JP2008158094A - 光学部品及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッドモード光による影響を充分に低減する。
【解決手段】光学部品1は、光ファイバ2と、一端3aと他端3bとの間に貫通孔を有し、裸ファイバ部2bが貫通孔に挿入されるガラス管3と、を備えている。ガラス管3の光屈折率及び増幅用光ファイバ2のクラッド5の光屈折率が互いに略等しく、且つ、貫通孔の内周面7の一端3a側がクラッド5に融着されている。これにより、クラッドモード光は、クラッド5と融着される一端3a側の内周面7を介して、ガラス管3に伝播し、当該ガラス管3を通じて外部へ放射される。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバを備えた光学部品及び光学装置に関し、特にファイバレーザ装置として用いられる光学部品及び光学装置に関する。
従来、光学部品として、被覆層が除去された裸ファイバ部を端末部に有する光ファイバの端末装置において裸ファイバ部に接触囲繞する光漏洩部材を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−066483号公報
ところで、光ファイバにおいては、例えば、加工対象物やレーザ照射された物体からの戻り光(反射光)等が光ファイバのクラッドに入り込み、当該戻り光がクラッド内を伝播するいわゆるクラッドモード光が発生することが知られている。特にファイバレーザ装置の場合、戻り光によって発生したクラッドモード光もレーザファイバ(増幅用光ファイバ)において増幅されるため、この増幅されたクラッドモード光により、励起用レーザダイオードや各種光学素子の寿命が短くなったり、破損したりするおそれがある。
一方、上述したような光学部品では、加工対象物からの戻り光を光漏洩部材で漏洩させることが図られている。しかしながら、上述したような光学部品では、ファイバレーザ装置のように高い増幅率を有するレーザ装置においては、クラッドモード光による影響を充分に低減させるまでには至らない。
そこで、本発明は、クラッドモードによる影響を充分に低減することができる光学部品及び光学装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光学部品は、光ファイバと、第1端と第2端との間に貫通孔を有し、光ファイバが貫通孔に挿入されたガラス体と、を備え、ガラス体の光屈折率及び光ファイバのクラッドの光屈折率は、互いに略等しく、貫通孔の内壁面において第1端側は、クラッドに融着されていることを特徴とする。
この光学部品では、ガラス体の光屈折率及び光ファイバのクラッドの光屈折率が互いに略等しく、且つ、貫通孔の内壁面の第1端側がクラッドに融着されている。これにより、クラッド内を伝播する光(クラッドモード光)は、クラッドと融着される第1端側の内壁面を介して、ガラス体へと伝播し、当該ガラス体を通じて外部へ放射される。融着されたクラッドとガラス体との間では屈折率差による反射もなく、また、接触面積も充分に大きくすることができる。従って、クラッドモード光による影響を充分に低減することが可能となる。
ここで、ガラス体の第2端は、光ファイバの光軸において第1端よりも光伝送方向における上流に位置しており、貫通孔の内壁面において第2端側とクラッドとの間には、間隙が設けられていることが好ましい。ガラス体に伝播されたクラッドモード光にあっては、ガラス体において、光伝送方向と逆行する方向で光ファイバの光軸に沿って伝播し、光伝送方向における上流の端部から外部へ放射される。よって、上記のように、ガラス体の第2端が光ファイバの光軸において第1端よりも光伝送方向における上流に位置されると共に、貫通孔の内壁面の第2端側とクラッドとの間に間隙が設けられることにより、クラッドから離れた位置で、伝播したクラッドモード光を外部へ放射することができる。その結果、外部に放射されたクラッドモード光の処理を容易にしている。すなわち、外部に放射されたクラッドモード光を光ファイバ表面から離れたところで吸収し、放熱するのを容易にすることが可能となる。また、ガラス体は、光ファイバに比べてより大きい断面積(光軸と垂直な断面の面積)を持たせることが可能であるため、クラッドモード光のパワー密度を低下させることができる。これにより、ガラス体を樹脂等を用いて保持しても、その樹脂が焼損する危険性を低下することができる。
また、ガラス体と光ファイバのクラッドとは、互いに同一の材質からなることが好ましい。この場合、ガラス体と光ファイバとの融着によって生じる応力を最小限にすることが可能となる。加えて、屈折率差も生じないため、ガラス体と光ファイバとの間での反射を抑止することができる。
また、光ファイバは、光出射端を有するものであって、ガラス体の内壁面の第1端側は、クラッドにおいて光出射端を含む所定範囲の少なくとも一部に融着されていることが好ましい。このように、ガラス体の内壁面の第1端側が、光出射端を含む所定範囲(つまり、光出射端近傍)に融着されることで、クラッドモード光は、最短距離でガラス体へ伝播する。
また、本発明に係る光学装置は、上記の光学部品と、光アイソレータと、を備え、光学部品は、光ファイバの光軸において光アイソレータよりも光伝送方向における上流に位置していることを特徴とする。
光アイソレータは、光ファイバのコアにおいて光伝送方向に逆行する方向で戻り光が伝播するのを抑制することができるが、光アイソレータ自身でもクラッドモード光を発生させてしまうことがある。そこで、上記のように、光ファイバの光軸において光アイソレータよりも光伝送方向における上流に、光学部品が位置されることにより、光アイソレータによりコアでの戻り光の伝播を抑制しつつ、当該光アイソレータで発生してしまうクラッドモード光をも光学部品で外部へ放射させることができる。なお、光アイソレータとは、一対の入力端子と出力端子を持ち、入力端子から出力端子へは伝達を意図し、出力端子から入力端子へは阻止を意図する光伝送用受動部品をいう。
また、本発明に係る光学装置は、上記の光学部品と、モードスクランブラと、を備え、光学部品は、光ファイバの光軸においてモードスクランブラの光伝送方向における上流及び下流の両方に位置していることを特徴とする。
この光学装置によれば、光ファイバの光軸に対して比較的大きな角度を有して伝播するクラッドモード光の一部は、モードスクランブラの光伝送方向における下流側の光学部品により外部へ放射される。なお、モードスクランブラとは、光ファイバ内の複数のモード間で光パワーの相互伝達を引き起こし、実効的にモードをスクランブルする装置をいう。
モードスクランブラの光伝送方向における下流側の光学部品によって外部へ放射されなかったクラッドモード光であって光ファイバの光軸に対して比較的小さな角度を有して伝播するものの一部は、モードスクランブラにより、大きな角度を有して伝播するクラッドモード光に変換される。そして、この変換されたクラッドモード光は、光伝送方向における上流側の光学部品により、外部へ放射されることになる。従って、クラッドモード光による影響をより低減することが可能となる。
本発明によれば、クラッドモード光による影響を充分に低減することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は相当する要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るMOPA(Master OscillatorPower Amplifier)型のファイバレーザ装置の構成図である。図1に示すように、このファイバレーザ装置(光学装置)50は、光増幅器51、種光源16、光アイソレータ17、光学部品1を備え、種光源16から出力されて光アイソレータ17を経た種光を光増幅器51にて光増幅し、この増幅した光を出力するものである。
光増幅器51は、6個の励起光源52〜52、6本の光ファイバ53〜53、光ファイバ54、光コンバイナ55、及び増幅用光ファイバ2により構成されている。光ファイバ53の一端は励起光源52の光出射端に接続されており、光ファイバ53の他端は光コンバイナ55の光入射端に接続されている。なお、nは1以上6以下の任意の整数である。光ファイバ54の一端は光アイソレータ17の光出射端に接続されており、光ファイバ54の他端は光コンバイナ55の光入射端に接続されている。また、増幅用光ファイバ2の一端は光コンバイナ55の光出射端に接続されており、増幅用光ファイバ2の他端は光学部品1に接続されている。
増幅用光ファイバ2は、Er元素やYb元素などの希土類元素が添加された石英ガラスからなる光ファイバであり、添加されている希土類元素を励起し得る波長の励起光が供給されることで、利得を有する波長帯域に含まれる波長の被増幅光を光増幅する。また、この増幅用光ファイバ2は、クラッドが内側クラッド及び外側クラッドからなるダブルクラッド構造を呈している。
励起光源52は、増幅用光ファイバ2に添加されている希土類元素を励起し得る波長の励起光を出力するものであり、好適にはレーザダイオードを含む。
光学部品1は、増幅用光ファイバ2に接続され、当該増幅用光ファイバ2の光出射端を含んで構成されている。
図2は図1の光学部品を示す断面図であり、図3は図1の光学部品の要部を示す断面図である。図2に示すように、光学部品1は、増幅用光ファイバ2とガラス管(ガラス体)3と金属ブロック11を備えている。
図3に示すように、増幅用光ファイバ2は、上述したように、石英ガラスからなる光ファイバであり、コア4とクラッド5とを有している。ここでは、コア4の直径を25μmとし、クラッド5の直径を250μmとしている。この増幅用光ファイバ2において光出射面である先端面2aを含む所定範囲は、被覆層10が除去されてクラッド5が露出している。なお、以下の説明において、このクラッド5が露出する所定範囲を裸ファイバ部2bと称す。
ガラス管3は、増幅用光ファイバ2に同様の石英ガラスからなり、増幅用光ファイバ2の光屈折率と略等しい光屈折率にされている。このガラス管3の外周面6は、平滑な面となっている。ガラス管3は、その一端(第1端)3aと他端(第2端)3bとの間に、長手方向断面が円形を呈する貫通孔を有している。この貫通孔には、上述した裸ファイバ部2bが挿入されている。そして、このガラス管3の一端3aが先端面2a側(他端3bが光伝送方向における上流)になっている。
ガラス管3の貫通孔における内周面(内壁面)7において一端3a側は、クラッド5に融着されており、クラッド5と光学的に結合している。一方、ガラス管3の貫通孔の他端3b側の内径は、一端3a側の内径よりも大きくなるように拡がっている。つまり、ガラス管3の貫通孔の内周面7において他端3b側は、クラッド5と離れており、クラッド5との間に間隙8が設けられている。換言すると、ガラス管3の他端3b側の端面9は、クラッド5から離れている。そして、ガラス管3の長手方向の中央部において、一端3a側と他端3b側との内周面7が滑らかに連続するようになっている。
図2に戻り、金属ブロック11は、熱膨張係数が比較的小さい金属からなり、ここでは、コバール(ウェスティング・ハウス社製:商品名)により形成されている。金属ブロック11は、その内部に増幅用光ファイバ2及びガラス管3を収納している。具体的には、金属ブロック11は、低屈折率樹脂(例えば、光屈折率が1.38の紫外線硬化型透明樹脂)により、増幅用光ファイバ2(裸ファイバ部2b)及びガラス管3を固定すると共に金属ブロック11の長手方向に沿って収納する。
この金属ブロック11の長手方向における一端面11a側には、当該一端面11aに開口する凹部である空洞12が形成されている。この空洞12は、その内部に裸ファイバ部2bにおいて先端面2aを含む所定部分が進入される。また、この空洞12の一端面11a寄りの位置には、コリメートレンズ13が設けられている。コリメートレンズ13は、その光軸方向が増幅用光ファイバ2の光軸方向と一致されるように配置されている。一方、他端面11bには、封止部14が設けられている。封止部14は、エポキシ系の樹脂からなり、増幅用光ファイバ2を固定して封止する。
金属ブロック11の内部には、収納された裸ファイバ部2bを挟持するように凸状に突出する凸部15が形成されている。すなわち、金属ブロック11の内部には、収納されたガラス管3の端面9に対向する面15aが形成されている。
図4は図1の光学部品における製造工程の一部を示す図である。図4(a)に示すように、まず、増幅用光ファイバ2の先端側の被覆層10を除去し、裸ファイバ部2bを形成する。続いて、裸ファイバ部2bにおいて被覆層10側にガラス管3が配置されるように、外形600μm、内径500μm、長さ5mmの円筒状のガラス管3の貫通孔に裸ファイバ部2bを挿入する。
次に、図4(b)に示すように、例えば出力4W、出力波長10.6μmの炭酸ガスレーザ光を、集光レンズを用いて、ガラス管3において増幅用光ファイバ2の先端側である一端3a側に照射して加熱することにより、一端3aを軟化させ、表面張力で内径を徐々に縮小させる共に一端3a側の内周面7をクラッド5に融着させる。なお、ガラス管3の加熱には、アーク放電やマイクロバーナ等の熱源で加熱する場合もある。そして、図4(c)に示すように、ファイバクリーバを用いて裸ファイバ部2bを切断することにより、レーザ出力端面に適する端面である先端面2aを形成する。
以上のように構成されたファイバレーザ装置50では、ファイバレーザ装置50を作動させると、種光源16から種光が出力され、当該種光が光アイソレータ17を経て、光増幅器51に入力される。光増幅器51では、光アイソレータ17から出力された種光が、光ファイバ54により伝搬され、光コンバイナ55を経て、増幅用光ファイバ2に入力されると共に、励起光源52から出力された励起光が光ファイバ53より伝搬され、光コンバイナ55を経て、増幅用光ファイバ2に入力される。そして、この増幅用光ファイバ2にて種光が光増幅され、増幅された光が光学部品1を経て、ファイバレーザ装置50のレーザ出力として外部に照射されることとなる。
ところで、加工対象物に向けて照射されたレーザ光は、その一部が加工対象物にて反射される。よって、従来のファイバレーザ装置にあっては、加工対象物からの反射光(戻り光)の一部が光ファイバのクラッドに入り込み、この戻り光がクラッドを逆行しながら増幅されるクラッドモード光として当該クラッドを伝播するため、クラッドに接続された励起光源等が頻繁に破壊されるおそれがある。
そこで、光学部品1によれば、ガラス管3の光屈折率及び増幅用光ファイバ2のクラッド5の光屈折率が互いに略等しく、且つ、貫通孔の内周面7の一端3a側がクラッド5に融着されている。これにより、クラッドモード光は、クラッド5と融着される一端3a側の内周面7を介してガラス管3に伝播し、当該ガラス管3を通じて外部へ放射される。従って、クラッドモード光による影響を充分に且つ効率よく低減することが可能となる。
また、このように、内周面7とクラッド5とが互いに融着されていることから、次の効果を奏する。すなわち、これらが光学的に強く結合するため、クラッドモード光がガラス管3に伝播し易い。また、高出力の光を光伝送する場合であっても、例えば樹脂によりこれらを互いに接着するのに比して、クラッドモードによる影響を十分に低減することができる。これは、樹脂により内周面7とクラッド5とを互いに接着する場合では、クラッドモード光の出力が大きいと当該クラッドモード光が樹脂を焼損させることがあるためである。また、樹脂は、ガラスに比べると温度変化による屈折率変化が大きいという問題点もある。さらに、例えば、これらを互いに接触させるのに比して、接触面積がはるかに大きいため、クラッドモード光がガラス管3により一層伝播し易く、且つ、振動や温度変化等に対する信頼性が高い。
なお、石英ガラスやサファイア等からなる透明部材に裸ファイバ部2bを挿入等して、戻り光による影響の低減を図るものが知られている。しかし、この場合では、透明部材には裸ファイバ部2bを挿入するための当該裸ファイバの径よりも大きな挿入孔が形成されていることから、クラッド5と透明部材との接触面積は僅かであるため、クラッドモード光による影響を充分に低減させることは容易ではない。すなわち、上述のように、内周面7とクラッド5とが互いに融着することで、透明部材に裸ファイバ部2bを挿入等する場合に比して、クラッドモード光による影響を充分に低減させる。ちなみに、これらの融着による効果は、後述する実施形態においても同様に奏される。
ここで、ガラス管3に伝播されたクラッドモード光C(図3参照)にあっては、ガラス管3において、光伝送方向(図3において右方向)と逆行する方向(図3において左方向)で増幅用光ファイバ2の光軸に沿って伝播し、ガラス管3における他端3b側の端面9(光伝送方向における上流の端部)から外部へ放射される。よって、光学部品1では、上述したように、他端3bが、増幅用光ファイバ2の光軸において一端3bよりも光伝送方向における上流になっており、且つ、内周面7の他端3b側とクラッド5との間には間隙8が設けられている(端面9がクラッド5から離れている)ため、クラッド5から離れた位置で、伝播したクラッドモード光を外部へ放射することができる。その結果、放射された光が被覆層10に接触することも抑制することができる。
さらに、クラッドモード光が端面9から外部へ放射されるとき、上述したように、金属ブロック11には、端面9に対向する面15aが設けられていることから、放出されたクラッドモード光を好適に金属ブロック11で吸収し、当該金属ブロック11にて外部へ放熱することができる。つまり、ガラス管3の端面9がクラッド5から離れていることでクラッド5から離れた位置でクラッドモード光を外部へ放射させるという上記効果と連関して、放射されたクラッドモード光の処理を容易且つ簡易にすることもできる。すなわち、クラッド5表面から離れた位置からクラッドモード光が外部に放射されるため、放射されたクラッドモード光によって光ファイバの被覆材が焼損する心配がない。ちなみに、金属ブロック11の外表面に放熱器を設けることにより、金属ブロック11の放熱を一層促進させる場合もある。
また、ガラス管3は、光ファイバ2に比べてより大きい断面積(光軸と垂直な断面の面積)を持たせることができ、よって、クラッドモード光のパワー密度を低下させることができる。従って、ガラス管3を樹脂等を用いて保持したとしても、当該樹脂が焼損する危険性を低下することができる。
また、上述したように、ガラス管3と増幅用光ファイバ2のクラッド5とは、互いに同一の石英ガラスにより形成されているため、ガラス管3とクラッド5との融着により生じる応力を最小限にすることができると共に、ガラス管3へのクラッドモード光の伝播が屈折率差によって妨げられる心配がない(ガラス管3とクラッド5との間での反射が発生する心配がない)。よって、クラッドモード光による影響を一層低減することができる。
また、上述したように、光学部品1は、増幅用光ファイバ2の光出射端を含んで構成されている。つまり、上述したように、ガラス管3の内周面の一端3a側は、クラッド5において先端面2aの近傍(光出射端を含む所定範囲の少なくとも一部)に融着されている。これにより、クラッドモード光は最短距離でガラス管3へと伝播すると共に、クラッドモード光のうち、増幅用光ファイバ2の光軸に対して比較的大きな角度を有して伝播するものを、ガラス体へ伝播させることができる。
図5は本発明の第2実施形態に係る光学部品の要部を示す断面図である。図5に示すように、第2実施形態の光学部品56が上記第1実施形態の光学部品1と異なる点は、ガラス管3(図3参照)に代えて、ガラス管57を備えた点である。
ガラス管57の長手方向の長さは、上記ガラス管3よりも長くなっている。また、ガラス管57の他端57b側の肉厚は、一端57a側の肉厚に比して厚く形成されている。具体的には、ガラス管57の肉厚は、他端57bでは厚く、そして、一端57a向かうに従い徐々に薄くなっている。そして、ガラス管57の長手方向の中央部において、一端57a側と他端57b側との内周面58は、径方向内側に凸の曲面で連続するようになっている。換言すると、ガラス管57の長手方向の中央部においては、内周面58が一端57a側から他端57b側に向けて放射線状に拡がっている。すなわち、このガラス管57は、増幅用光ファイバ2の先端面2aの方向に尖っている略くさび形状になっている。
図6は図5の光学部品のガラス管における製造工程の一部を示す図である。このガラス管57を形成する場合、図5(a)に示すように、まず、外径1000μm、内径500μm、長さ10mmである円筒状のガラス管57の長手方向における中央部を加熱する。次に、図5(b)に示すように、約3倍の長さ(30mm程度)まで延伸する。そして、図5(c)に示すように、延伸したガラス管57を、中央部にて半分に切断する。これにより、ガラス管57が形成されることとなる。
このように構成された光学部品56であっても、上記効果と同様の効果、すなわち、クラッドモード光による影響を低減する効果、クラッド5から離れた位置でクラッドモード光を外部へ放射させる効果、及び放射されたクラッドモード光の処理を容易にする効果を奏する。
ここで、光ファイバのクラッドに融着するガラス管について、以下のことを見出した。すなわち、その肉厚が光ファイバの径に比してより厚く、且つ、長手方向の長さがより長いものがクラッドモード光による影響を低減する上記効果が顕著になる。一方、ガラス管の肉厚が厚すぎると、クラッドに融着する際により加熱する必要があることから、光ファイバに余計な熱を加えることになるため、例えばマイクロベンド等が生じてコアの損失を大きくしてしまうおそれがある。
そこで、光学部品56では、上述したように、肉厚が厚いガラス管57を予め引き延ばしてガラス管57を形成することにより、ガラス管57が長手方向に十分な長さを有すると共に、他端57bでの肉厚を厚く、そして、クラッド5に融着する一端57a側に向かうに従って肉厚を徐々に薄くなっている。これにより、最も効果的なガラス管の形状でもって、クラッドモード光による影響を低減することができる。
図7は本発明の第3実施形態に係る光学部品の要部を示す断面図である。図7に示すように、第3実施形態の光学部品70が上記第1実施形態の光学部品1と異なる点は、ガラス管3(図3参照)に代えて、ガラス管71を備えた点である。
ガラス管71の貫通孔における内周面72において一端71a側は、他端71b側の内径よりも大きくなるように拡がっている。つまり、ガラス管71の貫通孔の内周面72において、他端71b側はクラッド5と離れており、他端71b側とクラッド5との間には、間隙73が設けられている。一方、ガラス管71の貫通孔の他端71b側の内周面72は、クラッド5に融着されており、クラッド5と光学的に結合している。
このような形態によっても、戻り光により発生したクラッドモード光を低減する効果を奏するが、クラッド5表面に近い位置からクラッドモード光が外部に放出されるため、本実施形態は、光量が比較的少ないクラッドモード光の処理に適した形態であるといえる。
図8は本発明の第4実施形態に係るMOPA型のファイバレーザ装置の構成図である。図8に示すように、このファイバレーザ装置80が上記ファイバレーザ装置50と異なる点は、光学部品1に代えて、光学部品81及び光アイソレータ82を備えた点である。
増幅用光ファイバ2の他端は光学部品81に接続されている。光学部品81の光出射端には、光ファイバ83の一端が接続されている。この光ファイバ83の他端は、光アイソレータ82の光入射端に接続されている。そして、光アイソレータ82の光出射端には、光ファイバ84の一端が接続され、当該光ファイバ84の先端面84aが光出射端とされている。
光アイソレータ82は、一対の入力端子と出力端子を持ち、入力端子から出力端子へは伝達を意図し、出力端子から入力端子へは阻止を意図する光伝送用受動部品であり、ここでは、偏波無依存型を用いている。光学部品81は、増幅用光ファイバ2と光ファイバ83との接続部であって、増幅用光ファイバ2により増幅された光を光ファイバ83へ光伝送する。
図9は図8の光学部品を示す断面図である。図9に示すように、この光学部品81は、増幅用光ファイバ2と、光ファイバ83と、ガラス管57と、保護管85と、を含んで構成されている。
光ファイバ83は、増幅用光ファイバ2に同様の石英ガラスからなる光ファイバであり、コア86とクラッド87とを有している。ここでは、増幅用光ファイバ2に同様に、コア86の直径を25μmとし、クラッド87の直径を250μmとしている。この光ファイバ83において先端面83aを含む所定範囲は、被覆層88が除去されてクラッド87が露出している。なお、以下の説明において、このクラッド87が露出する所定範囲を裸ファイバ部83bと称す。そして、この光ファイバ83の先端面83aと増幅用光ファイバ2の先端面2aとは、融着されて光学的に接続されている。つまり、先端面2a,83aは、増幅用光ファイバ2と光ファイバ83とを結合して光学的に接続する接続部Pに相当する。
ガラス管57は、その貫通孔に裸ファイバ部2bが挿入されている。具体的には、ガラス管57の一端57a側が接続部P側になる向きで挿入されている。ガラス管57は、接続部Pがガラス管57に覆われないように、当該接続部Pから所定距離だけ離れた位置(接続部Pの近傍位置)に配置されている。
保護管85は、熱膨張係数が比較的小さい金属からなり、ここでは、コバール(ウェスティング・ハウス社製:商品名)により形成されている。保護管85は、その内部に光ファイバ2,83及びガラス管57を収納している。具体的には、保護管85は、ガラス管57よりも光屈折率が小さい透明な紫外線硬化樹脂により、当該ガラス管57を固定して収納している。
この保護管85の両端部には、封止部89がそれぞれ設けられている。各封止部89,89は、エポキシ系の樹脂からなり、光ファイバ2,83を固定して封止する。保護管85の内部において両端面から所定距離だけ長手方向内側の位置には、径方向内側に凸状に突出する凸部85a,85aがそれぞれ形成されている。すなわち、保護管85の内部には、収納されたガラス管57の端面59に対向する面85bが形成されている。
以上のように構成されたファイバレーザ装置80を作動させると、増幅された光は、光学部品81、光アイソレータ82を経て、光ファイバ84の光出射端である先端面84aから外部に向けて照射される。このとき、光学部品81においては、光増幅器51において増幅された光を増幅用光ファイバ2から光ファイバ83へと光伝送する。
この光学部品81であっても、上記効果と同様の効果、すなわち、クラッドモード光による影響を低減する効果、クラッド5から離れた位置でクラッドモード光を外部へ放射させる効果、及び放射されたクラッドモード光の処理を容易にする効果を奏する。
ここで、光アイソレータ82は、光ファイバのコアにて戻り光が光伝送方向と逆行する方向で伝播するのを抑制することができる。しかし、当該光アイソレータ82自身でもクラッドモード光を発生させてしまうおそれがある。特に、光アイソレータ82のように偏波無依存型のものでは、クラッドモード光を発生する場合がある。つまり、偏波無依存型の光アイソレータは、クラッドモード光の発生源となることがある。よって、クラッドモード光の影響の低減に関しては、光アイソレータだけでは十分とはいえない。
そこで、ファイバレーザ装置80によれば、上述したように、光学部品81及び光アイソレータ82が、この順で光伝送方向に沿って設けられる(光学部品81が光ファイバ2,83,84の光軸において光アイソレータ82よりも光伝送方向における上流に位置する)ことにより、光ファイバのコアでの戻り光の伝播を抑制しつつ、光アイソレータ82で発生するクラッドモード光をもガラス管57を通じて外部へ放射させることができる。すなわち、クラッドモード光による影響を効果的に低減することができる。
ところで、一般的に、光ファイバ同士が光学的に接続されてなる光ファイバを用いて光伝送するに際しては、その接続部で散乱光が生じ、当該散乱光が光ファイバのクラッドを伝播するいわゆるクラッドモード光が発生する。光通信分野では、光伝送される光の出力が小さいため、このクラッドモード光が問題視されることが少ない。一方、ファイバレーザ装置50においては、光伝送される光の出力が高出力であることにより、クラッドモード光のピーク出力が数十W程の大きな出力にもなり得るため、当該クラッドモード光の影響で接続部の前段又は後段の励起光源や各種光学素子が損傷したりするおそれがある。また、さらに高出力のレーザ装置では、ファイバ被覆が焼損するおそれもある。従って、クラッドモード光による影響を低減する効果という上記効果は、特に有効なものとなる。
また、上述したように、ガラス管57が接続部Pから所定距離だけ離れた位置に配置されていることにより、ガラス管57を加熱して融着する際に、接続部Pを追加加熱してしまうのを抑止することができる。
図10は本発明の第4実施形態に係るMOPA型のファイバレーザ装置の他の構成図である。図10に示すように、このファイバレーザ装置90が上記ファイバレーザ装置80と異なる点は、光アイソレータ82及び光ファイバ83,84に代えて、モードスクランブラ91、及び光学部品1をさらに備えた点である。
光学部品81の光出射端には、モードスクランブラ91の一端が接続されている。このモードスクランブラ91の他端は、光学部品1の光入射端に接続されている。
モードスクランブラ91は、光ファイバ内の複数のモード間で光パワーの相互伝達を引き起こし、実効的にモードをスクランブルする装置である。具体的には、モードスクランブラ91は、光軸に対して浅い角度で入ったクラッドモード光の少なくとも一部を、光軸に対して大きな角度のものに変換する。
以上のように構成されたファイバレーザ装置90を作動させると、増幅された光は、光学部品81、モードスクランブラ91、光学部品1を経て、ファイバレーザ装置90のレーザ出力として外部に照射されることとなる。
このとき、ファイバレーザ装置90では、上述のように、光学部品81及びモードスクランブラ91がこの順で光伝送方向に沿って設けられている。つまり、モードスクランブラ91の光軸においてモードスクランブラ91よりも光伝送方向における下流に、光学部品81が位置している。これにより、光軸に対して比較的小さな角度を有して伝播するクラッドモード光の一部を、モードスクランブラ91で大きな角度を有して伝播するクラッドモード光に変換させ、この変換されたクラッドモード光を、光学部品81で外部へ放射させることができる。従って、クラッドモード光による影響を効果的により低減することができる。
ここで、モードスクランブラ91の光軸に対して比較的小さい角度を有して伝播するクラッドモード光は、当該小さい角度のために光学部品1のガラス管3へ伝播され難い。そこで、ファイバレーザ装置90では、上述のように、光学部品81、モードスクランブラ91、光学部品1がこの順で光伝送方向に沿って設けられている。つまり、増幅用光ファイバ2及びモードスクランブラ91の光軸において、光学部品1がモードスクランブラ91よりも光伝送方向における下流に位置すると共に、光学部品81がモードスクランブラ91よりも光伝送方向における上流に位置している。
これにより、光学部品1のガラス管3へ伝播されないクラッドモード光であって光軸に対して比較的小さな角度を有して伝播するものの一部は、モードスクランブラ91により、大きな角度を有して伝播するクラッドモード光に変換される。そして、この変換されたクラッドモード光は、光学部品81により外部へ放射されることになる。すなわち、クラッドモード光による影響を効果的により一層低減することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、ガラス体としてガラス管を用いたが、例えば貫通孔を有するガラスブロック等を用いてもよい。また、上記実施形態では、貫通孔の長手方向断面を円形形状としたが、矩形形状等の多角形形状としてもよい。
また、上記実施形態では、ガラス管の外周面を平滑な面としたが、曇りガラス状でもよい。また、炭酸ガスレーザ光等により凹凸状としてもよい。
また、上記実施形態では、1本の光ファイバ若しくは接続された光ファイバをガラス管に挿入したが、挿入される光ファイバは複数であってもよい。
また、ファイバレーザ装置90では、増幅用光ファイバ2及びモードスクランブラ91の光軸において、光学部品81をモードスクランブラ91よりも光伝送方向における上流に設けたが、この光学部品をモードスクランブラの内部に設けてもよい。この場合でも、クラッドモード光による影響を効果的により低減する。
本発明の第1実施形態に係るファイバレーザ装置の構成図である。 図1の光学部品を示す断面図である。 図1の光学部品の要部を示す断面図である。 図1の光学部品における製造工程の一部を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る光学部品の要部を示す断面図である。 図5の光学部品のガラス管における製造工程の一部を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光学部品の要部を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るファイバレーザ装置の構成図である。 図8の光学部品を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るファイバレーザ装置の他の構成図である。
符号の説明
1,56,81…光学部品、2…増幅用光ファイバ(光ファイバ)、2a,84a…先端面(光出射端)、3,57,71…ガラス管(ガラス体)、3a,57a,71a…一端(第1端)、3b,57b,71b…他端(第2端)、5,88…クラッド、7,52,72…内周面(内壁面)、8,73…間隙、50,90,80…ファイバレーザ装置(光学装置)、82…光アイソレータ、91…モードスクランブラ(モードスクランブラ,光ファイバ)。


Claims (6)

  1. 光ファイバと、
    第1端と第2端との間に貫通孔を有し、前記光ファイバが前記貫通孔に挿入されたガラス体と、を備え、
    前記ガラス体の光屈折率及び前記光ファイバのクラッドの光屈折率は、互いに略等しく、
    前記貫通孔の内壁面において前記第1端側は、前記クラッドに融着されていることを特徴とする光学部品。
  2. 前記ガラス体の前記第2端は、前記光ファイバの光軸において前記第1端よりも光伝送方向における上流に位置しており、
    前記貫通孔の前記内壁面において前記第2端側と前記クラッドとの間には、間隙が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
  3. 前記ガラス体と前記クラッドとは、互いに同一の材質からなることを特徴とする請求項1又は2記載の光学部品。
  4. 前記光ファイバは、光出射端を有するものであって、
    前記ガラス体の前記内壁面の前記第1端側は、前記クラッドにおいて前記光出射端を含む所定範囲の少なくとも一部に融着されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の光学部品。
  5. 請求項1〜3の何れか一項記載の光学部品と、光アイソレータと、を備え、
    前記光学部品は、前記光ファイバの光軸において前記光アイソレータよりも光伝送方向における上流に位置していることを特徴とする光学装置。
  6. 請求項1〜4の何れか一項記載の光学部品と、モードスクランブラと、を備え、
    前記光学部品は、前記光ファイバの光軸において前記モードスクランブラの光伝送方向における上流及び下流の両方に位置していることを特徴とする光学装置。
















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