JP4255727B2 - HOST COMPUTER, DISTRIBUTION DATA STORAGE PROGRAM, AND RECORDING MEDIUM CONTAINING THE PROGRAM - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配信元から配信された配信データを保存する情報処理装置、データ収集プログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プログラマブルロジックコントローラ(以降、PLCと称する)などと呼ばれる制御装置は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を実現するために、ベルトコンベアー式自動組付機などの種々のターゲットシステムを制御する制御装置として広く使用されている。さらに、近年では、ターゲットシステムの複雑化に伴って、複数台のPLCをネットワーク回線を介して互いに接続したネットワーク制御システムの導入も普及しつつある。
【0003】
このようなネットワーク制御システムにおいては、各PLCの稼働状況などの表示やPLCへの制御指示は、PLC付近に配置されたプログラマブル表示器などの制御機能を備えた表示装置によって行われる。また、上記の制御システムにおいては、PLCや表示装置から離れた場所でも、PLCの稼働状況の監視やPLCの制御を行えるように、そのような場所に設置されたホストコンピュータを参加させることもできる。
【0004】
上記の制御システムは、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、プログラマブル表示器を通信の中心において、プログラマブル表示器で異なる通信プロトコルを変換する構成を用いている。このような構成では、ホストコンピュータと各プログラマブル表示器との間を共通の通信プロトコルを用いて共通ネットワークにて通信し、プログラマブル表示器において両通信プロトコルの変換処理を行う。このようなシステムでは、PLCに接続されているデバイスに与える制御データをホストコンピュータからプログラマブル表示器を介してPLCに送信したり、デバイスから得られたデータをPLCからプログラマブル表示器を介してコンピュータに送信したりできる。
【0005】
また、このようなシステムにおいては、システムの運用上、PLCの出力データ(温度、流量など)を収集することが重要となる。そこで、上記のシステムでは、所定の配信情報が満たされると、データの配信元となるプログラマブル表示器からホストコンピュータにデータを配信し、ホストコンピュータにおける表計算ソフトなどのワークシートに配信データを書き込んでいく。これにより、複数のプログラマブル表示器からの配信データがホストコンピュータに収集される。
【0006】
収集された配信データのファイルは、予め設定されたファイル名でホストコンピュータに保存される。例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、固定のファイル名を設定した場合は、そのファイル名でファイルが保存される。すなわち、そのファイル名のファイルが更新されることになる。一方、例えば、特許文献3に開示されているように、日付/時間等を指定した場合は、ファイル作成時の日付/時間等をファイル名としてファイルが保存される。すなわち、日付/時間等の異なるファイルが作成されることになる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−16662号公報(2001年1月19日公開)
【0008】
【特許文献2】
特開2001−117612号公報(2001年2月9日公開)
【0009】
【特許文献3】
特開2002−91557号公報(2002年3月29日公開)
【0010】
【特許文献4】
特開2002−8003号公報(2002年1月11日公開)
【0011】
【特許文献5】
特開平11−275344号公報(1999年10月8日公開)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、ターゲットシステムが生産ラインである場合、該生産ラインで生産される製品が日によって変わることが多い。このため、生産ラインに関連するデータを配信データとしてホストコンピュータに配信する場合に、後日、ユーザが上記配信データを参照したいときには、ユーザは、特定の製品が生産された時の配信データを参照したいことがある。
【0013】
しかしながら、上記の特許文献1ないし3に記載された従来のデータ収集方法では、配信データのファイル名は固定であるか、或いはファイル作成時の日付/時間等であるため、例えば、特定の製品が生産された時の配信データように、ターゲットシステム、PLC、またはプログラマブル表示器などのデバイスでの状態が変化した時の配信データをファイル名から特定することができない。
【0014】
このため、従来はファイルの内容を調べて、所望の配信データを含むファイルを特定していた。また、ファイル名に日付/時間を含む場合には、ログなどを参照して、特定の製品が生産された日付/時間を特定し、特定された日付/時間を含むファイル名を検索していた。このように、所望の配信データを含むファイルを特定するには、時間および手間がかかる結果となっていた。
【0015】
これに対し、デバイスでの状態の変化を示すデータをファイル名に含めることが考えられる。しかしながら、この場合には、ホストコンピュータが配信データを受け取る度に、製品名などのデータを入れるように設定を変更する必要があり、設定にかかる時間および手間が増加することになる。
【0016】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、時間および手間をかけることなく、デバイスでの状態の変化を示すデータを配信データのファイル名に含むことができる情報処理装置、配信データ保存プログラムおよびそれを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報処理装置は、上記の課題を解決するために、配信元から配信された配信データを保存する情報処理装置において、内容の変化しうるデバイスを特定するための識別子を記憶する記憶手段と、上記配信データを配信するための起点となる配信トリガを受信すると、上記記憶手段にて記憶された識別子を参照し、該識別子によって特定されたデバイスの内容を上記配信元へ問い合せる問合せ手段と、上記配信元からの応答に基づいてファイル名を決定し、決定したファイル名で上記配信データを保存する保存手段とを備えることを特徴としている。
【0018】
ここで、デバイスは、広い意味で使用されており、デバイスアドレスやシンボル名により特定可能であり、かつ、状態を取得したり、制御(変更)したりできるものであればよく、例えば、プログラマブル表示器、PLC、およびPLCに接続されたデバイスであってもよいし、例えば、PLCまたはプログラマブル表示器内の記憶装置など、制御システムに設けられた記憶装置の一領域を示していてもよい。
【0019】
また、内容の変化しうるデバイスの内容としては、生産ラインで生産される製品が日によって変わる場合において、上記製品に対応する生産ライン名が挙げられる。
【0020】
また、配信元からの応答に基づいてファイル名を決定することは、応答のデータをそのままファイル名に含む場合もあれば、応答のデータに対して変換を行った後にファイル名に含む場合もある。また、応答のデータの全部をファイル名に含む場合もあれば、応答のデータの一部のみをファイル名に含む場合もある。
【0021】
上記の構成では、配信データのファイル名は、デバイスの内容に関する問合せに対する応答に基づいて決定される。このデバイスは、内容がデバイスの状態変化により変化するものである。これにより、デバイスの状態変化に対応して配信データのファイル名を変化させることができる。
【0022】
したがって、情報処理装置は、配信データのファイル名をデバイスの状態変化に応じて変化させることを、識別子によって特定されたデバイスの内容を配信元に問い合せるのみで行うことができ、配信データを受け取る度に設定を変更する時間および手間を削減することができる。
【0023】
また、例えば、プログラマブル表示器は、PLCに動作を指示してターゲットシステムを制御するので、ターゲットシステム、PLC、またはプログラマブル表示器の状態を表示することが望ましい。このように、デバイスの状態を示すデータが配信元に存在することが一般的である。したがって、配信元は、情報処理装置からの問い合せに対する応答として、上記のデータを流用して情報処理装置に送信すればよく、新たなデータを取得する処理を追加する必要がない。
【0024】
さらに、配信データの配信時におけるデバイスの状態を示すデータをファイル名に含む場合には、ファイル名を調べるのみで所望の配信データを含むファイルを検索することができ、所望の配信データを含むファイルを容易に特定することができる。
【0025】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記の構成において、データを複数の表現形式の文字列にそれぞれ変換する変換手段をさらに備えており、上記記憶手段は、表現形式を指定するデータ型をさらに記憶しており、上記保存手段は、上記変換手段を用いて、上記配信元からの応答のデータを、上記記憶手段にて記憶されたデータ型の文字列に変換し、変換した文字列を含むファイル名を決定することを特徴としている。
【0026】
ここで、表現形式を指定するデータ型としては、ビット型、10進数型、16進数型、文字列型などがある。
【0027】
ところで、情報処理装置が受け取るデータは、0または1の数値が並ぶビット列である。このため、配信元からの応答のデータをそのままファイル名に含めると、ユーザがファイル名を参照しても、どのような状態の配信データであるかを判断できない場合がある。
【0028】
そこで、上記の構成では、配信元からの応答のデータを、記憶手段にて記憶されたデータ型の文字列に変換し、変換した文字列を含むファイル名を決定している。これにより、配信元からの応答のデータを、ユーザが判断しやすい表現形式に変換することができ、ユーザが調べやすいファイル名とすることができる。
【0029】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記の構成において、上記記憶手段は、記憶されているデータ型が文字列型である場合には、上記変換手段により文字列に変換するときの文字数の上限値がさらに記憶されていることを特徴としている。
【0030】
一般に、文字列型の場合には、文字数の制限が256文字など極めて長い。このため、ファイル名が長すぎると、ユーザがファイル名を調べることが困難となる。一方、文字数を少なく制限しすぎると、ファイル名からは状態の変化を識別することができない場合がある。さらに、配信元からの応答のデータのうち、デバイスの状態の変化を識別することができる部分の位置は、デバイスによって異なる。
【0031】
そこで、上記の構成では、変換手段により文字列に変換するときの文字数の上限値が記憶手段に記憶されているから、デバイスの状態の変化を識別できる適切な文字数のファイル名とすることができる。
【0032】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記の構成において、上記保存手段は、決定したファイル名では上記配信データを保存することができない場合には、エラーを示すデータを含むファイル名で、上記配信データを含むファイルを保存するとともに、上記ファイル名をログに記録することを特徴としている。
【0033】
ここで、決定したファイル名では上記配信データを保存することができない場合としては、ファイルシステムで使用できない文字(例えば、/など)が使用されている場合が挙げられる。
【0034】
上記の構成では、決定したファイル名では配信データを保存できない場合でも、別のファイル名で配信データを保存できるので、配信データの消失を防止することができる。また、配信元の配信履歴を参照することにより、配信データの配信時刻が判明し、判明した配信時刻に基づいて情報処理装置のログを参照することにより、配信データのファイル名を特定することができる。これにより、決定したファイル名では配信データを保存できない場合に、所望の配信データを含むファイルを特定することが従来よりも困難となることを防止できる。
【0035】
なお、上記の情報処理装置の機能は、プログラムで実現することができ、その配信データ保存プログラムは、コンピュータを上記各手段として機能させている。また、この配信データ保存プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図1ないし図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0037】
本実施形態に係る制御システムは、図1に示すように、ホストコンピュータ1と、複数のプログラマブル表示器(以降、表示器と称する)2…と、複数のPLC3…とを備えている。
【0038】
ホストコンピュータ1および表示器2…は、共通の通信プロトコルで通信を行うことが可能な共通ネットワーク4を介して互いに接続されている。一方、表示器2およびPLC3は、PLC3毎に固有の通信プロトコルで通信を行うことが可能な専用ネットワーク4を介して個々に接続されている。共通の通信プロトコルおよび専用の通信プロトコルについては、前述の特許文献1および2に詳しく説明されているので、ここではその説明を省略する。
【0039】
つまり、表示器2が共通ネットワーク4を介してデータ通信する場合、専用ネットワーク5を伝送される通信プロトコルに関わらず、統一した通信プロトコルで通信できるように、共通ネットワーク4で伝送可能な通信プロトコルに共通の通信プロトコル(共通プロトコル)が規定されている。具体的に、本実施形態では、共通ネットワーク4として、イーサネット(登録商標)などのローカルエリアネットワーク(LAN)が用いられており、共通ネットワーク4での通信プロトコルとして、TCP/IPが採用されている。
【0040】
制御装置としてのPLC3は、CPU/電源モジュールと、入力ユニットと、出力ユニットとを備えている。CPU/電源モジュールは、CPUやメモリを含むCPU部と、PLC3の各部に電力を供給する電源部とからなっている。CPU部は、制御プログラムにしたがって、入力ユニットを介して入力機器や出力機器からなるデバイス6からの出力データやデバイス6に与える制御データの演算処理を行う。入力ユニットおよび出力ユニットは、それぞれデバイス6に接続されるインターフェース機能を有する部分であって、これらの機器との間で入出力されるデジタル信号またはアナログ信号を上記のCPU部とやり取りするようになっている。
【0041】
入力機器としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。出力機器としては、アクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。これらの入力機器および出力機器は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。
【0042】
配信元としての表示器2は、データ処理部21、インターフェース部(図中、I/F)22,23、入力部24、表示部25、変換データ記憶部26、データ配信部27およびメモリ部28を備えている。
【0043】
なお、上記表示器2の各部21〜28、および後述するホストコンピュータ1の各部11〜16は、CPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記憶手段に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信回路を制御することによって実現される機能ブロックである。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態に係る表示器2やホストコンピュータ1の各種機能を実現できる。
【0044】
ここで、記録媒体としては、表示器2やホストコンピュータ1と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスクの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)などのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0045】
また、本実施形態の制御システムは、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め表示器2やホストコンピュータ1に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
【0046】
データ処理部21は、制御画面の表示制御、プロトコル変換およびデータ配信の処理を行うために各種のデータ処理を行う。制御画面の表示制御については、データ処理部21は、ホストコンピュータ1で作成された画面データに基づいてVRAMなどを用いて表示部25に制御画面を描画させる。制御画面は、例えば、ターゲットシステムを模した背景画面に、デバイスなどがデザイン化された画像が合成されたり、PLC3からのデータを表示するためのグラフやメータなどを含んだりしている。
【0047】
プロトコル変換処理は、両ネットワーク4,5での通信プロトコルが互いに異なる場合、変換データ記憶部26に記憶されたデータを参照しながら、一方の通信プロトコルから他方の通信プロトコルへ変換する処理である。なお、両ネットワーク4,5での通信プロトコルが同じである場合には、プロトコル変換処理は不要である。
【0048】
データ配信処理は、予め設定された配信条件が満たされたときに、各種の配信データをホストコンピュータ1や他の表示器2に配信する処理である。ここで、配信データは、デバイス6に関するデータ、PLC3に関するデータ、および自身の表示器2に関するデータの中から、予め設定された配信条件に基づいて選択されるものである。
【0049】
インターフェース部22は、ホストコンピュータ1および他の表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク4に接続されている。この共通ネットワーク4を介した通信で後述のようにPLC3の出力データが表示器2からホストコンピュータ1に転送される。一方、インターフェース部23は、PLC3との間の通信を行うために専用ネットワーク5に接続されている。この専用ネットワーク5を介した通信で後述のようにPLC3からの出力データが表示器2に転送される。
【0050】
入力部24は、表示部25の表示画面上で入力を行うためにタッチパネルのような入力装置によって構成されている。このため、表示部25は、液晶パネルやELパネルのような平板型表示素子によって構成されていることが望ましい。
【0051】
変換データ記憶部26は、プロトコル変換処理に必要なデータを記憶している。このデータは、専用ネットワーク5と共通ネットワーク4との間で通信プロトコルを相互変換できれば、どのような形式でもよいが、本実施形態に係る変換データ記憶部26は、専用ネットワーク5で伝送されるデータのフォーマットを示すデータ転送フォーマットと、両ネットワーク4,5で伝送されるコマンドコード間の対応関係を示すコマンド変換テーブルとを記憶している。データ転送フォーマットおよびコマンド変換テーブルは、前述の特許文献1および2に詳しく説明されているので、ここではその説明を省略する。
【0052】
データ配信部27は、予め設定された配信条件が満たされたときに、配信トリガによって後述する配信情報に設定されたコマンド(指令)を配信する。また、データ配信部27は、コマンドを受信した配信先、例えばホストコンピュータ1からの要求に応じて、PLC3の出力データをその配信先に配信する。このため、データ配信部27は、配信先のノードに関するノード情報および配信に関する設定情報(配信情報)がホストコンピュータ1から予めダウンロードされて記憶されている。配信条件の設定については、後に詳述する。
【0053】
メモリ部28は、SRAM28a、フラッシュROM(FEPROM)28bおよびCF(CompactFlash(登録商標))カード28cを有している。また、メモリ部28は、このような半導体メモリに限らず、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスクなどの媒体や、その他の媒体を用いたメモリデバイスを備えていてもよい。
【0054】
SRAM28aおよびフラッシュROM28bは、PLC3などから収集されたデータやPLC3に与える設定データ(制御データ)を記憶する。特に、SRAM28aは、最新のデータを記憶するメモリであり、ユーザによるデータの書き換えが可能である。また、フラッシュROM28bは、ある程度まとまった量のデータをロギングするメモリであり、データ書き換えに特殊な操作を要するためにユーザによるデータの書き換えができないようになっている。フラッシュROM28bには、表示部25に表示するユーザ画面も記憶される。
【0055】
CFカード28cは、専用のインターフェースユニットを介して表示器2に接続される着脱可能な媒体である。このCFカード28cは、フラッシュROM28bよりも大きい記憶容量を備えており、大量のデータをロギングすることができるが、フラッシュROM28bと同様、ユーザによるデータの書き換えができないようになっている。したがって、ユーザがフラッシュROM28bまたはCFカード28cに記憶されたデータを書き換える場合は、そのデータをSRAM28aに複写する必要がある。
【0056】
配信先としてのホストコンピュータ1は、一般の汎用パーソナルコンピュータと同様に、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、ホストコンピュータ1は、図1に示すように、データ通信処理部11、インターフェース部(図中、I/F)12、配信設定部13、ネットワークファイル14、データファイル15およびアプリケーション部16を備えている。
【0057】
データ通信処理部11は、共通ネットワーク4を介した表示器2…との間のデータ通信処理を行うとともに、アプリケーション部16との間でデータのやり取りを行う部分である。このデータ通信処理部11は、画面データを表示器2に転送したり、表示器2から配信された表示器2の記憶データをアプリケーション部16に書き込んだりする処理を行う。
【0058】
インターフェース部12は、表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク4に接続されている。
【0059】
アプリケーション部16は、表示器2から配信されてきたPLC3などのデータを記録するためのソフトウェアであって、汎用の表計算ソフトなどにより実現される機能ブロックである。表計算ソフトとしては、例えば、Excel (登録商標:マイクロソフト社)が、一般への普及度の高さや外部からの制御の容易性などから好適であるが、多数のセルを含む複数のワークシートからなるブックを提供できるソフトであれば他のソフトでもよい。また、アプリケーション部16としては、表計算ソフトに限らず、データを個別に書き込むことが可能な形態を提供できるものであれば、それ以外のアプリケーションソフトウェアであってもよい。
【0060】
データファイル15は、変換データ記憶部26に記憶されるべき前述のプロトコル変換データを予め登録している。この変換データは、初期設定時や、制御システムに接続されるPLC3が変更されるときなどのメンテナンス時に、必要とする表示器2にデータ通信処理部11を介してダウンロードされる。
【0061】
配信設定部13は、ノード情報および配信情報を設定する。ノード情報は、共通ネットワーク4におけるノードと、そのノードに接続される表示器2の種類とを含んでいる。配信情報は、後述するように、各PLC3に接続されるデバイス6のシンボル名、表示器2毎のデータ配信タイミング、配信すべきデータのストアアドレス、受信したデータのストアアドレス等を含んでいる。これらのノード情報および配信情報は、ネットワークファイル14に保存され、必要に応じて各表示器2のデータ配信部27にダウンロードされる。また、指令発生手段としての配信設定部13は、配信情報として予め設定された配信条件が満たされると、表示器2と同様、配信トリガによってコマンドを配信する。
【0062】
また、配信設定部13は、表示器2からの配信データに関する各種設定を行うための設定画面を提供する。図2に示す設定画面においては、「読み出し元」、「読み出すデータ選択」、「保存先」、「保存ファイル名」、「保存形式」および「テンプレート情報」などの欄が設けられている。配信設定部13は、これらの欄に入力されたデータを配信情報としてネットワークファイル14に書き込むことができる。
【0063】
「読み出し元」は、表示器2のメモリ部28における各記憶媒体のいずれから配信データを読み出すかを指定する欄である。「読み出すデータ選択」は、読み出すデータの種類を選択する欄である。データの種類としては、図2に示す「ロギングデータ」以外に、「トレンドデータ」、「サンプリングデータ」、「アラームデータ(ヒストリ)」、「アラームデータ(ログ)」、「パラメータデータ」などがある。
【0064】
「保存先」は、指定された記憶媒体から読み出された、指定されたデータを保存するドライブのドライブ名およびフォルダのフォルダ名をそれぞれ指定する欄である。「保存ファイル名」は、上記のフォルダにおいてデータを保存するファイルのファイル名を指定する欄である。この保存ファイル名の指定についての詳細は後述する。
【0065】
また、「保存ファイル名」には、「ゼロサプレス」のチェック欄が設けられている。「ゼロサプレス」の欄がチェックされる場合には、マクロにより取得したデータのうち、ゼロ以外の値が出現するまでのゼロが無視されることになる。例えば、2003年3月26日1時2分3秒を保存ファイル名とする場合に、「ゼロサプレス」の欄がチェックされていると、保存ファイル名は「2003_3_26_123」となり、保存ファイル名を短くすることができる。
【0066】
一方「ゼロサプレス」の欄が未チェックであると、保存ファイル名は「2003_03_26_010203」となる。この場合、他の保存ファイル名との間で年月日および時刻が早いか遅いかを比較することができる。したがって、保存ファイル名の検索において時間の早い順または遅い順にファイルを並べるソート検索を行うことができる。
【0067】
「保存形式」は、ファイルの保存形式を指定する欄であり、「XLS形式」および「CSV形式」の何れかから選択される。「XLS形式」は、Excel のファイル形式であり、「CSV形式」は、データの項目ごとにカンマで区切って羅列するファイル形式である。「テンプレート情報」は、新規のブックを作成する場合に、いずれのテンプレートを利用するか、あるいはテンプレートを利用しないかを指定する欄である。
【0068】
上記の設定画面で設定された情報は、表示器2にダウンロードされる。これにより、表示器2は、データの配信時に指定された記憶媒体からデータを読み出す。
【0069】
なお、上記の設定画面では、Excel などの表計算ソフトを用いる場合、さらにデータを保存するブックの名称の記入欄を備えていてもよい。
【0070】
続いて、保存ファイル名の詳細について説明する。保存ファイル名として固定のファイル名を設定した場合は、セーブ毎にそのファイル名が用いられる。日付/時間を指定した場合は、ファイル保存時のホストコンピュータ1における日付/時間をファイル名としてセーブすることができる。これは、年,月,日,時,分,秒をそれぞれ表すマクロである%Y,%M,%D,%h,%m,%sを保存ファイル名の記入欄に記入することにより行われる。
【0071】
本実施形態では、表示器2、PLC3などのデバイスのデータをファイル名として配信データを保存することができる。これは、デバイスのデータを参照するマクロである%DEV[引数]を保存ファイル名の記入欄に記入することにより行われる。
【0072】
なお、ここでのデバイスは、デバイスアドレス(識別子)やシンボル名により特定可能であり、かつ、状態を取得したり、制御(変更)したりできるものであればよく、例えば、デバイス6自体であってもよいし、例えば、PLC3や表示器2の記憶装置など、制御システムに設けられた記憶装置の一領域を示していてもよい。
【0073】
本実施形態では、%DEVの引数としては、外部装置内のメモリのアドレスであるデバイスアドレスと、読み込みを行うデータ型とが指定される。データ型としては、ビット型(BIT)、16ビット10進数符号なし(WORD)、16ビット10進数符号あり(+WORD)、16ビット16進数(HEXWORD)、16ビットBCD(Binary Coded Decimal) (BCDWORD)、32ビット10進数符号なし(DWORD)、32ビット10進数符号あり(+DWORD)、32ビット16進数(HEXWORD)、32ビットBCD(BCDDWORD)、単精度浮動小数点数(FLORT)、倍精度浮動小数点数(DOUBLE)、文字列(STR)が挙げられる。なお、カッコ内は、データ型を表す引数である。
【0074】
なお、デフォルトのデータ型としては、任意のデータ型を選択できるが、本実施形態では16ビット10進数符号あり(+WORD)を選択している。また、指定されたデータ型が文字列(STR)である場合には、文字数をさらに指定することもできる。なお、文字には1バイト文字と2バイト文字とがあるので、本実施形態では文字数をバイト単位で指定している。また、指定された文字数に文字列が達する前にNULが存在する場合には、このNULを終端とする文字列として取り扱うこともできる。
【0075】
さらに、図3に示されるように、表示器2(局)ごとにデバイスアドレスとデータ型(タイプ)とをシンボル名に対応付けて、シンボル名を%DEVの引数として用いることもできる。このデバイスアドレスおよびデータ型とシンボル名との対応関係は、ネットワークファイル14に格納されている。
【0076】
なお、前記の固定ファイル名、日付/時間のファイル名および外部データのファイル名を組み合わせて保存ファイル名とすることもできる。例えば、保存ファイル名として「Data_%DEV[D100]」が指定され、表示器2のメモリ部28のアドレスD100に「2043」の数値が格納されている場合には、「Data_2043」が保存ファイル名となる。さらに、保存ファイル名として「Data_%DEV[D100.HEXWORD]」が指定されている場合には、「Data_7FB」が保存ファイル名となる。
【0077】
また、保存ファイル名として「Data_%DEV[D100.STR]」が指定され、表示器2のメモリ部28のアドレスD100に製品名として「製品2の生産」の文字列が格納されている場合には、「Data_製品2の生産」が保存ファイル名となる。さらに、保存ファイル名として「Data_%DEV[D100.STR.6]」が指定されている場合には、「Data_製品2」が保存ファイル名となる。この場合、状態の変化を識別できる適切な文字列を取り出すことができ、保存ファイル名の文字数を適切なものとすることができる。
【0078】
続いて、配信設定部13が行う配信情報の設定処理について図4のフローチャートを参照しながら説明する。この配信情報の設定処理は、各ステップにおける各種の設定がダイアログボックスによって行われ、ダイアログボックスの指示通りに設定していく設定が完了するというウィザード形式で進められていく。
【0079】
まず、配信元(配信局)を指定する(S1)。配信元として参加する局(表示器2等)を、ネットワークファイル14に追加する場合には、ここで追加登録する。また、ここで、配信元の情報として、表示器2から配信されるデータの出力元となる内部デバイス(メモリ部26にPLC3からの出力データを記憶しておく部分)のシンボル名と、受信局に配信するデータの個数とを設定する。また、配信条件が満たされたときに配信する配信トリガと併せて配信するコマンドを定数値として設定し、コマンドの個数を設定するとともに、シンボル名としてコマンドの形態(文字列定数)を設定する。
【0080】
次いで、配信条件を設定する(S2)。配信条件としては、表示器2に表示されている画面のボタンをタッチしたとき、特定のデバイス6がONしたとき、特定の周期毎、特定の時刻などが用意されている。
【0081】
配信条件を設定した後に、配信条件の詳細を設定する(S3)。例えば、配信条件として「画面のボタンをタッチしたとき」を選択した場合、ボタンがONしたときに、ONする表示器2の内部デバイス(メモリエリア)を参加局にシンボルとして登録し、そのシンボル名を指定しておく。また、配信条件として「特定デバイスON時」を選択した場合、そのデバイスを参加局にシンボルとして登録し、そのシンボル名を指定して、さらにデバイスの状態の変化をチェックする周期を指定する。また、配信条件として「特定周期毎」を選択した場合、その周期を指定し、特定デバイスON時のみにこの配信条件を有効にする場合は、そのデバイス名を指定する。さらに、配信条件として「特定時刻」を選択した場合、その時刻を指定する。さらに、配信データの読み出し元、種類、保存先、保存ファイル名などが設定される。
【0082】
続いて、配信先(受信局)を指定する(S4)。ここでは、配信先をホストコンピュータ1と指定するために、配信先の参加局を例えば「PC」として指定する。また、ここで、配信先をホストコンピュータ1と指定した場合は、シンボル名としてデータ通信処理部11のプログラムファイル名を登録する。
【0083】
そして、配信情報を追加する(S5)。ここでは、上記のように設定された配信情報に名称を付与することで、この配信情報がネットワークファイル14の配信情報一覧に追加される。
【0084】
上記のようにして、配信情報の設定が完了すると、図5に示すような配信情報画面が作成される。この配信情報画面は、配信条件として「特定時刻」が指定された場合の各種の設定を含んでいる。また、上記のS1およびS4の処理で配信元および配信先をともにホストコンピュータ1に指定すると、配信設定部13がデータ通信処理部11に配信トリガ(コマンドを含む)を配信する。また、配信元および配信先をホストコンピュータ1に指定した場合は、配信条件が「時刻指定」および「周期指定」に限られる。さらに、配信情報の設定の完了により、図2に示すような詳細設定画面が作成される。
【0085】
続いて、配信処理のトリガを検知したときにデータ通信処理部11が行う処理について図6のフローチャートを参照しながら説明する。まず、保存ファイル名の決定処理を行う(S6)。この処理の詳細については後述する。次いで、図2に示すような設定にて選択された配信データの種類を特定し(S7)、特定した種類の配信データを配信元から受信する(S8)。そして、受信した配信データを、S6により決定されたファイル名でデータファイル15に保存して終了する(S9)。
【0086】
なお、保存ファイル名の決定処理(S6)と、配信データの種類を特定して配信もとから受信する処理(S7・S8)とは、何れの処理を先に行ってもよい。また、S9において、受信した配信データをアプリケーション部16に転送して整理した後にデータファイル15に保存してもよい。
【0087】
続いて、上記の保存ファイル名の決定処理(S6)について図7および図8のフローチャートを参照しながら説明する。まず、ネットワークファイル14に記憶された配信情報から、保存ファイル名として設定されたマクロを順次読み出す(S11)。読み出したマクロが「%DEV」のように、配信元からデータを取得するマクロである場合には(S12でYES)、マクロ内の引数に基づいて、配信元からデータを取得する(S13)、このとき、データを取得できなかった場合には(S14でNO)、例えば「Error」のようなエラーを示すデータと、日時を示すデータとを作成する(S15)。
【0088】
なお、データを取得できなかった場合には、S13により配信元から取得したデータが保存ファイル名として不適当な場合も含むものとする。このような場合としては、保存ファイル名として文字列が指定されているが、取得されたデータ内に、対応する文字コードが存在しないデータが含まれている場合などが挙げられる。
【0089】
一方、S11により読み出したマクロが配信元からデータを取得するマクロではない場合には(S12でNO)、マクロに基づくデータを生成する(S16)。次いで、上記の処理を、保存ファイル名として設定された全てのマクロを読み出すまで繰り返す(S17)。
【0090】
続いて、前記のマクロに基づいて取得または生成した全てのデータを連結し、連結したデータを保存ファイル名として決定する(S18)。次いで、保存ファイル名にエラーを示すデータが含まれるか否かを判断し(S19)、含まれる場合には、ログに保存ファイル名を記録する(S20)。その後、元の処理に戻る。
【0091】
以上に述べたように、本実施形態に係るホストコンピュータ1は、外部デバイスを参照するマクロ(%DEV)の引数であるデバイスアドレスを配信元に送信することにより、デバイスアドレスで指定されたデータを配信元から取得して配信データの保存ファイル名に含めている。したがって、ホストコンピュータ1は、配信データの保存ファイル名をデバイスの状態変化に応じて変化させることを、デバイスアドレスを配信元に送信するのみで行うことができ、配信データを受け取る度に設定を変更する時間および手間を削減することができる。
【0092】
また、配信元にはデバイスの状態を示すデータが存在することが一般的である。したがって、上記データの存在するデバイスアドレスをホストコンピュータ1が指定すればよく、配信元が新たなデータを取得する必要がない。
【0093】
さらに、例えば、特定の製品に関する配信データの保存ファイル名に製品名を含ませるように、配信データの配信時におけるデバイスの状態を示すデータを保存ファイル名に含む場合には、保存ファイル名を調べるのみで所望の配信データを含むファイルを検索することができ、所望の配信データを含むファイルを容易に特定することができる。
【0094】
また、配信元からの応答のデータを、設定されたデータ型の文字列に変換し、変換した文字列を保存ファイル名に含めている。これにより、配信元からの応答のデータを、ユーザが判断しやすい表現形式に変換することができ、ユーザが調べやすい保存ファイル名とすることができる。
【0095】
また、設定されたデータ型が文字列型である場合には、文字数の上限値がさらに設定されている。これにより、デバイスの状態の変化を識別できる適切な文字数の保存ファイル名とすることができる。
【0096】
また、配信元からの応答のデータに基づいて決定した保存ファイル名では配信データを保存できない場合でも、ホストコンピュータ1は、別の保存ファイル名で配信データを保存できるので、配信データの消失を防止することができる。また、配信元の配信履歴を参照することにより、配信データの配信時刻が判明し、判明した配信時刻に基づいて情報処理装置のログを参照することにより、配信データの保存ファイル名を特定することができる。これにより、決定した保存ファイル名では配信データを保存できない場合に、所望の配信データを含むファイルを特定することが従来よりも困難となることを防止できる。
【0097】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0098】
例えば、本実施形態では、ホストコンピュータ1とPLC3との通信を表示器2が中継するシステムについて説明したが、表示器2の代わりに、表示器2から表示機能を省いたような通信専用の制御機器を用いてもよい。また、PLC3の機能を有する表示器2を用いてもよい。
【0099】
また、本実施形態では、デバイスアドレスを表示器2に送信することにより、デバイスアドレスで指定されたデータを表示器2から取得して配信データの保存ファイル名に含めているが、デバイスの状態変化に対応して変化するデータ種別を特定し、特定されたデータ種別のデータを表示器2から取得して保存ファイル名に含めてもよい。このとき、識別データのデータ種別を特定する処理は、ホストコンピュータ1にて行ってもよいし、表示器2にて行ってもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る情報処理装置は、内容の変化しうるデバイスを特定するための識別子を記憶する記憶手段と、上記配信データを配信するための起点となる配信トリガを受信すると、上記記憶手段にて記憶された識別子を参照し、該識別子によって特定されたデバイスの内容を上記配信元へ問い合せる問合せ手段と、上記配信元からの応答に基づいてファイル名を決定し、決定したファイル名で上記配信データを保存する保存手段とを備える構成である。
【0101】
これにより、情報処理装置は、配信データのファイル名をデバイスの状態変化に応じて変化させることを、識別子によって特定されたデバイスの内容を配信元に問い合せるのみで行うことができ、配信データを受け取る度に設定を変更する時間および手間を削減する効果を奏する。
【0102】
さらに、配信データの配信時におけるデバイスの状態を示すデータをファイル名に含む場合には、ファイル名を調べるのみで所望の配信データを含むファイルを検索することができ、所望の配信データを含むファイルを容易に特定できる効果を奏する。
【0103】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、以上のように、上記の構成において、データを複数の表現形式の文字列にそれぞれ変換する変換手段をさらに備えており、上記記憶手段は、表現形式を指定するデータ型をさらに記憶しており、上記保存手段は、上記変換手段を用いて、上記配信元からの応答のデータを、上記記憶手段にて記憶されたデータ型の文字列に変換し、変換した文字列を含むファイル名を決定する構成である。
【0104】
これにより、配信元からの応答のデータを、ユーザが判断しやすい表現形式に変換することができ、ユーザが調べやすいファイル名とすることができる効果を奏する。
【0105】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、以上のように、上記の構成において、上記記憶手段は、記憶されているデータ型が文字列型である場合には、上記変換手段により文字列に変換するときの文字数の上限値がさらに記憶されている構成である。
【0106】
これにより、文字数の上限値が記憶手段に記憶されているから、デバイスの状態の変化を識別できる適切な文字数のファイル名とすることができる効果を奏する。
【0107】
さらに、本発明に係る情報処理装置は、以上のように、上記の構成において、上記保存手段は、決定したファイル名では上記配信データを保存することができない場合には、エラーを示すデータを含むファイル名で、上記配信データを含むファイルを保存するとともに、上記ファイル名をログに記録する構成である。
【0108】
これにより、決定したファイル名では配信データを保存できない場合でも、別のファイル名で配信データを保存できるので、配信データの消失を防止する効果を奏する。また、配信元の配信履歴と情報処理装置のログとを参照することにより、配信データのファイル名を特定できるので、決定したファイル名では配信データを保存できない場合に、所望の配信データを含むファイルを特定することが従来よりも困難となることを防止する効果を奏する。
【0109】
なお、上記の情報処理装置の機能は、コンピュータを上記各手段として機能させることによってプログラムで実現でき、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る制御システムの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】上記制御システムにおけるホストコンピュータの配信設定部により提供される配信情報の詳細設定画面を示す図である。
【図3】デバイスアドレスおよびデータ型とシンボル名との対応関係の一例を表形式で示す図である。
【図4】上記配信設定部により行われる配信情報の設定処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】上記配信設定部により設定された配信情報画面を示す図である。
【図6】配信処理のトリガを検知した場合に上記ホストコンピュータのデータ通信処理部により行われる処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】上記データ通信部により行われる保存ファイル名の決定処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】上記データ通信部により行われる保存ファイル名の決定処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(情報処理装置)
2 プログラマブル表示器(配信元)
3 PLC(制御装置)
4 共通ネットワーク
5 専用ネットワーク
6 デバイス
11 データ通信処理部(問合せ手段、保存手段、変換手段)
13 配信設定部
14 ネットワークファイル(記憶手段)
16 アプリケーション部
21 データ処理部
26 変換データ記憶部
27 データ配信部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus that stores distribution data distributed from a distribution source, a data collection program, and a recording medium on which the program is recorded.
[0002]
[Prior art]
A control device called a programmable logic controller (hereinafter referred to as PLC) is a control device that controls various target systems such as a belt conveyor type automatic assembly machine in order to realize various controls including sequence control. Widely used. Furthermore, in recent years, with the complexity of the target system, introduction of a network control system in which a plurality of PLCs are connected to each other via a network line is becoming widespread.
[0003]
In such a network control system, the display of the operation status of each PLC and the control instruction to the PLC are performed by a display device having a control function such as a programmable display arranged near the PLC. Further, in the above control system, a host computer installed in such a place can be allowed to participate so that the operation status of the PLC and the control of the PLC can be controlled even at a place away from the PLC and the display device. .
[0004]
For example, as disclosed in
[0005]
In such a system, it is important to collect PLC output data (temperature, flow rate, etc.) for system operation. Therefore, in the above system, when predetermined distribution information is satisfied, the data is distributed from the programmable display serving as the data distribution source to the host computer, and the distribution data is written on a worksheet such as spreadsheet software in the host computer. Go. Thereby, distribution data from a plurality of programmable displays is collected in the host computer.
[0006]
The collected distribution data file is stored in the host computer with a preset file name. For example, as disclosed in
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-16662 (published on January 19, 2001)
[0008]
[Patent Document 2]
JP 2001-117612 A (published February 9, 2001)
[0009]
[Patent Document 3]
JP 2002-91557 A (published March 29, 2002)
[0010]
[Patent Document 4]
JP 2002-8003 A (published on January 11, 2002)
[0011]
[Patent Document 5]
JP 11-275344 A (published Oct. 8, 1999)
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
For example, when the target system is a production line, the products produced on the production line often change from day to day. For this reason, when data related to a production line is distributed to a host computer as distribution data, if the user wants to refer to the distribution data at a later date, the user wants to refer to distribution data when a specific product is produced. Sometimes.
[0013]
However, in the conventional data collection methods described in
[0014]
For this reason, conventionally, the contents of a file are examined to identify a file containing desired distribution data. When the file name includes date / time, the log / etc. Is referred to identify the date / time when the specific product was produced, and the file name including the specified date / time was searched. . As described above, it takes time and effort to specify a file including desired distribution data.
[0015]
On the other hand, it is conceivable to include data indicating a change in the state of the device in the file name. However, in this case, every time the host computer receives the distribution data, it is necessary to change the setting so that data such as a product name is included, which increases the time and labor required for the setting.
[0016]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an information processing apparatus and a distribution that can include data indicating a change in state in a device in a file name of distribution data without taking time and effort An object is to provide a data storage program and a recording medium on which the data storage program is recorded.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, an information processing apparatus according to the present invention stores an identifier for specifying a device whose contents can be changed in an information processing apparatus that stores distribution data distributed from a distribution source. And an inquiry unit that, when receiving a distribution trigger serving as a starting point for distributing the distribution data, refers to the identifier stored in the storage unit and inquires the content of the device specified by the identifier to the distribution source And a storage means for determining a file name based on a response from the distribution source and storing the distribution data with the determined file name.
[0018]
Here, the device is used in a broad sense, and any device can be used as long as it can be specified by a device address or a symbol name and can acquire or control (change) the state. Device, PLC, and a device connected to the PLC, or an area of a storage device provided in the control system, such as a storage device in a PLC or a programmable display.
[0019]
The contents of the device whose contents can be changed include the names of the production lines corresponding to the products when the products produced on the production line change from day to day.
[0020]
Further, determining the file name based on the response from the distribution source may include the response data as it is in the file name or may be included in the file name after the response data is converted. . Further, there are cases where the entire response data is included in the file name, or only a part of the response data is included in the file name.
[0021]
In the above configuration, the file name of the distribution data is determined based on a response to the inquiry regarding the contents of the device. The contents of this device are changed by changing the state of the device. As a result, the file name of the distribution data can be changed in response to a change in the state of the device.
[0022]
Therefore, the information processing apparatus can change the file name of the distribution data according to the change in the state of the device only by inquiring the contents of the device specified by the identifier to the distribution source, and each time the distribution data is received. The time and labor for changing the setting can be reduced.
[0023]
In addition, for example, since the programmable display instructs the PLC to operate and controls the target system, it is desirable to display the state of the target system, the PLC, or the programmable display. As described above, data indicating the state of the device is generally present at the distribution source. Therefore, the distribution source only needs to divert the above data and transmit it to the information processing apparatus as a response to the inquiry from the information processing apparatus, and does not need to add a process for acquiring new data.
[0024]
Furthermore, if the file name includes data indicating the device status at the time of distribution data distribution, the file including the desired distribution data can be searched by simply examining the file name. Can be easily identified.
[0025]
Furthermore, the information processing apparatus according to the present invention further includes conversion means for converting data into character strings of a plurality of expression formats in the above configuration, and the storage means has a data type for specifying the expression format. Further, the storage means uses the conversion means to convert response data from the distribution source into a character string of the data type stored in the storage means, and converts the converted character string. It is characterized by determining the file name to be included.
[0026]
Here, as a data type for specifying an expression format, there are a bit type, a decimal number type, a hexadecimal number type, a character string type, and the like.
[0027]
Incidentally, the data received by the information processing apparatus is a bit string in which numerical values of 0 or 1 are arranged. For this reason, if the response data from the distribution source is included in the file name as it is, it may not be possible to determine the distribution data in any state even if the user refers to the file name.
[0028]
Therefore, in the above configuration, the response data from the distribution source is converted into a character string of the data type stored in the storage means, and the file name including the converted character string is determined. Thus, the response data from the distribution source can be converted into an expression format that is easy for the user to determine, and the file name can be easily checked by the user.
[0029]
Furthermore, the information processing apparatus according to the present invention has the above-described configuration, wherein, when the stored data type is a character string type, the storage unit determines the number of characters when converted into a character string by the conversion unit. The upper limit value is further stored.
[0030]
In general, in the case of a character string type, the limit of the number of characters is extremely long, such as 256 characters. For this reason, if the file name is too long, it is difficult for the user to check the file name. On the other hand, if the number of characters is too small and limited, it may not be possible to identify a change in state from the file name. Furthermore, the position of the portion of the response data from the distribution source that can identify a change in the state of the device differs depending on the device.
[0031]
Therefore, in the above configuration, since the upper limit value of the number of characters when the conversion unit converts the character string is stored in the storage unit, it is possible to obtain a file name having an appropriate number of characters that can identify a change in the state of the device. .
[0032]
Furthermore, the information processing apparatus according to the present invention has the above-described configuration, wherein the storage unit has a file name including data indicating an error when the distribution data cannot be stored with the determined file name. It is characterized by storing a file including distribution data and recording the file name in a log.
[0033]
Here, as a case where the distribution data cannot be stored with the determined file name, there is a case where characters (for example, / etc.) that cannot be used in the file system are used.
[0034]
In the above configuration, even if the distribution data cannot be stored with the determined file name, the distribution data can be stored with another file name, so that the loss of the distribution data can be prevented. Also, by referring to the distribution history of the distribution source, it is possible to determine the distribution time of the distribution data, and to specify the file name of the distribution data by referring to the log of the information processing device based on the determined distribution time. it can. Thereby, when distribution data cannot be preserve | saved with the determined file name, it can prevent that it becomes difficult compared with the past to specify the file containing desired distribution data.
[0035]
The function of the information processing apparatus can be realized by a program, and the distribution data storage program causes a computer to function as each of the above means. The distribution data storage program is provided by being recorded on a computer-readable recording medium.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 8 as follows.
[0037]
As shown in FIG. 1, the control system according to the present embodiment includes a
[0038]
The
[0039]
That is, when the
[0040]
The
[0041]
As input devices, devices such as sensors (temperature sensors, optical sensors, etc.) and switches (push button switches, limit switches, pressure switches, etc.) are used. Actuators, relays, solenoid valves, indicators, etc. are used as output devices. These input devices and output devices are arranged in required parts of various target systems such as a production line.
[0042]
The
[0043]
In addition, each
[0044]
Here, the recording medium is a recording medium configured to be separable from the
[0045]
In addition, since the control system of the present embodiment has a system configuration that can be connected to a communication network including the Internet, the control system may be a medium that fluidly carries the program so as to download the program from the communication network. However, when the program is downloaded from the communication network in this way, the download program may be stored in advance in the
[0046]
The
[0047]
The protocol conversion process is a process of converting from one communication protocol to the other communication protocol while referring to the data stored in the conversion
[0048]
The data distribution process is a process of distributing various types of distribution data to the
[0049]
The interface unit 22 is connected to the common network 4 in order to perform communication between the
[0050]
The
[0051]
The conversion
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
The
[0056]
The
[0057]
The data
[0058]
The
[0059]
The
[0060]
The data file 15 has previously registered the protocol conversion data to be stored in the conversion
[0061]
The
[0062]
Further, the
[0063]
“Reading source” is a column for designating from which storage medium in the
[0064]
The “save destination” is a column for designating the drive name of the drive that stores the designated data read from the designated storage medium and the folder name of the folder. “Saved file name” is a column for designating the file name of a file for saving data in the above folder. Details of the designation of the storage file name will be described later.
[0065]
In addition, a check box of “zero suppression” is provided in “save file name”. When the column of “zero suppression” is checked, zero until a value other than zero appears in the data acquired by the macro is ignored. For example, when the file name is “01: 2: 3” on March 26, 2003 and the “Zero Suppress” field is checked, the file name is “2003 — 3 — 26 — 123” and the file name is shortened. be able to.
[0066]
On the other hand, if the “zero suppression” column is unchecked, the saved file name is “2003 — 03 — 26 — 010203”. In this case, it is possible to compare whether the date and time are earlier or later with other saved file names. Therefore, it is possible to perform a sort search in which files are arranged in order from the earliest time or later in the search for the saved file name.
[0067]
“Save format” is a column for designating a file save format, and is selected from “XLS format” and “CSV format”. The “XML format” is an Excel file format, and the “CSV format” is a file format in which data items are separated by commas. “Template information” is a column for designating which template is to be used or not to be used when creating a new book.
[0068]
Information set on the setting screen is downloaded to the
[0069]
In addition, when using spreadsheet software such as Excel, the above setting screen may further include an entry field for the name of a book for storing data.
[0070]
Next, details of the save file name will be described. If a fixed file name is set as the save file name, that file name is used for each save. When the date / time is designated, the date / time in the
[0071]
In the present embodiment, distribution data can be stored using data of devices such as the
[0072]
The device here may be any device that can be specified by a device address (identifier) or a symbol name and can acquire or control (change) the state. Alternatively, for example, an area of a storage device provided in the control system such as the storage device of the
[0073]
In the present embodiment, the device address that is the address of the memory in the external device and the data type to be read are specified as arguments of% DEV. Data types include bit type (BIT), 16-bit decimal code not available (WORD), 16-bit decimal code available (+ WORD), 16-bit hexadecimal (HEXWORD), 16-bit BCD (Binary Coded Decimal) (BCDWORD) 32-bit decimal not signed (DWORD), 32-bit decimal signed (+ DWORD), 32-bit hexadecimal (HEXWORD), 32-bit BCD (BCDDWORD), single precision floating point (FLORT), double precision floating point (DOUBLE) and character string (STR). The parentheses are arguments that represent data types.
[0074]
Note that any data type can be selected as the default data type, but in this embodiment, 16-bit decimal code presence (+ WORD) is selected. When the designated data type is a character string (STR), the number of characters can be further designated. Since there are 1-byte characters and 2-byte characters, the number of characters is specified in units of bytes in this embodiment. Further, when a NUL exists before the character string reaches the designated number of characters, it can be handled as a character string having this NUL as the end.
[0075]
Furthermore, as shown in FIG. 3, the device address and the data type (type) can be associated with the symbol name for each display 2 (station), and the symbol name can be used as an argument of% DEV. The correspondence between the device address and data type and the symbol name is stored in the
[0076]
The fixed file name, the date / time file name, and the external data file name may be combined to form a storage file name. For example, when “Data_% DEV [D100]” is designated as the save file name and the numerical value “2043” is stored in the address D100 of the
[0077]
Further, when “Data_% DEV [D100.STR]” is designated as the save file name, and the character string “
[0078]
Next, the distribution information setting process performed by the
[0079]
First, a distribution source (distribution station) is designated (S1). When adding a station (
[0080]
Next, distribution conditions are set (S2). As distribution conditions, when a button on the screen displayed on the
[0081]
After setting the distribution conditions, the details of the distribution conditions are set (S3). For example, when “when a button on the screen is touched” is selected as the distribution condition, the internal device (memory area) of the
[0082]
Subsequently, a delivery destination (receiving station) is designated (S4). Here, in order to designate the delivery destination as the
[0083]
Then, distribution information is added (S5). Here, the distribution information is added to the distribution information list of the
[0084]
When the setting of distribution information is completed as described above, a distribution information screen as shown in FIG. 5 is created. This distribution information screen includes various settings when “specific time” is designated as the distribution condition. When both the distribution source and the distribution destination are designated to the
[0085]
Next, processing performed by the data
[0086]
Note that either the storage file name determination process (S6) or the process of receiving the distribution data by specifying the type of distribution data (S7 / S8) may be performed first. In S9, the received distribution data may be transferred to the
[0087]
Next, the storage file name determination process (S6) will be described with reference to the flowcharts of FIGS. First, the macros set as save file names are sequentially read out from the distribution information stored in the network file 14 (S11). When the read macro is a macro for acquiring data from the distribution source such as “% DEV” (YES in S12), the data is acquired from the distribution source based on the argument in the macro (S13). At this time, if the data could not be acquired (NO in S14), data indicating an error such as “Error” and data indicating the date and time are created (S15).
[0088]
In addition, when data cannot be acquired, the case where the data acquired from the delivery source by S13 is inappropriate as a preservation | save file name shall be included. As such a case, there is a case where a character string is specified as the storage file name, but the acquired data includes data having no corresponding character code.
[0089]
On the other hand, if the macro read in S11 is not a macro for acquiring data from the distribution source (NO in S12), data based on the macro is generated (S16). Next, the above processing is repeated until all the macros set as the save file name are read (S17).
[0090]
Subsequently, all the data acquired or generated based on the macro is concatenated, and the concatenated data is determined as a storage file name (S18). Next, it is determined whether or not data indicating an error is included in the storage file name (S19). If included, the storage file name is recorded in the log (S20). Thereafter, the process returns to the original process.
[0091]
As described above, the
[0092]
In general, data indicating the state of the device exists at the distribution source. Therefore, the
[0093]
Further, for example, when the storage file name includes data indicating the state of the device at the time of distribution data distribution so that the product name is included in the storage file name of distribution data related to a specific product, the storage file name is checked. The file containing the desired distribution data can be searched only by this, and the file containing the desired distribution data can be easily specified.
[0094]
Further, the response data from the distribution source is converted into a character string of the set data type, and the converted character string is included in the storage file name. As a result, the response data from the distribution source can be converted into an expression format that can be easily determined by the user, and the saved file name can be easily checked by the user.
[0095]
When the set data type is a character string type, an upper limit value for the number of characters is further set. As a result, a storage file name having an appropriate number of characters that can identify a change in the state of the device can be obtained.
[0096]
Further, even if the distribution data cannot be stored with the storage file name determined based on the response data from the distribution source, the
[0097]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and can be obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
[0098]
For example, in the present embodiment, the system in which the
[0099]
In this embodiment, by transmitting the device address to the
[0100]
【The invention's effect】
As described above, when the information processing apparatus according to the present invention receives a storage unit that stores an identifier for specifying a device whose contents can change, and a distribution trigger serving as a starting point for distributing the distribution data, Referencing the identifier stored in the storage means, inquiring means for inquiring the content of the device specified by the identifier to the distribution source, and determining the file name based on the response from the distribution source, the determined file Storage means for storing the distribution data by name.
[0101]
As a result, the information processing apparatus can change the file name of the distribution data in response to a change in the state of the device only by inquiring the content of the device specified by the identifier to the distribution source, and receives the distribution data. There is an effect of reducing time and labor for changing the setting every time.
[0102]
Furthermore, if the file name includes data indicating the device status at the time of distribution data distribution, the file including the desired distribution data can be searched by simply examining the file name. The effect which can identify easily is produced.
[0103]
Furthermore, as described above, the information processing apparatus according to the present invention further includes conversion means for converting data into character strings of a plurality of expression formats in the above configuration, and the storage means has the expression format. The data type to be specified is further stored, and the storage unit uses the conversion unit to convert response data from the distribution source into a character string of the data type stored in the storage unit, The file name including the converted character string is determined.
[0104]
Thereby, the response data from the distribution source can be converted into an expression format that is easy for the user to determine, and the file name that is easy for the user to check can be obtained.
[0105]
Further, as described above, in the information processing apparatus according to the present invention, in the above configuration, the storage unit converts the stored data type into a character string by the conversion unit when the stored data type is a character string type. In this configuration, the upper limit value of the number of characters is stored.
[0106]
As a result, since the upper limit value of the number of characters is stored in the storage means, there is an effect that the file name having an appropriate number of characters that can identify a change in the state of the device can be obtained.
[0107]
Furthermore, as described above, the information processing apparatus according to the present invention includes data indicating an error when the distribution unit cannot store the distribution data with the determined file name as described above. The file name is stored in the file including the delivery data, and the file name is recorded in a log.
[0108]
As a result, even if the distribution data cannot be stored with the determined file name, the distribution data can be stored with a different file name, so that it is possible to prevent the distribution data from being lost. In addition, since the file name of the distribution data can be specified by referring to the distribution history of the distribution source and the log of the information processing apparatus, if the distribution file cannot be stored with the determined file name, the file including the desired distribution data It is effective in preventing that it becomes difficult to specify conventionally.
[0109]
The functions of the information processing apparatus can be realized by a program by causing a computer to function as each of the above-described units, and the program is provided by being recorded on a computer-readable recording medium.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a main part of a control system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a distribution information detail setting screen provided by a distribution setting unit of a host computer in the control system.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a correspondence relationship between device addresses and data types and symbol names in a table format.
FIG. 4 is a flowchart showing a procedure of distribution information setting processing performed by the distribution setting unit.
FIG. 5 is a diagram showing a distribution information screen set by the distribution setting unit.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a procedure of processing performed by the data communication processing unit of the host computer when a delivery processing trigger is detected.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a procedure of a storage file name determination process performed by the data communication unit.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a procedure of a save file name determination process performed by the data communication unit.
[Explanation of symbols]
1 Host computer (information processing equipment)
2 Programmable display (distributor)
3 PLC (control device)
4 Common network
5 Dedicated network
6 devices
11 Data communication processing unit (inquiry means, storage means, conversion means)
13 Distribution setting section
14 Network file (storage means)
16 Application Department
21 Data processing section
26 Conversion data storage
27 Data distribution department
Claims (5)
上記プログラマブルロジックコントローラに接続するとともに上記プログラマブルロジックコントローラから配信された上記デバイスの状態を示すデータを受信するプログラマブル表示器と、
上記プログラマブル表示器から配信された上記デバイスの状態を示すデータである配信データを保存するホストコンピュータとで構成する制御システムにおける上記ホストコンピュータであって、
上記デバイスを特定するための識別子を記憶する記憶手段と、
上記配信データを配信するための起点となる配信トリガを受信すると、上記記憶手段にて記憶された識別子を参照し、該識別子によって特定されたデバイスの内容を配信元である上記プログラマブル表示器へ問い合せる問合せ手段と、
上記配信元からの応答に基づいて上記特定されたデバイスの状態を示すデータを含むファイル名を決定し、決定したファイル名で上記配信データを保存する保存手段とを備え、
上記保存手段は、決定したファイル名では上記配信データを保存することができない場合には、エラーを示すデータを生成し、上記決定したファイル名の代わりに、当該エラーを示すデータを含むファイル名であって、上記ホストコンピュータのファイルシステムで使用できない文字を含まず、かつ、文字コードが対応しているファイル名で、上記配信データを含むファイルを保存することを特徴とするホストコンピュータ。 A programmable logic controller that connects to a device whose content of data indicating the state can change and receives data indicating the state of the device;
A programmable display that connects to the programmable logic controller and receives data indicating the state of the device delivered from the programmable logic controller;
The host computer in a control system configured with a host computer that stores distribution data that is data indicating the state of the device distributed from the programmable display ,
Storage means for storing an identifier for identifying the device,
When a distribution trigger serving as a starting point for distributing the distribution data is received, the identifier stored in the storage means is referred to and the contents of the device specified by the identifier are inquired to the programmable display that is the distribution source. Inquiry means;
A storage unit for determining a file name including data indicating the status of the identified device based on a response from the distribution source, and storing the distribution data with the determined file name;
Said storage unit, when the determined file name can not store the distribution data, generates data indicating the error, instead of a file name that the determined, the file name that contains the data indicating the error there are not contain characters that are not available in the file system of the host computer, and the file name character code is compatible, the host computer, wherein the benzalkonium save a file containing the distribution data.
上記記憶手段は、表現形式を指定するビット列以外のデータ型をさらに記憶しており、
上記保存手段は、上記変換手段を用いて、上記配信元からの応答のデータのデータ型がビット列の場合、当該応答のデータを、上記記憶手段にて記憶されたデータ型の文字列に変換し、変換した文字列を含むファイル名を決定することを特徴とする請求項1に記載のホストコンピュータ。A conversion means for converting the data into character strings in a plurality of representation formats,
The storage means further stores a data type other than a bit string that specifies an expression format,
When the data type of the response data from the distribution source is a bit string, the storage unit converts the response data into a character string of the data type stored in the storage unit using the conversion unit. 2. The host computer according to claim 1, wherein a file name including the converted character string is determined.
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