JP4267507B2 - 被覆線の被覆除去装置 - Google Patents

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本発明は、光ファイバケーブル等の被覆線から被覆を除去するための被覆線の被覆除去装置に関する。
光ファイバケーブル等から被覆を除去するための装置として、例えば互いに対向する側に刃を突出させた一対の挟み板で被覆線の端部を挟持しつつ挟み板の少なくとも一方を加熱し、この状態で挟み板側から被覆線を引き抜くことで、心線を傷付けることなく被覆を剥ぎ取ることができる被覆除去装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このような被覆除去装置の他にも、心線の傷付きを抑制しつつ被覆を除去できる種々の被覆除去装置や被覆除去方法が利用されている。例えば図8に示すように、光ファイバケーブル51内の複数の光ファイバ心線52とこれら光ファイバ心線52を一括被覆する被覆樹脂53との間に挿通させた針金状の部材54を利用する被覆除去方法等が知られている。すなわち、この被覆除去方法では、針金状の部材54を被覆樹脂53の内径側から外径側に引き出すことで、被覆樹脂53が引き裂かれるようにして光ファイバケーブル51から除去される。
また、例えば図9及び図10に示すように、筒状の部材55と、この筒状の部材55の中心穴56の内壁部分57から各々径方向に突出し且つ筒状の部材55の軸方向に互いの長手方向を向けて対向配置された一対の刃58とを備えた専用の治具59を用いる被覆除去方法等も利用されている。この被覆除去方法では、治具59の中心穴56に被覆線としての例えば光ファイバケーブル51を挿通させた状態で、治具59を光ファイバケーブル51の長手方向に移動させることで、被覆樹脂53が削り取られるようにして光ファイバケーブル51から除去される。
特開平6−265733号公報
しかしながら、上述したような被覆除去装置や被覆除去方法は、次のような課題を抱えている。
すなわち、上記特許文献に例示される装置では、被覆線を挟む挟み板を加熱するための加熱装置等が必要となるため、コスト面において課題を残すとともに装置全体が複雑な構造になる。
また、図8に示したように、被覆樹脂を引き裂くようにして行う被覆除去方法の場合、被覆樹脂と心線との間に挿通される針金状の部材によって、被覆線の外径寸法が必然的に太くなってしまうという課題がある。さらに、被覆除去対象の被覆線が上記した光ファイバケーブル等である場合、ケーブル内の針金状の部材から光ファイバ心線に加わる側圧が例えば光損失等を増加させる要因となる。
さらに、図9及び図10に示したように、治具59を用い被覆樹脂53を削り取るようにして行う被覆除去方法の場合、光ファイバ心線52を傷付けたり、また被覆樹脂53を効率的に除去できない等の不具合が生じるおそれがある。つまり、治具59では、中心穴56の内壁部分57から各々突出させた一対の刃58で被覆を除去するその構造上、中心穴56と挿通される被覆線の外径部分との間に所定のクリアランスが設けられている。したがって、図11(a)及び図11(b)に示すように、このクリアランスの影響で、被覆除去作業中に、中心穴56内で光ファイバケーブル51(被覆線)が径方向に動いてしまい、被覆を除去する際の障害となる。
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、比較的簡単な構成で、被覆除去作業に際しての心線の傷付きを抑制でき、しかも被覆の除去作業を効率良く行うことができる被覆線の被覆除去装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る被覆線の被覆除去装置は、被覆線を挿通させるべき挿通穴が形成された円筒状の被覆線挿通部材と、前記被覆線挿通部材の前記挿通穴の内壁面から径方向に突出し且つ前記挿通穴に挿通される被覆線の長手方向に対し自身の長手方向を傾斜させるようにして配置された刃と、前記被覆線挿通部材の外周面にベアリングを介して取り付けられた固定用部材と、を備え、前記ベアリングは、前記被覆線挿通部材の前記挿通穴内に挿通された前記被覆線の長手方向への前記固定用部材の移動により、前記挿通穴の前記内壁面に前記刃を傾斜させるようして配置された前記被覆線挿通部材を、その周面に沿った方向に回転させるように摺動する、ことを特徴とする。
すなわち、本発明では、被覆線挿通部材の挿通穴に被覆線を挿通させた状態で、被覆線挿通部材を被覆線の周面に沿った方向に回転させることで、挿通穴の内壁面から径方向に突出する傾斜させた刃によって、被覆線をその長手方向に移動させつつ、被覆線の被覆を螺旋状に切除して行くことができる。したがって、本発明によれば、比較的簡単な構成で、効率的な被覆除去作業を実現することができる。また、本発明によれば、被覆線の被覆に対し実質的に切り込まれる傾斜させた刃によって被覆線自体のその径方向への移動を拘束しつつ被覆を除去できるので、被覆への刃の切り込み量等が安定し被覆除去作業に際しての心線の傷付きを抑制することができる。
また、本発明の被覆線の被覆除去装置は、前記被覆線挿通部材が、前記刃の設置部分から前記挿通穴の径方向に分割可能な構造であることを特徴とする。これにより、刃に損傷等を与えることなく、被覆線からの切削物を挿通穴より取り除くことができ、被覆線挿通部材の内部を清掃することが可能となる。さらに、刃のメンテナンス等も容易に行うことができる。また、分割させておいた被覆線挿通部材で被覆線の長手方向における中間部分を挟むようにして連結することで、被覆線の中間部分の被覆をも除去することが可能となる。
さらに、本発明においては、被覆除去作業の効率や被覆の除去効果等を考慮すると、前記被覆線挿通部材の前記挿通穴に挿通される被覆線の長手方向に対しての前記刃の長手方向の傾斜角度Aは、30°≦A≦60°の範囲内にあることが望ましい。
また、本発明の被覆線の被覆除去装置は、前記被覆線挿通部材の前記挿通穴に一時的に挿通させて用いる円柱形状の刃部突出量調整部材をさらに具備することを特徴とする。すなわち、この刃部突出量調整部材を挿通穴に挿通して刃の突出量を確認することで、挿通穴の内壁面から突出する刃の突出量を被覆線からの被覆の切削に最適な状態に調整することが可能となる。ここで、被覆除去対象の被覆線の被覆径をD、当該被覆線の被覆の厚さをtとした場合、前記刃部突出量調整部材の直径dは、少なくともD−t+0.1t≦d≦D−t+0.3tを満足するものであることが望ましい。さらにこの際、前記被覆線挿通部材の挿通穴の径Hが、少なくともD×(1+0.1)≦H≦D×(1+0.3)を満足するものであれば最適である。
さらに、本発明によれば、被覆除去作業に際し、被覆線の心線に大きな側圧が加わってしまうおそれ等がないため、対象の被覆線が例えば光ファイバケーブル等である場合、心線である光ファイバの光損失等を懸念することなく、被覆除去作業を行うことができる。
このように、本発明によれば、比較的簡単な構成で、被覆除去作業に際しての心線の傷付きを抑制でき、しかも被覆の除去作業を効率良く行うことが可能な被覆線の被覆除去装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る被覆除去装置を示す斜視図、図2は、この被覆除去装置が備える被覆線挿通部材を分解して示す斜視図、図3は、図2の被覆線挿通部材を構成する第1の半筒体を示す側面図、図4は、図1の被覆除去装置により被覆が除去される光ファイバユニットを備えた光ドロップケーブルを示す断面図である。また、図5(a)は、図2の被覆線挿通部材が備える刃の突出量の調整方法を説明するための断面図、図5(b)は、刃の突出量が調整された被覆線挿通部材による被覆除去方法を説明するための断面図、図6は、この被覆除去装置を用いて行う被覆の除去方法を説明するための斜視図である。
これら図1ないし図6に示すように、この被覆除去装置1は、被覆線を挿通させるべき挿通穴2が形成された筒状の被覆線挿通部材3と、挿通穴2の内壁面5から径方向に突出する刃6と、この刃6の突出量を調整するための円柱形状の刃部突出量調整部材7とを備える。被覆線挿通部材3は、刃6の取付部分から挿通穴2の径方向に分割可能な第1及び第2の半筒体8、9からなる2ピース構造である。すなわち、被覆線挿通部材3の第2の半筒体9には、第1の半筒体8との位置決め精度を向上させるために、その各端部に円柱状に突出する一対のボス10が設けられている。一方、第1の半筒体8には、ボス10に各々嵌合する一対の嵌合孔11が形成されている。被覆線挿通部材3をこのように2ピース構造としたことで、刃6に損傷等を与えることなく、被覆線からの切削物(被覆)を挿通穴2より取り除くことができ、被覆線挿通部材3の内部を清掃することが可能となる。さらに、刃6のメンテナンス等も容易に行うことができる。また、分割させておいた第1及び第2の半筒体8、9で被覆線の長手方向における中間部分を挟むようにして、被覆線挿通部材3として連結することで、被覆線の中間部分の被覆を除去することも可能となる。
刃6は、第1の半筒体8に形成された半円溝(挿通穴2の半分を構成する部位)12の長手方向における中央部分に組み込まれている。詳細には、刃6は、第1の半筒体8の外周面から穿孔されたねじ孔13、14を介し、いわゆるイモねじ等により半円溝12の内壁面に固定されている。さらに、刃6は、挿通穴2に挿通される被覆線の長手方向(被覆線挿通部材3の軸方向)に対し自身の長手方向を傾斜させるようにして配置されている。ここで、図3に示すように、刃6の傾斜角度Aは、30°〜60°の範囲内にあることが望ましい。すなわち、刃6は、図1及び図3に示すように、半円溝12の内壁面に対し螺旋形状に延びるかたちで取り付けられている。また、螺旋状に延びる刃6の一方の端部(図1及び図3の上方部)は、挿通穴2の一方の端部から挿入される被覆線端部の被覆に切り込みを入れることができるように楔状に形成されている。さらに、刃6は、被覆線挿通部材3を被覆線の周面に沿った方向に回転させた場合に、被覆に螺旋状に切込みを入れて行くことができるように、この挿通穴2の径方向に突出する当該刃6の突出端も楔状に形成されている。
ここで、本実施形態では、被覆除去対象の被覆線としては光ファイバケーブルが適用される。詳細には、図4に示すように、光ドロップケーブル15が備える光ファイバユニット16が適用される。光ドロップケーブル15について説明すると、該ケーブルは、上記光ファイバユニット16と、所定の間隔をおいて光ファイバユニット16を挟むように対向配置された銅線やFRP等からなる第1及び第2の抗張力体17、18と、所定の間隔をおいて第1の抗張力体17を光ファイバユニット16との間で挟むようにして配置された銅線等からなる支持線19と、これらを外側から一括被覆する外被20とを備えている。さらに、光ドロップケーブル15には、支持線19を含む部位と他の部位とを分断するための首部21や、外被20の両側面に設けられた引き裂き用のノッチ22等を備えている。
被覆除去対象の光ファイバユニット16は、複数本(例えば4心〜8心)の単心光ファイバ心線23と、これら複数の単心光ファイバ心線23を束ねるようにして一括被覆する被覆(被覆樹脂)24とから構成される。被覆24の材料は、上記外被20を例えば押出被覆する際の熱で溶融することのない熱可塑性樹脂等である。また、個々の単心光ファイバ心線23の表面には、着色層25が設けられており、この着色層25は、赤、緑、黄、青といったように、互いに異なる色に着色されている。これにより、光ファイバユニット16内での単心光ファイバ心線どうしは、互いに識別可能になっている。ここで、本実施形態の被覆除去装置1では、光ファイバユニット16の上記被覆(被覆樹脂)24を除去対象とする。
上記した円柱形状の刃部突出量調整部材7は、図1及び図5(a)に示すように、被覆線挿通部材3の挿通穴2に一時的に挿通させて用いられるものであって、挿通穴2の内壁面5から挿通穴2の径方向に突出する刃6の突出量を測定できる。つまり、図5(a)に示すように、刃6は、挿通穴2の径方向に突出する当該刃6の最先端部と刃部突出量調整部材7の外周面とが当接する位置でその突出量が調整可能となる。これにより、図5(b)に示すように、光ファイバユニット16からの被覆24の切削に最適な状態に刃6の突出量を調整することが可能となる。
したがって、本実施形態に係る被覆除去装置1では、図5(b)及び図6に示すように、被覆線挿通部材3の挿通穴2に光ファイバユニット16を挿通させた状態で、被覆線挿通部材3を光ファイバユニット16の周面に沿った方向S1に回転させることで、挿通穴2の内壁面から径方向に突出する傾斜させた刃6によって、光ファイバユニット16をその長手方向Y1に移動させつつ、光ファイバユニット16の被覆24を螺旋状に切除して行くことができる。
すなわち、被覆除去装置1によれば、比較的簡単な構成で、効率的な被覆除去作業を実現できる。また、被覆除去装置1によれば、光ファイバユニット16の被覆24に対し実質的に切り込まれる傾斜させた刃6によって光ファイバユニット16自体のその径方向への移動を拘束しつつ被覆24を除去できるので、被覆24への刃6の切り込み量が安定し被覆除去作業に際しての単心光ファイバ心線23の傷付きを抑制することができる。さらに、被覆除去装置1によれば、被覆除去作業に際し、単心光ファイバ心線23に大きな側圧が加わってしまうおそれ等もないため、単心光ファイバ心線23の光損失等を懸念することなく、被覆除去作業を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態により具体的に説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図7に示すように、上述した被覆線挿通部材3の外周面に、ボールベアリング26を介して例えば円筒状の固定用部材27を取り付けたかたちの被覆除去装置28を構成してもよい。この被覆除去装置28によれば、被覆線挿通部材3を例えば手動で回転させることによる作業のばらつきを極力抑えることができる。また、この被覆除去装置28において、例えば挿通穴2内に光ファイバユニット16を挿通した状態で、光ファイバユニット16の長手方向Y2に固定用部材27を移動させることで、ボールベアリング26を介して被覆線挿通部材3がその周面に沿った方向S1に回転しつつ螺旋状に被覆24を切除して行くことができる。これにより、被覆除去作業の効率化を図ることができる。また、固定用部材27を固定した状態で、被覆線挿通部材3を上記方向S1に回転させることにより被覆24を切除して行く使用形態で被覆除去装置28を用いてもよい。
また、被覆線挿通部材3の本体部分に刃6が保持された状態でこの刃6を挿通穴2の径方向に移動させるスライド機構を設けることで、刃6の突出量を容易に調整できるようにしてもよい。
次に、本発明を実施例により詳細に説明する。ここで、後述する実施例では被覆除去装置1を用い、光ファイバユニット16からの被覆24の除去について説明を行う。
(実施例1)
この実施例は、図3に示した上記刃6の傾斜角度A、及びパラメータPの変化に対応する被覆除去状況を示すものである。すなわち、実施例1は、光ファイバユニット16の被覆径をD、被覆線挿通部材3の挿通穴2の径をH、刃部突出量調整部材7の直径をd、被覆24の被覆厚をtとし、さらに、実施条件1としてD×(1+0.1)≦H≦D×(1+0.3)、及び実施条件2としてPを式d=D−t+Pにおける変数(詳細にはdを[D−t+0t]〜[D−t+0.5t]の範囲内で変更)とした場合の結果を表1に示すものである。
Figure 0004267507
上記表1の結果から明らかなように、被覆除去作業の効率や被覆の除去効果等を考慮すると、挿通穴2に挿通される光ファイバユニット16の長手方向に対しての刃6の長手方向の傾斜角度Aは、30°≦A≦60°の範囲内にあることが望ましい。また、パラメータPは、0.1t≦P≦0.3tであること、すなわち、刃部突出量調整部材7の直径dは、D−t+0.1t≦d≦D−t+0.3tを満足するものであることが望ましい。
(実施例2)
この実施例は、被覆線挿通部材3の挿通穴2の径Hの変化に対応する被覆除去状況を示すものである。すなわち、実施例2は、刃6の傾斜角度をA、刃部突出量調整部材7の直径をd、光ファイバユニット16の被覆径をD、被覆24の被覆厚をtとし、さらに、実施条件1として、長さ40cmの光ファイバユニット16に対して行った被覆除去作業10回中の成功数、実施条件2として30°≦A≦60°、実施条件3として0.1t≦P≦0.3t(Pは式d=D−t+Pにおける変数、実施条件3は、詳細にはD−t+0.1t≦d≦D−t+0.3t)とした場合の結果を表2に示すものである。
Figure 0004267507
上記表1の結果から明らかなように、被覆線挿通部材3の挿通穴2の径Hは、少なくともD×(1+0.1)≦H≦D×(1+0.3)を満足することが望ましい。
本発明の実施形態に係る被覆除去装置を示す斜視図。 図1の被覆除去装置が備える被覆線挿通部材を分解して示す斜視図。 図2の被覆線挿通部材を構成する第1の半筒体を示す側面図。 図1の被覆除去装置により被覆が除去される光ファイバユニットを備えた光ドロップケーブルを示す断面図。 図5(a)は、図2の被覆線挿通部材が備える刃の突出量の調整方法を説明するための断面図、図5(b)は、刃の突出量が調整された被覆線挿通部材による被覆除去方法を説明するための断面図。 図1の被覆除去装置を用いて行う被覆の除去方法を説明するための斜視図。 図1の被覆除去装置と構造の異なる他の被覆除去装置を示す図。 従来の被覆樹脂を引き裂くようにして行う被覆除去方法を説明するための図。 従来の被覆樹脂を削り取るようにして行う被覆除去方法を説明するための断面図。 図9の被覆除去方法を説明するための側面図。 図9の被覆除去方法による課題を説明するための断面図。
符号の説明
1,28…被覆除去装置、2…挿通穴、3…被覆線挿通部材、5…内壁面、6…刃、7…刃部突出量調整部材、8…第1の半筒体、9…第2の半筒体、15…光ドロップケーブル、16…光ファイバユニット、23…単心光ファイバ心線、24…被覆。

Claims (7)

  1. 被覆線を挿通させるべき挿通穴が形成された円筒状の被覆線挿通部材と、
    前記被覆線挿通部材の前記挿通穴の内壁面から径方向に突出し且つ前記挿通穴に挿通される被覆線の長手方向に対し自身の長手方向を傾斜させるようにして配置された刃と
    前記被覆線挿通部材の外周面にベアリングを介して取り付けられた固定用部材と、を備え、
    前記ベアリングは、前記被覆線挿通部材の前記挿通穴内に挿通された前記被覆線の長手方向への前記固定用部材の移動により、前記挿通穴の前記内壁面に前記刃を傾斜させるようして配置された前記被覆線挿通部材を、その周面に沿った方向に回転させるように摺動する、
    とを特徴とする被覆線の被覆除去装置。
  2. 前記被覆線挿通部材は、前記刃の取付部分から前記挿通穴の径方向に分割可能な構造であることを特徴とする請求項1記載の被覆線の被覆除去装置。
  3. 前記挿通穴に挿通される前記被覆線の長手方向に対しての前記刃の長手方向の傾斜角度Aは、30°≦A≦60°の範囲内にあることを特徴とする請求項1又は2記載の被覆線の被覆除去装置。
  4. 前記被覆線挿通部材の前記挿通穴に一時的に挿通させて用いる円柱形状の刃部突出量調整部材をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の被覆線の被覆除去装置。
  5. 前記被覆線の被覆径をD、当該被覆線の被覆の厚さをtとした場合、前記刃部突出量調整部材の直径dは、少なくともD−t+0.1t≦d≦D−t+0.3tを満足することを特徴とする請求項4記載の被覆線の被覆除去装置。
  6. 前記被覆線の被覆径をDとした場合、前記被覆線挿通部材の挿通穴の径Hは、少なくともD×(1+0.1)≦H≦D×(1+0.3)を満足することを特徴とする請求項5記載の被覆線の被覆除去装置。
  7. 前記被覆線は、光ファイバ心線を被覆して構成される光ファイバケーブルであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の被覆線の被覆除去装置。
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