JP4268790B2 - 保険代理店システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、損害保険などの保険業務に用いられる保険代理店システム、決済システム、保険契約管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、損害保険などの保険業務では、代理店において保険契約に必要な各種の書類を契約申込者から取得し、それら書類をもとに保険申込書を作成すると共に保険料の収納を行っている。代理店では、契約申込者から収納した保険料を銀行あるいは郵便局の代理店口座に入金しておく一方、保険申込書と共に各種書類を営業店に送付する。
【0003】
営業店では、管轄内にある各代理店から回収した保険申込書について添付された各種書類を参照しながら点検、仕分け、補筆などの作業を行った後、代理店における契約成績とする保険内容の主要なデータを成績速報データとして入力し、保険会社の事務センターにおける成績管理システムに送信する。次に、営業店は、代理店から回収した保険申込書と各種書類を郵送によって後方事務センタに送る。
【0004】
後方事務センタでは、営業店から郵送によって取得した書類をもとに、保険契約の内容に関する計上データを入力して事務センターにおける契約査定システムに送信する。契約査定システムでは、計上データをチェックし、エラーがあれば後方事務センタにエラーリストを出力する。
【0005】
保険会社の事務センターでは、営業店から送信された成績速報データを成績管理システムで管理し、また後方事務センタからの送信された計上データを契約査定システムで管理する。また、保険会社の事務センターは、毎月の締め日に合わせて代理店別請求書を作成し、代理店毎の請求書出力仕分けを行って、それぞれの代理店に対して請求書を郵送する。
【0006】
代理店では、事務センターから郵送された請求書の内容を、保険契約時に作成した収支明細台帳を参照しながらチェックし、誤りがあれば請求書に対して誤り訂正を記入(赤入れ)し、過不足精算書と共に事務センターに対して郵送する。また、代理店では、正しい請求金額を銀行または郵便局の代理店口座から保険会社口座に送金する手続きを行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の損害保険などの保険業務では、契約内容の確認や契約エントリーを代理店だけでなく営業店、後方事務センタのそれぞれにおいて行なうため、代理店において契約申込者から取得した各種書類と保険申込書とを、代理店から営業店、営業店から後方事務センタに郵送などによって移動させていた。このため、代理店、営業店、後方事務センタにおいて、それぞれ書類を取り扱わなくてはならず作業を煩雑化していた。また、書類の移動のために郵送コストなどがかかり、また移動に時間がかかるために事務の後戻り作業を招いたり、事務作業の偏りが発生してしまうといった事務処理スピードの低下を招き、事務全体のコスト増加を招いていた。
【0008】
また、保険料の精算に係わる事務については、事務センターにおける代理店毎の請求書出力仕分けの作業が大変であり、また請求書を代理店と事務センターとの間で郵送により受け渡しをしているために郵便料金などのコストがかかっていた。また、代理店では、事務センターから請求書を受け取ることで銀行または郵便局の保険会社口座へ保険料を送金する手続きを行わなければならず手間がかかっていた。また、保険会社では、毎月の締め日に合わせて代理店別請求書を作成して代理店に郵送しているので、保険料を実際に得るのは代理店による送金手続きが完了した後となり、現金の回収に時間を要すことで保険料を回収できなくなる各種事故が発生する可能性を高くしていた。
【0009】
本発明は前記のような事情を考慮してなされたもので、保険業務に要するコストの低減を図り、保険料の精算の合理化を図ることが可能な保険代理店システム、保険契約管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、代理店コンピュータと、第1の事務センタコンピュータと、第2の事務センタコンピュータと、決済システムと、営業店コンピュータとがネットワークを介して接続された保険代理店システムであって、前記代理店コンピュータは、保険代理店において保険契約に用いられる複数の書類をイメージ化するイメージ化手段と、前記イメージ化手段によってイメージ化された書類のイメージファイルを、ネットワークを通じて前記第1の事務センタコンピュータに対して送信する第1の送信手段と、前記第1の送信手段によって送信されたイメージファイルに対応する保険契約についての精算指示を前記決済システムに送信する精算指示送信手段とを有し、前記第1の事務センタコンピュータは、前記第1の送信手段によって送信されたイメージファイルを、ネットワークを通じて受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに関係する、証券番号、種目、契約者、及び保険料を含む精算速報データを、前記イメージファイルをもとに表示された画面に設けられた項目に対する入力操作に応じて入力する入力手段と、前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに、前記入力手段により入力された前記精算速報データをもとに、ファイル管理に参照されるインデックスを付加して記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶されたイメージファイルを検索する条件として入力された、証券番号、種目、契約者の何れかを含むデータに対して、前記インデックスをもとに該当する書類のイメージを検索して表示させるイメージ表示手段と、前記入力手段により入力された前記精算速報データを前記第2の事務センタコンピュータに送信する第2の送信手段とを有し、前記第2の事務センタコンピュータは、前記第2の送信手段によって送信された前記精算速報データを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段によって受信された精算速報データをもとに、請求データを作成する処理手段と、前記処理手段により作成された前記請求データを前記決済システムに送信する請求データ送信手段とを有し、前記決済システムは、前記請求データ送信手段によって送信された前記請求データを、ネットワークを介して受信する請求データ受信手段と、前記代理店コンピュータから前記精算指示送信手段により送信された精算指示を受信する精算指示受信手段と、前記精算指示受信手段によって受信された精算指示に応じて、前記請求データに基づいて、ネットワークを介して金融機関のシステムに対して送金の依頼を送信する送金依頼送信手段とを有し、前記営業店コンピュータは、前記第1の事務センタコンピュータに設けられた前記記憶手段に記憶されたイメージファイルを受信するイメージファイル受信手段と、前記イメージファイル受信手段によって受信されたイメージファイルの内容に対して入力された精算確認指示を、前記第2の事務センタコンピュータに対して送信する精算確認送信手段を有し、前記第2の事務センタコンピュータの前記請求データ送信手段は、前記精算確認送信手段によって精算確認の指示が送信された場合に、前記請求データを送信することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる保険代理店システムのシステム構成を示すブロック図である。本実施形態における保険代理店システムでは、代理店10、後方事務センタ12(第1の事務センタ)、営業店14、事務センタ16(第2の事務センタ)、ネット決済会社18、銀行/郵便局19のそれぞれに設けられたシステムが、ネットワークを介して接続されることで実現される。
【0013】
代理店10は、保険契約申込者との保険契約の手続きを行なうもので、契約手続きに用いられる代理店PC(パーソナルコンピュータ)20と、代理店PC20と接続されたスキャナ22が設けられている。代理店PC20は、インターネットなど各種の通信系を含むネットワーク40を介して、後方事務センタ12やネット決済会社18のシステム(Webサーバ)と接続することができる。代理店10では、保険契約書や保険の契約に必要な契約申込者から提出された複数の書類がスキャナ22を用いてイメージデータ化され、代理店PC20からネットワーク40を通じて、別途、入力される各種のデータと共に後方事務センタ12に送信する。スキャナ22は、例えば廉価版のフラットヘッドスキャナであり、小規模の代理店10においても導入負担を軽くすることができる。
【0014】
後方事務センタ12は、代理店10と事務センタ16との間に介在して保険業務の事務を支援するもので、代理店10の代理店PC20から受信されるデータを蓄積し、営業店14や事務センタ16など外部の他、精算/速報入力PC30や計上データ入力PC32からの要求に応じて提供し、また代理店PC20から受信されるデータをもとに入力される精算/速報データ、計上データを事務センタ16のホストシステム36に送信する機能を有する。そのために、後方事務センタ12には、Webサーバ24、代理店サーバ26、ファイリングサーバ28、精算/速報入力PC30、計上データ入力PC32が、例えばLANなどにより相互に接続されたシステムが構築されている。
【0015】
Webサーバ24は、ネットワーク40(インターネット)上に公開しているWebページを通じて、代理店PC20から保険契約書や各種書類のイメージデータファイルや各種入力データのファイルを受信する。代理店サーバ26は、Webサーバ24によって受信されたファイルをファイリングサーバ28において蓄積させ、また精算/速報入力PC30や計上データ入力PC32から入力されたデータを事務センタ16の事務センタ16に送信するなどの機能を提供する。ファイリングサーバ28は、Webサーバ24を通じて代理店10の代理店PC20から取得したファイルを蓄積し、このファイルを営業店14や事務センタ16など外部から要求の他、精算/速報入力PC30や計上データ入力PC32からの要求に応じて提供する機能を有する。精算/速報入力PC30は、ファイリングサーバ28に蓄積されたファイルを参照して入力される保険料に関する精算データや代理店における契約成績を表す成績速報データ(保険内容の主要なデータ)を、代理店サーバ26を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する。計上データ入力PC32は、ファイリングサーバ28に蓄積されたファイルを参照して入力される保険契約の内容に関する計上データを、代理店サーバ26を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する。
【0016】
営業店14は、管轄内にある各代理店10で手続きされた保険契約について確認作業などを行なうもので、ネットワーク40を通じて後方事務センタ12のファイリングサーバ28に蓄積された保険契約に係わるファイルを閲覧し、その閲覧による確認指示を出力するための営業店PC34が設けられている。
【0017】
事務センタ16は、保険会社の主要な保険業務を実施するもので、保険に係わる各種システムを実現し、各種データを蓄積するホストシステム36が設けられている。ホストシステム36は、ネットワーク40を介して、営業店14(営業店PC34)、後方事務センタ12(代理店サーバ26)、ネット決済会社18(決済システム38)、銀行/郵便局19(銀行/郵便局システム39)と接続される。ホストシステム36では、例えば後方事務センタ12の代理店サーバ26から送信される成績速報データを管理する成績管理システム、同じく計上データをもとに契約査定を実施する契約査定システム、契約査定システムによる処理結果をもとに計上データを管理すると共に証券発行などを実施する計上システム、保険料の精算を管理する精算システムなどが実現される(詳細については図4を参照して説明する)。
【0018】
ネット決済会社18は、代理店10、事務センタ16、金融機関である銀行/郵便局19との間に介在して、保険料の決済に係わる事務手続きを支援するもので、決済システム38が設けられている。決済システム38は、ネットワーク40を介して、代理店10(代理店PC20)、事務センタ16(ホストシステム36)と接続され、また例えばATM(Automatic Teller Machine)用のネットワーク(NET ATM)42を介して銀行/郵便局19(銀行/郵便局システム39)と接続される。決済システム38は、事務センタ16のホストシステム36から保険料についての請求データを受信し、また代理店10の代理店PC20から保険料の精算/送金指示を入力し、この指示に応じてネットワーク42を通じて銀行/郵便局19の銀行/郵便局システム39に対して、請求データが示す金額を代理店の口座から保険会社の口座に送金する指示を送信する機能を有する。
【0019】
銀行/郵便局19は、銀行あるいは郵便局など金融機関を表し、銀行/郵便局システム39が設置されている。銀行/郵便局システム39は、顧客の口座管理をしており、例えば代理店10が開設した代理店口座、保険会社が開設した保険会社口座などに対する管理を行なう。銀行/郵便局システム39は、ネットワーク42を通じて決済システム38と接続され、決済システム38からの精算/送金指示に応じた口座手続きを実行し、代理店10が保険契約申込者から収納した保険料を蓄積している代理店口座から保険会社口座に請求された金額を送金する。
【0020】
図2は、図1に示す本実施形態における保険代理店システムによって実現される保険業務の事務処理の概略を示す図である。図2を参照しながら、保険業務の処理の流れの概要について説明する。
ここでは、例えば自動車購入(図2(1))に伴って、購入者が自動車保険の契約をする場合を例にして説明する(図2(2))。
【0021】
まず、代理店10では、自動車保険の契約に伴って、保険契約申込者(自動車購入者)から契約に必要となる書類の提出を受けると共に、契約申込書の作成を行なう。保険契約書は、例えばOCR(光学式文字読取装置)において処理ができる帳票として構成されており、契約に必要な項目が多数設けられている。保険契約申込者あるいは代理店側の担当者が必要な項目に対して記入を行なうことで保険契約書が作成される。また、代理店10は、保険の契約に伴う保険料を収納し、領収書を保険契約申込者に対して発行する。
【0022】
こうして、契約申込書の回収、保険料収納、領収書発行がされると、代理店10では、契約申込書と各種書類についてのイメージ入力と、これら書類のイメージファイルに対する属性(申込書、車検証など)の登録が行われて後方事務センタ12への送信が実行される(図2(3))。すなわち、代理店PC20は、スキャナ22によって読み取られた契約申込書と各種書類のイメージを入力し、このイメージのファイルをネットワーク40(Web)を通じて後方事務センタ12のWebサーバ24に送信する。
【0023】
また、代理店10では保険契約申込者から収納した保険料を銀行/郵便局19の自らの代理店口座に入金しておく(図2(4)ATM入金)。なお、保険契約申込者が代理店口座に保険料を振り込む場合には代理店10における入金手続きは不要である。また、保険契約申込者から契約申込者の銀行/郵便局の口座からの保険料の引き落としが依頼された場合には、ネット決済会社18(決済システム38)を通じて、契約申込者の口座から代理店口座への送金を、銀行/郵便局19に対して指示させるようにしても良い。
【0024】
後方事務センタ12では、Webサーバ24を通じて代理店10から送信された契約申込書と各種書類のイメージファイルを受信し、ファイル管理に参照されるインデックスを付加し、ファイリングサーバ28に蓄積する。
【0025】
精算/速報入力PC30は、代理店10から提供されたイメージファイルの内容、すなわち契約申込書のイメージやその他の各種書類(付属帳票)のイメージを表示し、この表示したイメージが参照されて精算速報データが入力される。つまり、実際の契約申込書や他の書類の内容を確認する場合と同様にして、契約内容が確認された上で精算速報データが入力される。
【0026】
代理店サーバ26は、精算/速報入力PC30から入力された精算速報データを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する(図2(4)精算/成績速報入力)。
【0027】
また同様にして、計上データ入力PC32は、代理店10から提供されたイメージファイルの内容、すなわち契約申込書のイメージやその他の各種書類のイメージを表示し、この表示したイメージが参照されて計上データが入力される。
【0028】
代理店サーバ26は、計上データ入力PC32から入力された計上データを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する。
【0029】
こうして、精算速報データ及び計上データの入力が行われた後、代理店10から受信したイメージファイルを、精算速報データや計上データと関連づけてファイリングサーバ28においてファイリングする。ファイリングサーバ28は、精算/速報入力PC30あるいは計上データ入力PC32、あるいは営業店14、事務センタ16からの要求に応じて、イメージファイルを提供することができる。
【0030】
事務センタ16のホストシステム36は、後方事務センタ12から受信した精算速報データをもとに代理店あるいは営業店の成績管理を行なうと共に、日次・週次等の請求データを作成する(図2(5))。
【0031】
すなわち、後方事務センタ12では、実際の書類を代理店10から回収するまで待つことなく、代理店10から契約申込書やその他の書類についてイメージファイルとして取得し、このイメージによって確認しながら精算速報データや計上データの入力や訂正などが行われる。従って、代理店10において保険契約が申し込まれると、後方事務センタ12を通じて直ちに事務センタ16に通知することができるようになり、事務センタ16においても月次の(毎月の締め日に合わせての)請求作業ではなく、日次・週次の請求データを作成して保険料の決済を速やかにできるようにする。
【0032】
一方、営業店14では、営業店PC34により後方事務センタ12のファイリングサーバ28にアクセスし、管轄下にある代理店10によって受け付けられた保険契約について、契約申込書やその他の各種書類のイメージのファイルを取得して表示させる。すなわち、契約申込書の原票イメージを用いて保険契約の内容が営業店14において行われる。営業店14では、契約申込書やその他の書類が代理店10から郵送されるのを待つことなく、速やかに契約内容の確認が実行できる。営業店PC34は、契約申込書の原票イメージが参照されることで精算確認が行われ、確認指示が入力されることで、事務センタ16のホストシステム36に対して精算指示を送信する(図2(6))。なお、営業店14における精算確認において訂正が必要であることが見つかった場合には、営業店PC34から後方事務センタ12に対して通知することで訂正をさせることができる。
【0033】
事務センタ16のホストシステム36は、ネットワーク40を通じて、営業店PC34からの精算指示を受信すると、該当する保険契約の請求データをネット決済会社18の決済システム38に送信する。また、ホストシステム36は、代理店10の代理店PC20に対して、ネットワーク40を通じて精算指示メッセージ(図示せず)を送信し、保険会社側で挙績が確定したことを通知する。
【0034】
代理店10では精算メッセージを受信すると精算/送金処理が実行され、代理店PC20は、ネット決済会社18の決済システム38に対して送金指示を送信する(図2(7))。
【0035】
決済システム38は、代理店PC20からの送金指示に応じて、ホストシステム36から受信した請求データが示す金額を、代理店10の口座から保険会社の口座に送金する依頼を銀行/郵便局システム39に対して送信する(図2(7))。
【0036】
これにより、銀行/郵便局システム39は、決済システム38からの送金依頼に応じて、代理店口座から保険口座に請求データが示す金額を送金し、送金結果を決済システム38に通知する。また、銀行/郵便局システム39は、保険口座に入金があったことを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に対して通知する。
【0037】
また、決済システム38は、銀行/郵便局システム39からの送信結果の通知に応じて、ホストシステム36に対してネットワーク40を通じて送信結果と請求データに対して決済をした内容を含む請求明細データを送信する。
【0038】
なお、前述した説明では、ホストシステム36は、営業店14において精算確認がされた上で営業店PC34から送信された精算指示に応じて、請求データをネット決済会社18の決済システム38に送信して決済手続きの実行を依頼しているが、営業店14における精算確認を省略したシステム構成とすることもできる。この場合、ホストシステム36は、後方事務センタ12(代理店サーバ26)から精算速報データが受信されることで、この精算速報データに基づく請求データを決済システム38に送信する。これにより、事務手続きの効率化を図ることができる。
【0039】
次に、本実施形態における保険代理店システムによって実現される具体的な保険業務の事務処理の流れについて説明する。
図3は、本実施形態の保険代理店システムにおける代理店10、営業店14、後方事務センタ12において実行される保険業務の処理手順を示すフローチャート、図4は、本実施形態における保険代理店システムによって実現される保険業務の事務処理を説明するための図である。図5乃至図9は、保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図である。
【0040】
ここでは、例えば自動車購入(図4(1))に伴って、購入者が自動車保険の契約をする場合を例にして説明する(図4(2))。
【0041】
まず、代理店10では、自動車保険の契約に伴って、保険契約申込者(自動車購入者)から契約に必要となる書類として車検証のコピー、免許証のコピーの提出を受けると共に、自動車保険申込書の回収を行なう(図4(3))。保険契約申込者あるいは代理店側の担当者が必要な項目に対して記入を行なうことで保険契約書が作成される。また、代理店10は、保険の契約に伴う保険料を収納し、領収書を保険契約申込者に対して発行する(図4(4)(5))。
【0042】
また、代理店10では保険契約申込者から収納した保険料を銀行/郵便局19の自らの代理店口座に入金しておく(図4(6)、ステップA2)。
【0043】
こうして、契約申込書等の回収、保険料収納、領収書発行がされると(図3、ステップA1)、代理店10では、以下の説明のようにして、契約申込書と各種書類についてのイメージ入力と、これら書類のイメージファイルに対する属性情報の登録がされた後、後方事務センタ12への送信が実行される(図4(7)、ステップA31)。
【0044】
まず、代理店PC20は、保険代理店システムの起動が指示されると、図5(1)に示すようなログイン画面を表示させる。ログイン画面では、ユーザ名とパスワードの入力をして、予め登録してあるユーザ名とパスワードにより確認される。代理店PC20は、ログインされると、図5(2)に示すような代理店メニュー画面を表示させる。代理店メニュー画面には、「送付状作成」「原票入力」「原票検索」「ネットバンク」「契約照会」「顧客管理」「見込入力」などのメニュー項目が設けられている。
【0045】
ここで、例えば代理店メニューから「顧客管理」が選択されると、代理店PC20は、この契約申込みをした顧客についての契約申込みの内容をもとにした収支明細書データの入力を受け付け、収支明細書の作成を実行する(図4(7)−0、ステップA32)。
【0046】
また、代理店メニューから「送付状作成」が選択されると、代理店PC20は、図6(1)に示すような送付状作成画面を表示し、この画面を通じて送付状データの入力を受け付けて送付状を作成する(図4(7)−1、ステップA33)。代理店PC20は、入力された送付状データを所定のフォーマットに当てはめて図示せぬプリンタ装置によって印刷出力することにより送付状を作成する。図6(1)に示す送付状作成画面には、部店・課支社名や代理店名が表示されると共に、送付状番号、件名、件数、合計保険料、計上年月についての各データを入力するための項目が設けられている。代理店PC20は、送付状作成画面に設けられた各項目において入力されたデータを送付状データとする。
【0047】
また、代理店メニューから「原票入力」が選択されると、代理店PC20は、図6(2)に示すような原票入力画面を表示し、この画面を通じて原票、すなわち保険契約に必要な自動車保険申込書、免許証のコピー、車検証のコピー、及び送付状についてのイメージ入力を行なう(図4(7)−2、ステップA34)。図6(2)に示す原票入力画面では、「イメージをファイルから取り込む」あるいは「スキャナからイメージを取り込む」の何れかを任意に指定することができる。代理店PC20は、「イメージをファイルから取り込む」ことが選択された場合、予め記憶装置(ハードディスク装置)に保存されている原票のイメージファイルの記憶場所とファイル名(例えば、「c:\image\自動車申込み.tif」)を入力させ、取り込みの実行が「取り込み」ボタンにより指示されると、指定された記憶場所から該当するファイル名のイメージファイルを取り込む。また、代理店PC20は、「スキャナからイメージを取り込む」ことが選択され、取り込みの実行が「取り込み」ボタンにより指示されると、スキャナ22を動作させて、スキャナ22にセットされた書類のイメージを入力する。代理店PC20は、図6(2)に示す原票入力画面を通じて、各書類のそれぞれについてのイメージ入力を行なう。
【0048】
また、代理店PC20は、原票入力画面に設けられた「属性入力」ボタンが指示されて、入力された各書類に対する帳票属性の登録の実行が指示されると、図6(3)に示すような属性入力画面を表示させて、この属性入力画面を通じて、入力された複数のイメージの関連を定義づけるためなどに用いられる帳票属性の登録を実行する(図4(7)−3、ステップA35)。図6(3)に示す属性入力画面には、入力された複数のイメージが、例えば画面を8分割して表示させている。また、何れかのイメージが選択されて、「1画面に1イメージを表示」することが指示された場合、代理店PC20は、図6(4)に示すように、1画面に1イメージを表示したイメージ拡大画面を表示する。イメージ拡大画面を表示することで、保険申込書などの原票に記載された内容を、イメージによって確認することができる。
【0049】
代理店PC20は、送付状データと各書類のイメージデータのファイルを送信データとして、ネットワーク40(Web)を通じて後方事務センタ12のWebサーバ24に送信する(図4(7)−4、ステップA36)。
【0050】
なお、代理店10で取り扱われた送付状の他、自動車保険申込書、付属帳票(車検証のコピー、免許証のコピー)は、他に郵送などする必要がなく、代理店10において一時保管される。
【0051】
次に、後方事務センタ12では、Webサーバ24を通じて代理店10から受信した送信データ(送付状データ、イメージ)に、ファイル管理のためのインデックスを付加する。なお、インデックスには、例えば証券番号、契約者氏名、計上年月、種目などを含むことができる。
【0052】
精算/速報入力PC30及び計上データ入力PC32は、システムにログインすると、図5(4)に示すようなメニュー画面を表示させる。図5(4)に示すメニュー画面には、精算速報データを入力するための「速報入力」、計上データを入力するための「計上入力」、ファイリングサーバ28にファイリングされた原票イメージなどを表示させるための「原票検索」の他、「処理状況照会」「契約照会」などのメニュー項目が設けられている。
【0053】
精算/速報入力PC30は、図5(4)に示すメニュー画面から「速報入力」が選択されると、図7(3)に示すような速報入力画面を表示させる。精算/速報入力PC30は、速報入力画面において、代理店10から受信した自動車保険契約書などの原票イメージと共に、代理店名、送付状番号などを表示すると共に、精算速報データを入力するための入力項目が設けられている。この表示したイメージが参照されて精算速報データ、すなわち証券番号、種目、契約者、保険料などのデータが入力される(図4(8)−1、ステップB1)。つまり、実際の契約申込書や他の書類の内容を確認する場合と同様にして、契約内容が確認された上で精算速報データが入力される。
【0054】
精算/速報入力PC30は、代理店10から複数件数分のデータを受信してる場合には、それぞれのデータについて精算速報データを入力する。精算/速報入力PC30は、それぞれについて入力された精算速報データを代理店10ごとの合計を、例えば図7(4)に示す速報合計確認画面を必要に応じて表示して確認させる。速報合計確認画面では、代理店名、送付状番号、件名、件数、合計保険料を表示する他、入力された各データに対する精算成績データを一覧表示する。
【0055】
代理店サーバ26は、精算/速報入力PC30から入力された精算速報データを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する。
【0056】
また同様にして、計上データ入力PC32は、図5(4)に示すメニュー画面から「計上入力」が選択されると、計上データ入力画面を表示させ、この画面を通じて計上データを入力させる(図4(8)−2、ステップB2)。計上データ入力画面は、速報入力画面と同様にして、原票イメージを表示させて、このイメージを参照しながらデータ入力することができる。代理店サーバ26は、計上データ入力PC32から入力された計上データを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に送信する。この時、ホストシステム36で自動車保険申込書などに記入された内容に誤りなどがあれば、エラーリストを出力させ(ステップB4)、エラー訂正が実行される(ステップB5)。
【0057】
ファイリングサーバ28は、インデックスを付加した送付データとイメージのファイルを、精算成績データ、計上データと関連づけてファイリングする。ファイリングサーバ28は、精算/速報入力PC30、計上データ入力PC32、あるいは営業店14、事務センタ16からの要求に応じて、ファイルされたイメージファイルなどを提供する。
【0058】
なお、後方事務センタ12の精算/速報入力PC30あるいは計上データ入力PC32では、図5(4)に示すメニュー画面から「原票検索」が選択された場合、例えば図7(1)に示すような原票検索画面を表示させて、ファイリングサーバ28にファイリングされたイメージファイルなどを検索させることができる。原票検索画面では、検索条件として証券番号、契約者氏名、計上年月、種目などがあり、これら検索対象とする原票に対応するデータを検索条件として任意に入力して検索実行を指示することで、ファイリングサーバ28から該当するデータと原票イメージのファイルが検索される。原票検索画面において、原票表示の実行を指示することで、例えば図7(2)に示すような原票表示画面を表示させる。原票表示画面では、自動車保険申込書、車検証、免許証など、各書類の原票イメージを任意に選択して表示させることができる。
【0059】
また、後方事務センタ12の精算/速報入力PC30あるいは計上データ入力PC32では、図5(4)に示すメニュー画面から「処理状況照会」が選択された場合、例えば図8(1)に示すような処理状況照会画面を表示させて、代理店10から受信したデータに対する処理状況を確認させることができる。処理状況照会画面では、例えば日付の範囲を入力させて検索対象を指定することができ、該当するデータが例えば代理店名、送付状件数、送付入力済み件数、訂正入力済み件数などの情報が対応づけられて一覧表示される。さらに、処理状況照会画面において特定の代理店が指定された場合、図8(2)に示すような、代理店別処理状況画面を表示させる。代理店別処理状況画面では、送付状番号、契約件数、速報入力(済み、未)、計上入力(済み、未)の情報が対応づけられて一覧表示される。
【0060】
ところで、事務センタ16のホストシステム36は、後方事務センタ12から受信した精算速報データ36eについて、成績管理システム36bによって代理店あるいは営業店の成績管理を行なうと共に、日次・週次等の請求データを作成する(ステップB7)。また、ホストシステム36は、後方事務センタ12から受信した計上データ36fについて、契約査定システム36cによって査定を実施し、さらに査定の結果をもとに計上システム36dにより計上データを管理し、証券を発行する。
【0061】
一方、営業店14では、営業店PC34によりシステムにログインすると、図5(3)に示すようなメニュー画面を表示させる。図5(3)に示すメニュー画面には、代理店別の精算速報データを照会するための「代理店別速報照会」、ファイリングサーバ28にファイリングされた原票を検索する「原票検索」などのメニュー項目が設けられている。
【0062】
「原票検索」が選択された場合には、ネットワーク40を通じてファイリングサーバ28にアクセスし、前述した図7(1)(2)に示す原票検索画面、原票表示画面を通じて原票イメージを確認することができる。
【0063】
また、「代理店別速報照会」が選択された場合には、営業店PC34は、図8(3)に示すような代理店別速報照会画面を表示させて、ネットワーク40を通じてファイリングサーバ28にアクセスし、代理店別の精算速報データの照会をさせることができる。代理店別速報照会画面では、例えば日付の範囲を入力させて集計期間を指定することができ、該当するデータが例えば代理店名、契約件数、保険料、手数料、正味保険料などの情報が対応づけられて一覧表示される。なお、代理店別速報照会では、後方事務センタ12において管理されているデータを照会するのではなく、後方事務センタ12から事務センタ16に対して送信された成績管理システム36bにより管理された精算速報データ36eを対象として照会するようにしても良い。
【0064】
営業店PC34は、原票イメージ及び精算速報データの照会により精算確認が行われ(ステップC1)、確認指示が入力されることで、事務センタ16のホストシステム36に対して精算確認指示を送信する(図4(9)、ステップC2)。
【0065】
事務センタ16のホストシステム36は、ネットワーク40を通じて、営業店PC34からの精算確認指示を受信すると、該当する保険契約の請求データをネット決済会社18の決済システム38に自動送信する(図4(10))。また、ホストシステム36は、代理店10の代理店PC20に対して、ネットワーク40を通じて精算指示メッセージを送信し、保険会社側で挙績が確定したことを通知する。
【0066】
代理店10では精算メッセージを受信すると精算/送金処理が実行される。代理店PC20は、図5(2)に示すメニュー画面において「ネットバンク」が選択されると、ネット決済会社18を用いた精算/送金に関係する処理を実行できる(ステップD11)。
【0067】
例えば、送金依頼の確認が指示された場合、代理店PC20は、図8(4)に示すような送金依頼確認画面を表示させて、送金依頼の内容を確認させることができる。さらに、送金依頼確認画面において、送付状番号が指定されると、代理店PC20は、選択された送付状番号に対応する詳細を表示する、図9(1)に示すような送付状別明細一覧画面を表示させる。送付状別明細一覧画面では、送付状番号、件名、件数を表示する他、契約の種目、証券番号、契約者、保険料、手数料、正味保険料の各データが対応づけられて一覧表示される。ここで、後方事務センタ12へのイメージファイルの送信時に作成した収支明細データとの突き合わせが行われ(ステップD12)、誤りがあれば請求書の修正(ステップD13)、後方事務センタ12、事務センタ16に対する精算内容の確認が実行される(ステップD15)。
【0068】
ここで「確認」が指示されると、代理店PC20は、図9(3)に示すような送金依頼画面を表示し、送金先(保険会社)の口座、送金額、送金日などを入力させる。そして、「送金指示」が指示されると、代理店PC20は、ネット決済会社18の決済システム38に対して送金指示を送信する(図4(11)、ステップD14)。なお、送金依頼画面では、送金指示を送信した後に収支明細票の印刷を指示することができる。代理店PC20は、送金依頼画面において収支明細票の印刷が指示されると、例えば図9(3)に示すように、送付状別明細一覧画面において確認させた内容を収支明細票として印刷出力する。
【0069】
決済システム38は、代理店PC20からの送金指示を、例えば決済システム38により実現されるWebサーバ38aを通じて受信し、ホストシステム36から受信した請求データが示す金額を、代理店10の口座から送金指示によって指定された保険会社の口座に送金する依頼を銀行/郵便局システム39に対して送信する。
【0070】
これにより、銀行/郵便局システム39は、決済システム38からの送金依頼に応じて、代理店口座から保険口座に請求データが示す金額を送金し、送金結果を決済システム38に通知する。また、銀行/郵便局システム39は、保険口座に入金があったことを、ネットワーク40を通じて事務センタ16のホストシステム36に対して入金通知(入金金額と送信元の代理店名のデータとを含む)として通知する(図4(13)、ステップD16)。
【0071】
また、決済システム38は、銀行/郵便局システム39からの送信結果の通知に応じて、ホストシステム36に対してネットワーク40を通じて送信結果と請求データに対して決済をした内容を含む請求明細データを送信結果として通知する(図4(12))。
【0072】
ホストシステム36は、精算システム36aによって、決済システム38から取得した請求明細データ36gに応じて、ネット決済会社18に対して請求している請求データについて精算消込みをすると共に(ステップB8)、銀行/郵便局システム39から取得した入金通知のデータ36hを蓄積して管理する。
【0073】
このようにして、本実施形態の保険代理店システムでは、代理店10において契約申込書と契約に必要な各種書類がイメージ化され、後方事務センタ12のファイリングサーバ28によってイメージファイルが管理されるので、後方事務センタ12の精算/速報入力PC30、計上データ入力PC32、あるいは営業店14の営業店PC34において、イメージ化された書類の内容を確認することができる。従って、後方事務センタ12や営業店14における事務作業には、実際の契約申込書や各種書類を必要としないため、契約申込書や各種書類の郵送を省くことで、郵送コストを削減することができる。
【0074】
また、実際の契約申込書や各種書類が移動しないことで、後方事務センタ12や営業店14において契約申込書や各種書類を取り扱うことが無くなるので、事務作業を簡略化し、事務手続きの効率化を図ることができる。
【0075】
また、ネットワーク40を通じて代理店10から後方事務センタ12にイメージファイルなどが送信され、後方事務センタ12において精算/速報入力PC30により精算速報データが入力され、また計上データ入力PC32から計上データが入力されて、ホストシステム36に対してネットワーク40を通じて送信される。このため、代理店10における契約申込みを、後方事務センタ12と事務センタ16に対して速やかに通知することができる。従って、事務センタ16に通知される契約申込みが、例えば月末に集中するといった業務の偏りが発生しにくく、事務センタ16と後方事務センタ12において事務の後戻り作業などもなく、事務の平準化による効率化を図ることができる。
【0076】
さらに、保険料の精算に係わる事務については、事務センタ16では請求書を代理店10に対して郵送する必要がないため、請求書の代理店10ごとの仕分けなどの作業が不要となり、また郵送コストが不要となる。また、代理店10では、請求書と収支明細書との突き合わせなどの作業がWeb上で簡単にでき(保険会社も同じ画面で確認する)、また保険会社口座への保険料の送金手続きを、事務所にいながら代理店PC20から精算/送金指示を決済システム38に対して送信するだけで良いため事務効率が向上する。
【0077】
なお、前述した説明では、説明を簡単にするためにネット決済会社18(決済システム38)は、1つの金融機関(銀行/郵便局19)における1つの保険会社の代理店10の口座から保険会社口座への送金による決済を行なうものとしているが、複数の保険会社と複数の金融機関を対象として決済業務を実施することができる。
【0078】
例えば、複数の代理店10がそれぞれ異なる銀行あるいは郵便局に口座を有していた場合であっても、事務センタ16では代理店10が使用している銀行あるいは郵便局に関係なく、ネット決済会社18(決済システム38)に対してのみ請求データを送信することで保険料の決済を実施することができる。ネット決済会社18は、代理店10からの送金依頼の際に、送金先(保険会社)の口座と共に、送金元の銀行あるいは郵便局の口座の指定を受信すれば良い。また、ネット決済会社18は、複数の保険会社についての決済業務を、同じシステムによって対応することができる。
【0079】
また、後方事務センタ12では、代理店10から受信した保険申込書等の書類のイメージを参照しながら、ファイリングサーバ28と計上データ入力PC32により精算速報データや計上データの入力が行われるものとしているが、書類のイメージに対する文字認識処理を実行することにより、書類に記録された文字を読み取ってデータ入力をする構成としても良い。この場合、後方事務センタ12では、代理店10においてイメージ化されたファイルを取得し、このファイルに対して処理を実行させれば良いので、通常、OCRを使用する場合のように書類をスキャナによって読み取られる作業が不要であり、作業の負担増加を招かない。これにより、後方事務センタ12におけるデータエントリの負担を軽減し、事務の効率化を図ることができる
次に、契約申込書等の書類のデータを効率的に入力し、管理を容易にすることができるシステムについて説明する。
前述した説明では、代理店10において、送付状データの入力や帳票属性の設定を行っているが、ここでは既知の情報を含むバーコード(コード情報)を契約申込書等の書類に付けることによって、代理店10から後方事務センタ12への契約申込書のイメージファイルを含むデータ登録の効率化を図り、後方事務センタ12におけるイメージファイルについての取り扱いを容易にする。
【0080】
図10には、本実施形態で用いられる書類(またはイメージ)の形態の一例を示している。
図10(1)は、バーコードが予め印刷されているプレプリント申込書の一例を示している。プレプリント申込書は、過去に保険契約をしたことがある客、あるいは保険契約の見積もり等を出すために保険契約に必要な情報(一部で良い)を既に得ている客に対して使用される契約申し込み書である。図10(1)に示すように、プレプリント申込書には一次元バーコード(a)と二次元バーコード(A)の2種類が用いられる。各バーコードが有する情報については後述する。
【0081】
図10(2)には、プレプリント申込書と共に使用される送付状兼契約報告書の一例を示している。送付状兼契約報告書には、一次元バーコード(b)(一次元バーコード(a)とは異なる情報持つ)が用いられる。
【0082】
図10(3)は、車検証や免許証等の付属帳票のイメージの一例を示している。ここでは付属帳票をイメージ化した後、このイメージに対してプレプリント申込書に付加された二次元バーコード(A)と同じ二次元バーコードを画像処理によって合成している。
【0083】
バーコードを利用したシステムとするために、代理店PC20にはバーコードリーダが接続され、プレプリント申込書や送付状兼契約報告書等に印刷されたバーコードを読み取ることができるものとする。ただし、二次元バーコードリーダは、一般に高価なため一次元バーコードリーダのみを設置するだけでもよい。
【0084】
次に、図10に示すようなバーコードを利用した事務手続きについて、図11乃至図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0085】
まず、見込み客登録がある場合、すなわち過去に保険契約をしたことがある客、あるいは見積もり等のために保険契約に必要な情報を既に行っている客についてはプレプリント申込書が作成される(ステップE1)。
【0086】
すなわち、代理店PC20は、予め記録されている見込み客に関する情報(見込み客情報)、例えば住所、氏名、年齢、前回の契約内容等を既存の保険契約申込書の所定の各項目に対して印刷すると共に、見込み客情報を含む二次元バーコード(A)を契約申込書の所定の位置、例えば右上隅に印刷し、また保険契約を識別するために用いられる情報として自動発番された証券番号と保険料と支払い区分の情報を含む一次元バーコード(a)を契約申込書の所定の位置、例えば二次元バーコードの左隣に印刷することでプレプリント申込書を作成する。なお、一次元バーコード(a)には、その他にも、種目、新更異区分、保険料などの情報を含むことができる。
【0087】
こうして、代理店PC20において作成されたプレプリント申込書に対しては、契約申込書によって氏名、住所、及び捺印がされることにより契約申込書が作成される(ステップE2)。なお、見込み客登録がない客に対しては、プレプリント申込書を使用することができないため、契約申込書の各項目に対して必要事項を記載してもらうと共に自署、捺印がされることにより契約申込書が作成される(ステップE3)。
【0088】
次に、代理店10では、代理店PC20により送付状作成が実行される。まず、代理店PC20は、システムが起動されると日付の情報を引き込み、必要があれば訂正し、代理店コード(あるいはパスワード)の入力を受け付ける(ステップE4)。
【0089】
ここで、契約申込書がプレプリント申込書であった場合(ステップE5、Yes)、代理店PC20では、プレプリント申込書に付された一次元バーコード(a)についてバーコードリーダによりスキャンする(ステップE6)。一方、プレプリント申込書でない場合には(ステップE5、No)、契約申込書に記入された証番、種目、新更異区分、保険料、支払い区分等の情報を入力する(ステップE7)。
【0090】
次に、代理店PC20は、送付状兼契約報告書の印刷を実行する(ステップE8)。代理店PC20は、送付状番号を自動発番して、この送付状番号の情報と共に日付、代理店コード、連番、任意コードの情報を含む一次元バーコード(b)を送付状兼契約報告書の所定の位置、例えば右上隅に印刷する。一次元バーコード(b)には、その他に、証番、種目、新更異区分、保険料、支払い区分などの情報を含むことができる。
【0091】
これにより、プレプリント申込書と送付状兼契約報告書と付属帳票とのイメージが、バーコードによって関連付けられたことになる。従って、後方事務センタ12では、イメージファイルに対してインデックスを付加しなくてもバーコードを用いて、関連するイメージファイルを管理することができるようになる。
【0092】
次に、代理店10では、用意されたプレプリント申込書(あるいは通常の契約申込書)と送付状兼契約報告書についてのイメージ化と後方事務センタ12へのデータ送信を次のようにして実行する。
まず、代理店PC20により、送付状兼契約報告書に印刷された一次元バーコード(b)がスキャンされる。これにより、代理店PC20は、バーコード(b)に含まれる情報、すなわち送付状番号、日付、代理店コード、連番、任意コードの情報をもとに処理ガイダンスを表示する(ステップE10)。すなわち、契約申込書の種目及び新更異区分の項目で必要となる付属帳票のチェックをするための処理ガイダンスを表示する。例えば、「付属帳票は車検証免許証です」「添付不足の有無をマークしてボタンを押してください」といったメッセージを表示する。
【0093】
ここで、スキャンボタンが押されることでスキャンの実行が指示されると、代理店PC20は、スキャナ22を動作させ、契約申込書、送付状兼契約報告書、及び付属帳票についてのスキャンを開始する(ステップE11)。そして、各帳票のイメージを表示して確認させると共に、例えば「問題がなければ送信ボタンを押してください」のメッセージを表示させる(ステップE12)。
【0094】
ここで、送信ボタンが押されると、代理店PC20は、プレプリント申込書に印刷した二次元バーコード(A)を付属帳票のイメージに合成する。そして、申込書、送付状兼契約報告書、及び付属帳票のイメージファイルを後方事務センタ12にネットワークを通じて送信する(ステップE13)。
【0095】
次に、後方事務センタ12では、例えば代理店サーバ26において代理店PC20から受信した送付状データから成績データ(精算速報データ)を自動集計する(図12、ステップE14)。
【0096】
後方事務センタ12において例えば精算/速報入力PC30においてシステムが起動され、代理店別成績確認指示が入力されると(ステップE15)、自動集計された精算速報データの内容を確認させるために、精算速報データの内容を示す成績一覧、明細表示を行うと共に、例えば「精算可否をチェックして精算指示をしてください」「必要に応じて原票を確認してください」のメッセージを表示させる(ステップE16)。ここでは、前述したように、代理店10から受信した原票イメージを表示させるなどして確認することができる。また、画面に表示される帳票上の二次元バーコード(A)をスキャンすることで契約データサマリー、すなわち二次元バーコード(A)に含まれる見込み客情報の内容(住所、氏名、年齢、前回の契約内容等)を表示させることができる。
【0097】
精算/速報入力PC30は、二次元バーコード(A)のスキャンによって表示された情報などを参照して精算速報データの確認がされると、事務センタ16(ホストシステム36)に対して精算速報データを送信する(ステップE17)。
【0098】
また、計上データ入力PC32においてシステムが起動されると(ステップE18)、計上データ入力PC32は、代理店10から受信した原票イメージに二次元バーコード(A)が所定の位置に付加されているかを確認する(ステップE19)。
【0099】
ここで、二次元バーコード(A)が付加されている場合、計上データ入力PC32は、二次元バーコード(A)をもとに計上データを作成して画面に表示して確認させる(ステップE20)。すなわち、二次元バーコード(A)が付された原票イメージを画面に表示し、二次元バーコード(A)をスキャンすることで二次元バーコード(A)に含まれる情報を取得して、この情報をもとにして計上データを生成して、計上データ入力用の画面中にペースト表示する。
【0100】
この表示がされた画面中で計上データの確認が行われ、誤りや不足があれば、計上データ入力PC32は、データ入力を受け付けて計上データの修正や追加を実行する(ステップE21)。その後、計上データ入力PC32は、計上データを事務センタ16(ホストシステム36)に対して送信する(ステップE22)。
【0101】
一方、原票イメージに二次元バーコード(A)が付加されていない場合、計上データ入力PC32は、例えば契約申込書のイメージを対象として文字認識処理を実行して、契約申込書に記載された内容を読み取り、この読みとった情報をもとに計上データを生成して、計上データ入力用の画面中にペースト表示する(ステップE23)。この場合も画面中でリジェクトや誤読があれば、データ入力を受け付けて計上データの修正や追加を実行した後、計上データを事務センタ16(ホストシステム36)に対して送信する(ステップE21,E22)。
【0102】
また、原票イメージに二次元バーコード(A)が付加されていない場合、計上データ入力PC32は、原票イメージに対する文字認識処理ではなく、代理店10に見込み客情報が記録されていれば、この情報を取得して計上データを作成する、あるいは原票イメージを確認しながら計上データを入力して(ステップE24)、計上データを事務センタ16(ホストシステム36)に対して送信する(ステップE22)。
【0103】
なお、後方事務センタ12のファイリングサーバ28に蓄積された原票イメージを、営業店14や事務センタ16などから照会する場合には(原票検索システムの起動)、図13のフローチャートに示すように、二次元バーコード(A)が付された原票イメージを画面に表示し、二次元バーコード(A)をスキャンすることで二次元バーコード(A)に含まれる情報を取得して、この情報をもとにして計上データを生成して、計上データ入力用(あるいは原票イメージ閲覧用)の画面中にペースト表示する。
【0104】
このようにして、プレプリント申込書に見込み客情報を含む二次元バーコード(A)を付加することにより、代理店10において申込書をイメージ化した際に、帳票属性の登録する必要がなく、また送付状兼契約報告書についてはプレプリント申込書に印刷されたバーコード(a)をスキャンして読みとった情報をもとに自動作成することができ、さらにバーコードから読みとった情報をもとに適切なガイダンス表示をすることができるので、後方事務センタ12へのデータ送信の作業負担を軽減することができる。また、契約申込書とその他の書類(送付状兼契約報告書、車検証などの付属帳票)のイメージをバーコードによって関連づけられるので、後方事務センタ12において、代理店10から受信したイメージについての関連づけの作業が不要である。また、代理店10、後方事務センタ12、事務センタ16において付属帳票などのチェックをする際に、バーコードから読みとられる情報を用いて容易に行なうことができる。
【0105】
なお、前述した構成では、保険会社の事務センタ16とは別に後方事務センタ12を設け、後方事務センタ12に設けられたシステムにより代理店10から送信された契約申込書などのイメージファイルを管理するものとしているが、後方事務センタ12と事務センタ16との機能を一体化したシステム構成とすることもできる。
【0106】
また、本願発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0107】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、保険業務に要するコストの低減を図り、保険料の精算の合理化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる保険代理店システムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す本実施形態における保険代理店システムによって実現される保険業務の事務処理の概略を示す図。
【図3】本実施形態の保険代理店システムにおける代理店10、営業店14、後方事務センタ12において実行される保険業務の処理手順を示すフローチャート。
【図4】本実施形態における保険代理店システムによって実現される保険業務の事務処理を説明するための図。
【図5】本実施形態における保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図。
【図6】本実施形態における保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図。
【図7】本実施形態における保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図。
【図8】本実施形態における保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図。
【図9】本実施形態における保険代理店システムにおいて実行される事務処理に伴ってPCなどで表示される画面の一例を示す図。
【図10】本実施形態で用いられる書類(またはイメージ)の形態の一例を示す図。
【図11】図10に示すようなバーコードを利用した事務手続きについて説明するためのフローチャート。
【図12】図10に示すようなバーコードを利用した事務手続きについて説明するためのフローチャート。
【図13】図10に示すようなバーコードを利用した事務手続きについて説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…代理店
12…後方事務センタ
14…営業店
16…事務センタ
18…ネット決済会社
19…銀行/郵便局
20…代理店PC
22…スキャナ
24…Webサーバ
26…代理店サーバ
28…ファイリングサーバ
30…精算/速報入力PC
32…計上データ入力PC
34…営業店PC
36…ホストシステム
36a…精算システム
36b…成績管理システム
36c…契約査定システム
36d…計上システム
38…決済システム
39…銀行/郵便局システム
40,42…ネットワーク

Claims (4)

  1. 代理店コンピュータと、第1の事務センタコンピュータと、第2の事務センタコンピュータと、決済システムと、営業店コンピュータとがネットワークを介して接続された保険代理店システムであって、
    前記代理店コンピュータは、
    保険代理店において保険契約に用いられる複数の書類をイメージ化するイメージ化手段と、
    前記イメージ化手段によってイメージ化された書類のイメージファイルを、ネットワークを通じて前記第1の事務センタコンピュータに対して送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段によって送信されたイメージファイルに対応する保険契約についての精算指示を前記決済システムに送信する精算指示送信手段とを有し、
    前記第1の事務センタコンピュータは、
    前記第1の送信手段によって送信されたイメージファイルを、ネットワークを通じて受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに関係する、証券番号、種目、契約者、及び保険料を含む精算速報データを、前記イメージファイルをもとに表示された画面に設けられた項目に対する入力操作に応じて入力する入力手段と、
    前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに、前記入力手段により入力された前記精算速報データをもとに、ファイル管理に参照されるインデックスを付加して記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶されたイメージファイルを検索する条件として入力された、証券番号、種目、契約者の何れかを含むデータに対して、前記インデックスをもとに該当する書類のイメージを検索して表示させるイメージ表示手段と、
    前記入力手段により入力された前記精算速報データを前記第2の事務センタコンピュータに送信する第2の送信手段とを有し、
    前記第2の事務センタコンピュータは、
    前記第2の送信手段によって送信された前記精算速報データを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段によって受信された精算速報データをもとに、請求データを作成する処理手段と、
    前記処理手段により作成された前記請求データを前記決済システムに送信する請求データ送信手段とを有し、
    前記決済システムは、
    前記請求データ送信手段によって送信された前記請求データを、ネットワークを介して受信する請求データ受信手段と、
    前記代理店コンピュータから前記精算指示送信手段により送信された精算指示を受信する精算指示受信手段と、
    前記精算指示受信手段によって受信された精算指示に応じて、前記請求データに基づいて、ネットワークを介して金融機関のシステムに対して送金の依頼を送信する送金依頼送信手段とを有し、
    前記営業店コンピュータは、
    前記第1の事務センタコンピュータに設けられた前記記憶手段に記憶されたイメージファイルを受信するイメージファイル受信手段と、
    前記イメージファイル受信手段によって受信されたイメージファイルの内容に対して入力された精算確認指示を、前記第2の事務センタコンピュータに対して送信する精算確認送信手段を有し、
    前記第2の事務センタコンピュータの前記請求データ送信手段は、前記精算確認送信手段によって精算確認の指示が送信された場合に、前記請求データを送信することを特徴とする保険代理店システム。
  2. 代理店コンピュータと、第1の事務センタコンピュータと、第2の事務センタコンピュータとがネットワークを介して接続された保険代理店システムであって、
    前記代理店コンピュータは、
    保険代理店において保険契約に用いられる、保険契約に必要な情報を含む第1のコード情報が印刷された契約申込書と付属帳票とを含む複数の書類をイメージ化するイメージ化手段と、
    前記契約申込書に印刷された前記第1のコード情報を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた前記第1のコード情報をもとに、前記イメージ化手段によってイメージ化された前記付属帳票についてのイメージに第2のコード情報を付加する第1のコード情報付加手段と、
    前記イメージ化手段によってイメージ化された書類のイメージファイルを、ネットワークを通じて前記第1の事務センタコンピュータに対して送信する第1の送信手段とを有し、
    前記第1の事務センタコンピュータは、
    前記第1の送信手段によって送信されたイメージファイルを、ネットワークを通じて受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに関係する、証券番号、種目、契約者、及び保険料を含む精算速報データを、前記イメージファイルをもとに表示された画面に設けられた項目に対する入力操作に応じて入力する入力手段と、
    前記第1の受信手段によって受信したイメージファイルに、前記入力手段により入力された前記精算速報データをもとに、ファイル管理に参照されるインデックスを付加して記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶されたイメージファイルを検索する条件として入力された、証券番号、種目、契約者の何れかを含むデータに対して、前記インデックスをもとに該当する書類のイメージを検索して表示させるイメージ表示手段と、
    前記入力手段により入力された前記精算速報データを前記第2の事務センタコンピュータに送信する第2の送信手段とを有し、
    前記第2の事務センタコンピュータは、
    前記第2の送信手段によって送信された前記精算速報データを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段によって受信された精算速報データをもとに、請求データを作成する処理手段とを有したことを特徴とする保険代理店システム。
  3. 前記代理店コンピュータは、
    前記読み取り手段によって読み取った前記第1のコード情報をもとに、前記付属帳票に前記第2のコード情報を印刷する第2のコード情報付加手段をさらに有することを特徴とする請求項2記載の保険代理店システム。
  4. 前記第1の事務センタコンピュータは、
    前記契約申込書及び前記付属帳票のイメージ中の前記第1及び第2のコード情報を読み取って、前記第1及び第2のコード情報に含まれる情報を出力する情報出力手段をさらに有したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の保険代理店システム。
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