JP4257941B2 - 建造物沈下修正工法及び建造物沈下修正用連結装置 - Google Patents

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本発明は、建造物沈下修正工法及び建造物沈下修正用連結装置に関するものである。
従来、地震や軟弱地盤の沈下などが起因する、傾いた家屋や建造物を上昇横移動、嵩上げなどの施工方法で元の位置に矯正復元するものとして、不等沈下 した家屋などの建造物の傾きを修正する目的として、ジャッキユニットを矯正対象建造物の基礎下に必要台数設置して、矯正ジャッキ自動制御運転管理装置により制御運転できるようにし、技能工の熟練度を頼りにしていた矯正工事作業が機械化自動化された合理的で安全な施工方法が可能になった建造物矯正ジャッキ自動運転制御システムが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−19429号公報
従来技術においては、ジャッキユニットにより矯正対象建造物を支持した後、ジャッキ台を残して、該台により矯正対象建造物を支持するものであるが、従来のジャッキ台では安定性に劣ることが懸念された。
解決しようとする問題点は、不等沈下した家屋などの建造物の傾きを修正する建造物沈下修正工法において、杭と建造物との連結を確実に行う点である。
請求項1の発明は、建造物の基礎下に設置した押し上げ手段を制御して不等沈下した家屋などの建造物の傾きを修正する建造物沈下修正工法であって、地盤の支持層に支持された杭部材上に設置した前記押し上げ手段により前記基礎を持ち上げた状態で前記杭部材と前記基礎との間に連結部材を介在し、この後前記押し上げ手段を取り除く建造物沈下修正工法において、前記連結部材は、杭部材の上部に設けられ上面上に前記押し上げ手段の設置部を設けると共に該押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所にガイド部を立設した下部部材と、前記下部部材と前記基礎との間に設けられ前記押し上げ手段の貫通部を形成すると共に前記ガイド部に摺動自在なガイド部受け部を設けた上部部材と、前記ガイド部と前記ガイド部受け部との間に介在し両者を固定する固定手段とを備え、前記貫通部に前記押し上げ手段を通して前記基礎側を押し上げることを特徴とする建造物沈下修正工法である。
請求項2の発明は、前記押し上げ手段はジャッキからなることを特徴とする請求項1記載の建造物沈下修正工法である。
請求項3の発明は、前記固定手段は前記ガイド部に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部を支持可能な雌螺子体であることを特徴とする請求項1記載の建造物沈下修正工法である。
請求項4の発明は、建造物の基礎下に設置した押し上げ手段を制御して不等沈下した家屋などの建造物の傾きを修正し、この修正を支持する杭部材と前記基礎の間に介在する建造物沈下修正用連結装置において、前記杭部材の上部に設けられ上面上に前記押し上げ手段の設置部を設けると共に該押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所にガイド部を立設した下部部材と、該下部部材と前記基礎との間に設けられ前記押し上げ手段の貫通部を形成すると共に前記ガイド部に摺動自在なガイド部受け部を設けた上部部材と、前記ガイド部と前記ガイド部受け部との間に介在し両者を固定する固定手段とを備えることを特徴とする建造物沈下修正用連結装置である。
請求項5の発明は、前記固定手段は前記ガイド部に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部を支持可能な雌螺子体であることを特徴とする請求項4記載の建造物沈下修正用連結装置である。
請求項1の発明によれば、前記下部部材と上部部材とは押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所のガイド部、ガイド部受け部により支持され、支持の安定性を向上することができ、さらに貫通部を通して押し上げ手段により基礎を直接的に押し上げることができる。
請求項2の発明によれば、ジャッキを用いることで押し上げ力を強力に行うことができる。
請求項3の発明によれば、螺合により高さ調節を正確に行うことができると共に、支持強度も確保することができる。
請求項4の発明によれば、連結装置では、下部部材と上部部材とは押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所のガイド部、ガイド部受け部により支持され、安定性に優れるので、修正後の建造物の支持を良好に行うことができ、さらに貫通部を通して押し上げ手段により基礎を直接的に押し上げることができる。
請求項5の発明によれば、螺合により高さ調節を正確に行うことができると共に、支持強度も確保することができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図は一実施例を示しており、図1は家屋などの矯正対象建造物(以下建造物1と称する)の傾きを修正する前の断面状態を示し、一方図14は建造物1の傾きを修正した後の断面状態をており、地盤支持層2に下端を打ち込んだ杭部材である基礎杭3の上部に建造物1の沈下修正用装置(以下修正用装置と称する)を介してコンクリートからなる建造物1の基礎たる鉄筋コンクリート基礎4が支持されており、基礎杭3は地面と地盤支持層2との間の土砂に埋設されている。そして、基礎杭3と基礎4との間には、連結部材たる建造物沈下修正用連結装置(以下連結装置と称する)としての第1の連結装置5や第2の連結装置6が設けられている。
図2の平面説明図に示すように図14の基礎4における角や交差点には、ジャッキ台等と称せられる第1の連結装置5が配置されており、一方基礎4コンクリートにおける直腺部の途中には第1の連結装置5より幅狭な第2の連結装置6が配置されている。
図3に示すように、前記第1の連結装置5は、前記杭3の上面に載置される水平な平板状の下部部材7と、前記コンクリート基礎4の下面に水平に当接支持する平板状の上部部材8を備えており、下部部材7は下面に杭3の上面が全面当接する該杭上面よりも面積が広く形成されている。また、上部部材8は下部部材7とほぼ同じ面積を有する形状となっている。尚、図中7Aは下部部材7の下面中央に形成された杭3の上端、図3の場合には杭3を形成する後述する短管22の上端が勘合する位置決め用嵌合受け部である。
前記上部部材8の上部の上面上に昇降駆動手段としての手動式のジャッキである押し上げ手段9の設置部10を設ける。この設置部10は押し上げ手段9が設置できるように形成されたもので、実施例では上面が水平になっていることにより押し上げ手段9を設置できる。そして設置された押し上げ手段9の周囲の少なくとも3箇所、実施例では4箇所にガイド部11を立設している。このガイド部11は上面の中心から四方に配置されて立設した雄螺子軸からなり、この雄螺子軸からなるガイド部11には後述するガイド部受け部12を固定するためのナットである雌螺子体からなる固定手段13が螺合して昇降自在に設けられている。
前記上部部材8は、下面に前記ガイド部11に対向して、該ガイド部11に上下方向に摺動自在なガイド部受け部12を設ける。このガイド部受け部12は下面中心より四方に設けられたものであってガイド部11より径大で下方を開口した円筒状である。そして、ガイド部受け部12は下方開口部14を通してガイド部11がガイド部受け部12に挿入可能に設けられると共に、下方開口部14の縁である係止受け部を形成する下方開口縁14Aが固定手段13の上面と係止するようになっている。さらに、上部部材8の中心には押し上げ手段9の上部、すなわちラム或いはロッドなどと称せられる昇降する作動部16が貫通可能な貫通部17を孔状に形成している。この貫通部17を作動部16が貫通して作動部16の上端が、上部部材8に接触することなく基礎4側を直接或いは間接的に支持できるようになっている。さらに、上部部材8の周囲四方には補強部材8Aが配置されている。この補強部材8Aは上部部材8の縁に沿って平面が矩形になるように配置しており、その角に前記ガイド部受け部12が配置されると共に、このガイド部受け部12の上部外周12Aの外側が補強部材8Aに接してガイド部受け部12自体も補強されている。
図4に示すように、前記第2の連結装置6は、第1の連結装置5と同様に、他の基礎杭3の上面に載置される水平な平板状の下部板部材18と、前記コンクリート基礎4の下面に水平に当接支持する平板状の上部板部材19を備えており、下部板部材18の前後又は左右にガイド部11が設けられ、このガイド部11には後述するガイド部受け部12を固定するためのナットである雌螺子体からなる固定手段13が螺合して昇降自在に設けられている。一方、前記上部板部材19は、下面に前記下部板部材18のガイド部11に対向して、該ガイド部11に上下方向に摺動自在なガイド部受け部12を設ける。そして、押し上げ手段15は左右一対のガイド部11の中間に位置して下部板部材18に載置すると共に、押し上げ手段15の作動部15Aは上部板部材19の下面に当接するようになっている。
次に施工方法について、図5の第1工程から図13の第9工程に基いて説明する。尚、この施工は図2で示したような基礎4における角や交差点の箇所の複数箇所が同時に行われるものである。
図5の第1工程に示すように、建造物1の傾斜して低い側の基礎4回りを掘削する。そして図6の第2工程に示すように、基礎4の下方まで掘削を行って掘削を完了する。次に図7の第3工程に示すように、掘削孔20の底面に鋼管からなる杭3を立てると共にこの杭3と基礎4間に昇降駆動手段としての押し上げ手段9Aを介在する。尚、ここで使用される押し上げ手段9Aが動力式油圧ジャッキの場合にはモータやエンジン駆動の動力式油圧ポンプ9Pが接続される。
図8の第4工程に示すように、押し上げ手段9Aを作動して作動部16を上昇すると、地盤が軟弱なために建造物1が押し上げられずに杭3が下方に押し込まれる。この際、杭3は図3に示すように円筒状継手21を介して、さらなる杭を形成する円管状の短管22が接続されて所定深さに達するようになっている。そして、杭3が支持層2に達した段階で杭3の下方への押し込みは停止する。すなわち、短管22を含む基礎の杭3を地盤の支持層2まで建造物1の重量を利用して杭3を押し込む。
このようにして、図2で示した第1の連結装置5、第2の連結装置6の個所に杭3を配置する。
次に図9の第5工程に示すように、杭3上にある動力式油圧ポンプ9Pが接続された押し上げ手段9Aをそれぞれ撤去する。そして、基礎4の角などに配置されているそれぞれの杭3の上面に第1の連結装置5を押し上げ手段9と共に設置する。また、基礎4の角などの以外に配置されているそれぞれの杭3の上面に第2の連結装置6を押し上げ手段15と共に設置する。前記第1の連結装置5の設置は、杭3の上面に下部部材7を載置し、その中央に、すなわち四方にあるガイド部11の内側に位置して下部部材7の中央に押し上げ手段9を設置する。さらに、ガイド部11がガイド部受け部12に挿入するようにして上部部材8を取り付ける。この際、押し上げ手段9の作動部16が貫通部17に対向するように上向きに取り付ける。そして、上部部材8に基礎4との当て材23として、基礎4或いは後述するコンクリート26と同様な材質であるコンクリートからなるブロックを介在する。この当て材23は、必要に応じて設けられるものであって、平面は上部部材8とほぼ同じ大きさに形成されており、そして予めガイド部11をガイド部受け部12に挿入すると共に、固定手段13をガイド部11のやや上方に螺合し、該固定手段13に下方開口縁14Aを係止させることで、上部部材8と礎4との間に当て材23の厚みよりやや大きい間隙を形成し、その後上部部材8と基礎4との間に当て材23を挟み込み、次に押し上げ手段9を人力で作動させてその作動部16を、貫通部17を通して当て材23の下面に当接する。
同様に、第2の連結装置6を設置する。この取り付けは第1の連結装置5と異なり、押し上げ手段15の作動部15Aは上部板部材19の下面に当て材23Aを介在して当接するようになっており、上部板部材19により直接的に基礎4を押し上げたり、或いは上部板部材19と基礎4との間に当て部材を介在して基礎4を押し上げるようにしている。
尚、この第1の連結装置5及び第2の連結装置6の設置作業は一度に総ての個所で行うと建造物1がさらに沈下するおそれがあるので、1箇所ごとか或いは数箇所ごとに建造物1が沈下しないように分けて作業を行う。
さらに総て或いは一部の押し上げ手段9,15を作動して作動部16を上昇すると、支持層2に支持された杭3上にある押し上げ手段9,15は基礎4、ひいては建造物1を重力に抗して水平状態になるまで持ち上げる。これにより、基礎4が水平に戻って建造物1はほぼ矯正される。この際、押し上げ手段9においてはその作動部16が貫通部17を通して当て部材23、ひいては基礎4を押し上げる。また押し上げ手段15においてはその作動部15Aが上部板部材19、ひいては基礎4を押し上げる。
そして、この押し上げ状態を維持するために、第1の連結装置5においては上部部材8が当て部材23に当接するように固定手段13をガイド部11に沿って上方へ螺合し、下方開口部14に固定手段13を係止する。これにより杭3に支持された下部部材7、これに立設したガイド部11、ガイド部11に螺合した固定手段13、この固定手段13に下方開口部14が係止して固定状態にあるガイド部受け部12、そしてガイド部受け部12と一体な上部部材8は基礎4を支持することができるようになている。
第1の連結装置5と同様に第2の連結装置6においても、上部板部材19を基礎4側に押圧するように固定手段13をガイド部材11に螺合している。
図10の第6工程に示すように、杭3と第1の連結装置5、杭3と第2の連結装置6によって基礎4が支持された状態で、作動部16,15Aを縮小し押し上げ手段9,15を第1の連結装置5、第2の連結装置6より撤去する。そして、掘削孔20の底を埋め戻し、転圧する。さらに図11の第7工程に示すように、杭3、第1の連結装置5及びブロック23の外側に土留め枠24を設置して、土留め枠24の外側を地表まで土砂25を埋め戻す。さらに図12の第8工程に示すように、土留め枠24の内側にコンクリート26をコンクリートミキサー車26Aより注入して杭3、第1の連結装置5及びブロック23をコンクリート26と一体化する。図13の第9工程に示すようにコンクリート26の固化後にさらに土砂25による埋め戻し整地するものである。
以上のように、前記実施例では建造物1の基礎4下に設置した押し上げ手段9を制御して不等沈下した家屋などの建造物1の傾きを修正するものであって、地盤の支持層2に支持された杭3上に設置した前記押し上げ手段9により前記基礎4を持ち上げた状態で前記地盤支持層2と前記基礎4との間に支持部材を介在し、この後押し上げ手段9を取り除く建造物沈下修正工法において、連結部材は、杭3の上部に設けられ上面上に押し上げ手段9の設置部10を設けると共に該押し上げ手段9の周囲の少なくとも3箇所にガイド部11を立設した下部部材7と、下部部材7と前記基礎4との間に設けられ前記押し上げ手段9の貫通部17を形成すると共に前記ガイド部11に摺動自在なガイド部受け部12を設けた上部部材8と、ガイド部11と前記ガイド部受け部12とのの間に介在し両者を固定する固定手段13とを備え、貫通部17に前記押し上げ手段9を通して前記基礎4側を押し上げることにより、前記下部部材7と上部部材8とは押し上げ手段9の周囲の少なくとも3箇所のガイド部11、ガイド部受け部12により支持され、また、押し上げ手段9は貫通部17を通して上部部材8を介在することなく基礎4側を直接的に押圧することになるので安定性に優れるので、修正後の建造物1の支持を良好に行うことができる。
また、前記押し上げ手段9はジャッキからなることで、押し上げ力を強力に行うことができる。
さらに、前記固定手段13は前記ガイド部11に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部12を支持可能な雌螺子体であることにより、螺合により高さ調節を正確に行うことができると共に、螺子のため支持強度も確保することができる。
また、杭3の上部に設けられ上面上に前記押し上げ手段9の設置部10を設けると共に該押し上げ手段9の周囲の少なくとも3箇所にガイド部11を立設した下部部材7と、該下部部材7と前記基礎4との間に設けられ前記押し上げ手段9の貫通部17を形成すると共に前記ガイド部11に摺動自在なガイド部受け部12を設けた上部部材8と、前記ガイド部11と前記ガイド部受け部12との間に介在し両者を固定する固定手段13とを備える第1の連結装置5は、前記下部部材7と上部部材8とは押し上げ手段9の周囲の少なくとも3箇所のガイド部11、ガイド部受け部12により支持され、また、押し上げ手段9は貫通部17を通して上部部材8を介在することなく基礎4側を直接的に押圧することになるので安定性に優れ、修正後の建造物1の支持を良好に行うことができる。
しかも、前記固定手段13は前記ガイド部11に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部12を支持可能な雌螺子体であるので、螺合により高さ調節を正確に行うことができると共に、螺子のため支持強度も確保することができる。
また、上部部材8の周囲には補強部材8Aが配置されているので、上部部材8の耐強度を向上することができる。
以上のように本発明にかかる建造物沈下修正工法及び建造物沈下修正用連結装置は、種々の用途に適用できる。また、杭部材は地盤と基礎との間に介在して建造物を支持できるものあればよく、金属、コンクリート等種々の材質のものを利用することができる。
本発明の実施例1を示す全体断面図である。 本発明の実施例1を示す連結装置設置の説明用平面図である。 本発明の実施例1を示す第1の連結装置設置の分解斜視図である。 本発明の実施例1を示す第2の連結装置設置の分解斜視図である。 本発明の実施例1を示す第1工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第2工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第3工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第4工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第5工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第6工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第7工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第8工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第9工程の説明図である。 本発明の実施例1を示す第10工程の説明図である。
符号の説明
1 建造物
2 地盤支持層
3 杭(杭部材)
4 基礎
5 第1の連結装置(連結部材)
7 下部部材
8 上部部材
9 押し上げ手段
10 設置部
11 ガイド部
12 ガイド部受け部
13 固定手段
17 貫通部

Claims (5)

  1. 建造物の基礎下に設置した押し上げ手段を制御して不等沈下した家屋などの建造物の傾きを修正する建造物沈下修正工法であって、地盤の支持層に支持された杭部材上に設置した前記押し上げ手段により前記基礎を持ち上げた状態で前記杭部材と前記基礎との間に連結部材を介在し、この後前記押し上げ手段を取り除く建造物沈下修正工法において、前記連結部材は、杭部材の上部に設けられ上面上に前記押し上げ手段の設置部を設けると共に該押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所にガイド部を立設した下部部材と、前記下部部材と前記基礎との間に設けられ前記押し上げ手段の貫通部を形成すると共に前記ガイド部に摺動自在なガイド部受け部を設けた上部部材と、前記ガイド部と前記ガイド部受け部との間に介在し両者を固定する固定手段とを備え、前記貫通部に前記押し上げ手段を通して前記基礎側を押し上げることを特徴とする建造物沈下修正工法。
  2. 前記押し上げ手段はジャッキからなることを特徴とする請求項1記載の建造物沈下修正工法。
  3. 前記固定手段は前記ガイド部に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部を支持可能な雌螺子体であることを特徴とする請求項1記載の建造物沈下修正工法。
  4. 建造物の基礎下に設置した押し上げ手段を制御して不等沈下した家屋などの建造物の傾きを修正し、この修正を支持する杭部材と前記基礎の間に介在する建造物沈下修正用連結装置において、前記杭部材の上部に設けられ上面上に前記押し上げ手段の設置部を設けると共に該押し上げ手段の周囲の少なくとも3箇所にガイド部を立設した下部部材と、該下部部材と前記基礎との間に設けられ前記押し上げ手段の貫通部を形成すると共に前記ガイド部に摺動自在なガイド部受け部を設けた上部部材と、前記ガイド部と前記ガイド部受け部との間に介在し両者を固定する固定手段とを備えることを特徴とする建造物沈下修正用連結装置。
  5. 前記固定手段は前記ガイド部に上下方向に移動可能に螺合すると共に、前記ガイド部受け部を支持可能な雌螺子体であることを特徴とする請求項4記載の建造物沈下修正用連結装置。
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