JP4268149B2 - リソース管理装置および方法 - Google Patents
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Description
その後、通信サービスの利用終了時には、それまで確保していたリソースを速やかに解放する。
また、ECMPとは、ノード間に複数のリンクが並列に接続されている場合に、それぞれのリンクを使用して起点ノードから宛先ノードに至るコストの値(OSPF(Open Shortest Path First)による経路情報におけるコスト値)を等しく設定することをいう。ECMPにおいては、それぞれのリンクの両端のノードのMACアドレスに対して1対1にIPアドレスが付与される。
ここで、リソース管理手段は、識別子が同一の複数のリンクのリソース量の合計に基づ
きリソース管理を行なうことができる。
また、それぞれのリンクを使用して起点ノードから宛先ノードに至るコストが等しく、かつ、起点ノードにおけるIPアドレスと宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なる複数のリンクに対して、同一の識別子が付与される。具体的には、ECMPの場合がある。
ここで、リソース管理を行なうステップは、同一の識別子が付与された複数のリンクのリソース量の合計に基づきリソース管理を行なうことができる。
1.第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリソース管理サーバが適用されるシステムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すリソース管理サーバ1は、通信ネットワーク2のリソースを管理するリソース管理装置である。
通信ネットワーク2のリソースとは、通信を行う2つの端末間の通信経路を構成するノード間のリンクのことをいう。
通信ネットワーク2には、LAおよびECMPという冗長構成が含まれている。以下、この冗長構成のリソースの管理方法について説明する。
本実施の形態では、ノード間の複数のリンク、すなわち起点ノードと宛先ノードとの組合わせが同一の複数のリンクを、1本のリンクとして管理する。具体的には、これら複数のリンクに対して同一の識別子を付与し、同一の識別子を付与したすべてのリンクのリソース量に基づきリソースの確保および解放といった処理を行う。
また、冗長状態を識別できるように、冗長状態識別子として「仮想リンクフラグ」を導入する。例えば、冗長のない通常のリンクを「0」、LAを「1」、ECMPを「2」で表す。
以下、それぞれの場合について、具体的に説明する。
図2は、冗長のない通常のリンクのモデルを示す図である。
起点ノードSNと宛先ノードDNとの間に複数のリンクが並列に接続されており、それぞれのリンクの両端のノードのMACアドレス(□)に対し1:1にIPアドレス(○)が付与されている。このような冗長のない通常のリンクを物理リンクとし、それぞれに独自の物理リンクID(#1,#2,…,#N)を付与する。
図3は、LAのモデルを示す図である。
図3(a)に示すように、LAでは、起点ノードSNと宛先ノードDNとの間に複数のリンクが並列に接続されており、それぞれのリンクの両端のノードのMACアドレス(□)に対し、同一のIPアドレス(○)が付与される。したがって、複数のリンクの起点ノードSNにおけるIPアドレスと宛先ノードDNにおけるIPアドレスとの組合わせが同一となる。
なお、起点ノードSNと宛先ノードDNとの組合わせは、エッジルータとコアルータ、コアルータとコアルータ、エッジルータとエッジルータがある。
以下、図4に示すLA区間を含むモデルに基づいて作成した各テーブルの一例を示す。図4では、エッジルータ#Aとコアルータ#Cとの間がLA区間であり、物理リンクID「(1)」が付与されている。また、コアルータ#Cとコアルータ#Dとの間のリンクがLA区間であり、物理リンクID「(2)」が付与されている。さらに、エッジルータ#Bとコアルータ#Cとの間は通常のリンクであり、物理リンクID「3」が付与されている。なお、図4において、「0/1」、「0/2」は、物理IFのスロット番号/ポート番号を表す。
図5に示すリンク情報テーブル32は、「リンク情報を表す識別子」、「物理リンクID」、「仮想リンクID」、「総リソース量」、「リソース残量」、「仮想リンクフラグ」からなる。
「仮想リンクID」は、リンクに付与された仮想リンクIDを表す。LAおよび冗長のない通常のリンクでは、仮想リンクIDは物理リンクIDと同じになる。
「総リソース量」は、未使用状態で使用可能なリンクの総リソース量を表す。LAでは、物理リンクを構成する複数のリンクのリソース量の合計を表す。
「リソース残量」は、そのリンクで確保可能なリソースの残量を表す。LAでは、物理リンクを構成する複数のリンクのそれぞれのリソース残量の合計を表す。
「仮想リンクフラグ」は、冗長状態を表す。LAでは「1」、冗長のない通常のリンクでは「0」となる。
図6に示す隣接情報テーブル33は、「隣接情報を表す識別子」、「物理リンクID」、「仮想リンクID」、「起点ノードのIPアドレス」、「起点ノードのMACアドレス」、「宛先ノードのIPアドレス」、「宛先ノードのMACアドレス」、「優先順位」からなる。
「起点ノードのMACアドレス」は、リンクの起点ノードにおける物理IFのMACアドレスを表す。
「宛先ノードのIPアドレス」は、リンクの宛先ノードのIPアドレスを表す。
「宛先ノードのMACアドレス」は、リンクの宛先ノードにおける物理IFのMACアドレスを表す。
「優先順位」は、このリンクが通信経路に使用される順位を表す。起点ノードから宛先ノードに至るコストの値(OSPFによる経路情報におけるコスト値)が高いほど、優先順位が高くなる。コストは、未使用時の総リソース量に置き換えることができる。
図7に示す経路情報テーブル34は、「起点ノードのIPアドレス」、「終点ノードのIPアドレス」、「リンクIDのリスト」、「優先順位」からなる。
「終点ノードのIPアドレス」は、通信ネットワーク2内の通信経路の終点となるノードのIPアドレスである。
「リンクIDのリスト」は、通信ネットワーク2内の通信経路を構成する個々のリンク、すなわち起点ノードと終点ノードとの間を接続する個々のリンクのIDのリストである。LAおよび冗長のない通常のリンクの場合には、物理リンクIDが使用される。
図8は、ECMPの第1のモデルを示す図である。
図8(a)では、起点ノードSNと宛先ノードDNとの間に複数のリンクが並列に接続されており、それぞれのリンクの両端のノードのMACアドレス(□)に対し1:1にIPアドレス(○)が付与されている。すなわち、複数のリンクの起点ノードSNにおけるIPアドレスと宛先ノードDNにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なる。したがって、それぞれのリンクを物理リンクとし、独自の物理リンクID(#1,#2,…,#N)を付与する。なお、起点ノードSNと宛先ノードDNとの組合わせは、エッジルータとコアルータ、コアルータとコアルータ、エッジルータとエッジルータがある。
具体的には、図8(b)に示すように複数の物理リンクに独自の仮想リンクID(#101)を付与し、これらすべての物理リンクのリソース量に基づきリソースの確保および解放といった処理を行う。仮想リンクがN本(Nは2以上の整数)の物理リンクからなるとすると、例えばリソースを確保するときには、確保すべきリソース量をN等分してすべての物理リンクから減算する。あるいは、N本の物理リンクにナンバリングし、まず1番目の物理リンクを用いて確保処理を行い、リソース残量がなくなったら2番目の物理リンクを用いて確保処理を行うというようにしてもよい。
このモデルでは、ノードN1からノードN4に至る通信経路として、ノードN2を通過する経路と、ノードN3を通過する経路の2つがある。しかし、これら2つの通信経路は、OSPFによる経路情報におけるコスト値が等しい。そこで、本実施の形態では、これら2つの通信経路を同一の優先順位として管理する。
具体的には、2つの通信経路のリソース量に基づきリソースの確保および解放といった処理を行う。例えばリソースを確保するときには、確保すべきリソース量の1/2ずつをそれぞれの通信経路において確保する。あるいは、一方の経路を用いて確保処理を行い、リソース残量がなくなったら他方の経路を用いて確保処理を行うというようにしてもよい。
ここでは2つの経路のコスト値が等しい場合について説明したが、3つ以上の経路のコスト値が等しい場合も同様である。
ECMPでは、「総リソース量」は、各物理リンクの総リソース量を表す。同一の仮想リンクIDが付与された物理リンクの総リソース量の合計ではない。
「リソース残量」は、その物理リンクで確保可能なリソースの残量を表す。同一の仮想リンクIDが付与された物理リンクのリソース残量の合計ではない。
「仮想リンクフラグ」は「2」となる。
図8に示したような隣接するノード間でのECMPでは、「リンクIDのリスト」に仮想リンクIDが使用される。一方、図9に示したような起点ノードと終点ノードとの間でのECMPでは、「リンクIDのリスト」に物理リンクIDが使用される。
次に、リソース管理サーバ1の構成について説明する。
リソース管理サーバ1は、通信機能を有するコンピュータからなる。以下に説明するリソース管理サーバ1の諸機能は、演算装置(MPU)や記憶装置(ROMおよびRAM等の内部メモリの他、HDD等の外部記憶装置を含む)等のコンピュータのハードウェア資源とこのコンピュータにインストールされたコンピュータ・プログラム(ソフトウェア)とが協働することによって実現される。
図14に示すように、リソース管理サーバ1は、端末情報入力部10と、リンク情報収集部11と、テーブル作成部12と、テーブル記憶部13と、送受信部14と、制御部15とを有する。
アドレスリスト31は、通信ネットワーク2に属する端末T1〜T6、ルータER1〜ER4,CR1〜CR3などのIPアドレスのリストである。例えば、端末T1〜T6のIPアドレスと、各端末を収容するエッジノード(例えば、端末T1を収容するエッジルータER1)のIPアドレスとからなる。
ただし、リンク情報テーブル32において、各リンクには「物理リンクID」を若い番号から自動的に付与していく。冗長のない通常のリンクおよびLA区間のリンクには、「仮想リンクID」として「物理リンクID」と同じ番号を付与する。一方、ECMP区間の各リンクには、「仮想リンクID」として同一の番号(「物理リンクID」とは別の番号)を付与する。なお、リンクIDを保守者が手動で設定することや、自動設定されたリンクIDを保守者が修正することも可能である。これにより、リンクIDの自由度が高くなる。
LA区間であることは、ルータER1〜ER4,CR1〜CR3からルータ間のリンクがLA区間であるという情報をリンク情報収集部11が収集することによって知ることができる。保守者が手動で設定することもできる。また、リンクの未使用時の総リソース量は通常、10M、100Mや1000Gとなる。コスト値は「100÷物理リンクの速度」で表されるため、1もしくは0.1となる。これ以外の端数、例えば0.25なら、400M、つまり100M×4と考え、LA区間であると判断することも可能である。
また、ECMPであることは、同一区間のリンクまたは経路が同一の優先順位になっていることから分かる。
送受信部14は、通信インターフェースを備え、アプリケーションサーバ3との間で要求メッセージ等を送信および受信する。
制御部15は、受信された要求メッセージに応じて、通信ネットワーク2のリソース管理を行なう。具体的には、送受信部14で受信された要求メッセージを分析するメッセージ解析部51と、分析結果を基にテーブル31〜34を参照しリソースの確保または解放が要求される通信経路を検出し、リソース確保または解放の処理を行うリソース管理部52と、要求メッセージに対する応答を行なう応答処理部53とから構成される。
次に、リソース管理サーバ1の動作について説明する。ここでは、端末T4が端末(以下「配信サーバ」という)T1による映像配信サービスを利用する際に、リソース管理サーバ1が通信ネットワーク2において必要なリソースを確保する動作について説明する。図15は、リソース管理サーバ1の動作の流れを示すフローチャートである。
一方、通信経路が複数ある場合には(ステップS4,NO)、これらの通信経路の間の優先順位をチェックする。その結果、優先順位「1」の通信経路が1つしかない場合には(ステップS7,YES)、その通信経路を選択し(ステップS8)、リソース確保処理を行う(ステップS5)。
これに対し、複数の通信経路に優先順位「1」が設定されている場合には(ステップS7,NO)、優先順位「1」の複数の通信経路を選択し(ステップS9)、これらの通信経路に対してリソース確保処理を行う(ステップS10)。
リソース管理部52は、経路情報テーブル34の「リンクIDのリスト」を参照し、選択した通信経路を構成するリンクのID(物理リンクIDまたは仮想リンクID)を読み出す(ステップS21)。続いて、リンク情報テーブル32を参照し、読み出したIDに対応するリンクの「仮想リンクフラグ」をチェックする。
優先順位「1」が設定された複数の通信経路はECMPであるから、これらすべての通信経路のリソースに基づきリソース確保処理を行う。例えば、M本(Mは2以上の整数)の通信経路に優先順位「1」が設定されているとすると、それぞれの通信経路において、映像配信に必要とされるリソース量の1/Mずつを確保する処理を行う。それぞれの通信経路において行われるリソース確保処理は、ステップS5のリソース確保処理と同様である。
以上のように、本実施の形態では、ノード間に複数のリンクが接続された冗長構成において、これら複数のリンクに対して同一の識別子(物理リンクIDまたは仮想リンクID)を付与し、これら複数のリンクのリソース量に基づきリソースを管理する。これにより、複数のリンクのうち、通信の際にどのリンクが使用されているのか分からなくても、冗長構成のリソースの管理が可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、通信経路に故障が発生した場合にも、リソース管理を継続して行えるようにするものである。
図17は、本発明の第2の実施の形態に係るリソース管理サーバの構成を示すブロック図である。この図では、図14に示した構成要素と同一の要素について、図14と同一符号を用いている。
リンク情報テーブル132は、図18に示すように「故障フラグ」の項目を有する点で、第1の実施の形態におけるリンク情報テーブル32と異なる。「故障フラグ」は、そのリンクに故障が発生した場合にセットされる。例えば、通常この項目の値は「0」であり、故障が発生した場合に値が「0」から「1」に変化する。
リソース管理部152は、第1の実施の形態におけるリソース管理部52の機能に加えて、次のような機能を有する。
まず、経路情報テーブル134を監視し、いずれかの通信経路の欄に故障フラグがセットされると、その故障経路が現在使用されているか否かを判定する。例えば、故障経路が、故障フラグがセットされていない他の通信経路と比較して最も優先順位が高い場合には、その故障経路は使用中であると判定することができる。
この際、経路情報テーブル134の「利用中リソース量」を参照して、故障経路においてリソースが確保されているか否かを判定し、リソースが確保されている場合には、確保されているリソースを代替経路に積み替える。リソースの積み替えは次のようにして行う。
Claims (10)
- 通信ネットワークに属するノードの間を接続するリンクの識別子にこのリンクのリソース量を対応づけたリンク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、前記通信ネットワーク内の通信経路をこの通信経路を構成するリンクの識別子によって表す経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、前記経路情報および前記リンク情報を参照し前記通信経路を構成するリンクのリソース量に基づき、前記通信ネットワーク内のリソース管理を行なうリソース管理手段とを備えるリソース管理装置において、
前記識別子は、前記リンクの起点となる起点ノードと前記リンクの宛先となる宛先ノードとの組合わせが同一の複数のリンクにおいて同一であり、
前記リソース管理手段は、前記識別子が同一の前記複数のリンクのリソース量に基づきリソース管理を行ない、
前記識別子が同一の前記複数のリンクは、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせが同一の第1のリンク集合体と、それぞれのリンクを使用して前記起点ノードから前記宛先ノードに至るコストが等しく、かつ、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なる第2のリンク集合体とからなり、
前記リンク情報は、前記リンクが前記第1および第2のリンク集合体のいずれに属するかを表す冗長状態識別子を含むことを特徴とするリソース管理装置。 - 請求項1に記載のリソース管理装置において、
前記リソース管理手段は、前記識別子が同一の前記複数のリンクのリソース量の合計に基づきリソース管理を行なうことを特徴とするリソース管理装置。 - 請求項1または2に記載のリソース管理装置において、
前記識別子が同一の前記複数のリンクは、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせが同一であることを特徴とするリソース管理装置。 - 請求項1または2に記載のリソース管理装置において、
前記識別子が同一の前記複数のリンクは、それぞれのリンクを使用して前記起点ノードから前記宛先ノードに至るコストが等しく、かつ、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なることを特徴とするリソース管理装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載のリソース管理装置において、
前記経路情報は、前記通信経路の起点となる起点ノードと前記通信経路の終点となる終点ノードとの組合わせが同一の複数の通信経路がある場合に、それぞれの通信経路が使用される優先順位を含み、
前記リソース管理手段は、前記起点ノードと前記終点ノードとの組合わせが同一の複数の通信経路に対し同一の優先順位が付与されている場合に、これらの通信経路のリソースに基づきリソース管理を行なうことを特徴とするリソース管理装置。 - 通信ネットワークに属するノードの間を接続するリンクの識別子にこのリンクのリソース量を対応づけたリンク情報を作成するステップと、前記通信ネットワーク内の通信経路をこの通信経路を構成するリンクの識別子によって表す経路情報を作成するステップと、前記経路情報および前記リンク情報を参照し前記通信経路を構成するリンクのリソース量に基づき、前記通信ネットワーク内のリソース管理を行うステップとを備えるリソース管理方法において、
前記リンク情報を作成するステップは、前記リンクの起点となる起点ノードと前記リンクの宛先となる宛先ノードとの組合わせが同一の複数のリンクに対して同一の識別子を付与し、
前記リソース管理を行うステップは、前記同一の識別子が付与された前記複数のリンクのリソース量に基づきリソース管理を行ない、
前記同一の識別子が付与された前記複数のリンクは、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせが同一の第1のリンク集合体と、それぞれのリンクを使用して前記起点ノードから前記宛先ノードに至るコストが等しく、かつ、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なる第2のリンク集合体とからなり、
前記リンク情報を作成するステップは、前記リンクが前記第1および第2のリンク集合体のいずれに属するかを表す冗長状態識別子を前記リンク情報に付加することを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項6に記載のリソース管理方法において、
前記リソース管理を行なうステップは、前記同一の識別子が付与された前記複数のリンクのリソース量の合計に基づきリソース管理を行なうことを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項6または7に記載のリソース管理方法において、
前記リンク情報を作成するステップは、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせが同一の複数のリンクに対して前記同一の識別子を付与することを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項6または7に記載のリソース管理方法において、
前記リンク情報を作成するステップは、前記起点ノードから前記宛先ノードに至るコストが等しく、かつ、前記起点ノードにおけるIPアドレスと前記宛先ノードにおけるIPアドレスとの組合わせがそれぞれ異なる複数のリンクに対して前記同一の識別子を付与することを特徴とするリソース管理方法。 - 請求項6〜9の何れか1項に記載のリソース管理方法において、
前記経路情報を作成するステップは、前記通信経路の起点となる起点ノードと前記通信経路の終点となる終点ノードとの組合わせが同一の複数の通信経路がある場合に、それぞれの通信経路が使用される優先順位を前記経路情報に付加し、
前記リソース管理を行なうステップは、前記起点ノードと前記終点ノードとの組合わせが同一の複数の通信経路に対し同一の優先順位が付与されている場合に、これらの通信経路のリソースに基づきリソース管理を行なうことを特徴とするリソース管理方法。
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