JP4272302B2 - 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法 - Google Patents

成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4272302B2
JP4272302B2 JP16444999A JP16444999A JP4272302B2 JP 4272302 B2 JP4272302 B2 JP 4272302B2 JP 16444999 A JP16444999 A JP 16444999A JP 16444999 A JP16444999 A JP 16444999A JP 4272302 B2 JP4272302 B2 JP 4272302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
steel sheet
weldability
hot
metal structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16444999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000345288A (ja
Inventor
和久 楠見
正芳 末廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP16444999A priority Critical patent/JP4272302B2/ja
Publication of JP2000345288A publication Critical patent/JP2000345288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4272302B2 publication Critical patent/JP4272302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形性、溶接性の優れた高張度鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
便利で快適な移動手段として、自動車の国民生活に占める地位は年毎に高まっており、環境破壊と地球温暖化を防止するために、燃費を低減し、化石燃料の消費を抑制することが従来にも増して重要となってきている。
【0003】
このため、エンジン性能の向上と共に車体の軽量化が要求され、主要な車体構成材料である鋼板に対しては、成形性を損なわずに一層の強度増加を図ることが求められている。また、直近では自動車事故を想定した耐衝突安全性に関する法規制が急速に拡大・強化されつつあり、高強度鋼板への期待がますます高まってきている。
【0004】
しかし、鋼板を高強度化した場合には、延性が低下して、プレス成形が困難となる。そこで、注目されている鋼板としては、フェライトを主体としてマルテンサイト、ベイナイト、残留オーステナイトのような低温生成相からなる複合組織鋼板がある。この複合組織による強化は、他の析出強化などの他の強化方法よりも、高強度化の際に延性の低下が少なく、強度−延性バランスに優れるという特徴がある。
【0005】
特に残留オーステナイト鋼は、特開平1−230715号公報に開示されているように、強度延性バランスに優れるが、基本的に高いSiを含有する成分系であるために、溶融亜鉛めっき性が悪い。そのため、溶融亜鉛めっきが必要な部位には、特開昭57−155329号公報に開示されているような、フェライトを主体として、低温生成相としてマルテンサイトを主に含むDual phase鋼(以後DP鋼という)が用いられている。溶融亜鉛めっき性に悪影響を及ぼさないSi含有量の上限は、NOF-RF方式で1.0%、オールラジアントチューブ方式では0.1%程度と考えられている。
【0006】
しかし、「金属学会報」第19巻 第7号 541頁で示されるように、Siを低減した場合に延性が劣化することが考えられる。DP鋼の延性は、そのフェライト中のC濃度に依存しており、C濃度が低いほど延性が良好であると考えられている。Siはフェライト中のCの活量を上昇させるために、Cをフェライト中から吐き出きせる効果があると考えられている。これよりSiをむやみに低下させることは延性の低下をもたらし、鋼板の成形性を劣化させることになる。
【0007】
また、高強度鋼板に求められる特性として重要なものの一つにスポット溶接性がある。スポット溶接性は、基本的には溶接性を劣化させる元素として挙げられるC,Mn,Si,P,Sが低いほど良好であると言われている。しかし、高強度鋼板は高合金の成分設計となりがちであるため、溶接性が低下することが考えられる。
【0008】
そのため、溶接性を確保するために、溶接性を劣化する元素を規制する技術が、特開昭56−77330号公報や特開平3−27743号公報に開示されている。しかし、これらの技術は、溶融亜鉛めっき性を考慮しておらず、Siの含有量が大きいものも含まれている。
すなわち、高強度鋼板の問題点としては、溶融亜鉛めっき性、スポット溶接性はSiを低減した方が良好となり、延性はSiを多く添加した方が良好となり、これらを両立した成分設計が困難であることにある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を克服しうる成形性、溶接性の優れた高強度鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、成形性、溶接性に優れた高強度鋼板とその溶融亜鉛めっき鋼板を検討した結果、鋼成分の最適化、すなわち、Siを低減して溶融亜鉛めっき性とスポット溶接性を確保でき、Alを添加することにより延性が向上することを見いだした。また、適当な熱処理条件をとることにより、本鋼板を工業的に安定製造できることを見いだした。
【0011】
また、延性を向上させる方法としては、前述のようにフェライト中のC元素を低下させる方法が考えられるが、他の方法としては、残留オーステナイトの量を増加させる方法がある。DP鋼の低温生成相の主成分はマルテンサイトであるが、微量に残留オーステナイトが存在しており、延性に寄与していると考えられる。
【0012】
そこで、本発明者らはこの残留オーステナイトを活用することを考えた。残留オーステナイト鋼においてSiは、セメンタイトの析出を抑制して残留オーステナイトを残存させる効果がある。同様の効果を持つ元素としてはAlが考えられるので、Siの代替としてAlを添加することにより、残留オーステナイトの残存を図り、延性を向上させることとした。
このように延性の劣化無しにSi添加量の減少が可能となり、スポット溶接性、溶融亜鉛めっき性を確保することが可能となる。
【0013】
また、上記の思想により設計された成分系の鋼板を、連続焼鈍または連続溶融亜鉛めっきラインにて、フェライト−オーステナイト2相域にて再結晶焼鈍を行った後に、適当な冷却速度にて冷却することにより、フェライトを主相とし、低温生成相として残留オーステナイトを含むマルテンサイトが主体である金属組織を得ることができる。
【0014】
本発明はこのような知見に基づくものであり、以下の構成を要旨とする。
すなわち、本発明は、質量%で、
C :0.01〜0.15%、 Si:0.01〜0.1%、
Mn:1.0〜2.8%、 P :0.02%以下、
S :0.02%以下、 Al:0.15〜0.7%、
必要に応じて、
Ca:0.0005〜0.01%、REM:0.00010.0024
を含み、さらに
Cr:0.5%以下、 Ni:0.5%以下、
Cu:0.5%以下、 Mo:0.5%以下、
V :0.1%以下のうち1種または2種以上
を含有し、残部Feと不可避不純物からなり、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板である。
また、上記の成分の鋼塊を熱間圧延し、酸洗後、30%以上の冷間圧延してから、連続焼鈍ラインまたは連続溶融亜鉛めっきラインにて(Ac1 変態点十10℃)以上、(Ar3 変態点−5℃)以下の温度で20秒以上再結晶焼鈍を行い、3℃/s以上の冷却速度にて300℃から600℃の温度まで冷却し、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板の製造方法ある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の成分および金属組織の限定理由を説明する。
C,Mnは、フェライト−マルテンサイト複合組織を形成するために必要な元素であり、また強度を確保するために必要な元素である。そのため、C:0.01%未満、またMn:1.0%未満の含有量では、組織がフェライト−マルテンサイト複合組織にならずに、強度−延性バランスが劣化する。Cの好ましい含有量は0.02%以上とする。また、C,Mnはスポット溶接性に影響を及ぼす元素であり、C:0.15%超、またMn:2.8%超の添加により、スポット溶接性が劣化してしまう。
【0016】
Siは、鋼板の強化に使われ、また前述のように延性の確保のために添加される。0.01%未満の含有量である場合、強度が低く、高強度鋼板としての使用に耐えない。また、0.1%を超える添加により、溶融亜鉛めっき性、スポット溶接性が劣化してしまう。
【0017】
P,Sは、溶接性を劣化させる元素であり、その上限は0.02%である。
Alは、前述のごとくオーステナイトを残留させるため必要な元素であり、フェライトの生成を促進し、炭化物の生成を抑制することにより、残留オーステナイトを確保する作用があると同時に、脱酸元素、強化元素としても作用する。これよりAlの添加の下限量は、0.15%以上とする必要がある。ただし、Alを過度に添加しても上記効果は飽和し、かえって鋼を脆化させるため、また多量の添加は溶融亟鉛めっき性を劣化させるため、その上限を0.7%とした。
【0018】
また、Ca,REMは、硫化物系介在物が球状化して穴拡げ性を向上させるので、それぞれCa:0.0005〜0.01%、REM:0.00010.0024%添加しても良い。
【0019】
また、Cr,Ni,Cu,Mo,Vは、いずれも強化元素として有効であるが、過多の添加は延性の劣化や化成処理性を劣化させることがあるので、Cr:0.5%以下、Ni:0.5%以下、Cu:0.5%以下、Mo:0.5%以下、V:0.1%以下とした。
【0020】
その他、Nは、不可避的に含まれる元素であるが、あまり多量に含有する場合は、時効性を劣化させるのみならず、AlN析出量が多くなってAl添加の効果を減少させるので、0.01%以下の含有が望ましい。
【0021】
金属組織をフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトとしたのは、このような組織をとる場合は、強度延性バランスに優れ、降伏点伸びが発生せずにプレス時にストレッチャーストレインが発生しない鋼板となるためである。
【0022】
本発明の製造工程の限定理由は次の通りである。
冷延鋼板はまず、オーステナイトとフェライトの2相共存温度域で再結晶焼鈍される。この際に、CやMn等の焼き入れ性を向上させる元素や、AlやSiなどの残留オーステナイトを残存させる元素がオーステナイト中に濃化し、その後の熱処理による残留オーステナイトを含むマルテンサイト生成を容易にする。
【0023】
再結晶焼鈍温度を、(Ac1 変態点+10℃)以上、(Ar3 変態点−5℃)以下としたのは、制限未満であると充分な量のオーステナイトが形成せず、また炭化物の溶解が充分でなくてオーステナイトヘのCの濃化が十分でなくなるからであり、制限以上であると、フェライトが極わずかしか存在せず、またさらに全く存在せずにオーステナイト単相となるため、合金元素の分布が全体として希薄となり、残留オーステナイトを含むマルテンサイトを生成させるだけの量が濃化しないためである。
【0024】
また、焼鈍後の冷却速度を300℃から600℃において3℃/s以上としたのは、これ以下の冷却速度にて冷却した場合は、マルテンサイトが生成せずに強度が上昇しないばかりか強度−延性のバランスも劣化してしまうためである。また上記高強度鋼板は、亜鉛溶融めっき施されて使用される。
【0025】
上記の条件を満たすことで、成形性、溶接性の優れた高強度鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板を実現できる。
【0026】
【実施例】
表1に示した成分組成を有する連続鋳造スラブを1200℃程度で加熱し、880℃で仕上圧延して冷却の後に約600℃で捲き取った4mm厚の熱延板を圧下率70%で冷延した。その後、表2に示す条件で処理した。
【0027】
実験番号1〜9、11〜35については、連続焼鈍ラインと連続溶融亜鉛めっきラインにて焼鈍と溶融亜鉛めっきを行った。連続焼鈍ラインでは775℃×90秒の焼鈍を行い、その後600℃から300℃の温度範囲を冷却速度15C/sで冷却したのち、0.5%のスキンパス圧延を行った。また、連続溶融亜鉛めっきラインでは、750℃×90秒の焼鈍を行い、その後600℃から300℃の温度範囲を冷却速度15℃/sで冷却したのち、亜鉛浴を通過させて溶融亜鉛めっきを行い、圧下率0.5%のスキンパス圧延を行った。
ここで、実験番号9,11,16,17,18は、亜鉛浴通過後に合金化処理を行い、合金化溶融亜鉛めっき鋼板とした。
また、実験番号45〜62は、表3に示す焼鈍条件の影響を連続焼鈍にて検討した。
【0028】
引張特性は、JIS5号引張試験片のC方向引張にて評価し、TS(MPa)×El(%)が16500以上を良好とした。めっき密着性は、JIS B 7729に示されたエリクセン試験機を用い、JIS Z 2247に示されたエリクセン試験方法による試験を行い、めっきの剥離状態を調査した。スポット溶接性は、JIS Z 3136ら示された方法による引張剪断試験と、JIS Z 3137に示された方法による十字型引張試験を行い検討した。評価は、強度がJISA級を満足し、かつ延性比が0.25以上である場合を良好とした。試験結果を、実験番号1〜9、11〜35は表2に、実験番号45〜62は表3に示す。
【0029】
実験番号1,2は、それぞれCが低いため、Mnが低いために強度も低く、強度−延性バランスも悪かった。実験番号3,9,16,28は、Al量が低いためにElが低く、強度−延性バランスが悪かった。実験番号5,11,18,30は、Al量が多いために、めっき密着性が劣化した。実験番号6,12,19,31は、Si量が低いために、強度−延性バランスが悪かった。
実験番号8,14,21,33は、Si量が多いために、めっき密着性とスボヅト溶接性が劣化した。実験番号34,35は、それぞれCが高いため、Mnが高いためスポット溶接性が悪かった。実験番号4,7,13,15,17,20,22,23,24,25,26,27,29,32は、本発明の範囲を満たしているため、強度延性バランス、めっき密着性、スポット溶接性も良好であった。
【0030】
実験番号45,53,54,62は、焼鈍温度が本発明の範囲外であったため、強度−延性バランスが悪かった。実験番号46,55は焼鈍時間が短く、本発明範囲外であったため強度−延性バランスが悪かった。実験番号48,57は、焼鈍後の冷却速度が小さく、本発明の範囲外であったため、強度−延性バランスが悪かった。実験番号47,49,50,51,52,56,58,59,60,61は、本発明の範囲を満たしているため、強度−延性バランスが良好であった。
【0031】
【表1】
Figure 0004272302
【0032】
【表2】
Figure 0004272302
【0033】
【表3】
Figure 0004272302
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車部品などに使用される、成形性、溶接性の優れた高強度鋼板と溶融亜鉛めっき孔板を提供できるため、工業的に価値の高い発明である。

Claims (4)

  1. 質量%で、
    C :0.01〜0.15%、
    Si:0.01〜0.1%、
    Mn:1.0〜2.8%、
    P :0.02%以下、
    S :0.02%以下、
    Al:0.15〜0.7%、
    さらに、
    Cr:0.5%以下、
    Ni:0.5%以下、
    Cu:0.5%以下、
    Mo:0.5%以下、
    V :0.1%以下のうち1種または2種以上
    を含有し、残部Feと不可避不純物からなり、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板。
  2. 質量%で、
    C :0.01〜0.15%、
    Si:0.01〜0.1%、
    Mn:1.0〜2.8%、
    P :0.02%以下、
    S :0.02%以下、
    Al:0.15〜0.7%、
    Ca:0.0005〜0.01%、
    REM:0.00010.0024%、
    さらに、
    Cr:0.5%以下、
    Ni:0.5%以下、
    Cu:0.5%以下、
    Mo:0.5%以下、
    V :0.1%以下のうち1種または2種以上
    を含有し、残部Feと不可避不純物からなり、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板。
  3. 質量%で、
    C :0.01〜0.15%、
    Si:0.01〜0.1%、
    Mn:1.0〜2.8%、
    P :0.02%以下、
    S :0.02%以下、
    Al:0.15〜0.7%、
    さらに、
    Cr:0.5%以下、
    Ni:0.5%以下、
    Cu:0.5%以下、
    Mo:0.5%以下、
    V :0.1%以下のうち1種または2種以上
    を含有し、残部Feと不可避不純物からなる鋼塊を熱間圧延し、酸洗後、30%以上の冷間圧延した後、連続焼鈍ラインまたは連続溶融亜鉛めっきラインにて(Ac1 変態点+10℃)以上、(Ar3 変態点−5℃)以下の温度で20秒以上再結晶焼鈍を行い、3℃/s以上の冷却速度にて300℃から600℃の温度まで冷却する、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
  4. 質量%で、
    C :0.01〜0.15%、
    Si:0.01〜0.1%、
    Mn:1.0〜2.8%、
    P :0.02%以下、
    S :0.02%以下、
    Al:0.15〜0.7%、
    Ca:0.0005〜0.01%、
    REM:0.00010.0024%、
    さらに、
    Cr:0.5%以下、
    Ni:0.5%以下、
    Cu:0.5%以下、
    Mo:0.5%以下、
    V :0.1%以下のうち1種または2種以上
    を含有し、残部Feと不可避不純物からなる鋼塊を熱間圧延し、酸洗後、30%以上の冷間圧延した後、連続焼鈍ラインまたは連続溶融亜鉛めっきラインにて(Ac1 変態点+10℃)以上、(Ar3 変態点−5℃)以下の温度で20秒以上再結晶焼鈍を行い、3℃/s以上の冷却速度にて300℃から600℃の温度まで冷却する、金属組織がフェライトと、残留オーステナイトを含むマルテンサイトであることを特徴とする成形性、溶接性の優れた高強度鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
JP16444999A 1999-06-10 1999-06-10 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4272302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16444999A JP4272302B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16444999A JP4272302B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000345288A JP2000345288A (ja) 2000-12-12
JP4272302B2 true JP4272302B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=15793392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16444999A Expired - Fee Related JP4272302B2 (ja) 1999-06-10 1999-06-10 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4272302B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60116477T2 (de) * 2000-04-07 2006-07-13 Jfe Steel Corp. Warm-, kaltgewalzte und schmelz-galvanisierte stahlplatte mit exzellentem reckalterungsverhalten
JP4714404B2 (ja) * 2003-01-28 2011-06-29 新日本製鐵株式会社 耐水素脆化に優れた高強度薄鋼板及びその製造方法
JP4214006B2 (ja) * 2003-06-19 2009-01-28 新日本製鐵株式会社 成形性に優れた高強度鋼板およびその製造方法
KR100884104B1 (ko) 2004-01-14 2009-02-19 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 도금 밀착성 및 구멍 확장성이 우수한 용융 아연 도금 고강도 강판과 그 제조 방법
JP4510488B2 (ja) * 2004-03-11 2010-07-21 新日本製鐵株式会社 成形性および穴拡げ性に優れた溶融亜鉛めっき複合高強度鋼板およびその製造方法
JP5250939B2 (ja) * 2005-03-31 2013-07-31 Jfeスチール株式会社 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP5250938B2 (ja) * 2005-03-31 2013-07-31 Jfeスチール株式会社 延性に優れる低降伏比型高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
JP5167487B2 (ja) 2008-02-19 2013-03-21 Jfeスチール株式会社 延性に優れる高強度鋼板およびその製造方法
KR102451383B1 (ko) 2018-03-30 2022-10-11 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 합금화 용융 아연 도금 강판
CN110760774B (zh) * 2019-11-22 2022-02-01 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 锌铝镁钢板及有效控制csp工艺热镀锌铝镁钢板表面黑点的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000345288A (ja) 2000-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6537394B1 (en) Method for producing hot-dip galvanized steel sheet having high strength and also being excellent in formability and galvanizing property
JP4306202B2 (ja) 高張力冷延鋼板及びその製造方法
US8133330B2 (en) High yield ratio and high-strength hot-dip galvanized steel sheet excellent in workability and production method thereof
JP4524850B2 (ja) 延性および歪時効硬化特性に優れた高張力冷延鋼板および高張力冷延鋼板の製造方法
JP5018934B2 (ja) 加工性に優れた高強度鋼板およびその製造方法
US20130095347A1 (en) Hot-stamped steel, method of producing of steel sheet for hot stamping, and method of producing hot-stamped steel
US20080199347A1 (en) Method of Producing High-Strength Steel Plates with Excellent Ductility and Plates Thus Produced
CA2601497C (en) Galvannealed steel sheet and method for producing the same
US20140234655A1 (en) Hot-dip galvanized steel sheet and method for producing same
US20130048155A1 (en) High-strength galvanized steel sheet having excellent formability and spot weldability and method for manufacturing the same
JP3698046B2 (ja) 加工性およびめっき性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびにその製造方法
JP3498504B2 (ja) 高延性型高張力冷延鋼板と亜鉛メッキ鋼板
JP4924052B2 (ja) 高降伏比高張力冷延鋼板ならびにその製造方法
JP5305149B2 (ja) 成形性に優れた溶融亜鉛めっき高強度鋼板およびその製造方法
KR20070087510A (ko) 가공성이 우수한 고강도 강판
JP4211520B2 (ja) 耐時効性に優れた高強度高延性亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
JP4272302B2 (ja) 成形性、溶接性の優れた高強度鋼板及びその製造方法
CN111448329A (zh) 经冷轧和涂覆的钢板及其制造方法
CN112689684B (zh) 经冷轧和涂覆的钢板及其制造方法
JPH05247586A (ja) めっき密着性に優れた高強度高延性溶融亜鉛めっき鋼板
JP4772431B2 (ja) 伸びと穴拡げ性に優れた溶融亜鉛めっき高強度鋼板の製造方法
JP2002080931A (ja) 加工性とスポット溶接性に優れた高強度冷延鋼板および高強度めっき鋼板とその製造方法
JP4265152B2 (ja) 伸びおよび伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法
JP4265153B2 (ja) 伸びおよび伸びフランジ性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法
CN113840930A (zh) 经冷轧和涂覆的钢板及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4272302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees