JP4256042B2 - 画像処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オリジナル文書を走査して生成した歪み(傾き)補正画像において斜めにのびた線のようなアーティファクトを、画像情報を損失することなく除去する画像処理方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
予期していない黒の縦模様あるいは線、点、ダッシュなどのようなアーティファクトは、製品用紙スキャナーによって生成された二値化文書画像において共通の画像アーティファクトである。しかしながら、黒の縦模様はオリジナル文書画像の一部ではなく、照明光源と走査された紙文書との間の光を遮断する一群の塵あるいは埃に起因して生じたものである。例えば、スキャナーの照明経路における透明な画像ガイド上に溜まった一群の塵あるいは埃は、スキャナーを通って移動する文書上の影付き線の原因になるだろう。文書には、CCD装置によって電子的に撮られるとき、デジタル文書画像上に影付き線が現れるだろう。グレイスケール内の影付き縦線は、区別が付かずに画像内容の一部として取り扱われる。適応スレッショルドがグレイスケール画像に適用された後、影付き縦線が二値化画像に黒線として現れる。
【0003】
紙の文書が製品スキャナーによって走査されて、形成されたデジタル画像はしばしば歪んでいる。歪み画像の原因は、文書が適切に送られていないか、あるいは紙の文書を搬送する間走査システムにおいて紙にかかる力が均一でないかのいずれかである。文書画像の歪みは画像を見る際に望ましくない効果を生ずるので、画像歪み補正は文書走査システムにおいては所望の特徴となっている。
【0004】
縦線アーティファクトの現象が図1で示されている歪み画像あるいは歪み文書1上に生ずると、縦線アーティファクト3は歪み補正画像あるいは歪み補正文書1’においては図2で示すように斜線となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明の目的は、歪み補正画像のためのアーティファクト検出・除去システム及び方法を提供することである。この方法は、(1)グレイスケール画像のような歪み補正画像を2つの二値化画像に変換する異なるコントラストのパラメータセッティングを伴ってエッジベース適応スレッショルド法(edge-based adaptive thresholding method)を2度用いる段階と、(2)前記の2つの二値化画像と異なるビットマップを形成する段階と、(3)投影プロファイルを形成するため、直線上の2次元ビットマップにおける黒色画素を投影及び蓄積する段階と、(4)投影プロファイルから局所ピーク(すなわち、線位置)の位置を検出する段階と、(5)歪み角度からの線の方程式及び検出された局所ピークの位置を得る段階と、(6)異なるビットマップ上の線の方程式に沿ってあるスレッショルド距離内に座標がある黒色画素をマスクする段階と、(7)スレッショルド二値化画像の線に沿って黒色画素を基礎にした二値化画像で画素を反転する段階と、を含む。
【0006】
本発明のシステム及び方法は、グレイスケール画像のような受像された文書画像の歪みを除去する段階と;画像情報の全詳細を抽出するために通常のコントラスト設定でエッジベース適応スレッショルド法を適用する段階と;二値化画像を蓄積する段階(B1と名付けられている)と;画像の高コントラストの詳細だけを抽出する低コントラスト設定で同じエッジベース適応スレッショルド法を適用する段階(B2と名付けられている)と;B1とB2との差をラベルし、差のマップを蓄積する段階(Dと名付けられている)と;1次元直線上に2次元ビットマップ(D)の黒色画素を投影する段階であって、その投影方向が文書補正角で決められる段階と;黒色画素を蓄積して投影プロファイルを形成する段階と;検出された線が線の方程式群によって表される場所である投影プロファイルの局所ピークを検出することによって線を位置づける段階と;座標がビットマップ(D)での線の方程式に沿って一定のスレッショルド距離内にある黒色画素をマスクして、線のビットマップにする段階(Vと名付けられている)と;二値化画像(B1)及び線マップ(V)を読む段階と;V上の対応する黒色画素での二値化画像B1における画素を反転する段階と;を含んでいる。
【0007】
本発明は、得られた画像を第一及び第二の二値化画像に変換する段階と;その第一及び第二の二値化画像との間の差を示すマップを作成する段階と;そのマップ上の黒色画素を線上に投影して投影プロファイルを形成する段階と;その投影プロファイルをもとにした第一の二値化画像上の画素を反転する段階と;を含む歪み補正画像を処理する画像処理方法に関するものである。
【0008】
本発明はさらに、受像された歪み補正画像を第一及び第二の二値化画像に変換する段階と;その第一及び第二の二値化画像を比較してそれらの間の差を示すマップを作成する段階と;そのマップ上の黒色画素を線上に投影して投影プロファイルを形成する段階(ここで、その線の投影方向が得られた画像の元々の歪み角度をもとにしていること)と;特定のスレッショルドの上にある投影プロファイル上のピークを検出して、その検出ピークをもとにした線を作成する段階(ここで、検出ピークは得られた画像上のアーティファクトに対応すること)と;作成された線に隣接するマップ上の黒色画素をマスクする段階と;そのマスクされた画素をもとにした第一の二値化画像上の画素を反転する段階と;を含む歪み補正画像を処理する画像処理方法に関するものである。
【0009】
本発明はさらに受像された歪み画像を処理する画像処理方法に関するものである。この方法は、得られた画像の歪みを除去する段階と;得られた画像から画像情報を抽出し、その情報から得られた画像を第一の二値化画像として蓄積する段階と;得られた画像から高コントラストの詳細を抽出し、その詳細から得られた画像を第二の二値化画像として蓄積する段階と;その第一及び第二の二値化画像を比較してそれらの間の差を示すマップを作成する段階と;そのマップ上の黒色画素を線上に投影して投影プロファイルを形成する段階(ここで、その線の投影方向が得られた歪み画像の歪み角度をもとにしていること)と;特定のスレッショルドの上にある投影プロファイル上のピークを検出して、その検出ピークをもとにした線を作成する段階(ここで、検出ピークは得られた画像上のアーティファクトに対応すること)と;作成された線に隣接するマップ上の黒色画素をマスクする段階と;そのマスクされた画素をもとにした第一の二値化画像上の画素を反転する段階と;を含むものである。
【0010】
本発明はさらに、画像を受像する画像受像部と、受像した歪み補正画像のために備えられ、歪んだ受像画像を補正するのに適した画像歪み除去部と、歪み補正画像を歪み補正受像画像を示すデジタル画像情報に変換する変換部と、そのデジタル情報を受けて歪み補正受像画像を第一及び第二の二値化画像に変換する処理部とを備え、この処理部は、第一及び第二の二値化画像の差を示すマップを作成し、受像した画像の歪み角をもとにした方向付けられた線上の黒色画素を投影して投影プロファイルを形成し、さらに前記投影プロファイルをもとにした前記第一の二値化画像の画素を反転するものである、画像受像アセンブリに関するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、歪み文書における一群の塵に起因した縦線アーティファクトの図形例であり;
図2は、歪み補正文書における斜線アーティファクトの図形例であり;
図3は、歪み補正されたグレイスケール画像を最小画像アーティファクトを伴った二値化画像へ変換する画像処理システムの段階流れ図であり;
図4は、本発明により画像受像アセンブリの図形表示であり;
図5は、エッジベース適合スレッショルド処理(ATP)の段階の概略流れ図であり;
図6は、現在の画素(i,j)の勾配の大きさを決定する際に使用される画素位置定義の3×3行列を示しており;
図7は、画像強度記録上の現行の画素(i,j)に対して中央に位置する画素に隣接するN×Nを示しており;
図8は、画像強度勾配記録における画素位置(i,j)に対して中央に位置する画素に隣接する(N−2)×(N−2)を示しており;
図9は、2つの二値化画像の差のビットマップを作成する流れ図であり;
図10は、線検出の流れ図であり;
図11は、2つの二値化画像の差のビットマップから投影プロファイルを得る説明図であり;
図12は、差のビットマップ(D)の例であり;
図13は、図12において得られたビットマップ(D)の投影プロファイルにおける2つの検出ピーク(R1及びR2)を示しており;
図14は、ビットマップにおける2つの検出線の位置を示しており;
図15は、ビットマップ(B1)から消去される不要な線画素を示しており;
図16は、スレッショルド画像における黒色線を除去する流れ図であり;
図17は、歪み角3.9°を伴った走査され、歪んだ文書画像の実際の例であり;
図18は、図17における画像のための歪み補正の文書画像であり;
図19は、通常コントラストのパラメータセッティングを伴ったスレッショルド画像(B1)であり;
図20は、低コントラストのパラメータセッティングを伴ったスレッショルド画像(B1)であり;
図21は、図19及び図20におけるそれぞれ二値化画像B1及びB2の間の差のビットマップであり、
図22は、図21のビットマップから得られた投影プロファイルであり、
図23は、検出された斜線のビットマップであり、
図24は、スレッショルド画像(B)の最終結果である。
【0012】
図面を参照すると(図において、符号は図面を通して同一あるいは対応する部分を示している)、グレイスケール画像の歪み除去のような画像歪み除去、及び最小の線アーティファクトでのスレッショルドを実施する線除去方法のブロック図を図3に示した。本発明は線除去について記載しているが、本発明はそれに限定されるものではない。本発明は、線、ダッシュ、ドット、マークなどの除去及びそれらのいかなる組合せの除去にも適用可能である。本発明の方法においては、デジタルグレイスケール画像データのような画像データが入力として受け取られ(段階7)、方法とシステムは以下のように作動する:(1)周知の歪み角でグレイスケール画像歪み除去を実施し(段階9);(2)画像情報の全詳細を抽出する通常コントラストパラメータセッティングによってグレイスケール画像を二値化画像(B1)に変換するために、エッジベース適合スレッショルディング(ATP)を最初に実施し(段階11a);(3)単に高コントラストオブジェクトを抽出する低コントラストパラメータセッティングによってグレイスケール画像を他の二値化画像(B2)に変換するために、エッジベース適合スレッショルディング(ATP)を再び実施し(段階11b);(4)2つの二値化画像B1及びB2を画素毎に比較して(段階14)、B1及びB2の間の差のビットマップ(Dと名付けられている)を作成するために、差があれば画素を“黒色”画素として認定し、また差がなければ画素を“白色”画素として認定し;(5)ビットマップDにおける線検出を、ビットマップDの黒色画素を角度がオリジナル画像における負の値の歪み角に等しい直線上に最初に投影することによって行い(段階15)、それから検出ピークの数が検出線の数を反映するように投影プロファイル上の局所ピークの位置を検出し;(6)検出された線のビットマップLを、その検出された線に隣接するビットマップDにおける黒色画素をマスクすることによって生成し(段階17);(7)対応する黒色画素を除去すること、及びビットマップLにおける黒色画素の位置でのスレッショルド画像B1における対応する白色画素を充填することによって、最終的なスレッショルド画像を得る(段階19)。
【0013】
図4は、明細書に記載され例示された本発明の特徴に従い画像を処理する受像アセンブリ300の模式図である。受像アセンブリ300は、例えば画像を受像する電荷結合素子の形で画像受像部301と、歪み補正画像を供給するために歪んだ受像した画像を補正する画像歪み除去部あるいは画像歪み補正部302と、例えば受像した画像を受像した画像を示すデジタル情報に変換するA/D変換器の形で変換部303と、含むスキャナーであってもよい。そのデジタル情報は、図3及び図6、図7、図9、図10、図16を参照して記載されているようにデジタル情報を処理する処理部305に送られる。
【0014】
エッジベース適合画像スレッショルディング
図5は、エッジベース適合スレッショルディングを実施する画像処理システムのブロック図である。スレッショルディング法は、スキャナーからのデジタル情報と入力パラメータIT(強度スレッショルド)及びGT(勾配スレッショルド)を特定するオペレーターとを入力して受け、以下の段階を含んでいる:
【0015】
第一に、ソベル勾配演算子を、勾配強さ記録を形成するために画像強度記録に適用する。ソベル演算子は図6に示したように画素の3×3ウィンドウに作用し、画素位置(i,j)で水平強度勾配GX(i,j)及び垂直強度勾配GY(i,j)を計算する。画素位置(i,j)での勾配強さGS(i,j)は、それぞれ、水平強度勾配GX(i,j)及び垂直強度勾配GY(i,j)の絶対和である。GX(i,j)及びGY(i,j)は以下のように定義される:
GX(i,j)=L(i+1,j-1)+2L(i+1,j)+L(i+1,j+1)-L(i-1,j-1)-2L(i-1,j)-L(i-1,j+1);
GY(i,j)=L(i-1,j+1)+2L(i,j+1)+L(i+1,j+1)-L(i-1,j-1)-2L(i,j-1)-L(i+1,j-1);
GS(i,j)=|GX(i,j)|+|GY(i,j)|
ここで、GS(i,j)は、勾配操作後の画素位置(i,j)での勾配強さ記録であり、L(i,J)は画素位置(i,j)での画像強度である。
【0016】
第二に、N×Nウィンドウにおける最小強度Lmin(i+1,j)及び最大強度Lmax(i+1,j)を、図7に示したように画像強度記録から測定し(段階27)、(N-2)×(N-2)ウィンドウにおける勾配強さの和を、図8に示したようにこの勾配強さから計算される(図5の段階3)。勾配GS(i,j)の和は領域勾配として定義される。次に、3個の特徴的な値GS(i,j)、Lmin(i+1,j)、Lmax(i+1,j)を、画像強度記録において(i,j)での画素を黒色あるいは白色に分類するために使用すれる。最後の処理は、黒色画素(オブジェクト)の抽出である。抽出の第一の段階はエッジ近傍の画素の検出である。エッジ近傍の(i,j)での画素は、領域勾配が予め決められた値−勾配スレッショルド(GT)−より高くかつ大きいときはいつでも見つけられる。エッジ近傍の画素が見つけられた後、その画素(局所ウィンドウの中央画素)はその強度がLmin(i+1,j)とLmax(i+1,j)との平均より小さいときは黒色(オブジェクト)として分類される(段階29及び30)。すなわち、それはエッジのより暗めの側にある。他方、その強度がLmin(i+1,j)とLmax(i+1,j)との平均(PA)より大きいならば、その画素は白色(背景)に分類される。そして、平坦領域で移動するN×Nウィンドウのような、勾配スレッショルド(GT)より小さい領域勾配の場合には、分類は簡単なスレッショルディングによって行われる。すなわち、画素のグレイ値と他の予め決められた値強度スレッショルド値(IT)を比較する。画素のグレイ値がITより小さいならば、画素は黒色として分類される;さもなければ、それは白色背景として扱われる(段階33)。
【0017】
その技法によってスレッショルディングした後、画像の品質が2つのスレッショルド(GT及びIT)セッティングのユーザー選択によって制御される。GTはエッジの近傍での画素を分類するためにセットし、かつ、ITは一様領域での画素を分類するためにセットする。低いGTにセットすると薄いオブジェクトのエッジの画素を抽出する傾向にあり、また、低いITにセットするとグレイ一様領域のエッジの画素を白色背景に分類する傾向にある。他方、非常に高いGTにセットすると、アルゴリズムは、まるでITでのスレッショルドセットを伴った固定スレッショルディングのように作用する。この状況下ではGTは常に領域勾配より大きいので、図5に示したような画像の画素分類は、ITと対象となる画素における強度との単純な比較によって決められる。その技法は、ITを0(ゼロ)に設定することによってアウトラインイメージもできる。ITを0とした場合、領域勾配がGTより大きいエッジ画素を除いて、全画素を白色として分類する。
【0018】
画像の差のマップの作成
図9は、2つのスレッショルドされた画像B1及びB2との間の画像の差のマップを作成するブロック図である。図9に示したように、画像B1の位置(i,j)での1(黒色)あるいは0(白色)のいずれかであるビットマップ値b1(i,j)が読み出され(段階40a)、画像B2の対応する位置(i,j)でのビットマップ値b2(i,j)も読み出される(段階40b)。値b1(i,j)が値b2(i,j)と異なるならば、一方は白色で他方は黒色であり、新しいマップDの位置(i,j)での値d(i,j)は1(黒色画素)としてマークされ(段階42)、あるいは、0(白色画素)としてマークされる(段階43)。上記のプロセスは、画像B1及びB2における全画素位置(i,j)に対して行われ、画像B1とB2との差を示す画像マップDを生ずる。このプロセスは、低コントラストオブジェクトあるいは薄いオブジェクトだけが差のマップにおいて抽出され、かつ表示されることを示している。
【0019】
線検出
図10は、線の検出について記載しているが、線、ダッシュ、ドット、マークなどの検出及びそれらのいかなる組合せの検出にも適用可能である。線の検出は、ビットマップ(D)における黒色画素を図11で示したように所定の方向を指す直線に投影し(段階70)、かつそれらを1次元投影プロファイルP(R)(ここで、Rは角度Aで投影された線方向である)に蓄積することによって実施する。投影プロファイルは、1次元対角面における黒色画素の周波数分布である。それによって、1次元周波数分布分布におけるピークの検出(段階71)によって線を容易に位置づけることが可能になっている。図12は、検出線あるいはアーティファクト100a,100bを伴ったビットマップ(D)の例である。この投影プロファイルを図13に示す。あるスレッショルド以上の2つのピークがR1及びR2で検出される。その2つの検出されたピークは、その検出線あるいはアーティファクト100a,100bを反映している。それらの方程式(段階73)は、それぞれ、R1=x cos(A)+y sin(A)、及びR2=x cos(A)+y sin(A)である(ここで、x 及び y は図11で定義した直交座標である)。2つの検出線100a,100bは図14に示した。図14の線に沿った領域の2つの狭いグレイストライプ(101)は、図12のビットマップDにおける不要の黒線画素をマスクするようにセットする。その結果形成された線ビットマップ100a’、100b’が図15で示されている。
【0020】
線除去
図16は、線の除去について記載しているが、線、ダッシュ、ドット、マークなどの除去及びそれらのいかなる組合せの除去にも適用可能である。プロセスにおいては、画像B1の位置(i,j)でのビットマップ値b1(i,j)を読み出し(段階40a)、ビットマップVにおいて対応する位置(i,j)でのビットマップ値v(i,j)も読み出す(段階80)。“1”が黒色を、“0”が白色を示すとき、値v(i,j)が“1”としてマークされているならば(段階82)、値b1(i,j)が調べられる(段階83)。値b1(i,j)が“0”としてマークされているならば、b(i,j)はb1(i,j)に等しくセットされる(段階85)。値b1(i,j)が“1”(黒色画素)としてマークされているならば(段階83)、値b1(i,j)は“0”(白色)に変わる(段階84)。一方、値b1(i,j)が“0”としてマークされているならば、値b1(i,j)は“1”(黒色)に変わる(段階86)。ビットマップBは、縦線の除去後にビットマップB1のコピーである(ここで、値b(i,j)は位置(i,j)でのビットマップBの値である)。このプロセスは、画像B1及びVにおける全画素位置(i,j)に対して実施され、線が除去されたビットマップBが生成される。
【0021】
実例のデモンストレーション
製造スキャナーを使用して受像された歪みグレイスケール文書画像の例を図17に示す。わずかな薄い縦線画像アーティファクト500は、照明光源と走査された紙文書との間で光を遮断する一群の塵に起因して観察されるものである。画像における時計回りの3.9°の歪み角が検出される。グレイスケール歪み除去後に、オリジナルの縦線アーティファクトが図18の歪み補正画像における反時計回りの3.9°の歪み角を示すことが観察された。図19は、記載された、歪み補正画像に対してセットされる通常コントラストを伴うエッジベース適合スレッショルディング法によって得られたスレッショルドされた画像である。通常コントラストセッティングを伴う画像スレッショルディングはグレイスケール画像における画像情報の全詳細を抽出することを試みるものなので、グレイスケール画像における不要の薄い対角線(3.9°歪み線)も抽出され、図19の二値化画像における所々とぎれた一群の黒線セグメント500’として現れる。低コントラストセッティングの場合には、薄い対角線、薄い文字及び他の薄いオブジェクトのような薄いコントラストのオブジェクトが、スレッショルディングプロセスにおいて無視され、図20で示したようにそれらはスレッショルドされた画像において現れない。
【0022】
図21は、図19及び図20における2つのスレッショルドされた画像のビットマップである。反時計回りで3.9°の角度での図21におけるビットマップの投影プロファイルを図22に示した。投影プロファイルにおける多くのピークは、ビットマップに多重線が現れことを示している。スレッショルド値を100にセットすると、投影プロファイルにおけるR=505, 930, 1450, 1690のそれぞれで検出された4つのピークが現れている。時計回りの3.9°の歪み角に対しては、図11で示された投影プロファイルの角度(A)は反時計回りの-3.9°に等しい。対応する4つの直線の方程式は、以下のように得られる;
505 = a x + b y ;
930 = a x + b y ;
1450 = a x + b y ;
1690 = a x + b y ;
ここで、A=-3.9°、a=cos(A)=0.998、a=sin(A)=-0.068である。
【0023】
ピークの位置は、全位置でのカウントの値と例における100の値である所定のスレッショルド値とを比較することによって検出される。値がスレッショルドより大きいピークは検出線として考慮される。上記の線検出のセクションで記載したマスクプロセスに従った線ビットマップが図23に示されている。図24は、線アーティファクトが図19のビットマップから除去された最終のスレッショルド画像である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歪み文書における一群の塵に起因した縦線アーティファクトを例示した図である。
【図2】 歪み補正文書における斜線アーティファクトを例示した図である。
【図3】 歪み補正されたグレイスケール画像を最小画像アーティファクトを伴った二値化画像へ変換する画像処理システムの段階流れ図である。
【図4】 本発明により画像受像アセンブリを示す模式図である。
【図5】 エッジベース適合スレッショルド処理(ATP)の段階の概略流れ図である。
【図6】 現在の画素(i,j)の勾配の大きさを決定する際に使用される画素位置定義の3×3行列を示した図である。
【図7】 画像強度記録上の現行の画素(i,j)に対して中央に位置する画素に隣接するN×Nを示した図である。
【図8】 画像強度勾配記録における画素位置(i,j)に対して中央に位置する画素に隣接する(N−2)×(N−2)を示した図である。
【図9】 2つの二値化画像の差のビットマップを作成する流れ図である。
【図10】 線検出の流れ図である。
【図11】 2つの二値化画像の差のビットマップから投影プロファイルを得る説明図である。
【図12】 差のビットマップ(D)の例を示した図である。
【図13】 図12において得られたビットマップ(D)の投影プロファイルにおける2つの検出ピーク(R1及びR2)を示した図である。
【図14】 ビットマップにおける2つの検出線の位置を示した図である。
【図15】 ビットマップ(B1)から消去される不要な線画素を示した図である。
【図16】 スレッショルド画像における黒色線を除去する流れ図を示した図である。
【図17】 歪み角3.9°を伴った走査され、歪んだ文書画像の実際の例を示した図面代用コピーである。
【図18】 図17における画像のための歪み補正の文書画像を示した図面代用コピーである。
【図19】 通常コントラストのパラメータセッティングを伴ったスレッショルド画像(B1)を示した図面代用コピーである。
【図20】 低コントラストのパラメータセッティングを伴ったスレッショルド画像(B1)を示した図面代用コピーである。
【図21】 図19及び図20におけるそれぞれ二値化画像B1及びB2の間の差のビットマップを示した図である。
【図22】 図21のビットマップから得られた投影プロファイルである。
【図23】 検出された斜線のビットマップを示した図面代用コピーである。
【図24】 スレッショルド画像(B)の最終結果を示した図面代用コピーである。
【符号の説明】
1 歪み文書
1’ 歪み補正文書
3 アーティファクト
100a,100b 検出線
100a’,100b’ 線ビットマップ
101 狭いグレイストライプ
300 受像アセンブリ
301 画像受像部
302 画像歪み補正部
303 A/D変換器
305 処理部
500 縦線画像アーティファクト
500’ 黒線セグメント
Claims (6)
- 傾き補正画像を処理する画像処理方法であって、
エッジベース適合スレッショルディング(ATP)を適用して、受像した傾き補正画像を、第一のコントラストパラメータセッティングを用いて第一の二値化画像と、第二のコントラストパラメータセッティングを用いて第二の二値化画像とに変換する段階と、
前記第一の二値化画像と第二の二値化画像との間の差を示すマップを作成する段階と、
一次元斜め面における黒色画素の周波数分布である投影プロファイルを作成するために前記マップ上の複数の黒色画素を一の線上に投影する段階と、
前記投影プロファイルをもとにした前記第一の二値化画像における画素を反転する段階と、を含む画像処理方法。 - 前記線の投影方向が前記受像した画像のオリジナル傾き角をもとにしている請求項1に記載の画像処理方法。
- 傾き補正画像を処理する画像処理方法であって、
エッジベース適合スレッショルディング(ATP)を適用して、受像した傾き補正画像を、第一のコントラストパラメータセッティングを用いて第一の二値化画像と、第二のコントラストパラメータセッティングを用いて第二の二値化画像とに変換する段階と、
前記第一の二値化画像と第二の二値化画像とを比較して、前記第一の二値化画像と第二の二値化画像との間の差を示すマップを作成する段階と、
一次元斜め面における黒色画素の周波数分布である投影プロファイルを作成するために前記マップ上の複数の黒色画素を一の線上に投影する段階と、
特定のスレッショルド上の前記投影プロファイルにおけるピークを検出し、該ピークをもとにして一の線を生成する段階と、
生成された前記線に隣接する前記マップ上の黒色画素をマスクする段階と、
前記マスクされた画素をもとにした前記第一の二値化画像上の画素を反転する段階と、を備え、
前記線の投影方向が前記受像した画像のオリジナルの傾き角をもとにしており、前記検出されたピークは前記受像された画像上のアーティファクトに対応している画像処理方法。 - 請求項3に記載の画像処理方法がさらに、前記受像された画像にエッジベース適合スレッショルディングを適用して、前記受像された画像を前記第一の二値化画像に変換する段階と、前記受像された画像に前記エッジベース適合スレッショルディングを再度適用して、前記受像された画像を前記第二の二値化画像に変換する段階と、を備えた画像処理方法。
- 前記検出ピークが前記受像された画像において線形に配置したアーティファクトを表し、そのアーティファクトの各々が以下の等式 R = x cos(A) + y sin(B) (但し、x 及び yは前記マップ上の画素の座標であり、Aは前述の受像された負の値の傾き角である)で表される請求項3に記載の画像処理方法。
- 第一の二値化画像及び第二の二値化画像のいずれか一方が通常のコントラストパラメータを有し、かつ他方が低コントラストパラメータを有している請求項3に記載の画像処理方法。
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