JP4260069B2 - 光接続箱の引き出しトレー - Google Patents

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Description

本発明は、引き出しトレーの底面板にホルダを着脱自在に固定可能な光接続箱の引き出しトレーに関するものである。
多本数の光ファイバーを接続する光接続箱の内部には、引き出し可能な引き出しトレーを備えた引き出しユニットが多段に積層されている。特に情報通信分野においては、設備の小型化、軽量化の要求が高いため、引き出しトレーの高さが1cm程度にまで薄くなっており、その底面板の中央には光ファイバの接続部などを保持するホルダが取り付けられている。
ホルダ2の取り付け構造としては、図7に示すように、引き出しトレー1の上面にカギ形状突起3を突設し、ホルダ2の底板端部をこれらのカギ形状突起3で挟み込んで固定する構造が多く採用されていた。(特許文献1)しかし、ホルダ2の底板の大きさや形状が違うと交換が不可能であるという問題点があった。またカギ形状突起3が邪魔になり位置変更が制限されるという問題点もあった。
特開2003-241004号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、引き出しトレーに固定するホルダの底板の大きさや形状の自由度を高めたうえ、ホルダの取り付け位置が変更可能な光接続箱の引き出しトレーを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、底面板にホルダを着脱自在に固定可能な光接続箱の引き出しトレーであって、ホルダに、先端部の側方に嵌合突起または嵌合凹部を備えた第1突起を下向きに突設し、引き出しトレーの底面板に少なくとも3本の平行なスリットからなり、スリット間を隣接するスリット方向への撓み部としたスリット部を形成し、スリット部の各スリット間の撓み部の側壁に前記第1突起の嵌合突起または嵌合凹部が係合する嵌合凹部または嵌合突起を形成し、さらに前記第1突起の両側には嵌入孔部を設ける一方、引き出しトレーの底面板に設けられた前記スリット部の各スリット間の撓み部の上面には前記嵌入孔部に嵌入される第2突起を設け、第1突起は引き出しトレーの底面板の板厚より低い高さに形成すると共に、第2突起はホルダの底板より低い高さに形成したことを特徴とするものである。
また、前記引き出しトレーは、ユニットトレーに引き出し可能に支持されたものであって、前記引き出しトレーの裏面に溝部を形成し、該溝部内の両端に突起を形成するとともに、該溝部に対応する弾性突起をユニットトレーに設けたものとしてもよい。
本発明によれば、ホルダ部の第1突起に設けた嵌合突起を引き出しトレーのスリット部の撓み部の側壁に設けた嵌合凹部に係合する構造であるため、従来のようにカギ形状突起によってホルダの底板の大きさが制限されていないため、ホルダの種類を変更したときにホルダの底板の大きさや形状が異なっていても対応可能である。また、邪魔になるカギ形状突起がないため、ホルダの取り付け位置も制限されることがないものである。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明が適用される光接続箱の斜視図であり、箱本体10の内部の引き出しトレー11が多段に積層された状態を示している。図2に示すように、引き出しトレー11はユニットトレー12上に前方に引き出し可能に支持されている。
すなわち、引き出しトレー11は左右両端に設けた立ち上がり片14の側部が、ユニットトレー12の両側の立ち上がり片13に接触すると共に、その上部は、立ち上がり片13の先端部に内向きに設けた一対の突起15に接触しながらスライドするようになっている。
さらに、図3、図4に示すように、ユニットトレー12の底面の前方両側に、その前面を傾斜面16aとした弾性突起16を設ける一方、引き出しトレー11の底面の裏面には、スライドするときに、前記弾性突起16に対応する溝部17が設けられており、溝部17内の両端近傍には突起18a、18bが両端に設けられている。
このような引き出しトレー11をユニットトレー12内に収納しているときは、弾性突起16は溝部17の前方の突起18aを乗り越えて小溝部17aに収まっているので、確実に収納しておくことができ、輸送等に外力が加わってもユニットトレー12が飛び出すことはない。また、最大引き出し時には、弾性突起16は溝部17の後方の突起18bを乗り越えて小溝部17bに収まっているうえ、立ち上がり片13に内向きに設けた突起15が立ち上がり片14の上部に接触しているため、その位置を確実に固定でき抜け落ちることがないものである。従って、引き出しトレー11上にストッパ部材を設置する必要がないため、配線時に邪魔になることがない。また、引き出しトレーとは別にストッパ部材を設ける必要がないので、コストダウンを図ることができる。
次に、これらの引き出しトレー上に取り付けられる各種ホルダの固定する構造について説明する。
図5に示すように、ホルダ19の底板20の表面には、光ケーブルの接続部を保持する各種ホルダ部が設けられており、底板20の裏面には第1突起21が下方に向けて形成されて、その先端部の側方には半球状の嵌合突起22が設けられている。また、第1突起22の両側には、後述する引き出しトレー11のスリット部25に形成した第2突起23が嵌入される嵌入孔部24が形成されている。なお、第1突起22は引き出しトレー11の底面板の板厚より低い高さに形成されている。
また、引き出しトレー11の底面板には3本1組のスリット部25が複数箇所(図5の例では4箇所)設けられている。スリット部25のスリットの内、中央のスリット25bの幅はホルダ19の第1突起21の幅と略同一に形成されている。スリット部25の各スリットに挟まれた撓み部26の上面には低段部からなる第2突起23が形成されると共に、第2突起23下方の中央スリット25bの側壁には、第1突起21の嵌合突起22に係合する嵌合凹部27が設けられている。なお、第2突起23はホルダの底板20より低い高さに形成されている。後述するように、撓み部26は隣接するスリット方向へ撓むことができるものである。
上記のような引き出しトレー11にホルダ19を固定するには、図6に示すように、ホルダ11の第1突起21を3本1組のスリット部25の中央のスリット25bに挿入すればよい。中央のスリット25bの幅はホルダ11の第1突起21の幅と略同一であるので、最初に第1突起21の先端部に形成した半球状の嵌合突起22が、撓み部26上に形成した第2突起23と接触する。第1突起21を中央のスリット25bに挿入していくと、撓み部26は第1突起21の嵌合突起22によって両側のスリット25a、25cの方向にそれぞれ撓む。嵌合突起22が第2突起23の下方の嵌合凹部27に嵌ったとき、撓み部26は撓みを回復して元の位置に戻る。
このように第1突起21の嵌合突起22を第2突起23の下方の嵌合凹部27に嵌め込むことにより、引き出しトレー11はホルダ19を保持するものである。従って引き出しトレー11の底面板は、平面的な構造でありながらホルダ19を強固に取り付けることができる。
ホルダ19を引き出しトレー11から取り外すときは、ホルダ19の底板20を上方に持ち上げることにより、嵌合突起22が嵌合凹部27より離脱し、撓み部26を撓ませながら第1突起21を中央のスリット25bから抜き出すことができる。嵌合突起22は半球状に形成されているので、一定の力でホルダ19の底板を持ち上げるとスムーズに取り外すことができる。
また、第1突起21及び第2突起23は嵌合する相手側の板厚を超えない高さに形成されているため、引き出しトレー11の底面には突出物がなくユニットトレー12に対してスムーズに摺動自在に支持されるものである。
一方、引き出しトレー11の底面板にさらに多数のスリット部を設ければ、それぞれのスリット部にホルダを固定することが可能である。また、引き出しトレー11上の第2突起はホルダの底板の板厚程度のものであるから、ホルダの取り付け位置を変更した場合にも制限を受けることはない。
なお、上記した実施形態ではホルダ19に第1突起21を突設し、引き出しトレー11にスリット部25を形成した。しかしこれらの突起とスリット部とは逆に設けることも可能であり、ホルダ19にスリット部を設け、引き出しトレー11に第1突起を形成してもよい。
光接続箱の斜視図である。 引き出しトレーとユニットトレーの斜視図である。 ユニットトレー側のストッパ機構を示す底面斜視図である。 引き出しトレー側のストッパ機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示す断面図である。 従来技術を示す断面図である。
符号の説明
1 引き出しトレー
2 ホルダ
3 カギ状突起
10 箱本体
11 引き出しトレー
12 ユニットトレー
13 立ち上がり片
14 立ち上がり片
15 突起
16 弾性突起
17 溝部
18 突起
19 ホルダ
20 底板
21 第1突起
22 嵌合突起
23 第2突起
24 嵌入孔部
25 スリット部
26 撓み部
27 嵌合凹部

Claims (2)

  1. 底面板にホルダを着脱自在に固定可能な光接続箱の引き出しトレーであって、ホルダに、先端部の側方に嵌合突起または嵌合凹部を備えた第1突起を下向きに突設し、引き出しトレーの底面板に少なくとも3本の平行なスリットからなり、スリット間を隣接するスリット方向への撓み部としたスリット部を形成し、スリット部の各スリット間の撓み部の側壁に前記第1突起の嵌合突起または嵌合凹部が係合する嵌合凹部または嵌合突起を形成し、さらに前記第1突起の両側には嵌入孔部を設ける一方、引き出しトレーの底面板に設けられた前記スリット部の各スリット間の撓み部の上面には前記嵌入孔部に嵌入される第2突起を設け、第1突起は引き出しトレーの底面板の板厚より低い高さに形成すると共に、第2突起はホルダの底板より低い高さに形成したことを特徴とする光接続箱の引き出しトレー。
  2. 前記引き出しトレーは、ユニットトレーに引き出し可能に支持されたものであって、前記引き出しトレーの裏面に溝部を形成し、該溝部内の両端に突起を形成するとともに、該溝部に対応する弾性突起をユニットトレーに設けたことを特徴とする請求項1に記載の光接続箱の引き出しトレー。
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