JP4260144B2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents
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Description
すなわち、操作ハンドル101を引くことによりブレーキケーブル102を引いてブレーキを作動させるパーキングブレーキ装置100である。この種のパーキングブレーキ装置100では、案内部材103内を摺動自在に支持された操作桿104を備え、該操作桿104の基端には操作ハンドル101を取り付け、先端側にはブレーキケーブル102を連結してある。また、この操作桿104にはラチェット(図示せず)が成形されており、このラチェットに係合するネール(図示せず)が前記案内部材103に設けられている。
[1] ベースブラケット(10)に内包されるシャフト(20)と、
前記シャフト(20)の一端側に設けられた操作ハンドル(30)と、
前記シャフト(20)の他端側に連結されたブレーキケーブル(2)とを備え、
前記操作ハンドル(30)を引くことで前記シャフト(20)を介して前記ブレーキケーブル(2)を引き出し、ブレーキを作動させる位置で前記ベースブラケット(10)に対する前記シャフト(20)と前記ブレーキケーブル(2)の位置が固定されるパーキングブレーキ装置(1)において、
前記ベースブラケット(10)の長手方向に延設され、ラチェット(41)を有するラチェットプレート(40)と、
前記ラチェット(41)に係脱するように揺動可能な係止ポール(52)と、
前記係止ポール(52)を前記ラチェット(41)に係止させる方向に付勢力を付与する付勢部材(53)と、
前記ラチェット(41)に係止した前記係止ポール(52)に、前記付勢力に抗する力を付与して、前記ラチェット(41)との係止を解除するリリースポール(80)と、
前記リリースポール(80)に連結され、前記操作ハンドル(30)側へ延びるリリースプレート(60)と、
前記リリースプレート(60)に長手方向に形成されるガイド孔(63)と、
前記ガイド孔(63)に摺動自在に軸連結され、前記リリースプレート(60)に対してガイド孔長の範囲で軸方向に相対移動可能且つ、前記ガイド孔長の範囲以上に移動した状態では前記リリースプレート(60)と一体的に軸方向に移動するリリースロッド(70)と、
前記操作ハンドル(30)に摺動可能に配置され、前記リリースロッド(70)を軸方向に移動操作させる操作ボタン(31)と、を設け、
前記リリースロッド(70)は前記操作ハンドル(30)の引き動作と前記操作ボタン(31)の動作により、軸方向に移動するものであり、前記操作ボタン(31)の操作のみのリリースロッド(70)の移動量は前記ガイド孔長以下であることを特徴とするパーキングブレーキ装置(1)。
前記スイッチリンク(91)は、前記枢軸(92)を境にして、前記ブレーキの作動が解除されているときの前記シャフト(20)の先端部(20b)に当接する側の長さを前記スイッチ(90)を押す側の長さよりも長くして、前記スイッチリンク(91)が前記スイッチ(90)を押す押圧力を前記スイッチ(90)に合わせて適宜に設定したものであることを特徴とする[1]に記載のパーキングブレーキ装置(1)。
パーキングブレーキ装置(1)によれば、ベースブラケット(10)に囲むように保持されたシャフト(20)の一端側である基端部(20a)側に固定された操作ハンドル(30)を手でベースブラケット(10)の長手方向に引くと、他端側である先端部(20b)側で連結されたブレーキケーブル(2)が引かれてブレーキが作動する。
図1〜9は本発明の一実施の形態を示している。
図1に示す、パーキングブレーキ装置1は、ベースブラケット10がシャフト20を囲むように保持している。ベースブラケット10は、横長の金属板を成形したものを2枚合わせて、合わせ目をリベット11によって固定したものである。このベースブラケット10によって保持されるシャフト20は、基端部20a側に操作ハンドル30が固定されており、後述するように先端部20b内側でブレーキケーブル2(図4参照)の一端部が連結されている。ブレーキケーブル2のもう一方の端部は、不図示のブレーキユニットに連結されており、操作ハンドル30をベースブラケット10の長手方向に沿って引くことによりブレーキケーブル2が引かれてブレーキが作動して制動する。
後端部50bには、ブレーキケーブル2の先端に固定したエンドピース2aを入れることができる空間55が形成されている。
図4および図5は、パーキングブレーキ装置1が制動していない状態を示している。
この状態では、シャフト20が完全にベースブラケット10内に収納されている。ブレーキケーブル2が連結されたプルブラケット50およびリリースプレート60は、最もシャフト20の先端部20b側に寄った位置にある。係止ポール52はラチェットプレート40の上向傾斜部40eから後方に外れた位置にあり、トーションスプリング53によって下方から上に向けて付勢されている。このため、係止部52bがリリースポール80に係止している。
1…パーキングブレーキ装置
2…ブレーキケーブル
2a…エンドピース
3…アウターケーブル
10…ベースブラケット
10a,10b…ブラケット部材
11…リベット
12…ベースブラケットの後端部
12a…ケーブル導入溝
12b…固定部
13…ボルト
20…シャフト
20a…基端部
20b…先端部
20c…上面
21…切欠き部
22…シャフトピン
23…ルースブラケット
24a…スプリングプレート
24b…スプリングプレート
25…コイルばね
29…ガイドブッシュ
30…操作ハンドル
31…操作ボタン
32…リンク
40…ラチェットプレート
40a…先端部
40b…後端部
40c…下向傾斜部
40d…平坦部
40e…上向傾斜部
41…ラチェット
50…プルブラケット
50a…先端部
50b…後端部
50c…第1ガイド孔
51…枢軸
52…係止ポール
52a…爪部
52b…係止部
52c…解除姿勢維持部
53…トーションスプリング
54…ピン
55…空間
60…リリースプレート
60b…後端部
61…平行部
62…延伸部
63…第2ガイド孔
70…リリースロッド
71…先端部
80…リリースポール
81…係止部
90…スイッチ
91…スイッチリンク
92…枢軸
Claims (3)
- ベースブラケットに内包されるシャフトと、
前記シャフトの一端側に設けられた操作ハンドルと、
前記シャフトの他端側に連結されたブレーキケーブルとを備え、
前記操作ハンドルを引くことで前記シャフトを介して前記ブレーキケーブルを引き出し、ブレーキを作動させる位置で前記ベースブラケットに対する前記シャフトと前記ブレーキケーブルの位置が固定されるパーキングブレーキ装置において、
前記ベースブラケットの長手方向に延設され、ラチェットを有するラチェットプレートと、
前記ラチェットに係脱するように揺動可能な係止ポールと、
前記係止ポールを前記ラチェットに係止させる方向に付勢力を付与する付勢部材と、
前記ラチェットに係止した前記係止ポールに、前記付勢力に抗する力を付与して、前記ラチェットとの係止を解除するリリースポールと、
前記リリースポールに連結され、前記操作ハンドル側へ延びるリリースプレートと、
前記リリースプレートに長手方向に形成されるガイド孔と、
前記ガイド孔に摺動自在に軸連結され、前記リリースプレートに対してガイド孔長の範囲で軸方向に相対移動可能且つ、前記ガイド孔長の範囲以上に移動した状態では前記リリースプレートと一体的に軸方向に移動するリリースロッドと、
前記操作ハンドルに摺動可能に配置され、前記リリースロッドを軸方向に移動操作させる操作ボタンと、を設け、
前記リリースロッドは前記操作ハンドルの引き動作と前記操作ボタンの動作により、軸方向に移動するものであり、前記操作ボタンの操作のみのリリースロッドの移動量は前記ガイド孔長以下であることを特徴とするパーキングブレーキ装置。 - 前記ブレーキの作動が解除されているときの前記シャフトの先端部寄りに配設した枢軸と、該枢軸に揺動可能に枢支され、前記シャフトに当接可能なスイッチリンクと、該スイッチリンクによってON/OFFされるスイッチとを備え、
前記スイッチリンクは、前記枢軸を境にして、前記ブレーキの作動が解除されているときの前記シャフトの先端部に当接する側の長さを前記スイッチを押す側の長さよりも長くして、前記スイッチリンクが前記スイッチを押す押圧力を前記スイッチに合わせて適宜に設定したものであることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。 - 前記ベースブラケットは、2枚のブラケット部材を合わせて成り、前記シャフトの先端部寄りの端部に長手方向に延びるケーブル導入溝を有するとともに、前記ブラケット部材同士を固定する固定部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のパーキングブレーキ装置。
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