JP4249339B2 - 溶解装置及びその使用方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水に溶解すると血液透析に使用する透析用原液となる透析用粉末薬剤を所定濃度に溶解するための溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院等で腎不全患者の治療に使用される透析液は、一般に重炭酸塩系と酢酸系とに区分され、このうち重炭酸塩系の透析液は、重炭酸ナトリウムを含まないもの(以下、A剤という。)と重炭酸ナトリウム(以下、B剤という。)の2種類の薬剤に水を混合して調整されるものである。
【0003】
近年、運搬性向上の観点から、これらA剤及びB剤を粉末化したもの(以下、透析用粉末薬剤という。)を透析の前に溶解する試みがなされているが、溶解後の溶液(特にB剤)については経時的に濃度の低下が生じやすく、透析後に翌日の分を作り置きしておくことが難しかった。
【0004】
このため、透析毎に溶解作業が必要となり、従来から溶解のための溶解装置が各種提案されている。例えば特開昭57−159529号公報には、2つの溶解槽を併設し、各溶解槽内で攪拌生成した透析用原液を人工透析液供給装置に送液する溶解装置が開示されている。
【0005】
また、各溶解槽は、収容した透析用原液の液面を検出するための液面検出手段を一定間隔おきに複数具備し、透析用原液の液面に反応した液面検出手段の配設位置から液位を検出するよう構成されていた。
かかる構成により、定期的な洗浄を交互に行うことができるので衛生的であり、また、一方の溶解装置の突発的トラブルに対して他方の溶解装置のみで対応することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の溶解装置にあっては、一定間隔おきに配設された複数の液面検出手段のうち液面に反応した液面検出手段の配設位置から液位を検出していたので、例えば溶解槽内に透析用原液が残った状態で追加溶解の必要が生じた場合、追加作業が面倒であるという問題があった。即ち、追加される透析用原液の容積を検出するに先だって、まず溶解槽内に残った透析用原液の容積を検出しなければならず、液面を検出できる位置(液面検出手段が配設された位置)まで液位を下げるべく透析用原液を排出した後、追加の溶解を行わなければならなかった。
尚、1つの溶解槽に複数の液面検出手段を正確な位置に配設しなければならず、メンテナンス作業が増加してしまうという問題もあった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、透析用原液の追加溶解作業を容易とさせるとともに、メンテナンス作業を軽減させることができる溶解装置及びその使用方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、透析用粉末薬剤を溶解し透析用原液を得る溶解装置において、前記透析用原液を収容する溶解槽と、前記溶解槽に前記透析用粉体薬剤を溶解するための水を供給する給水ラインと、該給水ラインによって溶解生成した前記透析用原液の液位を連続的に検出可能な液面検出手段と、該液面検出手段により検出された液位から前記溶解槽内の透析用原液の容積を演算する演算手段と、前記溶解槽から透析液供給装置に前記透析用原液を供給する供給ラインとを備え、前記溶解槽は、透析用粉末薬剤を収容する第1溶解槽と、該第1溶解槽と併設され前記給水ラインにて給水可能とされた第2溶解槽とから成り、当該第2溶解槽の側壁に形成された開口と前記第1溶解槽の側壁に形成された開口とを連結して成るとともに、第1溶解槽内で透析用原液の液面が当該開口に達した時点で当該透析用原液を前記第2溶解槽にオーバーフローさせることにより、当該第1溶解槽内で所定液位を超えた前記透析用原液を第2溶解槽に流出する連結ラインを有し、該連結ラインから流出した透析用原液を前記液面検出手段で検出するとともに、前記第2溶解槽と給水ラインとを連通する連通ラインを設け、前記演算手段は、前記液面検出手段により検出された液位から算出された容積と、前記第1溶解槽の所定液位から換算される既知の容積とから、溶解された前記透析用原液の総容量を演算し、且つ、前記第1溶解槽から前記連結ラインを介して前記第2溶解槽に流れ込んだ透析用原液を前記連通ライン及び前記給水ラインを介して再び当該第1溶解槽に供給することにより、当該第2溶解槽と第1溶解槽との間で透析用原液が循環し得るよう構成されたことを特徴とする。
【0009】
かかる構成によれば、透析用粉末薬剤が収容された溶解槽に給水ラインにて給水するとともに、透析用粉末薬剤が溶解して生成した透析用原液の液位を液面検出手段で検出しつつ供給ラインによって透析用原液を前記透析液供給装置に供給する。透析用原液の追加溶解の際は、残留した透析用原液の液位を検出し、この液位から演算手段にて演算された容積を給水後の総容積から減算した値が追加分の容積となる。液面検出手段は、溶解槽内の液位を連続して検出可能なものなので、追加溶解作業等で任意の液位を検出する際、透析用原液を排出して検出できる液位まで下げるなどの作業を行う必要がない。
【0011】
また、かかる構成によれば、第1溶解槽に収容された透析用粉末薬剤に対し給水ラインにて給水すると共に該第1溶解槽内で所定液位を超えた透析用原液を連結ラインによって第2溶解槽側に流出した後、液面検出手段で検出した液位から第2溶解槽内の透析用原液の容積を検出する。作製された透析用原液の総容積は、液面検出手段で検出された液位に基づいて演算手段にて算出された容積と第1溶解槽内の所定液位から換算される容積との演算を行うことによって求められる。そして、作製された透析用原液は、供給ラインによって第1溶解槽又は第2溶解槽から前記透析液供給装置に送液される。
【0012】
請求項2記載の発明は、前記液面検出手段で前記第2溶解槽内における透析用原液の液位を検出して演算手段にて容積を演算した後、所定量の透析用粉末薬剤と水とを前記第2溶解槽内に追加し、追加後に再び前記液面検出手段で前記第2溶解槽内における透析用原液の液位を検出して演算手段にて容積を演算するとともに、前記透析用粉末薬剤を追加した後の透析用原液の容積から追加前の透析用原液の容積を減算して追加分の透析用原液の容積を演算することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態及び第2の実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
まず、第1の実施形態に係る溶解装置は、透析用粉末薬剤を溶解し透析原液を得るものであって、図1に示すように、溶解槽としての第2溶解槽1及び第1溶解槽2と、液面検出手段3と、シャワー4、5と、連結ライン6と、消毒ユニット7と、濃度セル8と、演算手段9と、給水手段10と、チャンバ12と、複数のバルブV1〜V8及びこれらバルブを結ぶラインと、フィルタF1と、ポンプPとから主に構成される。
【0014】
第2溶解槽1は、透析用原液を収容するタンクであり、収容された透析用原液の液位を検出する液面検出手段3を上部に有する。この液面検出手段3は、給水ラインによって溶解生成した前記透析用原液の液位の連続的な検出が可能なものであり、図2又は図3に示すように、例えば超音波液面センサ3a若しくは磁歪式変位センサ3bから成る。
【0015】
超音波液面センサ3aは、高周波を利用して透析用原液の液位を連続的に検出可能なものであり、第2溶解槽1内における透析用原液の液位を臨むよう第2溶解槽1の上部に固定されている。
図2で示すように、超音波液面センサ3aは、超音波を送波する送波部と受波する受波部とを有しており、液位の検出時には、送波部から超音波パルスを送波し、透析用原液の液面に反射してくる反射波を受波部にて受波するまでの時間を計測し、該計測値より超音波液面センサ3aから液面までの距離aを求めることができる。
【0016】
一方、超音波液面センサ3aから第2溶解槽1の底面までの距離cは、超音波液面センサ3aの固定位置により既定値なので、cからaを減算した値が透析用原液の液位bとなる。尚、検出値aから液位bを換算する換算マトリックスにより、上記減算を行わないで液位を求めるようにしてもよい。
【0017】
また図3で示すように、磁歪式変位センサ3bは、金属製の磁歪線3baとマグネット3bbとを有し、磁歪線3baに流して液面に浮かぶマグネット3bbの位置を検知することにより透析用原液の液位を連続的に検出可能なものである。
これは、磁歪線3b中を電流が流れることによって生じる磁場が、マグネット3bbにより局部的に歪められることによる。この歪みは一種の振動であり、金属である磁歪線3ba上を音速で伝播するので、この伝播時間を計測することによりマグネット3bbの位置を正確に検出することができる。このように液面に浮かぶマグネット3bbの位置が検出できれば、透析用原液の液位を換算マトリックス等により認識することができる。
【0018】
上記超音波液面センサ3aや磁歪式変位センサ3bは、第2溶解槽1内における透析用原液の液位を連続的に検出することができるので、追加溶解作業等で任意の液位を検出する際、透析用原液を排出して検出できる液位まで下げる必要がない。尚、超音波液面センサ3aや磁歪式変位センサ3bに代えて、透析用原液の液位を連続的に検出する他のセンサとしてもよい。
【0019】
液面検出手段3により液位を検出すると、その検出値は演算手段9に電気信号として送信される。該演算手段9に信号が送られると、透析用原液の液位から透析用原液の容積に換算する演算が行われ、第2溶解槽1内に収容された透析用原液の容積が認識される。
【0020】
第2溶解槽1内壁上部には、第2溶解槽1内部を洗浄するためのシャワー4が取り付けられており、給水手段10とラインL1〜L5を介して連結されている。このうち、ラインL2にはバルブV1、ラインL3にはポンプPが介在しており、ポンプPを駆動しつつバルブV1を開けるとシャワー4から第2溶解槽1内に散水可能とされている。
【0021】
第2溶解槽1底面隅部の開口1aからはラインL6が延設されるとともに、第2溶解槽1底面中央部の開口1bからはラインL8が延設されており、ラインL6はL3と、ラインL8はL12とL11との交点と、それぞれ接続されている。
【0022】
更に、開口1aはフィルタF1で覆われており、ポンプPを駆動させると、フィルタF1で濾過された透析用原液がラインL6、L3、L4、L12、及びL8を通って開口1bから第2溶解槽1に戻される。このような循環により、第2溶解槽1内の透析用原液を攪拌することができ、均一な濃度の透析用原液を得ることができる。
【0023】
第2溶解槽1の側壁の開口1cからはラインL10が延設され、このラインL10はライン11を介してラインL12とラインL8との交点に接続されている。ラインL11には濃度セル8が配設されており、該ラインL11を通る透析用原液の濃度を測定することが可能とされている。
尚、第2溶解槽1上部には、消毒ユニット7が配設されており、この消毒ユニット7から供給された消毒液により第2溶解槽1又はライン内を消毒することができる。
【0024】
第1溶解槽2は、第2溶解槽1に比べ相対的に容量が小さなタンクであり、第2溶解槽1に併設されるとともに所定量の透析用粉末薬剤を収容可能とされている。
第1溶解槽1底面中央部の開口2aからはラインL13が延設されており、このラインL13はラインL14、L4、L3、L2、及びL1を介して給水手段10と接続されている。また、ラインL14にはバルブV2が配設されており、このバルブV2及びバルブV1を開けるとともにポンプPを駆動させると、第1溶解槽2内に給水可能とされている。上記ラインL1、L2、L3、L4、L14、及びL13が成すラインは、第1溶解槽2に透析用粉体薬剤を溶解するための水を供給するための給水ラインを成す。
【0025】
第1溶解槽2の上部には、シャワー4と同様のシャワー5が形成されており、ラインL16を介して給水手段10と接続されている。このラインL16にはバルブV7が配設されており、第1溶解槽2内の洗浄の際には開けられ、それ以外の時は閉められた状態とされる。
【0026】
また、ラインL13とL14との交点から延び、チャンバ12に接続されるライン15と、ラインL3とL4との交点から延び、チャンバ12に接続されるラインL16が形成されており、該チャンバ12からは患者に透析液を供給する透析液供給装置11と接続されるラインL17と、第2溶解槽1側壁に形成された開口1dと接続されるラインL18とが延設されている。
【0027】
そして、ラインL13、L15、及びL17、又はラインL6、L3、L16、及びL17は、第2溶解槽1又は第1溶解槽2内の透析用原液を透析供給装置11に送液する供給ラインを成す。
【0028】
一方、ラインL11とL8との交点とラインL4とL5との交点を結ぶラインL12を形成するとともに、ラインL13とL15との交点から排水口まで延びたラインL9を形成し、該ラインL12に配設されたバルブV6とバルブV2及びV5とを開けることにより第2溶解槽1内の透析用原液等を排水できるよう構成されている。これにより、ラインL13及びL9、又はラインL8、L12、L14、及びL9は、第2溶解槽1又は第1溶解槽2内の液体を排出する排水ラインを成す。尚、これとは別の排水ラインとしてラインL7が形成されている。
【0029】
連結ライン6は、第1溶解槽2内で所定液位を超えた透析用原液を第2溶解槽1に送液するものであり、第2溶解槽1の上部側壁に形成された開口1eと、第1溶解槽2の上部側壁に形成された開口2bとを連結している。即ち、第1溶解槽2内への給水により上昇する透析用原液の液面が開口2bに達した時点でオーバーフローし、連結ライン6を介して第2溶解槽1内に流れ込むよう構成されている。ここで、開口2bの形成位置は確定されているため、所定液位とは開口2bが形成された位置となり、所定液位から換算される容積は既知となっている。
【0030】
演算手段は、第1溶解槽2の所定液位から換算される容積と、液面検出手段3により検出された液位とから、溶解された透析用原液の総容積を演算するものであり、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)等から成る。原則的には、第1溶解槽2内の透析用原液の容積は既知であるので、これに第2溶解槽1内の透析用原液の容積を加算したものが透析用原液の総容積となるのであるが、ラインに残留した透析用原液の容積も考慮するため、前記加算値に所定値を更に加算したものを透析用原の総容積とするのが好ましい。
【0031】
次に、上記構成の溶解装置に係る作用について説明する。
1日の透析終了後、次の日に必要とされる透析用粉末薬剤を予め第1溶解槽2内に投入しておく(透析用粉末薬剤投入工程)。次の日の透析が開始される前に、前日投入した第1溶解槽2内の透析用粉末薬剤を溶解するため、バルブV1及びV2を開いて給水ラインを開放するとともに、ポンプPを駆動させる。すると、ポンプPの作用により給水手段10から第1溶解槽2内に水が供給される。尚、特に言及しない限り各バルブは開けられず閉じた状態のままである。
【0032】
第1溶解槽2内では、給水により透析用粉末薬剤が攪拌されて透析用原液が作製され、該透析用原液の液面が上昇して開口2bに達した時点で透析用原液がオーバーフローし、連結ライン6を介して第2溶解槽1内に流れ込む。
第2溶解槽1内に流れ込んだ透析用原液は、ラインL6を通って給水ラインに流れ込み、再び第1溶解槽2内へ給水手段からの水とともに供給される。こうして、透析用原液は、第2溶解槽1と第1溶解槽2との間で循環し、次第に均一な濃度の透析用原液となっていく。
【0033】
この時、バルブV6を開ければ、ポンプPの作用により、循環される透析用原液の一部がラインL8から第2溶解槽1に再び戻ることとなり攪拌される。このように、第2溶解槽1及び第1溶解槽2に戻る透析用原液はそれぞれのタンクの下面中央から上方に向かって吹き上げられるため、タンク底面に溜まりがちな濃度の濃い透析用原液が攪拌され、タンク内における透析用原液の濃度がより均一化される。
【0034】
尚、ラインL12を通過する透析用原液の一部は、ラインL11に分流し、ラインL10を通って第2溶解槽1の側壁から第2溶解槽1に戻される。透析用原液がこのラインを通過する間に濃度セル8にて濃度測定が行われ、濃度が異常であれば、装置の停止又は図示しない操作盤にて作業者へ警告表示を行う。しかし、本実施形態においては、透析用原液の濃度測定は作製された透析用原液の容積を検出すれば足りるため、この濃度セル8による濃度測定は適宜行うものとし、濃度測定を行わないものとしてもよい。
【0035】
第2溶解槽1内に所定量の透析用原液が溜まった時点でバルブV1を閉じ、給水ラインを遮断すると共にポンプPの駆動を停止し、透析用原液の連結ライン6から第2溶解槽1への流れ込みが停止した時点で、液面検出手段3による第2溶解槽1内における透析用原液の液面検出を行う。液面検出は、既述の超音波液面センサ3a又は磁歪式変位センサ3bにより行われるので、検出範囲(超音波液面センサ3aにおいては第2溶解槽内の底面近傍からセンサ直下、磁歪式変位センサ3bにおいては磁歪線3ba内の所定範囲)において、いかなる液位をも検出することができる。
【0036】
この液面の検出値から演算手段9にて第2溶解槽1及び第1溶解槽2内の透析用原液全体の容積を演算し、投入した透析用粉末薬剤に対し透析用原液全体の容積が所定濃度となる容積になるまで再びバルブV1を開き、しばらく循環、攪拌作業を行って透析用原液準備工程が完了する。このように、給水を2回に分けた理由は、透析用粉末薬剤が水に溶解すると全体の容積が変化することにある。即ち、透析用粉末薬剤が水に溶けて容積が減少するため、透析用原液の容積は透析用粉末薬剤と給水量とを加えた容積より減少するのである。
【0037】
また、その容積の減少量は溶解する透析用粉末薬剤によって異なるので、予め容積の減少量を見込んだ給水を行うのは困難となっている。よって、最初に目標の8割〜9割程度給水し、透析用粉末薬剤が完全に溶解した後に液面を検出して目標容積とするための給水量を認識し、2回目の給水で目標容積とするのである。このような2回に分けた給水は、後述する既定追加溶解工程及び任意追加溶解工程においても同様に行われる。
【0038】
上記透析用原液準備工程では設定された薬剤数の溶解に達していない場合(即ち、必要量に足りなかった場合)、以下に示す追加溶解工程(以下、この場合の追加溶解工程を特に既定追加溶解工程という。)を行う。
バルブV1、V6、及びV4を開けて第2溶解槽1内に給水した後、追加分の透析用粉末薬剤を第2溶解槽1内に投入し、ポンプPを駆動させる。追加分の透析用粉末薬剤の投入時期については、第2溶解槽1内への給水中であればよく、図示しない操作盤から操作者に投入の指示を表示させるようにするのが好ましい。
【0039】
これにより、給水手段10からの水は、ラインL1、L2、L3、L4、L12、及びL8を通って第2溶解槽1内に底面から供給され、そのうちの一部はラインL12から分流して、ラインL11及びL10を通って第2溶解槽1内に上部から供給される。
【0040】
一方、バルブV4が開けられているので、第2溶解槽1への既定追加溶解工程中、第1溶解槽2からラインL13、L15、及びL17を介して透析液供給装置11に透析用原液が供給され始めている。
そして、再び液面検出手段3により第2溶解槽1内の透析用原液の容積を検出するとともに、この検出値から直前に検出した第2溶解槽1内の透析用原液を減算した値が、追加投入された透析用粉末薬剤に対応した容積となった時点で既定追加溶解工程を終了する。
【0041】
透析を行うには、バルブV3を開けて供給ラインを開放することにより第2溶解槽1内の透析用原液を透析液供給装置11に送液する(透析用原液供給工程)。尚、バルブV3を開けて供給ラインを開放し、第1溶解槽2内の透析用原液を透析液供給装置11に送液してもよい。即ち、第2溶解槽1内の透析用原液を先に使用するか、第1溶解槽1内の透析用原液を先に使用するかは適宜選択可能とされている。
【0042】
透析用原液供給工程中に透析用原液を追加作製する必要が生じた場合(即ち、必要量に足りなかった場合)、以下の追加溶解工程(以下、この場合の追加溶解工程を特に任意追加溶解工程という。)を行う。尚、任意追加溶解工程に伴う時間に必要とされる透析用原液が第1溶解槽2内に残っていない場合は、第2溶解槽1内の透析用原液を第1溶解槽2に予め移しておく必要がある。
【0043】
まず、液面検出手段3により第2溶解槽1内に残っている透析用原液の液位を検出する。この時、超音波液面センサ3a又は磁歪式変位センサ3bにより第2溶解槽1内の液位を連続的に検出するので、液位によっては検出できないという不具合がなく、いかなる液位でも検出時間を一定とすることができる。
次に、バルブV1、V6、及びV4を開けて第2溶解槽1内に給水した後、追加分の透析用粉末薬剤を第2溶解槽1内に投入し、ポンプPを駆動させる。追加分の透析用粉末薬剤の投入時期については、第2溶解槽1内への給水中であればよく、図示しない操作盤から操作者に投入の指示を表示させるようにするのが好ましい。
【0044】
これにより、給水手段10からの水は、ラインL1、L2、L3、L4、L12、及びL8を通って第2溶解槽1内に底面から供給され、そのうちの一部はラインL12から分流して、ラインL11及びL10を通って第2溶解槽1内に上部から供給される。
【0045】
一方、バルブV4が開けられているので、第2溶解槽1への任意追加溶解工程中、第1溶解槽2からラインL13、L15、及びL17を介して透析液供給装置11に透析用原液が供給され続けている。
そして、再び液面検出手段3により第2溶解槽1内の透析用原液の容積を検出するとともに、この検出値から最初に検出した第2溶解槽1に残っていた透析用原液を減算した値が、追加投入された透析用粉末薬剤に対応した容積となった時点で任意追加溶解工程を終了する。
【0046】
尚、既定追加溶解工程及び任意追加溶解工程において、第2溶解槽1内に透析用原液が残っていない場合(第2溶解槽1が空の状態の場合)は、給水前或いは給水時にバルブV8を開けてライン内に残っている透析用原液を排液するのが好ましい。
【0047】
次に第2溶解槽1及び第1溶解槽2内の洗浄消毒工程について説明する。
第1溶解槽2内の洗浄は、第1溶解槽2内に透析用原液が残っていない状態(透析用原液を使い切った場合、及びバルブV5を開いて排水ラインを解放し、透析用原液を排水した場合を含む)で行われ、第2溶解槽2による透析用原液の供給中に行われる。
【0048】
即ち、バルブV7を開いてシャワー5にて給水手段10の水を第1溶解槽2内で散水して洗浄するとともに、バルブV3を開いて供給ラインを解放し、第2溶解槽1内の透析用原液を透析液供給装置11に供給する。尚、バルブV6を開いてラインL12及びL4を経て供給ラインに達するラインを解放し、該ラインにより第2溶解槽1内の透析用原液を透析供給装置11に供給もしている。シャワー5から散水された水は、バルブV5を開くことにより解放された排水ラインにより排水される。
【0049】
第2溶解槽1内の洗浄は、1日の透析が終了した後に行われ、第1溶解槽2に次の日の透析に必要な透析用粉末薬剤が投入された状態で行われる。即ち、バルブV2を開いてシャワー4にて給水手段10の水を第1溶解槽2内で散水して洗浄するとともに、ポンプPを駆動させて第2溶解槽1内で洗浄に使用された水を循環させる。この循環により、循環水を流したラインの洗浄をも行うことができる。尚、洗浄時に必要に応じてバルブV6も開き、ラインL12を含むラインの洗浄を行ってもよい。
【0050】
また、消毒ユニット7に消毒液を投入し、この消毒液を第2溶解槽1内に流すことにより、第2溶解槽1内の消毒も行うことができる。この消毒は、消毒液の残留を回避するため、複数の洗浄の間に行うのが好ましい。
更に、バルブV3を開くと共にポンプPを駆動させることにより、ラインL6、L3、L16、及びL18が形成するライン内で第2溶解槽1内の水を循環させ、チャンバ12の洗浄を行う。尚、かかるラインを第2溶解槽1の消毒中に形成すれば、チャンバの消毒を行うことができる。尚、洗浄又は消毒後の水は、バルブV8を開くことにより排出されるが、消毒等の水が第1溶解槽2内の透析用粉末薬剤に混入しないよう、バルブ5を開いた状態で洗浄又は消毒を行うのが好ましい。
【0051】
上記第1の実施形態によれば、第2溶解槽1及び第1溶解槽2から成る2つの溶解槽を有するため、追加溶解工程(既定及び任意の両方を含む)中においても透析液供給装置11に透析用原液を供給し続けることができ、且つ、液面検出手段3が連続的に透析用原液の液位を検出できるものであるため、段階的な液位の検出をするものに比べ、透析用原液の追加溶解作業を容易とすることができる。
【0052】
次に、参考例について説明する。
参考例における溶解装置は、図4に示すように、1つの溶解槽13と、攪拌機14と、シャワー15と、液面検出手段3と、演算手段9と、給水手段10と、複数のバルブV9〜V12と、透析液供給装置11と、ラインL19〜L24とから主に構成されている。尚、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
【0053】
給水手段10からはラインL19及びL21が延設され溶解槽13の底面に接続されるとともに、ラインL21には給水用のバルブV10が配設されている。ラインL19とL21との交点からは、ラインL20が延設されて溶解槽13の上部に配設されたシャワー15と接続されている。尚、ラインL19及びL21で給水ラインを形成している。
【0054】
一方、溶解槽13の底面からは、ラインL22及びL23が延設されるとともに、ラインL23には排水用のバルブV11が配設されている。このラインL22及びL23で排水ラインを形成している。また、ラインL22とL23との交点からは、ラインL24が延設されて透析液供給装置11と接続されている。
【0055】
攪拌機14は、溶解槽13内の底面に配設された、例えばインペラ等から成るものであり、このインペラの回転駆動により溶解槽13内に収容された透析用原液が攪拌されるよう構成されている。尚、攪拌機14は、インペラに限定されるものではなく、他の攪拌機能を持ったものに代えてもよい。
【0056】
液面検出手段3は、第1実施形態と同様のものであり、例えば超音波液面センサ3a又は磁歪変位センサ3bから成る。
透析用原液準備工程を行うには、透析用粉末薬剤を所定量投入した後、バルブV10を開けて給水ラインを解放すると共に攪拌機14を駆動させる。尚、先に給水ラインを解放した後、所定量の透析用粉末薬剤を投入してもよく、所定量の透析用粉末薬剤を透析の前日に予め投与しておき、透析当日に給水ラインを解放して給水するようにしてもよい。
【0057】
溶解槽13内に所定量の透析用原液が溜まった時点でバルブ10を閉じて給水ラインを遮断するとともに攪拌機14の駆動を停止し、透析用原液の液位を検出する。そして、投入した透析用粉末薬剤に対し透析用原液全体の容積が所定濃度となる容積になるまで再びバルブV10を開き、しばらく攪拌機14による攪拌作業を行って原液の溶解作業が終了する。このように給水を2回に分けた理由は、第1実施形態にて既述したので省略する。透析用原液供給工程を行うには、バルブV12を開けて溶解槽13内の透析用原液を透析液供給装置11に送液する。
【0058】
また、患者数の増加や溶解すべき透析用原液の容積の計算間違い等で、透析用原液の追加の必要が生じた場合、1日の透析の中休み(例えば午後の透析時間と午前の透析時間との間の時間)等に以下の追加溶解工程を行う。
まず、バルブV12を閉めて透析液供給装置11に対する透析用原液の供給を停止した後、液面検出手段3で残留している透析用原液の液位を検出する。液位の検出の後、バルブ10を開けて溶解槽13内に給水するとともに、追加の透析用粉末薬剤を投入して攪拌機14にて攪拌する。透析用粉末薬剤の投入の時期は給水中に行えばよく、例えば図示しない操作盤により操作者に投入の指示を表示させるようにするのが好ましい。
【0059】
そして、再び液面検出手段3により溶解槽13内の透析用原液の容積を検出するとともに、この検出値から溶解槽13に残留していた透析用原液の容積を演算手段9にて減算した値が、追加投入された透析用粉末薬剤に対応した容積となった時点で追加溶解工程を終了する。
【0060】
尚、第1の実施形態と同様、追加溶解工程において、溶解槽13内に透析用原液が残っていない場合(溶解槽13が空の状態の場合)は、給水前或いは給水時にバルブV11を開けてライン内に残っている透析用原液を排液するのが好ましい。
【0061】
溶解槽13内を洗浄するには、バルブV9を開けてシャワー15にて溶解槽13内で散水させることにより行われ、洗浄後の排液は、バルブV11を開けることにより行われる。また、第1の実施形態と同様の消毒ユニットを溶解槽13に配設して消毒を行うよう構成してもよい。
【0062】
上記参考例によれば、溶解槽を1つにすることができるので、装置全体を小型化できるとともに、液位の連続的検出が可能な液面検出手段により追加溶解作業を容易とさせることができる。
【0063】
以上、第1の実施形態及び参考例に係る溶解装置について説明したが、透析用原液準備工程、追加溶解工程(既定追加溶解工程及び任意追加溶解工程を含む)、透析用原液供給工程、及び洗浄消毒工程を手動で切り替えてもよいし、これら工程をシーケンス制御等によって自動で切り替えるように構成してもよい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、溶解槽内における透析用原液の液位を連続して検出可能とされているので、段階的に液位を検出するものに比べて透析用原液の追加溶解作業を容易とさせるとともに、メンテナンス作業を軽減させることができる。
また、2つの併設された溶解槽により追加溶解作業を行うので、請求項1の効果に加え、追加溶解中においても透析液供給装置に透析用原液を供給することができる。
請求項の発明によれば、透析用原液の追加溶解作業を容易とさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態における溶解装置の概略系統図
【図2】 本発明に係る溶解装置の液面検出手段としての超音波液面センサを示す概略図
【図3】 本発明に係る溶解装置の液面検出手段としての磁歪変位センサを示す概略図
【図4】 本発明に係る参考例における溶解装置の概略系統図
【符号の説明】
1…第2溶解槽
1a〜1e…開口
2…第1溶解槽
2a、2b…開口
3…液面検出手段
3a…超音波液面センサ(液面検出手段)
3b…磁歪変位センサ(液面検出手段)
4,5…シャワー
6…連結ライン
7…消毒ユニット
8…濃度セル
9…演算手段
10…給水手段
11…透析液供給装置
12…チャンバ
13…溶解槽
14…攪拌機
F1…フィルタ
L1〜L24…ライン
V1〜V12…バルブ
P…ポンプ

Claims (2)

  1. 透析用粉末薬剤を溶解し透析用原液を得る溶解装置において、
    前記透析用原液を収容する溶解槽と、
    前記溶解槽に前記透析用粉体薬剤を溶解するための水を供給する給水ラインと、
    該給水ラインによって溶解生成した前記透析用原液の液位を連続的に検出可能な液面検出手段と、
    該液面検出手段により検出された液位から前記溶解槽内の透析用原液の容積を演算する演算手段と、
    前記溶解槽から透析液供給装置に前記透析用原液を供給する供給ラインと、
    を備え、
    前記溶解槽は、透析用粉末薬剤を収容する第1溶解槽と、該第1溶解槽と併設され前記給水ラインにて給水可能とされた第2溶解槽とから成り、当該第2溶解槽の側壁に形成された開口と前記第1溶解槽の側壁に形成された開口とを連結して成るとともに、第1溶解槽内で透析用原液の液面が当該開口に達した時点で当該透析用原液を前記第2溶解槽にオーバーフローさせることにより、当該第1溶解槽内で所定液位を超えた前記透析用原液を第2溶解槽に流出する連結ラインを有し、該連結ラインから流出した透析用原液を前記液面検出手段で検出するとともに、前記第2溶解槽と給水ラインとを連通する連通ラインを設け、
    前記演算手段は、前記液面検出手段により検出された液位から算出された容積と、前記第1溶解槽の所定液位から換算される既知の容積とから、溶解された前記透析用原液の総容量を演算し、且つ、前記第1溶解槽から前記連結ラインを介して前記第2溶解槽に流れ込んだ透析用原液を前記連通ライン及び前記給水ラインを介して再び当該第1溶解槽に供給することにより、当該第2溶解槽と第1溶解槽との間で透析用原液が循環し得るよう構成されたことを特徴とする溶解装置。
  2. 前記液面検出手段で前記第2溶解槽内における透析用原液の液位を検出して演算手段にて容積を演算した後、所定量の透析用粉末薬剤と水とを前記第2溶解槽内に追加し、追加後に再び前記液面検出手段で前記第2溶解槽内における透析用原液の液位を検出して演算手段にて容積を演算するとともに、前記透析用粉末薬剤を追加した後の透析用原液の容積から追加前の透析用原液の容積を減算して追加分の透析用原液の容積を演算することを特徴とする請求項1記載の溶解装置の使用方法。
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