JP4249842B2 - Fluorescent display tube - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は蛍光表示管に関し、特に半導体素子内蔵型蛍光表示管のフィラメントアンカー(以下アンカーと称する)構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電卓、オーディオ、家電製品、計測器、医療機器などの表示部に所定のパターンあるいはグラフィックを表示する表示素子や、バックライト、プリンタヘッド、ファックス用光源、複写機用光源などの各種光源、平面テレビ等に蛍光表示管が多用されている。
蛍光表示管は、真空外囲器の一部を構成するガラス基板表面に蛍光体層表面を有する陽極層や配線層が形成され、この陽極基板上方に電子を放射するためのフィラメント、このフィラメントを懸架するとともに所定の張力を与えるアンカー、放射電子の動きを制御するグリット等を組み合わせた構成となっている。
【0003】
従来のアンカーを図5により説明する。図5は絶縁基板の少なくとも一端部に設けられたアンカーを示す斜視図である。
従来のアンカー10は、絶縁基板2上のフィラメントフレーム11上に固定されるアンカー基部12と、その一辺に形成される所定長さの腕体13と、腕体の先端部に形成されるフィラメント固定部14とからなる。腕体13をその弾性に抗してたわませることにより、所定の張力が付与されたフィラメント7が懸張保持されている。
従来のアンカー10は、板材を所定の形状に打ち抜き、これを折り曲げて所定のばね性が得られる形状に成形している。従来の打ち抜き形状を図6に示す。図6は打ち抜かれたアンカー10の平面図である。
腕体13およびフィラメント固定部14となる部分は、アンカー基部12の一辺に所定の幅および長さを有して略L字状に所定の間隔で打ち抜かれる。腕体13の根元(C部分)において図中谷折りとし、腕体13の先端(D部分)において図中山折りとすることにより、図6に示すアンカー10が得られる。
【0004】
従来、このようなアンカーの構造として、腕体の幅を根元部分において広くすることにより、腕体の長さが短くとも必要な張力が得られるようにした例(特開平 9-326242 号公報)、複数のフィラメント相互に異なる張力を付与できる構造とすることにより、フィラメントの共鳴を抑制した例(特開平 11-016522号公報)、フィラメント固定部に凸部を形成することにより、フィラメントとの電気溶接性を向上させた例(特開平 6-203774 号公報)等が知られている。
【0005】
一方、外部引き出し線が省略でき、全体としての小型化や表示密度を向上できる蛍光表示管として、駆動回路や制御回路が組み込まれた半導体素子内蔵型蛍光表示管が知られている。例えば、フィラメントあるいはグリッド電極を支持している金属製支持体により形成された凸部の下側に半導体素子が配置されている構造を有している半導体素子内蔵型蛍光表示管が知られている(実公平 4-14843号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のアンカーを用いた蛍光表示管では、グリッド電極とフィラメントとの間隔を、例えば 0.5〜1.0mmに保持することが困難となり、十分な発光輝度が得られなくなるという問題があった。すなわち、従来のアンカーは、アンカーの腕体が、その根元において谷折りとなっているため、少なくとも腕体の幅以上の高さにフィラメント固定部が位置するためである。特に、アンカーの下部に半導体素子を内蔵する半導体素子内蔵型蛍光表示管においては、フィラメントの位置が高くなりすぎ、十分な発光輝度を得ることが困難になるという問題があった。
また、半導体素子を内蔵しない従来の蛍光表示管においても、フィラメントに所定の張力を付与するために、腕体の幅はある程度の幅が必要となるためフィラメント固定部の高さ位置を任意に調節できないという問題があった。
【0007】
さらに、半導体素子内蔵型蛍光表示管において、アンカーが設置されている場所と別の場所に半導体素子を設置しようとすると、半導体素子の分だけ表示部に対する表示管外径寸法が大きくなる。また、外部光やフィラメントから放射される電子、蒸発物質の堆積等による誤動作を防ぐため、半導体素子に遮蔽部分を設けなければならず、やはりデッドスペースを小さくすることができないという問題があった。特にフィラメントの長さが長い大型蛍光表示管の場合、表示管両側にアンカーを設置しなければならず、デッドスペースがより大きくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、フィラメント固定部の高さ位置を任意に設定できるとともに、半導体素子内蔵型蛍光表示管においても十分な発光輝度が得られるアンカー構造を有する蛍光表示管を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の蛍光表示管は、表面に蛍光体層を有する絶縁基板と、一部が上記絶縁基板に所定の高さを有して形成されるフィラメントフレームと、上記フィラメントフレームと上記絶縁基板との間に配置される半導体素子と、上記フィラメントフレームの上記半導体素子が配置される面と反対側の面に取付けられる上記蛍光体層に対向して懸架されるフィラメントに所定の張力を与えるフィラメントアンカーとを備え、
上記フィラメントアンカーは、上記フィラメントフレームに取付けられるアンカー基部と、上記アンカー基部の一辺から所定長さで突出し、その根元部において上記絶縁基板方向に略直角に上記フィラメントフレームの切り欠きに沿って折り曲げられた腕体と、この折り曲げられた腕体の先端部であって、上記腕体と略直角に折り曲げられ、上記アンカー基部から上記絶縁基板方向と反対方向へ離れて位置するフィラメント固定部とからなり、この固定部に上記フィラメントを固定することで、上記フィラメントが上記フィラメントフレームから上記絶縁基板方向と反対方向へ離れた位置で懸張保持されてなることを特徴とする。
【0011】
本発明は、アンカーの腕体を、その根元部における長さ方向側面にて絶縁基板方向に折り曲げることにより、アンカー基部の表面高さ近くの位置にフィラメントを張設することができる。その結果、半導体素子が内蔵されている蛍光表示管においても蛍光表示管の体積を増やすことなくグリッド電極とフィラメントとの間隔を所定間隔に保持でき、また表示部のデッドスペースを少なくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明を図1および図2により説明する。図1は半導体素子内蔵型蛍光表示管のアンカー部分を示す斜視図であり、図2は図1におけるA−A断面図である。蛍光表示管は、ガラス基板などの絶縁基板2上に図示を省略した配線層、絶縁層、導体層およびこの導体層上に蛍光体層を順次積層形成して得られる陽極部に、蛍光体層を覆うようにグリット電極が配設され、さらにグリット電極の上方に蛍光体層に対向して陰極電子放出源となるフィラメント7が、絶縁基板2の少なくとも一端に形成されているアンカー1により懸架されている。
【0013】
アンカー1は、絶縁基板2上に形成されたフィラメントフレーム3上に固定されるアンカー基部4と、その一辺に突出して形成される所定長さの腕体5と、腕体の先端部に形成されるフィラメント固定部6とからなり、その根元部分が絶縁基板2方向に折り曲げられている。
アンカー基部4は、絶縁基板2に対して所定の高さに形成されているフィラメントフレーム3上に固定される。なお、フィラメントフレーム3を必要としない場合、アンカー基部4自体を絶縁基板2に対して所定の高さに形成することができる。
絶縁基板2よりフィラメントフレーム3までの高さは、少なくとも半導体素子8が、その下部に形成できる高さであればよい。半導体素子8をフィラメントフレーム3の下部に設けることにより、外部光や放出電子等から半導体素子8を遮蔽することができ、またフィラメントフレーム3の幅を調節することで、いわゆるエンドクーリングの距離を確保することができる。
【0014】
フィラメントフレーム3は絶縁基板2上の両端部に所定の高さを有して形成された一対の426合金などから構成され、このフィラメントフレーム3と絶縁基板2との間に半導体素子8が配置される。
フィラメント7は、直径約 10 μm のタングステン細線に炭酸塩((Ba、Sr、Ca)CO2)をコーティングした直熱型酸化物陰極であり、 600〜700℃に加熱して使用される。加熱時の熱膨張によるフィラメント7のたわみがアンカー1によって吸収される。従って、アンカー1は上記フィラメント7が蛍光表示管使用時において、たわみを生じることがない張力を付与できればよい。
蛍光表示管は、上記基板全体を透光性のある真空気密容器で低融点ガラスなどを用いて封着して得られる。
【0015】
本発明に使用されるアンカー1を図3により説明する。図3はフィラメントフレーム3に固着されたアンカーの平面図であり、図3(a)は固着時を、図3(b)は成形時を、図3(c)は図3(b)をB方向からみた図である。
アンカー1は、板材、例えばステンレス薄板を所定の形状に打ち抜き、これを折り曲げて所定のばね性が得られる形状に成形する。
まず、腕体5およびフィラメント固定部6となる部分が、アンカー基部4の一辺に所定の幅および長さを有して略L字状に所定の間隔で打ち抜かれる。腕体5の根元部分(図3(a)に示す破線C部分)において図中山折りとし、腕体5の先端(同破線D部分)において図中谷折りとすることにより(図3(b))、図1に示すアンカー1が得られる。
なお、腕体5の所定の幅、長さは、フィラメント7が常にたわみを生じることのない張力が得られる範囲に設定する。
【0016】
腕体5の長さ方向の側面となる根元(破線C部分)から絶縁基板2方向に腕体5を略直角に折り曲げることができるように、フィラメントフレーム3には切り欠き9が設けられている。
また、腕体5を破線C部分において折り曲げた後、フィラメント固定部6はアンカー基部4の上面より突出することが好ましい。例えば、図3(a)におけるC部分での破線を延長した一点鎖線部分Eを境にしてその線よりもフィラメント固定部6がアンカー基部4側に位置することにより、アンカー基部4の上面よりフィラメント固定部6を突出させることができる(図3(c))。このように設定することにより、フィラメントフレーム3の上方にフィラメント7を懸張保持できる。
【0017】
フィラメント固定部6をアンカー基部4の上面より突出させる形状としては、折り曲げ部分であるC部分での破線を延長した線を境にしてその線よりもフィラメント固定部6がアンカー基部4側に位置する形状であれば、他の形状であってもよい。他の形状の例を図4に示す。図4(a)はアンカー基部4よりもフィラメント固定部6がより上方に位置する場合の例を示す平面図、図4(b)は腕体5の形状を円弧状とした場合の例を示す平面図である。
【0018】
また、本発明は、アンカー基部4が絶縁基板2に対して所定の高さに形成され、腕体5がその根元から絶縁基板2方向に略直角に折り曲げることができればよい。従って、アンカー1の打ち抜き形状が図6における従来例の形状であっても、アンカー基部が所定の高さに形成されているので、腕体の根元(C部分)から図中山折りに折り曲げてもアンカー基部4の下方にてフィラメント7を懸張保持するアンカーとして使用することができる。この場合、アンカーをフィラメントフレーム2の下に配設し、表示画面よりアンカーが見えない蛍光表示管とすることができる。
【0019】
アンカー1により付与されるフィラメント7の張力は、腕体5の材質、たわみ量、幅、長さおよび厚さ等により定まるが、本発明は、アンカー基部4を所定高さに形成し、腕体5を、その根元部において絶縁基板方向に折り曲げるので、フィラメント7の張力は公知の方法で任意に調節することができ、さらにグリットとフィラメント7との間隔も任意に調節することができる。
【0020】
また、本発明は、アンカー構造を代えるのみでよいので、従来公知の蛍光表示管に応用することができる。例えばグリッド枠、フィラメントサポート、リードピンが一体の金属フレームからなるフレームタイプの蛍光表示管、基板上にあらかじめ成形されたグリッド、フィラメントサポートなどの内部電極をガラスペースト等で固定し、導電ペーストで配線パターンと接続して外部に引き出すカードエッヂタイプの蛍光表示管、グリッドを導電ペーストでプレートに接続し、フィラメントサポートとリードピンとをフレームにて形成する新中付けタイプの蛍光表示管等を挙げることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、アンカーが、絶縁基板に所定の高さを有して形成されるアンカー基部と、このアンカー基部の一辺に突出して形成される所定長さの腕体と、この腕体の先端部に形成されるフィラメント固定部とからなり、腕体がその根元部において絶縁基板方向に折り曲げられているので、フィラメント固定部の絶縁基板からの高さ位置を任意に設定できる。その結果、蛍光表示管の発光輝度を向上させることができる。
また、表示管両側にアンカーを設置する大型蛍光表示管であっても、デッドスペースを少なくすることができ、蛍光表示管の小型化が図れる。
【0022】
また、絶縁基板に所定の高さを有して形成されるアンカー基部と絶縁基板との間に半導体素子が配置されてなるので、半導体素子内蔵型蛍光表示管であっても表示領域を拡大することができ、また、フィラメントとグリット電極との間隔を最適に保つことができるので、蛍光表示管の発光輝度が向上し、表示品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体素子内蔵型蛍光表示管のアンカー部を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】アンカーを説明するための図である。
【図4】アンカーの他の形状を示す図である。
【図5】従来の蛍光表示管のアンカー部を示す斜視図である。
【図6】アンカーの平面図である。
【符号の説明】
1 アンカー
2 絶縁基板
3 フィラメントフレーム
4 アンカー基部
5 腕体
6 フィラメント固定部
7 フィラメント
8 半導体素子
9 切り欠き[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fluorescent display tube, and more particularly to a filament anchor (hereinafter referred to as anchor) structure of a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element.
[0002]
[Prior art]
Display elements that display a predetermined pattern or graphic on the display section of calculators, audio, home appliances, measuring instruments, medical equipment, etc., various light sources such as backlights, printer heads, light sources for fax machines, and light sources for copiers, flat-screen televisions For example, fluorescent display tubes are frequently used.
In the fluorescent display tube, an anode layer and a wiring layer having a phosphor layer surface are formed on the surface of a glass substrate constituting a part of a vacuum envelope, and a filament for emitting electrons above the anode substrate, the filament It has a structure in which an anchor that suspends and gives a predetermined tension, a grit that controls the movement of emitted electrons, and the like are combined.
[0003]
A conventional anchor will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a perspective view showing an anchor provided on at least one end of the insulating substrate.
A
The
The portions to be the
[0004]
Conventionally, as such an anchor structure, the arm body is widened at the base portion so that necessary tension can be obtained even when the arm body is short (Japanese Patent Laid-Open No. 9-326242). An example in which resonance of the filament is suppressed by adopting a structure in which different tensions can be applied to a plurality of filaments (Japanese Patent Laid-Open No. 11-016522), and by forming a convex portion on the filament fixing portion, An example in which weldability is improved (JP-A-6-203774) is known.
[0005]
On the other hand, a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element in which a drive circuit and a control circuit are incorporated is known as a fluorescent display tube which can omit an external lead line and improve the overall size and display density. For example, there is known a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element having a structure in which a semiconductor element is arranged below a convex portion formed by a metal support that supports a filament or a grid electrode. (Actual Publication No. 4-14843).
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the fluorescent display tube using the conventional anchor has a problem that it becomes difficult to maintain the distance between the grid electrode and the filament at, for example, 0.5 to 1.0 mm, and sufficient light emission luminance cannot be obtained. That is, in the conventional anchor, since the arm body of the anchor is valley-folded at the base, the filament fixing portion is positioned at least at a height greater than the width of the arm body. Particularly, in the fluorescent display tube with a built-in semiconductor element in which a semiconductor element is built under the anchor, there is a problem that the position of the filament becomes too high and it becomes difficult to obtain sufficient light emission luminance.
In addition, even in a conventional fluorescent display tube that does not contain a semiconductor element, the arm body needs to have a certain width in order to give a predetermined tension to the filament, so the height of the filament fixing part can be adjusted arbitrarily. There was a problem that I could not.
[0007]
Further, in the fluorescent display tube with a built-in semiconductor element, when the semiconductor element is installed in a place different from the place where the anchor is installed, the outer diameter of the display tube with respect to the display portion increases by the amount of the semiconductor element. Further, in order to prevent malfunction due to external light, electrons radiated from the filament, deposition of evaporating substance, etc., there is a problem that a shielding portion must be provided in the semiconductor element, and the dead space cannot be reduced. In particular, in the case of a large fluorescent display tube having a long filament, anchors must be installed on both sides of the display tube, resulting in a problem that the dead space becomes larger.
[0008]
The present invention has been made in order to cope with such a problem. The anchor structure can arbitrarily set the height position of the filament fixing portion, and can provide sufficient light emission luminance even in a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element. It aims at providing the fluorescent display tube which has these.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The fluorescent display tube of the present invention includes an insulating substrate having a phosphor layer on a surface thereof, a filament frame partially formed on the insulating substrate having a predetermined height, the filament frame, and the insulating substrate. A semiconductor element disposed therebetween, and a filament anchor for applying a predetermined tension to a filament suspended opposite to the phosphor layer attached to the surface of the filament frame opposite to the surface on which the semiconductor element is disposed With
The filament anchor has an anchor base attached to the filament frame and protrudes from one side of the anchor base with a predetermined length, and is bent along the notch of the filament frame at a base portion at a substantially right angle to the insulating substrate direction. and arms were, a distal end portion of the bent the arms, bent at a substantially right angle with the arm member consists of a filament fixing part which is positioned away from the anchor base direction opposite to the above insulating substrate direction By fixing the filament to the fixing portion, the filament is suspended and held at a position away from the filament frame in a direction opposite to the insulating substrate direction .
[0011]
According to the present invention, the filament can be stretched at a position near the surface height of the anchor base by bending the arm body of the anchor in the direction of the insulating substrate at the side surface in the length direction of the anchor. As a result, even in a fluorescent display tube incorporating a semiconductor element, the spacing between the grid electrode and the filament can be maintained at a predetermined interval without increasing the volume of the fluorescent display tube, and the dead space of the display unit can be reduced. .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described with reference to FIGS. 1 is a perspective view showing an anchor portion of a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. The fluorescent display tube has a wiring layer, an insulating layer, a conductor layer (not shown) on an
[0013]
The
The
The height from the
[0014]
The
The
The fluorescent display tube is obtained by sealing the whole substrate with a light-transmitting vacuum hermetic container using low melting point glass or the like.
[0015]
An
The
First, the portions to be the
The predetermined width and length of the
[0016]
A
Further, it is preferable that the
[0017]
The shape of the
[0018]
In the present invention, the
[0019]
The tension of the
[0020]
Further, the present invention can be applied to a conventionally known fluorescent display tube because only the anchor structure needs to be changed. For example, a frame-type fluorescent display tube consisting of a metal frame with a grid frame, filament support, and lead pins, a grid formed in advance on a substrate, an internal electrode such as a filament support is fixed with glass paste, etc., and a wiring pattern is formed with a conductive paste. Card edge type fluorescent display tube connected to the outside and connected to the plate with conductive paste, and a new intermediate type fluorescent display tube with filament support and lead pins formed in a frame .
[0021]
【The invention's effect】
The present invention relates to an anchor base portion in which an anchor has a predetermined height on an insulating substrate, an arm body having a predetermined length formed to protrude from one side of the anchor base portion, and a tip portion of the arm body Since the arm body is bent in the direction of the insulating substrate at the base portion, the height position of the filament fixing portion from the insulating substrate can be arbitrarily set. As a result, the light emission luminance of the fluorescent display tube can be improved.
Further, even in a large fluorescent display tube in which anchors are installed on both sides of the display tube, the dead space can be reduced and the fluorescent display tube can be reduced in size.
[0022]
In addition, since the semiconductor element is disposed between the anchor base formed on the insulating substrate having a predetermined height and the insulating substrate, the display area is enlarged even in the case of a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element. In addition, since the distance between the filament and the grit electrode can be kept optimal, the light emission luminance of the fluorescent display tube is improved and the display quality is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an anchor portion of a fluorescent display tube with a built-in semiconductor element.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 3 is a diagram for explaining an anchor;
FIG. 4 is a view showing another shape of an anchor.
FIG. 5 is a perspective view showing an anchor portion of a conventional fluorescent display tube.
FIG. 6 is a plan view of the anchor.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記フィラメントアンカーは、前記フィラメントフレームに取付けられるアンカー基部と、前記アンカー基部の一辺から所定長さで突出し、その根元部において前記絶縁基板方向に略直角に前記フィラメントフレームの切り欠きに沿って折り曲げられた腕体と、この折り曲げられた腕体の先端部であって、前記腕体と略直角に折り曲げられ、前記アンカー基部から前記絶縁基板方向と反対方向へ離れて位置するフィラメント固定部とからなり、この固定部に前記フィラメントを固定することで、前記フィラメントが前記フィラメントフレームから前記絶縁基板方向と反対方向へ離れた位置で懸張保持されてなることを特徴とする蛍光表示管。An insulating substrate having a phosphor layer on a surface thereof, a filament frame partially formed on the insulating substrate having a predetermined height, and a semiconductor element disposed between the filament frame and the insulating substrate; A fluorescent display tube provided with a filament anchor attached to a surface of the filament frame opposite to the surface on which the semiconductor element is disposed, and applying a predetermined tension to a filament suspended opposite to the phosphor layer Because
The filament anchor has an anchor base portion attached to the filament frame and a predetermined length protruding from one side of the anchor base portion, and is bent along the notch of the filament frame at a base portion substantially perpendicular to the insulating substrate direction. and arms were, a distal end portion of the bent the arms, from the front Kiudetai substantially perpendicular to bent filaments fixing unit located away in the opposite direction to the insulating substrate direction from the anchor base The fluorescent display tube, wherein the filament is suspended and held at a position away from the filament frame in a direction opposite to the insulating substrate direction by fixing the filament to the fixing portion.
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