JP4254773B2 - 垂直型風車 - Google Patents

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Description

本発明は、風力発電などに用いられる垂直型の風車に関する。
従来、この種の風車は、回転軸が垂直であり、自然風の風向に影響を受けない、また抗力型の風車として高風速時においても回転数が比較的低く安全であり、さらには構造が簡単であるということから、小型の発電機や風速計などと接続され、小型の風車として利用されていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、その風車について図6の側面図と図7の水平断面図を参照しながら説明する。
図6の側面図、図7の水平断面図のように、カップ状の受風部101を支持部102で支持し、位相をずらして複数等間隔に配置される。前記受風部101は風を受ける向きによって受風面103と背面104とで抗力が異なり、その力の差により回転力を発生する仕組みとなっている。
実開平7−30377号公報(第6図および第7図)
このような従来の風車では、構造の単純さという特徴のために多く使われているが、受風部の最適化例は少なく、効率は悪かった。また、低風速での起動性が課題となっている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、構造の単純さという特徴は残したまま、受風部の最適化を行い、風力を効率的に回転エネルギーに変えることのできる風車を提供し、また低風速から起動させることができることを目的としている。
本発明の垂直型風車は、受風面と背面を備えたサボニウス型ブレードを2枚設置しその2枚のサボニウス型ブレード間に翼型ブレードを2枚づつ設置し、受風部水平断面において、前記サボニウス型ブレード前記翼型ブレードとを同直径で軸に対して点対称に設置したことを特徴としたものである。
この手段により、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレードが働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレードが働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、風車の効率向上が可能となる。
構造の単純さという特徴は残したまま、受風部の最適化を行い、風力を効率的に回転エネルギーに変えることのでき、また低風速に起動する風車を提供することができる。
本発明垂直型風車は受風面と背面を備えたサボニウス型ブレードを2枚設置しその2枚のサボニウス型ブレード間に翼型ブレードを2枚づつ設置し、受風部水平断面において、前記サボニウス型ブレードと前記翼型ブレードを同直径で軸に対して点対称に設置した構成としたものであり、これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレードが働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレードが働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、風車の効率向上を可能としたものである。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の平面断面図である。
図1において、風車1の断面が、受風面2と背面3を備えたサボニウス型ブレード4が、軸に対して点対称に2枚設置され、その間には、翼型ブレード5が、2枚づつ設置され、計6枚が同直径で軸に対し点対称に設置されている。また、前記サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5は、軸方向に伸びており、上部の上側板6と中央部の中央支え板7に取り付けられており、中心の軸8に取り付けられている。
上記構成において前記風車1が風を受けると、前記風車1のサボニウス型ブレード4と、翼型ブレード5とでトルクが発生するが、風速の小さい起動時には、起動トルクの大きいサボニウス型ブレード4が働き、風速が大きく回転が増加してくると、前記翼型ブレード5で発生するトルクが大きくなる。
これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレード4が働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレード5が働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、風車の効率向上が可能となる。
参考例1
図2は参考例1の平面断面図である。なお、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
図2において、風車1の断面が、受風面2と背面3を備えたサボニウス型ブレード4が、複数個設置され、その間には、翼型ブレード5が、複数個設置されている。また、前記サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5は、軸方向に伸びており、上部の上側板6と中央部の中央支え板7に取り付けられており、中心の軸8に取り付けられている。さらに、前記翼型ブレード5の直径D1は、サボニウス型ブレード4の直径D2より大きい。
上記構成において、前記風車1が風を受けると、前記風車1のサボニウス型ブレード4と、翼型ブレード5とでトルクが発生するが、風速の小さい起動時には、起動トルクの大きいサボニウス型ブレード4が働き、風速が大きく回転が増加してくると、前記翼型ブレード5で発生するトルクが大きくなる。
この時、翼型ブレード5の直径D1が、サボニウス型ブレードの直径D2より大きいので、風車の出力がより大きくなる。
これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレードが働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレードが働き風を捉える効率がより良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、風車の効率向上が可能となる。
参考例2
図3は参考例2の平面断面図である。なお、実施の形態1または参考例1と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
図3において、風車1の断面が、受風面2と背面3を備えたサボニウス型ブレード4が、複数個設置され、その間には、翼型ブレード5が、複数個設置されている。また、前記サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5は、軸方向に伸びており、上部の上側板6と中央部の中央支え板7に取り付けられており、中心の軸8に取り付けられている。さらに、サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5の軸方向の両端面は、垂直ではなく、上部が、回転方向に後進している。
上記構成において、前記風車1が風を受けると、前記風車1のサボニウス型ブレード4と、翼型ブレード5とでトルクが発生するが、風速の小さい起動時には、起動トルクの大きいサボニウス型ブレード4が働き、風速が大きく回転が増加してくると、前記翼型ブレード5で発生するトルクが大きくなる。
この時、翼型ブレード5の直径D1が大きいので、風車の出力がより大きくなる。さらに、サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5は、軸方向に垂直ではなく、上部が、回転方向に後進しているので、風を受けたとき、軸方向の上側に力が働き、自重による軸受け部の摩擦抵抗を低減する。
これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレード4が働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレードが働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、さらに軸受け部の摩擦トルクを低減し、より大きな風車の効率向上が可能となる。
参考例3
図4は参考例3の平面断面図である。なお、実施の形態1、参考例1、2と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
図4において、風車1の断面が、受風面2と背面3を備えたサボニウス型ブレード4が、複数個設置され、その間には、翼型ブレード5が、複数個設置されている。また、サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5の軸方向の両端面は、側板がなく、前記サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5の軸方向の中央部に中央支え板7を供えている。
上記構成において、前記風車1が風を受けると、前記風車1のサボニウス型ブレード4と、翼型ブレード5とでトルクが発生するが、風速の小さい起動時には、起動トルクの大きいサボニウス型ブレード4が働き、風速が大きく回転が増加してくると、前記翼型ブレード5で発生するトルクが大きくなる。
この時、翼型ブレード5の直径D1が前記サボニウス型ブレード4の直径D2より大きいので、風車1の出力がより大きくなる。また、サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5の軸方向の両端面は、上下側板がなく、ブレードの軸方向の中央部に中央支え板7を有している。
これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレード4が働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレード5が働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、さらに軸受け部の摩擦トルクを低減し、より大きな風車の効率向上が可能となる。また、上下に側板がなく、ブレードの軸方向の中央部に中央支え板7を有しているので、重量が軽くなり、軸受けなどでの摩擦が小さくなり、より起動性と出力が向上する。
参考例4
図5は参考例4の平面断面図である。なお、実施の形態1、参考例1乃至3と同一部分については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
図5において、風車1の断面が、受風面2と背面3を備えたサボニウス型ブレード4が、複数個設置され、その間には、翼型ブレード5が、複数個設置されている。また、ブレードの軸方向の側板は、ブレードの上端にあり、ブレードの軸方向の中央部には中央支え板7を備えている。
上記構成において、前記風車1が風を受けると、前記風車1のサボニウス型ブレード4と、翼型ブレード5とでトルクが発生するが、風速の小さい起動時には、起動トルクの大きいサボニウス型ブレード4が働き、風速が大きく回転が増加してくると、前記翼型ブレード5で発生するトルクが大きくなる。
この時、翼型ブレード5の直径が大きいので、風車1の出力がより大きくなる。また、サボニウス型ブレード4および翼型ブレード5のブレードの軸方向の側板は、ブレードの上端にあり、ブレードの軸方向の中央部には中央支え板7を有している。
これにより、風速の小さい起動時には、サボニウス型ブレード4が働き起動性が良くなり、風速の多い高出力時には翼型ブレード5が働き風を捉える効率が良くなり、同風速時の発生トルクを大きくすることができ、さらに軸受け部の摩擦トルクを低減し、より大きな風車の効率向上が可能となる。また、上部側板と、ブレードの軸方向の中央部に中央支え板7を有しているので、上部と下部の側板と中央支え板7を備えた場合より、重量が軽くなり、軸受けなどでの摩擦が小さくなり、より起動性と出力が向上する。
本発明にかかる風車は、ブレードの最適化により風力を効率的に回転エネルギーに変える風車を提供し、また低風速から起動させることができることを目的としている。
本発明の実施の形態平面断面図 参考例1の平面断面図 参考例2の斜視図 参考例3の斜視図 参考例4の斜視図 従来の風車を示す側面図 同上平面断面図
符号の説明
1 風車
2 受風面
3 背面
4 サボニウス型ブレード
5 翼型ブレード
6 上側板
7 中央支え板
8 軸
101 受風部
102 支持部
103 受風面
104 背面

Claims (1)

  1. 受風面と背面を備えたサボニウス型ブレードを2枚設置しその2枚のサボニウス型ブレード間に翼型ブレードを2枚づつ設置し、受風部水平断面において、前記サボニウス型ブレード前記翼型ブレードとを同直径で軸に対して点対称に設置したことを特徴とした垂直型風車。
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