JP4274952B2 - 半導体スイッチ回路及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は半導体スイッチ回路に関し、特に1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチの半導体スイッチ回路に関するものである。
近年、移動体通信や無線LAN分野の発展に伴い、通信装置に使用される半導体スイッチは小型、低挿入損失で高アイソレーションの高周波用半導体スイッチが望まれている。このようなスイッチに用いる回路例として、GaAs・FETをアナログスイッチとして用いたものが一般的に知られている。その例として、特開平10−242826号公報に基本回路となるSPST(Single−Pole−Single−Through)構成のスイッチを8個組み合わせたSP8T(Single−Pole−8−Through)の例が開示されている。ここではSPSTスイッチを4個組み合わせた半導体スイッチの回路図を示す。
以下、従来の半導体スイッチ回路200の構成について、図3を参照して説明する。図3において、1、2はそれぞれゲート、ソース及びドレインを有するスルーFET、シャントFET、5、6はそれぞれスルーFET1、シャントFET2のゲートへの高周波信号のリークを阻止する第1抵抗、第2抵抗、9、10はそれぞれ高周波信号が入出力される共通端子及び信号端子、15は接地端子、19、20はそれぞれスルー制御端子、シャント制御端子である。
共通端子9と信号端子10間に信号伝送経路としてのスルーFET1が接続され、信号端子10と接地端子15間にアイソレーションを得るためのシャントFET2が接続され、スルーFET1のゲートとスルー制御端子19間に第1抵抗5が接続され、シャントFET2のゲートとシャント制御端子20間に第2抵抗6が接続されてSPST型半導体スイッチの基本回路21が構成されている。
スルーFET1、シャントFET2は、ピンチオフ電圧が−2V前後のノーマリ・オン型である。そして、4個の各基本回路21の共通端子9が共通接続されて半導体スイッチ回路200が構成されている。
次に、従来の半導体スイッチ回路200の動作について、まず各基本回路21の単体での動作について簡単に説明する。各制御端子から各抵抗を介して与えられる各FETのゲート電圧(電圧をVcとする)がハイ(高)レベルの時FETは導通(オン)状態になり、ロー(低)レベルで開放(オフ)状態になる。そして、スルーFET1、シャントFET2の各ゲート電圧を相補的に制御することにより、挿入損失やアイソレーションを損なうことなく共通端子9と信号端子10間を電気的に導通状態または開放状態にし、所望の双方向半導体スイッチとして機能している。
続いて、4個の基本回路21が共通端子9で共通接続された半導体スイッチ回路200では、4個の各基本回路21のうちいずれか1つが導通状態(スルーFET1がオンでシャントFET2がオフ)となり、他の残りの基本回路21が相補的に開放状態(スルーFET1がオフでシャントFET2がオン)となることで双方向SP4T(Single−Pole−4−Through)半導体スイッチとして機能している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−172163号公報(第3、5、6頁、図1、図7)
しかしながら、前記従来の半導体スイッチ回路200では、スルーFETとシャントFETの数だけ制御端子が必要で、しかも各SPSTスイッチの制御端子には互いに相補的な電圧を印加しなければならず、半導体スイッチの周辺には一度に多数の制御信号を出力できるデコーダやマイコン等が必要となり、周辺制御回路が複雑になるという欠点があった。
本発明の目的は、上記した従来の欠点を改良し、良好なアイソレーションを維持しつつ、制御端子を少なくすることで、半導体スイッチの周辺制御回路を含めた操作性や生産性を向上させた半導体スイッチ回路を提供するものである。
請求項1記載の発明は、高周波信号を入出力するための共通端子及び信号端子と、信号端子とのアイソレーションを確保するための接地端子と、信号端子と共通端子との間の信号経路に直列接続されたスルーFETとを含んだ1入力1出力型の基本回路をn個(n≧3以上の整数)備え、各基本回路の共通端子がそれぞれ共通接続されてなる1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチの半導体スイッチ回路であって、
さらに各基本回路は、信号端子と接地端子との間の信号経路に並列接続された(n−1)個のシャントFETと、スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々に対して該ゲートへの高周波信号のリークを阻止するための抵抗素子を介して開閉制御信号を与えるn個の制御端子(第1、第2、・・・、第nの制御端子)とを有し、各基本回路の第1の制御端子、第2の制御端子、・・・、第nの制御端子がそれぞれ共通接続され、
各制御端子は、n個の基本回路のうち特定の1つの基本回路のスルーFETに制御信号を印加すると共に、基本回路以外の他のすべての各基本回路の(n−1)個のシャントFETのうちいずれか一つにスルーFETへの信号と同一制御信号をそれぞれ印加するように1つのFETに1つの制御端子が1対1で接続され、n個の制御端子のいずれか一つに、接続されたスルーFETをオンさせる制御信号が与えられ、他の残りの(n−1)個の制御端子に以外の各スルーFETをオフさせる信号が与えられることを特徴とする半導体スイッチ回路である。
請求項2記載の発明は、スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々のゲートとn個の各制御端子との間に、高周波信号のリークを阻止するための抵抗素子を挿入したことを特徴とする半導体スイッチ回路である。
請求項3記載の発明は、すべて又は一部の基本回路の接地端子と該基本回路の各シャントFETのドレイン又はソースの共通接続点との間に高周波信号の直流成分除去のための容量素子を挿入したことを特徴とする半導体スイッチ回路である。
請求項4記載の発明は、容量素子が挿入された基本回路のうちいずれかの接地端子が共通接続されたことを特徴とする半導体スイッチ回路である。
請求項5記載の発明は、容量素子が挿入された基本回路のすべての接地端子が共通接続されたことを特徴とする半導体スイッチ回路である。
請求項6記載の発明は、高周波信号を入出力するための共通端子及び信号端子と、信号端子とのアイソレーションを確保するための接地端子と、信号端子と共通端子との間の信号経路に直列接続されたスルーFETとを含んだ1入力1出力型の基本回路をn個(n≧3以上の整数)備え、各基本回路の共通端子がそれぞれ共通接続されてなる1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチの半導体スイッチ回路であって、
さらに各基本回路は、信号端子と接地端子との間の信号経路に並列接続された(n−1)個のシャントFETと、スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々に対して1対1で開閉制御信号を与えるn個の制御端子(第1、第2、・・・、第nの制御端子)とを有し、各基本回路の第1の制御端子、第2の制御端子、・・・、第nの制御端子がそれぞれ共通接続された半導体スイッチ回路において、
n個の制御端子のいずれか一つにスルーFET及び(n−1)個のシャントFETをオンさせる制御信号が与えられ、他の残りのすべての制御端子にオン制御信号と相補的なオフ制御信号が与えられ、各制御信号を他の基本回路の制御信号と共用することで、n個の各基本回路のうちオン制御信号が与えられた1つの基本回路のスルーFETがオンしシャントFETのすべてがオフとなる導通状態となり、他の残りのすべての基本回路が相補的にスルーFETがオフしシャントFETのいずれか一つがオンとなる開放状態となることを特徴とする半導体スイッチ回路の制御方法である。
請求項1及び2の発明によれば、共通端子及び各制御端子を共通接続し、制御端子のいずれか一つにハイ信号を与え、他の残りの制御端子にロー信号を与えて制御する構成としたことにより、制御端子を基本回路の数だけにすることができ、低挿入損失で良好なアイソレーションを維持しつつ、半導体スイッチの周辺制御回路を含めた操作性や生産性を向上させた半導体スイッチ回路を実現できる。
請求項3及び4の発明によれば、請求項1の発明にくわえて各基本回路の接地端子の直前に容量素子を追加し、さらにその接地端子を共通接続したことにより、半導体スイッチ回路の接地端子をさらに削減することができ、半導体スイッチの操作性や生産性をより向上させた半導体スイッチ回路を実現できる。
請求項5の発明によれば、スルーFETをオンさせる制御信号が与えられた基本回路の信号端子と共通端子との信号経路を選択的に導通状態にすると共に共通端子と該基本回路の接地端子との信号経路を開放状態にすることができ、同時に他の残りのすべての基本回路の各信号端子と共通端子との信号経路を開放状態にすると共に共通端子9と前記基本回路の各接地端子15との信号経路を導通状態にすることができるため、挿入損失やアイソレーションを損なうことなく双方向SP4T型半導体スイッチ回路を制御できる。
半導体スイッチのデバイス特性維持と制御端子数の削減を、スルーFETがオフしている信号端子に並列接続された(n−1)個のシャントFET内のいずれか一つをオン動作させること及びスルーFETとシャントFETへの制御信号を他の制御信号と共用することで実現した。
以下に、本発明の第1実施例の半導体スイッチ回路100について、まず単位となる基本回路の構成から図1を参照して説明する。尚、図3と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図1において、16A、16B、16C、16Dはそれぞれ第1基本回路、第2基本回路、第3基本回路、第4基本回路である。そして各基本回路内において、3、4はそれぞれゲート、ソース及びドレインを有するシャントFET、7、8はそれぞれシャントFET3、4のゲートへの高周波信号のリークを阻止する第3抵抗、第4抵抗、9、10はそれぞれ高周波信号が入出力される共通端子及び信号端子で、共通端子9と信号端子10間に信号伝送経路としてのスルーFET1が接続され、信号端子10と接地端子15間にアイソレーションを得るためのシャントFET2、3、4が並列接続されて各基本回路が構成されている。スルーFET1、シャントFET2、3、4は、ピンチオフ電圧が−2V前後のノーマリ・オン型である。
次に、半導体スイッチ回路100の全体構成について説明する。11、12、13、14はそれぞれ第1制御端子、第2制御端子、第3制御端子、第4制御端子である。そして第1基本回路16A内では、スルーFET1のゲートと第1制御端子11間に第1抵抗5が接続され、シャントFET2のゲートと第2制御端子12間に第2抵抗6が接続され、シャントFET3のゲートと第3制御端子13間に第3抵抗7が接続され、シャントFET4のゲートと第4制御端子14間に第4抵抗8が接続されて基本回路が構成されている。
同様に第2基本回路16B内では、スルーFET1のゲートと第2制御端子12間に第1抵抗5が接続され、シャントFET2のゲートと第1制御端子11間に第2抵抗6が接続され、シャントFET3のゲートと第3制御端子13間に第3抵抗7が接続され、シャントFET4のゲートと第4制御端子14間に第4抵抗8が接続されて基本回路が構成されている。
第3基本回路16C内では、スルーFET1のゲートと第3制御端子13間に第1抵抗5が接続され、シャントFET2のゲートと第1制御端子11間に第2抵抗6が接続され、シャントFET3のゲートと第2制御端子12間に第3抵抗7が接続され、シャントFET4のゲートと第4制御端子14間に第4抵抗8が接続されて基本回路が構成されている。
第4基本回路16D内では、スルーFET1のゲートと第4制御端子14間に第1抵抗5が接続され、シャントFET2のゲートと第1制御端子11間に第2抵抗6が接続され、シャントFET3のゲートと第2制御端子12間に第3抵抗7が接続され、シャントFET4のゲートと第3制御端子13間に第4抵抗8が接続されて基本回路が構成されている。
そして、4個の各基本回路の共通端子9及び第1、第2、第3、第4制御端子11、12、13、14がそれぞれ共通接続されて半導体スイッチ回路100が構成されている。
次に、本実施形態の半導体スイッチ回路100の動作について、まず各基本回路16A、16B、16C、16Dの単体での動作について説明する。基本的な回路動作については図3の基本回路21と同じで、スルーFET1のドレインとソース間は、ゲート電圧が0Vバイアスで導通(オン)状態にあり、ピンチオフ電圧より低い電圧でスルーFET1はカットオフする。そして、スルーFET1とシャントFET2、3、4の各ゲート電圧とを前記の構成により相補的に制御することで、共通端子9と信号端子10間を電気的に導通状態にしたり開放状態にしている。
次に、4個の基本回路16A、16B、16C、16Dが共通端子9で共通接続された半導体スイッチ回路100の動作について説明する。4つの制御端子のいずれか一つにハイの信号が与えられ、他の残りの3つの制御端子にローの信号が与えられると、4個の各基本回路のうちスルーFET1にハイ信号が与えられた1つの基本回路が導通状態(スルーFET1がオンでシャントFET2、3、4のすべてがオフ)となり、他の残りの基本回路が相補的に開放状態(スルーFET1がオフでシャントFET2、3、4のいずれか一つがオン)となる。
これにより、共通端子9とスルーFET1にハイ信号が与えられた基本回路の信号端子10との信号経路を選択的に導通状態にすると共に共通端子9と該基本回路の接地端子15との信号経路を開放状態にすることができる。同時に、共通端子9と他の残りのすべての基本回路の各信号端子10との信号経路を開放状態にすると共に共通端子9と前記基本回路の各接地端子15との信号経路を導通状態にすることができる。こうして、半導体スイッチ回路100は挿入損失やアイソレーションを損なうことなく双方向SP4T型半導体スイッチとして機能する。
以上説明したように、第1実施例の半導体スイッチ回路100によれば、制御端子を基本回路の数だけ(4個)に少なくすることができ、良好なアイソレーションを維持しつつ、半導体スイッチの周辺制御回路を含めた操作性や生産性を向上させた半導体スイッチ回路100を提供することができる。
尚、図1では、SPSTスイッチの基本回路を4個組み合わせたSP4T型の半導体スイッチ回路の例で説明したが、これに限定されず、基本回路をn個(n≧3)組み合わせたSPnT型の半導体スイッチ回路でもよく、その場合、制御端子はn個でよく、従来回路で必要となる2n個よりもn個少なくてすむ。
また、各基本回路の各シャントFETへの制御信号は、スルーFETに与えられる1つの制御信号以外の(n−1)個の信号がそれぞれ別々のシャントFETに与えられればよく、図1の例に限定されるものではない。
さらに、図1では、各基本回路が上下左右共に線対称に配置されているが、共通端子9と各基本回路の各信号端子10との間の挿入損失が同じになるように配線すればよく、例えば信号経路長が同一であればよい。また、共通端子9と各基本回路の各接地端子15との間の信号経路長も同一であればよく、図1の例に限定されるものではない。
以下に、本発明の第2実施例の半導体スイッチ回路110について、図2を参照して説明する。尚、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1と異なる点は、各基本回路の接地端子の直前に容量素子を追加し、さらにその接地端子を共通接続して接地端子の数を削減している点である。
図2において、17は高周波信号のDCカット容量素子としてのキャパシタで、各基本回路の接地端子15と各基本回路の各シャントFET2、3、4のドレイン又はソースの共通接続点との間に挿入され、破線で囲まれたSPSTスイッチとしての基本回路18A、18B、18C、18Dが構成されている。
そして、2つの基本回路18A、18Bの接地端子15が共通接続され、また基本回路18C、18Dの接地端子15が共通接続されて第2実施例の半導体スイッチ回路110が構成されている。
次に、第2実施例の半導体スイッチ回路110の動作について説明する。基本的な回路動作については図1の半導体スイッチ回路100と同じで、4つの制御端子11、12、13、14のいずれか一つにハイ信号が与えられ、他の残りの3つの制御端子にロー信号が与えられると、4個の各基本回路のうちスルーFET1にハイ信号が与えられた1つの基本回路が導通状態(スルーFET1がオンでシャントFET2、3、4のすべてがオフ)となり、他の残りの基本回路が相補的に開放状態(スルーFET1がオフでシャントFET2、3、4のいずれか一つがオン)となる。
これにより、共通端子9とスルーFET1にハイ信号が与えられた基本回路の信号端子10との信号経路を選択的に導通状態にすると共に共通端子9と該基本回路の接地端子15との信号経路を開放状態にすることができる。同時に、他の残りの基本回路の共通端子9と信号端子10との信号経路を開放状態にすると共に共通端子9と接地端子15との信号経路を導通状態にすることができる。また、キャパシタ17により高周波信号のDCカット及び共通接続された接地端子間の高周波信号の回り込みを防止することができる。こうして、半導体スイッチ回路110は挿入損失やアイソレーションを損なうことなく双方向SP4T型半導体スイッチとして機能する。
以上説明したように、第2実施例の半導体スイッチ回路110によれば、良好なアイソレーションを維持しつつ制御端子を基本回路の数だけ(4個)に少なくできることに加え、さらに、接地端子を共通接続した基本回路の数に応じて最大(n−1)個削減することができ、半導体スイッチの操作性や生産性をより向上させることができる。
尚、図2では、SPSTスイッチの基本回路の接地端子15を2個ずつ共通接続したSP4T型の半導体スイッチ回路の例で説明したが、これに限定されず、すべての基本回路の接地端子を共通接続してもよく、その場合、接地端子は1個でよく、図1のn個よりも(n−1)個少なくてすむ。
本発明の半導体スイッチ回路は、移動体通信装置や無線LAN通信装置の中における送受切換スイッチ、ダイバーシチー切換スイッチ、VCO(バンド)切換スイッチなどの1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチとして使用される半導体スイッチ回路に広く適用できる。
本発明の第1実施例の半導体スイッチ回路100を示す回路図。 本発明の第2実施例の半導体スイッチ回路110を示す回路図。 従来の半導体スイッチ回路200を示す回路図。
符号の説明
1 スルーFET
2,3,4 シャントFET
5,6,7,8 抵抗
9 共通端子
10 信号端子
11,12,13,14 制御端子
15 接地端子
16A,16B,16C,16D 基本回路
17 キャパシタ
18A,18B,18C,18D 基本回路
19 スルー制御端子
20 シャント制御端子
21 基本回路
100、110、200 半導体スイッチ回路

Claims (6)

  1. 高周波信号を入出力するための共通端子及び信号端子と、前記信号端子とのアイソレーションを確保するための接地端子と、前記信号端子と前記共通端子との間の信号経路に直列接続されたスルーFETとを含んだ1入力1出力型の基本回路をn個(n≧3)備え、前記各基本回路の共通端子がそれぞれ共通接続されてなる1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチの半導体スイッチ回路であって、
    さらに前記各基本回路は、前記信号端子と前記接地端子との間の信号経路に並列接続された(n−1)個のシャントFETと、前記スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々に対して開閉制御信号を与えるn個の制御端子(第1、第2、・・・、第nの制御端子)とを有し、前記各基本回路の第1の制御端子、第2の制御端子、・・・、第nの制御端子がそれぞれ共通接続され、
    前記各制御端子は、前記n個の基本回路のうち特定の1つの基本回路のスルーFETに制御信号を印加すると共に、前記基本回路以外の他のすべての各基本回路の(n−1)個のシャントFETのうちいずれか一つに前記スルーFETへの信号と同一制御信号をそれぞれ印加するように1つのFETに1つの制御端子が1対1で接続され、前記n個の制御端子のいずれか一つに、接続されたスルーFETをオンさせる制御信号が与えられ、他の残りの(n−1)個の制御端子に前記以外の各スルーFETをオフさせる信号が与えられることを特徴とする半導体スイッチ回路。
  2. 請求項1記載の半導体スイッチ回路において、前記スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々のゲートとn個の前記各制御端子との間に、高周波信号のリークを阻止するための抵抗素子を挿入したことを特徴とする半導体スイッチ回路。
  3. 請求項2記載の半導体スイッチ回路において、すべて又は一部の基本回路の接地端子と該基本回路の各シャントFETのドレイン又はソースの共通接続点との間に高周波信号の直流成分除去のための容量素子を挿入したことを特徴とする半導体スイッチ回路。
  4. 請求項3記載の半導体スイッチ回路において、前記容量素子が挿入された基本回路のうちいずれかの接地端子が共通接続されたことを特徴とする半導体スイッチ回路。
  5. 請求項3記載の半導体スイッチ回路において、前記容量素子が挿入された基本回路のすべての接地端子が共通接続されたことを特徴とする半導体スイッチ回路。
  6. 高周波信号を入出力するための共通端子及び信号端子と、前記信号端子とのアイソレーションを確保するための接地端子と、前記信号端子と前記共通端子との間の信号経路に直列接続されたスルーFETとを含んだ1入力1出力型の基本回路をn個(n≧3)備え、前記各基本回路の共通端子がそれぞれ共通接続されてなる1入力多出力スイッチ又は多入力1出力スイッチの半導体スイッチ回路であって、
    さらに前記各基本回路は、前記信号端子と前記接地端子との間の信号経路に並列接続された(n−1)個のシャントFETと、前記スルーFET及び(n−1)個のシャントFETの各々に対して1対1で開閉制御信号を与えるn個の制御端子(第1、第2、・・・、第nの制御端子)とを有し、前記各基本回路の第1の制御端子、第2の制御端子、・・・、第nの制御端子がそれぞれ共通接続された半導体スイッチ回路において、
    前記n個の制御端子のいずれか一つに前記スルーFET及び(n−1)個のシャントFETをオンさせる制御信号が与えられ、他の残りのすべての制御端子に前記オン制御信号と相補的なオフ制御信号が与えられ、前記各制御信号を他の基本回路の制御信号と共用することで、n個の各基本回路のうち前記オン制御信号が与えられた1つの基本回路のスルーFETがオンし、シャントFETのすべてがオフとなる導通状態となり、他の残りのすべての基本回路が相補的にスルーFETがオフし、シャントFETのいずれか一つがオンとなる開放状態となることを特徴とする半導体スイッチ回路の制御方法。
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