JP4261675B2 - 細骨材、その製造方法、及びセメント組成物 - Google Patents

細骨材、その製造方法、及びセメント組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は細骨材、及びモルタルやコンクリート等のセメント組成物に関する。特に、一般土木配合・一般建築配合用コンクリート、一般コンクリート製品、圧縮強度Fcが42〜100N/mm2 の高強度コンクリート、JASS 5T−503に準拠するスランプフローが45〜75cmの高流動コンクリート、凍結融解抵抗性・耐塩害性などを必要とする高耐久性コンクリート等に用いるに適した細骨材に関する。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】
近年、良質な川砂は殆ど採取できなくなって来ている。この為、山砂、陸砂、海砂、或いは砕砂がモルタルやコンクリート用の細骨材として使用されている。
しかし、最近では、山砂も良質なものは少なくなっている。そして、今日、一般的に使用されている山砂や陸砂には、粘土質鉱物などの有害物が含まれていることが多い。
【0003】
海砂には塩分が含まれている。更には、貝殻なども含まれていることもある。
砕砂は、砕かれたものであることから、形状が悪く、単位水量が増加する。
このようなことから、各種の細骨材が提案されている。
例えば、石灰石砕砂が提案されている。
しかし、石灰石砕砂は、製造に際して、微粉末が多く発生する。この為、砕いた石灰石を細骨材として使用する場合には、セパレータ等を用いて微粉末を除去する必要がある。すなわち、多量の微粉末を含む石灰石砕砂をそのまま使用すると、スランプ値が小さく、流動性が得られない問題がある。従って、多量の微粉末を含む石灰石砕砂をそのまま使用できないことから、微粉末を除去する必要がある。この為、除去のコスト、及び除去した微粉末の処理の問題がある。尚、微粉末の発生量が少ないように粉砕することも考えられるが、微粉末の発生量が少ないように粉砕した場合には、得られる石灰石砕砂の粒径が大き過ぎ、細骨材として適切な石灰石砕砂は得られない。
【0004】
又、細骨材として高炉水砕スラグ細骨材も提案されている。
しかし、高炉水砕スラグ細骨材は、形状が良くないことから、単位水量が増加する。
そこで、この高炉水砕スラグ細骨材を用いた場合の問題を解決しようとして、高炉水砕スラグ細骨材を山砂、陸砂、或いは海砂と混合することが提案されている。
【0005】
しかし、これらの混合物からなる細骨材を用いた場合でも、高炉水砕スラグ細骨材を単独で用いた場合と同様な問題、すなわち単位水量増加の問題が認められる。又、ブリーディングの問題もある。
従って、本発明が解決しようとする課題は、高炉水砕スラグ細骨材を用いた場合の問題を解決することである。すなわち、高炉水砕スラグ細骨材を細骨材として使用するのに差し支えが無いようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題についての研究を鋭意押し進めて行くうちに、多量の微粉末を含む石灰石砕砂や高炉水砕スラグ細骨材とも、それ単味では各々欠点があるものの、又、高炉水砕スラグ細骨材と山砂、陸砂、或いは海砂とが併用されても、高炉水砕スラグ細骨材単味と同様な欠点があるものの、多量の微粉末を含む石灰石砕砂と高炉水砕スラグ細骨材とを併用した場合には、多量の微粉末を含む石灰石砕砂単味の場合の問題や高炉水砕スラグ細骨材単味の場合の問題が解決できることを見出すに至った。
【0007】
すなわち、多量の微粉末を含む石灰石砕砂と高炉水砕スラグ細骨材とを含む混合物を細骨材として用いた場合、天然細骨材を用いた場合と同様な単位水量でワーカブルなコンクリートが得られることを見出すに至った。このような知見に基づいて本発明が達成されたものであり、前記の課題は、高炉水砕スラグ細骨材と、多量の微粉末を含む石灰石砕砂(具体的には、JIS A 1103で規定される「骨材の洗い試験方法」による洗い試験で失われる量が5〜15wt%の石灰石微粉末を含む石灰石砕砂;以下、単に「石灰石砕砂」ともいう。)とを含むことを特徴とする細骨材によって解決される。
【0008】
又、高炉水砕スラグ細骨材と、石灰石砕砂と、前記以外の種類の細骨材(例えば、天然の細骨材)とを含むことを特徴とする細骨材によって解決される。
又、上記の細骨材と、セメントと、水と、混和材とを含むことを特徴とするセメント組成物によって解決される。
すなわち、細骨材として高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂とを併用したモルタルやコンクリートは、石灰石砕砂が天然砂に比べても混和剤(AE減水剤や高性能AE減水剤などの混和剤)の吸着量が少ない為、天然砂を用いた場合と同等の流動性が得られ、又、単位水量も同等で済み、更にはブリーディングの問題も解決される。かつ、初期強度や長期強度にも優れている。つまり、天然砂を用いた場合と同等/又は少ない単位水量で、天然砂を用いた場合と同等のワーカブルなモルタルやコンクリートが得られる。又、同一セメント量であれば、天然砂を用いた場合と同等/又は高強度のモルタルやコンクリートが得られる。又、同一水セメント比であれば、セメント量が少なくて済む安価なモルタルやコンクリートが得られる。
【0009】
このように、各々、単独では細骨材として満足できないものの、高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂とを併用した混合物は、天然砂と同等以上の品質のモルタルやコンクリートが得られる。
しかも、高炉水砕スラグ細骨材や石灰石砕砂は、共に、含有されている不純物が少なく、品質のバラツキが少ない。従って、一定の品質のものが得られる。
【0010】
高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂との割合は、(高炉水砕スラグ細骨材)/(高炉水砕スラグ細骨材+石灰石砕砂)=5〜80wt%、(石灰石砕砂)/(高炉水砕スラグ細骨材+石灰石砕砂)=95〜20wt%であるのが好ましい。特に、より大きな初期強度を得たい場合には、石灰石砕砂の割合を60wt%以上(特に、70wt%以上)とするのが好ましい。これに対して、より大きな長期強度を得たい場合には、高炉水砕スラグ細骨材の割合を40wt%以上(特に、50wt%以上)とするのが好ましい。
【0011】
更に、高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂とを混合した細骨材は、JIS Z8801が規定する粒度分布を持つものが好ましい。すなわち、ふるいの呼び寸法(mm)が10のふるいを通過する質量百分率(%)が100、ふるいの呼び寸法(mm)が5のふるいを通過する質量百分率(%)が90〜100、ふるいの呼び寸法(mm)が2.5のふるいを通過する質量百分率(%)が80〜100、ふるいの呼び寸法(mm)が1.2のふるいを通過する質量百分率(%)が50〜90、ふるいの呼び寸法(mm)が0.6のふるいを通過する質量百分率(%)が25〜65、ふるいの呼び寸法(mm)が0.3のふるいを通過する質量百分率(%)が10〜35、ふるいの呼び寸法(mm)が0.15のふるいを通過する質量百分率(%)が2〜15の粒度分布を持つように、所定の大きさの高炉水砕スラグ細骨材を所定量(5〜80wt%)と所定の大きさの石灰石砕砂を所定量(95〜20wt%)混合したものが好ましい。
【0012】
本発明で用いる石灰石砕砂は、通常の方法によって石灰石を砕いたものを用いることが出来る。本発明で用いる石灰石砕砂は、JIS A 1103で規定される「骨材の洗い試験方法」による洗い試験で失われる量が〜15wt%の石灰石微粉末を含む。すなわち、本発明においては、石灰石を砕いた際に発生する微粉末を除去すると言うよりも、発生する石灰石微粉末を積極的に利用する。これは、石灰石微粉末を敢えて特別な工程を経て除去することを行わないことを意味する。尚、多少の石灰石微粉末を除去しても差し支えないが、コスト等の面を考慮するならば、積極的に石灰石微粉末を除去するものでは無い。これによって、微粉末が少ない高炉水砕スラグ細骨材のブリーディングを改善できる。
【0013】
高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂とを併用したことによる強度増進のメカニズムは、次のようなことと考えている。セメント中のアルミネート相(C3 A)と炭酸カルシウム(CaCO3 )とが反応し、カルシウム−カーボアルミネート水和物を生成することや、炭酸カルシウムの添加がエーライト(C3 S)の反応を促進し、これによって初期強度が向上する。そして、高炉水砕スラグ細骨材にはAl2 3 が多く含まれていることから、潜在水硬性が促進され、長期強度が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の細骨材は、高炉水砕スラグ細骨材と、石灰石砕砂とを含む。又、更に、前記以外の種類の細骨材、特に天然の細骨材を含む。
石灰石砕砂は、JIS A 1103で規定される「骨材の洗い試験方法」による洗い試験で失われる量が〜15wt%石灰石微粉末を含む。
これらの砕砂量は、(高炉水砕スラグ細骨材)/(高炉水砕スラグ細骨材+石灰石砕砂)=5〜80wt%、(石灰石砕砂)/(高炉水砕スラグ細骨材+石灰石砕砂)=95〜20wt%である。
特に、より大きな初期強度を得たい場合には、石灰石砕砂の割合は60wt%以上(特に、70wt%以上)である。特に、より大きな長期強度を得たい場合には、高炉水砕スラグ細骨材の割合は40wt%以上(特に、50wt%以上)である。
更に、高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂とを混合した細骨材は、JISZ 8801が規定する粒度分布を持つ。すなわち、ふるいの呼び寸法(mm)が10のふるいを通過する質量百分率(%)が100、ふるいの呼び寸法(mm)が5のふるいを通過する質量百分率(%)が90〜100、ふるいの呼び寸法(mm)が2.5のふるいを通過する質量百分率(%)が80〜100、ふるいの呼び寸法(mm)が1.2のふるいを通過する質量百分率(%)が50〜90、ふるいの呼び寸法(mm)が0.6のふるいを通過する質量百分率(%)が25〜65、ふるいの呼び寸法(mm)が0.3のふるいを通過する質量百分率(%)が10〜35、ふるいの呼び寸法(mm)が0.15のふるいを通過する質量百分率(%)が2〜15の粒度分布を持つように、所定の大きさの高炉水砕スラグ細骨材を所定量(5〜80wt%)と所定の大きさの石灰石砕砂を所定量(95〜20wt%)混合したものである。
【0015】
本発明のセメント組成物(モルタル組成物、或いはコンクリート組成物)は、上記の細骨材と、セメントと、水と、混和剤とを含む。
セメントは、如何なる種類のものであっても良い。すなわち、普通ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント等のポルトランドセメントのみならず、混合セメントであっても良い。
【0016】
混和剤は、AE減水剤及び/又は高性能AE減水剤などが用いられる。その他、必要に応じて、膨張材や収縮低減剤も用いられる。AE減水剤としては、エヌ・エム・ビー社製のポゾリスNo.70等が挙げられる。高性能AE減水剤としては、太平洋セメント社製のコアフローNP−5、エフ・ピー・ケー社製のパリックFP−100S、エヌ・エム・ビー社製のレオビルドSP−8N等のカルボン酸系の化合物からなる高性能AE減水剤、エヌ・エム・ビー社製のレオビルドSP−9N、花王社製のマイティー2000S、竹本油脂社製のチューポールHP等のナフタレン系の化合物からなる高性能AE減水剤、日本シーカ社製のシーカメント1000N等のメラミン系の化合物からなる高性能AE減水剤、エフ・ピー・ケー社製のパリックFP200S、サンフロー社製のサンフローHS−200等のアミノスルホン酸系の化合物からなる高性能AE減水剤が用いられる。
【0017】
水セメント比は20〜65%(特に、30%以上。60%以下。)である。
上記組成物の成分は、荷卸し或いは打込み時のスランプが0〜21cm(JIS A 1128に準拠)であるよう配合されたものである。例えば、セメントは100〜500kg/m3 である。細骨材は500〜950kg/m3 である。又は、練り込み90分後のスランプフローが45〜75cm(JASS 5T−503に準拠)であるよう配合されたものである。例えば、セメントは200〜750kg/m3 である。細骨材は600〜1150kg/m3 である。
【0018】
以下、具体的実施例を挙げて本発明を説明する。
下記の表−1に示す骨材を用意した。
Figure 0004261675
上記表−1に示す細骨材を混合して下記の表−2に示す細骨材を用意した。
【0019】
Figure 0004261675
上記表−2に示す細骨材(No1〜No9の細骨材。No1〜No6の細骨材は本発明の細骨材。No7〜No9の細骨材は本発明外の細骨材。)と、表−1に示した粗骨材と、普通ポルトランドセメントと、水と、混和剤(AE減水剤(リグニンスルホン酸化合物ポリオール複合体),AE調整剤(アルキルアリルスルホン酸化合物系陰イオン界面活性剤))とを用い、セメント量が302kg/m3 、水量が166kg/m3 、水セメント比が55.0%、細骨材率s/aが46.0〜49.0%(No1〜No3,No9のs/aは46.0%、No4〜No6,No8のs/aは49.0%、No7のs/aは46.5%)となる割合で配合し、No1〜No9のコンクリート組成物(No1のコンクリート組成物はNo1の細骨材を用いた。その他も同様。)からなる試供体を作製した。
【0020】
上記配合のコンクリート組成物の混練物のスランプ値(JIS A 1101に準拠)及び空気量(JIS A 1128に準拠)を調べると共に、その硬化体(20℃での水中養生)の圧縮強度(JIS A 1108に準拠)を調べたので、これらの結果を表−3に示す。
Figure 0004261675
この表−3より、細骨材として高炉水砕スラグ細骨材のみを用いたNo8のものは、スランプ値が小さく、流動性の悪いことが判る。又、初期強度も陸砂のみを用いた場合に比べても劣っていることが判る。
【0021】
細骨材として、高炉水砕スラグ細骨材のみでなく、高炉水砕スラグ細骨材と陸砂とを併用したNo9のものは、高炉水砕スラグ細骨材のみのNo8のものよりも、スランプ値は改善されるものの、91日後の圧縮強度は小さく、特に陸砂のみを用いた場合に比べても劣っていることが判る。
これに対して、本発明、特にNo1〜3のものは、適度なスランプ値を示しており、流動性は良いことが判る。又、圧縮強度も大きなことが判る。すなわち、No7の陸砂を用いた場合に比べて優るものであっても、劣るものでは無いことが判る。よって、高炉水砕スラグ細骨材を細骨材として利用できることが判る。
【0022】
【発明の効果】
高炉水砕スラグ細骨材を細骨材として使用するのに差し支えが無い。又、石灰石砕砂の場合に問題となった微粉末除去の問題も無い。そして、高炉水砕スラグ細骨材を細骨材として使用した場合に、陸砂を用いた場合に比べて優るものであっても、劣るものでは無いものとなる。

Claims (5)

  1. 高炉水砕スラグ細骨材と、石灰石砕砂とを含む細骨材であって、上記石灰石砕砂は、JIS A 1103で規定される「骨材の洗い試験方法」による洗い試験で失われる量が5〜15wt%の石灰石微粉末を含むものであることを特徴とする細骨材。
  2. 高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂との割合は、高炉水砕スラグ細骨材:石灰石砕砂=5重量部〜80重量部:95重量部〜20重量部(ただし、高炉水砕スラグ細骨材と石灰石砕砂との合計量を100重量部とする。)であることを特徴とする請求項1に記載の細骨材。
  3. JIS A 1103で規定される「骨材の洗い試験方法」による洗い試験で失われる量が、5.3〜8.6wt%である請求項1又は2に記載の細骨材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の細骨材と、セメントと、水と、混和剤とを含むことを特徴とするセメント組成物。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の細骨材の製造方法であって、上記高炉水砕スラグ細骨材と上記石灰石砕砂を混合して、上記細骨材を得る際に、上記石灰石砕砂として、石灰石を砕いた後に石灰石微粉末の除去処理を行わないものを用いることを特徴とする細骨材の製造方法。
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