JP4254514B2 - 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品 - Google Patents

電子部品のマーキング形成方法及び電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP4254514B2
JP4254514B2 JP2003416547A JP2003416547A JP4254514B2 JP 4254514 B2 JP4254514 B2 JP 4254514B2 JP 2003416547 A JP2003416547 A JP 2003416547A JP 2003416547 A JP2003416547 A JP 2003416547A JP 4254514 B2 JP4254514 B2 JP 4254514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
marking
case
top surface
component according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003416547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005175371A (ja
Inventor
春雄 森井
亮介 坂井
公夫 政家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2003416547A priority Critical patent/JP4254514B2/ja
Publication of JP2005175371A publication Critical patent/JP2005175371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4254514B2 publication Critical patent/JP4254514B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、電子部品のマーキング形成方法及びマーキングが形成された電子部品に関し、より詳細には、レーザー光の照射により電子部品の外表面にマーキングが施される、電子部品のマーキング形成方法及び電子部品に関する。
従来、半導体を含む各種電子部品の外表面に、製品の品種や実装方向を示すために、文字や図形などがレーザーにより捺印されていた。例えば、下記の特許文献1,2には、この種の捺印装置が開示されている。一般に、レーザーによる捺印は、電子部品の側面または天面に施されている。しかしながら、一部の電子部品では、側面及び天面のような複数の面に文字や図形などを捺印することがあった。例えば、パッケージとリード端子とを有する電子部品では、パッケージの側面に文字や図形が捺印される。ところが、パッケージとリード端子とを有し、入力と出力との方向性が定まっている電子部品では、誤った方向で実装されることを防止するために、電子部品の天面に実装方向を支持する文字や図形などが捺印されていた。
上記のように、複数の面に捺印を施す方法として、下記の3種の方法が知られている。
第1の方法では、1台のレーザー捺印装置を用い、電子部品の複数の面に順番に捺印が施される。この方法では、電子部品の天面にレーザー捺印装置で捺印した後、電子部品を90度回転させ、電子部品の側面に捺印が施される。
第2の方法は、2台のレーザー捺印装置を用い、電子部品の複数の面にそれぞれ捺印を施す方法である。この方法では、第1のレーザー捺印装置によりパッケージの天面に、文字や図形などが捺印され、第2のレーザー捺印装置により電子部品の側面に文字や図形などが捺印される。必要に応じて、第1のレーザー捺印装置による捺印の後、電子部品が90度回転され、しかる後、第2のレーザー捺印装置により側面に文字や図形などが捺印される。
第3の方法では、下記の特許文献3に記載のように、1台のレーザー装置から照射されるレーザー光を、分岐し、分岐したそれぞれのレーザー光を用い、電子部品の天面及び側面に文字や図形などが印刷される。図7は、特許文献3に記載のレーザー捺印装置を示す概略構成図である。ここでは、1台のレーザー光照射装置52を用いて電子部品51の複数の面にレーザーによる捺印が施される。すなわち、レーザー光照射装置52から照射されたレーザー光53は、ハーフミラー54により分岐され、分岐された各レーザー光が、反射ミラー55,56を有する経路と、反射ミラー57,58を有する経路を経て、電子部品51の天面51a及び側面51bに導かれている。従って、1つのレーザー光照射装置52を用い、電子部品の2つの面に同時にレーザー光による捺印が施される。
特開平5−245662号公報 特開2001−6976号公報 特開2000−5887号公報
しかしながら、上記第1の方法では、1台のレーザー捺印装置を用いて電子部品の複数の面に捺印が施されていたため、1つの面にのみ捺印を施す場合に比べて、長い捺印時間を必要とせざるを得なかった。また、電子部品を90度回転させるため、複雑な機講を有する装置が必要であった。のみならず、回転により、2回目の捺印に際しての捺印位置の位置ずれが生じがちであった。
第1の方法に比べて、第2の方法では、捺印時間は短縮される。しかしながら、第2の方法では、2台のレーザー光照射装置が必要であるため、コストが高くつかざるを得なかった。また、第2の方法において、電子部品を90度回転させ、第2のレーザー捺印装置により側面に捺印を施す場合には、やはり、電子部品を回転させる複雑な機講が必要であった。また、回転後に第2のレーザー捺印装置により捺印を施す際に捺印位置がずれがちであった。
第3の方法では、1台のレーザー装置を用い、複数の面に同時に捺印することができる。しかしながら、ハーフミラーやビームスプリッタなどのレーザー光を複数の進路に分岐する分岐手段を必要とし、コストが高くつかざるを得なかった。
上記のように、従来のレーザーによるマーキング方法では、複数の面にマーキングを施すに際し、複雑かつ高価な装置を必要としたり、マーキングに必要な時間が長くならざるを得なかった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、複数の面にレーザーによりマーキングを施すに際し、複雑かつ高価な装置を必要とすることなく、かつ比較的短時間でレーザー光の照射によりマーキングを施すことを可能とする電子部品のマーキング形成方法、並びに複雑かつ高価な装置を必要とすることなく上記のように複数の面にマーキングが施され得る電子部品を提供することにある。
本願の第1の発明は、電子部品素子をケース内に収納してなる電子部品へのマーキング形成方法であって、前記ケースの側面にレーザー光を照射してマーキングを施し、該マーキングを施すに際し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置までレーザー光を照射することを特徴とする。
第2の発明は、電子部品素子をケース内に収納してなる電子部品へのマーキング形成方法であって、前記電子部品のケース側面にインクジェット方式によりインクを噴射してマーキングを施し、該マーキングを施すに際し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置までインクを噴射することを特徴とする。
第1,第2の発明の電子部品のマーキング形成方法のある特定の局面では、前記電子部品の天面に、上方に突出した突起部が設けられており、該突起部の側面にもマーキングが施される。
第1,第2の発明に係る電子部品のマーキング形成方法のさらに他の特定の局面では、前記突起部の側面だけでなく、突起部の側面から突起部の天面とのなす端縁まで至るようにマーキングが施される。
第1の発明に係る電子部品のマーキング形成方法のさらに別の特定の局面では、1つのレーザー光照射装置を用いて上記レーザー光の照射が行なわれる。
第2の発明に係る電子部品のマーキング形成方法のさらに別の特定の局面では、1つのインクジェット装置を用いて上記インクの噴射が行われる。
本願の第3の発明は、電子部品素子をケース内に収納してなり、レーザ光の照射またはインクジェット方式により文字または図形からなるマーキングが前記ケースの外表面に施された電子部品であって、前記ケースは側面と天面とを有し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁まで至るように設けられていることを特徴とする。
本発明に係る電子部品のある特定の局面では、前記天面に天面から上方に突出した突起部が設けられており、該突起部側面にもマーキングが施されている。
本発明に係る電子部品のさらに他の特定の局面では、前記突起部の側面に施されたマーキングが突起部の側面と天面とのなす端縁まで至っている。
本発明に係る電子部品のさらに別の特定の局面では、天面の一部が側面側に傾斜されている傾斜面部を有し、マーキングが側面から傾斜面部まで至るように設けられている。
本発明に係る電子部品のさらに他の特定の局面では、電子部品素子と、側面及び天面を有し、前記電子部品素子が収納されるケースとを備え、該ケースの側面から天面とのなす端縁まで至るように前記マーキングが設けられている。
本発明に係る電子部品のさらに別の特定の局面では、上記ケースから引き出された複数本のリード端子がさらに備えられている。
第1の発明に係る電子部品のマーキング形成方法では、ケースの側面にレーザー光を照射してマーキングを施すに当り、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置まで単一のレーザー光が照射される。従って、ケースの側面だけでなく、側面と天面とのなす端縁まで至るように、すなわち天面の該端縁付近に至るようにマーキングが施される。すなわち、単一のレーザー光照射装置を用いて、しかもビームスプリッターなどの複雑な機構を必要とすることなく安価に上記端縁に至るようにマーキングを形成することができる。加えて、レーザー光を側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置まで照射するだけでよいためマーキング時間もさほど長くならないし、照射位置精度やマーキングされる電子部品の位置精度はさほど必要としない。
第2の発明に係る電子部品のマーキング形成方法では、ケースの側面にインクジェット方式によりインクを噴射してマーキングを施すにあたり、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置までインクが噴射される。従って、電子部品の側面だけでなく、側面と天面とのなす端縁まで至るようにインクによるマーキングが施される。すなわち、単一のインクジェット噴射装置を用い、しかも複雑な機構を必要とすることなく、安価に上記端縁に至るようにマーキングを形成することができる。加えて、インクを側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置まで噴射するだけでよいため、マーキング時間もさほど長くならず、インクジェットの噴射に際しての位置精度もさほど要求されない。
よって、第1,第2の発明の電子部品のマーキング形成方法によれば、安価にかつ比較的短時間で、電子部品の天面と側面の端縁までマーキングを形成し、天面方向からマーキングを確認することが可能となる。
本発明のマーキング形成方法において、電子部品の天面に上方に突出した突起部が設けられており、該突起部の側面にもマーキングが施される場合には、電子部品の側面及び天面だけでなく、上記突起部の側面をマーキングが付与される。従って、側面方向からより確実に電子部品に設けられたマーキング情報を捺印することができる。
上記突起部の側面だけでなく、突起部の側面から天面とのなす端縁、すなわち天面の端縁付近に至るようにマーキングが施される場合には、突起部においても、側面方向及び上面方向からマーキングを確認することができる。
1つのレーザー光照射装置を用い、上記レーザー光の照射が行なわれる場合には、複数台のレーザー光照射装置を必要としないため、安価に、本発明に従って電子部品にマーキングを行なうことができる。
1つのインクジェット装置を用い、インクの噴射が行われる場合には、複数台のインクジェット噴射装置を必要としないため、安価に、本発明に従って電子部品にマーキングを行うことができる。
本発明に係る電子部品では、文字または図形からなるマーキングが、ケースの側面から側面と天面とのなす端縁まで至るように設けられている。従って、ケースの側面方向及び天面方向から文字や図形からなる情報を確認することができる。そして、ケースの側面から、側面と天面とのなす端縁までマーキングを形成するに際しては、本発明のマーキング形成方法に従って、レーザー光を側面から上記端縁を越えて照射するように、またはインクを側面から上記端縁を越える位置まで噴射するように操作するだけで、容易にマーキングを形成することができる。すなわち、側面から側面と天面とのなす端縁にマーキングが形成された電子部品を、安価にかつ比較的短時間で提供することができる。
本発明に係る電子部品において、突起部が設けられており突起部の側面にもマーキングが施されている場合には、突起部の側面に施されたマーキングによっても電子部品の製品情報や実装方向を確認することができる。
また、突起部の側面に施されたマーキングが、突起部の側面と天面とのなす端縁まで至っている場合には、突起部においても側面及び天面の上記端縁付近に形成されたマーキングにより製品情報や実装方向を確認することができる。
天面の一部に側面側に傾斜した傾斜面部が設けられており、マーキングが側面から傾斜面部まで至るように設けられている場合には、傾斜面部に至っているマーキングを利用して上方から製品の情報や実装方向を確認することができる。
本発明に係る電子部品において、電子部品素子と側面及び天面を有し、該電子部品素子が収納されるケースとを備え、ケースの側面から天面の上記端縁付近まで至るように上記マーキングが設けられている場合には、本発明に従って、ケースにマーキングが施された電子部品を提供することができる。特に、ケースから引き出された複数本のリード端子がさらに備えられている場合には、本発明に従ってリード端子付きの電子部品素子が収納された電子部品を本発明に従って提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る電子部品を示す斜視図である。電子部品1は、直方体状のケース2を有する。ケース2は、側面2a〜2dと、天面2eと、下面とを有する。ケース2からは複数本のリード端子3a〜3eが引き出されている。
図2に示すように、ケース2内には、電子部品素子4が収納されている。図2では、ケース2は、矩形枠状の開口を有するケース本体2fと、板状の蓋材2gとを有する。電子部品素子4は、本実施形態では、入力端及び出力端を有する帯域フィルタである。もっとも、図2では、電子部品素子4の形状は略図的に示されている。
電子部品素子4は、図3に示すように、ケース2のケース本体2f上に、導電性接着剤5を用いて接合されている。また、リード端子3eは、導電性接着剤5に接合されている。リード端子3eは、基準電位に接続されるリード端子である。また、図3に示すボンディングワイヤー6は、電子部品素子4と、ケース本体2fに設けられた電極パッド2hとを接合している。電極パッド2hは、リード端子3a〜3dのいずれかのリード端子に電気的に接続されている。
もっとも、本発明においては、ケース2及び電子部品素子4の構造については図1〜図3に示したものに限定されるものではない。
図1に戻り、ケース2の天面2e上には、上方に突出した突起部7が形成されている。
そして、電子部品1では、側面2aから側面2aと天面2eとのなす端縁2iを得て天面2eに至るようにレーザー光によりマーキング8が形成されている。また、上記突起部7においても、突起部7の側面7aから側面7aと天面7bとのなす端縁7cまで至るようにマーキング9が形成されている。
また、上記マーキング8は、バーコード状のパターンとして形成されており、このバーコード状のパターンにより電子部品1の製造方法だけでなく、入出力を有するフィルタである電子部品1の実装方向を示す情報も表されている。従って、マーキング8及びマーキング9は、情報量を高める上で、上記のようなバーコード状のパターンを有するものが望ましい。もっとも、本発明において、マーキングは、バーコード状のパターンを有するものに限定されるものではない。
上記マーキング8,9は、単一のレーザー光照射装置を用いて形成されている。
すなわち、図4に示すように、本実施形態の電子部品のマーキング形成方法では、電子部品1が図4に示す向きに配置される。この状態で、レーザー光照射装置11から、レーザー光が電子部品1のケース2の側面2aに照射される。そして、レーザー光照射装置11が、図4の矢印Aで示すように僅かに上方に移動される。その結果、レーザー光Bが側面2aの上方部分から上方に移動し、側面2aと、天面2eとのなす端縁2iを越える。その結果、レーザー光は、端縁2iを越えて、天面2eにも照射される。そのため、側面2aから端縁2iを越えて天面2e上に至るマーキング8が形成される。さらに、レーザー光Bは、突起部7の側面7aにも至り、該側面7aと天面7bとのなす端縁7cを越える。そのため、同じ工程において、突起部7の側面7a及び端縁7cに至るマーキング9も形成されることになる。
上記のように、本実施形態では、単一のレーザー光照射装置11を用いて、電子部品1の複数の面に至るマーキング8を形成することができる。しかもマーキング8の形成に際しては、レーザー光照射装置11を矢印A方向に若干移動させるだけでよいため、複雑な装置を必要とすることなく、複数の面に至るマーキング8を形成することができる。
さらに、本実施形態では、天面2e上に設けられた突起部7においても、側面7a及び端縁7cに至る複数のマーキング9が形成されるため、突起部7に設けられたマーキング9によっても、電子部品1の製品情報や実装方向を表した方法を確認することができる。
図5(a),(b)は、本発明の電子部品の変形例を説明するための各斜視図である。図5(a),(b)に示す電子部品21,31では、電子部品自体の構造は上記実施形態の電子部品1と同様である。もっとも、ケース2の上方に突起部は設けられていない。そして、ケース2の側面2aから天面とのなす端縁2iに至るように、マーキング28,38が形成されている。もっとも、マーキング28と、マーキング38とは、パターンが異ならされている。このように、マーキング28,38のパターンを変更することにより様々な製品情報や実装方向をマーキングにより表すことができる。
図6は、本発明の電子部品のさらに他の変形例を示す斜視図である。電子部品41では、ケース42内に電子部品素子(図示せず)が内蔵されている。ケース42から複数本のリード端子3a〜3eが引き出されている。そして、ケース42においては天面42bに、傾斜面部42cが側面42a側に設けられている。傾斜面部42cは、側面42aに近づくに連れて下方に近づくように傾斜されている。
電子部品41では、側面42aから、側面42aと天面42bとのなす端縁42dを越えて、天面42b側に至るように複数のマーキング48が設けられている。この場合、端縁42dを越えた天面42bには、上記のように、側面42a側に傾斜面部分42cが設けられている。そして、本実施形態では、マーキング38は天面42bの一部である傾斜面部分42cに至るように設けられている。
このように、本発明に係る電子部品では、天面の一部が側面側に傾斜されている傾斜面部であってもよく、その場合においては、マーキング48は、天面の一部である傾斜面部42cに至るように形成でき、上面方向から視認性が向上する。さらに、場合によっては、マーキング48は、傾斜面部分42cから平坦な天面との端縁まで至るように設けられていてもよい。
マーキング形成手段、装置としては、本発明の原理から、レーザー光のように直進性のあるものなら良く、レーザー照射の代わりにインクジェット方式を用いてもよい。インクジェット方式を用いた場合には、側面から、側面と天面とのなす端縁を越える位置までインクを噴射するようにインクジェット装置を操作すればよい。その結果、側面から側面と天面とのなす端縁に至るようにインクが付着してマーキングが施されるが、インクが広がることにより、天面の上記端縁付近に至るようにマーキングが施されることになる。従って、レーザー光を用いた場合と同様にインクジェット方式を用いた場合においても、電子部品の側面方向だけでなく、上面方向から製品情報や実装情報などを確認することができる。
本発明の一実施形態に係る電子部品の外観を示す斜視図。 図1に示した電子部品の分解斜視図。 図1に示した電子部品の内部構造を拡大して示す部分切欠正面断面図。 図1に示した電子部品にレーザー光によりマーキングを形成する工程を説明するための側面図。 (a),(b)は、本発明の電子部品の変形例を示す各斜視図。 本発明に係る電子部品のさらに他の変形例を示す斜視図。 従来の電子部品へのマーキング形成方法の一例を示す概略構成図。
符号の説明
1…電子部品
2…ケース
2a…側面
2b〜2d…側面
2e…天面
2f…ケース本体
2g…蓋材
2h…電極ランド
2i…端縁
3a〜3e…リード端子
4…電子部品素子
5…導電性接着剤
6…ボンディングワイヤー
7…突起部
7a…側面
7b…天面
7c…端縁
8…マーキング
9…マーキング
11…レーザー光照射装置
21…電子部品
28…マーキング
29…マーキング
31…電子部品
41…電子部品
42…ケース
42a…側面
42b…天面
42c…傾斜面部分
42d…端縁

Claims (12)

  1. 電子部品素子をケース内に収納してなる電子部品へのマーキング形成方法であって、
    前記ケースの側面にレーザー光を照射してマーキングを施し、該マーキングを施すに際し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置までレーザー光を照射することを特徴とする、電子部品のマーキング形成方法。
  2. 電子部品素子をケース内に収納してなる電子部品へのマーキング形成方法であって、
    前記電子部品のケース側面にインクジェット方式によりインクを噴射してマーキングを施し、該マーキングを施すに際し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁を越える位置までインクを噴射することを特徴とする、電子部品のマーキング形成方法。
  3. 前記電子部品の天面に、上方に突出した突起部が設けられており、該突起部の側面にもマーキングが施される、請求項1または2に記載の電子部品のマーキング形成方法。
  4. 前記突起部の側面だけでなく、突起部の側面から突起部の天面とのなす端縁まで至るようにマーキングが施される、請求項3に記載の電子部品のマーキング形成方法。
  5. 1つのレーザー光照射装置を用いて前記レーザー光の照射が行われる、請求項1に記載の電子部品のマーキング形成方法。
  6. 1つのインクジェット噴射装置を用いての噴射が行われる、請求項2に記載の電子部品のマーキング形成方法。
  7. 電子部品素子をケース内に収納してなり、レーザ光の照射またはインクジェット方式により文字または図形からなるマーキングが前記ケースの外表面に施された電子部品であって、前記ケースは側面と天面とを有し、マーキングがケースの側面から側面と天面とのなす端縁まで至るように設けられていることを特徴とする、電子部品。
  8. 前記天面に天面から上方に突出した突起部が設けられており、該突起部側面にもマーキングが施されている、請求項7に記載の電子部品。
  9. 前記突起部の側面に施されたマーキングが突起部の側面と天面とのなす端縁まで至っている、請求項8に記載の電子部品。
  10. 天面の一部が側面側に傾斜されている傾斜面部を有し、マーキングが側面から傾斜面部まで至るように設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の電子部品。
  11. 電子部品素子と、側面及び天面を有し、前記電子部品素子が収納されるケースとを備え、該ケースの側面から天面とのなす端縁までに至るように前記マーキングが設けられている、請求項7〜10のいずれか1項に記載の電子部品。
  12. 前記ケースから引き出された複数本のリード端子をさらに備える、請求項11に記載の電子部品。
JP2003416547A 2003-12-15 2003-12-15 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品 Expired - Lifetime JP4254514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416547A JP4254514B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416547A JP4254514B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005175371A JP2005175371A (ja) 2005-06-30
JP4254514B2 true JP4254514B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=34735713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003416547A Expired - Lifetime JP4254514B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4254514B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL3405941T3 (pl) * 2016-01-18 2021-09-27 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Sposób mocowania tabliczek znakujących na wielu urządzeniach elektrycznych, które mogą być umieszczone na szynie nośnej

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005175371A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3553405B2 (ja) チップ型電子部品
JP6443146B2 (ja) 電子デバイス
JP5596456B2 (ja) レーザー加工方法及びその加工方法を用いた半導体装置
US5971522A (en) Ink-jet head for providing accurate positioning of nozzles of segment chips on a holder
KR970064944A (ko) 잉크젯 카트리지 및 그 조립체 제조방법
JP2010527509A (ja) アブレーション膜を用いたマイクロサイズデバイスの接続
JP6554014B2 (ja) 固定構造及び固定方法
JP6613580B2 (ja) 電子デバイス、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP4254514B2 (ja) 電子部品のマーキング形成方法及び電子部品
JP2010073549A (ja) コネクタおよびその製造方法
JP2007011985A (ja) Icカード、icカード用基材、icカードの製造方法、icカードの製造装置、凹部形成済icカード用基材の製造方法、および凹部形成済icカード用基材の製造装置
JP2007310482A (ja) Icカード、icカードの製造方法、icカードの製造装置、icカード用基材の製造方法、およびicカード用基材の製造装置
US20090184332A1 (en) Package structure module with high density electrical connections and method for packaging the same
JP4415769B2 (ja) チップランドを有するプリント基板
JP4086244B2 (ja) コネクタ
JP6194849B2 (ja) 電子装置及び電子装置の製造方法
US7938526B2 (en) Pattern forming method, droplet discharging device and circuit module
JP4929930B2 (ja) アンテナシート、icインレット及び情報記録媒体
JP4362411B2 (ja) 半導体レーザ装置およびそれを備えた光ピックアップ装置
KR101032274B1 (ko) 전자부품 부착용 소켓
JP3578619B2 (ja) 光ピックアップ
JP2005040665A (ja) パターン形成方法およびパターン形成装置
JPH03175044A (ja) インクジェットヘッド
JP4458687B2 (ja) プレーナー型ガルバノミラー
JPH1065291A (ja) 配線基板及び配線基板におけるマーキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4254514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term