JP4258774B2 - シクロプロペン類および補助剤を有する組成物 - Google Patents

シクロプロペン類および補助剤を有する組成物 Download PDF

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Description

エチレンは、植物中のある種の受容体と結合することによって植物または植物の部分、たとえば花、葉、果実および野菜の早枯れの原因となり得る。また、エチレンは、葉の黄変および発育不全を促進し、ならびに果実、花および葉の成熟前の落下を促進する。シクロプロペン類(すなわち、置換および非置換シクロプロペンならびにその誘導体)は、エチレンの当該影響を妨げるのに有効な薬剤である。植物または植物の部分をシクロプロペン類と効果的に接触させるにあたっての一つの問題は、多くの有用なシクロプロペン類が周囲条件(10から35℃および約1気圧)で気体であることである。従って、ある場合には、シクロプロペンは、植物または植物の部分との接触において、(植物または植物の部分の表面にまたは内部に)残存しないで大気中に漏出する傾向がある。米国特許第5,518,988号は、シクロプロペン類と湿潤剤との混合物を植物に施用することを開示している。
米国特許第5,518,988号明細書
植物または植物の部分と接触させることができる組成物であって、かつ、エチレンの影響を阻止するにあたってシクロプロペン類の効力が向上されている組成物を提供することが望まれる。
本発明において、
(a)1以上の分子カプセル化剤であって、その各々の内部に次式で表される1以上のシクロプロペン類をカプセル化する分子カプセル化剤、
Figure 0004258774
(式中、前記Rは水素、または置換もしくは非置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、フェニルもしくはナフチル基であり;置換基は、存在する場合には、独立してハロゲン、アルコキシまたは置換もしくは非置換フェノキシである);および、
(b)界面活性剤、アルコール、炭化水素油およびこれらの混合物からなる群の中から選択される1以上の補助剤、
を含む組成物が提供される。
本明細書で使用される場合、特に明記しない限り、全てのパーセントは重量パーセントであり、また全ての部は重量部であり、両端を含み、かつ、組合せ可能である。全ての比率は重量比であり、また全ての比率範囲は両端を含み、かつ、組合せ可能である。全てのモル範囲は両端を含み、かつ、組合せ可能である。
本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、直鎖、分岐鎖または環状(C〜C20)基を意味し、これらの基としては、たとえば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、1−エチルプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、イソブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、ペンチル基、オクチル基およびデシル基が挙げられる。「アルケニル」および「アルキニル」という用語は、(C〜C20)アルケニル基および(C〜C20)アルキニル基、たとえば2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−2−プロペニル基、および2−プロピニル基を意味する。「シクロアルキルアルキル」という用語は、(C〜C)シクロアルキル基で置換された(C〜C15)アルキル基、たとえばシクロプロピルメチル基、シクロプロピルエチル基、シクロブチルメチル基、およびシクロペンチルエチル基を意味する。「ハロアルキル」という用語は、1個またはそれ以上の水素原子がハロゲン原子により置換されているアルキル基を意味する。「ハロゲン」という用語は、一つまたはそれ以上の、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を意味する。
本発明の実施は、1以上のシクロプロペン類の使用を含む。本明細書で使用する場合、「シクロプロペン」とは、次の式を有する任意の化合物を意味する。
Figure 0004258774
(式中、Rは水素、または置換もしくは非置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、フェニルもしくはナフチル基であり;置換基は、存在する場合には、独立してハロゲン、アルコキシまたは置換もしくは非置換フェノキシである)
本明細書で使用される場合、Rが水素である前記の構造の化合物を意味する場合には、「非置換シクロプロペン」という用語が使用される。
いくつかの態様において、Rは二重結合を有していない。独立して、いくつかの態様において、Rは三重結合を有していない。独立して、いくつかの態様において、Rにはハロゲン原子置換基が存在しない。独立して、いくつかの態様において、Rはイオン性である置換基を有していない。独立して、いくつかの態様において、Rは酸素化合物を生成することができない。
本発明のいくつかの態様において、Rは(C〜C10)アルキルである。いくつかの態様において、Rは(C〜C)アルキル、または(C〜C)アルキル、またはメチルである。Rがメチルである場合には、前記シクロプロペンは本明細書では「1−MCP」と記載される。
本発明に適用することができるシクロプロペン類は公知の物質であり、任意の方法で調製することができる。シクロプロペン類のいくつかの好適な調製方法は、米国特許第5,518,988号および第6,017,849号に開示された方法である。
本発明の組成物中のシクロプロペンの量は、組成物の種類および意図する使用方法に応じて幅広く変化させることができる。いくつかの態様において、シクロプロペンの量は、組成物の全重量に基づいて、4重量%以下;または1重量%以下;または0.5重量%以下;または0.05重量%以下である。独立して、いくつかの態様において、シクロプロペンの量は、組成物の全重量に基づいて、0.000001重量%以上;または0.00001重量%以上;または0.0001重量%以上;または0.001重量%以上である。
水を含有する本発明の組成物におけるシクロプロペンの量は、百万分率(すなわち、水1,000,000重量部当たりのシクロプロペンの重量部、すなわち「ppm」)として、または十億分率(すなわち、水1,000,000,000重量部当たりのシクロプロペンの重量部、すなわち「ppb」)として特徴付けることができる。いくつかの態様において、シクロプロペンの量は1ppb以上;または10ppb以上;または100ppb以上である。独立して、いくつかの態様において、シクロプロペンの量は10,000ppm以下;または1,000ppm以下である。
いくつかの態様において、本発明の実施は1以上の金属錯化剤の使用を含む。金属錯化剤は、金属原子と配位結合を形成することができる1以上の電子供与性原子を含有する化合物である。ある種の金属錯化剤はキレート化剤である。本明細書で使用される場合、「キレート化剤」は、金属原子と配位結合を形成することができる電子供与性原子を2以上含有する化合物であり、キレート化剤の1個の分子は1個の金属原子と2以上の配位結合を形成することができる。好適なキレート化剤としては、たとえば有機および無機キレート化剤が挙げられる。好適な無機キレート化剤の中には、たとえば、リン酸塩類、たとえばピロリン酸四ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウムおよびヘキサメタリン酸がある。好適な有機キレート化剤の中には、マクロ環状構造および非−マクロ環状構造を有するキレート化剤がある。好適なマクロ環状有機キレート化剤の中には、たとえば、ポルフィン化合物、環状ポリエーテル類(クラウンエーテルとも呼ばれる)、および窒素原子と酸素原子の両方を有するマクロ環状化合物がある。
非−マクロ環状構造を有するいくつかの好適な有機キレート化剤としては、たとえば、アミノカルボン酸、1,3−ジケトン、ヒドロキシカルボン酸、ポリアミン、アミノアルコール、芳香族複素環式塩基、フェノール、アミノフェノール、オキシム、シッフ塩基、硫黄化合物、およびこれらの混合物が挙げられる。いくつかの態様において、前記キレート化剤としては、1以上のアミノカルボン酸、1以上のヒドロキシカルボン酸、1以上のオキシム、またはこれらの混合物が挙げられる。いくつかの好適なアミノカルボン酸としては、たとえば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、N−ジヒドロキシエチルグリシン(2−HxG)、エチレンビス(ヒドロキシフェニルグリシン)(EHPG)、およびこれらの混合物が挙げられる。いくつかの好適なヒドロキシカルボン酸としては、たとえば、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、5−スルホサリチル酸およびこれらの混合物が挙げられる。いくつかの好適なオキシムとしては、たとえば、ジメチルグリオキシム、サリチルアルドキシムおよびこれらの混合物が挙げられる。いくつかの態様において、EDTAが使用される。
いくつかのさらなる好適なキレート化剤は、高分子物質である。いくつかの好適な高分子キレート化剤としては、たとえば、ポリエチレンイミン、ポリメタクリロイルアセトン、ポリ(アクリル酸)およびポリ(メタクリル酸)が挙げられる。ポリ(アクリル酸)がいくつかの態様で使用される。
キレート化剤ではないいくつかの好適な金属錯化剤は、たとえば、アルカリ炭酸塩、たとえば炭酸ナトリウムである。
金属錯化剤は、中性の形態で、または1以上の塩の形態で存在することができる。好適な金属錯化剤の混合物もまた好適である。
金属錯化剤を使用しない本発明の態様も考えられる。
本発明のいくつかの態様は、水を含有しない。
いくつかの態様において、本発明の組成物は水を含有する。かかる態様のいくつかでは、水は1以上の金属イオン、たとえば、鉄イオン、銅イオン、その他の金属イオンまたはこれらの混合物を含有する。いくつかの態様において、水は0.1ppm以上の1以上の金属イオンを含有する。
1以上の金属錯化剤を使用する態様の中で、本発明において使用される金属錯化剤の量もまた幅広く変化させることができる。いくつかの態様において、金属錯化剤の量は、これらの態様において存在するかまたは存在することが予期される金属イオンの量を錯体化するのに十分であるように調整される。たとえば、本発明の組成物が水を含有するいくつかの態様において、相対的に有効なキレート化剤(すなわち、水中の金属イオンの全てまたはほぼ全てと錯体を形成するであろうキレート化剤)が使用される場合には、キレート化剤のモル数の、金属イオンのモル数に対する比率は、0.1以上、または0.2以上、または0.5以上、または0.8以上である。相対的に有効なキレート化剤を使用するかかる態様の中で、キレート化剤のモル数の金属イオンのモル数に対する比率は、2以下、または1.5以下、または1.1以下である。
独立して、いくつかの態様において、金属錯化剤の量は、組成物の全重量に基づいて、25重量%以下、または10重量%以下、または1重量%である。独立して、いくつかの態様において、金属錯化剤の量は、組成物の全重量に基づいて、0.00001%以上;または0.0001%以上;または0.01%以上である。
独立して、本発明の組成物が水を含有するいくつかの態様において、金属錯化剤の量は、水中の金属錯化剤のモル濃度により有効に決定することができる。いくつかの態様において、金属錯化剤の濃度は、0.00001mM(すなわち、ミリモル)以上、または0.0001mM以上、または0.001mM以上、または0.01mM以上、または0.1mM以上である。独立して、本発明の組成物が水を含有するいくつかの態様において、金属錯化剤の濃度は、100mM以下、または10mM以下、または1mM以下である。
本発明の組成物は、少なくとも1種の分子カプセル化剤を含有する。有用な分子カプセル化剤としては、たとえば、有機および無機分子カプセル化剤が挙げられる。好適な有機分子カプセル化剤としては、たとえば、置換シクロデキストリン、非置換シクロデキストリン、およびクラウンエーテルが挙げられる。好適な無機分子カプセル化剤としては、たとえばゼオライトが挙げられる。好適な分子カプセル化剤の混合物もまた好適である。本発明のいくつかの態様において、カプセル化剤はα−シクロデキストリン(「α−CD」)、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、またはこれらの混合物である。本発明の別の態様では、特に前記シクロプロペンが1−メチルシクロプロペンである場合には、カプセル化剤はα−シクロデキストリンである。好ましいカプセル化剤は、R基のサイズに応じて変化する。しかし、当業者には明らかなように、任意のシクロデキストリンまたはシクロデキストリンの混合物、シクロデキストリンポリマー、変性シクロデキストリン、またはこれらの混合物も本発明に従って使用することができる。シクロデキストリン類は、ミシガン州エイドリアンのWacker Biochem Inc.,またはインディアナ州ハモンドのCerestar USAならびにその他の供給業者から入手することができる。
本発明の組成物は、1以上のシクロプロペンをカプセル化する少なくとも1種の分子カプセル化剤を含有する。分子カプセル化剤の分子内にカプセル化されたシクロプロペンまたは置換シクロプロペン分子は、本明細書では「シクロプロペン分子カプセル化剤複合体」と記載されている。シクロプロペン分子カプセル化剤複合体は、任意の手段により調製することができる。一つの調製方法において、たとえば、かかる複合体は、シクロプロペンを、分子カプセル化剤の溶液またはスラリーと接触させ、次いで複合体を単離して、さらに米国特許第6,017,849号に開示される一般的な方法を使用して調製される。1−MCPの場合には、1−MCPガスをα−シクロデキストリンの水溶液に吹き込み、前記溶液から複合体をまず沈殿させ、次いで濾過によって単離する。
いくつかの態様において、分子カプセル化剤の量は分子カプセル化剤のモル数の、シクロプロペンのモル数に対する比率によって有用に特徴付けることができる。いくつかの態様において、分子カプセル化剤のモル数の、シクロプロペンのモル数に対する比率は、0.1以上、または0.2以上、または0.5以上、または0.9以上である。独立して、かかる態様のいくつかにおいて、分子カプセル化剤のモル数の、シクロプロペンのモル数に対する比率は2以下、または1.5以下である。
本発明のいくつかの態様において、1以上の界面活性剤が使用される。好適な界面活性剤としては、たとえば、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、およびこれらの混合物が挙げられる。
好適な陰イオン性界面活性剤の1群は、スルホコハク酸エステル塩、たとえばモノおよびジアルキルスルホコハク酸のアルカリ塩である。いくつかの態様において、ジアルキルスルホコハク酸のナトリウム塩、たとえば4以上の炭素原子または6以上の炭素原子を有するアルキル基を有するジアルキルスルホコハク酸のナトリウム塩が使用される。いくつかの態様において、ジアルキルスルホコハク酸のナトリウム塩、たとえば18以下の炭素原子、または14以下の炭素原子、または10以下の炭素原子を有するアルキル基を有するジアルキルスルホコハク酸のナトリウム塩が使用される。
好適な陰イオン性界面活性剤の別の群は、硫酸塩およびスルホン酸塩、たとえば硫酸アルキルのアルカリ塩である。いくつかの態様において、硫酸アルキルのナトリウム塩、たとえば4以上の炭素原子、または6以上の炭素原子、または8以上の炭素原子を有するアルキル基を有する硫酸アルキルのナトリウム塩が使用される。いくつかの態様において、硫酸アルキルのナトリウム塩、たとえば18以下の炭素原子、または14以下の炭素原子、または10以下の炭素原子を有するアルキル基を有する硫酸アルキルのナトリウム塩が使用される。
いくつかの好適な界面活性剤は、たとえば、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、アルキルフェノールエトキシレート(たとえば、Dow製のTriton(商標)X−100)、セチルピリジニウムブロミド、およびシリコーン系界面活性剤(たとえば、OSi Specialties製のSilwet(商標)L−77界面活性剤)である。
好適な界面活性剤の混合物もまた好適である。
好適な界面活性剤は種々の特性を有する。たとえば、あるものは、シクロプロペンがある種の植物または植物の部分と接触して残存することを可能にすることにおいて優れ、あるものは処方物のその他の成分に容易に溶解し、あるものは植物または植物の部分において植物毒性を生じない。全ての特性に優れる界面活性剤は極めて少ないが、実施者は、所望の使用に最も適した種々の特性について釣り合いのとれた界面活性剤または界面活性剤混合物を、たとえば、処理することが望まれる種、および組成物に使用することが意図されるその他の成分を考慮に入れて容易に選ぶことができる。
界面活性剤を使用する態様の中で、いくつかの態様は、界面活性剤を、組成物の全重量に基づいた重量で、0.025%以上、または0.05%以上、または0.1%以上の量で使用する。独立して、界面活性剤を使用する態様の中で、いくつかの態様は、界面活性剤を、組成物の全重量に基づいた重量で、75%以下、または50%以下、または20%以下、または5%以下、または2%以下、または1%以下、または0.5%以下、または0.3%以下の量で使用する。
本発明のいくつかの態様において、1以上の炭化水素油が使用される。炭化水素油は、6以上の炭素原子を有する直鎖、分岐または環状アルカン化合物である。いくつかの態様において、炭化水素油は石油の蒸留により得られ、アルカン化合物の混合物をある場合には不純物と共に含有する。いくつかの態様において、炭化水素油は、6以上の炭素原子を含有するものが使用される。いくつかの態様において、炭化水素油は18以下の炭素原子を含有するものが使用される。いくつかの好適な炭化水素油としては、たとえば、ヘキサン、デカン、ドデカン、ヘキサデカン、ディーゼル油、精製パラフィン系油(たとえば、Sun Company製のUltrafine(商標)スプレーオイル)およびこれらの混合物が挙げられる。
炭化水素油を使用する態様の中で、いくつかの態様は、炭化水素油を、組成物の全重量に基づいた重量で、0.25%以上、または0.5%以上、または1%以上の量で使用する。独立して、炭化水素油を使用する態様の中で、いくつかの態様は、炭化水素油を、前記組成物の全重量に基づいた重量で、90%以下、または50%以下、または10%以下、または5%以下、または4%以下、または3%以下の量で使用する。
本発明のいくつかの態様は、1以上のアルコールの使用を含む。好適なアルコールとしては、たとえば、アルキルアルコールおよびその他のアルコールが挙げられる。本明細書で使用する場合、アルキルアルコールは、1個の水酸基を有するアルキル化合物であり、このアルキル基は線状、分岐もしくは環状、またはこれらの組合せであってもよく、アルコールは一級、二級または三級アルコールでもよい。本発明において、2以上の炭素原子を有するアルキル基を有するアルキルアルコールが使用される。いくつかの態様において、エタノール、イソプロパノールまたはこれらの混合物が使用される。いくつかの態様において、20以下の炭素原子、または10以下の炭素原子、または6以下の炭素原子、または3以下の炭素原子を有するアルキル基を有するアルキルアルコールが使用される。
アルコールを使用する態様の中で、いくつかの態様では、アルコールを、組成物の全重量に基づいた重量で、0.25%以上、または0.5%以上、または1%以上の量で使用する。アルコールを使用する態様の中で、いくつかの態様では、アルコールを、組成物の全重量に基づいた重量で、90%以下、または50%以下、または10%以下、または5%以下、または4%以下、または3%以下の量で使用する。
前記に挙げた補助剤は、単独で使用してもよいしまたは任意の組合せで使用してもよい。たとえば、次の組成物、すなわち、1以上の界面活性剤を含有するが炭化水素油もアルコールも含有しない組成物、1以上の炭化水素油を含有するが界面活性剤もアルコールも含有しない組成物、および1以上のアルコールを含有するが界面活性剤も炭化水素油も含有しない組成物、の使用を含む種々の態様が考えられる。いくつかの態様において、1以上の界面活性剤と1以上の炭化水素油を含有する組成物が使用されるか、または1以上の界面活性剤と1以上のアルコールを含有する組成物が使用される。いくつかの態様において、1以上の界面活性剤、1以上の炭化水素油、および1以上のアルコールを含有する組成物が使用される。
ある場合には、組成物中に界面活性剤、アルコールおよび炭化水素油に加えて、1以上の補助剤を含有するさせることが望まれる。かかる追加の補助剤としては、たとえば、増量剤、顔料、充填剤、結合剤、可塑剤、潤滑剤、湿潤剤、展着剤、分散剤、粘着剤、接着剤、消泡剤、増粘剤、輸送剤および乳化剤が挙げられる。当該技術分野において通常使用されているこのようなかかる補助剤のいくつかは、John W.McCutcheon,Inc.刊行の「Detergents and Emulsifiers,Annual」、Allured Publishing Company、米国ニュージャージー州リッジウッドにおいて見出すことができる。
組成物の有用性を評価する有用な方法の一つは、組成物の活性である。本明細書で使用される場合、シクロプロペンの「活性」とは、使用するために利用することができる純粋なシクロプロペンの濃度を意味する。たとえば、一般的に、ある試薬が、シクロプロペンを含有する組成物と混合され、この試薬がシクロプロペンの一部もしくは全部と反応するか、または、シクロプロペンの一部もしくは全部を検出できなくするか、もしくは有用な用途に利用できなくする方法で、この試薬がシクロプロペンの一部もしくは全部と錯形成する場合には、この試薬はシクロプロペンの活性を低下させると言われる。本発明の組成物の活性を測定する一つの方法は、植物の処理における組成物の有効性を、たとえば本明細書において以下に定義するトマト上偏成長試験のような方法を使用して試験することによる。
本発明の成分は、任意の手段により、任意の順序において混合することができる。
いくつかの態様において、1以上のシクロプロペン分子カプセル化剤複合体を含有するものが第一のパック(pack)にまとめられ、そして1以上の補助剤を含有するものが第二のパックにまとめられる。この組成物を使用しようとする前に、上記二つのパックは互いに混合され、および水と混合される。かかる態様のいくつかでは、1以上の金属錯化剤が、第一のパック、第二のパックまたは水の少なくとも一つと混合される。
いくつかの態様において、全ての成分、たとえば1以上のシクロプロペン分子カプセル化剤複合体、1以上の補助剤および、任意に、1以上の金属錯化剤を水と混合し、そして完成した混合物を前記組成物の使用が所望されるまで保存する。分子カプセル化剤が比較的低濃度である場合には、かかる態様が最も有用であること考えられる。
いくつかの態様において、1以上のシクロプロペン分子カプセル化剤複合体と、1以上の補助剤とを混合することによって非水性濃厚物が調製される。組成物を使用しようとする前に、非水性濃厚物を水と混合することができるであろうと考えられる。このような態様の中で、1以上の金属錯化剤を、非水性濃厚物と、または水と、またはこの両方と、混合するいくつかの態様がある。
組成物が水を含有していない態様も考えられる。かかる態様において、1以上のシクロプロペン分子カプセル化剤複合体および1以上の補助剤を、任意に追加の補助剤と共に、混合して水と混合せずに使用することができる組成物を形成する。
いくつかの態様において、本発明の組成物は植物または植物の部分を処理するのに使用される。植物の部分としては、植物の任意の部分、たとえば、花卉、花、種子、切り枝、根、球根、果実、野菜、葉およびこれらの組合せが挙げられる。いくつかの態様において、本発明の組成物は1以上の花、果実および野菜を処理するのに使用される。
かかる処理は、シクロプロペンを植物または植物の部分と接触させることが可能な任意の方法で行うことができる。接触させる方法のいくつかの例は、たとえば、噴霧、起泡、煙霧散布、注入、刷毛塗り、浸漬、同様の方法およびこれらの組合せである。いくつかの態様において、噴霧または浸漬、またはこれらの両方が使用される。
本明細書の以下の実施例において、「(C)」と符号を付した実施例は比較例である。
トマト上偏成長試験手順:
トマト上偏成長試験は、次の通りに行った:
トマト(Rutgers 39 Variety Harris Seeds No 885 Lot 37729−A3)を、市販の鉢植え用培養土を満たした2.5平方インチの大きさの鉢で育てた。種子2個をそれぞれの鉢に入れた。最初の本葉を広げ、かつ、3から5インチの背丈になった苗を、トマト上偏成長試験に使用した。
評価を行うために、前記の苗に、試験用1−MCP葉面噴霧液を用いて流れ落ちるまで噴霧し、日光の中で4時間乾燥させた。これらの操作は、後に実験する予定になっている生育植物に対して、いかなる意図しない処理もなされないように、温室で生育する植物から離れた換気領域において行った。
1−MCP処理された植物、ならびに処理対照および非処理対照を、SLX調節雰囲気の配送用ボックスに入れ、密封した。このボックスに、セプタムを通してエチレンを注入し、14ppmの濃度を得た。植物を、雰囲気中にエチレンを有する暗中で12〜14時間密封状態に保った。エチレン処理の最後に、前記ボックスを開封し、上偏成長について評価した。上偏成長の評価は、それぞれの鉢について次の評点システムを使用することにより行った。
1.0% 上偏成長が全くない。(100%抑制)
2.20% 一対の葉が幾分垂れ下がりを示す。(80%抑制)
3.50% 植物が全応答の50%を示す。全ての葉が効果を示す必要があるとは限らない。(50%抑制)
4.80% ほぼ全ての葉が垂れ下がり、いくつかは、葉の裏面が上に露出してるのが見える。(20%抑制)
5.100% 葉が完全に垂れ下がり、葉の裏面が上部から見える(0%抑制)
それぞれの鉢の評点を記録する。6個または8個の鉢の平均を、平均して評点を得る。向上率は、対照の水(すなわち、添加剤無し)1−MCP処理からの向上率を補間することによって算出する。
トマトの上偏成長試験は、水、1−MCP α−CD複合体およびEDTAのナトリウム塩を含有する処方物を使用して行った。1−MCP α−CD複合体は、1−MCP α−CD複合体の重量に基づいて、0.14%の1−MCPを含有していた。1−MCP α−CD複合体の量を調整して、以下の実施例それぞれに示す1−MCPの量を得た。それぞれの処方物のEDTAのナトリウム塩の量は100ppmであった。いくつかの処方物では、さらなる成分を以下の実施例に記載のように含有させた。
実施例1
処方物を、前記トマト上偏成長試験についての手順に記載したように、ただし、補助剤を使用せずに、下記に示した1−MCPの濃度を達成するのに必要な1−MCP α−CD複合体の量を使用して、調製した。結果は次の通りであった。
Figure 0004258774
補助剤無しで、比較的高い濃度の1−MCPだけで、上偏成長の顕著な抑制を達成することができる。
実施例2
140ppbの1−MCPにおける界面活性剤の効果
組成物中に、組成物の全重量に基づいて、1重量%含有される種々の界面活性剤を用いて、実施例1に記載のようにして処方物を調製した。結果は次の通りであった。
Figure 0004258774
大部分の界面活性剤が、実施例1(140ppbの1−MCP、補助剤無し)の比較結果である15%よりも上偏成長の抑制を向上させた。
実施例3
140ppbの1−MCPにおける種々のアルコールおよびアセトン(比較例)
組成物中に、組成物の全重量に基づいて、1重量%含有される種々のアルコール(および比較例)を用いて、実施例1に記載のようにして処方物を調製した。結果は次の通りであった。
Figure 0004258774
エタノールとイソプロパノールは、実施例1(140ppbの1−MCP、補助剤無し)の比較結果である15%よりも上偏成長の抑制を向上させた。
実施例4
140ppbの1−MCPを用いた、界面活性剤+アルキルアルコール
種々のアルコール(および比較例)を用いて、実施例1に記載のようにして処方物を調製した。実施例3の組成物の全てにおいて、組成物中にSDSを、組成物の全重量に基づいて、1重量%含有させた。結果は次の通りであった。
Figure 0004258774
エタノールとイソプロパノールは、上偏成長の抑制を比較例よりも向上させた。
実施例5
140ppbの1−MCPを用いた、界面活性剤+油
種々の炭化水素油を用いて、実施例1に記載のようにして処方物を調製した。炭化水素油は全て、組成物の全重量に基づいて1重量%で使用した。実施例3の組成物の全てにおいて、組成物中にSDSを組成物の全重量に基づいて1重量%含有させた。結果は次の通りであった。
Figure 0004258774
油とSDSを加えた試料は全て、実施例1の比較試料(15%の上偏成長抑制を示した、補助剤を含有していない140ppbの1−MCP)よりも上偏成長の抑制の向上を示した。
実施例6
70ppbの1−MCPにおける種々の補助剤
処方物を、前記トマト上偏成長試験についての手順に記載したように、ただし、種々の補助剤を用いて、70ppbの濃度の1−MCPを達成するのに必要な1−MCP α−CD複合体の量を使用して、調製した。結果は次の通りであった。示されるパーセンテージは組成物の全重量に基づく重量基準である。
Figure 0004258774
全ての組成物が、補助剤を含有しない70ppbの1−MCPでの比較例(10%抑制、実施例1から)よりも向上した上偏成長抑制を示した。

Claims (10)

  1. (a)1以上の分子カプセル化剤であって、その各々の内部に次式で表される1以上のシクロプロペン類をカプセル化する分子カプセル化剤、
    Figure 0004258774
    (式中、前記Rは水素、または置換もしくは非置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、フェニルもしくはナフチル基であり;置換基は、存在する場合には、独立してハロゲン、アルコキシ、または置換もしくは非置換フェノキシである);および、
    (b)界面活性剤、アルコール、炭化水素油およびこれらの混合物からなる群から選択される1以上の補助剤、
    を含有する組成物。
  2. 該Rが(C〜C)アルキルである、請求項1記載の組成物。
  3. 該1以上の分子カプセル化剤が、シクロデキストリンまたはシクロデキストリンの混合物を含有する、請求項1記載の組成物。
  4. 該1以上の補助剤が、少なくとも1種のアルキルアルコールを含有する、請求項1記載の組成物。
  5. 該1以上の補助剤が、少なくとも1種の炭化水素油を含有する、請求項1記載の組成物。
  6. 該1以上の補助剤が、少なくとも1種の界面活性剤を含有する、請求項1記載の組成物。
  7. 該1以上の補助剤が、少なくとも1種のアルキルアルコール;または少なくとも1種の炭化水素油;または少なくとも1種のアルキルアルコールと少なくとも1種の炭化水素油との両方、をさらに含有する、請求項6記載の組成物。
  8. 該組成物が、さらに水を含有する、請求項1記載の組成物。
  9. 該組成物が、さらに1以上の金属錯化剤を含有する、請求項1記載の組成物。
  10. 請求項1記載の組成物を1以上の植物または植物の部分と接触させる工程を含む方法。
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