JP2005121980A - 光ファイバ及び光ファイバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来、励起用レーザの光増幅機能を有する光ファイバへの光の導入においては、励起用レーザと光ファイバのNAの不整合や調整後の移動により光ファイバから漏れた光が、光ファイバのバッファやジャケットなどの被覆体に吸収されて、発熱及び特性劣化の危険性があった。
【解決手段】 光ファイバの光伝播媒体より成る光ファイバ心線の周面を囲む被覆体の、光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して透光体を配置し、透光体の傾斜部から、上記光ファイバ心線を伝播する光の少なくとも一部を外部に透過放出させることにより、被覆体への光エネルギーの集中的な吸収と、それに伴う発熱及び特性劣化の回避を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバ及びこの光ファイバを有する光ファイバ装置に関する。
従来、励起用レーザの光増幅機能を有する光ファイバへのレーザ光の注入において、図9Aに示すように、励起用レーザと光ファイバのNAの不整合や調整後の移動により光ファイバから漏れた光が、光ファイバのバッファやジャケットに吸収されて、発熱による機械的劣化を来たすおそれがあった。
図9Bに、一般的なファイバレーザに用いられる光ファイバ心線2の断面構造を示す。その構造よりダブルクラッドファイバと呼ばれる。屈折率の高いコア11に希土類が添加され、被増幅レーザが注入、伝播、増幅される。一般にコア11の断面形状は円であるが、偏波面保存のために楕円形状などが採用される。コア11の直径は単一モードで伝播させるときには10ミクロン以下が一般的である。一方、第1クラッド12には励起用レーザ光が注入される。第2クラッド13は第1クラッド12より屈折率が低く、励起用レーザ光は第1クラッド12内を伝播する。第2クラッド13の屈折率は、第1クラッド12と同じ材質で構成される光伝播媒質の中に、例えば空孔よりなる低屈折率領域が、ファイバの長手方向に多数本延在配置されることにより、実効平均屈折率が下がることによりなされ得る。
励起用レーザ光は、第1クラッド12を伝播する過程で励起用レーザはコア11にも侵入し、侵入した光はコア11に添加された希土類に吸収される。
第1クラッド12の直径はコア11の直径の2〜10倍と、用途に応じて選択される。
光ファイバ心線2の外側は、例えばバッファと呼称される第1の被覆体3a及びジャケットと呼称される第2の被覆体3bとによって被覆され、これら被覆体には、機械的な強度を維持する目的で一般に光学材料以外の材料が用いられる。
この光ファイバの両端は、その一部が機械的にバッファ及びジャケットが剥き取られた構造を有している。ここで、励起用レーザ光の、光ファイバの第1クラッドへの注入において、励起用レーザのNAが光ファイバの第1クラッドの有するNAより大きい場合や励起用レーザと第1クラッドの相対位置がずれた場合に、第1クラッドから漏れた光が第2クラッド内を伝播する。そして、その光がバッファやジャケット付着部に到達したときにバッファやジャケットに吸収されて、発熱及び特性劣化を生じる危険性を有する。
これに対して、バッファやジャケットに難燃性材料を用いることで問題の解決を図る試みが提案された(例えば特許文献1)。
特開2003−131078号公報(第2頁右下欄)
しかし、バッファやジャケットに難燃性材料を用いた場合でも、レーザの出力次第で発熱による特性劣化の危険性が生じてくるため、レーザの出力に合わせてその都度バッファやジャケットの材料変更を余儀なくされ、そのための作業が煩雑となることは否めない。
しかし、光ファイバはその用途が多岐に渡るため、一定の材料でバッファやジャケットを構成することは難しく、より広範囲の出力をカバーできるファイバ構造が求められる。
すなわち、材料の変更及び改良によってよりも、バッファやジャケットに至る光量を調整することで問題の解決を図る方が現実的と言える。
本発明は、光ファイバにおけるバッファやジャケットの発熱及び特性劣化に係る諸問題の解決を図るものである。
本発明による光ファイバは、被覆体を有する光ファイバであって、上記被覆体の、光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して透光体が配置され、
該透光体は、上記光ファイバ心線の周面から光ファイバの長手方向と交叉する方向に、少なくとも上記光ファイバ心線の周面から突出する突出部と、該突出部から光の進行方向に漸次上記光ファイバ心線の軸心に向かって後退する傾斜部とを有し、
該傾斜部から、上記光ファイバ心線を伝播する光の少なくとも一部を外部に透過放出させて成ることを特徴とする。
そして、本発明による光ファイバは、透光体が、光ファイバと一体に形成され得る。
また、本発明による光ファイバは、透光体の表面を、光ファイバ内の伝播光が透過する構成とし得る。そして、透光体が、石英ガラスもしくは低融点ガラスより成る構成とし得る。
また、本発明による光ファイバは、光ファイバの終端部に、フェルールが配される構成とし得るものであり、また、光ファイバの長手方向に延在配置された多数の空孔を有する構成とし得るものである。
本発明による光ファイバ装置は、被覆体を有する光ファイバ心線から成る光ファイバ装置であって、被覆体の、光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して透光体が配置され、この透光体は、光ファイバ心線の周面から光ファイバ心線の長手方向と交叉する方向に、少なくとも光ファイバ心線の周面から突出する突出部と、この突出部から光の進行方向に漸次上記光ファイバ心線の軸心に向かって後退する傾斜部とを有し、この傾斜部から、光ファイバ心線を伝播する光の少なくとも一部を外部に透過放出させて成り、光ファイバ心線において、被増幅レーザ光と励起光とが導入されて、被増幅レーザ光の増幅がなされることを特徴とする。
本発明による光ファイバによれば、レーザ光がバッファ及びジャケットに至る前に外部に放出されることから、バッファ及びジャケットの発熱による特性劣化を回避することができ、したがって長期信頼性及び安全性の高い光ファイバを構成することができ、したがって安全性の高いファイバレーザの実現も図られる。
また、本発明による光ファイバ装置によれば、導入されるレーザ光の出力に合わせてバッファ及びジャケットを変更する必要がないことから、ファイバが同一の構造をとることによる製造コストの低減、ならびにバッファ及びジャケットの構成部品の点数減少が図られるなど、本発明構成によれば、重要かつ多くの効果をもたらすことができるものである。
まず、本発明による光ファイバの実施の形態例を、図1〜図7を参照して説明する。
この実施の形態例においては、図1Aにその概略側面図を示すように、光ファイバ1の光伝播媒質である光ファイバ心線2と、この光ファイバ心線2を被覆する第1の被覆体例えばバッファ3aと、第2の被覆体例えばジャケット3bと、これら被覆体の、光ファイバ心線2における光の進行方向の後端側に隣接して配置される透光体4とを有する。
光ファイバ心線2は、図1Bにその概略断面図を示すように、図10で説明したと同様のコア11を有し、その周囲に第1クラッド12及び第2クラッド13を有する構成とすることができる。
そして、図2に示すように、光ファイバ1の主に第1クラッド12を伝播する例えば励起レーザ光が、光ファイバ心線2に導入され、光ファイバ心線2をたとえば石英(屈折率1.54)により構成した場合、入射角θ≒40.5°以上の光は反射を繰り返しながら伝播がなされる。本発明による光ファイバ1においては、この励起レーザ光が第1の被覆体3a及び第2の被覆体3bに至る直前、すなわちファイバ心線2における光の進行方向の後端側に隣接して透光体4が設けられる。
この透光体4は、光ファイバ心線2の周面から光ファイバ1の長手方向と交叉する方向に、少なくとも光ファイバ心線2の周面から突出する突出部と突出部から光の進行方向に漸次光ファイバ心線2の軸心に向かって後退する傾斜部とを有するものであり、θ>θとすることにより、第1クラッド12から第2クラッド13に漏れてこの傾斜部に入射する光の少なくとも一部、すなわち例えば透光体が同じく石英よりなる構成とした場合、40.5°以下である入射角θを以って入射した光を、外部に透過させる構造を有する。
次に、この透光体4の形成に関する、第1及び第2の実施の形態例について、図3及び図4を参照して、それぞれ説明する。
〔第1の実施の形態例〕
この実施の形態例においては、透光体4は、図3Aに示すように、まず光ファイバ心線2の外周径より大きな内径を有する透光部4aに光ファイバ心線2を通し、次いで図3Bに示すように、例えばアーク放電装置などの局部加熱装置21によって、ファイバ心線2と融着され、一体として形成されるものである。
〔第2の実施の形態例〕
この実施の形態例においては、透光体4は、図4Aに示すように、透光媒体供給器22より供給される透光媒体4bが、回転する光ファイバ心線に付着され、その後、図4Bに示すように、例えばアーク放電装置などの局部加熱装置21によって、ファイバ心線2と融着され、一体として形成されるものである。
この例においては、図5に示すように、透光体4が曲面を有して形成されることから、光ファイバ心線2を伝播する光の一部がこの曲面に入射し、透過及び外部への放出がなされる。
なお、以上第1及び第2の実施の形態例のいずれにおいても、透光部4a、透光媒体4bは、例えば石英ガラスもしくは低融点ガラスより成る構成とし得るものである。
続いて、本発明による光ファイバの終端部にフェルールを有する第1及び第2の実施の形態例について、図6及び図7を参照して説明する。
〔第1の実施の形態例〕
この実施の形態例においては、本発明による光ファイバ1は、図6Aにその概略縦断面図を、図6Bにそのa−a´における概略横断面図をそれぞれ示すように、光ファイバの光伝播媒質である光ファイバ心線2と、光ファイバ心線を被覆する第1の被覆体例えばバッファ3aと、第2の被覆体例えばジャケット3bと、これら被覆体の、光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して配置される透光体4と、この透光体4に被覆体とは反対側に隣接して、光ファイバ心線2の周面を囲んで成るフェルール31と、透光体4とフェルール31とを固定する接着剤32とを有して成る。
この実施の形態例においては、透光体4は、上述の透光体4の形成に関する第1の実施の形態例に沿って形成されるものである。
〔第2の実施の形態例〕
この実施の形態例においては、本発明による光ファイバ1は、図7Aにその概略縦断面図を、図7Bにそのb−b´における概略横断面図をそれぞれ示すように、光ファイバの光伝播媒質である光ファイバ心線2と、光ファイバ心線を被覆する第1の被覆体例えばバッファ3aと、第2の被覆体例えばジャケット3bと、これら被覆体の、光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して配置される透光体4と、この透光体4に被覆体とは反対側に隣接して、光ファイバ心線2の周面を囲んで成るフェルール31と、透光体4とフェルール31とを固定する接着剤32とを有して成る。
この実施の形態例においては、透光体4は、上述の透光体4の形成に関する第2実施の形態例に沿って形成されるものである。
次に、本発明による光ファイバ装置の実施の形態例について、図8を参照して説明する。
光ファイバ装置201は、例えば図8にその概略構成図を示すように、光ファイバ1に、その励起用レーザ光源102からのレーザ光が、伝送用光ファイ103を通じて、光学系121を介して光ファイバ1の一方の端部112に集光導入され、被増幅レーザ光源110から、例えば増幅がなされる低出力の信号光が、光学系122を通じて、光ファイバ1の他方の端部111に集光導入される。
励起用レーザ光源側の光学系121は、レンズ104a及び104bと、これら間に配置された、波長選択性ミラー105aとを有する。
被増幅レーザ光源110側の光学系122は、レンズ104a及び104bと、これら間に配置された波長選択性ミラー105bと、リターンミラー107とを有する。
また、被増幅レーザ光源110と、光学系122の波長選択性ミラーとの間には、レンズ104cと、光アイソレータ109と、旋光子108とを有し、被増幅レーザ光源110からの被増幅レーザ光、例えば信号光を、レンズ104c、光アイソレータ109、旋光子108を通じ、ミラー106aによって光学系122の波長選択性ミラー105bによって波長選択されて反射され、レンズ104eによって集光されて、端部111から光ファイバ1に導入される。
光ファイバ1は、図1Bに概略断面図を示すように、コア11の外周に第1クラッド12と、その外周に第2クラッド13とを有して成る。
励起用レーザ光源102から転送用光ファイバ103を通じて光学系121に導入されたレーザ光は、波長選択性ミラー105aを透過してレンズ104bによって集光され、光ファイバ1の第1クラッド3に導入されて光ファイバ1のコア2に添加された希土類の励起がなされる。
この励起用レーザ光の、増幅ファイバ1の端部112から端部111まで通過する間で吸収されなかった余剰のレーザ光は、光学系122のリターンミラー107で反射されて再び光ファイバ1に導入され、有効に励起に寄与するようになされる。
一方、低出力の被増幅レーザ光源110からの被増幅レーザ光は、上述したように光学系122によって、集光されて、光ファイバ1の端部111から、コア2に導入される。このとき被増幅レーザ光の波長は、光ファイバ1のコア2に添加された希土類の誘導放出光の波長に合わされている。
そして、この被増幅レーザ光が、光ファイバ1を伝播していく過程において、第1クラッド3中の励起用レーザ光は、コア2に添加された希土類に吸収されてコア2に誘導放出光を誘起する。
一方、コア2を伝播する被増幅レーザは、その誘導放出光をピックアップしながら次第にその強度を増す、すなわち増幅が行われる。増幅されたレーザ光は、光ファイバ1の端部112から出射される。
この増幅された出力光は、レンズ104bを通じて波長選択性ミラー105a及びミラー106bによって反射されるため、励起用レーザ光源102に向かうことなく、出力光として導出される。
なお、本発明による光ファイバにおいては、図示しないが、第2クラッドに、多数の低屈折率領域例えば空孔が、ファイバの長手方向に延在配置される構成とすることにより、第1クラッドとの実効屈折率差を形成することも可能である。
そして、本発明による光ファイバ及び光ファイバ装置は、この実施の形態例に限られるものではなく、例えばその光ファイバ心線がダブルクラッドファイバによらない光ファイバとするなど、種々の変形、変更を行い得ることは言うまでもない。
A及びBは、それぞれ、本発明による光ファイバの一例の構造を示す概略側面図及び光ファイバ心線の一例の構造を示す概略断面図である。 本発明による光ファイバの一例における、光の導入と外部への透過の原理を示す概略図である。 本発明による光ファイバにおける、透光体の形成の第1の実施の形態例を示す概略図である。 本発明による光ファイバにおける、透光体の形成の第2の実施の形態例を示す概略図である。 本発明による光ファイバの一例の構造を示す概略側面図である。 A及びBは、それぞれ本発明による光ファイバの、フェルールを有する第1の実施の形態を示す概略縦断面図及び概略横断面図である。 A及びBは、それぞれ本発明による光ファイバの、フェルールを有する第2の実施の形態を示す概略縦断面図及び概略横断面図である。 本発明による光ファイバ装置の、一例の概略構成図である。 A及びBは、それぞれ従来の光ファイバの構造を示す概略側面図及び従来の光ファイバ心線の構造を示す概略断面図である。
符号の説明
1・・・光ファイバ、2・・・光ファイバ心線、3a・・・第1の被覆体(バッファ)、3b・・・第2の被覆体(ジャケット)、4・・・透光体、4a・・・透光部、4b・・・透光媒体、11・・・コア、12・・・第1クラッド、13・・・第2クラッド、21・・・局部加熱装置、22・・・透光媒体供給器、31・・・フェルール、32・・・接着剤、102・・・励起用レーザ光源、103・・・伝送用光ファイバ、104a・・・レンズ、104b・・・レンズ、104c・・・レンズ、104d・・・レンズ、104e・・・レンズ、105a・・・波長選択性ミラー、105b・・・波長選択性ミラー、106a・・・ミラー、106b・・・ミラー、107・・・リターンミラー、108・・・旋光子、109・・・光アイソレータ、110・・・被増幅レーザ光源、111・・・端部、112・・・端部、121・・・光学系、122・・・光学系、201・・・光ファイバ装置

Claims (8)

  1. 被覆体を有する光ファイバであって、
    上記被覆体の、光ファイバの光伝播媒質である光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して透光体が配置され、
    該透光体は、上記光ファイバ心線の周面から光ファイバ心線の長手方向と交叉する方向に、少なくとも上記光ファイバ心線の周面から突出する突出部と、該突出部から光の進行方向に漸次上記光ファイバ心線の軸心に向かって後退する傾斜部とを有し、
    該傾斜部から、上記光ファイバ心線を伝播する光の少なくとも一部を外部に透過放出させて成ることを特徴とする光ファイバ。
  2. 上記透光体が、上記光ファイバと一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 上記透光体の表面を、上記光ファイバ内の伝播光が透過することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  4. 上記透光体が、石英ガラスより成ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  5. 上記透光体が、低融点ガラスより成ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  6. 上記光ファイバの終端部に、フェルールが配されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  7. 上記光ファイバの長手方向に延在配置された多数の空孔を有することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  8. 被覆体を有する光ファイバから成る光ファイバ装置であって、
    上記被覆体の、上記光ファイバの光伝播媒質である光ファイバ心線における光の進行方向の後端側に隣接して透光体が配置され、
    該透光体は、上記光ファイバ心線の周面から光ファイバ心線の長手方向と交叉する方向に、少なくとも上記光ファイバ心線の周面から突出する突出部と、該突出部から光の進行方向に漸次上記光ファイバ心線の軸心に向かって後退する傾斜部とを有し、
    該傾斜部から、上記光ファイバ心線を伝播する光の少なくとも一部を外部に透過放出させて成り、
    上記光ファイバ心線において、被増幅レーザ光と励起光とが導入されて、被増幅レーザ光の増幅がなされることを特徴とする光ファイバ装置。
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