JP4265555B2 - ダンパ位置調整装置およびこれを備える燃焼装置 - Google Patents

ダンパ位置調整装置およびこれを備える燃焼装置 Download PDF

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この発明は、燃焼装置のバーナへの給気量を調整するためのダンパ位置調整装置と、このダンパ位置調整装置を備える燃焼装置に関するものである。特に、ガスまたは油を燃焼させる形式のボイラにおいて、そのバーナへ供給する燃焼用空気の流量を調整するために、その給気路に設けられるダンパの開度を調整するダンパ位置調整装置と、このダンパ位置調整装置を備えるボイラに関するものである。
ボイラのバーナへ空気を供給する給気路には、給気量を調整するダンパが設けられている。従来、下記特許文献1に開示されるように、高燃焼風量位置と低燃焼風量位置の二位置の内、いずれかを択一的にとるダンパが知られている。
特開平8−303759号公報
前記特許文献1に記載の発明のように、ダンパの停止位置を二者択一として制御するだけでは、排ガス温度や、排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素などの変化に基づいてダンパの位置を調整できない上、燃焼状態や燃費の改善にも限界があった。
この発明が解決しようとする課題は、排ガス温度や、排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素などが変化しても、最適な燃焼状態を維持するように、ダンパの位置を調整可能なダンパ位置調整装置と、このダンパ位置調整装置を備える燃焼装置を実現することにある。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、燃焼装置のバーナへの給気量を調整するダンパに設けられるダンパ位置調整装置であって、前記ダンパをその回転軸まわりに回転させるモータと、前記燃焼装置の排ガスの温度、またはその排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素もしくは一酸化炭素などの量を検出するセンサと、このセンサからの検出信号に基づき、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整する制御器と、前記ダンパの回転軸と前記モータの駆動軸とを着脱自在に連結して、同一軸線上で一体回転可能とするカップリングと、このカップリングを収容すると共に前記モータを保持する外ケースと、前記カップリングから半径方向外側へ棒状に延出して設けられ、前記外ケースに形成された周方向溝に先端部を突入して、前記ダンパの位置を表示すると共に、前記周方向溝の端部に当接してそれ以上の回転を阻止されることで前記ダンパの回転範囲を規制する表示指針とを備えることを特徴とするダンパ位置調整装置である。
請求項1に記載の発明によれば、排ガス温度や、排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素などを考慮した制御が可能で、これら変化に対しても自動でダンパ位置を調整して、燃焼不良を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記バーナへ供給される空気の温度を検出する外気温センサ、前記燃焼装置の排ガスの温度を検出する排ガス温度センサ、その排ガス中の煤塵の量を検出する煤塵センサ、前記排ガス中の窒素酸化物の量を検出する窒素酸化物センサ、前記排ガス中の酸素の量を検出する酸素センサ、および前記排ガス中の一酸化炭素の量を検出する一酸化炭素センサの内、複数のセンサを備え、前記制御器は、この複数のセンサからの検出信号に基づき、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整することを特徴とする請求項1に記載のダンパ位置調整装置である。
請求項2に記載の発明によれば、給気される空気温度、排気される排ガス温度、その排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素の量の内、複数の要素を考慮した制御が可能で、これら変化に対しても自動でダンパ位置を調整して、燃焼不良を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記制御器は、前記複数のセンサについて予め設定された優先度に基づき、この優先度の高いセンサからの検出信号を優先して、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整することを特徴とする請求項2に記載のダンパ位置調整装置である。
請求項3に記載の発明によれば、複数のセンサに優先度を付けて制御することで、簡易な制御で燃焼不良を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、既設または既存の燃焼装置に適用され、既設または既存のダンパの回転軸に、前記モータにより駆動される駆動軸を連結して取り付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のダンパ位置調整装置である。
請求項4に記載の発明によれば、既設または既存の燃焼装置への後付けが可能である。従って、既設または既存の燃焼装置であっても、各種センサに基づくダンパの回転停止位置の調整が可能となる。
さらに、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のダンパ位置調整装置を備えることを特徴とする燃焼装置である。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の作用効果を奏するボイラなどの燃焼装置を提供することができる。
この発明のダンパ位置調整装置およびこれを備える燃焼装置によれば、排ガス温度や、排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素などが変化しても、ダンパの位置を調整することで、最適な燃焼状態を維持することができる。
つぎに、この発明の実施の形態について説明する。
本発明のダンパ位置調整装置は、小型貫流ボイラなどの水管ボイラ、給湯器、吸収式冷凍機の再熱器などの各種燃焼装置(熱機器)に適用される。この燃焼装置は、バーナの他、このバーナの燃焼によって加熱される吸熱体群を有する。また、燃焼装置には、バーナへ燃焼用空気を供給する給気路に、その供給空気流量を調整可能にダンパが設けられている。このダンパは、給気路に設けられた弁であり、回転軸まわりに回転可能とされた板材からなる。従って、ダンパの回転停止位置を調整することで、バーナ側へ供給される空気流量を調整することができる。
ダンパ位置調整装置は、ダンパの回転軸を調整可能に可動する装置である。そのために、ダンパ位置調整装置は、ボイラなどの燃焼装置において、そのバーナへの給気路に設けられるダンパの回転軸に取り付けられる。このダンパ位置調整装置は、既設または既存の燃焼装置に対し、その既設または既存のダンパの回転軸に後付け可能な構成とできる。
ダンパ位置調整装置は、ダンパの回転軸に連結される駆動軸を備え、回転停止位置を任意に調整可能なモータにて前記駆動軸を回転させる。これにより、前記回転軸ひいてはダンパは、その回転停止位置が調整される。前記モータとして、典型的にはステッピングモータ(パルスモータ)が使用される。
ダンパ位置調整装置は、さらに制御器を備える。この制御器は、駆動軸が指定の回転停止位置で停止するようモータを制御する。本実施形態のようにステッピングモータを使用する場合には、ステッピングモータへ駆動パルスからなる制御信号を送ることで、モータひいてはダンパを所望の角度だけ正転または逆転することができる。
制御器によるダンパの開閉制御は、各種センサの出力に基づき調整可能である。センサの種類は特に問わないが、バーナへ供給される空気の温度を検出する外気温センサ、燃焼装置の排ガスの温度を検出する排ガス温度センサ、その排ガス中の煤塵の量(濃度)を検出する煤塵センサ、排ガス中の窒素酸化物の量(濃度)を検出する窒素酸化物センサ、排ガス中の酸素の量(濃度)を検出する酸素センサ、排ガス中の一酸化炭素の量(濃度)を検出する一酸化炭素センサなどの内、一または複数のセンサが使用される。各センサの取付位置は適宜に設定されるが、外気温センサは給気路などに設けることができ、排ガス温度センサ、煤塵センサ、窒素酸化物センサ、酸素センサ、および一酸化炭素センサは、排ガス路(煙突)に設けられる。
燃焼装置がボイラの場合、制御器は、その運転工程に応じて、ダンパを低燃焼風量位置または高燃焼風量位置に切り替えるようにモータを制御するが、前記各種センサからの検出信号に基づき、前記各位置を調整する。これにより、外気温、排ガス温度、排ガス中の煤塵量、窒素酸化物量、酸素量、または一酸化炭素量を考慮した制御が可能である。
たとえば、外気温センサを備えた場合、その出力に基づいて回転停止位置を調整することができる。よって、たとえばバーナに供給される空気の空気比を調整して、外気温に左右されず、空気比一定の運転を続けることができる。ここで、空気比とは、実際燃焼空気量/理論燃焼空気量をいう。つまり、「燃焼に際して実際に必要な空気量」/「燃焼に際して理論上必要な空気量」を「空気比」という。空気は、外気温の変化に伴い体積が変化するが、外気温センサを設けることで、この体積変化に容易に対応することができる。
また、煤塵センサを用いる場合は、煤塵量が少なくなる方向にダンパを調整する。窒素酸化物センサや一酸化炭素センサの場合は、窒素酸化物または一酸化炭素が少なくなる方向にダンパを調整する。酸素センサの場合は、最適燃焼状態の酸素濃度に維持するようダンパを調整するか、または前記外気温センサと同様に、空気比が一定になるようにダンパを調整する。また、排ガス温度センサは、排ガス温度に基づき、最適燃焼状態となるように、ダンパを調整する。
これらセンサは、いずれか一つだけ使用して制御してもよいし、複数のセンサを組み合わせて使用しつつ、ダンパの調整を行ってもよい。複数のセンサを用いる場合、予め設定された優先度に基づき、その優先度の高いセンサからの検出信号を優先して制御することができる。
以下、この発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のダンパ位置調整装置は、ボイラだけでなく、吸収式冷凍機の再熱器などにも適用可能であるが、ここでは水管ボイラの一種である貫流式の蒸気ボイラに適用した例について説明する。
図1は、本発明のダンパ位置調整装置の一実施例が適用されたボイラを示す概略縦断面図である。また、図2は、図1のII−II断面図である。
本実施例のボイラ1は、バーナ2と多数の伝熱管3,3…が配置された缶体4を備える。バーナ2は、缶体4の一端部に設けられ、本実施例では平面状の燃焼面(予混合気噴出面)を有する完全予混合式のものが採用されている。缶体4には、バーナ2側の一端部に、送風機5からの燃焼用空気をバーナ2へ送る給気路6が接続され、バーナ2と反対側の他端部に、缶体4からの排ガスを排出する排ガス路(煙突)7が設けられる。給気路6には、送風機5の下流側に、バーナ2側へ送り出す空気量を調整するダンパ8が設けられている。このダンパ8は、給気路6の流路方向と直交するように配置された回転軸9まわりに回転可能な板材である。給気路6を構成するダクトの内側に、ダンパ8が回転可能に保持されることで、その回転角度を調整して、バーナ2側へ送り出す空気量を調整することができる。
給気路6には更に、ダンパ8の下流側に、燃料ガスを給気路6内へ噴出するガス燃料供給管10が設けられている。このガス燃料供給管10を介して給気路6内へ燃料ガスを噴出することで、バーナ2側へ送る空気に燃料ガスを混合することができる。このガス燃料供給管10には、燃料流量調整バルブ11が設けられており、噴出させる燃料ガスの流量を調整することができる。
缶体4内に設けられる各伝熱管3は、上部管寄せ12と下部管寄せ13との間に配置される。また、図2に示すように、缶体4の両側壁に沿って配置された外側伝熱管14,14…は、板状部15にて互いに連結されており、水管壁16,16を形成している。この一対の水管壁16,16と上部管寄せ12および下部管寄せ13との間で、バーナ2の燃焼によって生ずる燃焼ガスは、排ガス路7へ向けて直線状に流通するよう導かれる。
給気路6のダンパ8には、本発明のダンパ位置調整装置が設けられる。本実施例のダンパ位置調整装置は、給気路6を構成するダクトの外面に設置され、ダンパ8の回転軸9を操作することで、ダンパ8による給気路6の開度を変えて燃焼用空気の流量を調整する。
図3から図5は、本実施例のダンパ位置調整装置17を示す図であり、図3は本体部18の斜視図であり、図4は使用状態を示すシステム構成図であり一部を断面にして示しており、図5は回転異常検出手段19およびダンパ位置表示手段20を示す断面図である。
本実施例のダンパ位置調整装置17は、ダンパ8の回転軸9に着脱自在に連結される駆動軸21を備え、この駆動軸21は、減速機22を介してモータ23にて回転可能である。このモータ23としては、回転停止位置を任意に調整可能なモータが使用される。本実施例ではステッピングモータ(パルスモータ)23が使用される。
前記駆動軸21は、ダンパ8の回転軸9と、カップリング24を介して連結されることで、同一軸線上で一体回転可能とされる。本実施例のカップリング24は、段付き円柱形状とされ、その中央部には軸方向に貫通して段付き穴25,26が形成されている。その小径穴25には前記駆動軸21が挿入され、この駆動軸21は取付ネジ27にてカップリング24と一体化される。一方、大径穴26にはダンパ8の回転軸9が挿入可能とされ、この回転軸9はキー28にてカップリング24と一体回転可能とされる。そのために、回転軸9およびカップリング24の大径穴26には、それぞれキー溝29,30が形成されている。
このようなカップリング24は、一端部に駆動軸21が挿入された状態で、他端部が軸受31を介してダンパ位置調整装置17の外ケース32に回転可能に保持される。この外ケース32には、一端部に前記減速機22およびステッピングモータ23が保持され、他端部にカップリング24のキー溝30付きの大径穴26を露出した状態で、カップリング24や回転異常検出手段19を内部に密閉する構造である。
回転異常検出手段19は、被検出板33と検出器34とを備える。被検出板33は、カップリング24の軸方向中央部の段付き部に、半径方向外側へ延出して固定される。本実施例の被検出板33は、薄い円板からなり、ステンレスなどの金属製である。この被検出板33は、カップリング24や駆動軸21と同心に設けられる。被検出板33の外周部の一部には、周方向等間隔に多数のスリット35,35…を形成したスリット形成領域36が設けられる。本実施例では、四分の一(90度)の円弧分だけ、スリット形成領域36が設けられる。スリット形成領域36に形成される各スリット35は、同一の形状および大きさである。本実施例では、被検出板33の半径方向に沿った細長い矩形状の溝が、周方向に沿って等間隔に打ち抜き形成されている。
このスリット35を検出するための検出器34は、前記外ケース32に固定される。本実施例の検出器34は、透過型フォトインタラプタからなり、発光素子37と受光素子38との間に被検出板33の外周部が介在された状態に取り付けられる。検出器34の発光素子37と受光素子38との間に被検出板33を介在させることで、検出器34と対応した位置(発光素子37から受光素子38への光路と対応した位置)に被検出板33のスリット35が配置されるか否かにより、受光素子38における発光素子37からの受光の有無が切り替えられる。これにより、検出器34は、被検出板33に形成したスリット35の検出が可能とされる。
ダンパ位置調整装置17は、図5においてスリット形成領域36の時計方向の端部スリット39が、検出器34と対応した位置に配置された状態で、ダンパ8が給気路6を全閉状態とするように位置決めされて、ダンパ8の回転軸9に取り付けられる。ダンパ8の板面に対する回転軸9のキー溝29の位置は予め定まっているので、カップリング24に形成するキー溝30の周方向位置と、カップリング24に取り付ける被検出板33の周方向位置とを調整しておくことで、前記位置決めは容易になされる。
そして、本実施例では、スリット形成領域36は、被検出板の90度分だけ形成しているので、スリット形成領域36の時計方向の端部スリット39が、検出器34と対応した位置に配置された状態では、上述したようにダンパ8が給気路6を全閉する一方、スリット形成領域36の反時計方向の端部スリット40が、検出器34と対応した位置に配置された状態では、ダンパ8が給気路6を全開することになる。
このような構成のダンパ位置調整装置17(本体部18)は、給気路6を構成するダクトの外面に設けられる。その際、そのダクトを貫通して外部へ突出したダンパ8の回転軸9に、カップリング24を介して駆動軸21が連結される。このような構成であるから、本実施例のダンパ位置調整装置17は、既設または既存のボイラ1にも容易に後付けできる。
ところで、ボイラ1を点検,保守する人は、ダンパ8の位置を容易に視認できることが望ましい。そこで、本実施例のダンパ位置調整装置17には、ダンパ8の回転方向の位置を表示するダンパ位置表示手段20が設けられている。本実施例のダンパ位置表示手段20は、カップリング24から半径方向外側へ延出するよう設けられる棒状の表示指針41と、外ケース32に形成した周方向溝42に設けられる表示板43とを備える。
図示例の表示指針41は、その基部44が、カップリング24の外周面に取り付けられる。そして、この基部44の一端部から外方へ延出して、丸棒状の指針本体45が形成されている。この指針本体45の先端部には、先端側へ行くに従って互いに近接する傾斜面46,46が形成されている。この傾斜面46,46同士が突き当たることで形成される線状の先端部47は、表示指針41のカップリング24への取付状態において、カップリング24の軸方向に沿って配置される。この線状の先端部47には、蛍光塗料などを塗布するのが好ましい。
このような表示指針41は、前記基部44の中央部に形成した貫通穴を介して、カップリング24の外周面に固定ネジ48がねじ込まれることで取り付けられる。このようにしてカップリング24に固定された表示指針41の先端部は、外ケース32に形成した周方向溝42に突入して配置される。この周方向溝42は、90度よりもやや大きい角度分だけ形成されている。従って、ダンパ8の回転異常が発生しても、表示指針41が周方向溝42の端部に当接することで、それ以上の回転が阻止される。
外ケース32の外周面には、前記周方向溝42を覆うように、可撓性を有する透明の表示板43が設けられる。この表示板43は透明であるから、外ケース32の外部から表示指針41を視認することができる。従って、指針本体45の移動具合で、回転軸9つまりダンパ8の位置を知ることができる。本実施例の表示板43には、「0」から「9」までの数値が等間隔に付されている。ダンパ8が全閉時には表示指針41(指針本体45の先端部47)が「0」を示し、ダンパ8が全開時には表示指針41が「9」を示すように構成されている。
本実施例のダンパ位置調整装置17は、さらに制御器(制御手段)49を備える。この制御器49は、前記ステッピングモータ23と前記検出器34とに接続されている。これにより、ダンパ8の回転異常を監視しつつ、モータ23の回転を制御することができる。モータ23を制御するために、制御器49は、ステッピングモータ23への駆動パルスを含む制御信号の作成回路を有し、その作成した制御信号をステッピングモータ23へ出力可能である。これにより、ステッピングモータ23は、正転または逆転と、その回転角が任意に制御される。また、駆動パルスの間隔を変えることで、回転速度が制御される。
実際にダンパ8を開閉制御するに際し、制御器49は、まずダンパ8の全閉位置を原点とするために原点検出動作を行う。本実施例では、まず図5において、反時計方向へ被検出板33を回転させる。いま被検出板33のスリット形成領域36内に検出器34が配置されているとすれば、被検出板33の回転に伴い検出器34は定期的にスリット35を検出するので、その検出パルスが検出信号として制御器49へ入力される。そして、検出器34がスリット形成領域36外に配置されるまで被検出板33が回転されると、パルスが検出されなくなる。所定時間パルスが検出されないと、制御器49は検出器34がスリット形成領域36外にあると認識し、回転方向を逆方向へ切り替える。すなわち、本実施例では、被検出板33を時計方向へ逆転させ、最初にパルス(時計方向の端部スリット39)が検出された位置を原点とする。この時計方向への回転による原点確認は、回転方向切替え前の反時計方向の回転よりも微速でなされる。
このようにして検出された原点は、ダンパ8の全閉位置と対応しているので、この状態を基準として、制御器49はステッピングモータ23へ駆動信号を出力し、ダンパ8を開閉制御することができる。制御器49は、ダンパ8の開閉のためにステッピングモータ23を駆動すれば、それに伴い検出器34からスリット35の検出信号がパルスとして取得される。従って、制御器49は、検出器34からの検出信号をモータ23への制御信号と比較して、ダンパ8の回転異常を監視することができる。具体的には、ステッピングモータ23への駆動パルスからなる制御信号と、検出器34によるスリット35の検出パルスからなる検出信号とを比較し、回転異常の有無を監視する。
たとえば、ステッピングモータ23へ駆動パルスを送ったのに、検出器34から検出パルスが検出されない場合に、回転異常と検知する。この際、検出器34からの検出パルスは、ステッピングモータ23への駆動パルスの周波数と異なるのが通常であるから、この相違を考慮して制御する。たとえば、駆動信号の所定パルス分の時間が経過しても、なお検出信号のパルスが一つも検出されない場合に、はじめて回転異常と判断するよう制御する。回転異常と検知した場合、制御器49は、ボイラ1の制御盤(図示省略)へ停止信号SPを送り、燃焼を停止させるなどの処置を行う。また逆に、ステッピングモータ23へ駆動パルスを送っていないのに、検出器34からパルスが検出された場合にも、回転異常を検知することができる。
ところで、バーナ2へ供給される空気温度(外気温)、ボイラ1の排ガス温度、その排ガス中の煤塵、窒素酸化物(NO)、酸素(O)または一酸化炭素(CO)の量(濃度)などに基づき、ダンパ8の回転停止位置を調整するために、ダンパ位置調整装置17には各種センサ50,51を備えるのがよい。このようなセンサとして、温度センサ、煤塵センサ、NOセンサ、Oセンサ、COセンサなどを挙げることができる。このようなセンサは、一つだけ設けてもよいし、複数種設けてもよい。各センサ50,51は制御器49に接続されており、検出信号が制御器49へ入力される。
本実施例では、ダンパ位置調整装置17の外ケース32に、第一センサ50を設ける一方、ボイラ1の缶体4出口における排ガス路7に、第二センサ51を設けている。第一センサ50は、サーミスタからなる外気温センサであり、第二センサ51は、排ガス温度を計測する排ガス温度センサの他、その排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素または一酸化炭素の量を計測する煤塵センサ、NOセンサ、OセンサまたはCOセンサなどの内からいずれか一以上のセンサを採用して取り付けられる。
ただし、必ずしも第一センサ50と第二センサ51の両方を設ける必要はなく、いずれか一方のセンサだけを使用して制御することも可能である。また、外気温センサからなる第一センサ50は、外気温、すなわちバーナ2へ供給する空気温度を計測する。この第一センサ50は、外気温を検出できればよく、その取付位置は特に問わず、ダンパ位置調整装置17の外ケース32から離れて設置することもできる。
本実施例のダンパ位置調整装置17が設けられた蒸気ボイラ1の概略動作は、以下のとおりである。
外気吸込路52(図1)から供給される燃焼用空気(外気)は、ガス燃料供給管10から供給される燃料ガスと給気路6内において予混合され、この予混合気はバーナ2から缶体4内へ向けて噴出される。その際、予混合気は、バーナ2で着火手段(図示省略)により着火され燃焼する。この燃焼に伴い生ずる燃焼ガスは、缶体4内の各伝熱管群3,3…と熱交換して排ガスとなり、この排ガスは排ガス路7から大気中へ排出される。各伝熱管3内の水は、燃焼ガスとの熱交換により加熱され、蒸気化される。この蒸気は、上部管寄せ12に接続される蒸気取出手段(図示省略)から蒸気使用設備(図示省略)へ供給される。
本実施例のボイラ1は、高燃焼と低燃焼とを切り替えて運転する。そのために、ダンパ8は、高燃焼風量位置と低燃焼風量位置のいずれかを選択して位置決め可能である。このダンパ8の位置調整は、ダンパ位置調整装置17の制御器49が行う。つまり、制御器49には、ボイラ1から高燃焼か低燃焼かの選択信号SLが入力され、それに基づきモータ23を制御して、ダンパ8を所望の回転停止位置へ配置する。モータ23がステッピングモータの場合には、上述した原点検出動作をなした後、その原点から所望の回転停止位置まで駆動軸21が回転するように、各燃焼に対応した所定数のパルスを出力する。たとえば、高燃焼風量位置までには500パルス、低燃焼風量位置までには200パルスを出力して、ダンパ8を回転させる。この出力パルス数は、一例であり、使用モータにより異なることは勿論である。ダンパ8の回転時には、上述したように、検出器34にて回転異常が監視される。
このようにして、ボイラ1はダンパ8を低燃焼風量位置か高燃焼風量位置のいずれかに配置して運転を行うが、ダンパ8の回転停止位置は前記各種センサ50,51に基づき調整される。たとえば、外気温センサ(第一センサ)50を用いた場合には、それにより検出した外気温の変化に応じて、ダンパ8の位置を調整可能である。これにより、外気温が変化した場合でも、適切な燃焼状態および燃費で、ボイラ1を運転することができる。
具体的には、制御器49は、外気温センサ50からの出力に基づいて、高燃焼および低燃焼の各回転停止位置を補正する。つまり、外気温の高低を考慮して、前記パルス数を増減するなどして、ダンパ8の回転停止位置を調整する。このような制御器49による制御を利用して、本実施例のダンパ位置調整装置17により、たとえば空気比を一定に制御してボイラ1を運転することもできる。具体的には、制御器49は、外気温が変化してもバーナ2の空気比がほぼ一定の値となるように、モータ23の回転を制御するプログラムを記憶している。
また、外気温センサ50に代えてまたはそれに加えて、上述した煤塵センサ、NOセンサ、OセンサまたはCOセンサなどから選択した第二センサ51を用いて、ダンパ8の回転停止位置を調整可能とできる。これらセンサ51は、いずれも従来公知のセンサを利用できるが、煤塵センサについては、発光素子と受光素子との間に排ガスを介在させ、受光素子における受光強度からスモークの濃度を把握するスモーク測定装置を利用できる。このスモーク測定装置として、特願2004−78597号に開示した装置を利用することもできる。
煤塵センサを用いる場合は、煤塵量が少なくなる方向にダンパを調整する。NOセンサやCOセンサの場合は、NOまたはCOが少なくなる方向にダンパを調整する。Oセンサの場合は、最適燃焼状態の酸素濃度に維持するようダンパを調整するか、または前記外気温センサと同様に、空気比が一定になるようにダンパを調整する。また、排ガス温度センサは、排ガス温度に基づき、最適燃焼状態となるように、ダンパを調整する。
外気温センサ、排ガス温度センサ、煤塵センサ、NOセンサ、Oセンサ、COセンサなどの内、複数のセンサ50,51を用いる場合には、予め設定された優先度に基づき、その優先度の高いセンサからの検出信号を優先して制御するようにプログラムを組んで制御することができる。この優先順位は、ボイラ1の運転工程全体を通して同じであってもよいし、運転段階に応じて変更してもよい。
ところで、制御器49は、ボイラ1の燃焼停止時には、ダンパ8を駆動して、給気路6を全閉状態とする。これにより、炉内から給気路6への熱風の逆流を防止して、熱影響を最小にすることができる。また、このことは、排熱損失の抑制にもつながる。
以上の説明は、本実施例のダンパ位置調整装置17がボイラ1の出荷前に既に装備されている場合の説明であるが、同ダンパ位置調整装置17は、既設のボイラ1に簡単に装備できるように以下のように工夫されている。すなわち、既設のボイラ1が、高燃焼風量と低燃焼風量とのいずれかを選択して位置決め可能に構成されているとする。この既設ボイラ1の構成は、図4において、ダンパ位置調整装置17の本体部18がなく、代わりにモータユニット(図示省略)が装着されている。そして、ダンパ位置調整装置17を既設のボイラ1に装着するには、前記モータユニットなどを取り外し、代わりにダンパ位置調整装置17を装着すればよい。その際、前記モータユニットおよびダンパ位置調整装置17とは、給気路6を構成するダクトの外面に取り付ける固定ネジ(図示省略)の位置を同じに構成している。このような構成としているので、モータユニットなどを取り外し、ダンパ位置調整装置17を簡単に取り付けることができる。
本実施例のダンパ位置調整装置17によれば、ステッピングモータ23を用いて、ダンパ8を任意の位置に高精度で停止できる。また、各種センサ50,51と組み合わせて制御すれば、ボイラ1は良好な燃焼状態を継続可能となる。特に、外気温センサ50などを使用して、一定の空気比または酸素量で燃焼させることで、燃焼効率が向上し、燃料費を節約できる。また、被検出板33と検出器34とにより、回転異常が検出できるため、機器誤動作による燃焼不良を防止できる。
本発明のダンパ位置調整装置およびこれを備える燃焼装置は、上記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、被検出板33は円板としたが、スリット形成領域36の箇所を少なくとも備えていればよいので、扇形などにすることも可能である。
また、前述したように、ダンパ位置調整装置17は、既設ボイラ1において、既設ダンパ8の既設回転軸9に後付け可能な構成とすることができる。その場合には、既設ボイラ1を各種センサ50,51に基づきダンパ8の位置を自動調整できるので、メンテナンスフリーのボイラとすることができる。逆に、ボイラ1に最初からダンパ位置調整装置17を取り付ける場合には、その駆動軸21はダンパ8の回転軸9と共通化することができる。
また、ダンパ位置調整装置17は、既設ボイラ1においても、既設ダンパ8の既設回転軸9に後付け可能であるが、ボイラ1には、ダンパ8を開く方向が時計方向の右回りのものと、反時計方向の左回りのものがあり、またダンパ8の回転軸9のキー溝29もダンパ8の板面に対し、機種により異なる場合がある。これら異なる形式のボイラ1に対しても互換性のある部品とするために、図6に示すように、被検出板33には複数のスリット形成領域36,53を設けると共に、カップリング24に対する表示指針41の取付位置も変更可能とするのがよい。この場合、適用するボイラ1に応じて、いずれかのスリット形成領域36,53が択一的に使用される。
図6は、複数種のボイラ1に対する共通部品としての被検出板33を示す図である。この図においては、スリット形成領域36,53は、左右対称の二箇所に、それぞれ90度分ずつ形成されている。左側のスリット形成領域36は、前記実施例と同様に、ダンパ8を開く方向が時計方向(右回り)であるボイラ1に取り付ける場合に使用される。
一方、右側のスリット形成領域53は、ダンパ8を開く方向が反時計方向(左回り)であるボイラ1に取り付ける場合に使用される。この場合、ダンパ8の原点確認は、被検出板を一旦時計方向へ回転させて、検出器34をスリット形成領域53外に配置した後、反時計方向へ逆転させて、最初にスリット(反時計方向の端部スリット54)が検出された位置を原点とする。そして、その位置においてダンパ8が給気路6を全閉するように、カップリング24に対するキー溝30の周方向位置が決定されている。カップリング24に形成するキー溝30は、左右いずれのスリット形成領域36,53を使用する場合でも共通となるように、一箇所にのみ形成するのがよい。一方、本実施例では、表示指針41については、各スリット形成領域36,53に応じた取付箇所がある。つまり、いずれのスリット形成領域36,53を使用するかにより、それに応じて表示指針41のカップリング24への固定位置を変えて使用される。
ところで、図6において、左右のスリット形成領域間36,53が40度分だけ離隔しているのは、回転軸9のキー溝29が、ダンパ8の板面と垂直方向に対し20度分だけずれているボイラ1に適用されることを考慮したものである。
さらに、前記実施例では、被検出板33には同一形状のスリット35を周方向等間隔に形成したが、周方向所定角度ずつで模様の異なるスリット(図示省略)を形成して、検出器34による絶対角の認識が可能な被検出板(図示省略)を使用してもよい。この場合、原点検出動作が容易となる。
本発明のダンパ位置調整装置の一実施例が適用されたボイラを示す概略縦断面図である。 図1のII−II断面図である。 本発明のダンパ位置調整装置の一実施例を示し、その本体部の斜視図である。 図3のダンパ位置調整装置の使用状態を示すシステム構成図であり、一部を断面にして示すとともに制御状態も示している。 図3のダンパ位置調整装置の回転異常検出手段およびダンパ位置表示手段を示す断面図である。 被検出板の変形例を示す図である。
符号の説明
1 燃焼装置(ボイラ)
2 バーナ
6 給気路
7 排ガス路(煙突)
8 ダンパ
9 回転軸
17 ダンパ位置調整装置
21 駆動軸
23 モータ(ステッピングモータ)
49 制御器
50 第一センサ(外気温センサ)
51 第二センサ(煤塵センサ、NOセンサ、Oセンサ、COセンサなど)

Claims (5)

  1. 燃焼装置のバーナへの給気量を調整するダンパに設けられるダンパ位置調整装置であって、
    前記ダンパをその回転軸まわりに回転させるモータと、
    前記燃焼装置の排ガスの温度、またはその排ガス中の煤塵、窒素酸化物、酸素もしくは一酸化炭素などの量を検出するセンサと、
    このセンサからの検出信号に基づき、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整する制御器と
    前記ダンパの回転軸と前記モータの駆動軸とを着脱自在に連結して、同一軸線上で一体回転可能とするカップリングと、
    このカップリングを収容すると共に前記モータを保持する外ケースと、
    前記カップリングから半径方向外側へ棒状に延出して設けられ、前記外ケースに形成された周方向溝に先端部を突入して、前記ダンパの位置を表示すると共に、前記周方向溝の端部に当接してそれ以上の回転を阻止されることで前記ダンパの回転範囲を規制する表示指針と
    を備えることを特徴とするダンパ位置調整装置。
  2. 前記バーナへ供給される空気の温度を検出する外気温センサ、前記燃焼装置の排ガスの温度を検出する排ガス温度センサ、その排ガス中の煤塵の量を検出する煤塵センサ、前記排ガス中の窒素酸化物の量を検出する窒素酸化物センサ、前記排ガス中の酸素の量を検出する酸素センサ、および前記排ガス中の一酸化炭素の量を検出する一酸化炭素センサの内、複数のセンサを備え、
    前記制御器は、この複数のセンサからの検出信号に基づき、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載のダンパ位置調整装置。
  3. 前記制御器は、前記複数のセンサについて予め設定された優先度に基づき、この優先度の高いセンサからの検出信号を優先して、前記モータを制御して前記ダンパの回転停止位置を調整する
    ことを特徴とする請求項2に記載のダンパ位置調整装置。
  4. 既設または既存の燃焼装置に適用され、
    既設または既存のダンパの回転軸に、前記モータにより駆動される駆動軸を連結して取り付ける
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のダンパ位置調整装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のダンパ位置調整装置を備えることを特徴とする燃焼装置。
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