JP4257774B2 - 記憶装置を応用したコピー管理の方法と装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には記憶装置での複製の技術に関連し、特に遠隔地からの記憶装置での複製作成の技術に関する。
【従来の技術】
【0002】
従来は、記憶装置を応用して複製を作成するのに2つのアプローチがあった。ローカルな複製と遠隔からの複製である。どちらの技術もホストCPUの力を使わずにファイル、ファイルシステムあるいはボリュームをミラーするものであった。ホストが製造データを有するボリューム(PVOL)にデータを書き込むと、ストレージシステムが自動的に複製ボリューム(SVOL)にデータを複写する。この方式ではPVOLとSVOLは同じ物であることが保証されている。
【0003】
ローカルに複製をとる方式では、1つのストレージシステム内でボリュームをコピーするので、PVOLとSVOLは同じストレージシステム内に存在する。ローカル複製方式は、典型的にはバックアップを取るために使われている。ユーザーが手動にしろ、バックアッププログラムにしろ、ミラーのペアを分割すると、ホストから書き込まれるデータはSVOLにはコピーされなくなる。従って、SVOLにはPVOLのバックアップが入っていることになる。全ボリュームを回復するには、ユーザーはPVOLとSVOLを再同期させればよい。個別のファイルを回復するには、ユーザーはSVOLからPVOLへホストを介してファイルのコピーを取れば良い。
【0004】
遠隔複製方式では、2つ以上のストレージシステムをまたがってボリュームがコピーされる。ESCON、ファイバチャネル、T3および/またはIPネットワークなど両ストレージシステムを直接結ぶパスを介して、データが転送される。遠隔複製方式は、典型的には地震、洪水、火災などの災害からデータを復旧するのに使われる。たとえメインサイトのストレージシステムや全データセンタが災害により被害を受けたとしても、セカンダリーサイトにデータが残っており業務は迅速に再開される。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようにある程度の利点は認められているが、さらなる改良の余地は残されている。例えば、従来の複製作成方式では、各PVOLから各SVOLへ特定のパスを通して情報を送らねばならない。パスが高バンド巾のパスの場合、使用料がかさんでしまう。一方、十分なバンド巾がない場合、コピー処理が遅延してしまう。ストレージを応用した複製を管理する技術の改善が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ストレージを応用した複製の管理技術を提供する。本発明を実施することにより、例えば、各ペアの情報をコピーする必要なしに、複数の情報コピーを遠隔地に作成することができるようになる。災害復旧、試験、あるいはその他の目的で、1つ以上の遠隔ミラーペアを生成することができる。
【0007】
実施例では、新しいローカルミラーを各PVOLと遠隔ミラーの各SVOLに対して生成するシステム管理者は、第1の遠隔コピーシステムのコピーである第2の遠隔コピーシステムを生成することができる。新しいローカルミラーを生成する代わりに、システム管理者は以前に別の目的やテスト用に作られたローカルミラーを使うことを選択することができる。
【0008】
第2の遠隔コピーシステムの準備において、例えばホストから発行されるアトミックスプリット(atomic split)コマンドを使って、ローカルミラーをアトミックに解消してもよい。ミラー関係がアトミックに中断(サスペンド)されると、ローカルと遠隔のストレージサブシステムのセカンダリーボリュームは同じデータを有し、従って同一となる。
【0009】
従って、ローカルのセカンダリーボリュームから遠隔セカンダリーボリュームにデータをコピーすることなく、ローカルのセカンダリーボリュームと遠隔セカンダリーボリュームとからなる新しいミラーが構成できる。これら2つのボリュームは、それぞれローカルプライマリボリュームと、及び遠隔セカンダリー−プライマリボリュームのローカルミラーである。
【0010】
第2のミラーペアが生成されると、テストアプリケーションなどが第2の遠隔ミラーペアを用いて補助ホスト上にて走り出すことができる。従って、上の方法では、第2の遠隔コピーシステムを作るために、プライマリストレージシステムからセカンダリーストレージシステムへデータをコピーする必要がない。
【0011】
2つのストレージシステム間でデータを転送するには、ストレージシステム間が長距離のため、通常長時間かかりその結果コストもかさむ。これ以降、本発明はボリュームの複製について説明するが、ボリュームに限定されるものではなく、ファイルやファイルシステムにも容易に適用できるものである。
【0012】
本発明の代表的実施例では、パスで接続されている第1のストレージサブシステムと第2のストレージサブシステムとの間で遠隔コピーを作成する手法を提供する。
【0013】
第1のストレージシステムは第1のホストに接続されている。本手法は、第1の論理ボリュームを第1のストレージサブシステムに、そして第2の論理ボリュームを第2のストレージサブシステムに作成することを含んでいる。第2の論理ボリュームは、第1の論理ボリュームをコピーした論理ボリュームであっても良い。第1の論理ボリュームと第2の論理ボリュームは同期されている。
【0014】
さらに、本手法では第3の論理ボリュームを第1のストレージサブシステムの中に作成することも含んでいる。第3の論理ボリュームは、第1の論理ボリュームをコピーした論理ボリュームであってもよい。第1の論理ボリュームと第3の論理ボリュームは同期することができる。
【0015】
さらに本手法は、第4の論理ボリュームを第2のストレージサブシステムに作成することも含んでいる。第4の論理ボリュームは第2の論理ボリュームをコピーした論理ボリュームでも良い。第2の論理ボリュームと第4の論理ボリュームは同期している。
【0016】
第1の論理ボリュームと第3の論理ボリュームとの間の同期、および第2の論理ボリュームと第4の論理ボリュームとの間の同期をコマンドによって停止することも本手法の一部である。さらに、第4の論理ボリュームと第3の論理ボリュームを同期させることも本発明に含まれる。
【0017】
実施例では、複数の遠隔コピーのミラーが上記の方法で形成されている。実施例には、第1のストレージサブシステム側に第1の補助ホストを設けることも含まれている。第1の補助ホストは第3の論理ボリュームにアクセスすることが許されている。第2の補助ホストを第2のストレージサブシステム側に設けることも本手法に含まれる。第2の補助ホストは第4の論理ボリユームにアクセスすることが許されている。本手法には、第1の補助ホスト、第2の補助ホスト、第3の論理ボリュームおよび第4の論理ボリュームを使ってアプリケーションを実行することも含まれる。
【0018】
本発明の実施例では、アプリケーションの実行にはデータ回復のテストを行うことが含まれている。第1のホストが使用したデータのテストコピーを第3の論理ボリュームに保存することにより、第3の論理ボリュームが第1のストレージサブシステムに作成される。第3の論理ボリュームのデータのミラーイメージを第4のボリュームに形成することにより、第4の論理ボリュームが第2のストレージサブシステムに作成される。実施例では、第1の補助ホストで災害をシミュレートし、第3の論理ボリュームから第4の論理ボリュームへ情報をバックアップし、そこから復旧を行ってデータ回復テストを行っている。
【0019】
ある実施例では、アプリケーションとしてデータマイニングを実行している。第1のホストが使用したオンライントランザクション処理(OLTP)データのコピーを有するデータウェアハウスを第3のボリュームに生成することにより、第3の論理ボリュームが第1のストレージサブシステムに作成される。さらに、第3の論理ボリュームのデータのミラーイメージを第4のボリュームに形成することにより、第4の論理ボリュームが第2のストレージサブシステムに作成される。
【0020】
実施例では、第1の補助ホストでオンライントランザクション処理のデータのコピーを有するデータウェアハウスを生成し、データウェアハウス情報のデータを分析し、第3の論理ボリュームのデータウェアハウス情報を第4の論理ボリュームにバックアップおよび/またはリカバリ処理することでデータマイニングが行われる。
【0021】
ある実施例では、本手法により、第1の論理ボリュームと第2の論理ボリュームが非同期のミラーであるかどうかを判断し、もし非同期の場合は、以後の第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムへ書き込みデータを送付することを禁止し、入力されてきた書き込みデータを第1のストレージサブシステムに書き込み、第2の論理ボリュームと第4の論理ボリュームとの同期を解消した後、第1の論理ボリュームと第2の論理ボリュームを再同期させることが行われている。
【0022】
実施例では、コピーオプションなしでミラーを形成するコマンドを発行し、ミラー用に新しくコピー管理記憶領域を生成することで、第4の論理ボリュームと第3の論理ボリュームとを同期させている。
【0023】
他の代表的実施例では、第1及び第2のストレージサブシステムと第1のストレージサブシステムに接続されたホストとから構成される記憶システムにおいて、データコピー元のボリュームであるプライマリボリューム(PVOL)を指定するプライマリボリュームID(PVOL ID)と、データコピー先のボリュームであるセカンダリーボリューム(SVOL)を指定するセカンダリーボリュームID(SVOL ID)とを少なくとも含み、プライマリボリューム及びセカンダリーボリュームから構成されるミラーをアトミックに分割させるためのコマンドであるアトミックスプリット(Atomic split)コマンドを、対応する第1のストレージサブシステムおよび/または第2のストレージサブシステムに発行する。
【0024】
実施例において、プライマリボリュームIDは、ストレージシステムのシリアル番号とストレージシステム内のボリュームのシリアル番号を有している。
【0025】
さらに他の代表的な実施例では、本発明は第1のデータ保存手段と、第1の手段から遠隔にあり得て、第1のデータ保存手段の内容のコピーであるデータを保存しており、第1のデータ保存手段と同期している第2のデータ保存手段と、を有する記憶システムを提供している。
【0026】
本記憶システムは、また第1のデータ保存手段と同期しており、第1のデータ保存手段と同じ場所にあり、第1のデータ保存手段の内容のコピーであるデータを保存する第3のデータ保存手段を有している。
【0027】
さらに本記憶システムは、第2のデータ保存手段と同期しており、第2のデータ保存手段と同じ場所にあり、第2のデータ保存手段の内容のコピーであるデータを保存する第4のデータ保存手段を有している。
【0028】
本記憶システムは、また第1のデータ保存手段と第3のデータ保存手段との間の同期関係と第2のデータ保存手段と第4のデータ保存手段との間の同期関係とを解消する手段と、同期関係を解消した後に第4のデータ保存手段を第3のデータ保存手段に同期させる手段を有している。
【0029】
実施例では、本記憶システムは、さらにアトミックスプリット(Atomic splitコマンド)を生成するコマンド生成手段を有している。本コマンドは第1のデータ保存手段をプライマリボリュームとして機能させるIDと第2のデータ保存手段をセカンダリーボリュームとして機能させるIDを有している。
【0030】
実施例では、第1のデータ保存手段及び第2のデータ保存手段からなる第1の遠隔ミラーと、第3のデータ保存手段及び第4のデータ保存手段からなる第2の遠隔ミラーと、第1のデータ保存手段及び第3のデータ保存手段からなる第1のローカルミラーと、第2のデータ保存手段及び第4のデータ保存手段からなる第2のローカルミラーとにそれぞれ異なる名前が付与され、コマンド生成手段は、対応するミラーに付与された名前を含む本コマンドを生成する。
【0031】
別の代表的な実施例では、本発明は第1のストレージシステムの第1の論理ユニットと第2のストレージシステムの第2の論理ユニットとの間に第1の遠隔ミラーを生成することを含む手法を提供している。第1のローカルミラーを第1のストレージシステムの第1の論理ユニットと第3の論理ユニットとの間に生成することもまた本手法の一部である。第2のローカルミラーを第2のストレージシステムの第2の論理ユニットと第4の論理ユニットとの間に生成することもまた同様である。
【0032】
さらに本手法は第1のローカルミラーと第2のローカルミラーを分割し、第2の遠隔ミラーを第3の論理ユニットと第4の論理ユニットの間に生成することも含んでいる。実施例では、第1のローカルミラーと第2のローカルミラーを分割する手法には、第1の遠隔ミラーが非同期であるかを判定し、もし非同期であれば、保留中の情報をすべて第2のストレージシステムにコピーすることが含まれている。実施例では、上記の手法により遠隔コピーミラーが多数生成されている。
【0033】
また、本実施例の手法では、第1の遠隔ミラーの論理ボリュームを製造プロセスに使用し、第2の遠隔ミラーの論理ボリュームをテストに使用することが示されている。他の実施例では、第1の遠隔ミラーの論理ボリュームをオンライントランザクション処理に使用し、第2の遠隔ミラーの論理ボリュームをデータマイニングに使用することが示されている。
【0034】
ある実施例では、コピーオプションなしのミラー生成コマンドの発行により、第2の遠隔ミラーを第3の論理ユニットと第4の論理ユニットとの間に生成し、コピー管理情報の記憶エリアを新たに設けることにより第3の論理ユニットと第4の論理ユニットとの間のミラーを管理することが示されている。
【0035】
さらに別の代表的な実施例では、第1のストレージシステムに設定された第1の論理ユニットと第2のストレージシステムに設定された第2の論理ユニットとの間に第1の遠隔ミラーを確立すると共に、第1のストレージシステムに設定された第1の論理ユニット及び第3の論理ユニット間に第1のローカルミラーを確立し、さらに第2のストレージシステムに設定された第2の論理ユニット及び第4の論理ユニット間に第2のローカルミラーを確立する第1のステップと、第1のローカルミラーと第2のローカルミラーを分割する第2のステップと、第2の遠隔ミラーを第3の論理ユニットと第4の論理ユニットとの間に確立する第3のステップとを備える処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供している。
【0036】
その他の利点もあわせて本明細書にて詳細に説明する。発明の特徴と利点については、明細書の残りの部分と添付の図を見ればさらに理解されると思われる。
【発明の実施の形態】
【0037】
(1)前提
本発明は記憶装置を応用した複製の技術を提供するものである。本発明を実施することにより、例えば各ペアごとに情報をコピーする必要なしに情報の遠隔コピーを多数生成する能力を提供する。1つ以上の遠隔ミラーのペアを災害復旧、テスト、あるいはその他の目的のために生成することができる。
【0038】
遠隔コピーは可用性の高いシステムを作る方法として多用されるようになってきている。時として、プライマリボリューム(PVOL)とセカンダリーボリューム(SVOL)とが含まれている遠隔コピーセットのコピーが入要になる。それらのコピーは、もとの遠隔コピーとは違うさまざまな目的に使われる。例えば、災害復旧のテストとか、意思決定支援システムとか、データウェアハウスなどがあるが、これらは数多くの本発明が実施されるアプリケーションのごく一部である。
【0039】
2つの遠く離れた場所にあるディスクシステムを遠隔リンクで結び、ディスクのミラーは各々ローカルまたは遠隔にあるディスクシステムに保存されている遠隔ミラー技術は、一般によく知られている。分かりやすい参考例として、米国特許5,459,857、5,544,347、5,933,653をあげておく。
【0040】
しかしながら、この方法では、以後説明する本発明の実施例におけるような特徴やメリットを得ることはできない。例えば、災害復旧のテストでは、かなり込み入ったコピーと復旧の処理が用いられ、経験と管理能力が求められる。したがって、製造データを用いて定期的に遠隔複製システムをテストすることがこの種のアプリケーションにとって重要である。
【0041】
しかしながら、製造データを用いて簡単に手早くシステムをテストすることは困難である。ペアの生成が指示されると、ローカルディスクシステムはローカルディスク上のデータをコピーする。ホストがディスク上のデータを更新すると、ローカルディスクシステムはデータを遠隔ディスクシステムへ遠隔リンクを通して転送する。従って、ホストの処理の必要なしに、2つのボリュームのミラーが維持される。
【0042】
ローカルディスクシステムと遠隔ディスクシステムの間でデータを転送する手法には、同期モード、準同期モード、非同期モードやAdaptive Copyモードのコピーなどがある。同期モードでは、ローカルディスクシステムは、ホストからの書き込み要求を完了させる前にデータを遠隔ディスクシステムへ転送する。準同期モードでは、ローカルディスクシステムは書き込み要求を完了させてから書き込みデータを遠隔ディスクシステムへ転送する。データ転送が完了するまでは次の書き込み要求は処理されない。Adaptive Copyモードでは、遠隔ディスクシステムへ書き込まれる保留データはメモリに保存され、ローカルディスクおよび/または遠隔リンクがコピーに使用可能になると遠隔ディスクシステムへ転送される。
【0043】
(2)システム構成
本発明の実施例の代表的なシステム構成を図1に示す。図1の製造ホスト110aはホストコンピュータであり、製造上のデータを扱うアプリケーションが走っている。補助ホスト120a及び補助ホスト120bなどの補助ホストはホストコンピュータを有しており、製造データのコピー上でアプリケーションは走っている。
【0044】
これらアプリケーションには、例えば、データマイニング、データウェアハウス、意思決定支援システムおよび災害復旧のテストなどがある。その他多くのアプリケーションが適用可能であることは、この分野に通常のスキルを持つ者には自明である。
【0045】
実施例によっては、補助ホスト120bはアプリケーション固有のパラメータにより省略可能である。補助ホスト120bは、例えば、災害復旧テストのアプリケーションでは特に有効である。
【0046】
スタンバイホスト110bはホスト110aの予備機である。災害時には、ホスト110aで実行中のアプリケーションはスタンバイホスト110bに引き継がれる。
【0047】
プライマリストレージシステム100aは製造データの入っているボリュームのあるストレージシステムを有している。製造ホスト110aと補助ホスト120aはプライマリストレージシステム100aに接続され、ホストがストレージシステムにあるボリュームにアクセスできるようになっている。
【0048】
セカンダリーストレージシステム100bは製造データのコピーの入っているボリュームのあるストレージシステムを有している。スタンバイホスト110bと補助ホスト120bはセカンダリーストレージシステム100bに接続し、ホストがストレージシステムにあるボリュームにアクセスできるようになっている。
【0049】
遠隔ミラー130aは遠隔ミラー化されたボリュームセットを有している。遠隔ミラー130aは、プライマリストレージシステム100aにあるプライマリボリューム(PVOL)105aと、セカンダリーストレージシステムにあるセカンダリーボリューム(SVOL)105bを有している。遠隔ミラーが確立されると、プライマリボリューム105aとセカンダリーボリューム105bは同期に入り、両ボリュームの中身は、ミラーが意図的又は想定外の事故により解消されるまでは、同一になる。
【0050】
ローカルミラー140aはローカルにミラーされた、すなわち1つのストレージシステム内にあるボリュームのセットを有している。ローカルミラー140aはプライマリボリューム(PVOL)とセカンダリーボリューム(SVOL)を有している。例えば、図4に示すように、ボリューム105aとボリューム106aは、それぞれプライマリボリューム(PVOL)とセカンダリーボリューム(SVOL)である。
【0051】
ローカルミラー140aのプライマリボリュームとセカンダリーボリュームは、同じストレージシステム100aにあり、遠隔ミラー130aの両ボリュームはそれぞれ別のストレージシステム100aと100bにある。実施例では、遠隔ミラー130aとローカルミラー140bは一緒に使用されることに留意が必要である。図1の例では、ボリューム105bは遠隔ミラー130aのセカンダリーボリューム(SVOL)であり、ローカルミラー140bのプライマリボリューム(PVOL)である。従って、ボリューム105bはセカンダリーかつプライマリボリューム(SPVOL)と呼ばれる。
【0052】
ストレージ結合パス150によりプライマリストレージシステム100aとセカンダリーストレージシステム100bが接続される。ボリューム105aへの書き込みデータはストレージ結合パス150を通して送られ、遠隔コピーセカンダリーボリューム105bに書き込まれる。この方法で両ボリュームは同一であることを維持する。
【0053】
図2は本発明の実施例における代表的な遠隔ミラー処理を示している。図2の実施例に示すとおり、遠隔ミラー130aは、プライマリすなわちローカルストレージシステム100aのプライマリボリューム105aと呼ばれる第1の論理ボリュームと、セカンダリーすなわち遠隔ストレージシステム100bのセカンダリーボリューム(SVOL)と呼ばれる第2の論理ボリュームとの間に生成される。
【0054】
プライマリストレージシステム100aと接続している製造ホスト110aは、製造レベルのデータをボリューム105aに書き込み、またそこから読み出しを行う。
【0055】
遠隔ミラー130aは、例えば災害からの復旧やその他を目的としてプライマリボリューム105aのコピーをセカンダリーボリューム105bに連続的に作成するために生成されている。
【0056】
スタンバイホスト110bは、例えば災害が製造ホスト110aを襲った場合に引継いで、バックアップとして機能するために、セカンダリーストレージシステム100bに接続している。
【0057】
図3は本発明の実施例における遠隔ミラーを追加生成する代表的な動作を示している。図3の代表例に示すように、遠隔ミラー130aのコピーである第2の遠隔コピーシステムを生成するため、システム管理者は各PVOLと遠隔ミラー130aの各SVOLのローカルミラーを新しく生成する。
【0058】
図3では、管理者はローカルミラー140aとローカルミラー140bをそれぞれプライマリストレージシステム100aとセカンダリーストレージシステム100bに生成する。システム管理者は、新しいローカルミラーを生成するのでなく、すでに他の目的でテストを行うために生成済みのローカルミラーを使用しても良い。
【0059】
第2の遠隔コピーシステムの準備のため、ローカルミラー140aと140bは、例えばホストから発行される“Atomic split”コマンドでアトミックに解消される。ミラーがアトミックに分割されると、セカンダリーボリューム(SVOL)106aと106bは同じ内容を有し同一となる。
【0060】
図4は本発明の実施例である複数の遠隔ミラーを有する代表的なテストシステムを示している。図4に示すように、ボリューム105aと106aはそれぞれプライマリボリューム(PVOL)とセカンダリーボリューム(SVOL)である。
【0061】
次に、ボリューム106aと106bから成る新しいミラー130bが、ボリューム106aからボリューム106bにデータをコピーすることなしに生成される。前記の2つのボリュームはまたそれぞれボリューム105aと105bのローカルミラーである。テストのアプリケーションは、テスト用のホスト120a上でボリューム106aを使って実行できる。ここで第2の遠隔コピーシステム130bを使っても良い。
【0062】
上記の方法によれば、第2の遠隔コピーシステム130bを生成するために、プライマリストレージシステム100aからセカンダリーストレージシステム100bにデータをコピーする必要がない。ストレージシステム100aと100bとの間のデータ転送は、ストレージシステム100aと100bとが遠く離れているため、通常時間とコストを消費する。
【0063】
図5は本発明の実施例における第2の遠隔ミラーを生成する代表的な手順のフローチャートである。図5に示す実施例では、すでに生成されていて図2に構成が示されている第1の遠隔ミラー130aからスタートする。
【0064】
図5に示すように、第2の遠隔ミラーの生成は多様なステップで構成される。ステップ510では、ローカルミラー140aと140bが生成され、図1に示すようにそれぞれプライマリストレージシステム100aとセカンダリーストレージシステム100bに配置される。
【0065】
140aや140bなどのローカルミラーを生成するときに、ボリューム105aの全データはプライマリストレージシステム100aのボリューム106aにコピーされ、ボリューム105bのデータはセカンダリーストレージシステム100bのボリューム106bにコピーされる。従って、ボリューム105aと106a、105bと106bは、これらの手順の後同じデータを保有している。実施例において、すでに生成済みのミラーを使用することも可能である。
【0066】
ステップ520では、2つのローカルミラー140aと140bがアトミックに解消される。両ミラーがアトミックに解消された後も、ボリューム106aと106bは同じデータを保有している。
【0067】
ステップ530では、要望があれば、補助ホスト120aと120bをそれぞれボリューム106aと106bにアクセスできるように設定する。前記の設定には、ホスト120aからボリューム106aへと、ホスト120bからボリューム106bへのパスの設定が含まれる。さらに、ステップ530では、論理ボリュームマネジャが使われている場合のボリュームグループのインポートと、ファイルシステムの組み込みが行われる。ステップ540では、補助ホスト120aでアプリケーションが実行される。
【0068】
図6は本発明の実施例における代表的なコピー管理テーブルを示す。図6に示すように、本実施例では、ローカルと遠隔の両方のミラー化されたペアは各ボリュームのコピー管理テーブル600のコピーを有している。
【0069】
ミラー化されたペアのプライマリボリューム(PVOL)とセカンダリーボリューム(SVOL)はともにコピー管理テーブル600を有している。例えば、図6では、遠隔ミラー130aのボリューム105aと105bがコピー管理テーブル600を有している。このテーブルを使い、本発明の技術に従って、ストレージシステムは2つのローカルミラーをアトミックに解消することができる。
【0070】
コピー管理テーブル600は、コピーのタイプに従って“遠隔コピー”か“ローカルコピー”かを保存するコピータイプ610を有している。ペアシステムID620は、ペア化されたボリュームを有しているストレージシステムのIDを有している。例えば、ボリューム105aのコピー管理テーブルでは、ペアシステムID620はセカンダリーストレージシステム100bのIDを有している。各ストレージシステムは固有のIDを有しており、これはストレージシステムのシリアル番号、あるいはその他であっても良いことに留意が必要である。
【0071】
ミラーボリュームID630はミラーボリュームのIDを有している。例えば、プライマリボリューム105aのコピー管理テーブルの中で、ミラーボリュームID630はセカンダリーボリューム105bのIDを有している。このIDはストレージシステム内のボリュームのシリアル番号またはその他同様のもので良い。
【0072】
プライマリ640は、ボリュームがプライマリボリューム(PVOL)である場合は“YES”を有し、その他の場合は“NO”を有する。例えば、プライマリ640は、ボリューム105aについては“YES”を有し、ボリューム105bについては“No”を示す。
【0073】
ミラーステータス650はミラーの状態を示す。本実施例では、COPY、DUPLEX、SPLIT、とSIMPLEXの4つの状態が定義されている。Simplex状態はボリュームがミラー化されていないことを示す。Copy状態は、ボリュームがミラー化されていて、データのコピーが進行中であることを示す。Duplex状態は、ボリュームがミラー化されていて、2つのボリュームが同一であることを示す。Split状態は、ボリュームがミラー化されているが、ミラーは一時的に保留になっていることを示す。
【0074】
Split状態では、ボリュームの全ての更新はPending BitMap 660に記録され、ミラーが再同期されると更新データのみがコピーされるようになっている。Pending BitMap 660は、ボリュームに書き込まれ、ペアのボリュームには書き込まれない保留のデータがあるかどうかを示している。
【0075】
各ビットはボリュームの一部分、例えばある実施例では8kバイト、に対応する。Split状態のボリュームのブロックにデータが書き込まれると、Pending BitMap 660のそのブロックに対応するビットがセットされる。
【0076】
図7は本発明の実施例におけるAtomic splitコマンドの代表的なフォーマットを示す。図7に示すようなAtomic splitコマンドを使うと、システム管理者は複数のミラーをアトミックに分割できる。このことは、ミラーは同じプライマリボリューム(PVOL)を持って生成されたものであれば、まったく同じ内容を持っていることを意味する。
【0077】
図7は、プライマリボリューム(PVOL)の識別番号であるプライマリボリュームID(PVOL ID)700を有する代表的なAtomic splitコマンドを示している。
【0078】
プライマリボリュームID(PVOL ID)700はストレージシステム100aのシリアル番号とストレージシステム100a内のプライマリボリューム(PVOL)に対応するボリュームシリアル番号を有している。セカンダリーボリュームID(SVOL ID)710はセカンダリーボリューム(SVOL)の識別番号を示す。
【0079】
セカンダリーボリュームID(SVOL ID)710は、ストレージシステム100aのシリアル番号とストレージシステム100b内のセカンダリーボリューム(SVOL)に対応するボリュームシリアル番号を有している。
【0080】
PVOL IDiとSVOL IDiの組み合わせでミラーが識別される。システム管理者が2つ以上のミラーを分割すれば、2つ以上のPVOL ID700とSVOL ID700のセットができるであろう。
【0081】
図8に本発明の実施例におけるミラーの名前のつけ方の代表的な例を示す。システム管理者がミラーを管理しやすいように、ミラーやミラーのグループには時として名前がつけられる。
【0082】
例えば、図8に示すように、各ローカルと遠隔のミラーは下記のように名前がつけられる。ORA_R1は遠隔ミラー130aで、ボリューム105aとボリューム105bで構成されていて、ORA_R2は遠隔ミラー130bで、ボリューム106aとボリューム106bで構成されていて、ORA_Lはストレージシステム100aの中にあるローカルミラー140aで、ボリューム105aとボリューム106aで構成されており、ORA_RLはストレージシステム100bの中にあるローカルミラー140bで、ボリューム105bとボリューム106bで構成されている。
【0083】
次のことは認識に価することであるが、図8に示すように名前をつけるのは、単にシステム管理者の便利のためであって、本発明を限定する意図はなく、特に1つずつのPVOLとSVOLしかもたないミラーに制限する意図はまったくなく、またミラーグループに関しても同様に名前をつけてもよい。
【0084】
もしこの名前の付け方を使うと、図9に示すように、代表的なAtomic splitコマンドのフォーマットはこれらの名前を有することになる。本発明の実施例の図8に示す名前の付け方を使った代表的なAtomic splitコマンドのフォーマットを図9に示す。
【0085】
図9に示すように、図8の名前の付け方を使ったAtomic splitコマンドは、アトミックに分割されるミラーの名前を有するミラーID1000を有している。Atomic splitコマンドは、ミラーID1000に示される2つのミラー、ORA_LとORA_RLを分割する。
【0086】
図10と図11は本発明の実施例においてミラーをアトミックに分割する代表的な処理のフローチャートを示す。図10に示すように、ミラーをアトミックに分割することは多様なステップから構成されている。
【0087】
ステップ1100aでは、ストレージシステム100aは遠隔ミラー、あるいは図7から図9にかけて説明したAtomic splitコマンドで示した間接ミラーがあるかどうかをチェックする。間接ミラーとは2つのミラーボリュームの間にボリュームが入るミラーである。例えば、図8では、ボリューム105bがボリューム105aとボリューム106bの間に入るので、ボリューム105aとボリューム106bが間接ミラーである。
【0088】
ステップ1110bでは、遠隔ミラーまたは間接ミラーがあると、ストレージシステム100aは、遠隔ミラーが同期モードで動作しているのか、非同期モードで動作しているのかをチェックする。ミラーをアトミックに分割するステップは、同期モードで動作している場合と非同期モードで動作している場合とでは異なる。
【0089】
実施例において同期式遠隔コピーを行っている場合は、ホスト110aがボリューム105aにデータを書き込むと、ストレージシステム100aは最初に書き込みデータをセカンダリーストレージシステム100bにコピーし、次にホスト110aに書き込みコマンドの完了を報告する。実施例において非同期式遠隔コピーを行っている場合は、ストレージシステム100aは後でコピーするデータに印をつける(保留データ)だけで、ホスト110aに書き込みコマンドの完了を報告する。保留データはセカンダリーストレージシステム100bにストレージシステム100aが暇なときにコピーされる。
【0090】
ステップ1120では、ストレージシステム100aはホスト110aと120aからのI/O要求を抑止し、ステップ1130から1150が中断されることなく実行できるようにする。ステップ1130では、ストレージシステム100aは、ストレージシステム100aの中のAtomic splitコマンドで指定された全てのローカルミラーを分割する。
【0091】
ステップ1140では、遠隔コピー経由の間接ミラーがAtomic splitコマンドで指定されていた場合、ストレージシステム100aはAtomic splitコマンドをストレージシステム100bに送る。図8のボリューム105aと106bは、ボリューム105bがボリューム105aとボリューム106bの間にあるので、遠隔コピー経由の間接ミラーの例である。
【0092】
ステップ1150では、セカンダリーストレージシステム100bがプライマリストレージシステム100aからAtomic splitコマンドを受信すると、セカンダリーストレージシステム100bはストレージシステム内の全てのローカルミラーを分割する。この処理が完了すると、ストレージシステム100aにコマンドの完了を報告する。
【0093】
ステップ1160では、ステップ1110で遠隔コピーが非同期モードであることが判明した場合、ストレージシステムは実施例の図11に書かれているステップを実行する。
【0094】
図11に示すように、非同期モードにあるミラーをアトミックに分割する処理は多様なステップから構成されている。ステップ1200では、Atomic splitコマンドの処理が始まると、ステップ1200以後に受信した書き込みデータは、ステップ1240が完了するまで、Atomic splitコマンドに指定されたミラー化されたボリュームにはコピーされなくなる。従って、ステップ1200以後に受信した書き込み要求はPending Bitmap 660に保留データとしてマークされ、書き込み要求の書き込みデータは、分割処理が完了するまでは送付されなくなる。
【0095】
ステップ1210では、ストレージシステム100aはAtomic splitコマンドで指定された全てのローカルミラーを分割する。ステップ1220では、遠隔コピー処理が非同期なので、ストレージシステム100aはセカンダリーストレージシステム100bにコピーするべき保留データを有している場合がある。これらのデータはAtomic splitコマンドの受信前に受信しているので、このステップでセカンダリーストレージシステム100bにコピーされる。ステップ1220では、プライマリストレージシステム100aはこれらの保留データの全てをセカンダリーストレージシステム100bへ送付する。
【0096】
ステップ1230では、プライマリストレージシステム100aは、Atomic splitコマンドをセカンダリーストレージシステム100bへ送り、セカンダリーストレージシステム100bにある間接ミラーを分割する。ステップ1240では、セカンダリーストレージシステム100bは、Atomic splitコマンドで指定された全てのローカルミラーを分割する。ステップ1250では、プライマリストレージシステム100aは、ステップ1200で中断されたコピー処理を再開する。Pending Bitmap 660に基づいて、全ての保留データはセカンダリーストレージシステム100bにコピーされる。
【0097】
ステップ1140とステップ1230で述べたように、Atomic splitコマンドをセカンダリーストレージシステム100bへ送るには、さまざまな実施例に示されるように多くの方法があることは重要なことである。
【0098】
ある実施例では、Atomic splitコマンドはプライマリストレージシステム100aからストレージ間接続パス150を通して直接にセカンダリーストレージシステム100bに送られる。他の実施例では、Atomic splitコマンドは、ネットワークで結合している製造ホスト110aとスタンバイホスト110bを通して送られる。この場合、両ホスト110aと110b上で走っているホストエージェントプログラムが互いに通信を行う。
【0099】
上に述べた方法により、Atomic splitコマンドで指定された全てのミラーはアトミックに分割され、ミラーの全てのセカンダリーボリューム(SVOL)は同一となる。
【0100】
図12は本発明の実施例において間接ミラーを用いて新しいミラーを生成する代表的な手順のフローチャートを示している。新しいミラーは、Atomic splitコマンドで分割されたボリュームのミラーから生成されたミラーボリュームを用いて生成される。
【0101】
Atomic splitコマンドの実行で生成された複数のセカンダリーボリューム(SVOLs)は同じデータを有しているので、新しいミラーを生成するためにプライマリボリューム(PVOL)からセカンダリーボリューム(SVOL)へ実際にデータをコピーする必要はない。
【0102】
図8の例では、ボリューム106aとボリューム106bを用いて、ボリューム106aからボリューム106bにデータをコピーする必要はなしに、新たなミラー化されたペアを生成することができる。
【0103】
図12に示すように、新たにミラーペアを生成するのは次のステップによる:ステップ1300で、システム管理者がコピーオプションなしのミラー生成コマンドを発行する。
【0104】
ステップ1310で、プライマリストレージシステム100aとセカンダリーストレージシステム100bは、コマンドで指示されたミラー用のコピー管理テーブル600を生成する。
【0105】
コピー管理テーブル600は次のような情報を有している。CopyType 610:これは、ミラー生成コマンドで指定されたミラー化されたボリュームがセカンダリーストレージシステム100bに存在するか、プライマリストレージシステム100aに存在するかによって、“遠隔コピー”か“ローカルコピー”かになる。
【0106】
ペアシステムID 620:これは、ペア化されたストレージシステムのIDである。もしローカルコピーであった場合は、ペアシステムID 620は、2つのミラーボリュームが存在するストレージシステムのIDになる。
【0107】
例えば、図8に、プライマリストレージシステム100aとセカンダリーストレージシステム100bにそれぞれ存在するボリューム106aとボリューム106bから形成される、第1の遠隔ミラー130aと第2の遠隔ミラー130bが示されている。ボリューム106aまたはボリューム106bのコピー管理テーブル600は、ペアシステムID 620に、セカンダリーストレージシステム100bまたはプライマリストレージシステム100aのIDをそれぞれ有する。
【0108】
ミラーボリュームID 630:これはミラー化されたボリュームのIDである。図8の遠隔ミラー130bの例では、ボリューム106aまたはボリューム106bのコピー管理テーブル600は、ミラーボリュームID 630に、それぞれボリューム106bまたはボリューム106aのミラーボリュームIDを有する。
【0109】
ミラーステータス640:これは、PAIRであり、両ボリュームが同一であることを示す。Pending Bitmap 650:これは、すべて0(ゼロ)であり、保留データがないことを示す。
【0110】
以上は本発明の詳細な説明である。特許請求の範囲で定義する本発明の範囲を外れることなく変更や修正ができることは言うまでもない。
【0111】
例えば、上述の実施の形態においては、図5のステップ540について、補助ホスト120aでのみアプリケーションが実行される場合について述べたが、例えば試験用ホスト120a、試験用ホスト120b、ボリューム106a及びボリューム106bを用いてアプリケーションを実行するようにしても良い。
【0112】
この場合におけるアプリケーションの実行には、データ回復テストを含み、プライマリストレージシステム100a内にボリューム106aを作成することにより、製造ホスト110aによって使用されたデータの試験的コピーをボリューム106aに保存することを含み、ボリューム106bをセカンダリーストレージシステム100bに作成することには、ボリューム106aのデータのミラーイメージをボリューム106bに形成することを含む。
【0113】
またこの場合のデータ回復テストは、試験用ホスト120aによる災害のシミュレーションと、ボリューム106aからボリューム106bへの情報のバックアップとそこからの回復を試験することを含む。
【0114】
さらに、かかるアプリケーションの実行は、データマイニングを行うことを含み、プライマリストレージシステム100aにボリューム106aを作成することには、ボリューム106a上に、製造ホスト110aに使用されるオンライントランザクション処理(OLTP:OnLine Transaction Processing)のデータのコピーを有するデータウェアハウスを確立することを含み、セカンダリーストレージシステム100bにボリューム106bを作成することには、ボリューム106aのデータのミラーイメージをボリューム106b上に形成することを含むものとする。
【0115】
この場合において、データマイニングには、オンライントランザクション処理のデータのコピーを有するデータウェアハウスを試験用ホスト120aに確立することと、データウェアハウス情報のデータの分析を行い、ボリューム106aのデータウェアハウス情報のバックアップおよび/または回復をボリューム106bとの間で行うこととを含む。
【発明の効果】
【0116】
従来技術に比べて、本発明により多くの利点が得られる。本発明を実施することにより、ミラーのペアを新しく生成するたびに、プライマリストレージシステムからセカンダリーストレージシステムへデータをコピーする必要なしに、遠隔地とのボリュームのミラーのペアを多数生成する機能が提供される。反対に、従来の手法では、通常2つのストレージシステム間が長距離のため、ストレージシステム間でのデータの転送に長時間を要しコストの増大を招いていた。さらに、別の実施例では、製造レベルのデータを使用するテストシステムを提供できることが示されている。
【図面の簡単な説明】
【0117】
【図1】本発明を実施した代表的なシステム構成図である。
【図2】本発明による代表的な遠隔ミラー操作の説明図である。
【図3】本発明による代表的な遠隔ミラー追加生成の説明図である。
【図4】本発明を実施した複数の遠隔ミラーを有するテストシステムの説明図である。
【図5】本発明の実施例における、第2の遠隔ミラーを生成する代表的プロセスのフローチャートである。
【図6】本発明による代表的なコピー管理表である。
【図7】本発明による代表的なAtomic splitコマンドのフォーマットである。
【図8】本発明の実施例におけるミラーの名前の代表的な付け方を示す図である。
【図9】本発明の実施例である図8に示す名前の付け方を使用した、Atomic splitコマンドのフォーマットを示す図である。
【図10】本発明の実施例におけるアトミックにミラーを分割するプロセスの代表的なフローチャートである。
【図11】本発明の実施例におけるアトミックにミラーを分割するプロセスの代表的なフローチャートである。
【図12】本発明の実施例における間接ミラーボリュームを使用して新しいミラーを生成する代表的な処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0118】
110a・・・製造ホスト、120a・・・補助ホスト、110b・・・スタンバイホスト、120b・・・補助ホスト、130a・・・遠隔ミラー、140a・・・ローカルミラー、104b・・・ローカルミラー、100a・・・プライマリストレージシステム、100b・・・セカンダリーストレージシステム。
Claims (19)
- 第1ストレージサブシステムが第1ホストと接続され、互いにパスを介して接続された前記第1ストレージサブシステムと前記第2ストレージサブシステムとの間で遠隔コピーを作成する記憶システムの遠隔コピー作成方法であって、
前記第1ストレージサブシステム内に第1論理ボリュームを作成するステップと、
前記第2ストレージサブシステム内に第2論理ボリュームを作成するステップと、
前記第1論理ボリュームと同期状態になるようにコピー管理情報に基づいて前記第2論理ボリュームに前記第1論理ボリュームの内容をコピーするステップと、
前記第1ストレージサブシステム内に第3論理ボリュームを作成するステップと、
前記第1論理ボリュームと同期状態になるように前記コピー管理情報に基づいて前記第1論理ボリュームから前記第3論理ボリュームに第1データをコピーするステップと、
前記第2ストレージサブシステム内に第4論理ボリュームを作成するステップと、
前記第1論理ボリュームの内容を前記第2論理ボリュームにコピーしたステップの後に、前記第2論理ボリュームと同期状態になるように前記コピー管理情報に基づいて前記第2論理ボリュームから前記第4論理ボリュームに第2データをコピーするステップと、
前記第1論理ボリュームから前記第3論理ボリュームに前記第1データをコピーしたステップの後に、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第1論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとの同期状態を解消するステップと、
前記第2論理ボリュームから前記第4論理ボリュームに前記第2データをコピーしたステップの後に、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第2論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとの同期状態を解消するステップと、
前記第1論理ボリュームから前記第3論理ボリュームに前記第1データをコピーしたステップの後であり、且つ、前記第2論理ボリュームから前記第4論理ボリュームに前記第2データをコピーしたステップの後に、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第3論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとの間で同期状態を確立するステップと、
第1補助ホストと前記第3論理ボリュームとを接続するステップと、
前記第1ホストが前記第1論理ボリュームに対して操作し続けており且つ前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリュームとが同期している間、前記第3論理ボリュームに対して操作を行うために前記第1補助ホストを確立するステップと、を前記記憶システムが有する遠隔コピー作成方法。 - 前記第4論理ボリュームにアクセスする権限を与えた第2補助ホストを前記第2ストレージサブシステム側に設け、前記第1補助ホスト、前記第2補助ホスト、前記第3論理ボリューム、及び前記第4論理ボリュームを使用してアプリケーションを実行する、請求項1記載の遠隔コピー作成方法。
- アプリケーションの実行にはデータ回復テストを含み、前記第1ホストによって使用されたデータの試験コピーを前記第3論理ボリュームに保存し、前記第3論理ボリュームのデータのミラーイメージを前記第4論理ボリュームに形成する、請求項2記載の遠隔コピー作成方法。
- 前記データ回復テストよって、前記第1補助ホストで災害のシミュレーションを行い、前記第3論理ボリュームから前記第4論理ボリュームへの情報のバックアップとそこからの回復を試験する、請求項3記載の遠隔コピー作成方法。
- アプリケーションの実行にはデータマイニングを行うことを含み、前記第1ホストによって使用されたオンライントランザクション処理(OLTP)データのコピーを有するデータウェアハウスを前記第3論理ボリュームに確立し、前記第3論理ボリュームのデータのミラーイメージを前記第4論理ボリュームに形成する、請求項2記載の遠隔コピー作成方法。
- 前記データマイニングによって、前記オンライントランザクション処理データのコピーを有する前記データウェアハウスを前記第1補助ホストに確立し、前記第3論理ボリュームのデータウェアハウス情報のデータ分析を行い、前記第4論理ボリュームで前記第3論理ボリュームのデータウェアハウス情報のバックアップ及び/又は回復を実行する、請求項5記載の遠隔コピー作成方法。
- 前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリュームとの間の同期状態が非同期である場合には、以後の前記第1ストレージサブシステムから前記第2ストレージサブシステムへの書き込みデータの送信を禁止し、前記第1ストレージサブシステムで入力された書き込みデータを前記第1ストレージサブシステムに書き込み、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第2論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとの間の同期状態を解消した後、前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリュームとの間を再び同期させる、請求項1記載の遠隔コピー作成方法。
- 前記第1ホストから受信したミラーコマンドに基づいてミラーのための新しいコピー管理記憶領域を形成させ前記第4論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとを同期させる、請求項1記載の遠隔コピー作成方法。
- 複数の遠隔コピーのミラーを形成する、請求項1記載の遠隔コピー作成方法。
- 互いにパスを介して接続される前記第1ストレージサブシステムと前記第2ストレージサブシステムとの間で遠隔コピー行う記憶システムであって、
データを保存する第1論理ボリュームと、
前記第1論理ボリュームを有する第1ストレージサブシステムに接続された第1ホストと、
前記第1ストレージサブシステムから遠隔場所にあり、前記第1論理ボリュームと同期状態となるようにコピー管理情報に基づいて前記第1論理ボリュームの内容をコピーしてミラーを形成し、データを保存する第2論理ボリュームと、
前記第1論理ボリュームと同じ場所にあり、前記第1論理ボリュームと同期状態となるようにコピー管理情報に基づいて前記第1論理ボリュームの内容をコピーしてミラーを形成し、データを保存する第3論理ボリュームと、
前記第2論理ボリュームと同じ場所にあり、前記第2論理ボリュームと同期状態となるようにコピー管理情報に基づいて前記第2論理ボリュームの内容をコピーしてミラーを形成し、データを保存する第4論理ボリュームと、を有し、
前記記憶システムは、
前記第1論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとの間の同期を確立した後に前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第1論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとの間の同期を解消する手段と、
前記第1論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとの間の同期を確立した後に前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第2論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとの間の同期を解消する手段と、
前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリューム内容をコピーし且つ同期を解除した後に前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第3論理ボリュームと前記第 4 論理ボリュームとを同期にする手段と、
第1補助ホストを前記第3論理ボリュームに接続する手段と、
前記第1ホストが前記第1論理ボリュームに対して操作し続けており且つ前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリュームとが同期している間、前記第3論理ボリュームに対 して操作を行うために前記第1補助ホストを確立する手段と、を有する記憶システム。 - ミラーを分割するアトミックスプリットコマンドを作成する手段を有し、
前記アトミックスプリットコマンドは、プライマリボリュームを指定する前記第1論理ボリュームの識別と、セカンダリボリュームを指定する前記第2論理ボリュームの識別と、からなる、請求項10記載の記憶システム。 - ミラーを分割するアトミックスプリットコマンドを作成する手段を有し、
前記アトミックスプリットコマンドは、前記第1論理ボリュームと前記第2論理ボリュームとからなる第1遠隔ミラーと、前記第3論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとからなる第2遠隔ミラーと、前記第1論理ボリュームと前記第3論理ボリュームとからなる第1ローカルミラーと、前記第2論理ボリュームと前記第4論理ボリュームとからなる第2ローカルミラーと、からなる、請求項10記載の記憶システム。 - 第2ストレージシステムは第1ストレージシステムから遠隔地にあり、コピー管理情報に基づいて前記第1ストレージシステム内の第1論理ユニットと前記第2ストレージシステム内の第2論理ユニットとの間で第1遠隔ミラーを確立し、
前記第1論理ユニット上で操作を実行するために第1ホストを有効にし、
前記コピー管理情報に基づいて前記第1ストレージシステム内の前記第1論理ユニットと第3論理ユニットとの間で第1ローカルミラーを確立し、
前記第1ローカルミラーを確立した後に、前記コピー管理情報に基づいて前記第2ストレージシステム内の前記第2論理ユニットと第4論理ユニットとの間で第2ローカルミラーを確立し、
前記第1ローカルミラーと前記第2ローカルミラーとを確立した後に、前記第1ローカルミラーとスプリットコマンドを受信することで機能しなくなった第2ローカルミラーとを分割し、
前記第1ローカルミラーと第2ローカルミラーとを確立した後に、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第3論理ユニットと前記第4論理ユニットとの間で第2リモートを確立し、
第1補助ホストと前記第3論理ユニットとを接続し、
前記第1ホストが前記第1論理ユニットに対して操作し続けており且つ前記第1論理ユニットと前記第2論理ユニットとが同期している間、前記第3論理ユニットに対して操作を行うために前記第1補助ホストを確立する、ミラー確立方法。 - 製造プロセスのために前記第1遠隔ミラーの論理ボリュームを使用し、試験のために前記第2遠隔ミラーの論理ボリュームを使用する、請求項13記載のミラー確立方法。
- オンライントランザクション処理のために前記第1遠隔ミラーの論理ボリュームを使用し、データマイニングのために前記第2遠隔ミラーの論理ボリュームを使用する、請求項13記載のミラー確立方法。
- 前記第3論理ユニットと前記第4論理ユニットとの間で第2遠隔ミラーを確立し、前記第1ストレージシステムと前記第2ストレージシステムとがミラーコマンドを受信し、前記第3論理ユニットと前記第4論理ユニットとの間でミラーリングを管理するために前記第1ストレージシステムと前記第2ストレージシステムとがコピー管理情報を保存する、請求項13記載のミラー確立方法。
- 前記第1遠隔ミラーが非同期か否かを決定し、前記第1遠隔ミラーが非同期である場合には前記第2ストレージシステムへの全ての保留中の情報をコピーする、請求項13記載のミラー確立方法。
- 複数の遠隔コピーのミラーを形成する、請求項13記載のミラー確立方法。
- コンピュータに、
第1ストレージシステム内の第1論理ユニットと前記第1ストレージシステムから遠隔地にある第2ストレージシステム内の第2論理ユニットとの間でコピー管理情報に基づいて第1遠隔ミラーを確立させる手順と、
前記第1論理ユニット上で操作を実行するための第1ホストを設定させる手順と、
前記コピー管理情報に基づいて前記第1論理ユニットと前記第1ストレージシステム内の第3論理ユニットとの間で第1ローカルミラーを確立させる手順と、
前記第1遠隔ミラーを確立させた後に、前記第2論理ユニットと前記第2ストレージシステム内の第4論理ユニットとの間で前記コピー管理情報に基づいて第2ローカルミラーを確立させる手順と、
前記第1ローカルミラーと前記第2ローカルミラーとを確立させた後、スプリットコマンドに応じて前記第1ローカルミラーと前記第2ローカルミラーとを分割させる手順と、
前記第1ローカルミラーと前記第2ローカルミラーとを確立させた後、前記第1ホストから受信したコマンドに基づいて前記第3論理ユニットと前記第4論理ユニットとの間で第2遠隔ミラーを確立させる手順と、
前記第3論理ユニットに第1補助ホストを接続させる手順と、
前記第1ホストが前記第1論理ユニットに対して操作し続けており且つ前記第1遠隔ミラーが確立されている間、前記第3論理ユニットに対して操作を行う前記第1補助ホストを確立させる手順と、を実行させるためのプログラム。
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