JP4247693B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投射型表示装置に関し、特に、その各部品の位置調整を容易に行うことができるようになった投射型表示装置に関する。
従来の投射型表示装置として、反射型ライトバルブを使用した投射型表示装置(例えば特許文献1参照)が知られている。
図1は、このような従来の投射型表示装置の構成例の概略を示す図である。
図1の従来の投射型表示装置は、ランプハウス1乃至投射レンズ16を含むように構成され、投射レンズ16からスクリーン21に対して光束を出射することで、その光束に対応する像をスクリーン21上に投射する。即ち、スクリーン21上に画像が表示される。
ランプハウス1は、発光源であるランプバルブ1−1と、ランプバルブ1−1から発した光を集光して所望の方向へ出射させる集光ミラー1―2とから構成される。
ランプバルブ1―1としては、キセノンショートアークランプや超高圧ランプ等の幅広い波長域の光束を放射する光源が使用される。
ランプハウス1から出射された光束は、ミラー2で反射された後、光学系3に入射して所望の光束に整えられた後に、第1ハエの目4、第2ハエの目5、および、光束を所望の偏光方向に整える偏光制御光学系6を経て、光学系7を通過して、色分解光学系31に入射される。
色分解光学系31には、ダイクロイックミラー9,10がX字型に配置された色分解系が設けられている。例えば図1の例では、ダイクロイックミラー9が、赤の波長光(以下、R光と称する)を反射させ、ダイクロイックミラー10が、青の波長光(以下、B光と称する)と緑の波長光(以下、G光と称する)を反射させる。ミラー8,11は、この色分解系を経た光束の向きを変えるために配置されている。また、色分解光学系31には、G光を反射させる一方、B光を透過させるダイクロイックミラー12が設けられている。
即ち、色分解光学系31に入射された光束のうちの、ダイクロイックミラー9で反射されたR光はミラー8で向きを変えた後に、偏光ビームスプリッタ13Rに入射する。また、ダイクロイックミラー10で反射されたG光とB光とはミラー11で向きを変え、そのうちのG光は、ダイクロイックミラー12で反射されて偏光ビームスプリッタ13Gに入射する一方、B光は、ダイクロイックミラー12を透過して偏光ビームスプリッタ13Bに入射する。
偏光ビームスプリッタ13Rに入射されたR光は、その偏光膜(以下、偏光分離部と適宜称する)で反射されて反射型ライトバルブ14Rに入射する。反射型ライトバルブ14Rは、入射したR光の偏光状態を微小な領域毎に任意に調整することで、偏光ビームスプリッタ13Rの偏光分離部を透過させて色合成プリズム15へ入射させるように、そのR光の状態を制御することができる。即ち、偏光ビームスプリッタ13Rから反射型ライトバルブ14Rに入射されたR光は、そこで反射して、偏光ビームスプリッタ13Rに再び入射した後、その偏光分離部を透過して、色合成プリズム15に入射する。
同様に、偏光ビームスプリッタ13Gから反射型ライトバルブ14Gに入射されたG光は、そこで反射して、偏光ビームスプリッタ13Gに再び入射した後、その偏光分離部を透過して、色合成プリズム15に入射する。また、偏光ビームスプリッタ13Bから反射型ライトバルブ14Bに入射されたB光は、そこで反射して、偏光ビームスプリッタ13Bに再び入射した後、その偏光分離部を透過して、色合成プリズム15に入射する。
色合成プリズム15は、各反射型ライトバルブ14R,14G,14Bから入射したR光,G光,B光を投射レンズ16側へ反射させる。投射レンズ16は、それらのR光,G光,B光からなる光束を出射することで、各反射型ライトバルブ14R,14G,14Bにより形成される像をスクリーン21上に投射する。
即ち、投射レンズ16でスクリーン21上に像を投射することは、各反射型ライトバルブ14R,14G,14Bとスクリーン21上とが、投射レンズ16によって光学的に共役な配置にあるということを意味する。
また、このような像がスクリーン21上に投射されている際には、第1ハエの目4と第2ハエの目5とによって、第2ハエの目5の出射面近傍に複数の2次光源が形成され、この2次光源は光学系7によりいわゆるケーラー照明を構成して、各反射型ライトバルブ14R,14G,14Bを照明する。
このような構成の従来の投射型表示装置においては、像が投射されるスクリーン21上の照度を最大にするために、集光ミラー1−2とランプバルブ1−1との位置関係の調整、ランプハウス1と光学系3との位置関係の調整、ミラー2の傾き調整等、各部品の位置調整が必要に応じて行われる。その際、図1に示されるように、スクリーン21上に照度を測定する受光センサ22が配置され、また、その近傍に、受光センサ22の測定値を表示する表示装置23が配設される。
即ち、調整者は、従来の投射型表示装置からスクリーン21上に像を実際に投射させ、その際の受光センサ22によって測定された照度の値を、表示装置23によって読み取りつつ、従来の投射型表示装置の各部品の位置調整を行っていた。
特開2005−250249号公報
しかしながら、従来の投射型表示装置からスクリーン21上に像を正しく投射する場合には、投射レンズ16の投射可能距離まで、従来の投射型表示装置をスクリーン21から離さないといけない。このため、当然ながら、従来の投射型表示装置と、スクリーン21上に設置される受光センサ22とは、投射レンズ16の投射可能距離分だけ離間することになる。従って、従来の投射型表示装置の各部品の位置調整を行う際には、投射可能距離分だけ離れている受光センサ22を用いて照度を測定する作業が必要となる。かかる作業は、調整者にとって煩雑な作業であった。
さらに、その照度の測定は投射される映像の中心で一般的に行われる。即ち、受光センサ22は映像の中心に配置される。しかしながら、近年、デジタルシネマの分野等において、スクリーン21の大型化が進み、その結果、映像の中心、即ち、スクリーン21の中心位置は床からかなりの高さとなっている場合がある。このような場合、スクリーン21の中心部に受光センサ22を配置させて、照度を測定する作業は、調整者にとって位置的に困難な作業であった。
このため、調整者からは、投射型表示装置の各部品の位置調整を容易に行いたいという要望が挙げられていたが、このような要望に十分に応えられていない状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、投射型表示装置の各部品の位置調整を容易に行うことをできるようにするものである。
本発明の一側面の投射型表示装置は、光源からの光を複数の色光に色分解する色分解光学系と、前記複数の色光のそれぞれについての複数の反射型ライトバルブと、前記色分解光学系により色分解された前記複数の色光のうちの所定色光を偏光分離部で偏光分離して、前記複数の反射型ライトバルブのうちの対応するひとつへ出射し、その反射型ライトバルブから入射した光を前記偏光分離部で偏光分離して検光する複数の偏光ビームスプリッタと、前記光源からの光を前記色分解光学系まで伝搬する1以上の部品とを備える投射型表示装置であって、前記所定の偏光ビームスプリッタの面のうちの、前記色分解光学系からの前記所定の色光が入射する第1の面と対向する第2の面から出射された光を検出し、その検出結果を、前記1以上の部品の位置調整に用いる情報として出力する受光機器を、前記複数の偏光ビームスプリッタのうちの1以上に対して備え、前記所定の偏光ビームスプリッタに対する前記受光機器は、前記所定の偏光ビームスプリッタの前記偏光分離部を対称軸として、対応する前記反射型ライトバルブと対称な位置に配置されている投射型表示装置。
前記受光機器は、エリアセンサである。
前記所定の偏光ビームスプリッタに対する前記受光機器は、前記所定の偏光ビームスプリッタの前記偏光分離部を対称軸として、対応する前記反射型ライトバルブと対称な平面内の任意な位置に配置された1以上のピンホールと、前記1以上のピンホールの各々を通過してくる光束を個別に受光する1以上の受光センサとで構成されている。
前記複数の偏光ビームスプリッタのうちの1以上のそれぞれに対する前記受光機器の検出情報、またはそれらの検出情報の加工情報を、前記投射型表示装置から投射される光に関する情報として提示する提示機器をさらに備える。
前記複数の偏光ビームスプリッタのそれぞれに対して複数の前記受光機器がそれぞれ備えられており、前記複数の受光機器の各検出情報に基づいて、前記投射型表示装置を構成する光学部品の性能状態を監視する監視機器をさらに備える。
本発明の一側面の投射型表示装置においては、光源からの光を複数の色光に色分解する色分解光学系と、前記複数の色光のそれぞれについての複数の反射型ライトバルブと、前記色分解光学系により色分解された前記複数の色光のうちの所定色光を偏光分離部で偏光分離して、前記複数の反射型ライトバルブのうちの対応するひとつへ出射し、その反射型ライトバルブから入射した光を前記偏光分離部で偏光分離して検光する複数の偏光ビームスプリッタと、前記光源からの光を前記色分解光学系まで伝搬する1以上の部品とが設けられており、前記所定の偏光ビームスプリッタの面のうちの、前記色分解光学系からの前記所定の色光が入射する第1の面と対向する第2の面から出射された光を検出し、その検出結果を、前記1以上の部品の位置調整に用いる情報として出力する受光機器が、前記複数の偏光ビームスプリッタのうちの1以上に対して設けられており、前記所定の偏光ビームスプリッタに対する前記受光機器は、前記所定の偏光ビームスプリッタの前記偏光分離部を対称軸として、対応する前記反射型ライトバルブと対称な位置に配置されている
以上のごとく、本発明によれば、投射型表示装置を提供できる。特に、その各部品の位置調整が簡単になった投射型表示装置を提供できる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、明細書または図面における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明が適用される投射型表示装置の一実施の形態の構成の概略を示す図である。
なお、図2において、図1と対応する箇所には対応する符号を付している。かかる箇所の説明については、図1を用いて説明済みであるので、以下においては適宜省略する。
図2の例の投射型表示装置においては、図1の従来の投射型表示装置と同様に、ランプハウス1乃至投射レンズ16が設けられている。即ち、図2の例の投射型表示装置も、投射レンズ16からスクリーン21に対して光束を出射することで、その光束に対応する像をスクリーン21上に投射する。即ち、スクリーン21上に画像が表示される。
さらに、図2の例の投射型表示装置においては、偏光ビームスプリッタ13Gの上方に受光機器の一例であるエリアセンサ51が配置され、また、そのエリアセンサ51の検出情報を提示する提示機器の一例である表示機器52が設けられている。
なお、エリアセンサ51の配置位置は、図2の例では偏光ビームスプリッタ13Gの上方とされているが、図2の例に限定されず、その他、偏光ビームスプリッタ13Rの右方でもよいし、或いは、偏光ビームスプリッタ13Bの右方でもよい。
なお、以下、偏光ビームスプリッタ13R,13G,13Bを特に区別する必要がない場合、単に偏光ビームスプリッタ13と称する。そして、偏光ビームスピリッタ13と称している場合には、反射型ライトバルブ14R,14G,14Bも区別せずに、単に反射型ライトバルブ14と称する。以下、図3を参照して、この呼称を用いて、エリアセンサ51の配置位置について説明する。
図3に示されるように、偏光ビームスプリッタ13の面のうちの、色分解光学系31からの光束Li(以下、入射光束Liと称する)が入射する面61と対向する面62側に、エリアセンサ51は配置される。
即ち、入射光束Liの全てが、偏光ビームスプリッタ13の偏光分離部63で反射されて反射型ライトバルブ14へ入射することが理想的である。ただし、実際には、入射光束Liの偏光純度、即ち所望の偏光とそれ以外の偏光の割合や、偏光分離部63の性能によって、その入射光束Liのうちの一部は、偏光分離部63で反射されずにそのまま透過してしまう。かかる一部の光束、即ち、偏光分離部63を透過してしまう光束は、図3の例では、符号Llが付された点線矢印として示されている。そこで以下、かかる光束を、漏れ光束Llと称する。
エリアセンサ51は、この漏れ光束Llの光量の二次元分布状態を検出し、その検出結果を表示機器52に出力する。表示機器52は、この検出結果、即ち、漏れ光束Llの光量の二次元分布状態自身を表示したり、その検出結果の加工情報を表示する。
即ち、エリアセンサ51の配置位置は、漏れ光束Llの光量を検出可能な位置であれば足りる。ただし、より好適には、図3に図示されているように、エリアセンサ51の配置位置は、偏光ビームスプリッタ13の偏光分離部63を対称軸として、反射型ライトバルブ14と対称な位置であるとよい。この好適な理由については、後述する。
例えば、偏光ビームスプリッタ13Gにおける漏れ光束Llの光量を検出する場合には、入射光束LiであるG光が入射される面61は、図2に示されるように(図2に対応した図3にも示されるように)下側に配置されるので、その面61に対向する面62は上側に配置されることになり、その結果、エリアセンサ51は、偏光ビームスプリッタ13Gの上方に配置されるのである。
一方、例えば、偏光ビームスプリッタ13Rにおける漏れ光束Llの光量を検出する場合には、入射光束LiであるR光が入射される面61は、図2に示されるように左側に配置されるので、その面61に対向する面62は右側に配置されることになり、その結果、エリアセンサ51は、偏光ビームスプリッタ13Rの右方に配置されるのである。
同様に、例えば、偏光ビームスプリッタ13Bにおける漏れ光束Llの光量を検出する場合には、入射光束LiであるB光が入射される面61は、図2に示されるように左側に配置されるので、その面61に対向する面62は右側に配置されることになり、その結果、エリアセンサ51は、偏光ビームスプリッタ13Bの右方に配置されるのである。
以下、引き続き図3を参照して、エリアセンサ51と表示機器52とについて、その用途の観点から説明を行う。
エリアセンサ51の検出対象である漏れ光束Llの光量は、入射光束Liの光量に比例する、という特徴がある。
また、入射光束Liのうちの偏光分離部63で反射して反射型ライトバルブ14へ向かった光束Lr(以下、主光束Lrと称する)は、反射型ライトバルブ14によって偏光状態が制御され、例えばスクリーン21上に白を投射しようとする際には偏光分離部63を透過する様に偏光状態が制御され、その結果、偏光分離部63を通過して、図3には図示せぬ色合成プリズム15(図2参照)を通過して、投射レンズ16からスクリーン21に対して出射される。即ち、この主光束Lrの光量が、図2の例の投射型表示装置から出射される光束の光量と対応し、ひいてはスクリーン21上の照度に対応する。そして、この主光束Lrの光量もまた、偏光ビームスプリッタ13への入射光束Liの光量に比例する、という特徴がある。
以上の内容をまとめると、漏れ光束Llの光量は、図2の例の投射型表示装置から出射される光束の光量、ひいてはスクリーン21上の照度と比例する、という特徴があるといえる。
そこで、漏れ光束Llの光量とスクリーン21上の照度との比例係数(傾き)を事前に把握しておくことで、エリアセンサ51により測定された漏れ光束Llの光量を用いて、図2の例の投射型表示装置から出射される光束の光量、ひいてはスクリーン21上の照度を求めることが容易に可能となる。そして、このエリアセンサ51により測定された漏れ光束Llの光量を示す情報やその加工情報は、表示機器52に表示される。
従って、図2の例の投射型表示装置を採用することで、調整者は、その投射型表示装置に搭載された又は直近に存在する表示機器52の表示内容を視認するだけで、スクリーン21上の照度を把握することができるようになり、即ち、スクリーン21上に配置された受光センサ22(図1)を用いた照度の実測は不要となり、その結果、各部品の位置調整を容易に行うことができるようになる。
なお、比例係数(傾き)を事前に把握する手法は、特に限定されないが、例えば本実施の形態では次のような手法が採用されているとする。
即ち、先ず、調整者は、表示機器52に表示されたエリアセンサ51の検出結果を視認しながら、漏れ光束Llの光量が最大となるように、各部品の位置調整(初期設定としての位置調整)を行う。
次に、調整者は、漏れ光束Llがその最大光量の際のスクリーン21上の照度の実測値を測定する。この場合の実測値の測定手法は、特に限定されないが、例えば図1を用いて説明した従来の測定手法、即ち、スクリーン21上に設置された受光センサ22を用いる手法を採用することができる。
これにより、調整者は、漏れ光束Llの最大光量と、スクリーン21上の照度の実測値とから、比例係数(傾き)を求めることができる。
このようにして求められた比例係数(傾き)は、調整者自身が保持してもよいし、図2の例の投射型表示装置内部(表示機器52含む)に保持させてもよい。後者の場合には、図2の例の投射型表示装置(表示機器52含む)が演算機能を有していれば、エリアセンサ51の検出結果、即ち、漏れ光束Llの光量からスクリーン21上の照度を演算し、その演算結果も表示機器52に簡単に表示させることができるようになる。その結果、調整者にとっては、より一段と簡単に各部品の位置調整を行うことができるようになる。
さらに、図2の例では、漏れ光束Llの光量を検出する受光機器として、エリアセンサ51が採用されている。そこで、エリアセンサ51の配置位置を、図3に示されるように、偏光分離部63を対称軸として、反射型ライトバルブ14と対称な位置とすることで、その検出結果、即ち、漏れ光束Llの光量の二次元分布状態は、反射型ライトバルブ14に入射する主光束Lrの面内分布、即ちスクリーン21上に投射される像の照度分布をほぼ表したものとなる。
換言すると、エリアセンサ51により検出された漏れ光束Llの光量の二次元分布のうちの点αにおける検出光量は、偏光分離部63を対称軸とした反射型ライトバルブ14における対称な点aの光量に対応し、このことは、この点aの像が投影されるスクリーン21上の点Aの照度に対応していることを意味する。同様に、エリアセンサ51により検出された漏れ光束Llの光量の二次元分布のうちの点βにおける検出光量は、偏光分離部63を対称軸とした反射型ライトバルブ14における対称な点bの光量に対応し、このことは、この点bの像が投影されるスクリーン21上の点Bの照度に対応していることを意味する。なお、図3の例では、説明の簡略上、点aと点bとの位置関係と、点Aと点Bとの位置関係とは同一関係(同距離)となるように図示されているが、実際には、投射レンズ16の特質に応じて異なる関係(異なる距離)となることが多い。
また、図3の例では、反射型ライトバルブ14上の点aと点bの位置関係についても、図3中点aは点bの上に図示されており、またスクリーン21上でも同様に点aの対応点Aは点bの対応点Bの上に図示されている。この位置関係は、各色別の反射型ライトバルブ14と色合成プリズム15(図示せず)および投射レンズ16によって逆転することもあるが、ここでは説明の便宜上ライトバルブ14上の位置関係のままスクリーン21上に投影されるものとしたためである。
このような配置関係のエリアセンサ51を採用することで、調整者は、様々な観点から、各部品の位置調整を行うことができるようになる。
具体的には例えば、光量だけに着目した観点からは、調整者は、エリアセンサ51の検出光量の二次元分布の各位置による差は無視して、それらの検出光量を単純平均した代表値を演算し、その代表値を用いて各部品の位置調整を行えばよい。また例えば、スクリーン21上における像の画面の上下や左右の照度バランスを重視した観点からは、調整者は、それらの照度バランスがわかるような情報を、エリアセンサ51の検出光量の二次元分布状態から演算して、その演算値を用いて各部品の位置調整を行えばよい。
なお、このようなエリアセンサ51の検出結果を用いた演算は、ここでは調整者自身が行うとしたが、実際には、図2の例の投射型表示装置(表示機器52含む)が演算機能を有していれば、その投射型表示装置に行わせるようにしてもよい。この場合、各演算結果を表示機器52に簡単に表示させることができるので、調整者にとっては、より一段と簡単に各部品の位置調整を行うことができるようになる。
また例えば、スクリーン21上の所定点、例えば中心点等の照度に着目した観点からは、調整者は、エリアセンサ51により検出された漏れ光束Llの光量の二次元分布のうちの、所定点に対応する点における検出光量を用いて、各部品の位置調整を行えばよい。ここで、スクリーン21上の所定点に対応する点とは、スクリーン21上の所定点の像に対応する反射型ライトバルブ14の像の点に対して、偏光分離部63を対称軸としたエリアセンサ51における対称な点をいう。具体的には例えば、スクリーン21上の所定点が点Aの場合には、点αが、スクリーン21上の所定点に対応する点である。また例えば、スクリーン21上の所定点が点Bの場合には、点βが、スクリーン21上の所定点に対応する点である。
このような観点から調整を行う場合、即ち、調整者がスクリーン21上の所定点に着目して各部品の位置調整を行う場合には、図2の例の投射型表示装置の代わりに、例えば図4に示されるような投射型表示装置を採用することもできる。即ち、図4は、本発明が適用される投射型表示装置の一実施の形態であって、図2の例とは異なる例の実施の形態の構成の概略を示す図である。
なお、図4において、図1または図2と対応する箇所には対応する符号を付している。かかる箇所の説明については、図1または図2を用いて説明済みであるので、以下においては適宜省略する。
図4の例の投射型表示装置においては、図2の例の投射型表示装置と同様に、ランプハウス1乃至投射レンズ16が設けられている。即ち、図4の例の投射型表示装置も、投射レンズ16からスクリーン21に対して光束を出射することで、その光束に対応する像をスクリーン21上に投射する。即ち、スクリーン21上に画像が表示される。
ただし、図4の例の投射型表示装置においては、偏光ビームスプリッタ13Gの上方に、ピンホール71と受光センサ72とからなる受光機器が配置され、また、その受光センサ72の検出情報を提示する提示機器の一例である表示機器52が設けられている。即ち、受光機器として、図2の例ではエリアセンサ51が採用されていたのに対して、図4の例ではピンホール71と受光センサ72とからなる受光機器が採用されている。
なお、ピンホール71と受光センサ72とからなる受光機器の配置位置は、図4の例では偏光ビームスプリッタ13Gの上方とされているが、図4の例に限定されず、その他、偏光ビームスプリッタ13Rの右方でもよいし、或いは、偏光ビームスプリッタ13Bの右方でもよい。
即ち、ピンホール71と受光センサ72とからなる受光機器の配置位置は、図3を用いて説明したエリアセンサ51の配置位置と全く同様に、漏れ光束Llの光量を検出可能な位置であれば足りる。
ただし、スクリーン21上の所定点の照度を求めたい場合には、受光センサ72は、スクリーン21上の所定点に対応する点についての漏れ光束Llの光量を検出する必要がある。そして、スクリーン21の像が投射される全範囲の中から所定点が任意に選択される可能性がある。従って、これらのことを考慮すると、ピンホール71の位置は、偏光ビームスプリッタ13の偏光分離部63を対称軸として、反射型ライトバルブ14と対称な平面内の任意の位置とすると好適である。即ち、任意の位置とは、任意に選択され得る所定点に対応する位置という意味である。そして、受光センサ72の配置位置は、そのピンホール71を通過してくる漏れ光束Llの光量を検出可能な位置とすると好適である。
なお、ピンホール71と受光センサ72との組の組数は、上述した例では1組とされたが、スクリーン21上の複数点の照度を利用した各部品の位置調整が行われ得ることを考慮すると、即ち、スクリーン21上の所定点が複数点になり得ることを考慮すると、複数組であってもよい。即ち、図4の例の受光機器は、同図中あたかもピンホール71と受光センサ72との1組のみで構成されているように描画されているが、実際には、ピンホール71と受光センサ72との組を1組以上含むように構成されている。
具体的には例えば、スクリーン21上の所定点が、投射される像の中心及び上下左右の5箇所の点であった場合には、偏光ビームスプリッタ13の偏光分離部63を対称軸として反射型ライトバルブ14と対称な平面内のうちの、これらの5箇所に対応する5つのピンホール71を設け、それらに対応する5つの受光センサ72を設ければよい。この場合、これら5つの受光センサ72の検出結果から、スクリーン21上に投射される像の照度分布のおよその情報を得ることも可能となり、調整者は、その情報を用いて各部品の位置調整を行うこともできる。
ただし、以下、説明の簡略上、特に断りのない限り、ピンホール71と受光センサ72との組が複数組である場合にも、単に、ピンホール71と受光センサ72とのそれぞれと称する。
以上、本発明が適用される受光機器として、図2の例のエリアセンサ51と、図4の例のピンホール71と受光センサ72とを含む受光機器とについて説明してきた。ただし、本発明が適用される受光機器とは、これらの例に限定されず、次のような受光機器であれば足りる。即ち、図3を用いて説明すると、偏光ビームスプリッタ13の面のうちの、色分解光学系31からの入射光束Liが入射する面61と対向する面62側に設けられ、偏光ビームスプリッタ13からの光、即ち、漏れ光束Llを検出する受光機器であれば足り、その構成は特に限定されない。
また、かかる受光機器の個数は、1つに限定されず、複数でもよい。即ち、1つの偏光ビームスプリッタ13に対して1つの受光機器(図2や図4の例参照)を設けてもよいし、複数の偏光ビームスプリッタ13のそれぞれに対して複数の受光機器をそれぞれ個別に設けるようにしてもよい。
具体的には例えば、図5の例では、偏光ビームスプリッタ13Gの上方に、ピンホール71Gと受光センサ72Gとからなる受光機器が配置され、偏光ビームスプリッタ13Rの右方に、ピンホール71Rと受光センサ72Rとからなる受光機器が配置され、偏光ビームスプリッタ13Bの右方に、ピンホール71Bと受光センサ72Bとからなる受光機器が配置されている。この場合、表示機器52は、受光センサ72R,72G,72Bの各検出情報、またはそれらの加工情報を表示することができる。
即ち、図5は、本発明が適用される投射型表示装置の一実施の形態であって、図2や図4の例とは異なる例の実施の形態の構成の概略を示す図である。なお、図5において、図1、図2、または図4と対応する箇所には対応する符号を付している。かかる箇所の説明については、図1、図2、または図4を用いて説明済みであるので、以下においては適宜省略する。
この図5の例の投射型表示装置を採用することで、その各部品の調整を容易に行えるという上述した効果(以下、調整容易効果と称する)に加えて、さらに、各部品の劣化状態を把握できるようになるという効果(以下、劣化把握効果と称する)を奏することができるようになる。
以下、かかる劣化把握効果についてさらに説明する。
即ち、投射型表示装置を構成する各部品のうちの光学部品は、主として光が熱に変わることから生じる熱負荷にさらされる。従って、光学部品は、熱負荷により劣化する、という特徴を有している。特に、近年、デジタルシネマの分野等に投射型表示装置が適用されるようになったことから、大型スクリーンに映像を投射する必要が生じ、その投射のための光束量は年々増大しており、それに伴い、光学部品が受ける熱量も増大し、その結果、光学部品の寿命に影響を与えるようになっている。
一般的に、光学部品は予め設定した時間(予測寿命)に従って交換することを推奨しているが、実際には使用者の使用状況によって寿命への到達度や、熱負荷による性能劣化の具合はまちまちであり、光学部品の交換時期等は個別に判断する必要がある。従って、使用者からは、投射型表示装置の光学部品の寿命診断を適切に行いたいという要望が挙げられていたが、このような要望に十分に応えられていない状況であった。
これに対して、図5の例の投射型表示装置を例えば次のように利用することで、劣化把握効果を奏することができ、ひいてはかかる要望に応えることができるようになる。
即ち、使用者は、図5の例の投射型表示装置の使用開始初期における各受光センサ72R,72G,72Bの出力の各比(以下、初期出力比と称する)を保持しておき、その後の使用時における各受光センサ72R,72G,72Bの出力の各比(以下、現状出力比と称する)と適宜比較し、その比較結果に基づいて、偏光ビームスプリッタ13R,13G,13Bまでの経路における各部品の劣化状態を、R光,G光,B光についての各部品毎に個別に把握できるようになる。例えば、B光とG光についての現状出力比は初期出力比とほぼ変わりないが、R光と他色光についての現状出力比が初期出力比から変化していることから、R光の出力のみの低下が認められた場合には、使用者は、R光の光路中の部品が性能劣化をおこしていると判断することが容易にできる。
なお、このような初期出力比や現状出力比は、使用者自身が保持してもよいし、図5の例の投射型表示装置内部(表示機器52含む)に保持させてもよい。或いは例えば図6のように、演算機能を有する監視機器81を投射型表示装置にさらに搭載させ、この監視機器81に初期出力比や現状出力比を記憶させるようにしてもよい。
即ち、図6は、本発明が適用される投射型表示装置の一実施の形態であって、図2、図4、または図5の例とは異なる例の実施の形態の構成の概略を示す図である。なお、図6において、図1、図2、図4、または図5と対応する箇所には対応する符号を付している。かかる箇所の説明については、図1、図2、図4、または図5を用いて説明済みであるので、以下においては適宜省略する。
監視機器81は、各受光センサ72R,72G,72Bの各出力を取得し、初期出力比や現状出力比を演算して、記憶しておくことができる。さらに、監視機器81は、初期出力比と現状出力比との比較演算や、その比較演算結果に基づく寿命診断演算等を行い、その結果を表示機器52に表示させることもできる。これにより、使用者にとっては、より一段と簡単に各部品の寿命診断操作を行うことができるようになる。
なお、図6の例では、寿命診断の機能を明確にすべく、表示機器52とは別に監視機器81が設けられているが、上述したように監視機器81の機能を表示機器52や図示せぬ他の部品に委譲することもできる。この場合、監視機器81は、省略可能である。
また、このような劣化把握効果を奏するためには、投射型表示装置を、図5や図6の例のように構成する必要はなく、各偏光ビームスプリッタ13R,13G,13Bのそれぞれに対して個別に、上述した本発明が適用される受光機器をそれぞれ配置させる構成、具体的には例えば図2のエリアセンサ51をそれぞれ配置させる構成とすればよい。
以上、本発明が適用される投射型表示装置として、図2、図4、図5、および図6の例の投射型表示装置について説明してきたが、本発明は、これらの例に限定されず、様々な実施の形態を取ることができる。
例えば、上述した各例では何れも、表示機器52は、投射型表示装置の一構成要素とされていたが、投射型表示装置の構成要素としては特に必須なものではない。即ち、本発明が適用される投射型表示装置は、上述した本発明が適用される受光機器を1以上備え、その1以上の受光機器の各検出結果の出力機能を有していれば足りる。また、各受光機器の各検出結果の提示機器も、特に表示機器52に限定されず、その他例えば、メッセージ等を出力する音声出力機器であってもよい。換言すると、各受光機器の各検出結果の提示手法は、特に限定されず、例えば表示でもよいし、音声出力でもよい。また、各受光機器の各検出結果そのものを提示してもよいし、それらの加工情報を提示してもよい。
従来の投射型表示装置の構成例の概略を示す図である。 本発明が適用される投射型表示装置の第1の実施形態の構成例の概略を示す図である。 図2の例の投射型表示装置のうちの偏光ビームスプリッタ周辺の概略の拡大図である。 本発明が適用される投射型表示装置の第2の実施形態の構成例の概略を示す図である。 本発明が適用される投射型表示装置の第3の実施形態の構成例の概略を示す図である。 本発明が適用される投射型表示装置の第4の実施形態の構成例の概略を示す図である。
符号の説明
1 ランプハウス, 1−1 ランプバルブ, 1−2 集光ミラー, 2 ミラー, 3 光学系, 4 第1ハエの目, 5 第2ハエの目, 6 偏光制御光学系, 7 光学系, 8 ミラー, 9 ダイクロイックミラー,10 ダイクロイックミラー, 11 ミラー, 12 ダイクロイックミラー, 13,13R,13G,13B 偏光ビームスプリッタ, 14,14R,14G,14B 反射型ライトバルブ, 15 色合成プリズム, 16 投射レンズ, 21 スクリーン, 31 色分解光学系, 51 エリアセンサ, 52 表示機器, 61 面, 62 面, 63 偏光分離部, 71,71R,71G,71B ピンホール, 72,72R,72G,72B 受光センサ, 81 監視機器

Claims (5)

  1. 光源からの光を複数の色光に色分解する色分解光学系と、
    前記複数の色光のそれぞれについての複数の反射型ライトバルブと、
    前記色分解光学系により色分解された前記複数の色光のうちの所定色光を偏光分離部で偏光分離して、前記複数の反射型ライトバルブのうちの対応するひとつへ出射し、その反射型ライトバルブから入射した光を前記偏光分離部で偏光分離して検光する複数の偏光ビームスプリッタと、
    前記光源からの光を前記色分解光学系まで伝搬する1以上の部品と
    を備える投射型表示装置において、
    前記所定の偏光ビームスプリッタの面のうちの、前記色分解光学系からの前記所定の色光が入射する第1の面と対向する第2の面から出射された光を検出し、その検出結果を、前記1以上の部品の位置調整に用いる情報として出力する受光機器を、前記複数の偏光ビームスプリッタのうちの1以上に対して備え
    前記所定の偏光ビームスプリッタに対する前記受光機器は、
    前記所定の偏光ビームスプリッタの前記偏光分離部を対称軸として、対応する前記反射型ライトバルブと対称な位置に配置されている
    投射型表示装置。
  2. 前記受光機器は、エリアセンサである
    請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記所定の偏光ビームスプリッタに対する前記受光機器は、
    前記所定の偏光ビームスプリッタの前記偏光分離部を対称軸として、対応する前記反射型ライトバルブと対称な平面内の任意な位置に配置された1以上のピンホールと、
    前記1以上のピンホールの各々を通過してくる光束を個別に受光する1以上の受光センサとで構成されている
    請求項1に記載の投射型表示装置。
  4. 前記複数の偏光ビームスプリッタのうちの1以上のそれぞれに対する前記受光機器の検出情報、またはそれらの検出情報の加工情報を、前記投射型表示装置から投射される光に関する情報として提示する提示機器
    をさらに備える請求項1に記載の投射型表示装置。
  5. 前記複数の偏光ビームスプリッタのそれぞれに対して複数の前記受光機器がそれぞれ備えられており、
    前記複数の受光機器の各検出情報に基づいて、前記投射型表示装置を構成する光学部品の性能状態を監視する監視機器
    をさらに備える請求項1に記載の投射型表示装置。
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