JP4260619B2 - 瞬間蒸気製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は水を主成分とする水溶液を、本件出願と同一人による逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー(特許第2838241号)を熱源として用いて燃焼し、高温無臭の蒸気を製造することが出来る瞬間蒸気製造装置に関するものである。
科学技術の発達に伴いエネルギーの必要量が増加してきたため、それに対して石油などの液体・蒸気やガスなどの気体・原子力等広範囲なものを利用して必要量の増加に対処している。
その中で従来から比較的容易に得られるエネルギー源となっている蒸気は、大容量のエネルギー源にはなりにくいが、それなりに工場における蒸気機関・蒸気タービンなどの蒸気原動機や往復機械の駆動用の動力源から加熱用等の分野において利用されている。
そしてその蒸気発生用としては主にボイラが利用され加熱用にはバーナを用いているものが比較的多い。
このようなボイラーを用いるには当然スケールの生成が重要な問題となりその除去に当っては、ボイラーに供給する水に含まれる不純物を水処理装置で除去しているがそれでも不十分なため薬品による水質調節処理などの水質管理を行なっている。
又、加熱用に使用するバーナの火力をより強くすることが望まれ色々なものが開発されてより質のよい蒸気(高温蒸気)を製造するようになって来ている。
特許第2838241号
しかしこのように水処理装置による処理や薬品による水質管理を行なっても未だ十分とは云えず、スケールの発生によりボイラーの稼働効率を低下させるだけでなく破損を生じさせたりすると共に、バーナに於いても火力が今一歩の感があるなど蒸気製造上非常に不都合を感じていた。
本発明はこのような不都合を解消し、水溶液を直接加熱することによって完全混合蒸気を効率良く発生させることが出来るようにしたものである。
筒形の周壁胴と下部に設けたダクト接続孔に後方に向けて送風ダクトを接続した後方側壁板と中央部にガス放出口を穿設し、該ガス放出口に連通し前方に突き出すガス放出筒を接続した前方側壁板とよりなる外側燃焼筒体と、
周壁に複数のガス噴出孔が穿設され、下側周壁の前部に燃焼用給気孔が、後部に点火用給気孔が各々穿設され、前方開口側は中心にガス吐出口を設けた蓋板により被蓋され、後端縁が前記外側燃焼筒体の後方側壁板の内壁面の中間上部に密着接合される前記外側燃焼筒体の周壁胴より小径の筒状の周壁胴からなる内側燃焼筒体と、
前端が前記燃焼用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、後端が前記送風ダクト内に臨む前記送風ダクトより小径の給気管と、
上端が前記点火用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、下端が前記給気管内に臨む前記給気管より小径の補助給気管と、
前記内側燃焼筒体内に連通する燃料供給管と点火装置と、を備え、
前記内側燃焼筒体は前記蓋板と前記外側燃焼筒体の前方側壁板間が適間隔を隔てる状態で前記外側燃焼筒体に内設され、また前記送風ダクトには空気圧と給気量を調節可能な加圧空気供給装置が連結され、前記燃料供給管には燃料の供給量の調整可能な燃料供給装置が連結され、さらに前記点火装置には供給圧と供給量の調整可能な点火燃料用ポンプが連結されてなる逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーと、
該逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに連設される蒸気発生装置と、からなり、 前記蒸気発生装置は、上板と下板で上下を蓋した蒸気発生筒の側板外周下部に挿入口が設けられる接続筒が突設され、前記側板外周上部に接続筒と軸線が平行に排出筒が突設され、適宜位置の1箇所又は数箇所に水溶液注入口が設けられ、水溶液供給管を介して前記水溶液注入口から水溶液を供給する水溶液供給装置が設けられ、
前記蒸気発生装置と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーは、接続筒に形成された取付板と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに形成されたフランジ部で連結され、前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーのガス放出筒は接続筒内に位置するように構成したものである。
作用
逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー(特許第2838241号)は、着火直後出口温度が1500℃にもなり、エネルギー集束率の極めて高い高温・高エネルギーの火炎を放出し、又このバーナは理論的空気量のみで完全燃焼するため、窒素酸化物の発生もなく、高温でガス化された燃料をバーナ内部で繰り返し旋回して酸素と激しく交わり高温となるため、未燃の炭化水素や一酸化炭素等の発生がなく、この火炎に水を噴霧又は滴下して瞬間的に直接水蒸気を製造するものである。
この場合、燃焼ガスと水蒸気の割合は、水の噴霧の割合によっては60%以上にも達する無害の高温の完全混合蒸気となる。
このように蒸気発生筒内に供給された水溶液は、完全燃焼ガスによって加熱されて瞬時に水蒸気となり、蒸気発生筒内を内周に沿って回ったり或はガス放出筒の方向への循環を行いながら高温の完全混合蒸気となって排出筒より外部に放出する。
そして逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーよりの完全燃焼ガスによって蒸気発生筒内の旋回或は循環によって加熱効率を高め、高温の完全混合蒸気に処理するためスケールの発生を抑え蒸気発生能力を維持することが出来る。
上述の如く本発明は、従来行なわれている水の間接加熱に替えて水の直接加熱としたもので、逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーよりの完全燃焼ガスによって水溶液は蒸気発生筒内で旋回或は循環を行いながら瞬時に加熱されるため加熱効率を高め、水溶液を即蒸発させて高温な完全混合蒸気に処理することが出来るため、水を主成分とした水溶液であっても蒸気発生が容易であると共に、スケールの発生を少なくし掃除や点検などの管理も容易に行なえ維持費が少なくて済み経済的であり、工場の動力用や加熱用あるいは他の熱源として広い範囲で利用出来る等多くの特長が有り産業利用上非常に優れた発明である。
筒形の周壁胴と下部に設けたダクト接続孔に後方に向けて送風ダクトを接続した後方側壁板と中央部にガス放出口を穿設し、該ガス放出口に連通し前方に突き出すガス放出筒を接続した前方側壁板とよりなる外側燃焼筒体と、
周壁に複数のガス噴出孔が穿設され、下側周壁の前部に燃焼用給気孔が、後部に点火用給気孔が各々穿設され、前方開口側は中心にガス吐出口を設けた蓋板により被蓋され、後端縁が前記外側燃焼筒体の後方側壁板の内壁面の中間上部に密着接合される前記外側燃焼筒体の周壁胴より小径の筒状の周壁胴からなる内側燃焼筒体と、
前端が前記燃焼用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、後端が前記送風ダクト内に臨む前記送風ダクトより小径の給気管と、
上端が前記点火用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、下端が前記給気管内に臨む前記給気管より小径の補助給気管と、
前記内側燃焼筒体内に連通する燃料供給管と点火装置と、を備え、
前記内側燃焼筒体は前記蓋板と前記外側燃焼筒体の前方側壁板間が適間隔を隔てる状態で前記外側燃焼筒体に内設され、また前記送風ダクトには空気圧と給気量を調節可能な加圧空気供給装置が連結され、前記燃料供給管には燃料の供給量の調整可能な燃料供給装置が連結され、さらに前記点火装置には供給圧と供給量の調整可能な点火燃料用ポンプが連結されてなる逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーと、
該逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに連設される蒸気発生装置と、からなり、 前記蒸気発生装置は、上板と下板で上下を蓋した蒸気発生筒の側板外周下部に挿入口が設けられる接続筒が突設され、前記側板外周上部に接続筒と軸線が平行に排出筒が突設され、適宜位置の1箇所又は数箇所に水溶液注入口が設けられ、水溶液供給管を介して前記水溶液注入口から水溶液を供給する水溶液供給装置が設けられ、
前記蒸気発生装置と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーは、接続筒に形成された取付板と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに形成されたフランジ部で連結され、前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーのガス放出筒は接続筒内に位置するように構成したものである。
以下本発明の蒸気発生筒を横形とした実施例1を図面について説明する。
始めに逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー(特許第2838241号)の基本概要を説明する。
先ずは構成について説明する。
図中1は外側燃焼筒体であって、外周面の前端部にフランジ部2aを設けた筒形の周壁胴2と、下部に設けたダクト接続孔3に後方に向けて送風ダクト4を接続した後方側壁板5(ガスの流れ方向を前方とする)及び中央部にガス放出口6を穿設し、該放出口6に連通した前方に突き出するガス放出筒7を接続した前方側壁板8とよりなる。
9は外側燃焼筒体1の周壁胴2より小径で筒状の周壁胴であって、周壁に複数のガス噴出孔10を穿設すると共に、下側周壁前部に燃焼用給気孔11を、又後部に点火用給気孔12を穿設し、周壁胴9の前方開口側を、中心にガス吐出口13を設けた蓋板14により被蓋した内側燃焼筒体15を構成し、周壁胴9の後端縁16を外側燃焼筒体1の後方側壁板の内壁面17の中間上部に密着接合する。そして内側燃焼筒体15には、周壁胴9の下側周壁前部に設けた燃焼用給気孔11を介して内側燃焼筒体15に連通する如く送風ダクト4より適寸法小径の給気管18の前端周縁19を接合し、該給気管18の他端が送風ダクト4内に望むように取り付け、又下側周壁後部に設けた点火用給気孔12を介して内側燃焼筒体15に連通する如く給気管18より適寸法小径の補助給気管20の上端周縁21を接合し、他端が給気管18内に望む如く取り付ける。
このように給気管18及び補助給気管20を取り付けた外側燃焼筒体1の後方側壁板内壁面17に接合した内側燃焼筒体15を、外側燃焼筒体1の周壁胴2の前方開口部をガス放出筒7を外方にして前方側壁板8により被蓋した周壁胴2内に後方より挿入し、内側燃焼筒体15の蓋板14と外側燃焼筒体1の前方側壁板8間が適間隔tを隔てる状態で外側燃焼筒体1の周壁胴2の後端周縁と後方側壁板5の外周縁を密着接合して外側燃焼筒体1内に内側燃焼筒体15を内設すると共に、内側燃焼筒体15内に連通する燃料供給管22と点火装置Sを設けて逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAを構成する。
更に送風ダクト4には、送風ホース23を介して空気圧と給気量を調節可能な加圧空気供給装置Dを、燃料供給管22には燃料供給パイプ24を介して、燃料の供給量の調節可能な燃料供給装置Fを、又サーモスターター式点火装置S(特許第2111294号参照)の点火用燃料供給管25には点火用燃料供給ホース26を介して、供給圧と供給量の調整可能な点火燃料用ポンプPに連結すると共に、端子金具27のリード線接続用端子部28にはリード線29を介して電源Eに接続する。
次に作用について説明する。
逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAは、加圧空気供給装置Dを稼働して、適圧かつ適量の加圧空気a(図中実線矢印で示す)を送風ダクト4に給気すれば、加圧空気aは送風ダクト4と給気管18間を通り外側燃焼筒体1内と、給気管18及び補助給気管20を経て燃焼用給気孔11及び点火用給気孔12を介して内側燃焼筒体15内に噴流する。
燃料供給装置Fより燃料供給用パイプ24を経て、液体の燃料f(図中点線矢印で示す)を内側燃焼筒体15内に供給すると、燃料fは給気管18及び補助給気管20を通り燃焼用給気孔11と点火用給気孔12を経て内側燃焼筒体15内に噴流する加圧空気aにより乱流拡散されて霧状となり、点火用給気孔12より流入する加圧空気aの補給により着火を確実とし、点火装置Sを作動して燃料fに点火して燃焼させれば、燃焼ガスG(図中一点鎖線矢印で示す)は内側燃焼筒体15を加熱すると共に、内部の圧力を高めながら膨張して、気化した状態で周壁胴9に設けたガス噴出孔10及び蓋板14に設けたガス吐出孔13より外側燃焼筒体1内に噴出する。
送風ダクト4より外側燃焼筒体1内に給気される加圧空気aにより、外側燃焼筒体1内の後部が減圧部となるので、加圧空気aは内側燃焼筒体15の外周に沿って逆流し、内側燃焼筒体15より外側燃焼筒体1内に噴出する不完全燃焼ガスgと混合し、外側燃焼筒体1内を繰り返し周回して高温のガスとなり更に内側燃焼筒体15を加熱して熱気化を促進し、周回する高温のガスの逆火熱により内側燃焼筒体15より噴出する不完全燃焼ガスgを高温の完全燃焼ガスG(図中二点鎖線矢印で示す)としてガス放出筒7より外部に噴出するものである。
以下本発明の実施例1による蒸気発生手段について説明する。
構成について
図中Bは蒸気発生手段を具体化した蒸気発生装置全体を示し、30は円筒からなり中央に排出口31aを穿設した側板31と、挿入口32aを穿設した側板32とにて両端を蓋し、外周二箇所に水を主成分とする水溶液の水溶液注入口33を設けた蒸気発生筒であって、一方の側板31中央に排出筒34を突設し、他方の側板32側に該蒸気発生筒30と同じ大きさの取付穴35aを穿設した取付板35を設けている。
36は水溶液供給管であって、蒸気発生筒30に設けた水溶液注入口33に設けている。Jは水を主成分とする水溶液量の調節を可能とした水溶液供給装置であって、水溶液供給パイプ37にて水溶液供給管36に連結している。
このような構成からなる蒸気発生装置Bの挿入口32aに逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAのガス放出筒7を挿設してガス放出筒7が蒸気発生筒30内となるよう設け、取付板35とフランジ部2aを連結して逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAと蒸気発生装置Bを一体としている。
作用について
逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAを作動してガス放出筒7より噴出する完全燃焼ガスGによって蒸気発生装置Bの蒸気発生筒30が加熱されて高温になると、水溶液供給装置Jを作動して水溶液j(図中点線矢印で示す)を水溶液供給管36より蒸気発生筒30内に供給する。
このように蒸気発生筒30内に供給された水溶液jは、完全燃焼ガスGによって加熱されて瞬時に水蒸気h(図中一点鎖線矢印で示す)となり、蒸気発生筒30内を内周に沿って回る。
そして蒸気発生筒30内で加熱によって発生した水蒸気hは、蒸気発生筒30内を回ると共にガス放出筒7の方向への循環を行いながら高温の完仝混合蒸気H(図中二点鎖線矢印で示す)となって排出筒34より外部に放出し必要な次工程に送給する。
以下本発明の蒸気発生筒を縦形とした実施例2を図面について説明する。
尚、逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーA(特許第2838241号)の基本概要は実施例1と同じのため説明は省略する。
次に本実施例2の蒸気発生手段について説明する。
構成について
図中Cは蒸気発生手段を具体化した蒸気発生装置全体を示し、38は円筒からなり上板39と底板40にて上下を蓋した蒸気発生筒であって、側板38a外周下部に挿入口41aを設けた角筒からなる接続筒41の一面が側板38aと接線になるよう突設し、接続筒41先端外周に取付板42を設け、側板38a外周上部に排出筒43を接続筒41と軸芯が平行で且つ接続筒41と同じ側で接線に近い位置となるよう突設し、上板39と底板40中央に水溶液注入口44を設けている。
45は水溶液供給管であって、蒸気発生筒38に設けた水溶液注入口44に設けている。Jは水を主成分とする水溶液量の調節を可能とした水溶液供給装置であって、水溶液供給パイプ46にて水溶液供給管45に連結している。
このような構成からなる蒸気発生装置Cの挿入口41aに逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAのガス放出筒7を挿設してガス放出筒7が蒸気発生筒38の接続筒41内となるよう設け、取付板42とフランジ部2aを連結して逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーAと蒸気発生装置Cを一体としている。
作用について
本実施例の水溶液jの給水によって水蒸気hを発生させ完全混合蒸気Hとして水溶液供給管45より送給する内容は実施例1と同じのため説明は省略する。
但し、水蒸気hを発生させ完全混合蒸気Hとなるまでは、水蒸気hは蒸気発生筒38内を旋回しながら上昇して行く点が実施例1と異なる。
尚、実施例1及び実施例2によれば、高温の完全混合蒸気(約500℃以上)を製造することが出来るが、実施例1では約800℃以上の完全混合蒸気の製造が可能であり蒸気製造がどちらかと云えば小容量向きであり、実施例2は約500℃以上の完全混合蒸気の製造が可能であり蒸気製造がどちらかと云えば大容量向きである。
又、実施例1及び実施例2共に、水の加熱が従来のボイラーのように間接加熱と違って水を直接加熱にて蒸化するようにしている。
実施例1の縦断面図 実施例1の一部を破断した左側面図 実施例2の概略縦断面図 実施例2の一部を破断した平面図
符号の説明
A 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー
B 蒸気発生装置
C 蒸気発生装置
H 完全混合蒸気
J 水溶液供給装置
7 ガス放出筒
30 蒸気発生筒
31 側板
31a 排出口
32 側板
32a 挿入口
33 水溶液注入口
34 排出筒
35 取付板
35a 取付穴
36 水溶液供給管
37 水溶液供給パイプ
38 蒸気発生筒
38a 側板
39 上板
40 底板
41 接続筒
41a 挿入口
42 取付板
43 排出筒
44 水溶液注入口
45 水溶液供給管
46 水溶液供給パイプ

Claims (1)

  1. 筒形の周壁胴と下部に設けたダクト接続孔に後方に向けて送風ダクトを接続した後方側壁板と中央部にガス放出口を穿設し、該ガス放出口に連通し前方に突き出すガス放出筒を接続した前方側壁板とよりなる外側燃焼筒体と、
    周壁に複数のガス噴出孔が穿設され、下側周壁の前部に燃焼用給気孔が、後部に点火用給気孔が各々穿設され、前方開口側は中心にガス吐出口を設けた蓋板により被蓋され、後端縁が前記外側燃焼筒体の後方側壁板の内壁面の中間上部に密着接合される前記外側燃焼筒体の周壁胴より小径の筒状の周壁胴からなる内側燃焼筒体と、
    前端が前記燃焼用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、後端が前記送風ダクト内に臨む前記送風ダクトより小径の給気管と、
    上端が前記点火用給気孔を介して前記内側燃焼筒体に連通し、下端が前記給気管内に臨む前記給気管より小径の補助給気管と、
    前記内側燃焼筒体内に連通する燃料供給管と点火装置と、を備え、
    前記内側燃焼筒体は前記蓋板と前記外側燃焼筒体の前方側壁板間が適間隔を隔てる状態で前記外側燃焼筒体に内設され、また前記送風ダクトには空気圧と給気量を調節可能な加圧空気供給装置が連結され、前記燃料供給管には燃料の供給量の調整可能な燃料供給装置が連結され、さらに前記点火装置には供給圧と供給量の調整可能な点火燃料用ポンプが連結されてなる逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーと、
    該逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに連設される蒸気発生装置と、からなり、 前記蒸気発生装置は、上板と下板で上下を蓋した蒸気発生筒の側板外周下部に挿入口が設けられる接続筒が突設され、前記側板外周上部に接続筒と軸線が平行に排出筒が突設され、適宜位置の1箇所又は数箇所に水溶液注入口が設けられ、水溶液供給管を介して前記水溶液注入口から水溶液を供給する水溶液供給装置が設けられ、
    前記蒸気発生装置と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーは、接続筒に形成された取付板と前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーに形成されたフランジ部で連結され、前記逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーのガス放出筒は接続筒内に位置するように構成されてなることを特徴とする瞬間蒸気製造装置。
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