JP4262818B2 - 鉄−ニッケル系合金部材およびガラス封止部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はガラスからなる部材を封止する鉄−ニッケル系合金部材およびガラスを鉄−ニッケル系合金部材で封止したガラス封止部品に関し、さらに詳しくは新規に用いられるガラスを封止するのに好適な鉄−ニッケル系合金部材およびこの鉄−ニッケル系合金部材で封止したガラス封止部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来光素子センサや半導体レーザ装置などのガラス封止部品に用いられるガラスは、その熱膨張係数が30℃から30℃を超え400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が45×10-7/℃から55×10-7/℃程度であり、このガラスの封止に用いられる金属(合金)材としては、この熱膨張係数に近似するものが用いられてきた。この合金材としては、主として42アロイといわれるFe−42Ni(重量%、以下同)やコバールといわれるFe−29Ni−17Coが用いられてきた。これらの合金材は、30℃から30℃を超え400℃までの任意の温度間における熱膨張係数がおおよそ50×10-7/℃程度であり、封止されるガラス材と近似した熱膨張係数を有するために、有用な封止材料であった。
【0003】
しかしながら、近年封止されるガラスに検討が加えられるようになり、従来用いられることのなかったはんだガラスなどの低融点ガラスが実用化されつつある。
【0004】
ところがこの低融点ガラスは、従来用いられていたガラスよりも熱膨張係数が高い傾向にあり、そのまま封止しようとしても、十分な封止は達成されない。
そこで例えば特開平7−176825号公報に示されているような手段を用いて上記課題を解決することが試みられている。
【0005】
すなわち、Fe−29Ni−17Co合金を加熱処理して酸化膜を形成し、この酸化膜と低融点ガラスとの良好な密着性を利用して封止し、この後電解ニッケルめっきなどを施すというものである。
【0006】
しかしながら良好な密着性を利用するといっても元々が熱膨張係数に差のある二部材を密着させるものであり、この熱膨張係数の差が熱サイクルなどにより封止の信頼性を低下させていた。
【0007】
またこの公報には、ニッケル成分が49〜52%である鉄−ニッケル合金(52アロイ)を用いて封止することにより、上記課題を解決しようとしているが、52アロイの熱膨張係数はおよそ90×10-7/℃程度とやはり低融点ガラスの熱膨張係数60×10-7/℃〜75×10-7/℃とは合致せず、上記Fe−29Ni−17Co合金を加熱処理するものと同様の課題を残している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、新規の低融点ガラスをFe−29Ni−17Co合金を加熱処理したものを用いたり、また52アロイを用いて封止しようとしても、根底にある熱膨張係数の差に起因して熱サイクルに伴うクラックの発生、封止の信頼性の低さ、などの課題は何等解決されていない。
上記課題を鑑みて本発明では、熱サイクルに伴うクラックの発生が発生せず、また封止の信頼性の高い封止部品の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明者は、まず鉄−ニッケル系合金部材が封止する新規の低融点ガラスと30℃から200℃ないし400℃までの任意の温度間における熱膨張係数がほぼ同等であることをまず規定し、かつ封止の接合に寄与するパラメータとしてJIS B 0601-1994 に規定する算術平均粗さRaおよびJIS B 0601-1994 に規定する凹凸の平均間隔SmおよびSm/Raを規定することにより、新規の低融点ガラスの封止用鉄−ニッケル系合金部材が得られることを見出した。
【0010】
すなわち本発明の鉄−ニッケル系合金部材は、ガラスからなる部材を封止する鉄−ニッケル系合金部材であって、ガラスの30℃から30℃を超え400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が60×10-7/℃以上75×10-7/℃以下であり、鉄−ニッケル系合金部材の30℃から200℃ないし400℃までの任意の温度間における熱膨張係数がガラスの熱膨張係数と±5%以内であり、かつ鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601-1994 に規定する算術平均粗さRaが0を超え0.20μm以下であり、また鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601-1994 に規定する凹凸の平均間隔Smが5μm以上100μm以下であって、さらにSm/Raが100以上であることを特徴とする。
【0011】
ここで鉄−ニッケル系合金部材とガラスとの熱膨張係数との差が30℃から200℃ないし400℃までの任意の温度間において±5%以内と規定したのは、完全に一致することが理想的ではあるものの異なる材質の二者が全く同一の熱膨張係数となることは不可能に近く、また上記課題、すなわち熱サイクルによるクラックの発生や封止の信頼性の低下を招来しなければ十分であることから、±5%を上限とした。なお、±5%を超える熱膨張係数の差が上記範囲内で発生したた場合には、その温度を往復する熱サイクルがかかった際には、クラックの発生や封止の信頼性の低下という課題が解消されない。また200℃ないし400℃と規定したのは、封止の対象となる低融点ガラスが300℃〜400℃の間に熱膨張係数の極大点が存在すること、および200℃未満では、多少の熱膨張係数の差が存在したとしても実際の温度差に伴う伸び(熱膨張係数×温度差)の絶対値が小さく、上記課題が発生しにくいためである。
【0012】
また算術平均粗さRaが0.20μmを超える場合は、鉄−ニッケル系合金部材が全体にわたって凹凸を有している状態であり、ガラスとの密着性が低下するため好ましくない。なお、Raが0.05μmないし0.15μmであれば、ガラスとの密着性が良好であり、特に好ましい。
【0013】
さらに平均間隔Smが5μm未満または100μmを超える場合は、凹凸の間隔が狭すぎたり、逆に広すぎたりしてやはりガラスとの密着性が低下するため好ましくない。なお、Smが10μmないし50μmであれば、ガラスとの密着性が良好であり、特に好ましい。
【0014】
さらに本発明においては特にSm/Raの値が重要な数値であることが本発明者の研究により明らかとなった。すなわちRaとSmを規定しただけでは上記課題を解決できない場合があり、この点を鋭意研究の結果、Sm/Raが100以上でなければ、Ra,Smの値がそれぞれ上記範囲にあったとしても、十分な信頼性を得られないことが明らかとなった。なお、Sm/Raが200以上であれば、特に好ましい。
【0015】
さらに本発明においては、43〜48%Ni−Feの鉄−ニッケル合金が好適である。この組成は熱膨張係数が上記範囲になるとともに、Ra,Smも上記範囲とすることができる。なお、鉄の一部をチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステンから選ばれた1種または2種以上の総量で0を超え5%以下とする組成では、細部の熱膨張係数を調整することが可能となるとともに、部材の強度の向上にも寄与する。
【0016】
そしてこのような鉄−ニッケル系合金部材によりガラスを封止することにより得られるガラス封止部品は、熱サイクルによるクラックの発生や信頼性の低下などのない良好なものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基いて具体的に説明する。
まず封止されるガラスとしてはんだガラスを、また封止部材として本発明にかかるFe−45Ni合金、比較例としてFe−29Ni−17Co合金からなる板材を作成し、それぞれの熱膨張係数を測定した。なお熱膨張係数は、30℃の時を基準として、30℃と100℃、30℃と150℃というように500℃まで50℃ごとに測定した。その結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
表1の結果から明らかなように、本発明にかかるFe−45Ni合金では30℃と200℃の間から30℃と400℃の間までその熱膨張係数の差はいずれも±5%以内にあるが、Fe−29Ni−17Co合金はいずれの範囲においても±5%を超える熱膨張係数の差を示していた。
【0020】
次に本発明にかかるFe−45Ni合金およびFe−45Ni−2Nb合金からなる板材を作成し、そのRaとSmを測定した。そしてFe−45Ni合金からRa,Sm,Sm/Raがいずれも本発明の範囲にあるものを実施例1、Raのみ本発明の範囲から外れるものを実施例2、Smのみ本発明の範囲から外れるものを実施例3、Sm/Raのみ本発明の範囲から外れるものを実施例4とした。また、請求項3に記載の発明に相当するニオブを2重量%含有するFe−45Ni−2Nb合金からなり、Ra,Sm,Sm/Raがいずれも本発明の範囲にあるものを実施例5とした。これら実施例それぞれにつき、試験片を100個ずつとり、はんだガラスにニッケルめっきを施したものを封止し、その封止の状態を観察した。また同時にFe−29Ni−17Co合金から試験片を100個とり、はんだガラスにニッケルめっきを施したものを封止し、その封止の状態を観察した(比較例1)。これらの結果をまとめて表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
表2より明らかなように、封止するはんだガラスと熱膨張係数の大きく異なるFe−29Ni−17Co合金ではめっきのはがれやはんだガラスの欠けが発生するなど封止の信頼性が低く、また熱膨張係数が近似するFe−45Ni合金であっても、Ra,Sm,Sm/Raが本発明の規定する範囲から逸脱する場合には、十分な封止の信頼性がなかった。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、新規なガラスを封止するのに好適な鉄−ニッケル系合金部材を提供することができ、この鉄−ニッケル系合金部材で封止したガラス封止部品は、封止の信頼性の高いものであった。またFe−29Ni−17Coと比較して、高価かつ希少なコバルトを用いないため、省資源やコストの低下という二次的な効果も併せて達成できた。
Claims (10)
- ガラスからなる部材を封止する鉄−ニッケル系合金部材であって、前記ガラスの30℃から30℃を超え400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が60×10−7/℃以上75×10−7/℃以下であり、前記鉄−ニッケル系合金部材の30℃から200℃ないし400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が前記ガラスの熱膨張係数と±5%以内であり、かつ前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601−1994 に規定する算術平均粗さRaが0を超え0.20μm以下であり、また前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B0601−1994 に規定する凹凸の平均間隔Smが5μm以上100μm以下であって、さらにSm/Raが100以上であり、前記鉄−ニッケル系合金部材はニッケル43重量%以上48重量%以下、残部鉄および不可避不純物からなる合金であることを特徴とする鉄−ニッケル系合金部材。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材がニッケル43重量%以上48重量%以下、ニオブが0を超え5重量%以下、残部鉄および不可避不純物からなる合金である請求項1記載の鉄−ニッケル系合金部材。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601−1994 に規定する算術平均粗さRaが0.05μm以上0.15μm以下である請求項1記載の鉄−ニッケル系合金部材。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601−1994 に規定する凹凸の平均間隔Smが10μm以上50μm以下である請求項1記載の鉄−ニッケル系合金部材。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のSm/Raが200以上である請求項1記載の鉄−ニッケル系合金部材。
- 30℃から30℃を超え400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が60×10−7/℃以上75×10−7/℃以下であるガラスを、30℃から200℃ないし400℃までの任意の温度間における熱膨張係数が前記ガラスの熱膨張係数と±5%以内であり、かつJIS B 0601−1994 に規定する算術平均粗さRaが0を超え0.20μm以下であり、またJIS B 0601−1994 に規定する凹凸の平均間隔Smが5μm以上100μm以下であって、さらにSm/Raが100以上であり、ニッケル43重量%以上48重量%以下、残部鉄および不可避不純物からなる合金である鉄−ニッケル系合金部材により封止してなることを特徴とするガラス封止部品。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材がニッケル43重量%以上48重量%以下、ニオブが0を超え5重量%以下、残部鉄および不可避不純物からなる合金である請求項6記載のガラス封止部品。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601−1994に規定する算術平均粗さRaが0.05μm以上0.15μm以下である請求項6記載のガラス封止部品。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のJIS B 0601−1994に規定する凹凸の平均間隔Smが10μm以上50μm以下である請求項6記載のガラス封止部品。
- 前記鉄−ニッケル系合金部材のSm/Raが200以上である請求項6記載のガラス封止部品。
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