JP4250559B2 - 釣り用物置台 - Google Patents

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本発明は、生き餌、コマセ餌、ルアー、釣針、釣糸、オモリ等の釣り用具を収納するための釣用収納体に係合し、当該釣り用具を載置して使用する釣り用物置台に係るものである。
従来、エサ釣りに用いられる生き餌、コマセ餌、ルアー、釣針、釣糸、オモリ等の釣り用具は、クーラーボックスやバッカン、釣りバッグ等に収納され、釣り餌を釣針に取り付けたり、仕掛けを取り替えたりする際には、その都度、クーラーボックス等から釣り餌や仕掛等を取り出さなければならず、手数を要していた。
特に、釣針を内部に埋め込んだ団子餌を用いて団子釣りを行う場合は、釣り竿のリールを予めロックして竿受け台等に立て掛けておき、釣針に団子餌を付けた後に、再度釣り竿を持ってリールのロックを解除する。このロックの解除は片手では操作ができないため、いったん団子餌をバッカン内に戻した後、リールのベイルをオープンにして釣糸を保持するとともに片手で竿を構え、次にもう一方の手で団子餌をバッカンから取り出して目的部に投入すると同時に、竿をあおって送り込む動作を行うものである。この場合、釣針を入れた団子餌をバッカン内に戻すと、団子餌の回りに柔らかい餌や粉末餌が付着して、団子餌の投入の際に手が汚れたり、団子餌が崩れてしまう事があった。更には、釣糸がバッカンの開口縁やファスナー等に引っ掛かって、団子餌を円滑に投入できなくなる事もあった。また、地面に置いたバッカンの底から団子餌を出し入れするのも、腰を大きく屈める必要があって面倒で非効率的であった。
このような不具合を解消するため、釣り餌や仕掛け等を載置して予め準備が可能な物置台が存在する。例えば、特許文献1では、物品の物置台の下端に支柱を突設し、この支柱を釣り場の地面に突き刺して使用している。また、特許文献2では、折り畳み椅子の腰掛け部前方に、物置台を一体に設けている。また、特許文献3、4では、釣り台や、船のヘリ、横木等に万力により締め付け固定する竿受け台に、釣り餌を収納したボールを載置するための受け金具を設けて載置台としている。また、特許文献5では、物置台に突設した支柱を、地面等に載置可能な基板に固定形成し、この基板を平面的に地面に配置する事により、支柱を地面に突き刺す事なく物置台を設置可能としていた。そして、このような物置台や餌ボールに、予め釣り餌や仕掛け等を載置しておく事により、これらが必要となった際に直ちに使用する事ができ、効率的な作業が可能となっていた。
実開昭57−135279号公報 実開昭60−33881号公報 実開昭63−4683号公報 実開昭63−15786号公報 特開2001−224292号公報
しかしながら、特許文献1は、支柱を地面に突き刺すものであるから、岩場やコンクリート地面、船上等では使用する事ができなかった。これに対して、特許文献5では、支柱を基板に固定し、この基板を地面や床に平面的に載置するだけなので、岩場やコンクリート地面、船上等でも使用が可能であるし、物置台の安定性も高い。しかし、この特許文献5の装置は、物品の物置台だけでなく、竿受け台や、照明その他の取付棒等を一体に設けているため、大がかりで携帯性に乏しく、組み立てや分解等にも手間が掛かっていた。また、狭い場所や起伏が過大な場所では、基板を安定して載置する事が困難であった。
また、特許文献2では、折り畳み椅子に物置台を設けているので、折り畳み椅子を常時携帯する必要があるし、折り畳み椅子の使用できない場所等では物置台の使用もできず、利便性が悪かった。また、特許文献3、4では、万力を取り付けるヘリや横木がない場所への物置台の設置はできなかった。更に、上記特許文献2〜5の何れに於いても、椅子や竿受け台等を兼用しているので、物置台だけ携帯して手軽に使用しにくいものであった。また、傾斜した場所等での使用時には、この傾斜に合わせて物置台の向きを調整して、物品が落下しないようにする必要があるが、特許文献3、4、5等では、この調整が困難である。
本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、生き餌、コマセ餌、ルアー、釣針、釣糸、オモリ等の釣り用具を載置する釣り用物置台を、クーラーボックスやバッカン、釣りバッグ等の釣用収納体に係合して使用する事を可能な製品とするものである。また、釣用収納体の外面形状や設置場所の傾斜等に影響されず、物置台を常に水平に保つ事を可能とし、物置台からの物品の落下を防止可能とするとともに、収納性や携帯性に優れるコンパクトな物置台を廉価に得るものである。
本発明は、上述の如き課題を解決するため、釣用収納体の上方部に装着するための係合体を、物品を載置する物置台本体の一端に回動可能に係合するとともに、この物置台本体の下面に支持体を回動可能に突出支持し、この支持体の下端に、釣用収納体の下方部の外側面に支持体を止着し物置台本体を水平に保持するための止着部を形成して成るものである。
また、物置台本体は、中央下端に排水口を設けて漏斗状に形成しても良い。
また、物置台本体は、釣針を内部に埋め込んだ団子餌を載置するものであっても良い。
また、係合体は、フック状に形成し、釣用収納体の開口縁に係合しても良い。
また、係合体及び/又は止着部は、釣用収納体に吸着固定する吸盤であっても良い。
また、止着部は、釣用収納体の外側面に形成した差込口であり、この差込口に支持体を差し込んで支持体を釣用収納体に止着しても良い。
また、釣用収納体は、撒き餌を収納するためのバッカンであっても良い。
また、釣用収納体は、クーラーボックスであっても良い。
また、釣用収納体は、仕掛け又は釣り餌を収納するための収納箱であっても良い。
本発明は上述の如く構成したものであるから、生き餌、コマセ餌、ルアー、釣針、釣糸、オモリ等の釣り用具や、釣った魚、その他を収納するクーラーボックス、バッカン、収納箱等の釣用収納体の上方部に係合体を装着し、物置台本体を回動して水平に保った状態で、支持体の止着部を釣用収納体の下方部の外側面に止着するだけで、容易な取付けが可能となる。また、係合体と支持体とを回動可能に物置台本体に設けているので、釣用収納体を岩場等の傾斜した場所に載置した場合等や、釣用収納体の外側面が垂直ではなく傾斜した形状であっても、物置台本体の向きを自在に調整して水平に保つ事ができ、物置台としての性能に優れ、使い勝手の良い製品が得られる。このように釣用収納体の外側面に装着した物置台本体に物品を載置する事により、使用の度に釣用収納体から物品を出し入れする必要がなく、釣り時の作業効率を向上させる事ができる。
また、従来品は支持棒や万力、基板等を備えて大がかりなものであったが、これらに比べ、本発明品は簡易でコンパクトな製品であるとともに、物置台本体に対して係合体と支持体とを適宜回動する事により、物置台を平面的かつ小さく折り畳む事が可能となり、収納や携帯が容易で利便性に優れる製品を、廉価に得る事ができる。
本発明の物置台は、物品を載置可能な物置台本体と、この物置台本体に回動可能に係合した係合体と、物置台本体の下面に回動可能に突出した支持体と、この支持体を釣用収納体の外側面に止着する止着部とから構成する。そして、釣用収納体は、生き餌、コマセ餌、ルアー等の釣り餌、釣った魚、その他を収納するクーラーボックスやバッカン等であって、この釣用収納体に収納された釣り餌や、釣針を内部に埋め込んだ団子餌等を物置台本体に載置するものであっても良い。また、釣用収納体は、釣針、釣糸、オモリ等の仕掛け、その他の釣り用具を収納する収納箱等とし、これらの釣り用具を物置台本体に載置するものであっても良い。また、釣針等、金属製の物品を載置する場合は、物置台本体に磁力を持たせてこれに吸着させれば、例えば船の揺れ等で物置台本体が傾いた際でも、釣針等が物置台本体から落下するのを良好に防止する事ができる。
上記物置台本体は、平面的に形成しても良いし、流体等を収納可能な容器状等に形成しても良く、物品の載置が可能であれば何れの形状としても良い。また、物置台本体の中央下端に排水口を設けて漏斗状に物置台本体を形成すれば、雨や波しぶき等を受けた場合でも、これらの水分が排出口から外部に排出されるので、物置台本体に載置した団子餌の崩壊等を防ぐ事ができるとともに、漏斗状とする事で、物置台本体からの釣り餌の落下防止効果も向上するものとなる。また、この団子餌や、撒き餌等の水分を含んだものを載置した場合に、これらから染み出す余分な水分を排水口から排出する事もできる。また、排水口は、中央に一個のみ設けるものであっても良いし、物置台本体の全体又は一部に物品が落下しない程度の穴を複数開口して形成しても良い。
また、釣用収納体の上方部に装着するための係合体は、何れのものであっても良いが、フック状に形成して、釣用収納体の開口縁に係合すれば、容易な装着が可能となる。また、係合体を吸盤で形成し、この吸盤を釣用収納体の外表面に吸着させて使用するものとしても良い。このような吸盤であれば、クーラーボックスの蓋等にも吸着させる事ができる。また、このように吸盤で係合体を形成した際には、釣用収納体の外表面に、吸盤の吸着が容易となる平滑フィルムを貼着しても良い。
また、支持体を止着する止着部は、ボタン、ホック、面ファスナー等、従来公知の何れの手段であっても良いが、止着部を吸盤で形成すれば、釣用収納体の何れの位置にも止着する事が可能となり、物置台本体を水平に配置する際に、釣用収納体の形状や載置場所の傾斜に対応して、止着部の位置を微調整する事が可能となる。また、このように吸盤を使用する場合は、釣用収納体の外側面に、吸盤の吸着が容易となる平滑フィルムを貼着しても良い。
また、止着部は、釣用収納体の外側面に形成した差込口であっても良く、この差込口に支持体を差し込んで支持体を釣用収納体に止着しても良い。また、この差込口は、一個のみ形成するものであっても良いし、釣用収納体の外側面の上下方向及び/又は左右方向に、所望間隔で複数形成し、使用目的や使用場所に応じて、適宜の差込口に選択的に支持体を差し込むものであっても良い。
本発明を、団子餌を載置するための餌置台とした実施例1を図面に於いて説明すれば、(1)は物置台本体で、水分を含む団子餌を載置可能なようにABS樹脂等の撥水性を有する素材で形成している。また、物置台本体(1)は、中央下端に排水口(2)を設けて漏斗状に形成し、雨や波しぶき等による物置台本体(1)内に侵入する水分を外部に排出して、団子餌の崩壊等を抑制可能とするとともに、漏斗状とする事で物置台本体(1)からの団子餌の落下防止効果をも高めている。また、団子餌自身から余分な水分が染み出した場合にも、この水分が排水口(2)から排出されて、団子餌の良好な状態を保つ事ができる。
この物置台本体(1)の一端に、バッカン等の釣用収納体(3)の開口縁(4)に装着するための係合体(5)を回動可能に係合している。この係合体(5)は、針金部材を側面コ字形のフック状に折曲形成し、一対の掛止部(6)とこの掛止部(6)間に設けた支軸(7)とから形成している。そして、物置台本体(1)の上端一側を円筒形に成形して、その端部を物置台本体(1)の裏面に熱溶着や接着剤等により接着し、円筒形の挿通部(8)を設けている。この挿通部(8)内に、前記係合体(5)の支軸(7)を挿通する事により、係合体(5)を開口縁(4)に装着した際に、支軸(7)を支点として、物置台本体(1)を上下方向に自在に回動可能なものとしている。
また、物置台本体(1)の下面には、この物置台本体(1)を支持固定するための支持体(10)を回動可能に突設している。この支持体(10)は、針金部材を略V字形に折曲して一対の支持腕(11)を形成し、各支持腕(11)の先端を環状に成形し、この環状の先端を、物置台本体(1)の下面にループ状に設けた一対の係合部(9)にリング部材(12)を介して連結する事により、物置台本体(1)に対して支持体(10)を回動可能としている。そして、支持体(10)の下端に、当該支持体(10)を釣用収納体(3)の外側面に止着固定するための止着部(13)を設けている。本実施例1では、図1に示す如く、箱形で外表面が平面的な釣用収納体(3)に装着可能とするため、止着部(13)を吸盤(14)で形成し、この吸盤(14)の挿通孔(15)に支持体(10)を挿通する事で、支持体(10)と止着部(13)とが回動可能となっている。そして、釣用収納体(3)の該当部には、吸盤(14)の吸着が容易となるよう平滑フィルム(図示せず)を貼着し、この平滑フィルムに吸盤(14)を吸着させる。尚、釣用収納体(3)の外側面が、吸盤(14)の吸着が容易な平滑面を有するものであれば、必ずしも平滑フィルムを貼着しなくとも良い。
また、止着部(13)は、他の異なる手段として、釣用収納体(3)が金属製であれば磁石で形成しても良い。また、止着部(13)を面ファスナー、ボタン、ホック等で形成し、これらを止着可能に釣用収納体(3)の外側面にも面ファスナーを取り付けたり、垂直方向に複数のボタンやホック等を取り付けて、位置調整が可能なように形成しても良いし、他の手段を用いても良い。
上述の如き物置台では、従来技術のように嵩張る事がなく、コンパクトで軽量であるとともに、物置台本体(1)に対して係合体(5)、支持体(10)及び止着部(13)を適宜に回動する事により、図3に示す如く平面的かつ小さく折り畳む事ができる。そのため、収納容器や釣り用バッグ、又は釣り用ジャケットのポケット等に、コンパクトに収納する事が可能となり、釣り場への携帯も容易なものとなる。
上記物置台を釣り場に於いて使用するには、撒き餌を収納したバッカン等の釣用収納体(3)の開口縁(4)に、係合体(5)の一対の掛止部(6)を係合する。このように掛止部(6)を一対とする事により、物置台本体(1)が左右方向に不測に傾く事がなく、係合安定性が向上する。次に、支軸(7)を支点として物置台本体(1)を上下方向に回動して水平に配置し、この水平位置で支持体(10)の止着部(13)を、図1、図2、図4に示す如く、釣用収納体(3)の外側面に止着する。このように、物置台本体(1)に対して係合体(5)と支持体(10)とを回動可能として、物置台本体(1)の配置角度を自在に調整できるので、釣用収納体(3)を傾斜した場所に載置したり、釣用収納体(3)自身が傾斜した外側面を有するものであっても、物置台本体(1)を確実に水平に保つ事ができる。
そして、この水平に配置し、漏斗状に形成した物置台本体(1)に団子餌を載置して使用する場合の実施例を説明すれば、物置台本体(1)を漏斗状としたため、釣用収納体(3)の移動等の多少の衝撃があっても、物置台本体(1)から団子餌が不測に落下するのを良好に防止する事ができる。また、漏斗状に形成した物置台本体(1)の下端に、排出口(2)を設けているから、雨や波しぶき等が侵入しても、排出口(2)を介して排出され、団子餌の崩壊を良好に防止して、釣針を突き刺した団子餌の形状を維持する事ができる。
この物置台本体(1)を使用して、団子釣りを行うには、まず釣り竿のリールを予めロックした状態で竿受け台等に載置する。次に、この釣り竿の釣針に、オキアミ等の付け餌を付けた後、釣用収納体(3)内の撒き餌を適宜取り出して、オキアミを付けた釣針を中心に両手で団子状に丸めて団子餌を形成し、この団子餌を物置台本体(1)に載置する。そして、再度釣り竿を持って、リールのベイルをオープンにして釣糸を保持するとともに片手で竿を構え、次にもう一方の手で団子餌を物置台本体(1)から取り出して目的部に投入すると同時に、竿をあおって送り込む動作を行う。
本発明では、団子餌を物置台本体(1)に載置しておく事ができるので、腰を屈める等の煩わしい動作を必要とする事なく、片手で竿を構えながらもう一方の手で容易に団子餌を掴む事ができる。更に、従来のバッカン内に戻した場合の如く団子餌の回りに余分な撒き餌が付着する事がないので、手の汚れや団子餌の崩壊を良好に防止する事ができる。また、釣用収納体(3)の外側に装着した物置台本体(1)に載置しているので、釣糸が釣用収納体(3)の開口縁(4)やファスナー等に引っ掛かる事もなく、団子餌の投入を円滑に行う事ができる。
上記実施例1では、止着部(13)を吸盤(14)にて形成しているが、図5〜図7に示す他の異なる実施例2では、釣用収納体(3)の外表面に、樹脂製の帯状部材(16)の両端を熱溶着により止着固定し、この帯状部材(16)と釣用収納体(3)との間に形成される差込口(17)を、止着部(13)としている。そして、この差込口(17)に、図5に示す如く、支持体(10)の下端を差し込んで、支持体(10)を釣用収納体(3)に止着する事により、物置台本体(1)を水平に配置するものである。このような差込口(17)による止着部(13)は、図5に示す如く、釣用収納体(3)が円筒形等で、外表面が平面でなかったり、外表面が梨地模様で微細な凹凸がある等により、吸盤(14)を吸着させにくい場合等に好適なものとなる。
尚、図5では差込口(17)を一個のみ図示しているが、釣用収納体(3)の上下方向に所望間隔で複数形成し、支持体(10)を差し込む差込口(17)を適宜選択できるようにして、釣用収納体(3)の載置場所の傾斜等に応じて、物置台本体(1)を常に水平に保つ事ができるようにしても良い。また、差込口(17)を、釣用収納体(3)の左右方向に複数形成して、釣用収納体(3)の何れの位置にでも物置台本体(1)を装着できるようにしても良い。また、差込口(17)の形状及び支持体(10)の下端の形状は、上方部を幅広、下方部を幅狭とする漏斗状に形成する事により、差込口(17)に支持体(10)を安定して差し込む事ができ、団子餌の重量等で、支持体(10)が下降する事がなく、物置台本体(1)が不測に傾くような不具合を少なくすることができる。

また、前記実施例1では、物置台本体(1)の下面にループ状に形成した係合部(9)に、リング部材(12)を介して支持体(10)を回動可能に係合しているが、本実施例2では図6に示す如く、一対の係合部(9)を突起状に形成している。そして、この係合部(9)に、支持体(10)の回動方向とは交差方向に挿通孔(15)を開口し、支持体(10)の一対の支持腕(11)の両先端を挿通孔(15)と平行に外方向へ折曲してL字状とし、このL字の先端を挿通孔(15)内に挿通する事により双方を回動可能に接続している。尚、この挿通の際は、支持腕(11)を内方向に押圧して弾性変形させ、支持腕(11)間の距離を縮める事により、折曲した先端を挿通孔(15)内に容易に挿通させる事ができ、部品点数や製作の手間を少なくする事ができる。また、挿通後は、押圧を解除する事により、その復元力で支持腕(11)と挿通孔(15)とが容易に分離する事のない接続が可能となる。
勿論、実施例2に於いても、支持腕(11)の先端を環状に形成し、この環状の先端と突起状の係合部(9)の挿通孔(15)にリング部材(12)を挿通して、支持腕(11)と係合部(9)とを接続しても良い。
また、実施例2では、実施例1と同様に一対の掛止部(6)と支軸(7)とでフック状の係合体(5)を形成している。一方、この係合体(5)を係合する物置台本体(1)を、ABS樹脂等の硬質樹脂で形成して、その上端一側に、図6に示す如くクリップ状の挿通部(8)を形成する事により、この挿通部(8)内に、前記係合体(5)の支軸(7)を着脱可能に係合している。
実施例2の如き製品では、例えば収納時には、係合体(5)を物置台本体(1)から外すとともに、支持体(10)の支持腕(11)を内方に弾性変形させて、そのL字形の先端と係合部(9)の挿通孔(15)との係合を解除する事で、物置台本体(1)から支持体(10)も容易に外す事ができる。このように各部品を分解して、よりコンパクトな収納や携帯が可能となるとともに、振動その他による部品の変形等の防止効果も高める事ができる。また、使用時には、物置台本体(1)のクリップ状の挿通部(8)に係合体(5)の支軸(7)を係合し、物置台本体(1)の係合部(9)の挿通孔(15)に支持体(10)のL字形の先端を挿入係合する事により、各部品を容易に組み立てて使用する事ができる。
また、上記実施例1、2では、係合体(5)をフック状に形成して、釣用収納体(3)の開口縁(4)に装着しているが、他の異なる実施例として、係合体(5)を吸盤(14)で形成し(図示せず)、釣用収納体(3)の外表面に吸着させても良い。この場合、物置台本体(1)を、釣用収納体(3)の上部だけでなく、使用目的等に応じて釣用収納体(3)の中間部や下部等の、何れの位置でも自在に取り付けて使用する事ができる。
また、上記実施例では、物置台本体(1)を撥水性を有する樹脂等で形成しているが、木材や金属等で形成しても良いし、布地やメッシュ地等を金属枠(図示せず)等に張って形成しても良い。載置目的の物品や使用環境、使用場所、コスト等を考慮して、適宜の素材で形成する事ができる。
本発明の実施例1の物置台を箱形のバッカンに装着した状態の斜視図。 図1の物置台部分の拡大図。 物置台を折り畳んだ状態の全体斜視図。 図2のA−A線断面図。 本発明の実施例2の載置台を円筒形のバッカンに装着した状態の斜視図。 図5の物置台本体と支持体の横断面図。 図6の側面図。
符号の説明
1 物置台本体
2 排出口
3 釣用収納体
4 開口縁
5 係合体
10 支持体
13 止着部
14 吸盤
17 差込口

Claims (9)

  1. 釣用収納体の上方部に装着するための係合体を、物品を載置する物置台本体の一端に回動可能に係合するとともに、この物置台本体の下面に支持体を回動可能に突出支持し、この支持体の下端に、釣用収納体の下方部の外側面に支持体を止着し物置台本体を水平に保持するための止着部を形成した事を特徴とする釣り用物置台。
  2. 物置台本体は、中央下端に排水口を設けて漏斗状に形成した事を特徴とする請求項1の釣り用物置台。
  3. 物置台本体は、釣針を内部に埋め込んだ団子餌を載置する事を特徴とする請求項1又は2の釣り用物置台。
  4. 係合体は、フック状に形成し、釣用収納体の開口縁に係合した事を特徴とする請求項1の釣り用物置台。
  5. 係合体及び/又は止着部は、釣用収納体に吸着固定する吸盤である事を特徴とする請求項1の釣り用物置台。
  6. 止着部は、釣用収納体の外側面に形成した差込口であり、この差込口に支持体を差し込んで支持体を釣用収納体に止着した事を特徴とする請求項1の釣り用物置台。
  7. 釣用収納体は、撒き餌を収納するためのバッカンである事を特徴とする請求項1、4、5又は6の釣り用物置台。
  8. 釣用収納体は、クーラーボックスである事を特徴とする請求項1、4、5又は6の釣り用物置台。
  9. 釣用収納体は、仕掛け又は釣り餌を収納するための収納箱である事を特徴とする請求項1、4、5又は6の釣り用物置台。
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