JP4275006B2 - 位置情報測定システム、端末及び位置情報測定プログラム - Google Patents

位置情報測定システム、端末及び位置情報測定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、Global Positioning Systemを備えた端末の位置の測定を制御する技術に関する。
Global Positioning System(以下、単にGPSとも記す。)を用いた端末の省電力化が望まれている。そして、このような端末の省電力化のため、端末における位置の測定周期を制御する技術が公開されている。これらの技術は、いずれも実際の移動距離や速度を基準として位置の測定周期を変動させる(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2004−3877号公報 特開2002−107445号公報 特開平11−166827号公報
従来の技術のように、位置の測定周期を変更しても、測定地点が地図上に表示不可であるか又は表示間隔が非常に狭いと、相互の測定点をユーザが認識できない。そのため、このような技術は、ユーザにとって意味がない技術となる。例えば、斜面を移動する登山道を移動すると、実際には一定距離移動しても、地図上における距離は少なくなる。ここで、地図上における距離とは、実際の土地の起伏を考慮しない地図上の平面の距離のことをいう。この傾向は斜面が急なほど、斜面に正対移動するほど強まる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的は、地図上に表示された測定点をユーザに認識可能にすると共に、測定周期を変更し端末の消費電力を低減させる技術を提供することにある。
本発明の位置情報測定システムは、
端末の現在位置から地図上において所定距離離れた、前記端末が移動する所定のルート上の位置を次に位置を測定する位置として指定する指定手段と、
前記現在位置から次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記端末による位置測定動作を停止させる管理手段とを備える。
また、本発明の端末は、
端末の位置を測定する測定手段と、
次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段とを備える。
また、本発明の端末は、
前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段と、
勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段とを備え、
前記管理手段は、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間
のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、前記速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する。
また、本発明の位置情報測定プログラムは、
コンピュータを、
端末の位置を測定する測定手段、及び、
次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段として機能させる。
また、本発明の位置情報測定プログラムは、
前記管理手段が、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、
前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する。
なお、本発明において2点間の勾配の一致は、厳密に数的に一致する場合のみ一致と判定されるのではなく、例えば比較する2つの勾配の小数点以下の値を無視するなど、所定の幅をもって判定されるとしても良い。
このように、本発明によれば、指定手段が次に位置を測定する位置を指定し、管理手段が、現在位置から次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、この移動時間の間、端末による位置測定動作を停止させることにより、位置の測定に必要なときに位置の測定動作を行うため、端末における電力の消費を軽減することができる。また、指定手段による次に位置を測定する位置として、地図上で測定点が表示された際にユーザが認識可能な位置とする。
また、本発明によれば、管理手段が、現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、2点間の位置、この2点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、この2点間の移動速度を2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段から現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を算出し、現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、算出した移動速度で除することにより移動時間を算出することにより、単純な実移動距離によってではなく、進むべきルートの勾配を考慮に入れて端末における位置の測定周期を変更することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。図1を参照して、本発明の位置情報測定システムの一実施形態について説明する。図1は、本発明の位置情報測定システムの一実施形態の構成図である。図1に示される位置情報測定システムは、クライアント101と、サーバ102と、GPS端末103とを備える。ただし、本発明の位置情報測定システムは、図1に示されるように、クライアント101と、サーバ102と、GPS端末103とが1台である場合に限定されず、これらの台数は1以上の任意の台数であって良い。なお、図1に示されるGPS端末103が、本発明の端末に対応する。
クライアント101と、サーバ102と、GPS端末103とは、それぞれがネットワークを介して互いに情報の送受信が可能となっている。本実施形態では、クライアント101とサーバ102、及び、サーバ102とGPS端末103とは互いにインターネットにより接続される。また、本実施形態では、クライアント101とGPS端末103とは互いに情報を送受信するためのUniversal Serial Busにより接続することができる。ただし、クライアント101と、サーバ102と、GPS端末103との間のネットワークは、これらに特に限定するものではない。
クライアント101は、サーバ102との間で情報を送受信するためのブラウザ104を備える。クライアント101を使用するユーザは、このブラウザ104を用いて、サーバ102に対してルート登録を行う。また、クライアント101は、サーバ102から送信された登録ルート地図を受信する。この登録ルート地図は、ユーザが登録したルートを示す地図である。また、クライアント101は、GPS端末103に対してサーバ102から受信した登録ルート地図を送信する。クライアント101のブラウザ104は、不図示のクライアント101のCPUが、不図示のメモリに格納されたプログラムと協働することによりその機能が実現される。
サーバ102は、ルート登録管理部105と、次測定指定部106と、ルートテーブル107と、地図テーブル108とを備える。ルート登録管理部105は、クライアント101から送信されたルートを登録するためのルート登録情報を受信する。そして、ルート登録管理部105は、受信したルート登録情報に基づいて当該ユーザのルート情報をルートテーブル107に登録する。このルート登録情報には、例えば、コース名などを挙げることができる。サーバ102を構成する各部は、不図示のサーバ102のCPUが、不図示のメモリに格納されたプログラムと協働することによりその機能が実現される。また、サーバ102の各テーブルは、例えばサーバ102が備える不図示のメモリやハードディスク等に格納される。
次測定指定部106は、GPS端末103の現在位置に基づいて、GPS端末103が次に測定するルート上の位置を指定する。次測定指定部106が指定する位置は、現在位置から地図上で所定間隔離れたルート上の位置である。次測定指定部106が指定する位置は、測定点の間の距離を所定の距離離すことにより、地図上で測定点が表示された際にユーザが相互の区別を認識可能な位置とする。そして、サーバ102はこの指定された位置を次測定目標点としてGPS端末103に送信する。
ルートテーブル107は、ユーザが登録したルートの情報を格納する。このルートテーブル103に格納される情報は図2に示される。図2は、図1に示されるルートテーブル107に格納される情報の概念図である。図2に示されるように、ルートテーブル107には、端末IDと、登録ルートIDと、到達フラグとを含む。端末IDは、GPS端末を
識別するためのIDである。登録ルートIDは、登録ルートを識別するためのIDである。到達フラグは、登録ルートIDにて示されるルートをGPS端末が移動したか否かを示すIDである。
地図テーブル108は、登録されたルートが含まれる登録ルート地図の情報を格納する。この地図テーブルに登録された地図の情報は、クライアント101を介してGPS端末103に送信される。そして、GPS端末103は、受信した登録ルート地図の情報を地図格納部109に格納する。GPS端末103の地図格納部109に格納される地図の情報については後述する。
GPS端末103は、地図格納部109と、GPS測定部110と、タイマ管理部111と、軌跡データ記録テーブル112と、速度テーブル113とを備える。GPS端末103を構成する各部は、不図示のGPS端末103のCPUが、不図示のメモリに格納されたプログラムと協働することによりその機能が実現される。また、GPS端末103の各テーブルは、例えばGPS端末103が備える不図示のメモリやハードディスク等に格納される。
地図格納部109は、クライアント101から受信した登録ルート地図の情報を格納する。この地図格納部109に格納される登録ルート地図の情報は、例えば図3に示される地図を示す情報である。図3は、図1に示されるGPS端末103に格納される登録ルート地図の概念図である。
図3に示されるように、地図上には複数のルート、R1,R2,R3,R4,R5,R6が設定されている。そして、各ルート上には、GPS端末103が位置を測定した点を示す複数の測定点S1、S2が示されている。GPS端末103の地図格納部109は、GPS測定部110の指示に基づいて、測定点に関する情報を登録されている登録ルート地図の情報に対して付与する。なお、図3では、測定点の数は、S1とS2との2つであるが、本実施形態は、地図上に表示される測定点の数として2つに限定されるものではなく、任意の数であって良い。
GPS測定部110は、GPS端末103の現在の位置をGPSを用いて測定する。タイマ管理部111は、GPS端末103をスリープ状態にする時間を設定する。スリープ状態とは、GPS端末103の動作のうち、少なくともGPS測定部110による位置の測定動作を停止している状態をいう。
軌跡データ記録テーブル112は、GPS端末103の移動の軌跡の情報を記録するテーブルである。この軌跡データ記録テーブル112について図4を参照して説明する。図4は、図1に示される軌跡データ記録テーブルの概念図である。
図4に示されるように、軌跡データ記録テーブルには、時刻と、緯度と、経度と、高度と、勾配とが含まれている。時刻は、位置を測定した時刻である。勾配は、前回測定した地点と現在測定した地点との間の勾配である。
次に、図5を参照して、図1に示される位置情報測定システムの動作について説明する。図5は、図1に示される位置情報測定システムの動作のフローチャートである。図5に示されるように、S501において、GPS端末103が、ユーザからの測定指示入力を受け付ける。
次に、GPS端末103は、GPS測定部110を起動させ、現在地を測定する(S502)。次に、GPS端末103は、軌跡データ記録テーブル112に測定した情報の書
き込みを行う(S503)。この測定した情報には、図4に示されるように、日時、緯度、経度、高度、勾配が含まれる。次に、GPS端末103は、目的地に到達したか否かを確認する(S504)。この目的地は、ルートにおける最終目的地である。目的地に到達していない場合(NO)、GPS端末103は、サーバ102へ、測定した現在位置と端末IDとを送信する(S505)。
次に、GPS端末103からの情報を受信したサーバ102は(S506)、受信した現在位置に応じて、警告信号又は次回測定目標点の情報をGPS端末103に送信する(S507)。次回測定目標点の情報を受信したGPS端末103は、現在の地点と目標地点との間の移動時間を算出する(S508)。このS508における移動時間の算出処理については、図6を参照して後述する。
次に、GPS端末103は、タイマ管理部111のタイマに移動時間をセットする。そして、タイマ管理部111は、移動時間がセットされるとタイマの動作をON状態にして、GPS端末103をスリープ状態とする(S509)。次に、タイマ管理部111は、タイマで示されたセット時間に到達したか否かを判定し、到達していればS502に移行する(S510)。
一方、S504の判定において、GPS端末103が、目的地に到達していると判定した場合(YES)、GPS端末103は、サーバ102に終了通知を送信する。その後、GPS端末103は処理を終了する。また、S507の判定において、警告信号を送信する場合、GPS端末103は、デフォルトのタイマ時間をセットし、スリープ状態となる(S511)。このデフォルトのタイマ時間は、例えばタイマ管理部111に格納されている。そして、S511でスリープ状態になった後、処理はS510に移行する。
次に、図1に示されるGPS端末103において実行される、図5に示されるS508の移動時間の算出処理について図6を参照して説明する。図6は、図1に示されるGPS端末103において実行される移動時間の算出処理のフローチャートである。なお、図6に示される処理は、図1に示されるタイマ管理部111により処理される。
図6に示されるように、GPS端末103のタイマ管理部111は、最新の測定位置である現在位置と次回測定目標点との間の水平距離を算出する(S601)。そして、GPS端末103のタイマ管理部111は、地図上で次回測定目標点の高度を特定する(S602)。
そして、GPS端末103のタイマ管理部111は、2点間の水平距離と高度差から予測勾配を算出すると共に、2点のルート間の実際距離を算出する(S603)。実際距離とは、ルート上の起伏を考慮した、GPS端末103が実際に移動する距離である。そして、GPS端末103は、軌跡データ記録テーブル112に予測勾配に一致する勾配を示す2点があるか否かを判定する(S604)。なお、本実施形態において2点間の勾配の一致は、厳密に数的に一致する場合のみならず、例えば比較する2つの勾配の小数点以下の値を無視するなど、所定の幅をもって判定されるとして良い。一致する勾配がある場合は(YES)、GPS端末103は、このレコードと前レコードの位置情報から、このテーブルに記録されている2点間のルート上の実際距離を算出する(S605)。
すなわち、GPS端末103のタイマ管理部111は、2点間を結ぶルート上の距離を算出する。この際、2点間を直線で結ぶと、算出した距離は、ルート上の実際の距離と異なる。したがって、タイマ管理部111は、両座標点間のルートの湾曲を判断し、曲線部分は何点かの中間点を設定し、なるべくルートの湾曲に則した何本かの直線を想定する。そして、タイマ管理部111は、この直線毎に2点間の実際距離を推測していく。
なお、タイマ管理部111が、上記分割直線毎に勾配を割り出せば、算出された勾配は正確であるが、そうすると計算が大変になる。そのため、タイマ管理部111は、勾配は2点間の高度差と両座標の水平距離とを用いて算出した値を利用する。同じく、湾曲をトレースするための分割直線をどの程度設定するか、その精度は計算速度とのトレードオフになる。このように、両座標間のルート上の実際距離は、あくまで次のGPS起動タイミングを設定するための目安なので、推測する実際距離の正確さにある程度曖昧な点があっても許される。
次に、GPS端末103のタイマ管理部111は、は、両レコードの時間差と算出した実際距離とから、所定の勾配におけるGPS端末103の移動速度を特定する(S606)。そして、GPS端末103のタイマ管理部111は、次回測定点までの実際距離と特定された移動速度とから、(実際距離)/(移動速度)という式により移動時間を算出し(S607)、処理を終了する。一方、S604の判定において、一致する勾配がなければ(NO)、GPS端末103は、速度テーブル113から該当勾配に対応する移動速度を特定し(S608)、S607に移行する。
ここで、図7を参照して、図1に示される速度テーブル113について説明する。図7は、図1に示される速度テーブル113の概念図である。図7に示されるように、速度テーブルは、所定範囲の勾配と、この勾配に対応した基準速度とを含んでいる。図7では、勾配が10°未満では、速度が4Km/hであり、勾配が10°以上、15°未満では速度が3km/hであり、勾配が15°以上、20°未満では速度が2km/hであり、勾配が20°以上では速度が1km/hである。もちろん、本発明の速度テーブルに設定される値は図7に示される値に限定されるものではなく、その他の値を設定することもできる。
本実施形態では、この速度テーブルは、サーバ102からダウンロードされた情報である。すなわち、クライアント101がサーバ102から速度テーブルを受信する。そして、GPS端末103が、クライアント101から、例えば登録ルート地図情報と共に、速度テーブルを受信する。なお、この速度テーブルは、あらかじめGPS端末103に格納されているとしても良い。また、この速度テーブルは、年齢、性別、その他の利用者情報にしたがって複数用意されているとしても良い。
次に、図8を参照して、図1に示されるサーバ102の動作について説明する。図8は、図1に示されるサーバ102の動作のフローチャートである。サーバ102は、まず、GPS端末103から現在の位置情報を受信する(S801)。
次に、サーバ102は、受信した測定位置が、ルートの上にあるか否かを判定する(S802)。ルート上にあれば(YES)、サーバ102は、ルートテーブルのルートであって、GPS端末103が移動したルートに到達フラグをセットする(S803)。
次に、サーバ102は、既登録の利用者のルート上で、現在の測定位置から特定距離離れた点の位置情報を算出する(S804)。この場合の特定距離は、GPS端末103において測定点が表示された場合に、測定点が表示された場合にユーザが相互の測定点を識別できる程度に離れた距離である。また、サーバ102は、GPS端末103の進行方向を到達フラグを用いて判定する。すなわち、未だ到達フラグが設定されていないルートの方向が進行方向となる。
そして、サーバ102は、次の測定目標点の位置情報をGPS端末103に送信し(S805)、処理を終了する。一方、S802の判定において、ルートの上にないと判定さ
れた場合は(NO)、サーバ102は、ルート上ではない旨を示す警告信号をGPS端末103に送信し(S806)、その後、処理を終了する。
以上のように、本発明の位置情報測定システムの一実施形態によれば、GPS端末103が存在している現在位置から、次に測定を行う位置をサーバ102が指定する。この指定する位置は、GPS端末103において測定点が表示された場合に、測定点が表示された場合にユーザが相互の測定点を識別できる程度に離れた距離である。そして、GPS端末103は、次に測定する位置までの移動時間を算出する。そして、GPS端末103は、その移動時間の間、少なくとも位置の測定動作を停止する。したがって、GPS端末103におけるバッテリの消費量を、GPS測定手段の動作の停止の分だけ低減することができる。よって、本実施形態のGPS端末103は、測定点が表示された場合にユーザが互いに他の測定点と識別でき、バッテリを小型化することができ、持ち運びに便利なGPS端末103とすることができる。
(付記1)
端末の現在位置から地図上において所定距離離れた、前記端末が移動する所定のルート上の位置を次に位置を測定する位置として指定する指定手段と、
前記現在位置から次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記端末による位置測定動作を停止させる管理手段とを備える位置情報測定システム。
(付記2)
前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段と、
勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段とを備え、
前記管理手段は、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、前記速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する付記1記載の位置情報測定システム。
(付記3)
端末が移動するルートの情報を格納するルートテーブル記憶手段と、
受信した端末の現在位置から地図上において所定の距離離れた点であって、前記ルートテーブル記憶手段に格納されたルート上の点を、前記端末が次に位置を測定する位置として指定する指定手段とを備えるサーバ。
(付記4)
端末の位置を測定する測定手段と、
次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段とを備える端末。
(付記5)
前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段と、
勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段とを備え、
前記管理手段は、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、前記速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する付記4記載の端末。
(付記6)
コンピュータを、
端末の位置を測定する測定手段、及び、
次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段として機能させる位置情報測定プログラム。
(付記7)
前記管理手段は、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、
前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する付記6記載の位置情報測定プログラム。
本発明の位置情報測定システムの一実施形態の構成図である。 図1に示されるルートテーブル107に格納される情報の概念図である。 図1に示されるGPS端末103に格納される登録ルート地図の概念図である。 図1に示される軌跡データ記録テーブルの概念図である。 図1に示される位置情報測定システムの動作のフローチャートである。 図1に示されるGPS端末103において実行される移動時間の算出処理のフローチャートである。 図1に示される速度テーブル113の概念図である。 図1に示されるサーバ102の動作のフローチャートである。
符号の説明
101 クライアント
102 サーバ
103 GPS端末(端末)
104 ブラウザ
105 ルート登録管理部
106 次測定指定部(指定手段)
107 ルートテーブル(ルートテーブル記憶手段)
108 地図テーブル
109 地図格納部
110 GPS測定部(測定手段)
111 タイマ管理部(管理手段)
112 軌跡データ記録テーブル(軌跡データ記録テーブル記憶手段)
113 速度テーブル(速度テーブル記憶手段)

Claims (3)

  1. 位置情報測定システムは、サーバ及び端末を含み、
    前記サーバが、
    前記端末の現在位置から地図上において所定距離離れた、前記端末が移動する所定のルート上の位置を次に位置を測定する位置として指定する指定手段を有し、
    前記端末が、
    前記現在位置から次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記端末による位置測定動作を停止させる管理手段を有する
    位置情報測定システム。
  2. 端末の位置を測定する測定手段と、
    次に位置を測定する位置へ端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段と
    前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段と、
    勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段とを備え、
    前記管理手段は、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、前記速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出する端末。
  3. 端末を、
    前記端末の位置を測定する測定手段として機能させ、さらに、
    前記端末を、
    次に位置を測定する位置へ前記端末が移動するまでの移動時間を算出し、該移動時間の間、前記測定手段による位置測定動作を停止する管理手段として機能させ、
    前記管理手段を、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を算出し、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記端末が移動した点の位置、該点のそれぞれの高度及びそれぞれの位置の測定時刻が格納された軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致する場合は、該2点間の移動速度を前記2点間のそれぞれの位置と測定時刻とに基づいて算出し、前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配が、前記軌跡データ記録テーブル記憶手段に格納された2点間の勾配と一致しない場合は、勾配に対応した移動速度が格納された速度テーブル記憶手段から前記現在位置と次に位置を測定する位置との間の勾配に対応した移動速度を抽出し、
    前記現在位置と次に位置を測定する位置との間のルート上の距離を、前記移動速度で除することにより前記移動時間を算出するように機能させる位置情報測定プログラム。

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