JP4253772B2 - 風向変更装置及びこれを使用した空気調和機の室内機 - Google Patents

風向変更装置及びこれを使用した空気調和機の室内機 Download PDF

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本発明は、風向変更装置及びこの風向変更装置を吹出口に設置した空気調和機の室内機に関するものである。
従来の空気調和機の風向変更装置は、複数の左右風向変更板を少なくとも左右の二群に分割して、その各群の左右風向変更板を、モータなどからなる駆動装置を連係したモータロッドと隣り合って互いの両端が伸縮可能な連結部により連結されるルーバロッドとで、周期的に回動するように連結していた(例えば、特許文献1参照)。
また、左右ベーンを取付けた中央で二つに分割したベーンベースが、両端部で枠体にベーンベース係止ピンで回動可能に留められ、運転中はベーンベースは枠体のくぼみに自身の弾性により面で押付けられているが、分解するときは中央部でこの嵌めあいをはずし両側の端の方向へ可動させていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−227247号公報(第3頁〜第5頁、図2〜図7) 特開2001−324161号公報(第5頁、図5、図6)
しかしながら、従来のこれらの風向変更装置は、左右風向変更板(左右ベーン)の向きの変更にモータなどからなる駆動装置を使用していた。そこで、モータ等の駆動装置使用により小型化が困難であり設置スペースの制約が課されていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、清掃のために吹出口を開放でき、小型形状で設置スペースの制約を受け難い風向変更装置及びこの風向変更装置を設置した空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
また、吹出口を開放する状態と風向変更状態との移行がスムーズな風向変更装置及びこの風向変更装置を設置した空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
また、風向変更の容易な風向変更装置及びこの風向変更装置を設置した空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
また、風路抵抗を大きくしない風向変更装置及びこの風向変更装置を設置した空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
本発明の風向変更装置は、複数の板状のフラップを該フラップのそれぞれのフラップベース接続部により面上に回転可能に立設させた2分割の板状のフラップベースと、この2分割のフラップベースが長手方向に直列に配列する閉状態及び該閉状態からそれぞれの中央側の端部が開く開状態を形成する開閉手段と、フラップベース上の複数のフラップを連結し、複数の立設フラップの向きを規制する連結手段と、2分割のフラップベースの閉状態で、スライド移動により連結手段に作用し、フラップベースの面上に立設する複数のフラップの向きを変更するフラップ向き変更手段とを備え、フラップ向き変更手段は、フラップのフラップ向き変更方向にスライド移動する板状のスライダーに、2分割のフラップベースのそれぞれの中央部側に位置する1個の前記フラップのスライダ接続部を着脱可能に接続したものである。
本発明の風向変更装置は、空気調和機の室内機の吹出口に取付け、室内機運転停止時に、開閉手段により2分割のフラップベースを開き吹出口を開放し、内部の清掃を可能とするとともに、室内機運転時には、フラップ向き変更手段によりフラップの向きを変更し、吹出し風向を変更可能である。フラップ向き変更手段は、スライド移動に基づくものであり、モータなどの駆動装置がなくても手動で変更可能であり、そのため本風向変更装置は、小型形状にでき設置スペースの制約が受け難いという効果がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の風向変更装置を使用する空気調和機の室内機を示す断面図であり、図2は、同じく、室内機の吹出口に設置した風向変更装置の左右のフラップベースを開いた状態を示す図であり、図3は、同じく、フラップベースを開閉可能に設置することを説明する説明図であり、図4は、同じく、ドレンパン面上に開閉可能に設置した左右のフラップベースを示す設置面側から見た平面図であり、図5は、同じく、風向変更装置の組立を説明する説明図であり、図6は、同じく、風向変更装置の左右のフラップ、連結棒、左右のフラップベース、スライダー等の関係を示す要部断面図であり、図7は、同じく、スライダーのスライド幅、隔壁で形成される凹部及びフラップの最大振り角度等の関係を説明する説明図であり、図8は、同じく、スライダーのスライド移動を説明する要部断面図である。
これらの図において、空気調和機の室内機1は、内部に熱交換器2、ファン9(例えば、ラインフローファン)を有し、ファン9により前面及び/又は上面に設けた吸込口(図示省略)から吸込んだ空気を熱交換器2で加熱または冷却し、前面下部の吹出口に設けた風向変更装置である左右風向変更装置3により所望の向きにしたフラップ4の向きに温調後の空気を吹出す。なお、熱交換器2の下部にはドレン水を受けるドレンパン7を設置する。
本例では風向変更装置として、室内機の正面側から見て左右方向に開口する吹出口の吹出し空気を左右に風向変更する左右風向変更装置3の例を説明する。左右風向変更装置3は、複数のフラップ4をそれぞれの面上に平行に立設させた2分割のフラップベース6と、このフラップベース6上に立設させたフラップ4の向きを変更するスライダー8とを、空気調和機の室内機の吹出口近傍の室内機本体側の設置部、本例ではドレンパン7を取付部として取付けたものである。
図4により、これらのフラップ4、フラップベース6、スライダー8等の取付部上の概略の配置関係を説明する。
ドレンパン7を取付部とし、この吹出口側の面上にこれらの部品を配置、取付ける。
設置面側(吹出口側)から見てドレンパン7の長手方向の中央部に凹部7d(図7参照)を設け、この凹部7dに長形の板状体であるスライダー8を長手方向に左右にスライド可能に設置する。スライダー8の長手方向は、ドレンパン7の長手方向である。
そして、ドレンパン7の長手方向の左右の両端部側に、それぞれ長形で矩形の板状体であるフラップベース6を設置する。フラップベース6の長手方向もドレンパン7の長手方向とする。これら左右のフラップベース6のそれぞれの面上には、複数の小板状体であるフラップ4が平行に立設されている。そして、それぞれのフラップベース6上で、複数のフラップ4は一端が連結手段である連結棒5により連結されている。
また、左右のフラップベース6は、それぞれの左右側の端部に設けた回転穴6cにドレンパン7に立設した保持軸7bを挿入して回転可能にドレンパン7に取付けられる。このように左右のフラップベース6は、2分割のフラップベース6として、それぞれ保持軸7bを中心にして、長手方向に直列に配列する閉状態及び該閉状態からそれぞれの中央側の端部が開く開状態を形成するようにドレンパン7面上をスライド回転する。ここで、ドレンパン7に立設した保持軸7b、フラップベース6の端部に設けた回転穴6c等がフラップベース6の開閉手段である。
そして、閉状態においては、フラップベース6に設けた固定穴6dにドレンパン7面上に設けた突起部7aがスライド着脱可能に嵌まり込むことにより固定される(図3、4参照)。このとき、図4の一点鎖線で示すように、スライド面上のスライダー8を覆い、運転時における吹出口近傍の風路の凸形状等の風路抵抗を減少する。この閉状態において、2分割のフラップベース6に立設されたそれぞれのフラップ4は、後述するように図4のスライダー8が左右にスライド移動することにより、それぞれのフラップ4を連結する連結棒に作用し、全てのフラップ4を同時に左右同方向に向きを変更する。
開状態においては、図2に示すように、吹出口が開放され、フラップ4、フラップベース6、及び室内機の内部の清掃等が容易となる。
図5、図6により、これらの部品の取付部であるドレンパン7への取付を詳細に説明する。
スライダー8は長手方向である左右方向にスライド移動するが、このスライダー8はドレンパン7に設けた凹部7d(図7参照)に配置され、この凹部7dの面とスライダー8のスライド方向に直交する両端部を支持するようにドレンパン7に設けたフック7cとによりスライド可能に保持される。本例ではフック7cは、スライダー8の左右の端部側のスライド方向と平行な2端部と、中央部にスライド方向に平行に設けたスライド溝部8dとにフック7cを設置し、2端部の2個のフック7cとスライド溝部8dのフック7cとでスライダー8を挟むようにする。かくして、スライダー8は、凹部7dの面と3個のフック7cにより左右方向にスライド移動可能に保持される。
このとき、スライダー8のスライド移動を容易にするために図8のスライド方向から見た断面図に示すように、スライダー8と凹部7dの面、フック7cとの接触部は、凸部(線状凸部)8aによる点接触及び/又は線接触とするのが望ましい。
また、スライダー8の両端部の面には、ガイド壁8bにより形成された扇状の凹部とその頂点の直線状の溝部8cが形成される。扇状の凹部は、開状態にあるフラップベース6側に広がり開口する。また、直線状の溝部8cは、後述のスライダ接続部4aを保持する保持部であり、スライダー8の扇状の凹部の頂点で、スライダ接続部4aの対応部に設ける。
フラップ4は、小板状体の縁部から面に平行にフラップベース接続部4bを突出させ、これを対応するフラップベース6の面上に設けたフラップ軸6aに回転可能に取付ける。左右のフラップベース6のそれぞれに所定数のフラップ4を等間隔に取付ける。
また、フラップベース接続部4bに対して、フラップ4の一方側の縁部から同じく面に平行に連結接続部4cを突出させ、対応する連結棒5の連結穴5aに挿入固定する。左右のフラップベース6のそれぞれのフラップ4を全てそれぞれの連結棒に同様に連結する。
さらに、左右のフラップベース6の複数のフラップ4のうち、最も中央側のフラップ4には、フラップベース接続部4bに対して、フラップ4の他方側(反対側)の縁部から面に平行にスライダ接続部4aを突出させ、フラップベース穴6bを貫通させ、スライダー8の溝部8cに挿入させ、保持させる。ここに、フラップベース穴6bはフラップベース6の長手方向の長穴であり、かつ、フラップベース接続部4bを回転中心とした円弧の一部を形成する。
ここで、フラップ向き変更手段は、スライダー8及びスライダー8の保持部8cに保持されるスライダ接続部4a等である。
次に、本風向変更装置の動作について説明する。
風向変更装置は、2分割のフラップベース6が長手方向に直列に配列する閉状態において、例えば、手動によりフラップ4の向きを左又は右に向けることによりスライダー8が対応して右又は左方向にスライド移動し、これに伴いスライダー8の溝部8cに保持されたフラップ4のスライダ接続部4aがフラップ4をフラップベース接続部4bを中心に回転させ、この回転により連結棒5に連結された全てのフラップ4に同様の回転を生じさせる。もう一方のフラップベース接続部4bも同様にフラップ4に回転を生じさせる。このようにスライダー8のスライド移動により対応する左右の向きと大きさに全フラップ4が同時に一体に向きを変更する。
この際、フラップ4のフラップベース接続部4bを中心とした回転は、スライダ接続部4aが、フラップベース接続部4bを回転中心とした円弧状の長穴であるフラップベース穴6bに従って移動するため、スムーズに行われる。
そして、図7に示すように、2分割のフラップベース6が閉状態において、スライダー8はスライダ接続部4aがスライダー8の溝部8cに保持された状態で、フラップ4の最大向き変更量であるフラップ4の最大振り角度Aが可能となるようにドレンパン7のスライド面のスライド幅Gが確保されている。即ち、スライダーのスライド移動量は、フラップ4の最大向き変更量であるフラップ4の最大振り角度Aに対応させている。
また、2分割のフラップベース6を閉状態から手動で中央側の両端部を吹出口から引き出すように開くことにより、両フラップベース6は、保持軸7bを中心に回転し、開き、開状態となる。そこで、室内機運転時に吹出し空気により汚れたフラップ4、フラップベース6、室内機の内部のファン9等の清掃及び点検等が容易となる。
そして、2分割のフラップベース6を閉状態に戻す場合、最も中央側のフラップ4に設けたスライダ接続部4aが、それぞれの保持部である直線状の溝部8cに保持されるが、ガイド壁8bで形成されるスライダー8の扇状の凹部は、開状態にある2分割のフラップベース6側に広くなり、開口する扇状としているので、ガイド壁8bによる案内がスムーズに行われる。また、保持部である溝部8cは、縦寸法Fを設けた溝部8cとしたので、スライダー8のスライド移動時のスライダ接続部4aの保持性も確保できる。
また、ガイド壁8bで形成する扇状の凹部の開口の開口幅Cは、スライダー8のスライド移動量に対応するフラップ4の最大向き変更量であるフラップの最大振り角度Aに対してさらに余裕を持たせることにより、即ち、図7に示すように常に寸法Bに対して裕度(寸法D、E)を持つようにすることで、2分割のフラップベース6を開状態から閉状態に戻す場合、スライダ接続部4aが、それぞれの保持部8cに確実に案内、保持される。
なお、スライダ接続部4aは、左右のフラップベース6の複数のフラップ4のうち、それぞれ最も中央側のフラップ4に設けることにより、スライダー8の長手方向の長さを短くできたが、他のフラップ4に設けてもよく、この場合も左右のフラップベース6が閉状態において、スライダー8の対応する場所にガイド壁8bによる凹部及び直線状の溝部8cを形成すればよい。
また、図7に示すように、フラップ4の最大振り角度Aをスライダー8の左右スライド幅Gで規制することも可能である。
本風向変更装置は、フラップ向き変更手段を、フラップ4のフラップ向き変更方向にスライド移動する板状のスライダー8に、2分割のフラップベース6のそれぞれの1個のフラップ4のスライダ接続部4aを着脱可能に接続したものであり、2分割のフラップベース6の複数のフラップ4は、その縁部から面に平行に突出して設けられたフラップベース接続部4bによりそれぞれのフラップベース6に接続するとともに、該フラップベース接続部4bに対して一方側の縁部からその面に平行に突出して設けられた連結接続部4cによりフラップベース6毎に連結手段である連結棒5に接続し、また、それぞれのスライダ接続部4aを有するフラップ4は、フラップベース接続部4bに対して他方側の縁部からその面に平行に突出して設けられたスライダ接続部4aによりスライダー8に接続したので、スライダー8のスライド移動により、これに対応して全フラップ4が一体に、同時に、同方向に、同量の向きの変更が可能である。
また、本風向変更装置においては、スライダー8のスライド移動量(スライド幅G)は、フラップ4の最大向き変更量であるフラップ4の最大振り角度Aに対応させたので、スライダー8のスライド移動量によりフラップ4を最大振り角度Aの範囲内で向きを変えることができる。
また、本風向変更装置においては、フラップ4のスライダ接続部4aが接続するスライダー8の接続部は、スライダー8の面にガイド壁8bにより形成され、開状態にあるフラップベース6側に開口する扇状の凹部の頂点の保持部8cからなり、スライダ接続部4aは、そのフラップ4が立設するフラップベース6を貫通し、保持部8cに保持されるので、フラップベース6が開状態から閉状態に移行するとき、スライダ接続部4aが扇状の凹部に案内されてスムーズに保持部8cに保持される。
また、本風向変更装置においては、ガイド壁8bで形成する扇状の凹部の開口の開口幅Cは、スライダー8のスライド移動量に対応するフラップ4の最大向き変更量であるフラップ4の最大振り角度Aに対してさらに余裕を持たせているので、フラップベース6が開状態から閉状態に移行するとき、スライダ接続部4aが確実に扇状の凹部に案内されてスムーズに保持部8cに保持される。
また、本風向変更装置においては、スライダー8は、取付部7及び該スライダー8のスライド方向に直交する両端部を支持する取付部7に設けたフック7cによりスライド可能に保持されるので、スライド移動が容易である。
また、本風向変更装置においては、スライダー8は、接触部間の点接触及び/又は線接触によりスライド可能とされるので、一層スライド移動が容易である。
また、本風向変更装置においては、スライダー8は、取付部7に形成した凹部のスライド面に設置され、2分割のフラップベース6は、外側の両端部が取付部7に回転可能に保持され、開状態から閉状態への移行により、取付部7の面上を回転スライドして凹部のスライド面のスライダー8を覆うので、風路に設置した場合に、風路中に突部等による風路抵抗を形成し難い。
また、吸込口、熱交換器、ファン及び吹出口を備えた空気調和機の室内機において、本風向変更装置を、吹出口近傍の本体側の設置部を取付部として設けることにより、風向変更装置が上記特徴を有する空気調和機の室内機を得ることができる。
本発明の実施の形態1の空気調和機の室内機を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の室内機の吹出口に設置した風向変更装置の左右のフラップベースを開いた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の左右のフラップベースを吹出口に開閉可能に設置することを説明する説明図である。 本発明の実施の形態1のドレンパン面上に開閉可能に設置した左右フラップベースを示す設置面側から見た平面図である。 本発明の実施の形態1の風向変更装置の組立を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1の風向変更装置の左右フラップ、連結棒、左右フラップベース、スライダー等の関係を示す要部断面図である。 本発明の実施の形態1のスライダーのスライド幅、隔壁で形成される凹部及びフラップの最大振り角度等の関係を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1のスライダーのスライド移動を説明する要部断面図である。
符号の説明
1 室内機、2 熱交換器、3 風向変更装置、4 フラップ、4a スライダ接続部、4b フラップベース接続部、4c 連結接続部、6 フラップベース、7 取付部、7c フック、7d 取付部の凹部、8 スライダー、9 ファン、A フラップの最大振り角度、C 扇状の凹部の開口幅、G スライド移動量。

Claims (9)

  1. 複数の板状のフラップを該フラップのそれぞれのフラップベース接続部により面上に回転可能に立設させた2分割の板状のフラップベースと、
    前記2分割のフラップベースが長手方向に直列に配列する閉状態及び該閉状態からそれぞれの中央側の端部が開く開状態を形成する開閉手段と、
    前記フラップベース上の前記複数のフラップを連結し、前記複数の立設フラップの向きを規制する連結手段と、
    前記2分割のフラップベースの前記閉状態で、スライド移動により前記連結手段に作用し、前記フラップベースの面上に立設する複数の前記フラップの向きを変更するフラップ向き変更手段と、
    を備え
    前記フラップ向き変更手段は、前記フラップのフラップ向き変更方向にスライド移動する板状のスライダーに、前記2分割のフラップベースのそれぞれの中央部側に位置する1個の前記フラップのスライダ接続部を着脱可能に接続したことを特徴とする風向変更装置。
  2. 記2分割のフラップベースの複数のフラップは、その縁部から面に平行に突出して設けられた前記フラップベース接続部によりそれぞれの前記フラップベースに接続するとともに、該フラップベース接続部に対して一方側の縁部からその面に平行に突出して設けられた連結接続部により前記フラップベース毎に前記連結手段に接続し、また、前記それぞれのスライダ接続部を有する前記フラップは、前記フラップベース接続部に対して他方側の縁部からその面に平行に突出して設けられた前記スライダ接続部により前記スライダーに接続したことを特徴とする請求項1に記載の風向変更装置。
  3. 前記スライダーのスライド移動量は、前記フラップの最大向き変更量である前記フラップの最大振り角度に対応させたことを特徴とする請求項2に記載の風向変更装置。
  4. 前記フラップのスライダ接続部が接続する前記スライダーの接続部は、前記スライダーの面にガイド壁により形成され、前記開状態にある前記フラップベース側に開口する扇状の凹部の頂点の保持部からなり、
    前記スライダ接続部は、そのフラップが立設する前記フラップベースを貫通し、前記保持部に保持されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の風向変更装置。
  5. 前記ガイド壁で形成する前記扇状の凹部の開口の開口幅は、前記スライダーのスライド移動量に対応する前記フラップの最大向き変更量である前記フラップの最大振り角度に対してさらに余裕を持たせたものであることを特徴とする請求項4に記載の風向変更装置。
  6. 前記スライダーは、取付部及び該スライダーのスライド方向に直交する両端部を支持する前記取付部に設けたフックによりスライド可能に保持されたことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかの請求項に記載の風向変更装置。
  7. 前記スライダーは、接触部間の点接触及び/又は線接触によりスライド可能とされることを特徴とする請求項6に記載の風向変更装置。
  8. 前記スライダーは、前記取付部に形成した凹部のスライド面に設置され、前記2分割のフラップベースは、外側の両端部が前記取付部に回転可能に保持され、前記開状態から前記閉状態への移行により、前記取付部の面上を回転スライドして前記凹部のスライド面の前記スライダーを覆うことを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかの請求項に記載の風向変更装置。
  9. 吸込口、熱交換器、ファン及び吹出口を備えた空気調和機の室内機において、
    請求項1〜請求項8のいずれかの請求項に記載の風向変更装置を、前記吹出口近傍の本体側の設置部を取付部として設けたことを特徴とする空気調和機の室内機。
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