JP4254716B2 - レーザエネルギー伝送用光ファイバ及びレーザエネルギー伝送方法並びにレーザエネルギー伝送装置 - Google Patents

レーザエネルギー伝送用光ファイバ及びレーザエネルギー伝送方法並びにレーザエネルギー伝送装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザエネルギーを伝送する光ファイバ、特にレーザ加工、医療用に有用な赤外波長帯の高出力レーザ光の伝送に好適な伝送光ファイバ及びこの光ファイバを使用したレーザエネルギー伝送方法並びにレーザエネルギー伝送装置に関するものである。
近年、半導体レーザや固体レーザの高出力化或いは短パルス化によって、高ピークパワーのレーザエネルギーを利用した様々な用途開発が、レーザ加工或いはレーザメス等の医療分野において注目を集めている。
従来、高出力のレーザ光を伝送するためには、主に図4に示すような大口径の石英系光ファイバ30が使用されてきた。これは、通信用で使用されている光ファイバと同様に、相対的に屈折率が高い充実のコア領域31と、屈折率が低いクラッド領域32との境界で全反射条件を満足しながら、コア領域31に光パワーを集中させて伝搬させる構造となっている。
一般に、このような石英系の充実型光ファイバは、概ね波長2μm以下のレーザ光を低損失で伝送できる。石英系の充実型光ファイバが一般の通信用光ファイバと異なる点は、シングルモード伝送である必要はなく、直径100〜600μm程度の大口径のコアを用いて、伝送するレーザ光のパワー密度を下げていることである。このような石英系の充実型光ファイバは、波長2μm以下のレーザ光を低損失で長距離伝送することができるため、主に発振効率が高く、高出力が得られるネオジム(Nd)−YAGレーザ光(波長:1.06μm)伝送用に使用されており、レーザ加工や止血用のレーザメスとして実用に供されている。また、ホルミウム(Ho)−YAGレーザ光(波長:2.1μm)は、数m以下の距離であれば、かろうじて石英系光ファイバを伝送路として使用することができる。このHo−YAGレーザ光は水への吸収が比較的大きいので主に医療用に検討されている。
さらにレーザ光の波長が2μmを超える長波長になると石英系の充実型光ファイバは長距離伝送用としては使用できない。エルビウム・クロム(ErCr)−YSGG(Yttrium Scandium Gallium Garnet(Y3Sc2Ga312))レーザ光(波長:2.78μm)やエルビウム(Er)−YAGレーザ光(波長:2.94μm)は、特に水への吸収が大きく、ハイドロキシアパタイト結晶間の水和殻に非常に効率よく吸収されるので、骨や歯などの硬組織の切削にも有効なレーザである。このような波長3μm近傍のレーザ光は石英系光ファイバを伝送路として使用できないため、中空領域をコアとする中空ファイバが使用されている。
図5に示すように、中空ファイバ40は、中空コア領域41と、内側に中空コア41を形成する誘電体層42と、誘電体層42を囲む金属層43とからなる。誘電体層42の厚さは、伝送するレーザ光の波長に合わせて最適化され、内壁の反射率を高めて低損失伝送するものである。現在、主に歯科におけるレーザ治療器に適用されている。
特開2000−35521号公報 特表2002−541507号公報
一般に、石英系光ファイバは、波長2μm以下の光に対しては、十分透明で長距離の低損失伝送が可能であるが、波長0.8μm近傍のチタン(Ti)−サファイア(Sapphire)レーザ光や波長1.06μmのネオジム(Nd)−YAGレーザ光など波長が2μm以下のレーザ光であっても、高出力、短パルスレーザ光の場合、空間的或いは時間的にピークパワーが非常に大きくなり、コア領域が破壊される可能性がある。これは非線形光学効果によりレーザエネルギーの増加に伴い屈折率が上昇し、レーザエネルギーの自己収束作用が働くためである。
従って、現在のレーザエネルギー伝送用の光ファイバは、図4に示すように、コア径を大きくし、光ファイバの破壊閾値を超えないパワー密度の範囲内で使用されるため、レーザエネルギーの伝送容量及び機械的な柔軟性において制限を受けるといった問題があった。
上述のような非常に高エネルギー密度のレーザ光に対しては、波長が2μm以下であってもコアが中空である方が大パワー伝送に有利であるという考えが近年現れた。コアが中空であれば、大口径にしなくても端面破壊の閾値を各段に高めることができるためである。このような考え方に適合する伝送路として、中心部が中空でさらにその外側に複数の空孔を有するフォトニックバンドギャップファイバがある。このフォトニックバンドギャップファイバは、空孔の孔径、及び間隔に依存する特定の波長に対してバンドギャップを形成し、中空コア領域に光エネルギーを閉じ込めて低損失で伝送することができる。
しかしながら、Nd−YAGレーザ等特定の波長のレーザに対しては、低損失で伝送できても、そのレーザの波長帯でバンドギャップが形成されるように設計されているため、他の波長帯の光も低損失で伝送できるとは限らない。また、Nd−YAGレーザ光は不可視光であるため、実用上は緑や赤などの可視のレーザ光もガイド光として重畳させる必要がある。以上のように、従来のフォトニックバンドギャップファイバでは、特定のレーザ光の伝送には優れているが、ガイド光となる可視光も同時に伝送させることは困難であった。
一方、ErCr−YSGGレーザ光やEr−YAGレーザ光に対しては、充実型の石英系光ファイバが使用できないため、図5に示す誘電体内装金属中空ファイバが用いられている。この場合もガイド光として可視光を重畳させて伝送させる必要があるが、誘電体層42の膜厚が、特定の赤外レーザ光に対して低損失になるように設定されているため、可視のレーザ光に対しては大きな損失が生じる。数m伝送する場合には、ガイド光として出射光を認識することはできるが、大きな出力のレーザ光源を使用しなければならない。
波長3μm近傍のレーザ光は前述のように水への吸収が非常に大きく、医療用として重要なレーザ光源である。特に最近は低侵襲治療を目的としたレーザ治療が注目されている。誘電体内装金属中空ファイバは、直径100μm程度の非常に細いファイバを製造することが難しく、通常直径500〜1000μm程度のものが使われている。
また、中空コアを持つ構造の場合、ファイバ先端を治療患部に接近、接触或いは体内に挿入させると、中空コア領域への異物侵入、汚染による先端部の損失増加、破損など光学的或いは機械的特性の劣化が生じてしまう。また、洗浄や滅菌処理が困難なため、再使用も困難であった。中空部分を封止する構造として、異物侵入を防止すると共に、出射光の広がり角や方向を制御するため、石英製の先端チップの装着が提案されている(K.Iwai,Y.Shi,M.Endo,K.Ito,Y.Matsuura,M.Miyagi,and H.Jelinkove,App.Opt.,vol.43,pp.2568-2571,2004)。これは誘電体内装金属中空ファイバ40の先端に、キャップのように被せ中空コア領域41を封止する構造となっている。誘電体内装金属中空ファイバ40は、金属と誘電体の薄膜から構成されているので、融着により一体接続することができない。そのため、先端部は太くなり、また患部挿入時における脱落などの懸念がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、高出力、短パルスのレーザ光のような空間的或いは時間的に非常に高いピークパワーを持つレーザ光に対しても、破壊閾値が格段に高く、しかも可視のガイド光を重畳して長距離伝送可能なレーザエネルギー伝送用光ファイバ、伝送方法及び伝送装置を提供することにある。
さらに合わせて、特に医療用を目的として、ファイバ先端を治療患部に接近、接触或いは挿入しても特性劣化が起こりにくく、また、容易に洗浄、滅菌可能なレーザエネルギー伝送用光ファイバ、伝送方法及び伝送装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は、伝送する光の波長よりも大きな直径を有する中空コア領域と、該中空コア領域を包囲する充実部に複数の空孔が設けられた内側クラッド領域と、該内側クラッド領域を包囲する外側クラッド領域とを有する光ファイバ本体部を備えたレーザエネルギー伝送用光ファイバであって、
上記外側クラッド領域の屈折率が上記内側クラッド領域の充実部の屈折率よりも小さくなるように構成し、上記中空コア領域は、近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を、その光エネルギーを主に閉じ込めて伝送させ、同時に、少なくとも上記内側クラッド領域は、上記内側クラッド領域と上記外側クラッド領域との境界で全反射させた波長0.7μm以下の可視光を閉じ込めて伝送させるものである。
好ましくは、上記内側クラッド領域の充実部を純粋石英で形成し、上記外側クラッド領域を、フッ素を含有する石英材料、またはフッ素を含有する樹脂で形成したものである。
好ましくは、上記内側クラッド領域の複数の空孔は、伝送する光の波長に対してバンドギャップを形成するようにその孔径及び間隔が設定されたものである。
好ましくは、上記光ファイバ本体部の片端または両端に、クラッド領域と、該クラッド領域よりも高屈折率の充実コア領域とからなる充実コア型光ファイバを接続したものである。
好ましくは、上記充実コア領域の直径が、上記内側クラッド領域の直径と略等しいものである。
そして、本発明は、請求項1〜5いずれかに記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバを使用し、近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を、その光エネルギーを主に中空コア領域に閉じ込めて伝送させ、同時に波長0.7μm以下の可視光を、内側クラッド領域と外側クラッド領域との境界で全反射させて少なくとも上記内側クラッド領域に閉じ込めて伝送させるレーザエネルギー伝送方法である。
好ましくは、上記近赤外波長帯からの波長4μm以下のレーザ光は、チタン−サファイヤレーザ、ネオジム−YAGレーザ、ホルミウム−YAGレーザ、エルビウム−YAGレーザ、エルビウム・クロム−YSGGレーザのいずれかである方法である。
好ましくは、上記波長0.7μm以下の可視光は、半導体レーザまたはヘリウム−ネオンレーザである方法である。
また、本発明は、請求項1〜5いずれかに記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバと、その光エネルギーが主に中空コア領域に閉じ込めて伝送される近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振する第一のレーザ光源と、内側クラッド領域と外側クラッド領域との境界で全反射させて上記近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光と同時に少なくとも上記内側クラッド領域に閉じ込めて伝送される波長0.7μm以下の可視光を発振する第二のレーザ光源とを備えるレーザエネルギー伝送装置である。
好ましくは、上記近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振する第一のレーザ光源は、チタン−サファイヤレーザ光源、ネオジム−YAGレーザ光源、ホルミウム−YAGレーザ光源、エルビウム−YAGレーザ光源、エルビウム・クロム−YSGGレーザ光源のいずれかであるものである。
好ましくは、上記波長0.7μm以下の可視光を発振する第二のレーザ光源は、半導体レーザ光源またはヘリウム−ネオンレーザ光源であるものである。
本発明によれば、高出力、短パルスのレーザ光のような空間的或いは時間的に非常に高いピークパワーを持つレーザ光に可視のガイド光を重畳して長距離伝送できるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の第一の実施形態であるレーザエネルギー伝送用光ファイバの備える光ファイバ本体部10の横断面図を示したものである。
図1に示すように、光ファイバ本体部10は、中空コア領域11と、その中空コア領域11を包囲する内側クラッド領域14と、その内側クラッド領域14を包囲する外側クラッド領域15とを備える中空コア型の光ファイバである。中空コア領域11は、伝送する光の波長よりも直径が大きくなるよう形成されている。内側クラッド領域14は、充実部12に複数の空孔13が形成されたものである。
複数の空孔13の配置において、複数の同心円上に形成される各空孔13が、それぞれ円周方向で等間隔に同じ数だけ配置され、さらに、その各空孔13が同心円の径方向に整列するよう配置されている。このように空孔13を配置することにより内側クラッド領域14は屈折率の周期性を有する。空孔13の孔径及び空孔間の間隔は、伝送する光の波長に対してバンドギャップが存在するように設定されている。
さて、本実施の形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバは、外側クラッド領域15を内側クラッド領域14の充実部12の屈折率よりも小さい屈折率の材料で形成したことに特徴がある。
内側クラッド領域14の充実部12は、純粋石英で形成され、外側クラッド領域15は、純粋石英より屈折率の小さい材料として、フッ素を含有する石英材料で形成されるのが好ましい。
レーザエネルギー伝送方法は、上述のレーザエネルギー伝送用光ファイバでレーザ光を伝搬させるに際して、近赤外波長帯から4μm以下の波長で高エネルギーを有するレーザ光と、波長0.7μm以下の可視のレーザ光を伝送させる方法である。可視のレーザ光は、不可視である高エネルギーレーザ光のガイド光として伝送させている。
本実施の形態では、中空コア領域11には、高出力の赤外レーザ光として波長1.06μmのNd−YAGレーザ光を、純粋石英で構成された内側クラッド領域14には、ガイド光として、波長0.65μmの可視の半導体レーザ光或いは波長0.63μmのHe−Neレーザ光をそれぞれ伝搬させた。
外側クラッド領域15の屈折率を内側クラッド領域14の屈折率より低くすることで、ガイド光を、内側クラッド領域14と外側クラッド領域15の境界で全反射させて伝搬させることができる。また、高エネルギーのレーザ光は、その光エネルギーを主に中空コア領域11に閉じ込められて伝搬し、可視光は、中空コア領域11或いは内側クラッド領域14に閉じ込められて伝搬する。
光ファイバ本体部10は、内側クラッド領域14及び外側クラッド領域15の両クラッドを石英系の材料で細径に形成しているが、高出力レーザ光を伝搬させるコアを中空コア領域11としているので、ファイバ損壊の閾値を非常に高くすることができる。これにより、光ファイバ本体部10のファイバ径を、通常の光ファイバ径と同様に125μmとすることができ、そのため、図4に示した大口径光ファイバと比較して、光ファイバ10は、十分小さな曲げ半径で曲げることができ、機械的な柔軟性に優れている。
本実施の形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバは、レーザエネルギーの殆どが、中空コア領域11を伝搬するので、空間的或いは時間的なピークパワーが非常に大きな高出力、短パルスのレーザ光に対しても、自己集束作用や異物付着によるコアの破壊がなく、安定してレーザ光を伝送することができ、かつ可視のガイド光も同時に低損失で伝送することができる。
外側クラッド領域15を形成する材料は、フッ素を含有する樹脂でもよい。フッ素添加された樹脂も、フッ素添加された石英と同様に、その屈折率を純粋石英の屈折率より低くすることができる。外側クラッド領域15にフッ素添加された石英を用いる場合、純粋石英と一体化した光ファイバ用母材から線引により光ファイバ本体部10を形成する。外側クラッド領域15にフッ素添加された樹脂を用いる場合、純粋石英のファイバ用母材を線引して、中空領域の有する内側クラッド部14を形成し、その際、フッ素添加された樹脂を内側クラッド14の外側にコーティングして外側クラッド領域15を形成する。
光ファイバ本体部10に伝送させる近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光としては、Nd−YAGレーザ光の他に、Ti−sapphireレーザ光、Ho−YAGレーザ光、Er−YAGレーザ光、ErCr−YSGGレーザ光等が挙げられる。
また、光ファイバ本体部10の空孔13の配置を変えてもよい。図2に示すように、光ファイバ本体部17の内側クラッド領域18において、複数の同心円上に形成される各空孔13が、それぞれ円周方向で等間隔に同じ数だけ配置され、さらに、径の異なる同心円上に形成される隣接する内外の空孔が互いにずれて整列されている。好ましくは、径の異なる同心円上に形成される隣接する内外の空孔が、その円周方向で隣り合う空孔同士の中間を通る径方向の位置に整列される。
次に、本発明に係る好適な第二の実施の形態について説明する。
図3(a)〜(c)に示すように、本実施の形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバ20は、図1の光ファイバ本体部10と、短尺の充実コア型光ファイバ21とを備えるものである。
レーザエネルギー伝送用光ファイバ20は、光ファイバ本体部10の両端或いは片端に、短尺の充実コア型光ファイバ21が融着接続されている。
充実コア型光ファイバ21は、充実コア領域25と、充実コア領域25を包囲するクラッド領域26とで構成され、クラッド領域26の屈折率に対して充実コア領域25の屈折率が高くなるように、充実コア領域25は純粋石英、クラッド領域26はフッ素添加された石英でそれぞれ形成されている。クラッド領域26は外側クラッド領域15と同様にフッ素添加された樹脂で形成してもよい。
本実施の形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバ20も、高出力のレーザ光と共に、光ファイバ本体部10の内側クラッド領域14に赤色の半導体レーザ光或いはHe−Neレーザ光を伝送させる。充実コア型光ファイバ22と光ファイバ本体部10の境界で、大きな接続損失を被らないようにするために、充実型光ファイバ21の充実コア領域25の直径を、光ファイバ本体部10の内側クラッド領域14の直径と略等しくするのが好ましい。
これにより、十分な出射エネルギーを確保することができると共に、光ファイバ本体部10の先端を封止することができる。先端封止された光ファイバ本体部10は、患部に接近、接触あるいは低侵襲治療のため体内へ挿入するレーザ治療を行う際に、光ファイバ本体10の端部を保護し安定した性能を維持することができる。また、先端部が汚染した場合にも容易に洗浄、滅菌処理を行うことが可能で医療用として再使用することができる。
充実コア型光ファイバ21は、中心部の屈折率が周辺部の屈折率より高いので、レーザ光は通常の通信用光ファイバのように全反射作用により伝搬する。伝搬させるレーザ光がEr−YAGレーザ光の場合、充実型光ファイバのファイバ長を1〜2cm程度と短くすることで、レーザエネルギーの減衰を抑えることができる。
また、本発明に係るレーザエネルギー伝送装置は、図1又は図2の光ファイバ本体部10を備えるレーザエネルギー伝送用光ファイバ、或いは図3のレーザエネルギー伝送用光ファイバ20と、近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振する第一のレーザ光源と、波長0.7μm以下の可視光を発振する第二のレーザ光源とを備えるものである。
近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振するために、第一のレーザ光源として、チタン−サファイヤ(Ti-Sapphire )レーザ光源、ネオジム−YAG(Nd-YAG)レーザ光源、ホルミウム−YAG(Ho-YAG)レーザ光源、エルビウム−YAG(Er-YAG)レーザ光源、エルビウム・クロム−YSGG(ErCr-YSGG)レーザ光源等を用いるのが好ましい。
波長0.7μm以下の可視光を発振するために、第二のレーザ光源として半導体レーザ光源、またはヘリウム−ネオン(He-Ne )レーザ光源等を用いることが好ましい。
本実施の形態のレーザエネルギー伝送装置は、上述のレーザエネルギー伝送用光ファイバにレーザ光源を接続することで、第一のレーザ光源から近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を伝送させると共に、第二のレーザ光源から可視のレーザ光を伝送させることができ、上述のレーザエネルギー伝送用光ファイバ及び伝送方法と同様の作用効果が得られる。
本発明に係る好適な第一の実施形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバの備える光ファイバ本体部を示す断面図である。 図1のレーザエネルギー伝送用光ファイバの変形例を示す断面図である。 (a)は、好適な第二の実施形態のレーザエネルギー伝送用光ファイバを示す側断面図である。(b)は、(a)のB−B線断面図である。(c)は、(a)のC−C線断面図である。 従来の大口径のレーザエネルギー伝送用光ファイバの断面図である。 誘電体内装金属中空ファイバの断面図である。
符号の説明
10 光ファイバ本体部
11 中空コア領域
12 充実部
13 空孔
14 内側クラッド領域
15 外側クラッド領域
20 レーザエネルギー伝送用光ファイバ
21 充実コア型光ファイバ

Claims (11)

  1. 伝送する光の波長よりも大きな直径を有する中空コア領域と、該中空コア領域を包囲する充実部に複数の空孔が設けられた内側クラッド領域と、該内側クラッド領域を包囲する外側クラッド領域とを有する光ファイバ本体部を備えたレーザエネルギー伝送用光ファイバであって、
    上記外側クラッド領域の屈折率が上記内側クラッド領域の充実部の屈折率よりも小さくなるように構成し、上記中空コア領域は、近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を、その光エネルギーを主に閉じ込めて伝送させ、同時に、少なくとも上記内側クラッド領域は、上記内側クラッド領域と上記外側クラッド領域との境界で全反射させた波長0.7μm以下の可視光を閉じ込めて伝送させることを特徴とするレーザエネルギー伝送用光ファイバ。
  2. 上記内側クラッド領域の充実部を純粋石英で形成し、上記外側クラッド領域を、フッ素を含有する石英材料、またはフッ素を含有する樹脂で形成した請求項1記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバ。
  3. 上記内側クラッド領域の複数の空孔は、伝送する光の波長に対してバンドギャップを形成するようにその孔径及び間隔が設定された請求項1または2記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバ。
  4. 上記光ファイバ本体部の片端または両端に、クラッド領域と、該クラッド領域よりも高屈折率の充実コア領域とからなる充実コア型光ファイバを接続した請求項1〜3いずれかに記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバ。
  5. 上記充実コア領域の直径が、上記内側クラッド領域の直径と略等しい請求項4記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバ。
  6. 請求項1〜5いずれかに記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバを使用し、近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を、その光エネルギーを主に中空コア領域に閉じ込めて伝送させ、同時に波長0.7μm以下の可視光を、内側クラッド領域と外側クラッド領域との境界で全反射させて少なくとも上記内側クラッド領域に閉じ込めて伝送させることを特徴とするレーザエネルギー伝送方法。
  7. 上記近赤外波長帯からの波長4μm以下のレーザ光は、チタン−サファイヤレーザ、ネオジム−YAGレーザ、ホルミウム−YAGレーザ、エルビウム−YAGレーザ、エルビウム・クロム−YSGGレーザのいずれかである請求項6記載のレーザエネルギー伝送方法。
  8. 上記波長0.7μm以下の可視光は、半導体レーザまたはヘリウム−ネオンレーザである請求項6または7記載のレーザエネルギー伝送方法。
  9. 請求項1〜5いずれかに記載のレーザエネルギー伝送用光ファイバと、その光エネルギーが主に中空コア領域に閉じ込めて伝送される近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振する第一のレーザ光源と、内側クラッド領域と外側クラッド領域との境界で全反射させて上記近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光と同時に少なくとも上記内側クラッド領域に閉じ込めて伝送される波長0.7μm以下の可視光を発振する第二のレーザ光源とを備えることを特徴とするレーザエネルギー伝送装置。
  10. 上記近赤外波長帯から波長4μm以下のレーザ光を発振する第一のレーザ光源は、チタン−サファイヤレーザ光源、ネオジム−YAGレーザ光源、ホルミウム−YAGレーザ光源、エルビウム−YAGレーザ光源、エルビウム・クロム−YSGGレーザ光源のいずれかである請求項9記載のレーザエネルギー伝送装置。
  11. 上記波長0.7μm以下の可視光を発振する第二のレーザ光源は、半導体レーザ光源またはヘリウム−ネオンレーザ光源である請求項9または10記載のレーザエネルギー伝送装置。
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