JP4261719B2 - 端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自立型多機能端末装置等の、使用者の操作により処理を行う端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に自立型多機能端末装置では、該端末装置の使用方法を使用者に説明したり、あるいは内容確認するためにスピーカが設けられている。また多機能端末装置には、該端末使用者を確認するためにカメラを備えた装置も使用されている。こうしたスピーカやカメラは通常、端末装置のフロントパネルに内蔵されており、スピーカは使用者に対して正面から出力し、またカメラもほぼ正面から使用者を撮影するようにしていた。
【0003】
端末装置のフロントパネルには、これらの他にタッチパネル付きの表示装置や入力用のキーボードなどが備えられており、スピーカやカメラは表示装置の上部に配置されており、そのためにスピーカやカメラと使用者との間には若干距離があった。表示装置には秘密情報などが表示されるため、装置の左右両側には遮蔽板が具備され、使用者以外の者からは表示画面が見えないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の顧客操作端末装置においては、スピーカから顧客まである程度距離があるので、スピーカの音量を大きくする必要がある。そのためスピーカの音が使用者の背後の他の顧客にも聞こえてしまい、他の顧客に迷惑をかけたり、また使用者の秘密情報が漏れたりするという問題があった。
【0005】
また端末装置の使用者をカメラで撮影する場合、使用者が装置の側部に極端に寄った場合には、使用者の立っている位置がカメラの撮影範囲から外れ、使用者の顔が撮影できないおそれがあった。カメラは主に防犯目的で設けられているので、顔が撮影できないと防犯目的が果たせない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、フロントパネルに表示部を有し、前記表示部の表示画面を使用者以外の者から見えないようにする遮蔽板を装置の側部に有し、さらに使用者にアナウンスを行うスピーカを有し、使用者の操作により処理を行う端末装置において、前記遮蔽板は斜めの内側面を有するとともに、装置前面に位置する使用者側に迫り出しており、前記遮蔽板の前記内側面にスピーカを取付け、該スピーカの向きが、装置前面に位置する使用者を正面とするものである。スピーカが複数あり、前記遮蔽板が装置の両側にある場合は、スピーカを各遮蔽板の内側面に取付けるようにする。スピーカを装置前面に位置する使用者側に迫り出した遮蔽板の内側面に取付けることにより、スピーカを使用者に接近させることができ、音量を小さくすることができる。
【0007】
また本発明は、装置前面に位置する使用者側に迫り出した遮蔽板の斜めの内側面にカメラを取付け、該カメラの向きが装置前面に位置する使用者を正面となるようにしたものである。カメラを装置前面に位置する使用者側に迫り出した遮蔽板の内側面に取付けることにより、使用者を確実に撮影することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図、図2は第1の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。各図に共通する要素には同一の符号を付す。
【0009】
両図において、自立型多機能端末装置1はフロントパネル2および左右の遮蔽板3、4を有する。フロントパネル2にはタッチパネル付き表示装置5が具備されている。左右の遮蔽板3、4にはスピーカ6、7が内蔵されている。遮蔽板3、4の内側の面3a、4aは斜めになっており、スピーカ6、7はこの内側面3a、4aに取り付けられ、使用者(顧客)8の立っている位置を正面にした向きになっている。即ち、スピーカ6はC方向を向き、スピーカ7はB方向を向いて、使用者8を正面としている。スピーカ6、7は、使用者の近くまで迫り出した遮蔽板3、4に取り付けられることにより、使用者8に接近し、スピーカ6、7の音量をそれほど上げなくても使用者8に聞こえるようになる。
【0010】
以上のように第1の実施の形態によれば、使用者8に近接してスピーカ6、7を設けたので、スピーカ6、7の音量を抑えることができ、そのため装置の周辺に伝わる音が低減されるとともに、装置使用者8の情報が周囲に伝わることが防止される。またスピーカ6、7を遮蔽板3、4に内蔵したことにより、従来スピーカが取付けられていたフロントパネル2の表面積が小さくできるか、またはより大型のタッチパネル付き表示装置を実装可能になる。
【0011】
次に第2の実施の形態を説明する。図3は第2の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図、図3は第2の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。
【0012】
両図において、自立型多機能端末装置11はフロントパネル2および左右の遮蔽板3、4を有する。フロントパネル2にはタッチパネル付き表示装置5が具備されている。左側の遮蔽板3にはカメラ12が内蔵されている。遮蔽板3の内側の面3aは斜めになっており、カメラ12はこの内側面3aに矢印F方向に取り付けられ、使用者8の立っている位置を正面にした向きになっている。カメラ12は、使用者8の近くまで迫り出した遮蔽板3に取り付けられることにより、使用者8をより大きく撮影することができ、使用者8の確認を容易に行うことができる。
【0013】
以上のように第2の実施の形態によれば、使用者8に近接してカメラ12を設けたので、使用者8をより大きく撮影することができ、使用者8の確認を容易に行うことができる。またカメラ12を遮蔽板3に内蔵したことにより、第1の実施の形態と同様に、従来カメラが取付けられていたフロントパネル2の表面積が小さくできるか、またはフロントパネル2により大型のタッチパネル付き表示装置を実装可能になる。
【0014】
次に第3の実施の形態を説明する。図5は第3の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図、図6は第3の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。
【0015】
両図において、自立型多機能端末装置21はフロントパネル2および左右の遮蔽板3、4を有する。フロントパネル2にはタッチパネル付き表示装置5が具備されている。左右の遮蔽板3、4にはカメラ22、23が内蔵されている。遮蔽板3、4の内側の面3a、4aは斜めになっており、カメラ22は使用者8の位置を正面とした矢印K方向に向けて、カメラ23は使用者8の位置を正面とした矢印L方向に向けて、それぞれ内側面3a、4aに取り付けられている。
【0016】
カメラ22、23はそれぞれJ、Hの撮影可能範囲を有し、このJ、Hの撮影可能範囲は装置1の前面を隈なくカバーし、使用者8を左右からより大きく同時に撮影することができるとともに、使用者8が装置前面のどこにいても確実に撮影することができる。
【0017】
以上のように第3の実施の形態によれば、使用者8に近接して使用者8の左右にカメラ22、23を設けたので、撮影範囲が広がり、死角をなくして、使用者8をより大きく撮影することができ、使用者8の確認を容易にかつ確実に行うことができる。またカメラ22、23を遮蔽板3、4に内蔵したことにより、第1の実施の形態と同様に、フロントパネル2の表面積が小さくできるか、またはより大型のタッチパネル付き表示装置を実装可能になる。
【0018】
上記各実施の形態では、顧客操作端末装置として自立型多機能端末装置を例にして説明したが、本発明は、この他にも自動取引装置等、遮蔽板を有し、スピーカまたはカメラを備えた装置であれば、各種の装置に適用可能である。
【0019】
また上記実施の形態では、それぞれの装置にスピーカまたはカメラのいずれかを設ける例を説明したが、スピーカとカメラの両方を具備するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、使用者にアナウンスを行うスピーカを装置の側部に装置前面に位置する使用者側に迫り出して設けられた遮蔽板の斜めの内側面に取付けたので、スピーカの音量を小さくすることができるとともに、装置の使用者の情報が周囲に伝わることを防止することができる。
【0021】
また本発明は、装置使用者を撮影するカメラを、装置の側部に装置前面に位置する使用者側に迫り出して設けられた遮蔽板の斜めの内側面に取付けたので、使用者を確実に撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図である。
【図2】第1の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。
【図3】第2の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図である。
【図4】第2の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。
【図5】第3の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す外観図である。
【図6】第3の実施の形態の自立型多機能端末装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自立型多機能端末装置
3、4 遮蔽板
6、7 スピーカ
12、22、23 カメラ
Claims (3)
- フロントパネルに表示部を有し、前記表示部の表示画面を使用者以外の者から見えないようにする遮蔽板を装置の側部に有し、さらに使用者にアナウンスを行うスピーカを有し、使用者の操作により処理を行う端末装置において、
前記遮蔽板は斜めの内側面を有するとともに、装置前面に位置する使用者側に迫り出しており、
前記遮蔽板の前記内側面にスピーカを取付け、該スピーカの向きが、装置前面に位置する使用者を正面とすることを特徴とする端末装置。 - 前記スピーカは複数あり、前記遮蔽板は装置の両側にあり、スピーカは各遮蔽板に取付けられる請求項1記載の端末装置。
- フロントパネルに表示部を有し、前記表示部の表示画面を使用者以外の者から見えないようにする遮蔽板を装置の側部に有し、さらに使用者を撮影するカメラを有し、使用者の操作により処理を行う端末装置において、
前記遮蔽板は斜めの内側面を有するとともに、装置前面に位置する使用者側に迫り出しており、
前記遮蔽板の前記内側面にカメラを取付け、該カメラの向きが、装置前面に位置する使用者を正面とすることを特徴とする端末装置。
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