JP4265343B2 - 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents
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前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さくて、
前記帯電部材は、弾性部と、該弾性部を一端側にて支持し他端側に撓み支点を有する支持部と、を備え、
前記支持部材は、該他端側において前記支持部を支持し、
前記支持部が前記撓み支点を支点として撓んで前記弾性部を前記現像剤担持体に当接部にて当接させて、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電し、
前記支持部は、所定の固定点で前記支持部材に固定され、
前記固定点が、前記撓み支点となっており、
前記シール部材は、前記帯電部材の前記現像剤担持体側とは反対側において、少なくとも、前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置にわたって設けられていることを特徴とする現像装置である。
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さいことを特徴とする現像装置。
このような現像装置によれば、前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さいので、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を均一にすることができる。
かかる場合には、前記シール部材の他端側に対応する位置において、前記現像剤収容部よりも前記支持部材に前記シール部材の圧縮反発力による撓みが生じやすくなり、帯電部材から現像剤担持体への押圧力が不均一になる可能性がある。そのため、上述した効果、すなわち、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
かかる場合には、前記支持部材の長手方向の中央部に前記シール部材の圧縮反発力による撓みが生じやすくなり、帯電部材から現像剤担持体への押圧力が不均一になる可能性がある。そのため、上述した効果、すなわち、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
かかる構成の現像装置では、前記帯電部材は前記支持部の撓みを利用して前記現像剤担持体に対して押圧力を作用させる。そのため、上述した効果、すなわち、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
かかる構成の現像装置では、前記帯電部材が前記支持部の撓みを利用して前記現像剤担持体に押圧力を作用させる。そのため、上述した効果、すなわち、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
このような現像装置によれば、前記支持部が前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置まで連続的に撓み、前記帯電部材から前記現像剤担持体への押圧力を調整しやすくなる。
また、かかる現像装置において、前記支持部は、溶接により前記支持部材に固定されていることとしてもよい。
このような現像装置によれば、前記支持部材が前記支持部を支持するのに要する空間を最小限に止めることが可能で、かつ、前記支持部材が前記支持部を安定して支持することが可能である。
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さく、前記シール部材の他端側に対応する位置において、前記支持部材の剛性は、前記現像剤収容部の剛性より弱く、前記支持部材は、その長手方向の両端部にて前記現像装置に固定され、前記帯電部材は、弾性部と、該弾性部を一端側にて支持し他端側に撓み支点を有する支持部と、を備え、前記支持部材は、該他端側において前記支持部を支持し、前記支持部が前記撓み支点を支点として撓んで前記弾性部を前記現像剤担持体に当接部にて当接させて、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電し、前記支持部は、所定の固定点で前記支持部材に固定され、前記固定点が、前記撓み支点となっており、前記シール部材は、前記帯電部材の前記現像剤担持体側とは反対側において、少なくとも、前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置にわたって設けられ、前記支持部は、前記撓み支点において、前記支持部材と前記シール部材との間に挟まれ、前記支持部は、溶接により前記支持部材に固定されていることを特徴とする現像装置も実現可能である。
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さいことを特徴とする画像形成装置も実現可能である。
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さいことを特徴とする画像形成システムも実現可能である。
次に、図1を用いて、画像形成装置としてレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
定着ユニット90は、記録媒体上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を紙等の記録媒体に融着させて永久像とするための装置である。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像装置に設けられた現像剤担持体の一例としての現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
記録媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて記録媒体に融着される。
次に、制御ユニット100の構成について図2を参照しつつ説明する。図2は、プリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。制御ユニット100は、メインコントローラ101とユニットコントローラ102とを有している。
次に、図3及び図4を用いて、現像装置の一例である現像ユニットの構成例について説明する。図3は、現像ユニットの概念図であり、図4は現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面で現像ユニットを切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4では、イエロー現像ユニット54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。
次に、規制ブレード及びその周辺の構成について、図を用いて説明する。図5は、規制ブレード560の斜視図である。図6は、規制ブレード560がブレード支持板金562に固定された状態を、ゴム部560aの現像ローラ510への当接面の裏面を正面にして、示した図である。図7は、ブレード支持板金562を介してシールフレーム526に取り付けられた規制ブレード560を表した斜視図である。
ところで、前述の発明が解決しようとする課題の項で説明したように、現像剤収容部からの現像剤の漏れを適切に防止すること等を考慮して、例えば、前記シール部材を、前記一端側から前記他端側に亘って一様かつ十分に圧縮させた場合には、以下の問題が生じうる。すなわち、ブレード裏部材570による圧縮反発力により、他端(図8に示すR)側においてブレード支持板金562に力がかかり、当該ブレード支持板金562に撓みが生じる可能性がある。ブレード支持板金562に生じた当該撓みは、ブレード支持板金562に支持された規制ブレード560が撓む要因となり、規制ブレード560に生じた当該撓みに起因して、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力が不均一になる可能性がある。
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
例えば、ブレード裏部材570の他端R側に対応する位置において、ブレード支持板金562の剛性は、ハウジング540の剛性と同じであることとしてもよい。
ただし、ブレード裏部材570の他端R側に対応する位置において、ブレード支持板金562の剛性は、ハウジング540の剛性より弱い場合には、ブレード裏部材570の他端R側に対応する位置において、ハウジング540よりもブレード支持板金562にブレード裏部材570の圧縮反発力による撓みが生じやすくなり、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fが不均一になる可能性がある。そのため、上述した効果、すなわち、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fを均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
例えば、ブレード支持板金562は、その長手方向の中央部にて現像ユニット51、52、53、54に固定されていることとしてもよい。
ただし、ブレード支持板金562が、その長手方向の両端部にて現像ユニット51、52、53、54のシールフレーム526に固定されている場合には、ブレード支持板金562の長手方向の中央部にブレード裏部材570の圧縮反発力による撓みが生じやすくなり、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fが不均一になる可能性がある。そのため、上述した効果、すなわち、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fを均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
例えば、規制ブレード560は、ゴム部560aを一端L側にて支持し、他端R側に撓み支点Wを有するゴム支持部560bを備えないこととしてもよい。
ただし、規制ブレード560が、ゴム部560aと、ゴム部560aを一端L側にて支持し他端R側に撓み支点(例えば、図6に示すW)を有するゴム支持部560bと、を備えている現像ユニットにおいては、規制ブレード560はゴム支持部560bの撓みを利用して現像ローラ510に対して押圧力Fを作用させる。そのため、上述した効果、すなわち、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fを均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
例えば、固定点Wが撓み支点となっていないこととしてもよい。
ただし、固定点Wが撓み支点となっている現像ユニットにおいては、規制ブレード560はゴム支持部560bの撓みを利用して現像ローラ510に対して押圧力Fを作用させる。そのため、上述した効果、すなわち、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fを均一にすることができるという効果、がより有効に奏される。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
例えば、ブレード裏部材570は、規制ブレード560の現像ローラ510とは反対側において、撓み支点に対応する位置Oから当接部に対応する位置Pまで設けられていることとしてもよい。
ただし、ブレード裏部材570が、規制ブレード560の現像ローラ510側とは反対側において、少なくとも、撓み支点に対応する位置Oから当接部に対応する位置Pにわたって設けられていることとすると、ゴム支持部560bが撓み支点に対応する位置Oから当接部に対応する位置Pまで連続的に撓み、規制ブレード560から現像ローラ510への押圧力Fを調整しやすくなる。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
例えば、前記ゴム支持部560bは、前記撓み支点において、前記ブレード支持板金562と前記ブレード裏部材570との間に挟まれていないこととしてもよい。
例えば、ゴム支持部560bは、ネジ等によりブレード支持板金562に固定されていることとしてもよい。
ただし、ゴム支持部560bがスポット溶接によりブレード支持板金562に固定されていることとすると、ブレード支持板金562がゴム支持部560を支持するのに要する空間を最小限に止めることが可能で、かつ、ブレード支持板金562がゴム支持部560を安定して支持することが可能である。
そのため、上記実施形態の方がより望ましい。
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
30 帯電ユニット 31 HP検出部
34 装置本体側コネクタ 37 着脱専用口
40 露光ユニット 50 回転体
50a、50b、50c、50d 着脱部 50e 回転軸
51 ブラック現像ユニット 52 マゼンタ現像ユニット
53 シアン現像ユニット 54 イエロー現像ユニット
51a、52a、53a、54a 現像ユニット側メモリ
51b、52b、53b 54b 現像ユニット側コネクタ
55 支持フレーム 60 一次転写ユニット
70 中間転写体 75 クリーニングユニット
76 クリーニングブレード 80 二次転写ユニット
90 定着ユニット 92 給紙トレイ
94 給紙ローラ 95 表示ユニット
96 レジローラ 100 制御ユニット
101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ
111 CPU 112 インターフェイス
113 画像メモリ 114 メインコントローラ側メモリ
114a EEPROM 114b RAM
116 ユニットコントローラ側メモリ 116a EEPROM
120 CPU
121 シリアルインターフェース(I/F)
122 本体側メモリ 123 入出力ポート
510 現像ローラ 520 シールユニット
521 上シール 522 シール支持板金
524 シール付勢部材 526 シールフレーム
530 トナー収容部 540 ハウジング
542 上ハウジング部 544 下ハウジング部
550 トナー供給ローラ 560 規制ブレード
560a ゴム部 560b ゴム支持部
562 ブレード支持板金 562a 第一折り曲げ部
562b 支持部 562c 第二折り曲げ部
564 ネジ穴 566 ネジ
568 現像ローラ支持穴 570 ブレード裏部材
572 開口 700 画像形成システム
702 コンピュータ 704 表示装置
706 プリンタ 708 入力装置
708A キーボード 708B マウス
710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置 802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー
Claims (7)
- 現像剤を収容するための現像剤収容部と、
前記現像剤を担持するための現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接して、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材を支持するための支持部材と、
一端側が前記現像剤収容部と前記帯電部材とによって、他端側が前記現像剤収容部と前記支持部材とによって、それぞれ圧縮された状態にて設けられ、前記現像剤収容部からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置において、
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さくて、
前記帯電部材は、弾性部と、該弾性部を一端側にて支持し他端側に撓み支点を有する支持部と、を備え、
前記支持部材は、該他端側において前記支持部を支持し、
前記支持部が前記撓み支点を支点として撓んで前記弾性部を前記現像剤担持体に当接部にて当接させて、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電し、
前記支持部は、所定の固定点で前記支持部材に固定され、
前記固定点が、前記撓み支点となっており、
前記シール部材は、前記帯電部材の前記現像剤担持体側とは反対側において、少なくとも、前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置にわたって設けられていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記シール部材の他端側に対応する位置において、前記支持部材の剛性は、前記現像剤収容部の剛性より弱いことを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の現像装置において、
前記支持部材は、その長手方向の両端部にて前記現像装置に固定されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置において、
前記支持部は、前記撓み支点において、前記支持部材と前記シール部材との間に挟まれていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置において、
前記支持部は、溶接により前記支持部材に固定されていることを特徴とする現像装置。 - 現像剤を収容するための現像剤収容部と、
前記現像剤を担持するための現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に当接して、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材を支持するための支持部材と、
一端側が前記現像剤収容部と前記帯電部材とによって、他端側が前記現像剤収容部と前記支持部材とによって、それぞれ圧縮された状態にて設けられ、前記現像剤収容部からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置を備える画像形成装置において、
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さくて、
前記帯電部材は、弾性部と、該弾性部を一端側にて支持し他端側に撓み支点を有する支持部と、を備え、
前記支持部材は、該他端側において前記支持部を支持し、
前記支持部が前記撓み支点を支点として撓んで前記弾性部を前記現像剤担持体に当接部にて当接させて、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電し、
前記支持部は、所定の固定点で前記支持部材に固定され、
前記固定点が、前記撓み支点となっており、
前記シール部材は、前記帯電部材の前記現像剤担持体側とは反対側において、少なくとも、前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置にわたって設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - コンピュータ、及び、
このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、現像剤を収容するための現像剤収容部と、前記現像剤を担持するための現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接して、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電する帯電部材と、前記帯電部材を支持するための支持部材と、一端側が前記現像剤収容部と前記帯電部材とによって、他端側が前記現像剤収容部と前記支持部材とによって、それぞれ圧縮された状態にて設けられ、前記現像剤収容部からの現像剤の漏れを防止するためのシール部材と、を有する現像装置を備える画像形成装置、
を具備した画像形成システムにおいて、
前記他端側における前記シール部材の圧縮度合いは、前記一端側における前記シール部材の圧縮度合いより小さくて、
前記帯電部材は、弾性部と、該弾性部を一端側にて支持し他端側に撓み支点を有する支持部と、を備え、
前記支持部材は、該他端側において前記支持部を支持し、
前記支持部が前記撓み支点を支点として撓んで前記弾性部を前記現像剤担持体に当接部にて当接させて、前記現像剤担持体に担持された現像剤を帯電し、
前記支持部は、所定の固定点で前記支持部材に固定され、
前記固定点が、前記撓み支点となっており、
前記シール部材は、前記帯電部材の前記現像剤担持体側とは反対側において、少なくとも、前記撓み支点に対応する位置から前記当接部に対応する位置にわたって設けられていることを特徴とする画像形成システム。
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