JP4377822B2 - 故障箇所発見方法および故障箇所発見装置 - Google Patents

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Description

本発明は、故障箇所発見方法および故障箇所発見装置に関する。
近年、インターネットやLAN(Local Area Network)の急速な普及から、IP(Internet Protocol)トラヒックを含めたデータトラヒックが指数関数的に増加している。トラヒックの増加に対応するため、バックボーンネットワークにおける高速なIPパケットの転送を実現するメカニズムが求められている。同時にIPをベースとしたアプリケーションも多様化しており、従来は電子メールやウェッブなどのネットワークに品質を要求しないアプリケーションが中心であったが、最近ではIP電話や電子商取引のようにネットワークに高い品質を要求するアプリケーションも普及しはじめている。
従来のIPルータ網では、中継段の各ルータで電気的なパケット処理が必要であり、またEnd−Endで高度な品質制御を行うメカニズムを持たないため、高速化の実現と高品質なサービスの提供を実現することが困難であった。ここで、品質としては、パケットの遅延時間や損失率という転送品質の他にも、ユーザから見えるサービス中断時間といった信頼性も重要な指標となる。
前記のIPルータ網に関わる問題を解決するひとつの手段として、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)が提案されている。MPLSは転送するパケットに固定長のラベルを付与し、ラベルをもとに通信網内の各ノードでは転送する方路を決定する。このMPLSをIPバックボーンネットワークに導入することにより高速なIPパケットの転送と高度なTE(Traffic Engineering)が可能となる。
さらに近年、IPネットワークの中継ノードに光クロスコネクトなどのレイヤ1技術を利用したネットワークアーキテクチャが提案されている。これまでに、ASON(Automated Switched Optical Network)、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)などが提案されている。これらネットワークに共通する特徴としては、パス(コネクション)がシグナリングにより動的に設定される点にある。このため、従来のレイヤ1網に比べて、パス開通までの時間を大幅に短縮でき、より効率的な網運営が期待できる。
前記のMPLS、GMPLSに共通な特徴としては、IPパケットを含むユーザのトラヒックを転送するにあたって、事前にパス設定を行う必要がある点があげられる。パス設定を行うためにはルーティングプロトコルなどを用いてネットワークのトポロジ情報(ノード間の接続構成に関する情報)を収集し、パスの中継経路を計算した上で、CR−LDP(constraint-based Label Distribution Protocol)やRSVP−TE(Resource Reservation Protocol -Traffic Engineering)などのシグナリングプロトコルによってパスの設定を行う。
パスの設定完了後に、該当パス上にトラヒックの転送を開始する。また、GMPLSとMPLSの関係であるが、GMPLSはMPLSの一般化であり、基本的にMPLSを包含するものである。
次にMPLSやGMPLSを用いて、ネットワークの高信頼化を実現する技術について説明する。ここで、例としてはGMPLSの場合を説明するが、MPLSの場合にも適用可能である。
ネットワークの高信頼化は、ネットワークの故障に対してネットワークを故障前の正常な状態に戻すことを指す。よって、高信頼化のための作業は、現用系から予備系への切替による一時的な復旧作業、または、故障した部品の交換による恒久的な復旧作業に分類できる。
まず、一時的な復旧作業について、説明する。GMPLSにおける切替技術としては、パスプロテクションがよく知られている(非特許文献1、特許文献1)。パスプロテクションとは通信の起点となる通信ノードから終点となる通信ノード間に2本以上のパスをあらかじめ設定し、そのうちの1つを現用パスとして、通常時にユーザトラヒックを転送する。
現用パス上のノードまたはリンクに障害が発生した際に、起点となるノード(発側)においてパス切替えを行い、ユーザトラヒックを予備パス上に転送する。現用パスの経路上に障害が発生した際に、直ちに予備パスに切替えることにより、ユーザトラヒックの不通時間を短縮し、高信頼化を実現している。予備パスは現用パス上の障害の影響を受けないようにするため、現用パスとは中継段のリンクおよびノードを共有しないように設計する必要がある。
一般的に通信ネットワークは複数のレイヤで構成されている。光レイヤでは現用パス、予備パスは中継段において、ノードおよびリンクを共有していないが、物理レイヤまで考慮すると、現用パスと予備パスは1箇所で物理レイヤにおけるリンクであるファイバを共有している場合がある。このような場合に、共有しているファイバに故障が発生すると、パスプロテクションにより障害を復旧できないために著しくネットワーク信頼性、サービスの可用性が低下するという問題が生じる。
よって、パスプロテクションを用いても予備パス上のリソースに故障が発生した場合はサービスが中断してしまうため、故障したリソースを早期に特定し復旧することが重要となる。
このような問題を回避する方法として、SRG(Shared Risk Group)番号が提案されている(非特許文献2)。物理レイヤの各ファイバリンクにSRG番号を付与し、光レイヤの各リンクが収容されているファイバのSRG番号の和を光レイヤのリンクのSRG情報としてルーティングプロトコルなどで広告して、パスの経路計算に用いる。
光レイヤでパスプロテクションの経路設計を実施する際に、光レイヤのトポロジに加えて、SRG情報を考慮することで、任意の物理レイヤリソースの故障に対しても、復旧可能なパスプロテクションの設計が可能となる。
以上説明した切替作業による復旧は、現用系から予備系に動作を切り替えることで、ネットワークの品質にかかわらず稼働させればいいという一時しのぎ程度のものである。しかし、予備系が使用可能なネットワーク資源は、現用系のものより劣っていることが多く、故障前と同などのネットワークサービスを実現するためには、故障箇所を特定し、その部品(パーツ)を交換(または修理)する必要がある。
実際のネットワークでは、ファイバ以外の伝送装置、TDM(Time Division Multiplexing)スイッチ、ルータ、回線カード、インターフェイスなど様々なパーツにおいて、それぞれ異なる要因で故障が発生する。
まず、光ネットワークなどではパスの終端点となる発側ノードまたは着側ノードのみにしか故障検出機能が配備されないため、パスの故障自体は検出可能だが故障箇所の特定が非常に困難であった。
そこで、故障箇所の発見方法としては特許文献2の方法が知られている。特許文献2に記載の方法により故障が発生したリンクまでは特定可能である。
特願2002−235980号公報 特開2003−115806号公報 E. Oki他、"A Disjoint Path Selection Scheme with SRLG in GMPLS networks"、2002 WKsp.IEEE HPSR,May 2002,88-92 塩本公平著、"階層型SRGに基づくリストレーション方式"、電子情報通信学会総合大会論文集、2003
しかし、特許文献2の特定するリンクとは、物理的なハードウェア資源としてのパーツではなく、ルーティングプロトコルが参照する論理的な回線である。よって、論理的なリンクは、実際には複数のパーツから構成されている。よって、特許文献2などの従来の故障箇所の特定技術では、物理的なパーツは特定することが困難である。そのため、現状では、作業員が現地に赴いてテスタなどで逐一部品の稼働状況を調査する必要があり、手間がかかっていた。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、故障が発生したパーツを特定することを主な目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの故障を発見する故障箇所発見方法であって、前記パスを構成するリソースを一意に特定するリソースID、および、前記リソースを構成する前記パーツまたは同時に故障する可能性がある前記パーツの集合を一意に特定するパーツIDを格納する記憶手段にアクセスする手段を有するコンピュータが、前記パスの始点または終点となるノードから、故障が発生した第1パス情報の通知を受ける手順と、前記第1パス情報の通知から所定時間内に、故障が発生した第2パス情報の通知を受け、前記第1パス情報と前記第2パス情報とを併せて故障パスリストを作成する手順と、前記記憶手段を参照し、前記故障パスリストの各パスを構成するリソースのリソースIDの少なくとも一部から構成される故障リソースリストを作成する手順と、前記記憶手段を参照し、前記故障リソースリストの各リソースを構成するパーツのパーツIDの少なくとも一部から構成される故障パーツリストを作成する手順と、前記故障パーツリストを出力する手順と、を実行することを特徴とする。
これにより、出力された故障パーツリストから、故障が発生したパーツを特定することが可能となる。
本発明は、前記パーツを一意に特定するパーツIDが、パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツ種別IDが同じパーツについて、一意に識別するパーツ製造IDとの組み合わせにより構成されることを特徴とする。
これにより、複数のベンダから出されたネットワークのパーツについて、パーツIDを衝突することなく割り当てることが可能となる。
本発明は、前記故障リソースリストを作成する手順が、所定のリソースについて、前記通信ネットワーク内に設定されたパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数と、故障したパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数との割合と、第1閾値とを比較し、前記故障パスリストの各パスを構成する全てのリソースのうち、前記第1閾値との比較結果により所定のリソースを選別して、故障リソース候補リストを作成することを特徴とする。
これにより、第1閾値で指定された精度で、故障リソースリストを作成することが可能となる。
本発明は、前記故障パーツリストを作成する手順が、所定のパーツについて、前記通信ネットワーク内に設定された所定のパーツを使用しているリソースの数と、前記故障リソースリストにある所定のパーツを使用しているリソースの数との割合と、第2閾値とを比較し、前記故障リソースリストの各リソースを構成する全てのパーツのうち、前記第2閾値との比較結果により所定のパーツを選別して、故障パーツリストを作成することを特徴とする。
これにより、第2閾値で指定された精度で、故障パーツリストを作成することが可能となる。
本発明は、パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの故障を発見する故障箇所発見装置であって、前記パスを構成するリソースを一意に特定するリソースID、および、前記リソースを構成する前記パーツまたは同時に故障する可能性がある前記パーツの集合を一意に特定するパーツIDを格納する記憶手段にアクセスする手段を有する故障箇所発見装置が、前記パスの始点または終点となるノードから、故障が発生した第1パス情報の通知を受けるネットワークインターフェイスと、前記第1パス情報の通知から所定時間内に、故障が発生した第2パス情報の通知を受け、前記第1パス情報と前記第2パス情報とを併せて故障パスリストを作成し、前記記憶手段を参照し、前記故障パスリストの各パスを構成するリソースのリソースIDの少なくとも一部から構成される故障リソースリストを作成し、前記記憶手段を参照し、前記故障リソースリストの各リソースを構成するパーツのパーツIDの少なくとも一部から構成される故障パーツリストを作成する故障パーツ発見部と、前記故障パーツリストを出力する故障パーツ出力部と、を有することを特徴とする。
これにより、出力された故障パーツリストから、故障が発生したパーツを特定することが可能となる。
本発明は、前記パーツを一意に特定するパーツIDが、パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツ種別IDが同じパーツについて、一意に識別するパーツ製造IDとの組み合わせにより構成されることを特徴とする。
これにより、複数のベンダから出されたネットワークのパーツについて、パーツIDを衝突することなく割り当てることが可能となる。
本発明は、前記故障パーツ発見部が、所定のリソースについて、前記通信ネットワーク内に設定されたパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数と、故障したパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数との割合と、第1閾値とを比較し、前記故障パスリストの各パスを構成する全てのリソースのうち、前記第1閾値との比較結果により所定のリソースを選別して、故障リソース候補リストを作成することを特徴とする。
これにより、第1閾値で指定された精度で、故障リソースリストを作成することが可能となる。
本発明は、前記故障パーツ発見部が、所定のパーツについて、前記通信ネットワーク内に設定された所定のパーツを使用しているリソースの数と、前記故障リソースリストにある所定のパーツを使用しているリソースの数との割合と、第2閾値とを比較し、前記故障リソースリストの各リソースを構成する全てのパーツのうち、前記第2閾値との比較結果により所定のパーツを選別して、故障パーツリストを作成することを特徴とする。
これにより、第2閾値で指定された精度で、故障パーツリストを作成することが可能となる。
本発明によれば、ネットワーク内のリソースに付与されたSRG情報と故障したパスの情報のみを用いて、ネットワーク内の中継ノードに故障検出機能がない場合であっても、故障したパーツを精度よく迅速に発見可能となる。
以下に、本発明が適用される通信システム1の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、本実施形態の通信システム1の構成について、図1から図5を参照して説明する。図1に示す通信システム1は、通信ネットワーク2内で障害が発生した場合に、その発生箇所を通信システム1の構成要素であるパーツの単位(ファイバ、装置のインターフェイスカードなど)まで特定することを特徴とする。
通信システム1は、パスCの設定を行うノードN、故障の発生箇所を発見する故障箇所発見装置3を含むものとする。そして、通信システム1は、ノードN間を通信ネットワーク2で接続する。この、通信ネットワーク2においては、網内の各ノードNでルーティングプロトコルを動作させて、ネットワークトポロジ情報およびリソースR情報の収集を行っている。ルーティングプロトコルとしてはOSPF(Open Shortest Path First)やIS−IS(Intermediate System - Intermediate System)などが通常利用されている。
なお、通信システム1を構成する装置(ノードN、故障箇所発見装置3)は、それぞれ演算処理を行う際に用いられる記憶手段としてのメモリと、前記演算処理を行う演算処理装置と、通信ネットワーク2に接続するためのネットワークインターフェイスとを少なくとも備えるコンピュータとして構成される。なお、メモリは、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。演算処理は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される演算処理装置が、メモリ上のプログラムを実行することで、実現される。
各ノードNは、発側ノードNS、中継ノードNM、着側ノードNEに分類される。発側ノードNSはパスCの開始点となるノードNで、新たなパスCを設定する際に設定のためのシグナリングメッセージの生成などを行う。例えばGMPLSネットワークの場合、CR−LDPやRSVP−TEなどのシグナリングプロトコルを用いてパスCの設定を行う。中継ノードNMはパスC上を転送されるデータの中継を主に行う。着側ノードNEは、パスCの終端点となるノードNである。また、発側ノードNSおよび着側ノードNEは、図示しないユーザ側の通信装置と接続しており、通信ネットワーク2は、2拠点間のユーザ側の通信装置を接続するコネクションを提供している。また、故障箇所発見装置3は、通信システム1内に少なくとも1つ配備され、発側ノードNS、着側ノードNEと接続している。
なお、パスCの端点となる発側ノードNSおよび着側ノードNEは、そのパスCの通信不通などの故障を検出するパス故障検出部10を有している。パス故障検出部10は、例えば、発側ノードNSが定期的に生存確認メッセージをパスCに流し、正常に生存確認メッセージが着側ノードNEに届いたか否かによって、故障を検出する。このパス故障検出部10は、各パスCの故障自体は検出可能ではある。そして、故障箇所発見装置3が、パス故障検出部10からの故障情報をもとに、発側ノードNSから着側ノードNEまでの間のどの区間で故障したのかを切り分ける。
次に、通信システム1の一部を示すリソースRとパーツPの概念を説明する。
図2(a)は、通信システム1の装置間を回線(ファイバ)で接続したネットワーク構成図を示している。通信システム1には、ノードN1からノードN4へのパスCが2本(現用パスCと予備パスC)設定されている。各パスCは、パスCの経路上に存在するノードNをリンクLにより順に接続した集合として定義する。このリンクLには、通常のルーティングプロトコルで使用される、リンクLコストおよび帯域情報などの付加情報が付与されている。
なお、現用パスC以外のパスCを予備パスCと呼ぶ。この予備パスCを現用パスCとリンクLおよびノードNを共有しないように設定する図2の例のように、2つのパスCが共有するリンクLおよびノードNを持たないとき、disjoint(互いに素)なパスCと呼ぶ。
リソースRは、パスCの集合の要素であるノードNまたはリンクLである。よって、パスCは、複数のリソースRの順序集合である。なお、図2(a)は、ノードN1からスイッチSWに接続し、スイッチSWからノードN2またはノードN3に分岐している。そして、各リソースRには、リソースRをユニークに識別するためのリソースIDが割り当てられている。リソースIDは、例えば、SRG番号の組み合わせであるSRG情報である。
図2(b)は、図2(a)の通信システム1において、リソースRを抽出した図である。例えば、現用パスCは、<ノードN1→リンクL2→ノードN3→リンクL4→ノードN4>の順序集合であり、5つのリソースRから構成されている。同じように、予備パスCは、<ノードN1→リンクL1→ノードN2→リンクL3→ノードN4>の順序集合であり、5つのリソースRから構成されている。
図2(b)のリンクL1は1本であるが、このリンクL1を構成する要素は、図2(a)に示すように、2本のファイバ(#1、#2)である。また、リンクL2は1本であるが、このリンクL2を構成する要素は、図2(a)に示すように、2本のファイバ(#1、#3)である。よって、リンクL1とリンクL2とは、ファイバ#1を共用している。これにより、ファイバ#1が故障したときには、リンクL1とリンクL2とは、同時に使用ができなくなってしまう。
図3は、リソースRの共用を示す説明図である。図3の通信システム1には、3本のパスC(C1、C2、C3)が設定されており、矢印はパスCの経路を示す。例えば、リンクL15に障害が発生したときには、そのリンクL15を共用している2本のパスC(C2、C3)が使用ができなくなるが、リンクL15を使用していないパスC1は、引き続き使用可能である。また、リンクL14に障害が発生したときには、そのリンクL14を使用しているパスC3のみが使用ができなくなる。
このように、同じパスC3の故障であっても、その故障の原因となるリンクLの位置によって、パスC3とは別のパスCの故障が起きるか否かが決まる。よって、故障箇所発見装置3は、通信システム1に設定されている所定のパスCの故障について、そのパスC以外のパスCの故障を併せて検討することによって、所定のパスCの故障原因となるリンクLの位置を特定する。
図4は、パーツIDの割り当てを示す説明図である。パーツPは、リソースRを構成するネットワークまたは装置の部品(ハードウェア資源)であり、通常のルーティングプロトコルで配布されない下位レイヤの物理的な機器の構成要素を表す。パーツPは、例えば、図4に示される回線カード、インターフェイス、ファイバなどが挙げられる。パーツIDは<パーツ種別ID、パーツ製造ID>の組合せで構成されている。パーツIDは、通信システム1内の各パーツPに対してユニークに割り当てられている。パーツIDは、例えば、SRG番号である。
まず、パーツ種別IDは障害要因となるパーツPの種類を表す。パーツPの種類は、回線カードや、ファイバ回線などパーツPの用途を識別する単位に設定してもよいし、同じイーサネット(登録商標)の回線カードでも、A社が製造する回線カードと、B社が製造する回線カードとで、別々のパーツ種別IDを割り当ててもよい。よって、通信システム1は、同じパーツ種別IDを有する複数のパーツPから構成されてもよい。
次に、パーツ製造IDは、パーツ種別IDごとに割り当てられるIDである。これは、例えば、A社が製造する複数の回線カードには、それぞれユニークな(別々の)パーツ製造IDが割り当てられる。例えば、パーツ製造IDは、各製品にメーカが割り当てる製造番号である。よって、A社とB社とでは、独立に製造番号を割り当てられるので、通信システム1は、同じパーツ製造IDを有する複数のパーツPから構成されてもよい。しかし、パーツ種別IDとパーツ製造IDとの組で構成されるパーツIDは、通信システム1内の各パーツPに対してユニークに割り当てられている。
パーツIDに関する情報は、各ノードNが保持し、ルーティングプロトコルにより、ネットワーク内の他のノードNおよび故障箇所発見装置3間に配布される。
図5は、故障箇所発見装置3を示す構成図である。故障箇所発見装置3は、記憶手段(パス情報データベース20、トポロジデータベース22、および、故障情報データベース24)と、制御手段(故障パーツ発見部26、および、故障パーツ出力部28)とを備える。
まず、パス情報データベース20は、通信ネットワーク2内のパスCの中継経路(使用しているリソースR)に関する情報を記録する。この情報は、パスIDと、パスIDの始点から終点までの経路上のリソースRのリソースIDとの対応情報を含む。これにより、所定のパスIDのパスCが故障したときには、このパス情報データベース20を検索することにより、その故障したパスCを構成するリソースRのリソースIDを取得することができる。
次に、トポロジデータベース22は、ルーティングプロトコルにより配布されている経路情報などから作成されるネットワークトポロジを格納する。さらに、トポロジデータベース22は、リソースIDとパーツIDとの対応情報を保持する。
リソースIDとパーツIDとの対応情報を具体的に説明する。図4の例では、1つのノードNに、2つのリンクL(L1,L2)が接続されており、パーツPは、ファイバ、インターフェイス、回線カード、装置の4つの階層で構成されている。各階層には、異なるパーツ種別IDが付与されている。
2つのリンクL(L1,L2)は、装置と回線カードとを共用しているが、インターフェイスとファイバは、別々のものを使用している。よって、リソースID(リンク#A)は、パーツIDの集合<装置#1、回線カード#2、インターフェイス#31、ファイバ#41>と対応づけられる。また、リソースID(リンク#B)は、<装置#1、回線カード#2、インターフェイス#32、ファイバ#42>と対応づけられる。
このリソースIDとパーツIDとの対応情報は、例えば、ルーティングプロトコルにより、通信ネットワーク2内に配布される。この情報より、リンクL1とリンクL2は、同時に故障する可能性があり、要因としては共用している装置の故障と、共用している回線カードの故障がある。一方、インターフェイスまたはファイバの故障については、1つのパーツPだけ故障したときには、その故障に起因して発生するリンクLの故障は片方だけであり、同時には故障しない。
そして、故障情報データベース24は、通信ネットワーク2の故障に関する情報を格納する。具体的には、故障箇所発見装置3は、故障が発生したときに、図6に示すフローチャートに従う動作を行うことにより、図7に示すように故障情報データベース24を更新する。
以下、通信システム1の動作について、図1から図5および図7を参照しつつ、図6のフローチャートに沿って説明する。図6は、故障箇所発見処理を示すフローチャートである。
まず、故障箇所発見装置3は、パスCの故障を検出する(S101)。つまり、故障箇所発見装置3は、パスCの故障を検出した発側ノードNS(または着側ノードNE)から、故障したパスCを特定可能な情報(GMPLSではTunnelID、LSPID、終端ノードNのアドレスなど)を含む故障発生通知を受信する。故障箇所発見装置3は、特定可能な情報からパス情報データベース20を参照することにより、そのパスCのパスIDを取得する。
次に、故障箇所発見装置3は、パスCの故障通知をまとめて故障パスリストを作成する(S102)。つまり、故障箇所発見装置3は、S101の故障発生通知の内容を故障情報データベース24に保存し、所定期間(一定時間など)のタイマを起動する。そのタイマが終了するまでの間に受信した故障発生通知は、S101の故障発生通知と同時に発生した故障として、故障情報データベース24に保存される(図7(a)の左列を参照)。
なお、図7(a)の右列は、左列のパスCが使用するリソースIDのリストとなっている。例えば、パス#1は、3つのリソースR(R1,R2,R4)を経由するパスCである。S102のタイマが終了すると、故障パーツ発見部26は、図7(a)の左列を検索キーとして、パス情報データベース20を検索することにより、図7(a)の右列を取得する。
そして、故障箇所発見装置3は、故障パスリスト(図7(a))から故障リソースリスト(図7(b))を作成する(S103)。具体的には、各リソースRをRi(i=1、2、…、N)とし、i=1〜Nまでに対して以下の手順1から手順3まで適用することにより、リソースRを選別する。
手順1:パス情報データベース20を検索し、リソースRiに含まれる全てのパス数をカウントし、PAとする。
手順2:図7(a)を参照し、Riを使用しているパスCの数をカウントし、PBとする。
手順3:条件(PA−PB)/PA≦閾値α(第1閾値)を満たす場合、リソースRiを故障リソースRとして、図7(b)の左列の故障リソースリストに追加する。
ここで閾値αは、0以上1以下の実数である。基本的には故障したリソースRに収容される全てのパスCはサービス断となるので、α=0として、手順3の条件式を満たすリソースRが故障したリソースRである。これにより、故障したリソースRを検出する精度が向上する。
一方、ノードNから故障箇所発見装置3ヘの故障発生通知の到着が遅れたため、故障は発生したが故障情報データベース24に含まれないパスCが存在するケースもある。そのときには、例えば、α=0.2などαを0より大きな値とする。これにより、迅速に故障が発生したリソースRを発見できる。
そして、故障箇所発見装置3は、故障リソースリスト(図7(b))から故障パーツリスト(図7(c))を作成する(S104)。そのために、まず、故障箇所発見装置3は、トポロジデータベース22を検索することにより、故障リソースリスト(図7(b)の左列)から、その各リソースRが使用するパーツPのリスト(図7(b)の右列)を作成する。
故障リソースリストの作成が完了すると、リスト内のリソースRの情報から、さらにトポロジデータベース22を検索して、リソースRに付与された階層化SRG番号を検索し、該当するSRG情報を故障SRG候補リストに追加し、故障パーツリストを作成する。
次に故障パーツ発見部26は故障が発生したパーツPを発見する処理として、図7(b)の右列に含まれる全てのパーツPに対して以下の手順4〜手順6を適用する。
手順4:所定のパーツPについてトポロジデータベース22を検索し、所定のパーツPを含むリソースRの数をカウントする。このリソースRの数をQAとする。
手順5:所定のパーツPについて故障リソースリストに含まれている全リソースRの数をカウントする。この数をQBとする。
手順6:条件QA/QB≧閾値β(第2閾値)を満たす場合、所定のパーツPを故障したパーツPとして、図7(c)の故障パーツリストに追加する。
ここで、閾値βは、0以上1以下の実数である。基本的には故障したパーツPが1つであれば、β=1として、手順6の条件式を満たすパーツPが、故障したパーツPである。
実際には確率は低いが同時に複数のSRGが故障することがあるため、例えばβ=0.2などβを1より小さな値とすることで、多重故障が発生した場合でも故障したパーツPを発見できる。パーツIDとパーツPとは1対1に対応しているため、故障箇所発見装置3内の故障パーツリスト内に含まれるパーツIDにより、故障したパーツPを発見することができる。
さらに、故障パーツ出力部28は、S104で発見した故障パーツリストを出力する(S105)。出力の形式は、例えば、パーツIDやパーツIDに対応するパーツP名をテキスト形式で出力するシンプルなものでもよいし、ネットワークトポロジを示すマップ上に位置するパーツIDに対応するパーツPのアイコンの色を赤色にするなどの視覚的にわかりやすい形式で出力してもよい。
以上説明した本実施形態は、通信網に収容される各コネクションの中継経路の計算を行う装置および方法に関する。本実施形態は、例えば、レイヤ3のヘッダ情報を元に転送を行なうノードN網、固定長のラベルを転送するパケットに付与することで通信網内を転送するMPLS通信網、TDMのタイムスロットや光の波長を一般化ラベルとして扱うGMPLS通信網、ATM(Asynchronous Transfer Mode)通信網などに適用される。これにより、障害発生がどのリンクL、装置で発生したかまでを発見するだけでなく、従来の方法では困難であった、そのリンクLのファイバの断線か、そのリンクLの両端のどちらの装置か、装置のどのインターフェイスカードか、といった詳細な障害発生箇所まで特定することが可能となった。
以上説明した本発明は、以下のようにその趣旨を逸脱しない範囲で広く変形実施することができる。
例えば、故障箇所発見装置3の記憶手段における各データベースは、故障箇所発見装置3がデータアクセスできればいいので、故障箇所発見装置3の内部に格納してもよいし、故障箇所発見装置3とは別の装置に格納してもよい。
また、本実施形態で記載されている故障箇所発見装置3は、ノードNと別装置として説明されているが、ノードN内に故障箇所発見装置3を配備してもよいし、複数の装置に故障箇所発見装置3の機能を分散させてもよい。
さらに、パーツIDは、パーツPをユニークに識別するように設定されているとしたが、複数のパーツPが同時に故障する可能性があるときには、それらの複数のパーツPをまとめて、1つのパーツIDを割り当ててもよい。
本発明の一実施形態に関する通信システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するリソースの概念を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関するリソースの共用を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関するパーツIDの割り当てを示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する故障箇所発見装置を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する故障箇所発見処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する故障パーツリストの作成を示す説明図である。
符号の説明
C パス
L リンク
N ノード
P パーツ
R リソース
1 通信システム
2 通信ネットワーク
3 故障箇所発見装置
10 パス故障検出部
20 パス情報データベース
22 トポロジデータベース
24 故障情報データベース
26 故障パーツ発見部
28 故障パーツ出力部

Claims (8)

  1. パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの故障を発見する故障箇所発見方法であって、
    前記パスを構成するリソースを一意に特定するリソースID、および、前記リソースを構成する前記パーツまたは同時に故障する可能性がある前記パーツの集合を一意に特定するパーツIDを格納する記憶手段にアクセスする手段を有するコンピュータが、
    前記パスの始点または終点となるノードから、故障が発生した第1パス情報の通知を受ける手順と、
    前記第1パス情報の通知から所定時間内に、故障が発生した第2パス情報の通知を受け、前記第1パス情報と前記第2パス情報とを併せて故障パスリストを作成する手順と、
    前記記憶手段を参照し、前記故障パスリストの各パスを構成するリソースのリソースIDの少なくとも一部から構成される故障リソースリストを作成する手順と、
    前記記憶手段を参照し、前記故障リソースリストの各リソースを構成するパーツのパーツIDの少なくとも一部から構成される故障パーツリストを作成する手順と、
    前記故障パーツリストを出力する手順と、
    を実行することを特徴とする故障箇所発見方法。
  2. 前記パーツを一意に特定するパーツIDは、パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツ種別IDが同じパーツについて、一意に識別するパーツ製造IDとの組み合わせにより構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の故障箇所発見方法。
  3. 前記故障リソースリストを作成する手順は、
    所定のリソースについて、前記通信ネットワーク内に設定されたパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数と、故障したパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数との割合と、第1閾値とを比較し、
    前記故障パスリストの各パスを構成する全てのリソースのうち、前記第1閾値との比較結果により所定のリソースを選別して、故障リソース候補リストを作成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の故障箇所発見方法。
  4. 前記故障パーツリストを作成する手順は、
    所定のパーツについて、前記通信ネットワーク内に設定された所定のパーツを使用しているリソースの数と、前記故障リソースリストにある所定のパーツを使用しているリソースの数との割合と、第2閾値とを比較し、
    前記故障リソースリストの各リソースを構成する全てのパーツのうち、前記第2閾値との比較結果により所定のパーツを選別して、故障パーツリストを作成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の故障箇所発見方法。
  5. パスを設定するノードを接続する通信ネットワークにおける構成要素となるパーツの故障を発見する故障箇所発見装置であって、
    前記パスを構成するリソースを一意に特定するリソースID、および、前記リソースを構成する前記パーツまたは同時に故障する可能性がある前記パーツの集合を一意に特定するパーツIDを格納する記憶手段にアクセスする手段を有する故障箇所発見装置が、
    前記パスの始点または終点となるノードから、故障が発生した第1パス情報の通知を受けるネットワークインターフェイスと、
    前記第1パス情報の通知から所定時間内に、故障が発生した第2パス情報の通知を受け、前記第1パス情報と前記第2パス情報とを併せて故障パスリストを作成し、前記記憶手段を参照し、前記故障パスリストの各パスを構成するリソースのリソースIDの少なくとも一部から構成される故障リソースリストを作成し、前記記憶手段を参照し、前記故障リソースリストの各リソースを構成するパーツのパーツIDの少なくとも一部から構成される故障パーツリストを作成する故障パーツ発見部と、
    前記故障パーツリストを出力する故障パーツ出力部と、
    を有することを特徴とする故障箇所発見装置。
  6. 前記パーツを一意に特定するパーツIDは、パーツの種別を示すパーツ種別IDと、前記パーツ種別IDが同じパーツについて、一意に識別するパーツ製造IDとの組み合わせにより構成されること
    を特徴とする請求項5に記載の故障箇所発見装置。
  7. 前記故障パーツ発見部は、
    所定のリソースについて、前記通信ネットワーク内に設定されたパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数と、故障したパスの中で所定のリソースを使用しているパスの本数との割合と、第1閾値とを比較し、
    前記故障パスリストの各パスを構成する全てのリソースのうち、前記第1閾値との比較結果により所定のリソースを選別して、故障リソース候補リストを作成すること
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載の故障箇所発見装置。
  8. 前記故障パーツ発見部は、
    所定のパーツについて、前記通信ネットワーク内に設定された所定のパーツを使用しているリソースの数と、前記故障リソースリストにある所定のパーツを使用しているリソースの数との割合と、第2閾値とを比較し、
    前記故障リソースリストの各リソースを構成する全てのパーツのうち、前記第2閾値との比較結果により所定のパーツを選別して、故障パーツリストを作成すること
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載の故障箇所発見装置。
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