JP4270281B2 - 画像処理のための装置、方法、および、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理のための装置、方法、および、プログラムに関するものである。
動画像は、時系列に沿って並ぶ複数の静止画像を含んでいる。このような静止画像を抽出することにより、動画像中の1ショットを表す静止画像を生成することができる。ここで、複数の静止画像を重ね合わせて合成することによって、元の静止画像よりも画素密度の高い高解像度画像を生成する技術が知られている。
特開2000−244851号公報
ところで、合成に利用される複数の静止画像を動画像から取得する処理は複雑であった。例えば、或る静止画像(対象画像とも呼ぶ)を表す高解像度画像を生成するために、対象画像に加えて対象画像の前後の静止画像を合成する技術が知られている。ここで、対象画像よりも先の静止画像(「先画像」とも呼ぶ)を取得するために、動画像データにおけるデータの並び(シーケンス)を対象画像から遡って先画像を取得する場合がある。ところが、動画像のフォーマットは、データの並びを遡って静止画像を取得することを考慮せずに設定されている場合が多い。そこで、一旦、動画像におけるデータの並びを大幅に遡った後に、目的の先画像が得られるまで動画像からデータを読み出す処理といった複雑な処理が用いられていた。また、MPEG形式の動画像のように、一部の静止画像が、他の参照画像との差分を利用した符号化によって表されている場合がある。この場合には、目的の先画像を取得するために参照画像も要求されるので、合成に利用される複数の静止画像を動画像から取得する処理がさらに複雑であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、合成に利用される複数の静止画像を動画像から取得する処理の簡素化を図ることができる技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像処理装置は、動画像を処理する画像処理装置であって、前記動画像に含まれる複数の静止画像の中から対象画像を指定する指定情報に従って、前記対象画像を含む複数の静止画像で構成される画像グループを、前記動画像から選択する選択部と、前記画像グループに含まれる複数の静止画像を前記動画像から取得する取得処理を実行する取得部と、前記取得された複数の静止画像を合成することによって、前記対象画像よりも画素密度が高い、前記対象画像の高解像度画像を生成する合成処理を実行する合成部と、を備え、前記選択部は、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第1モードによる選択を実行する機能を有する。
この画像処理装置によれば、合成に利用される複数の静止画像として、対象画像と、時系列の順番が対象画像よりも後の静止画像と、が選択されるので、合成に利用される複数の静止画像を動画像から取得する処理の簡素化を図ることができる。
上記画像処理装置において、前記選択部は、さらに、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも先の静止画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第2モードによる選択を実行する機能を有し、前記指定情報によって、同じ動画像内の複数の静止画像のそれぞれが、前記対象画像として指定される場合には、前記選択部は、前記各対象画像毎に前記画像グループを選択し、前記取得部および前記合成部は、前記取得処理および前記合成処理を含む一連の処理を、与えられた順番で前記各画像グループ毎に実行し、前記選択部は、(A)最初に取得される画像グループを選択するために、前記第1モードによる選択を実行し、(B)他の画像グループを選択するために、前記第2モードによる選択を実行することとしてもよい。
この構成によれば、最初に取得される画像グループが第1モードで選択されるので、最初の高解像度画像が提供されるまでに要する時間が過剰に長くなることを抑制できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像処理方法および装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
次に、この発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の一実施例としてのプリンタを示す説明図である。図1(A)は、プリンタ100の外観を示し、図1(B)は、プリンタ100の構成の概略を示している。図1(A)に示すように、このプリンタ100は、ディスプレイ40と、操作パネル50と、メモリカードインターフェース70と、を備えている。さらに、図1(B)に示すように、このプリンタ100は、制御部200と、印刷エンジン300と、を備えている。
制御部200は、CPU210と、ROM220と、RAM230と、を備えるコンピュータである。この制御部200は、プリンタ100の各構成要素を制御する。印刷エンジン300は、与えられた印刷データに応じて印刷を実行する印刷機構である。印刷機構としては、インク滴を印刷媒体に吐出して画像を形成する印刷機構や、トナーを印刷媒体上に転写・定着させて画像を形成する印刷機構等の種々の印刷機構を採用可能である。ディスプレイ40は、画像を含む種々の情報を表示する。ディスプレイ40としては、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の種々のディスプレイを採用可能である。操作パネル50は、停止ボタン52と、選択ボタン54と、再生ボタン56と、送りボタン58と、戻しボタン59と、を含む複数のボタンを有している。いずれかのボタンが押下された場合には、そのボタンが押下されたことを示す信号が、制御部200に供給される。操作パネル50は、ユーザの指示を受ける入力部として機能する。このような入力部としては、操作パネル50に限らず、タッチパネル等のユーザの指示を受ける種々の入力装置を採用可能である。メモリカードインターフェース70は、メモリカードMCを挿入するスロットMSを含んでいる。メモリカードMCに格納されたデータは、メモリカードインターフェース70を介して、制御部200によって読み出される。
図2は、ROM220(図1)に格納されたモジュールを示す説明図である。第1実施例では、選択モジュール400と、取得モジュール410と、合成モジュール420と、出力モジュール430と、がROM220に格納されている。これらのモジュールは、CPU210によって実行されるプログラムである。また、各モジュールは、RAM230(図1(B))を介して種々のデータをやりとりすることが可能である。
図3は、動画像処理の手順を示すフローチャートである。この動画像処理は、制御部200(図1)によって実行される。この動画像処理では、動画像に含まれる複数の静止画像の中からユーザによって対象画像が指定され、そして、対象画像が印刷される。制御部200は、スロットMS(図1)に動画像データを格納するメモリカードMCが挿入されたことに応じて、自動的に動画像処理を開始する。あるいは、制御部200は、ユーザの指示に従って、動画像処理を開始してもよい。
最初のステップS300では、取得モジュール410(図2)が、メモリカードMCから動画像データを取得し、動画像の再生を開始する。動画像データのフォーマットとしては、MPEG(Moving Picture Experts Group)やMotionJPEG等の種々のフォーマットがある。また、スキャン方式としては、プログレッシブとインタレースとがある。第1実施例では、動画像データのフォーマットが、プログレッシブスキャンのMPEGフォーマットであることとしている。このような動画像データは、複数のピクチャを含んでいる。このようなピクチャには、いわゆるIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャが含まれ得る。
図4は、ピクチャの説明図である。図4には、動画像データに含まれる複数のピクチャのそれぞれが、符号付きの四角で示されている。符号中のアルファベット(I、P、B)は、ピクチャの種類を示し、符号中の数字は、再生すべき順番を示している。Iピクチャは予測無しの符号化を用いたデータであり、Pピクチャは順方向予測符号化を用いたデータであり、Bピクチャは双方向予測符号化を用いたデータである。本実施例では、各ピクチャのそれぞれが、ある時点における1枚のフレーム画像(静止画像)を表している。
図中の「デコード順」は、動画像を再生する場合にデコードされる順番を表している。動画像データには、このデコード順に、複数のピクチャが格納されている。動画像データがBピクチャを含む場合には、このデコード順が再生順(時系列順)とは異なり得る。この理由は、Bピクチャのデコードに、そのBピクチャよりも後に再生すべきPピクチャあるいはIピクチャが利用されるからである。
取得モジュール410は、各ピクチャをデコードすることによって、時系列に沿って並ぶ複数の静止画像を表す静止画像データ(フレーム画像データ)を取得し、取得した静止画像データが表す静止画像(フレーム画像)をディスプレイ40に表示させる。そして、取得モジュール410は、表示されるフレーム画像を時系列に沿った順番に切り換えることによって、動画像を再生する。
図3の次のステップS310では、ユーザによって対象画像が指定される。第1実施例では、選択ボタン54(図1(B))が押下された時点に表示されているフレーム画像が対象画像として利用される。ユーザは、ディスプレイ40に表示される動画像を見て、好みのショットが表示された時点で選択ボタン54を押下すればよい。選択ボタン54が押下されたことを示す信号は、操作パネル50から制御部200に供給される。以下、この信号を「指定信号」とも呼ぶ。
選択モジュール400(図2)は、指定信号の受信に応じて、その時点に表示されていたフレーム画像が対象画像として指定されていることを、認識する。すなわち、第1実施例では、指定信号が、特許請求の範囲における「指定情報」に相当する。また、取得モジュール410は、指定信号の受信に応じて、動画像の再生を停止する。
次のステップS320は、選択モジュール400(図2)が、指定信号の受信に応じて、画像グループを選択する。図5は、画像グループの説明図である。図中には、動画像に含まれる複数のフレーム画像FRのそれぞれが四角で示されている。四角の中に記載された数字は、時系列に沿った順番を示している(以下、この順番を「フレーム番号」とも呼ぶ)。符号SIが付されたフレーム画像は対象画像を示している。そして、フレーム画像のグループIGは、指定信号に応じて選択された画像グループを示している。この画像グループIGは、対象画像SIを含む5枚のフレーム画像で構成されている。特に、この画像グループIGは、対象画像SIと、時系列に沿った順番(再生順番)が対象画像SIよりも後ろのフレーム画像(以下「後フレーム」とも呼ぶ)と、で構成されている。対象画像SIよりも後ろのフレーム画像が選択される理由については、後述する。
図3の次のステップS330では、取得モジュール410が、画像グループIGに含まれる静止画像を取得する(静止画像を表す静止画像データを取得する)。図5に示したように、画像グループIGは、対象画像SIと、後フレームと、で構成されている。従って、取得モジュール410は、動画像の再生時と同様に、対象画像の取得に続いて所定のデコード順にピクチャをデコードすることによって、画像グループIGの全ての静止画像(フレーム画像)を取得することができる。
ここで、画像グループIGに、時系列の順番(再生順番)が対象画像SIよりも先のフレーム画像(以下「先フレーム」とも呼ぶ)が含まれていると仮定する。例えば、図4において、B6ピクチャが対象画像として指定され、そして、1つ先のP5ピクチャと2つ先のB4ピクチャとが画像グループに含まれていると仮定する。ここで、B4ピクチャのデコードには、I2ピクチャとP5ピクチャとが要求される。従って、2つの先フレーム(P5、B4)の取得には、3つのピクチャB4、P5、I2が利用される。これら3つのピクチャB4、P5、I2のデコード順は、それぞれ、対象画像(B6)よりも4つ先、2つ先、7つ先である。このように、対象画像から遡るべきデータサイズ(デコード順)は、取得すべきフレーム(ピクチャ)によって大幅に変化し得る。また、利用する動画像データによっても、遡るべきデータサイズは大幅に変化し得る。また、選択された先フレームによっては、先フレームのデコード順が対象画像のデコード順よりも後である場合もある。そこで、このような先フレームを取得するためには、例えば、動画像データにおけるデータの並び(データシーケンス)を大幅に遡った後に動画像データからデータシーケンスの順番にデータを読み出すことによって先フレームを取得する処理が実行される。
このように、画像グループIGに先フレームが含まれている場合には、合成用のフレーム画像を取得する処理が複雑な場合が多い。ところが、第1実施例では、画像グループIGには、先フレームが含まれていない。その結果、画像グループIGに含まれる複数のフレーム画像を取得する処理の簡素化を図ることができる。
図3の次のステップS340では、合成モジュール420が、画像グループIGに含まれる複数のフレーム画像を合成することによって、対象画像SIの高解像度静止画像を生成する(複数のフレーム画像データを合成することによって高解像度静止画像データを生成する)。この高解像度静止画像および対象画像SIは、同じ画像を表している。そして、この高解像度静止画像の画素密度は、対象画像SIの画素密度よりも高い。図6は、画像合成の一例を示す説明図である。図中には対象画像SIと4枚のフレーム画像F1〜F4が示されている(いずれの画像も画像グループIGに含まれている)。
合成モジュール420は、先ず、フレーム画像F1〜F4のそれぞれに関して、対象画像SIを基準とする相対位置を決定する。図6には、4枚のフレーム画像F1〜F4が対象画像SIに重ね合わせられる様子が示されている。各フレーム画像F1〜F4のそれぞれは、対象画像SIに対する相対位置に配置されている。この相対位置は、被写体が重なり合うように決定される。図6の例では、太陽PSSと山PSMとが重なるように、相対位置が決定される。合成モジュール420は、このような相対位置を、画像のパターンマッチングや特徴点追跡、勾配法等の種々の周知の方法を用いて決定することができる。例えば、合成モジュール420は、重ね合わせたい2枚の画像のそれぞれから、被写体を表す線(例えば、輪郭線)の端点や分岐点等の特徴点を抽出し、得られた特徴点が重なるように相対位置を決定すればよい。また、合成モジュール420は、上述した種々の方法を用いることによって、1画素未満の大きさの精度で相対位置を決定することができる。なお、相対位置は、例えば、並進方向のズレ量と、回転方向のズレ量と、の組み合わせを用いて表すことができる。
次に、合成モジュール420は、画像グループIGに含まれる5枚の画像SI、F1〜F4を利用することによって、高解像度画像HRの画素値を決定する。第1実施例では、高解像度画像HRは、対象画像SIと同じ画像を表している。ただし、高解像度画像HRの画素密度は、対象画像SIの画素密度よりも高い。高解像度画像HRの画素密度は、ユーザが指定することとしてもよく、また、予め設定されていてもよい。いずれの場合も、高解像度画像HRに含まれる複数の画素のそれぞれの画像内の位置は、画素密度に応じて決まる。
合成モジュール420は、対象画像SIと、相対位置に基づく移動後のフレーム画像F1〜F4と、の画素値を利用して高解像度画像HRの画素値を決定する。画素値の決定方法としては、種々の方法を採用可能である。例えば、高解像度画像HRの或る画素(以下「生成画素」と呼ぶ)の画素値を、以下の方法で決定することができる。すなわち、重ね合わされた5枚の画像SI、F1〜F4の複数の画素の内の生成画素に最も近い所定数(例えば、4つ)の画素の画素値を補間することによって生成画素の画素値を決定してもよい。この際、生成画素と補間に利用される画素との距離に応じた重みを利用することが好ましい(距離が遠いほど重みが小さい)。また、重ね合わされた5枚のフレーム画像SI、F1〜F4の中から生成画素毎に1枚のフレーム画像を選択し、選択したフレーム画像に補間処理(例えば、バイリニア法やバイキュービック法)を適用することによって、生成画素の画素値を決定してもよい。この際、生成画素に最も近い画素を有するフレーム画像を選択すればよい。
図3の次のステップS350では、出力モジュール430は、高解像度画像HRを利用した印刷を開始する。出力モジュール430は、高解像度画像HRを利用して印刷データを生成し、生成した印刷データを印刷エンジン300に供給する。印刷エンジン300は、受信した印刷データを利用して印刷を実行する。印刷が完了したことに応じて、図3の動画像処理は終了する。
以上のように、第1実施例では、高解像度画像の合成に利用される複数の静止画像として、対象画像SIと、時系列に沿った順番が対象画像SIよりも後ろのフレーム画像と、が選択される。その結果、合成に利用される複数の静止画像を動画像から取得する処理の簡素化を図ることができる。
なお、ステップS310〜S350の処理が、同じ動画像データに対して繰り返されてもよい。すなわち、動画像が再生されている間に選択ボタン54が押下される毎に、その時点で表示されているフレーム画像が印刷されてもよい。この場合には、取得モジュール410は、指定信号の受信した場合であっても、動画像の再生を継続すればよい。
なお、第1実施例では、選択ボタン54以外のボタン52、56〜59は利用されない(図1(B))。そこで、これらのボタン52、56〜59を省略してもよい。
B.第2実施例:
図7は、動画像処理の別の例を示すフローチャートである。図3に示す処理との差違は、選択モジュール400が、画像グループの選択モードとして、第1モードと第2モードとを有している点である(詳細は後述)。装置の構成は、図1、図2に示す第1実施例と同じである。
最初のステップS600、S610は、図3のステップS300、S310と同様である。ただし、第2実施例では、ステップS610が、複数回、繰り返され得る。その結果、同じ動画像から複数の対象画像がユーザによって指定され得る。また、第2実施例では、対象画像を指定するために、ユーザは、選択ボタン54に加えて、停止ボタン52と、再生ボタン56と、送りボタン58と、戻しボタン59と、を利用可能である(図1)。取得モジュール410は、これらのボタンの押下に応じて以下の処理を実行する。
(1)停止ボタン52:動画像の再生を停止(表示されるフレーム画像の更新を停止)。
(2)再生ボタン56:動画像の再生を再開(表示されるフレーム画像の更新を再開)。
(3)送りボタン58:表示されるフレーム画像をコマ送り。
(4)戻しボタン59:表示されるフレーム画像をコマ戻し。
ユーザは、これらのボタンを選択的に押下することによって、好みのフレーム画像を表示させることができる。そして、好みのフレーム画像が表示された状態で選択ボタン54を押下することによって、対象画像を指定することができる。選択モジュール400は、選択ボタン54が押下されたことに応じて、その時点に表示されているフレーム画像が対象画像として指定されていることを、認識する。
ステップS615では、選択モジュール400は、対象画像の指定が完了したか否かを判断する。完了の条件としては、任意の条件を採用可能である。例えば、動画像が最後まで再生されたことを採用してもよい。また、操作パネル50の完了ボタン(図示せず)が押下されたことを採用してもよい。対象画像の指定が完了していない場合には、ステップS610が繰り返される。
図8は、対象画像の一例を示す説明図である。図8には、図5と同様に、動画像に含まれる複数のフレーム画像FRが示されている。図中の3つの画像SI1、SI2、SI3は、対象画像を示している。図7のステップS610が繰り返された場合には、選択モジュール400は、指定信号(選択ボタン54が押下されたことを示す信号)を、複数回、受信する。3つの画像SI1、SI2、SI3は、複数(この場合は3つ)の指定信号で指定されたフレーム画像を、それぞれ示している。第2実施例では、このような複数の指定信号の全体が、特許請求の範囲における「指定情報」に相当する。
対象画像の指定が完了した後、図7のステップS625〜S660の処理が実行される。これらのステップS625〜S660では、1枚の対象画像に関して、画像グループ取得と画像合成とを含む一連の処理が実行される。複数の対象画像が選択された場合には、各対象画像毎に、これらの一連の処理が繰り返される。第2実施例では、各対象画像は時系列の順番に処理される。例えば、図8の例では、第1対象画像SI1、第2対象画像SI2、第3対象画像SI3の順番に、ステップS625〜S660の処理が繰り返される。
ステップS625では、選択モジュール400は、現行の対象画像が、複数の対象画像の内の最初に処理される画像であるか否かを判断する。この判断結果に応じて、選択モジュール400は、画像グループ選択のモードを切り換える。第1モードでの選択は、上述の第1実施例での選択と同じであり、対象画像と、時系列の順番が対象画像よりも後の静止画像と、が選択される。第2モードは、対象画像と、時系列の順番が対象画像よりも先の静止画像と、時系列の順番が対象画像よりも後の静止画像と、を選択するモードである。
先ず、最初の対象画像が処理される場合について説明を行う。この場合には、ステップS630で、選択モジュール400は、第1モードによる選択を実行する。ステップS630での選択は、図3のステップS320での選択と同じである。選択モジュール400は、対象画像と後フレームとを、画像グループとして選択する。例えば、図8の例では、第1対象画像SI1は、複数の対象画像(SI1、SI2、Si3)の中で最初に処理される。この第1対象画像SI1が処理される場合には、選択モジュール400は、第1対象画像SI1と、第1対象画像SI1に続く4枚のフレーム画像とを、第1対象画像SI1のための画像グループIG1として選択する。
続くステップS640、S650、S660は、図3のステップS330、S340、S350と、それぞれ同様に実行される。ステップS640では、取得モジュール410は、画像グループに含まれる全ての静止画像(フレーム画像)を動画像から取得する。この際、取得モジュール410は、データシーケンスの順番に動画像データからデータを読み出すことによって、画像グループを取得する。この際、不要なデータをスキップしつつデータ読み出しが実行されてもよい。
第1モードによる選択では、対象画像と後フレームとが選択される。従って、取得モジュール410は、対象画像の取得に続いて動画像の再生時と同様に所定のデコード順にピクチャをデコードすることによって、速やかに全てのフレーム画像を取得することができる。
画像グループに含まれる各静止画像を識別するための情報は、選択モジュール400から取得モジュール410へ供給される。このような情報としては、対象画像を識別可能な任意の情報を採用可能である。例えば、フレーム番号(時系列に沿った順番)を採用可能である。また、各フレーム画像に対応付けられた再生時刻を採用してもよい(フレーム画像を表示すべき時刻であって、最初のフレーム画像に対する相対的な時刻)。
次のステップS650では、合成モジュール420は、取得されたフレーム画像を合成することによって、対象画像と同じ画像を表す高解像度画像を生成する。次のステップS660では、出力モジュール430は、高解像度画像を利用した印刷を開始する。
次のステップS665では、選択モジュール400は、全ての対象画像に関する処理が完了したか否かを判断する。処理が完了した場合には、制御部200は、動画像処理を終了する。未処理の対象画像が残っている場合には、選択モジュール400は、ステップS625に戻り、次の対象画像に関する処理を開始する。次の対象画像に関する処理は、印刷の完了を待たずに開始される。
次に、2枚目の対象画像、および、それに続く対象画像が処理される場合について説明する。ステップS625では、選択モジュール400は、現行の対象画像が最初の対象画像では無いと判断する。この場合には、ステップS635で、選択モジュール400は、第2モードによる選択を実行する。第2モードでは、対象画像と、先フレームと、後フレームと、が選択される。例えば、図8に示す例において第2対象画像SI2が処理される場合について説明する。この場合には、選択モジュール400は、第2対象画像SI2と、第2対象画像SI2に先行する2枚のフレーム画像と、第2対象画像SI2に続く2枚のフレーム画像とを、第2対象画像SI2のための画像グループIG2として選択する。第3対象画像SI3のための画像グループIG3についても、選択は同様に行われる。
次のステップS640では、取得モジュール410は、画像グループに含まれる全ての静止画像(フレーム画像)を動画像から取得する。取得モジュール410は、前回のステップS640に続いて、データシーケンスの順番に動画像データからデータを読み出すことによって、画像グループの少なくとも一部の静止画像を取得可能である。この際、不要なデータをスキップしつつデータ読み出しが実行されてもよい。
ところで、2枚目の対象画像、および、それに続く対象画像が処理される場合には、画像グループが先フレームを含んでいる。このような場合の静止画像の取得処理としては、種々の処理を採用可能である。例えば、取得モジュール410は、動画像データから対象画像を取得した後に、データシーケンスを対象画像から遡ることによって、先フレームを取得することができる。いずれの場合も、画像グループが第1モードで選択される場合と比べて、静止画像の取得処理が複雑になり得る。
なお、遡るデータサイズとしては、所定の値を採用可能である。例えば、種々の動画像データに対して先フレームを取り損なうことが無いように実験的に決定された値を採用すればよい。また、所定の値の代わりに、可変値を採用してもよい。例えば、データシーケンスを遡った後にデータシーケンスの順番にデータを読み出す処理を、遡るデータサイズを増大させつつ繰り返してもよい。ここで、この繰り返しを、画像グループの全てのフレーム画像の取得が完了するまで実行すればよい。
続くステップS650、S660は、最初の対象画像が処理される場合と同様に実行される。そして、全ての対象画像に関する処理が完了するまで、ステップS625〜S660の処理が繰り返される。これらにより、全ての対象画像に関して高解像度画像が生成される。また、全ての対象画像が印刷される。例えば、図8の例では、3枚の対象画像SI1、SI2、SI3に対応する3枚の高解像度画像HR1、HR2、HR3が、それぞれ生成される。
以上のように、第2実施例では、最初に取得される画像グループが第1モードで選択される。その結果、最初の画像グループには先フレームが含まれないので、最初の画像グループの取得に要する時間が過剰に長くなることが抑制される。そして、最初の高解像度画像の合成処理の速やかな開始が可能となる。これらにより、最初の高解像度画像が提供されるまでに要する時間が過剰に長くなることを抑制できる。
また、第2実施例では、他の画像グループ(最初の画像グループよりも後に取得される画像グループ)を選択するために、第2モードによる選択が実行される。これにより、先フレームと後フレームとの両方が、選択される。その結果、第1モードによる選択が実行された場合と比べて、画像グループにおける、対象画像に時間的に近いフレーム画像の数を増やすことができる。すなわち、画像グループにおける、対象画像に似たフレーム画像の数を増やすことができる。その結果、高画質な高解像度画像を生成することができる。
なお、第1モードによる画像グループの選択が利用される場合に、画像グループ中の時系列の順番が中央であるフレーム画像を高解像度画像が表すように合成を行えば、画像グループにおける、高解像度画像に似たフレーム画像の数を増やすことができる。例えば、図8の例で、高解像度画像HR1が、対象画像SI1では無く第6フレーム画像を表す場合が挙げられる。ただし、この場合には、高解像度画像が、指定された対象画像とは異なる画像を表す可能性が高くなる。従って、高解像度画像が対象画像と同じ画像を表すように合成を行うことが好ましい。
また、第2実施例では、次の対象画像に関する処理は、先の対象画像の印刷の完了を待たずに、開始される。従って、先の対象画像の印刷が実行されている間に、次の対象画像に関する処理を進行させることができる。その結果、複数の高解像度画像を生成する処理に要する時間が過剰に長くなることを抑制できる。
C.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
変形例1:
動画像処理としては、図3、図7に示した処理に限らず、種々の処理を採用可能である。例えば、図7の手順において、画像グループの選択処理(ステップS625〜S635)が、ステップS610とステップS615との間に実行されてもよい。また、図7の手順において、ステップS625、S635を省略してもよい。すなわち、複数の対象画像が指定された場合に、全ての画像グループが第1モードで選択されてもよい。
変形例2:
複数の静止画像を合成することによって高解像度画像を生成する方法としては、上述の各実施例の方法に限らず、元の静止画像よりも画素密度が高い、対象画像の高解像度画像を生成するような任意の方法を採用可能である。例えば、対象画像を複数のブロックに分割し、複数の静止画像を重ね合わせるための相対位置をブロック毎に決定してもよい。また、合成に利用される静止画像の総数としては、5に限らず、任意の複数を採用可能である。
変形例3:
上述の各実施例において、第1モードおよび第2モードのそれぞれにおける画像グループの選択方法としては、上述の各実施例の方法に限らず、種々の方法を採用可能である。例えば、選択モジュール400は、第1モードによる選択において、対象画像に対する類似度が所定の閾値以下である静止画像を画像グループから除外し、類似度が閾値よりも高い静止画像を画像グループとして選択してもよい。こうすれば、対象画像に似ていない静止画像が合成に利用されることが抑制されるので、生成される高解像度画像の画質を高めることができる。なお、2枚の画像間の類似度の算出方法としては任意の方法を採用可能である。例えば、2枚の画像のそれぞれの輝度ヒストグラムを作成し、各階級の度数の差分の和を類似度として用いてもよい(この場合には、和が小さいほど類似度が高い)。また、各画像中における特徴点を用いたパターンマッチングによって、類似度を算出してもよい。なお、類似度の低い静止画像を除外する場合には、合成に利用される画像の総数を維持するために別の静止画像を追加してもよく、また、別の静止画像を追加せずに総数を低減させてもよい。これらのような態様は、第2モードによる選択にも適用可能である。
変形例4:
上述の各実施例において、高解像度画像の用途としては、印刷に限らず種々の用途を採用可能である。例えば、図3のステップS350、および、図7のステップS660において、出力モジュール430(図2)は、印刷を実行する代わりに、高解像度静止画像データをユーザに提供してもよい。このように、高解像度画像を生成する動画像処理を適用する画像処理装置としては、プリンタ100に限らず、任意の装置を採用可能である。例えば、デジタルカメラ、携帯電話、携帯情報端末等の種々の装置を採用可能である。
変形例5:
上述の各実施例において、指定情報としては、選択ボタン54が押下されたことを示す信号に限らず、対象画像を指定する任意の情報を採用可能である。例えば、図2のROM220に、ユーザの指示に応じて、あるいは、自動的に、対象画像を選択する対象画像選択モジュールを設けてもよい(図示せず)。そして、対象画像選択モジュールによって供給される情報であって、対象画像を指定する情報を、指定情報として利用してもよい。ここで、対象画像選択モジュールは、任意の方法で対象画像を選択することができる。例えば、動画像中の任意の期間を指定するユーザの指示に応じて、指定された期間から均等に所定数(例えば、12)の対象画像を選択してもよい。また、ユーザによって入力された情報を利用せずに、自動的に対象画像を選択してもよい。例えば、動画像の全期間から均等に所定数(例えば、12)の対象画像を選択してもよい。
変形例6:
上述の各実施例において、動画像データのフォーマットとしては、MPEGフォーマットに限らず、任意のフォーマットを採用可能である。また、上述の各実施例では、プログレッシブスキャンの動画像データを利用しているが、インタレーススキャンの動画像データを利用してもよい。この場合には、静止画像として、フレーム画像の代わりにフィールド画像を採用することが可能である。また、フィールド画像をそのまま採用する代わりに、2枚のフィールド画像から再構成された1枚のフレーム画像を採用してもよい。このようなフィールド画像からのフレーム画像の再構成は、取得モジュール410によって実行され得る。
変形例7:
上述の各実施例では、複数の対象画像が指定された場合の画像グループの取得及び高解像度画像の合成を含む一連の処理の順番が、各画像グループに対応する対象画像の時系列の順番と同じであるが、この順番としては任意の順番を採用可能である。例えば、ユーザによって指定された順番を採用してもよい。
変形例8:
上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、図2の取得モジュール410の機能を、論理回路を有するハードウェア回路によって実現してもよい。
また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
本発明の一実施例としてのプリンタを示す説明図である。 ROM220(図1)に格納されたモジュールを示す説明図である。 動画像処理の手順を示すフローチャートである。 ピクチャの説明図である。 画像グループの説明図である。 画像合成の一例を示す説明図である。 動画像処理の別の例を示すフローチャートである。 対象画像の一例を示す説明図である。
符号の説明
40…ディスプレイ
50…操作パネル
52…停止ボタン
54…選択ボタン
56…再生ボタン
58…送りボタン
59…戻しボタン
70…メモリカードインターフェース
100…プリンタ
200…制御部
210…CPU
220…ROM
230…RAM
300…印刷エンジン
400…選択モジュール
410…取得モジュール
420…合成モジュール
430…出力モジュール
MC…メモリカード
MS…スロット

Claims (3)

  1. 動画像を処理する画像処理装置であって、
    前記動画像に含まれる複数の静止画像の中から対象画像を指定する指定情報に従って、前記対象画像を含む複数の静止画像で構成される画像グループを、前記動画像から選択する選択部と、
    前記画像グループに含まれる複数の静止画像を前記動画像から取得する取得処理を実行する取得部と、
    前記取得された複数の静止画像を合成することによって、前記対象画像よりも画素密度が高い、前記対象画像の高解像度画像を生成する合成処理を実行する合成部と、
    を備え、
    前記選択部は、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第1モードによる選択を実行する機能と、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも先の静止画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第2モードによる選択を実行する機能とを、有し、
    前記指定情報によって、同じ動画像内の複数の静止画像のそれぞれが、前記対象画像として指定される場合には、
    前記選択部は、前記各対象画像毎に前記画像グループを選択し、
    前記取得部および前記合成部は、前記取得処理および前記合成処理を含む一連の処理を、与えられた順番で前記各画像グループ毎に実行し、
    前記選択部は、
    (A)最初に取得される画像グループを選択するために、前記第1モードによる選択を実行し、
    (B)他の画像グループを選択するために、前記第2モードによる選択を実行する、
    画像処理装置。
  2. 動画像を処理する画像処理方法であって、
    前記動画像に含まれる複数の静止画像の中から対象画像を指定する指定情報に従って、前記対象画像を含む複数の静止画像で構成される画像グループを、前記動画像から選択する選択工程と、
    前記画像グループに含まれる複数の静止画像を前記動画像から取得する取得処理を実行する工程と、
    前記取得された複数の静止画像を合成することによって、前記対象画像よりも画素密度が高い、前記対象画像の高解像度画像を生成する合成処理を実行する工程と、
    を備え、
    前記指定情報によって、同じ動画像内の複数の静止画像のそれぞれが、前記対象画像として指定される場合には、
    前記選択工程は、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第1モードによる選択を実行する工程と、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも先の静止画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第2モードによる選択を実行する工程とを含
    前記選択工程では、前記各対象画像毎に前記画像グループが選択され、
    前記取得処理および前記合成処理を含む一連の処理は、与えられた順番で前記各画像グループ毎に実行され、
    前記選択工程では、
    (A)最初に取得される画像グループを選択するために、前記第1モードによる選択が実行され、
    (B)他の画像グループを選択するために、前記第2モードによる選択が実行される、
    方法。
  3. 動画像を処理する画像処理のためのコンピュータプログラムであって、
    前記動画像に含まれる複数の静止画像の中から対象画像を指定する指定情報に従って、前記対象画像を含む複数の静止画像で構成される画像グループを、前記動画像から選択する選択機能と、
    前記画像グループに含まれる複数の静止画像を前記動画像から取得する取得処理を実行する機能と、
    前記取得された複数の静止画像を合成することによって、前記対象画像よりも画素密度が高い、前記対象画像の高解像度画像を生成する合成処理を実行する機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記選択機能は、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第1モードによる選択を実行する機能と、前記対象画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも先の静止画像と、時系列の順番が前記対象画像よりも後の静止画像と、を選択する第2モードによる選択を実行する機能と含み
    前記指定情報によって、同じ動画像内の複数の静止画像のそれぞれが、前記対象画像として指定される場合には、
    前記選択機能によって、前記各対象画像毎に前記画像グループが選択され、
    前記取得処理を実行する機能と前記合成処理を実行する機能とによって、前記取得処理および前記合成処理を含む一連の処理が、与えられた順番で前記各画像グループ毎に実行され、
    前記選択機能によって、
    (A)最初に取得される画像グループを選択するために、前記第1モードによる選択が実行され、
    (B)他の画像グループを選択するために、前記第2モードによる選択が実行される、
    プログラム。
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