JP4254100B2 - コンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

コンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、ネットワークを通じて送受信されるコンテンツのコンテンツ配信側主導の効率的な管理構成を実現するコンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等の通信ネットワークを介した画像、音声データ、各種プログラム等のデータ転送が盛んに行われている。ネットワークを通じてやりとりされるコンテンツの種類は、テキスト・静止画などから、動画・音声などのマルチメディアコンテンツへと移行が進み、コンテンツの大容量化、多種類化が著しく進んでいる。
【0003】
また、近年は、ブロードバンドによる大容量コンテンツの配信が急速に広まり、個人のコンテンツの取得能力が向上し、これに応じて、ネットワークを介して流通するコンテンツ数が飛躍的に増加することが予想できる。このようにコンテンツの種類が増加し、大容量コンテンツが増大すると、ユーザのコンテンツ管理負担も増加し、それに伴う記憶装置の容量アップ、さらに効率的なコンテンツ検索アプリケーションなど付加的な仕様が求められることになる。
【0004】
ユーザが取得したコンテンツのほとんどは短期利用が主な目的で、長期保存を要求されるコンテンツに対してはユーザが自己のPCのハードディスク、あるいは外部の記憶手段に格納するなど、ユーザが主導的に管理を行うのが現状である。
【0005】
ユーザがネットワークを介してコンテンツを取得し、コンテンツ配信による一時的な記憶装置(キャッシュ)にコンテンツが格納された場合、キャッシュは一定の決まったルールでコンテンツ格納、削除処理を行う。例えばキャッシュの記憶容量の越えない範囲で最新のコンテンツが入力される毎に、アクセスの頻度が古いコンテンツを書き換える処理を実行する。通常、このキャッシュにおけるコンテンツ管理ルールはコンテンツの配信側やユーザー側の直接的な管理とは無関係である。
【0006】
コンテンツを受け取るユーザー側は、必要なコンテンツをハードディスクあるいは他の記憶手段に保存する等、少なくとも主導的なコンテンツの管理手段が与えられているが、コンテンツの配信側は、通常、ユーザに配信済みのコンテンツに対する管理権は持たない。コンテンツ配信側に主導的なコンテンツの管理手段を与えるためにはいくつかの問題点がある。
【0007】
例えば、一時的なコンテンツ記憶装置がユーザー領域にある場合、その領域の主導権はユーザであり、コンテンツ配信側にアクセス権がないという問題がある。もしコンテンツ配信側にアクセス権限が与えられたとした場合、記憶手段(キャッシュ)の管理主体が複数になるため、管理ルールを作らなければならないという問題が発生することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、キャッシュの位置をユーザー領域と公衆網との境界であるアクセスネットワークのユーザーの一番近い場所、例えばxDSLルーターやモデムと同じ場所にすることでユーザー領域を侵害する問題を解決し、コンテンツ配信側で、ユーザ対応の位置時記憶手段、例えばキャッシュ装置の管理を実行できる構成を実現するコンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
コンテンツの一時記憶手段として用いられるキャッシュは、ユーザに対する透過性を持ち、基本的にユーザに管理義務を与えられないことが通常であり、配信側を管理主体として決めることは難しくない。ただし、複数のコンテンツ配信側を対象にする一時的な記憶装置でのコンテンツ管理を共通ルールで管理するには限界がある。本発明は、複数のコンテンツ提供側からユーザに対して提供される複数コンテンツを、ユーザに対応して設定される一時的な記憶装置に格納し、格納コンテンツをコンテンツ提供側の意思で管理することを可能としたコンテンツ配信管理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、
ネットワークを介して配信するコンテンツの管理を実行するコンテンツ配信管理システムであり、
コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、
前記コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納する記憶手段を有し、コンテンツ利用ユーザに対応して設置されたコンテンツキャッシュと、
前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツキャッシュへの配信コンテンツの管理データを保有するコンテンツ配信管理センターと、を有し、
前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに対する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを生成し、前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、
前記コンテンツ配信管理センターは、前記配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信する構成を有し、
前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータを、前記コンテンツ配信サーバから受信するコンテンツに対応付けて記憶手段に格納し、前記キャッシュ用メタデータに含まれるコンテンツ管理情報に従ったコンテンツ管理を実行する構成を有し、
前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
前記コンテンツ配信管理センターは、
前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理する構成であることを特徴とするコンテンツ配信管理システムにある。
【0011】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバの生成する配信サーバ用メタデータ、および、前記コンテンツ配信管理センターが生成し、前記コンテンツキャッシュに送信するキャッシュ用メタデータには、コンテンツキャッシュに格納したコンテンツの削除実行日データが格納され、前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータの削除実行日データに基づくコンテンツ削除処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0012】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの管理情報変更用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの緊急削除処理を要求する緊急削除処理用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信する構成を有し、前記コンテンツキャッシュは、前記緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータに基づくコンテンツの削除処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信する構成を有し、前記コンテンツ配信サーバは、該コンテンツ送信要求に基づいて、前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0015】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツ配信管理センターの許諾に基づいて前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行する構成を有し、コンテンツ利用ユーザからのコンテンツ配信要求を受信するポータルサイトにリンクされたコンテンツキャッシュからユーザ端末に対するコンテンツ送信を実行する構成を有することを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理システムの一実施態様において、前記コンテンツキャッシュは、コンテンツ利用ユーザに対応してネットワーク上に複数設置されるキャッシュであり、データ通信ネットワークにおけるユーザ領域と公衆通信網との境界領域に配置された構成であることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の第2の側面は、
ネットワークを介して配信するコンテンツの管理を実行するコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信管理方法であり、
コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバにおいて、
コンテンツ利用ユーザに対応して設置されたコンテンツキャッシュに対してコンテンツを配信するとともに、配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを生成し、コンテンツ配信管理センターに送信するステップと、
前記コンテンツ配信管理センターにおいて、
前記配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信するステップと、
前記コンテンツキャッシュにおいて、
前記キャッシュ用メタデータを、前記コンテンツ配信サーバから受信するコンテンツに対応付けて記憶手段に格納し、前記キャッシュ用メタデータに含まれるコンテンツ管理情報に従ったコンテンツ管理を実行するステップを有し、
前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
前記コンテンツ配信管理センターは、
前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを実行することを特徴とするコンテンツ配信管理方法にある。
【0018】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理方法の一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバの生成する配信サーバ用メタデータ、および、前記コンテンツ配信管理センターが生成し、前記コンテンツキャッシュに送信するキャッシュ用メタデータには、コンテンツキャッシュに格納したコンテンツの削除実行日データが格納され、前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータの削除実行日データに基づくコンテンツ削除処理を実行することを特徴とする。
【0019】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理方法の一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの管理情報変更用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信し、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行することを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理方法の一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの緊急削除処理を要求する緊急削除処理用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信し、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信し、前記コンテンツキャッシュは、前記緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータに基づくコンテンツの削除処理を実行することを特徴とする。
【0021】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理方法の一実施態様において、前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信し、前記コンテンツ配信サーバは、該コンテンツ送信要求に基づいて、前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行することを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明のコンテンツ配信管理方法の一実施態様において、前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツ配信管理センターの許諾に基づいて前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行し、コンテンツ利用ユーザからのコンテンツ配信要求を受信するポータルサイトにリンクされたコンテンツキャッシュからユーザ端末に対するコンテンツ送信を実行することを特徴とする。
【0023】
さらに、本発明の第3の側面は、
ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理を実行する情報処理装置であり、
前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツキャッシュへの配信コンテンツの管理データを保有する記憶手段と、
前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信し、該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信する処理を実行する制御部とを有し、
前記制御部は、
前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
前記コンテンツ配信管理センターは、
前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
【0024】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0025】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信する構成であることを特徴とする。
【0026】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信する構成を有することを特徴とする。
【0027】
さらに、本発明の第4の側面は、
ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理を情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信するステップと、
該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成するステップと、
前記キャッシュ用メタデータをコンテンツ管理情報として記憶手段に格納するステップと、
前記キャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュに送信するステップを有し、
前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
前記情報処理装置は、さらに、
前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを実行することを特徴とする情報処理方法にある。
【0028】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
【0029】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信するステップを含むことを特徴とする。
【0030】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信するステップを含むことを特徴とする。
【0031】
さらに、本発明の第5の側面は、
ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理処理を情報処理装置において実行させるコンピュータ・プログラムであり、
前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信するステップと、
該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成するステップと、
前記キャッシュ用メタデータをコンテンツ管理情報として記憶手段に格納するステップと、
前記キャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュに送信するステップを有し、
前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
前記コンピュータ・プログラムは、さらに、
前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0032】
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
【0033】
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0034】
【発明の実施の形態】
[システム及びデータ送受信概要]
まず、図1を参照して、本発明のシステム概要及びデータ処理の概要について説明する。
【0035】
本発明のコンテンツ配信管理システムは、図1に示すように、コンテンツの配信を実行するサービスプロバイダ等のコンテンツ配信サーバ110、コンテンツ配信サーバ110が通信ネットワークを介して配信するコンテンツを受信し、格納するコンテンツキャッシュ120、およびコンテンツの配信管理を実行するコンテンツ配信管理センター130の3要素から構成される。コンテンツキャッシュ120は、コンテンツ利用ユーザに対応してネットワーク上に複数設置されるキャッシュであり、データ通信ネットワークにおけるユーザ領域と公衆通信網との境界領域に配置される。例えば、ユーザー領域と公衆網との境界であるアクセスネットワークのユーザの一番近い場所、例えばxDSLルーターやモデムと同じ場所に設置される。
【0036】
図1には、コンテンツ配信サーバ110、コンテンツキャッシュ120をそれぞれ1つのみ示してあるが、これらは複数存在し、コンテンツキャッシュ120は、複数のコンテンツ配信サーバから様々なコンテンツを受信し、コンテンツ配信サーバ110は、複数のコンテンツキャッシュに対して、コンテンツを配信する。
【0037】
コンテンツ配信サーバ110は、コンテンツキャッシュ120に対して配信するコンテンツ、およびコンテンツに対応する付帯情報としてのメタデータをコンテンツデータベース111に格納し、コンテンツをコンテンツキャッシュ120に対して配信する際、メタデータ115をコンテンツ配信管理センター130に送信する。コンテンツ配信サーバ110は、さらに、コンテンツ配信管理情報を格納した配信管理データベース112を有する。
【0038】
コンテンツ配信管理センター130は、ユーザ情報を格納したユーザデータベース133と、コンテンツ配信管理情報を格納した配信管理データベース132からなるコンテンツ管理テータベース131を有し、コンテンツ配信サーバ110から受信した配信サーバ用メタデータ115を、コンテンツ管理テータベース131の格納データに基づいて、キャッシュ用メタデータ125に変換し、ユーザ対応のコンテンツキャッシュ121に送信する。
【0039】
コンテンツキャッシュ120は、コンテンツ配信サーバ110から受信するコンテンツと、コンテンツ配信管理センター130から受信するキャッシュ用メタデータ125を対応付けて、キャッシュ121に格納する。ユーザは、必要に応じて、キャッシュ121からコンテンツを取り出して、自己のPC等の情報処理装置においてコンテンツ再生を実行可能となる。なお、この際のコンテンツ利用ルールは、コンテンツ配信管理センター130から受信するキャッシュ用メタデータ125に記録されている。
【0040】
図2にコンテンツ配信サーバ110が生成し、コンテンツ配信管理センター130に送信する配信サーバ用メタデータ115構成例を示す。
【0041】
配信サーバ用メタデータは、図2に示すように、
コンテンツ配信サーバ識別子としての「配信側コード」
コンテンツの管理識別子としての「管理ID」
コンテンツ配信サーバのIPアドレスとしての「IPアドレス」
コンテンツファイル名としての「コンテンツ名」
コンテンツ配信日としての「配信日」
コンテンツ管理ルールの変更確認日データとしての「管理確認日」
コンテンツ削除実行日データとしての「管理実行日」
コンテンツ配信先IPアドレスデータとしての「キャッシュIP」
その他コンテンツ状態情報(Conditions)として、
コンテンツ配信の有無、コンテンツ管理内容変更要求の有無、配信側からのコンテンツ緊急削除要求の有無、コンテンツ管理内容変更確認の有無、管理内容変更の確認済みか否か、コンテンツ削除済みか否か、要求メタデータに対する応答の有無、要求に対する実行結果等の情報が格納される。これらの情報を用いた処理については、後段で説明する。
【0042】
図3にコンテンツ配信管理センター130が、配信サーバ用メタデータ115に基づいて生成し、コンテンツキャッシュ120に対して送信するキャッシュ用メタデータ125の構成例を示す。
【0043】
キャッシュ用メタデータは、図3に示すように、
コンテンツ配信サーバ識別子としての「配信側コード」
コンテンツの管理識別子としての「管理ID」
コンテンツファイル名としての「コンテンツ名」
コンテンツ配信日としての「配信日」
コンテンツ管理ルールの変更確認日データとしての「管理確認日」
コンテンツ削除実行日データとしての「管理実行日」
コンテンツ格納キャッシュIPアドレスデータとしての「キャッシュIP」
コンテンツ配信管理センター130の管理するデータベース情報としての「データベースインデックスコード」
コンテンツを格納するコンテンツキャッシュの識別情報としての「キャッシュID」
その他コンテンツ状態情報(Conditions)として、
コンテンツ配信の有無、コンテンツ管理内容変更要求の有無、配信側からのコンテンツ緊急削除要求の有無、コンテンツ管理内容変更確認の有無、管理内容変更の確認済みか否か、コンテンツ削除済みか否か、要求メタデータに対する応答の有無、要求に対する実行結果等の情報が格納される。これらの情報を用いた処理については、後段で説明する。
【0044】
以下、本発明のコンテンツ配信管理システムにおいて実行する各処理について説明する。まず、ユーザは、任意タイミングにおいてコンテンツを指定したコンテンツ配信要求をコンテンツ配信管理センター130に対して実行する。
【0045】
コンテンツ要求の際に適用されるメタデータ例を図4に示す。コンテンツを要求する側はコンテンツ送信先のコンテンツキャッシュ120であり、コンテンツキャッシュ120に対応するユーザPC等の情報処理装置が、図4に示すコンテンツ名、ユーザID、パスワード、およびコンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ識別データとしてのキャッシュIDを持つコンテンツ要求データ[S1]を生成して、コンテンツ配信管理センター130に対して送信する。
【0046】
コンテンツ要求データ[S1]を受信したコンテンツ配信管理センター130の処理を図5に示す。コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツキャッシュ120から受信したコンテンツ要求データ[S1]のメタデータに従い、コンテンツ配信側としてのコンテンツ配信サーバ110にコンテンツ配信要求を依頼するため必要なコンテンツ配信側のIPアドレスとコンテンツ送信先のコンテンツキャッシュ装置のIPアドレスの検索を、コンテンツ管理データベース131の格納データに基づいて行う。
【0047】
コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツ管理データベース131を検索し、コンテンツ要求データ[S1]に格納されたコンテンツ名からコンテンツ配信側のコンテンツ配信サーバのIPアドレスを取得し、コンテンツ要求データ[S1]に格納されたキャッシュIDからコンテンツ配信先のコンテンツキャッシュのIPアドレスを取得する。
【0048】
その結果に基づいて、コンテンツ配信側のコンテンツ配信サーバ110に対して送信するメタデータ[S2]を生成し、コンテンツ配信サーバ110に送信する。メタデータ[S2]には、コンテンツ名、セッションID、パスワード、さらに、コンテンツ配信先のコンテンツキャッシュのIPアドレスが格納される。
【0049】
コンテンツ配信管理センター130から、メタデータ[S2]を受信したコンテンツ配信サーバ110の処理を図6に示す。図6に示すように、コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツ配信管理センター130からのメタデータ[S2]に基づくコンテンツ要求に従い要求コンテンツをコンテンツデータベース111から取得し、取得したコンテンツに関する付帯情報としての配信サーバ用メタデータ[S3]を生成する。
【0050】
配信サーバ用メタデータは、先に図2を参照して説明したように、コンテンツ配信および利用条件等の情報を格納したデータである。コンテンツデータベース111から取得したコンテンツはコンテンツキャッシュ装置120へ送信し、そしてメタデータ[S3]はコンテンツ配信管理センター130へ送信する。
【0051】
図7にはコンテンツ送り先のコンテンツキャッシュ120からコンテンツ要求が発行され、コンテンツ配信サーバ110がコンテンツ送信を実行するまでのメタデータの流れをまとめた図である。
【0052】
図7に示すように、コンテンツキャッシュ120は、コンテンツ要求としてのメタデータ[S1]を生成してコンテンツ配信管理センター130に送信し、コンテンツ配信管理センター130はメタデータ[S1]の受信に応じて、メタデータ[S2]を生成してコンテンツ配信サーバ110に送信し、コンテンツ配信サーバ110は、メタデータ[S2]の受信に応じて、指定コンテンツをコンテンツデータベース11から取得して、コンテンツキャッシュ120に送信するとともに、送信コンテンツに関する付帯情報としての配信サーバ用メタデータ(図1−115:図2参照)を生成してコンテンツ配信管理センター130に送信する。
【0053】
コンテンツ配信サーバ110からコンテンツ配信用のメタデータ[S3]、すなわち配信サーバ用メタデータ(図1−115:図2参照)を受信したコンテンツ配信管理センター130の処理を図8に示す。
【0054】
コンテンツ配信管理センター130は、配信サーバ用メタデータ[S3](図1−115:図2参照)をコンテンツ配信サーバ110から受信すると、図8に示すように、配信サーバ用メタデータ[S3](図1−115:図2参照)に基づいて、コンテンツ管理用メタデータ[S4]を生成し、これを配信管理データベース132に格納する。
【0055】
配信サーバ用メタデータ[S3](図1−115:図2参照)に基づいて、コンテンツ管理用メタデータ[S4]は、先に図1を参照して説明したキャッシュ用メタデータ125であり、コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツ管理用メタデータ[S4]のコピーとしてのキャッシュ用メタデータ125をコンテンツの受け側のコンテンツキャッシュ120へ送信する。
【0056】
[コンテンツ配信処理]
コンテンツ配信処理の全体図を図9に示す。コンテンツキャッシュ120からメタデータ[S1]に基づいてコンテンツ要求を受けたコンテンツ配信管理センター130が配信管理データベース132を検索してコンテンツ配信サーバ情報を取得し、コンテンツ配信サーバ110に対してメタデータ[S2]に基づくコンテンツ配信依頼を送信し、コンテンツ配信管理センター130が提供したメタデータ[S2]に格納されたセッション管理IDとパスワード(図5参照)を使ってコンテンツキャッシュ120とコンテンツ配信サーバ110間で、直接ファイル転送セッションプロトコル、例えばFTPでファイル転送によるコンテンツ配信を実行する。
【0057】
図10にコンテンツ配信処理のシーケンス図を示す。シーケンス図に従ってコンテンツ配信処理について全体の流れを説明する。コンテンツキャッシュは情報の入出力、処理を実行する制御部と、コンテンツ、メタ情報を格納する記憶装置とに区別して示してある、これら双方をコンテンツキャッシュとして示す。また、配信管理センターは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。コンテンツ配信サーバは、情報の入出力、処理を実行する制御部のみを示してある。
【0058】
まず、コンテンツキャッシュは、メタ情報[S1]を生成してこれをコンテンツ要求としてコンテンツ配信管理センターに送信する。
【0059】
コンテンツキャッシュにおけるコンテンツ要求時の処理を図11に示す。まず、ステップS111,S112において、ユーザがキーボード等の入力部を介してユーザID、およびパスワードを入力する。これらのユーザID、およびパスワード予めコンテンツ配信管理センターのユーザデータベース133に登録済みである。次にステップS113において、配信要求対象のコンテンツ名を入力し、さらに配信先として、ユーザ対応のキャッシュの識別子としてのキャッシュIDを入力し、メタデータ[S1](図4参照)を生成する。生成したメタデータ[S1]をコンテンツ配信管理センターに送付して処理が終了する。
【0060】
コンテンツキャツシュからコンテンツ要求としてのメタデータ[S1]を受信したコンテンツ配信管理センターの処理を図12に示す。まず、ステップS121において、メタデータ[S1]を受信すると、ステップS122において、メタデータ[s1]に格納されたユーザID、キャッシュIDがユーザデータベースに登録済みか否かを検索し、データベースにデータがない場合は、ステップS123からステップS128に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツキャッシュに送信して処理を終了する。
【0061】
メタデータ[S1]に格納されたユーザID、キャッシュIDがユーザデータベースに登録済みである場合は、ステップs123からステップS124に進み、メタデータ[s1]に格納されたコンテンツ名に基づいて、配信管理データベースを検索して、指定コンテンツの配信を行なうコンテンツ配信サーバを検索する。
【0062】
指定コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバがない場合は、ステップS125からステップS128に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツキャッシュに送信して処理を終了する。指定コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバがな存在した場合は、ステップS125からステップS126に進み、メタデータ[S2](図5参照)を生成し、ステップS127で生成したメタデータをコンテンツ配信サーバに送信する。
【0063】
図10のシーケンス図に戻り説明を続ける。コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S2]を受信したコンテンツ配信サーバは、コンテンツ配信処理他の処理を実行する。コンテンツ配信サーバの処理を図13に示す。
【0064】
コンテンツ配信サーバは、ステップS131で、コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S2]を受信すると、ステップS132において、メタデータ[S2]に指定されたコンテンツをコンテンツデータベース111から取得する。取得に失敗した場合は、ステップS133からステップS139に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツ配信管理センターに送信して処理を終了する。
【0065】
指定されたコンテンツのコンテンツデータベース111からの取得できた場合は、ステップS134において、コンテンツ配信先情報を配信管理データベースから検索する。コンテンツがすでにメタデータ[S2]に指定されたコンテンツキャッシュに対して配信済みである場合は、ステップS135からステップS139に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツ配信管理センターに送信して処理を終了する。
【0066】
メタデータ[S2]に指定されたコンテンツキャッシュに対してコンテンツが配信済みでない場合は、ステップS135からステップS136に進み、コンテンツ配信サーバとコンテンツ送信先のコンテンツキャッシュ間のセッションを開始してステップS137でコンテンツをコンテンツキャッシュに対して送信する。コンテンツ配信サーバは、コンテンツ配信管理センターから提供されたセッション管理IDとパスワードを使い送り先のコンテンツキャッシュへのファイル転送セッションを行い、コンテンツを送信する。
【0067】
図10のシーケンス図に戻り、この処理について、詳細に説明すると、まず、コンテンツ配信サーバは、コンテンツ配信管理センターに対して新規セッション要求メッセージを送信し、コンテンツ配信管理センターは、新規セッション要求メッセージを受信すると、コンテンツキャッシュに対して、新規セッション要求メッセージを転送する。コンテンツキャッシュは、新規セッション要求メッセージを受信すると、コンテンツ配信管理センターに新規セッションの開始許可を通知し、コンテンツ配信管理センターは、これに応じて、応答メッセージをコンテンツ配信サーバに送信する。応答メッセージを受信したコンテンツ配信サーバは、コンテンツキャッシュに対してコンテンツを送信する。
【0068】
コンテンツ送信の後、コンテンツ配信終了通知をコンテンツ配信管理センターに通知する。これが、図13のステップS138のコンテンツ配信管理センターに対する送信終了通知である。なお、図10に示すように、コンテンツを受信したコンテンツキャツシュからもコンテンツ配信管理センターに対して配信終了通知が送信される。
【0069】
[コンテンツ配信におけるメタデータ処理]
図14はコンテンツ配信処理に伴うコンテンツ配信管理用のメタデータの流れをまとめて示した図である。図14に示すように、コンテンツキャッシュ120は、コンテンツ要求用のメタデータ[S1]をコンテンツ配信管理センター130に送信し、コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツ送信依頼をコンテンツ配信サーバ110に送信し、コンテンツ配信サーバ110は、コンテンツ配信管理用のメタデータ、配信サーバ用メタデータ[S3]を生成し、配信管理データベース112に格納するとともに、コンテンツ配信管理センター130に送信する。
【0070】
コンテンツ配信管理センター130は、配信サーバ用メタデータ[S3]に基づいて、配信管理メタデータとしてのキャッシュ用メタデータ[S4]を生成して、配信管理データベース132に格納するとともに、コンテンツキャッシュ120に送信する。コンテンツキャッシュ120は、受信したキャッシュ用メタデータ[S4]を格納する。
【0071】
図15にメタデータの流れのシーケンス図を示す。シーケンス図に従ってメタデータ送受信処理について説明する。コンテンツキャッシュは情報の入出力、処理を実行する制御部と、コンテンツ、メタ情報を格納する記憶装置とに区別して示してある、これら双方をコンテンツキャッシュとして示す。また、配信管理センターは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。コンテンツ配信サーバは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。
【0072】
まず、コンテンツキャッシュは、メタ情報[S1]を生成してこれをコンテンツ要求としてコンテンツ配信管理センターに送信する。コンテンツキャッシュにおけるコンテンツ要求時の処理は、先に図11を用いて説明した通りである。
【0073】
コンテンツキャツシュからコンテンツ要求としてのメタデータ[S1]を受信したコンテンツ配信管理センターは、先に説明した図12の処理を実行し、メタデータ[S2]をコンテンツ配信サーバに送信する。
【0074】
コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S2]を受信したコンテンツ配信サーバは、メタデータ「S3」、すなわち配信サーバ用メタデータ生成処理を実行する。コンテンツ配信サーバの処理を図16に示す。
【0075】
コンテンツ配信サーバは、ステップS211で、コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S2]を受信すると、ステップS212において、メタデータ[S2]に指定されたコンテンツをコンテンツデータベース111から取得する。取得に失敗した場合は、ステップS133からステップS219に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツ配信管理センターに送信して処理を終了する。
【0076】
指定されたコンテンツのコンテンツデータベース111からの取得できた場合は、ステップS214において、コンテンツ配信先情報を配信管理データベースから検索する。コンテンツがすでにメタデータ[S2]に指定されたコンテンツキャッシュに対して配信済みである場合は、ステップS215からステップS219に進み、コンテンツ要求が不可であることを示すメッセージをコンテンツ配信管理センターに送信して処理を終了する。
【0077】
メタデータ[S2]に指定されたコンテンツキャッシュに対してコンテンツが配信済みでない場合は、ステップS215からステップS216に進み、コンテンツ配信サーバとコンテンツ送信先のコンテンツキャッシュ間のセッションを開始してステップS216において、配信コンテンツに対応するメタデータ「S3」、すなわち配信サーバ用メタデータを生成し、状態情報(Conditions)(図2参照)を1に設定する。さらに、ステップS217で、生成したメタデータ「S3」、すなわち配信サーバ用メタデータを配信管理データベース112に格納し、ステップS218で、生成メタデータ[S3]をコンテンツ配信管理センターに送信する。
【0078】
メタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ配信管理センターの処理を図17に示す。ステップS221において、メタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバから受信すると、ステップS222において、配信処理に伴うメタデータであるか否かを判定し、Noである場合は、ステップS228に進み、コンテンツ管理内容変更処理に進む。この処理については、図22を用いて後段で説明する。
【0079】
ステップS222において、配信処理に伴うメタデータであるかと判定した場合は、ステップS223に進み、配信管理データベース132を検索して、配信先コンテンツキャッシュの有無を確認し、存在しない場合は、処理を終了する。配信管理データベース132を検索して、配信先コンテンツキャッシュが有る場合は、管理対象キャッシュであると判断し、ステッS225に済み、メタデータ[S4]を生成する。このメタデータは、キャッシュ用メタデータ(図3参照)である。メタデータ[S4]を生成すると、ステップS226で、生成メタデータ[S4]を配信管理データベース132に格納するとともに、ステップS227で、コンテンツキャッシュに送信する。
【0080】
メタデータ[S4]、すなわちキャッシュ用メタデータを受信したコンテンツキャッシュの処理を図18を参照して説明する。ステップS231で、コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S4]を受信すると、ステップS232で、内部カウンタを0にセットし、ステップS233でコンテンツキャッシユのコンテンツ格納部に同じコンテンツが存在するか否かを検索する。
【0081】
コンテンツが存在しない場合は、ステップS241に進み、カウンタを1インクリメントし、ステップS242においてカウンタ値が予め設定した最大値に達したか否かを判定し、Noの場合は、ステップS244で一定時間遅延の後、再度コンテンツ検索を実行する。これは、コンテンツ配信サーバからのコンテンツ配信の遅れを考慮した処理である。ステップS242でカウンタ値が予め設定した最大値に達したと判定した場合は、メタデータに対するコンテンツ送信がないと判断し、ステップS243でメタデータに対する処理を実行せず、処理を終了する。
【0082】
ステップS234の判定において、コンテンツの格納が確認された場合には、ステップS235において、対応するメタデータをコンテンツキャッシュの記憶装置のコンテンツ管理部に存在するか否かを検索し、存在する場合は、新たな処理を実行せず、処理終了とする。存在しない場合は、ステップS237に進み、コンテンツ配信管理センターから受信したメタデータ[S4]をキャッシュのコンテンツ管理部に格納し、コンテンツ管理スケジュールを確保する。
【0083】
[コンテンツ管理内容変更]
配信したコンテンツに対しコンテンツ配信サーバ側では必要に応じてコンテンツキャッシュでのコンテンツ管理内容の変更を指示できる。ただし、これはコンテンツキャッシュ側での管理内容の確認日の前に行う必要があり、もしその後であれば元のメタデータに設定したスケジュールに従う。
【0084】
配信されたコンテンツ管理の内容変更に対するメタデータの流れを図19に示す。これは、コンテンツキャッシュに対して配信済みのコンテンツの利用条件等を変更する際、コンテンツキャッシユに送信済みのキャッシュ用メタデータの内容書き換え処理として実行するものである。
【0085】
コンテンツの管理内容を変更する場合、まず、コンテンツ配信サーバ110は、変更内容データを格納したメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータをコンテンツ配信管理センター130に送信し、応答メタデータ[S3]を受信する。さらに、コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツキャッシュ120から管理内容確認メタデータ[S4]=キャッシュ用メタデータを受信し、応答メタデータ[S4]を送信する。
【0086】
このコンテンツの管理内容を変更する処理シーケンスを図20に示す。シーケンス図に従って、コンテンツの管理内容を変更する場合のメタデータ送受信処理について説明する。コンテンツキャッシュは情報の入出力、処理を実行する制御部と、コンテンツ、メタ情報を格納する記憶装置とに区別して示してある、これら双方をコンテンツキャッシュとして示す。また、配信管理センターは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。コンテンツ配信サーバは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、管理内容の変更情報の入力、結果出力を実行するインタフェース(I/F)を区別して示してある。
【0087】
まず、コンテンツ配信サーバにおいて、I/Fを介してコンテンツの管理内容の変更内容を入力すると、制御部において、入力情報に基づく変更内容を持つメタデータを生成する。この処理を図21を参照して説明する。
【0088】
ステップS311において、コンテンツ管理内容の変更要求がインタフェースから入力されると、ステップS312において、変更対象となるメタデータを配信管理データベース112を検索して抽出する。メタデータが存在しない場合は、ステップS313からステップS318に進み、インタフェースに対して管理内容の変更不可であることを通知(表示)する。
【0089】
メタデータが存在する場合は、ステップS314に進み、入力内容に従って管理内容の変更処理を実行する。すなわち、配信管理データベース112を検索して取得したメタデータの書き換え処理を行なう。このメタデータは、図2に示す配信サーバ用メタデータである。例えば状態情報(Conditoion)の値の書き替え等が実行され、ステップS315で書き替えられたメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータを生成する。
【0090】
書き替えられたメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータは、ステップS316で、配信管理データベース112に格納され、さらにステップS317で、コンテンツ配信管理センターに送信される。
【0091】
書き替えられたメタデータ[S3]を受信したコンテンツ配信管理センターの処理を図22を参照して説明する。ステップS321において、メタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバから受信すると、ステップS322において、管理内容変更処理であるか否かが確認され、管理内容変更処理でない場合は、ステップS328のコンテンツ緊急削除処理に進む。この処理については、後段で図29を参照して説明する。
【0092】
ステップS322において、管理内容変更処理であると判定された場合は、ステップS323に進み、配信管理データベース132を検索して、対応メタデータが格納されているか否かを確認し、格納されていない場合は、管理対象メタデータでないと判断し処理を終了する。格納されている場合は、管理対象メタデータであると判断し、ステップS325において、変更内容を反映したメタデータ[S4]=キャッシュ用メタデータを生成して、配信管理データベース132に格納するとともに、ステップS326において、メタデータの状態情報(Condition)の結果情報=1に設定(図3参照)する。さらに、ステップS327において、コンテンツ配信センターに対する応答処理としてメタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバに送信して処理を終了する。
【0093】
次に、コンテンツキャッシュの処理について図23を参照して説明する。コンテンツキャッシュでは、毎日、コンテンツ配信管理スケジュールの確認処理を行なう。ステップS331では、自己のタイマにおいて日付確認を行なった後、ステップS332において、キャッシュのコンテンツ配信管理部を検索して、管理内容確認スケジュール検索処理を実行する。
【0094】
コンテンツ配信管理内容の確認処理対象のメタデータがない場合は、ステップS333から処理終了とする。存在する場合は、ステップS334で、確認済みか否かを判定する。キャッシュ用メタデータは、図3に示すように、状態情報(Condition)中に管理内容確認フラグがあり、このフラグが1であれば確認済みであるので処理を終了し、確認済みでない場合は、ステップS335で、そのメタデータ[S4]=キャッシユ用メタデータをコンテンツ配信管理センターに送信する。
【0095】
メタデータ[S4]をコンテンツキャッシュから受信したコンテンツ配信管理センターの処理を図24を参照して説明する。
【0096】
ステップS341において、メタデータをコンテンツキャッシュから受信すると、ステップS342において、内容変更確認処理か否かの判定がなされ、Noの場合は、ステップS349のコンテンツ緊急削除処理に進む。この処理については、図31を参照して後段で説明する。
【0097】
ステップS342において、内容変更確認処理であると判定すると、ステップS343において、配信管理データベース132の内容変更対象メタデータ検索処理を実行する。メタデータが存在しない場合は、ステップS340に進み、コンテンツキャッシュから受信したメタデータの状態情報(Condition)中の緊急削除=1の設定を実行し、ステップS346においてメタデータ変更処理を行なう。これは、コンテンツ配信管理センターの保持していないメタデータをコンテンツキャッシュ保有しているといった異常事態に対応する措置である。
【0098】
ステップS344において、内容変更対象メタデータが配信管理データベースから抽出された場合は、ステップS345に進み、抽出メタデータの状態情報(Condition)中の確認=1(確認済み)の設定を実行し、配信管理データベースに格納するとともに、コンテンツキャッシュにメタデータ[S4]を送信する。
【0099】
コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S4]を受信したコンテンツキャッシュの処理を図25を参照して説明する。
【0100】
ステップS351で、コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S4]を受信すると、受信メタデータの状態情報(Condition)中の確認=1(確認済み)の設定がなされているか否かを判断し、なされていない場合は、ステップS356のコンテンツ緊急削除処理に進む。この処理については、図30を参照して後段で説明する。
【0101】
メタデータ[S4]の状態情報(Condition)中の確認=1(確認済み)の設定がなされている場合は、ステップS353に進み、キャッシュのコンテンツ配信管理部のデータ検索を実行して対応メタデータの抽出を行なう。抽出失敗の場合(S354でNo)は、ステップS356のコンテンツ緊急削除処理に進む。抽出に成功した場合は、ステップS355において、コンテンツ配信管理センターから受信したメタデータの情報を反映させて、すなわちメタデータの状態情報(Condition)中の確認=1(確認済み)の設定をしたメタデータのキャッシュ格納処理を行なう。
【0102】
[コンテンツ緊急削除]
コンテンツ配信サーバ110は必要に応じて一方的にコンテンツキャッシュ120に格納したコンテンツの削除要求ができる。このコンテンツ配信サーバ110の要求に基づくコンテンツ削除処理において実行されるメタデータの全体的な流れを図26に示す。
【0103】
コンテンツの緊急削除を行なう場合、まず、コンテンツ配信サーバ110は、緊急削除データを格納したメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータをコンテンツ配信管理センター130に送信し、応答メタデータ[S3]を受信する。さらに、コンテンツ配信管理センター130は、コンテンツキャッシュ120から緊急削除メタデータ[S4]=キャッシュ用メタデータを受信し、応答メタデータ[S4]を送信する。
【0104】
このコンテンツの緊急削除処理シーケンスを図27に示す。シーケンス図に従って、コンテンツの緊急削除を実行する場合のメタデータ送受信処理について説明する。コンテンツキャッシュは情報の入出力、処理を実行する制御部と、コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、メタ情報を格納するコンテンツ配信管理部とに区別して示してある、これら双方は記憶部としてのキャッシュであり、制御部を含む全体がコンテンツキャッシュである。また、コンテンツ配信管理センターは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。コンテンツ配信サーバは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、管理内容の変更情報の入力、結果出力を実行するインタフェース(I/F)を区別して示してある。
【0105】
まず、コンテンツ配信サーバにおいて、I/Fを介してコンテンツの緊急削除要求を入力すると、制御部において、入力情報に基づく緊急削除要求メタデータを生成する。この処理を図28を参照して説明する。
【0106】
ステップS411において、コンテンツ緊急削除要求がインタフェースから入力されると、ステップS412において、緊急削除対象となるメタデータを配信管理データベース112を検索して抽出する。メタデータが存在しない場合は、ステップS413からステップS418に進み、インタフェースに対して緊急削除不可であることを通知(表示)する。
【0107】
メタデータが存在する場合は、ステップS414に進み、メタデータ(図2参照)の状態情報(Conditoion)の値、緊急削除=1として設定する。すなわち、配信管理データベース112を検索して取得したメタデータの書き換え処理を行なう。このメタデータは、図2に示す配信サーバ用メタデータである。ステップS415で書き替えられたメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータを生成する。
【0108】
書き替えられたメタデータ[S3]=配信サーバ用メタデータは、ステップS416で、配信管理データベース112に格納され、さらにステップS417で、コンテンツ配信管理センターに送信される。
【0109】
緊急削除=1として設定されたメタデータ[S3]を受信したコンテンツ配信管理センターの処理を図29を参照して説明する。ステップS421において、メタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバから受信すると、ステップS422において、緊急削除処理であるか否かが確認され、緊急削除処理でない場合は、ステップS428のコンテンツ配信処理に進む。この処理については、先に図17を参照して説明した通りである。
【0110】
ステップS422において、緊急削除処理であると判定された場合は、ステップS423に進み、配信管理データベース132を検索して、対応メタデータが格納されているか否かを確認し、格納されていない場合は、ステップS424からS429に進み、コンテンツ配信サーバからの受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=0として、S430で、メタデータをコンテンツ配信サーバに返す。
【0111】
ステップS424の判定がYesであり、対応メタデータがデータベースから抽出された場合は、ステップS425において、メタデータ[S4]=キャッシュ用メタデータ(図3参照)の状態情報(Conditoion)の値、緊急削除=1として設定して、ステップS426で配信管理データベース132に格納するとともに、ステップS427において、コンテンツキャッシュにメタデータ[S4]を送信して処理を終了する。
【0112】
次に、コンテンツキャッシュの処理について図30を参照して説明する。コンテンツキャッシュは、ステップS441で、メタデータ[S4]をコンテンツ配信管理センターから受信すると、ステップS442で、緊急削除処理か否かを判定し、緊急削除処理でない場合は、ステップS451に進み、コンテンツ配信処理における処理を実行する。この処理は、先に図18を参照して説明した通りである。
【0113】
ステップS442で、緊急削除処理であると判定すると、ステップS443で緊急削除対象のコンテンツをキャッシユのコンテンツ格納部から、受信メタデータ[S4]に基づいて検索する。コンテンツが存在しない場合は、ステップS444からステップS452に進み、受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=0として、S453で、メタデータをコンテンツ配信管理センターに返す。
【0114】
コンテンツがキャッシュから取り出された場合は、ステップS445において、コンテンツを削除し、ステップS446で対応メタデータをキャッシュから取り出す。メタデータが取得された場合は、ステップS447からステップS448に進み、メタデータを削除し、ステップS449において、受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=1として、S450で、メタデータ[S4]をコンテンツ配信管理センターに返す。ステップS446で対応メタデータをキャッシュから取り出せなかった場合、すなわちメタデータが存在しなかった場合は、メタデータ削除処理は実行せず、ステップS449において、受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=1として、S450で、メタデータ[S4]をコンテンツ配信管理センターに返す。
【0115】
次に、メタデータ[S4]をコンテンツキャッシュから受信したコンテンツ配信管理センターの処理について、図31を参照して説明する。
【0116】
コンテンツ配信管理センターは、ステップS461で、メタデータ[S4]をコンテンツキャッシユから受信すると、ステップS462で、緊急削除処理か否かを判定し、緊急削除処理でない場合は、ステップS468に進み、予定どおりのコンテンツ削除処理における処理を実行する。この処理は、図36を参照して後段で説明する。
【0117】
ステップS462で、緊急削除処理であると判定すると、ステップS463で受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=1の設定か否かを判定する。結果=1でない場合は、ステップS467で、先にコンテンツ配信センターから受信したメタデータ[S3]を処理結果=0として送信する。
【0118】
ステップS463で受信メタデータの状態情報(Condition)の結果=1の設定であると判定すると、ステップS464に進み、対応メタデータを配信管理データベースから抽出する検索処理を実行する。メタデータが存在した場合は、ステップS466でメタデータの削除処理を実行し、ステップS467で、先にコンテンツ配信センターから受信したメタデータ[S3]を処理結果=1として送信する。メタデータが存在しなかった場合は、ステップS466でのメタデータの削除処理を実行せず、ステップS467で、先にコンテンツ配信センターから受信したメタデータ[S3]を処理結果=1として送信する。
【0119】
次に、コンテンツ配信管理センターからメタデータ[S3]を受信したコンテンツ配信サーバの処理を図32を参照して説明する。
【0120】
ステップS471において、メタデータ[S3]を受信すると、ステップS472において、緊急削除処理であるか否かを判定し、緊急削除でない場合は処理を終了し、緊急削除である場合は、ステップS473において配信管理データベース112を検索して対応メタデータを抽出する。存在した場合は、抽出メタデータをステップS475において削除し処理を終了し、存在しなかった場合は、削除を実行せず処理を終了する。
【0121】
[コンテンツ通常削除処理]
上述の処理は、コンテンツ配信サーバ110による一方的なコンテンツの削除処理であるが、コンテンツキャッシュ120に格納されたコンテンツは対応するメタデータに基づいて自動的に削除される。以下、このコンテンツ通常削除処理について説明する。コンテンツ通常削除処理において実行されるメタデータの全体的な流れを図33に示す。
【0122】
コンテンツの通常削除を行なう場合、コンテンツキャッシュはキャッシュ用メタデータの格納データ[管理実行日](図3参照)に基づいてコンテンツ削除を実行し、削除したコンテンツに対応するメタデータ[S4]をコンテンツ配信管理センターに送信し、コンテンツ配信管理センターが所定の処理を実行して、結果メタデータ[S3]をコンテンツ配信サーバに送信する。
【0123】
このコンテンツの通常削除処理シーケンスを図34に示す。シーケンス図に従って、コンテンツの緊急削除を実行する場合のメタデータ送受信処理について説明する。コンテンツキャッシュは情報の入出力、処理を実行する制御部と、コンテンツを格納するコンテンツ格納部と、メタ情報を格納するコンテンツ配信管理部とに区別して示してある、これら双方は記憶部としてのキャッシュであり、制御部を含む全体がコンテンツキャッシュである。また、コンテンツ配信管理センターは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、配信管理データベースを区別して示してある。コンテンツ配信サーバは、情報の入出力、処理を実行する制御部と、管理内容の変更情報の入力、結果出力を実行するインタフェース(I/F)を区別して示してある。
【0124】
まず、コンテンツキャッシュにおいて、通常のコンテンツ配信管理として実行されるスケジュール検索が実行される。これは、コンテンツキャッシュのメタデータに基づく管理として定期的に例えば毎日実行される。このスケジュール検索により、削除対象のコンテンツが検索された場合は、通常削除処理が実行される。コンテンツキャッシュは、キャッシュ用メタデータをコンテンツに対応させてコンテンツ配信管理データとして格納している。
【0125】
キャッシュ用メタデータは、先に図3を参照して説明した通りのデータを持ち、その中の[管理実行日]がコンテンツ削除日を示しており、スケジュール検索処理日以前の管理実行日を持つメタデータに対応するコンテンツが削除される。
【0126】
図35を参照してコンテンツキャッシユにおいて実行されるコンテンツ通常削除処理について説明する。コンテンツキャッシュでは、定期的に、例えば毎日、コンテンツ管理スケジュールの確認処理を行なう。ステップS511では、自己のタイマにおいて日付確認を行なった後、ステップS512において、キャッシュのコンテンツ管理部を検索して、削除スケジュール検索処理を実行する。これは、キャッシュ用メタデータ(図3参照)の中の[管理実行日]がスケジュール検索処理日以前のデータがあるか否かを検索する処理として実行される。
【0127】
該当メタデータがない場合は、ステップS513から処理終了となる。存在する場合は、ステップS514で、抽出メタデータに対応するコンテンツを検索する。対応コンテンツがある場合は、ステップS516でコンテンツ削除処理を実行し、ステップS517で抽出したメタデータを削除する。コンテンツが存在しない場合は削除ステップを飛ばし、ステップS517に進み、抽出したメタデータの対応メタデータの削除処理を実行する。
【0128】
抽出したメタデータは、一時的にメモリに格納し、ステップS518においてメタデータの状態情報(Condition)の項目[削除]=1の設定を行ない、ステップS519においてコンテンツ配信管理センターにメタデータ[S4]の送信を実行する。
【0129】
次に、メタデータ[S4]をコンテンツキャッシュから受信したコンテンツ配信管理センターの処理について図36を参照して説明する。
【0130】
ステップS521において、メタデータ[S4]をコンテンツキャッシュから受信すると、ステップS522において、メタデータの項目[削除]=1であるか否かを判定し、Noである場合は、ステップS527において、コンテンツキャッシュに削除処理を要求する。
【0131】
ステップS522において、メタデータの項目[削除]=1である場合は、ステップS523に進み、配信管理データベース132において対応メタデータの検索を実行する。存在した場合はステップS525で、対応メタデータを削除し、ステップS526でコンテンツ配信サーバに対して結果メタデータ[S3]を送信する。配信管理データベースに対応メタデータが存在しなかった場合は、対応メタデータの削除処理は飛ばして、コンテンツ配信サーバに対して結果メタデータ[S3]を送信する。
【0132】
次に、コンテンツ配信管理センターから結果メタデータ[S3]を受信したコンテンツ配信サーバの処理を図37を参照して説明する。
【0133】
ステップS531において、コンテンツ配信管理センターから結果メタデータ[S3]を受信すると、ステップS532において、メタデータの項目[削除]=1であるか否かを判定し、Noである場合は、ステップS536において、コンテンツ配信管理センターに削除処理を要求する。
【0134】
ステップS532において、メタデータの項目[削除]=1であると判定すると、ステップS533に進み、配信管理データベース112において対応メタデータの検索を実行する。存在した場合はステップS535で、対応メタデータを削除する。配信管理データベースに対応メタデータが存在しなかった場合は、対応メタデータの削除処理は飛ばして処理を終了する。
【0135】
[ポータルサイトを介したコンテンツ取得処理]
次に、図38、図39を参照して、コンテンツキャッシュ120に対応するユーザがポータルサイトにアクセスして任意のコンテンツをコンテンツキャッシュ120から取得する処理について説明する。
【0136】
図38は、コンテンツ配信サーバ110、コンテンツキャッシュ120、コンテンツ配信管理センター130、ユーザの利用する端末140、ポータルサイト150との各構成要素におけるデータの流れを説明する図であり、図39は、この処理の処理シーケンスを説明する図である。
【0137】
まず、コンテンツ配信サーバ110は、配信管理センターに対してコンテンツ配信セッション開始要求を送信し、応答メッセージを受信した後、セッションを確立して、コンテンツキャッシュに対してコンテンツを配信し、格納する。このように、コンテンツキャッシュに対するコンテンツ格納処理は、コンテンツ配信サーバが主導的に実行する。ただし、コンテンツ配信サーバは、コンテンツ配信管理センターの許諾に基づいて、コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行する。
【0138】
さらに、コンテンツ配信サーバは、配信サーバ用メタデータを生成して、コンテンツ配信管理レンター130に送信する。配信サーバ用メタデータは、先に図2を参照して説明したデータ構成を持つ。コンテンツ配信管理センター130は配信サーバ用メタデータをコンテンツ配信サーバから受信すると、受信データに基づいてキャッシュ用メタデータを生成する。キャッシュ用メタデータは、先に図3を参照して説明したデータ構成を持つ。このキャッシュ用メタデータは、コンテンツ配信管理センター130の配信管理データベースに格納されるとともに、コンテンツ配信先のコンテンツキャッシュ120に送信され、コンテンツ配信サーバ110の送信したコンテンツに対応付けられてコンテンツキャッシュ120に格納される。
【0139】
その後、ユーザが端末140を使用してポータルサイト150にアクセスし、任意のコンテンツを指定してコンテンツ取得要求を実行すると、ポータルサイト150の提供する画面のコンテンツ取得情報にリンクしたコンテンツ格納キャッシュ120から端末140に対してコンテンツがロードされる。
【0140】
このように、コンテンツ配信サーバが主導的にユーザ対応のコンテンツキャッシュにコンテンツを送信し、格納することが可能となり、また、コンテンツ配信サーバが主導的にコンテンツキャッシュに格納したコンテンツの削除を実行することができ、一方、ユーザは、コンテンツキャッシュから直接コンテンツを取得することができ、コンテンツ配信サーバとのセッションを確立することなくコンテンツの入手が可能となる。ユーザに対応して設定されるコンテンツキャッシュは、ユーザー領域と公衆網との境界であるアクセスネットワークのユーザの一番近い場所、例えばxDSLルーターやモデムと同じ場所に設置されるので、コンテンツキャッシュからユーザ端末へのコンテンツダウンロードは、インターネット等の公衆網の負荷を大きくすることなく実行可能となる。
【0141】
[各機器の構成]
上述の実施例において説明したコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信管理センター、コンテンツキャッシュを構成する情報処理システム構成例について、図40の構成図を参照して説明する。コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信管理センター、コンテンツキャッシュを構成する情報処理システムは、例えば通信処理機能を持つPC等によって構成され、データ格納手段として、例えばハードディスク、DVD等の記憶手段を有する構成によって実現可能である。
【0142】
図40に、制御手段としてCPU(Central processing Unit)を備えた情報処理システム例を示す。なお、図40に示す構成例は1つの例であり、各機器は、ここに示すべての機能を必ずしも備えることが要求されるものではない。
【0143】
図40に示す構成について説明する。CPU(Central processing Unit)4001は、各種実行プログラム、OS(Operating System)を実行するプロセッサである。ROM(Read-Only-Memory)4002は、CPU4001が実行するプログラム、あるいは演算パラメータとしての固定データを格納する。RAM(Random Access Memory)4003は、CPU4001の処理において実行されるプログラム、およびプログラム処理において適宜変化するパラメータの格納エリア、ワーク領域として使用される。
【0144】
HDD4004はハードディスクの制御を実行し、ハードディスクに対する各種データ、プログラムの格納処理および読み出し処理を実行する。暗号処理手段4005は、送信データの暗号処理、復号処理、認証処理等を実行する。コンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信管理センター、コンテンツキャッシュ間ではユーザ情報、コンテンツ情報等、秘匿すべき情報がネットワークによって送受信されるため、必要に応じて暗号処理が実行される。なお、ここでは、暗号処理手段を個別モジュールとした例を示したが、このような独立した暗号処理モジュールを設けず、例えば暗号処理プログラムをROM4002に格納し、CPU4001がROM格納プログラムを読み出して実行するように構成してもよい。メモリ(セキュアモジュール)4006は例えば耐タンパ構造を持つメモリとして構成され、暗号処理に必要な鍵データ、アクセス許可書の格納領域として使用可能である。なお、これらのデータは、他のメモリ領域、記憶媒体に格納することも可能である。
【0145】
バス4021はPCI(Peripheral Component Internet/Interface)バス等により構成され、各モジュール、入出力インタフェース4022を介した各入手力装置とのデータ転送を可能にしている。
【0146】
入力部4011は、例えばキーボード、ポインティングデバイスを含む入力部である。キーボードやマウス等を介して入力部4011が操作された場合、あるいは、通信部4013からのデータを受信した場合などにCPU4001に指令が入力され、ROM(Read Only Memory)4002に格納されているプログラムを実行する。出力部4012は、例えばCRT、液晶ディスプレイ等であり、各種情報をテキストまたはイメージ等により表示する。
【0147】
通信部4013はコンテンツ配信サーバ、コンテンツ配信管理センター、コンテンツキャッシュ間の通信処理を実行し、CPU4001の制御の下に、各記憶部から供給されたデータ、あるいはCPU4001によって処理されたデータ、暗号化されたデータ等を送信したり、他エンティテイからのデータを受信する処理を実行する。
【0148】
ドライブ4014は、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体4015の記録再生を実行するドライブであり、各リムーバブル記録媒体4015からのプログラムまたはデータ再生、リムーバブル記録媒体4015に対するプログラムまたはデータ格納を実行する。
【0149】
各記憶媒体に記録されたプログラムまたはデータを読み出してCPU4001において実行または処理を行なう場合は、読み出したプログラム、データは入出力インタフェース4022、バス4021を介して例えば接続されているRAM4003に供給される。
【0150】
なお、明細書中において説明したシステムの各処理方法、およびシステム全体のコンテンツ管理方法はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、又は各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、フレキシブルディスクやCD−ROM等のプログラム読み取り可能な記録媒体にプログラムを格納して提供してもよいし、インターネットなどの通信網を介してプログラムをダウンロードしてもよい。
【0151】
具体的には、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0152】
また、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
【0153】
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0154】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0155】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本発明の構成によれば、ネットワークを介するコンテンツ配信におけるコンテンツ管理をコンテンツ配信側の生成したコンテンツに対応する配信側メタデータに基づいて生成するキャッシュ用メタデータによって行う構成としたので、ネットワーク上の流通コンテンツの管理をコンテンツ配信側の主導で行うことが可能となる。例えばコンテンツキャッシュにおける格納期限等の管理をコンテンツに対応するメタデータに基づいて行ない、期限に基づくコンテンツキャッシュからのコンテンツ削除処理をコンテンツ配信側の主導で行うことが可能となる。
【0156】
また、本発明の構成によれば、大容量のコンテンツキャッシュをユーザ端末の近隣に配置することにより、自己のPC端末等における記憶手段の容量アップを図る必要がなく、例えば、動画等の大容量コンテンツのコンテンツキャッシュへの配信を予め実行することにより、コンテンツキャッシュからユーザ端末に対するデータの直接ダウンロードが可能となり、ダウンロード処理時のネットワーク・トラフィックの混雑等によるデータ転送の遅延、パケットロス等の問題が解消される。
【0157】
また、本発明の構成によれば、コンテンツキャッシュに格納したコンテンツ毎の管理を、各コンテンツに対応して生成するメタデータに基づいて実行するとともに、緊急削除等の臨時的なコンテンツ管理もコンテンツ配信管理センター経由で実行可能な構成としたので、コンテンツ管理における動的な状況確認及び管理実行が可能となる。
【0158】
また、本発明の構成によれば、コンテンツ配信サーバが主導的にユーザ対応のコンテンツキャッシュにコンテンツを送信して格納することが可能となり、ユーザは、コンテンツキャッシュから直接コンテンツを取得することができ、コンテンツ配信サーバとのセッションを確立することなくコンテンツの入手が可能となる。ユーザに対応して設定されるコンテンツキャッシュを、ユーザー領域と公衆網との境界であるアクセスネットワークのユーザの一番近い場所、例えばxDSLルーターやモデムと同じ場所に設置する構成とすることにより、コンテンツキャッシュからユーザ端末へのコンテンツダウンロードは、インターネット等の公衆網の負荷を大きくすることなく実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ配信管理システムのシステム概要を示す図である。
【図2】本発明のコンテンツ配信管理システムにおける配信サーバ用メタデータ構成例を示す図である。
【図3】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるキャッシュ用メタデータ構成例を示す図である。
【図4】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツキャッシュからのコンテンツ要求時におけるコンテンツキャッシュの処理例を示す図である。
【図5】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツキャッシュからのコンテンツ要求時におけるコンテンツ配信管理センターの処理例を示す図である。
【図6】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツキャッシュからのコンテンツ要求時におけるコンテンツ配信サーバの処理例を示す図である。
【図7】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツキャッシュからのコンテンツ要求時における全体処理例を示す図である。
【図8】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるメタデータ処理例を示す図である。コンテンツ配信サーバからコンテンツキャッシュへの
【図9】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツキャッシュからのコンテンツ要求時におけるメタデータの処理例を示す図である。
【図10】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時の全体処理シーケンスを示す図である。
【図11】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツキャッシュの処理フローを示す図である。
【図12】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツ配信管理センターの処理フローを示す図である。
【図13】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツ配信サーバの処理フローを示す図である。
【図14】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のメタデータの流れを示す図である。
【図15】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のメタデータの流れを示すシーケンス図である。
【図16】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツ配信サーバのメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図17】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツ配信管理センターのメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図18】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信時のコンテンツキャッシュにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図19】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のメタデータの流れを示す全体図である。
【図20】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のメタデータの流れを示す全体シーケンス図である。
【図21】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のコンテンツ配信サーバにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図22】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のコンテンツ配信管理センターにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図23】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のコンテンツキャッシュにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図24】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のコンテンツ配信管理センターにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図25】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ管理内容変更時のコンテンツキャッシュにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図26】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のメタデータ処理を説明する全体図である。
【図27】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のメタデータ処理を説明する全体シーケンス図である。
【図28】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のコンテンツ配信サーバにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図29】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のコンテンツ配信管理センターにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図30】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のコンテンツキャッシュにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図31】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のコンテンツ配信管理センターにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図32】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ緊急削除時のコンテンツ配信サーバにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図33】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ通常削除時のメタデータ処理を説明する全体図である。
【図34】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ通常削除時のメタデータ処理を説明する全体シーケンス図である。
【図35】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ通常削除時のコンテンツキャッシュにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図36】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ通常削除時のコンテンツ配信管理センターにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図37】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ通常削除時のコンテンツ配信サーバにおけるメタデータ処理を説明するフロー図である。
【図38】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるユーザによるコンテンツ取得処理を説明する図である。
【図39】本発明のコンテンツ配信管理システムにおけるユーザによるコンテンツ取得処理を説明するシーケンス図である。
【図40】本発明のコンテンツ配信管理システムにおける各情報処理機器の構成例を示す図である。
【符号の説明】
110 コンテンツ配信サーバ
111 コンテンツデータベース
112 配信管理デセータベース
115 配信サーバ用メタデータ
120 コンテンツキャッシュ
121 キャッシュ
125 キャッシュ用メタデータ
130 コンテンツ配信管理センター
131 コンテンツ管理データベース
132 配信管理データベース
133 ユーザデータベース
4001 CPU
4002 ROM
4003 RAM
4004 HDD
4005 暗号処理手段
4006 メモリ
4011 入力部
4012 出力部
4013 通信部
4014 ドライブ
4015 リムーバブル記憶媒体
4021 バス
4022 入出力インタフェース

Claims (22)

  1. ネットワークを介して配信するコンテンツの管理を実行するコンテンツ配信管理システムであり、
    コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、
    前記コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納する記憶手段を有し、コンテンツ利用ユーザに対応して設置されたコンテンツキャッシュと、
    前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツキャッシュへの配信コンテンツの管理データを保有するコンテンツ配信管理センターと、を有し、
    前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに対する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを生成し、前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、前記配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信する構成を有し、
    前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータを、前記コンテンツ配信サーバから受信するコンテンツに対応付けて記憶手段に格納し、前記キャッシュ用メタデータに含まれるコンテンツ管理情報に従ったコンテンツ管理を実行する構成を有し、
    前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、
    前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理する構成であることを特徴とするコンテンツ配信管理システム。
  2. 前記コンテンツ配信サーバの生成する配信サーバ用メタデータ、および、前記コンテンツ配信管理センターが生成し、前記コンテンツキャッシュに送信するキャッシュ用メタデータには、コンテンツキャッシュに格納したコンテンツの削除実行日データが格納され、
    前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータの削除実行日データに基づくコンテンツ削除処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  3. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの管理情報変更用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  4. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの緊急削除処理を要求する緊急削除処理用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信する構成を有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信する構成を有し、
    前記コンテンツキャッシュは、前記緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータに基づくコンテンツの削除処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  5. 前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信する構成を有し、前記コンテンツ配信サーバは、該コンテンツ送信要求に基づいて、前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  6. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツ配信管理センターの許諾に基づいて前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行する構成を有し、
    コンテンツ利用ユーザからのコンテンツ配信要求を受信するポータルサイトにリンクされたコンテンツキャッシュからユーザ端末に対するコンテンツ送信を実行する構成を有することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  7. 前記コンテンツキャッシュは、コンテンツ利用ユーザに対応してネットワーク上に複数設置されるキャッシュであり、データ通信ネットワークにおけるユーザ領域と公衆通信網との境界領域に配置された構成であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信管理システム。
  8. ネットワークを介して配信するコンテンツの管理を実行するコンテンツ配信管理システムにおけるコンテンツ配信管理方法であり、
    コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバにおいて、
    コンテンツ利用ユーザに対応して設置されたコンテンツキャッシュに対してコンテンツを配信するとともに、配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを生成し、コンテンツ配信管理センターに送信するステップと、
    前記コンテンツ配信管理センターにおいて、
    前記配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信するステップと、
    前記コンテンツキャッシュにおいて、
    前記キャッシュ用メタデータを、前記コンテンツ配信サーバから受信するコンテンツに対応付けて記憶手段に格納し、前記キャッシュ用メタデータに含まれるコンテンツ管理情報に従ったコンテンツ管理を実行するステップを有し、
    前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、
    前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを実行することを特徴とするコンテンツ配信管理方法。
  9. 前記コンテンツ配信サーバの生成する配信サーバ用メタデータ、および、前記コンテンツ配信管理センターが生成し、前記コンテンツキャッシュに送信するキャッシュ用メタデータには、コンテンツキャッシュに格納したコンテンツの削除実行日データが格納され、
    前記コンテンツキャッシュは、前記キャッシュ用メタデータの削除実行日データに基づくコンテンツ削除処理を実行することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信管理方法。
  10. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの管理情報変更用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信管理方法。
  11. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツキャッシュに格納済みのコンテンツの緊急削除処理を要求する緊急削除処理用メタデータを前記コンテンツ配信管理センターに送信し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信し、
    前記コンテンツキャッシュは、前記緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータに基づくコンテンツの削除処理を実行することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信管理方法。
  12. 前記コンテンツ配信管理センターは、前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信し、
    前記コンテンツ配信サーバは、該コンテンツ送信要求に基づいて、前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信管理方法。
  13. 前記コンテンツ配信サーバは、前記コンテンツ配信管理センターの許諾に基づいて前記コンテンツキャッシュに対するコンテンツ配信処理を実行し、
    コンテンツ利用ユーザからのコンテンツ配信要求を受信するポータルサイトにリンクされたコンテンツキャッシュからユーザ端末に対するコンテンツ送信を実行することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ配信管理方法。
  14. ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理を実行する情報処理装置であり、
    前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツキャッシュへの配信コンテンツの管理データを保有する記憶手段と、
    前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信し、該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成し、コンテンツ管理情報として保持するとともに、前記コンテンツキャッシュに送信する処理を実行する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
    前記コンテンツ配信管理センターは、
    前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  15. 前記情報処理装置は、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行する構成であることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記情報処理装置は、
    前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信する構成であることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記情報処理装置は、
    前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信する構成を有することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理を情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信するステップと、
    該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成するステップと、
    前記キャッシュ用メタデータをコンテンツ管理情報として記憶手段に格納するステップと、
    前記キャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュに送信するステップを有し、
    前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
    前記情報処理装置は、さらに、
    前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを実行することを特徴とする情報処理方法。
  19. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記コンテンツ配信サーバから受信したコンテンツ管理情報変更用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに格納済みのキャッシュ用メタデータの変更処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
  20. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記コンテンツ配信サーバから受信した緊急削除処理用メタデータに基づいて、前記コンテンツキャッシュに対して、コンテンツの緊急削除処理要求キャッシュ用メタデータを送信するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
  21. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記コンテンツキャッシュからのコンテンツ要求を受信し、該受信コンテンツ要求に基づいて、コンテンツ配信先としてのコンテンツキャッシュ・アドレスを格納したコンテンツ送信要求を前記コンテンツ配信サーバに送信するステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
  22. ネットワークを介してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバからの配信コンテンツを格納するコンテンツキャッシュとの間で転送されるコンテンツ管理処理を情報処理装置において実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    前記コンテンツ配信サーバの生成する配信コンテンツの管理情報としての配信サーバ用メタデータを受信するステップと、
    該配信サーバ用メタデータに基づいてキャッシュ用メタデータを生成するステップと、
    前記キャッシュ用メタデータをコンテンツ管理情報として記憶手段に格納するステップと、
    前記キャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュに送信するステップを有し、
    前記配信サーバ用メタデータ、および前記キャッシュ用メタデータは、前記コンテンツ配信サーバによって要求される配信コンテンツの管理内容変更および削除要求に対する処理状態を記録するコンテンツ状態情報記録フィールドを有し、
    前記コンピュータ・プログラムは、さらに、
    前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録した配信サーバ用メタデータを前記コンテンツ配信サーバと送受信し、前記コンテンツ状態情報記録フィールドに処理状態情報を記録したキャッシュ用メタデータを前記コンテンツキャッシュと送受信して、前記コンテンツ配信サーバからの処理要求の実行状態を管理するステップを有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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