内での無料あるいは廉価な2台目以降の受信契約形態を可能にすることができる。また、本発明によれば、受信機は、Mother受信機とDaughter受信機でまったく同一に構成でき、ICカード等に保持される契約形態保持手段により保持されている契約形態によって、自動的にMother受信機あるいはDaughter受信機として動作するため、契約者は、2台目以降の受信機の購入に際しても、何ら特別の注意を要しない。
【0014】
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2による情報受信装置について図面を参照しながら説明する。
図6は本発明の実施の形態2による情報受信装置の構成を示すブロック図である。図6において、図1と同一符号は同一または相当部分である。また、1000はデジタル変復調手段であり、シリアル変換手段220からのデジタル信号によってある周波数の交流信号を変調するとともに、他の受信機からの変調信号を復調し、デジタル信号をパラレル変換手段230に出力する。
【0015】
また図7は図6の構成による受信機が互いに接続された場合の動作を説明するためのブロック図であり、下側に示すMother受信機にデジタル変復調手段1000の一構成例を示している。図7において、1010は正弦波発振器であり、一定周波数の正弦波信号を発生している。1020は復調手段であり、変調信号からデジタル信号を復調する。1030はバンドパスフィルタであり、ノイズや他の周波数信号の混じった変調信号から所望の周波数信号を出力する。1040は切り替えスイッチであり、シリアル変換手段220の出力信号により、信号切り替えを行う。1050はコンデンサであり、交流信号のみを伝達する。
【0016】
以下、本実施の形態2による情報受信装置の動作を説明する。図8は図7の動作を説明するためのタイミング図である。まず、正弦波発振器1010からは図8の最上段に示すように一定周波数の正弦波が出力されている。一方、シリアル変換手段220からは図8のようにデジタル信号が出力されており、切り替えスイッチ1040により、上記正弦波発振器1010の出力が変調される。次にコンデンサ1050では、この変調信号をチューナへの中間周波入力端子へと伝える。このように、コンデンサ1050を設けているのは、通常、室外アンテナのLNB(Low Noise Block converter)とチューナ間の中間周波伝送ケーブルには、LNB用の電源用直流電圧が重畳されているためで、図8に示すようにコンデンサ1050を介して交流信号のみを中間周波伝送ケーブルに重畳する。一方、Daughter受信機では、この変調信号を受信し、コンデンサ1050を介して、バンドパスフィルタ1030へ伝える。バンドパスフィルタ1030では、同変調信号から、図8に示すように所望の周波数信号のみを取り出し、復調手段1020でデジタル信号へと変換する。復調されたデジタル信号は、パラレル変換手段230により、パラレル変換され、実施の形態1の場合と同様の動作をし、認証確認が行われる。
【0017】
このように本実施の形態2による情報受信装置では、デジタル変復調手段を設け、LNBからチューナへの中間周波伝送ケーブルを用いて、認証確認のためのデジタル信号通信を行う構成としたから、認証確認のための特別な接続ケーブルを必要とすること無く、Daughter受信機の認証確認を可能とできる。
【0018】
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3による情報受信装置について図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の実施の形態3による情報受信装置の構成を示すブロック図である。図9において、図1,図6と同一符号は同一または相当部分である。また、2010は赤外光発光素子であり、シリアル変換手段220から出力されるデジタル信号を赤外光信号に変換する。2020は赤外光受光素子であり、赤外光信号をデジタル信号に変換する。3000は外部から入力された赤外光信号を一定時間保持し、再送出することができるリモコン装置であり、図のように、赤外光受光素子3020,一時記憶手段3030,赤外光発光手段3010等から構成される。
【0019】
以下、本実施の形態3による情報受信装置の動作を説明する。図10は、図9の認証確認に関する動作説明をするためのブロック図であり、上側に子受信機(Daughter受信機)、下側に親受信機(Mother受信機)の図9における認証確認に関する点線内のブロックのみをそれぞれ示している。基本的には実施の形態1による情報受信装置の動作と同様であるが、ここでは、認証確認はリモコン操作を介して行われるために、通常、Daughter受信機内のタイマー手段200からの認証確認を励起するパルス信号は長周期例えば、数ヶ月に1回程度に設定される。この時の認証確認は以下のように行われる。まず、Daughter受信機から認証確認のための擬似乱数信号が発生される。ここまでの動作は、その発生周期が長いことを除き、実施の形態1による情報受信装置と同様である。次に、発生した乱数信号は、シリアル変換手段220を介して赤外光発光素子2010へと出力され、外部のリモコン装置3000へと出力される。リモコン装置3000では、赤外光受光素子3020を介して受信された乱数信号を一時記憶手段3030に保持する。次に、ユーザはリモコン装置3000を同一世帯内のMother受信機のところへ持っていき、上記保持された乱数信号をMother受信機に向け発信する。Mother受信機では受信された乱数に対する認証関数をリモコン装置3000へと送出する。リモコン装置3000では、この認証関数を受信し、一時記憶手段3030に保持する。次に、ユーザは再びリモコン装置3000を同一世帯内のDaughter受信機のところへ持っていき、上記保持された認証関数をDaughter受信機に向け発信する。Daughter受信機では実施の形態1のときと同様に、同認証関数により、同受信機の受信許可を行う。ここでも、正しいMother受信機、すなわち同一の識別番号を有する受信機からの認証関数が得られない場合には、実施の形態1のときと同様に、Mother受信機から出力される認証関数値がDaughter受信機内で発生している認証関数値と異なるため、Daughter受信機内の比較手段260はLow信号を論理和手段270へと伝え、CPU140に対しては、受信許可を示すことがない。
【0020】
このように本実施の形態3による情報受信装置では、リモコン装置を介して子受信機(Daughter受信機)と親受信機(Mother受信機)間の認証確認を行う構成としたから、認証確認のための特別な接続ケーブルを必要とすること無く、Daughter受信機の認証確認を可能とでき、Daughter受信機が移動体内で使用するものである場合に特に有効である。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明(請求項1)によれば、情報信号の受信処理を行う機能ブロックを有する情報受信装置において、上記機能ブロックの制御を行うCPUと、当該受信装置に割り当てられた認識番号を保持する認識番号保持手段と、当該受信機の契約形態が、世帯における1台目の受信機契約である親受信機(Mother受信機)契約であるか、2台目以降の受信機契約である子受信機(Daughter受信機)契約であるかを示す契約識別情報を保持する契約形態情報保持手段と、一定時間ごとにパルス信号を発生するタイマ手段と、上記タイマ手段が出力するパルス信号を受けて乱数を発生する乱数発生手段と、他の受信装置からの信号を入力する信号入力手段と、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるときは上記認識番号保持手段から出力される認識番号と上記信号入力手段から入力された他の受信装置からの信号に基づいて、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が子受信機契約を示すものであるときは上記認識番号保持手段から出力される認識番号と上記乱数発生手段が出力する乱数に基づいて、認証関数を発生する認証関数発生手段と、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるときは上記認証関数発生手段の出力信号を、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が子受信機契約を示すものであるときは上記乱数発生手段の出力信号を出力する信号出力手段と、上記信号入力手段から入力された他の受信装置からの信号と上記認証関数発生手段で生成した認証関数を比較し、両者が一致するときに一致信号を出力する比較手段と、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるとき、または上記比較手段が一致信号を出力するときに、上記CPUに対し上記機能ブロックを受信可能状態に制御することを許可する制御信号を出力する受信許可制御手段とを備え、当該受信機の契約形態が、親受信機(Mother受信機)契約であるか、あるいは、2台目以降の子受信機(Daughter受信機)契約の受信機契約であるかを、契約形態保持手段により識別し、この識別信号により、当該受信機が親受信機(Mother受信機)契約である際には、当該受信機において、通常の番組視聴を行うとともに、さらに2台目以降の子受信機(Daughter受信機)契約の受信機が当該受信機に接続されている際には、この子受信機からの契約認証要求に対し、自動的に適宜認証確認を行うことを可能とし、当該受信機が、2台目以降の子受信機(Daughter受信機)契約の受信機である際には、接続されている親受信機に対し、自動的に適宜認証確認要求を行い、認証確認が正常に行われた場合にのみ、当該子受信機における番組視聴を可能としたから、簡易な構成により、同一世帯内での複数の契約に対応できる情報受信装置を実現できる効果がある。
【0022】
また、本発明(請求項2)によれば、請求項1記載の情報受信装置において、上記信号出力手段が、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに上記出力信号を重畳して他の受信装置に対して送出し、上記信号入力手段が、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに重畳して伝達された他の受信装置からの信号を入力する構成としたから、特別の接続ケーブルを必要とすること無く、受信装置間におけるDaughter受信機の認証確認のためのデジタル信号通信を行うことができる効果がある。
【0023】
また、本発明(請求項3)は、請求項1記載の情報受信装置において、上記信号出力手段が、上記出力信号を赤外光信号として出力するものであり、上記信号入力手段が、赤外光信号として伝達された他の受信装置からの信号を入力するものであり、上記信号出力手段から出力された赤外光信号を受信し、保持し、送出する機能を有するリモコン装置を介して複数の情報受信装置間で信号の送受信を行う構成としたから、接続ケーブルを必要とすること無く、受信装置間におけるDaughter受信機の認証確認のためのデジタル信号通信を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による情報受信装置の契約認証に関する動作を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1による情報受信装置の親受信機(Mother受信機)としての動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】本発明の実施の形態1による情報受信装置の子受信機(Daughter受信機)としての動作を説明するためのタイミング図である。
【図5】従来の情報受信装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2による情報受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2による情報受信装置の契約認証に関する動作を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態2による情報受信装置の要部の動作を説明するためのタイミング図である。
【図9】本発明の実施の形態3による情報受信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3による情報受信装置の契約認証に関する動作を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
200 タイマ手段
210 乱数発生手段
220 シリアル変換手段
230 パラレル変換手段
240 切り替えスイッチ
250 認証関数発生手段
260 比較手段
270 論理和手段
300 認識番号保持手段
310 契約形態保持手段
110 チューナ・復調手段
120 番組解読抽出手段
130 AVデコード手段
140 CPU
150 ICカード
1000 デジタル変復調手段
2010 赤外光発光素子
2020 赤外光受光素子
3000 リモコン装置
3010 リモコン装置の赤外光発光素子
3020 リモコン装置の赤外光受光素子
3030 一時記憶手段

Claims (3)

  1. 接続された複数台で受信契約と認関数を共有する情報受信装置であって、
    上記受信契約に割り当てられた認識番号を保持する認識番号保持手段と、
    当該情報受信装置の契約形態が、上記受信契約において単独で受信可能な親受信機契約であるか、上記親受信契約の情報受信装置に接続されることで受信可能な子受信機契約であるかを示す契約識別情報を保持する契約形態情報保持手段と、
    一定時間ごとに乱数を発生する乱数発生手段と、
    接続されて上記乱数を入力した他の情報受信装置からの上記認識番号と上記乱数に基づく上記認関数の信号、或いは、接続された他の情報受信装置が発生した乱数の信号を入力する信号入力手段と、
    上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記信号入力手段から入力された他の情報受信装置が発生した乱数の信号または上記乱数発生手段が出力する乱数に基づいて、上記認証関数を発生する認証関数発生手段と、
    上記認証関数発生手段の出力信号または上記乱数発生手段の出力信号を他の情報受信装置へ出力する信号出力手段と、
    上記信号入力手段から入力された他の情報受信装置からの上記認識番号と上記乱数とに基づく上記認証関数の信号と上記認証関数発生手段で生成した認証関数を比較し、両者が一致するときに一致信号を出力する比較手段と、
    上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるとき、または上記比較手段が一致信号を出力するときに、上記受信契約を受信可能状態に制御する受信許可制御手段とを備え、
    (1)上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約を示すものであるときは、
    上記認証関数発生手段は、上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記信号入力手段から入力された子受信機契約である情報受信装置からの上記乱数の信号とに基づいて認証関数を発生し、
    上記信号出力手段は、上記認証関数発生手段の出力信号を子受信機契約である情報受信装置へ出力し、
    上記受信許可制御手段は、上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が親受信機契約であることに基づき上記受信契約を受信可能状態に制御し、
    (2)上記契約形態情報保持手段が保持する契約識別情報が子受信機契約を示すものであるときは、
    上記認証関数発生手段は、上記認識番号保持手段から出力される認識番号と、上記乱数発生手段が出力する乱数に基づいて認証関数を発生し、
    上記信号出力手段は、上記乱数発生手段の出力信号を親受信機契約である情報受信装置へ出力し、
    上記比較手段は、上記信号入力手段から入力された親受信機契約である情報受信装置の認証関数と上記認証関数発生手段で生成した認証関数を比較し、両者が一致するときに一致信号を出力
    上記受信許可制御手段は、上記比較手段が一致信号を出力するときに、上記受信契約を受信可能状態に制御する
    ことを特徴とする情報受信装置。
  2. 請求項1記載の情報受信装置において、
    上記信号出力手段は、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに上記出力信号を重畳して他の情報受信装置に対して送出するものであり、
    上記信号入力手段は、上記情報信号を伝送する中間周波伝送用ケーブルに重畳して伝達された他の情報受信装置からの信号を入力するものである、
    ことを特徴とする情報受信装置。
  3. 請求項1記載の情報受信装置において、
    上記信号出力手段は、上記出力信号を赤外光信号として出力するものであり、
    上記信号入力手段は、赤外光信号として伝達された他の情報受信装置からの信号を入力するものであり、
    上記信号出力手段から出力された赤外光信号を受信し、保持し、送出する機能を有するリモコン装置を介して複数の情報受信装置間で信号の送受信を行う、
    ことを特徴とする情報受信装置。
JP14853499A 1999-05-27 1999-05-27 情報受信装置 Expired - Fee Related JP4276734B2 (ja)

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