JP4245157B2 - ラインボーリングマシン - Google Patents

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本発明は、ラインバーに設けられた複数の工具の高さつまりワークの加工量を決定する工具の突出量を自動的に調整することができる機能を備えたラインボーリングマシンに関する。
一般に、ラインボーリングマシンは、複数の工具を装着したラインバーによって、例えばシリンダーブロックに予め形成された複数の下穴を同時に荒加工又は仕上げ加工するようになっている。(特許文献1参照)シリンダーブロックに形成されたクランクシャフトの取付穴の仕上げ寸法は、他の工程あるいは外部の検査装置により測定される。この測定結果に基づいてラインバーの工具による加工深さ寸法に比例するラインバー本体からの工具の突出量がラインボーリングマシンのマガジンからラインバーを取り外し、機械の外で作業者によって調整されるようになっている。このラインバーの工具の突出量の調整は、ラインバーにおける工具の突出量を作業者が手作業によって調整している。
特開2003−200329
従来は、ラインバーを作業者がマガジンから取り外した後、高精度の位置調整を要求される作業をゲージを用いて正確に手作業によって調整した後、これをラインボーリングマシンのマガジンに搬入する。その後、主軸装置の主軸にラインバーを装着するようにしていた。このため、工具の突出量の調整作業の能率を向上することができないという問題があった。
本発明は、ラインバーの工具の突出量を自動的に調整することができるラインボーリングマシンを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、機台フレームに対しコラム及びサドルを介してワークを加工する複数の工具を有するラインバーを回転自在に支持する主軸装置を、X軸、Y軸及び前記ラインバーの中心軸線と平行なZ軸の直交3軸方向への移動可能に装着し、前記ラインバーをストックするマガジンを備えたラインボーリングマシンにおいて、前記機台フレームに対し前記主軸装置の移動範囲内において前記ラインバーの工具の突出量を調整する調整位置に該ラインバーを保持するラインバー保持機構を設け、同じく機台フレームに対し、前記ラインバー保持機構に保持されたラインバーの各工具の突出量を、自動的に調整する工具突出量調整装置を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記ラインバー保持機構は、ラインバーの工具の前記調整位置と、ラインバーを搬入又は搬出する搬入出位置との間を移動可能であり、ラインバー保持機構を両位置間で切り換えを行うための位置切換機構を備えていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記ラインバーには各工具が調整ナットを介して突出量の調整可能に取り付けられ、前記工具突出量調整装置は、前記ラインバー保持機構により調整位置に保持されたラインバーの中心軸線と平行なZ軸方向に往復動されるZ軸サドルを備えたZ軸移動機構と、前記Z軸サドルに装着され、かつ前記ラインバーの軸線と直交するY軸方向に往復動されるY軸サドルを備えたY軸移動機構と、前記Y軸サドルに装着され、かつY軸の周りで往復旋回する旋回サドルを備えた旋回機構と、前記旋回サドルに装着され、かつ、ラインバー上の工具の調整ナットをクランプするクランプ爪を有するクランプ機構と、前記Z軸移動機構、Y軸移動機構、旋回機構及びクランプ機構の各動作をそれぞれ制御するための制御装置とにより構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記位置切換機構は、機台フレームに敷設され、かつ前記ラインバー保持機構を前記ラインバーの中心軸線と所定間隔を隔てて交差するX軸方向に案内するX軸案内レールと、機台フレーム側に設けられ、かつ前記ラインバー保持機構を前記調整位置又は搬入出位置に位置規制する位置規制手段と、前記機台フレームと前記ラインバー保持機構との間に設けられ、かつ前記ラインバー保持機構を前記調整位置にロックするための調整位置ロック機構とにより構成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3において、前記制御装置は、加工されたワークの加工穴の直径寸法を測定する直径測定手段により測定された測定値に基づいて、前記旋回サドル及びクランプ機構の旋回量を制御して工具の突出量の調整を行うように構成されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4において、前記調整位置ロック機構は、機台フレーム側の所定位置に設けられたロック凹部又はロック凸部を有するロック部材と、ラインバー保持機構側に設けられ、かつ操作レバーにより前記ロック部材のロック凹部又はロック凸部に係合されるロック位置と、該ロック位置から離隔したアンロック位置との間で手動又は自動により切り換えられるロックピンとにより構成されていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項において、前記ラインバー保持機構は、ラインバーの先端部を把持する第1把持機構と、ラインバーの基端部に嵌合固定された工具ホルダを把持する第2把持機構とによって構成されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7において、前記第2把持機構は、前記ラインバー保持機構が、ラインバーの工具の調整位置にあるとき、ラインバーの把持状態をロックし、前記ラインバー保持機構が、ラインバーの搬入出位置に移動されたとき、工具ホルダの把持状態のロックを解除するラインバーロック機構を備えていることを要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項において、前記調整位置及びマガジンと加工領域との間を遮蔽する遮蔽カバーを設け、前記遮蔽カバーは主軸装置に装着されたラインバーが加工領域のワークから抜け出た位置から調整位置及びマガジン側に移動させるための開口部を有し、前記遮蔽カバーには前記開口部を開閉する開閉カバーを設けたことを要旨とする。
請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明によれば、機上でラインバー保持機構によって把持されたラインバーの複数の工具の突出量を、工具突出量調整装置によって自動的に調整することができる。
請求項2記載の発明は、位置切換機構によってラインバー保持機構がラインバーの工具の調整位置と、ラインバーの搬入出位置との間で切り換えられるので、作業者が安全かつ容易な位置でラインバーの搬入又は搬出作業を行うことができる。
請求項3記載の発明は、Z軸移動機構及びY軸移動機構によって、旋回機構及びクランプ機構をZ軸方向及びY軸方向に移動して、クランプ機構をラインバー保持機構により調整位置に把持されたラインバーの工具の取付台座をクランプする位置に移動し、取付台座をクランプ機構によりクランプし、制御装置からの指令に基づいて、旋回機構を作動してクランプ機構を旋回させ、調製ナットを回転することで工具の突出量を容易かつ自動的に調整することができる。又、Z軸方向に移動可能であるため、ラインバー上の工具が如何なる配置であっても対応可能である。
請求項4記載の発明は、調整位置に保持されているラインバー保持機構のロック状態を調整位置ロック機構を操作して、アンロック状態にし、ラインバー保持機構をX軸案内レールに沿って、調整位置から搬入搬出位置に移動することができる。このため、ラインバーの搬入又は搬出作業を安全かつ容易に行うことができる。さらに、ロック機構により工具調整位置における工具突出量の調整がより高精度に行われる。
請求項5記載の発明は、直径測定手段により加工されたワークの加工穴の直径寸法が測定され、この測定値に基づいて、制御装置によって次のワークの加工量の補正量が演算される。この補正量の信号によって、前記旋回サドルの旋回量が制御されるので、工具の突出量の調整を精度よく行うことができる。
請求項6記載の発明は、ロック機構の構成を簡素化することができる。
請求項7に記載の発明は、ラインバーの先端部が、第1把持機構によって把持され、ラインバーの基端部に嵌合された工具ホルダが第2把持機構によって把持されるので、ラインバーのような長尺工具を安定して、調整位置に把持することができる。それにより、より高精度な工具突出量の調整が可能となる。
請求項8記載の発明は、第2把持機構によって把持された工具ホルダの把持状態を調整位置において、ラインバーロック機構によって確実に保持することができるとともに、調整位置で誤ってロックを解除し、加工精度が低下することを抑制できる。又、ラインバーの搬入出位置においてラインバーロック機構を解除することによって、工具ホルダのロック状態を容易に解除し、ラインバーを交換することができる。
請求項9記載の発明は、ラインバーによるワーク加工時にクーラント、切粉等の異物を遮断するため、マガジンや調整位置への飛散を防止でき、調整時にラインバーのクランプレバー、ロック穴等に異物かみ込みによる位置ずれ、不具合等を防止することができる。又、加工領域とマガジン及び調整位置との間のラインバーの搬送時に開閉カバーを開放することにより、ラインバーのZ軸方向の移動量を最小限にできるため、サイクルタイムを短くできるとともに、工作機械全長(Z軸方向)も短くすることができる。
以下、本発明を具体化したラインボーリングマシンの一実施形態を図面に従って説明する。
図1はラインボーリングマシンの正面図、図2はワーク加工領域と、マガジン及び突出量調整機構を遮蔽する遮蔽カバー132を示す側面図である。図2に示すように、機台フレーム1の上面には、Z軸案内レール2を介してZ軸サドル3がZ軸(紙面左右方向)方向の往復動可能に支持されている。前記Z軸サドル3の上面にはX軸案内レール4を介してX軸サドル5がX軸(紙面直交)方向の往復動可能に支持されている。前記X軸サドル5の上面にはコラム6が立設され、このコラム6の前面には、Y軸案内レール7を介してY軸サドル8がY軸(上下)方向の往復動可能に支持されている。前記Y軸サドル8には主軸装置9が装着され、この主軸装置9の主軸10には、工具ホルダ11を介してラインバー12がZ軸方向に指向するように支持されている。
図1に示すように機台フレーム1の上面にはワーク支持用の台座13が装設され、この台座13の上部には加工される例えばシリンダーブロック等のワークWをクランプするためのワーククランプ機構14が装着されている。この主軸装置9の主軸10の先端部には、周知のマシニングセンタと同様のクランプ機構(図示略)が設けられ、ラインバー12の基端部に嵌合された工具ホルダ11が取り外し可能に支持され、ワークWに予め形成された下穴を荒加工又は仕上げ加工するようになっている。
前記機台フレーム1の左側上面には支持枠体21が装着され、この支持枠体21の右端部正面には複数のラインバー12をストックするマガジン22が装着されている。このマガジン22について説明すると、前記支持枠体21の上面に立設された複数の支柱23には前記ラインバー12の先端のジャーナル部51を把持するための六つの第1把持機構24が設けられている。各第1把持機構24は同様に構成されているので、一つの第1把持機構24について説明する。前記支柱23に取り付けられた支持板23aには、第1クランプレバー25と、第2クランプレバー26が支軸27,28によって傾動可能に連結されている。第1及び第2クランプレバー25,26の下端部にはコイルばね29が介在され、第1及び第2クランプレバー25,26の上端部を互いに接近する方向に付勢するようになっている。前記第1及び第2クランプレバー25,26の上端部には、前記ラインバー12の先端のジャーナル部51(図5参照)の外周面を係止するための係止部材30,31がボルト32によって取付られている。
前記各第1把持機構24と対応するように、前記支持枠体21には、前記工具ホルダ11の外周面を把持するための第2把持機構33が装着されている。これらの第2把持機構33は同様に構成されているので、図3において一つの第2把持機構33について説明する。この第2把持機構33は支持枠体21に立設した支柱34にブラケット35を介して取り付けられた工具ホルダ11の支持部材36と、支持部材36に軸37によって回動可能に支持され、かつ爪38a,39aを有する第1及び第2クランプレバー38,39とを備えている。前記第1及び第2クランプレバー38,39の下端部間にはコイルばね40が介在され、工具ホルダ11の外周面に爪38a,39aを押圧するようにしている。
従って、Z軸方向に二箇所に配設された前記第1把持機構24及び第2把持機構33によってラインバー12の先端ジャーナル部51及び工具ホルダ11が把持されるようになっている。第1把持機構24及び第2把持機構33に把持されたラインバー12及び工具ホルダ11は、前記主軸装置9が前述した3軸方向へ制御移動されることによって主軸装置9の主軸10に移し替えられるようになっている。
前記支持枠体21の上面には支持基盤42が水平に取り付けられ、この支持基盤42の上面には図4、図5及び図6に示すようにX軸方向に指向する左右一対の案内レール43が互いに平行に敷設されている。前記案内レール43には前記ラインバー12を、その工具52の突出量を調整する調整位置P1に保持するためのラインバー保持機構44が装着されている。
上記ラインバー保持機構44について説明すると、図5に示すように前記両案内レール43にはそれぞれスライダー45及び支持板46を介して可動取付体47がZ軸方向に指向するように架設されている。前記可動取付体47の右端部には前記ラインバー12の先端のジャーナル部51を把持するための第1把持機構48が装着されている。又、可動取付体47の左端部には前記ラインバー12の基端部に連結された工具ホルダ11を把持するための第2把持機構49が装着されている。
前記ラインバー保持機構44側の第1把持機構48は、マガジン22側の前記第1把持機構24と同様に構成され、ラインバー保持機構44側の第2把持機構49はマガジン22側の前記第2把持機構33と同様に構成されているので、同一の機能を有する部材については同一の符号を付して説明を省略する。
前記可動取付体47の左端部には前記第2把持機構49により把持されたラインバー12の工具ホルダ11を所定位置にロックするためのラインバーロック機構56が設けられている。このラインバーロック機構56について説明すると、前記可動取付体47の左端部には、軸受58が取り付けられ、この軸受58には軸59が貫通支持されている。軸59の両端部には開閉操作部材61,62が嵌合固定されている。この開閉操作部材61,62は操作つまみ63を図5において反時計回りに回動操作することにより、切欠部61a,62aが漸減する形状となっている。そして、図3に示すように第1及び第2クランプレバー38,39の下端部の外側面を押圧することにより第1及び第2クランプレバー38,39を開くようになっている。前記開閉操作部材62の端面には操作つまみ63を有する回転板64が取り付けられている。
前記支持基盤42の左端部には調整位置P1に位置するようにストッパー65が取り付けられ、前記回転板64に取り付けられた操作つまみ63の図5における反時計回り方向の回動を規制するようになっている。この操作つまみ63は可動取付体47が調整位置P1にある状態ではストッパー65と対応して、操作つまみ63及び回転板64の反時計回り方向への回動が阻止され、ロック状態に保たれるようになっている。又、前記ラインバー保持機構44を前記案内レール43に沿って、調整位置P1から搬入出位置P2に移動した状態では、ストッパー65から操作つまみ63が離隔されるために操作つまみ63及び回転板64の回動操作が可能となり開閉操作部材61,62により第1及び第2クランプレバー38,39を開くことができるようになっている。
図6の平面に示すように、前記支持基盤42の上面には前記可動取付体47に接触してその位置を前記調整位置P1に規制するための位置規制手段としての第1ストッパー71が取り付けられている。又、前記支持基盤42の先端部上面には案内レール43に沿って、X軸方向後方に移動された可動取付体47をラインバー12の搬入出位置P2に規制するための位置規制手段としての第2ストッパー72が取り付けられている。
図5に示すように前記支持基盤42と左側の支持板46の上面には前記ラインバー保持機構44を、調整位置P1にロックするための調整位置ロック機構73が装着されている。
上記調整位置ロック機構73について説明すると、前記支持基盤42にはロック凹部としてのロック孔74aを有するロック部材74が埋め込み固定されている。前記左側の支持板46の上面には支持筒75が立設固定され、その内部にはロックピン76が上下方向の移動可能に貫通支持されている。又、ロックピン76にはドグ80が一体に上下動可能に取り付けられている。前記支持板46の上面には軸受77が取り付けられ、この軸受77に操作レバー78の中間部が上下方向の傾動可能に連結され、この操作レバー78の先端部が前記ロックピン76の上端部に連結ピン79を介して連節されている。又、前記支持基盤42には近接スイッチSWが設けられている。
従って、前記操作レバー78を上下方向に回動して前記ロックピン76を上下に移動させ、その下端部を前記ロック部材74のロック孔74aに嵌入することにより、ラインバー保持機構44が前記調整位置P1にロックされる。調整位置P1において、ロックピン76が下降すると、ドグ80により近接スイッチSWが切り替わり、工具突出量調整装置81が稼動を行うことができるようになる。この操作レバー78によるロックピン76のロック状態を解除することにより、前記ラインバー保持機構44が調整位置P1と搬入出位置P2の間を移動することができる。
図6に示すように、支持基盤42の搬入出位置P2側にも、前記74と同様のロック部材74が設けられ、ラインバー保持機構44が搬入出位置P2に移動した状態で前記操作レバー78を操作することによりロックピン76をロック部材74のロック孔74aに係合することにより、ラインバー保持機構44を搬入出位置P2にロックするようになっている。
この実施形態では前記案内レール43、第1ストッパー71、第2ストッパー72及び調整位置ロック機構73等によって、ラインバー保持機構44を調整位置P1と搬入出位置P2との間で手動式の切り換えるための位置切換機構K1が構成されている。
次に、前記ラインバー保持機構44に装着されたラインバー12の工具52の突出量を調整するための工具突出量調整装置81について説明する。
図1に示すように、前記支持基盤42の上面には支持枠体82が装設され、この支持枠体82の上端面にはZ軸支持レール83がZ軸方向に敷設されている。このZ軸支持レール83にはZ軸サドル84がZ軸方向の往復動可能に支持されている。前記Z軸支持レール83の内側にはボールネジ86がZ軸方向に配設され、Z軸サーボモータ87によって回動され、前記Z軸サドル84を図示しないボールネジナットを介してZ軸方向に往復動するようになっている。この実施形態では前記Z軸支持レール83、Z軸サドル84、ボールネジ86及びZ軸サーボモータ87等によってZ軸移動機構が構成されている。
前記Z軸サドル84には取付体91がY軸方向に指向するように取り付けられ、この取付体91にはY軸案内レール92を介してY軸サドル93がY軸方向の往復動可能に装着されている。前記取付体91の上端部には前記Y軸サドル93をY軸方向に往復動するためのY軸サーボモータ94が装着されている。図7に示すように前記Y軸サーボモータ94にはボールねじ95が連結され、Y軸サドル93に取れ付けられたボールねじナット96に螺合されている。前記Y軸サーボモータ94が作動されると、Y軸サドル93がボールねじ95及びボールねじナット96によってY軸方向に制御移動される。この実施形態では前記Y軸案内レール92、Y軸サドル93及びY軸サーボモータ94等によってY軸移動機構が構成されている。
前記Y軸サドル93には旋回サドル101を有する旋回機構102が装着されている。この旋回機構102の下端部にはクランプ爪103を備えたクランプ機構104が装着されている。
図7に示すように、クランプ機構104のクランプ爪103は、軸105によって、開閉可能に連結され、コイルばね106によって、常には、クランプ爪103をクランプ方向に付勢している。クランプ機構104内には、前記クランプ爪103をアンクランプ状態に切り換えるためのエアシリンダー107が収容されている。エアシリンダー107に供給されるエアを抜いてコイルばね106の作用によって工具52の調整ナット55をクランプするようになっている。反対に、エアシリンダー107にエアを供給することによって、クランプ爪103による調整ナット55のクランプを解除するようになっている。
図9に示すように、前記ラインバー12の本体108の外周部には、前記工具52が取り付けられている。本体108の所定位置には台座53が嵌入固定され、この台座53には工具52を支持するカートリッジ54が上下方向の移動可能に、かつ回転不能に支持されている。前記カートリッジ54には調整ナット55が螺合され、該調整ナット55は前記台座53に対し所定位置において回転可能に支持されている。そして、前記調整ナット55を回転すると、工具52の突出量が調整されるようになっている。(例えば、特開平6−210503号公報参照)
前記旋回機構102には、前記旋回サドル101、前記クランプ機構104のクランプ爪103を旋回させるための旋回用サーボモータ119が設けられている。この旋回用サーボモータ119によってクランプ爪103を旋回することにより、例えば0.002mm単位で工具52の突出量の調整が可能となっている。
次に、図1、図2及び図10に基づいて、保護カバー131の構成について説明する。
図1に示すように、機台フレーム1にはワークWの加工領域(台座13及びワーククランプ機構14)と、前記調整位置P1(工具突出量調整装置81)及びマガジン22とを保護する保護カバー131が設けられている。この保護カバー131の内部には加工領域と、前記調整位置P1及びマガジン22とを互いに遮蔽する遮蔽カバー132が設けられている。この遮蔽カバー132には、主軸装置9に装着されたラインバー12が加工領域のワークWから抜け出た位置から調整位置P1及びマガジン22側に移動させるための開口部133が形成されている。この開口部133の上下端縁と同じ高さ位置には、案内レール134,135が形成され、両案内レール134,135には、前記開口部133を開閉する開閉カバー136が水平方向の往復動可能に装着されている。前記遮蔽カバー132の側面にはシリンダ137が取り付けられ、そのロッド138によって前記開閉カバー136が開閉動作されるようになっている。
図2に示すように、前記Y軸サドル8及び主軸装置9側には、Z軸サドル3に固定された前面カバー141が装着され、ラインバー12によるワークの加工時に、二点鎖線で示すように、前記保護カバー131の主軸装置9側の開口部を遮蔽し、ワークの加工時にクーラント等がコラム6側に飛散しないようになっている。又、前記機台フレーム1には前記Z軸案内レール2を遮蔽するためのテレスコピックカバー142が設けられている。前記機台フレーム1の上方には、天井壁143が設けられている。
次に、図11に基づいてラインボーリングマシンの各種の動作を制御する制御装置について説明する。
コンピューターを備えた制御装置111は、各種の演算を行うための中央演算処理装置(CPU)112、ラインボーリングマシンの各種の動作プログラムを記憶するためのリードオンリーメモリ(ROM)113及び各種のデータを記憶するための読み出し書き込み可能なランダムアクセスメモリ(RAM)114を備えている。
前記制御装置111には前記主軸装置9を、X軸方向に数値制御移動するための主軸用X軸サーボモータ115、Y軸方向に数値制御移動するためのY軸サーボモータ116及びZ軸方向に数値制御移動するためのZ軸サーボモータ117が図示しない駆動回路を介して接続されている。前記制御装置111には前述したZ軸サーボモータ87及びY軸サーボモータ94が図示しない駆動回路を介して接続されると共に、クランプ爪103を開閉するためのエアシリンダー107及びクランプ爪103を旋回するための旋回用サーボモータ119が接続されている。
さらに、制御装置111には各種のデータを表示するためのディスプレー120が接続されている。同じく制御装置111には各種のデータを入力するためのキーボード等の操作部121が接続されている。さらに、制御装置111にはラインボーリングマシンによって加工されたワークWの加工穴の直径寸法を測定するための直径測定手段としての直径測定器122からの測定値信号が入力されるようになっている。制御装置111には、前記直径測定器122から出力された加工穴の直径の測定値に基づいて、次に加工するワークのラインバー12の工具52の突出量を補正するための補正量演算部123が設けられている。
次に、前記のように構成したラインボーリングマシンの動作について説明する。
工具ホルダ11を備えたラインバー12は前記把持機構24に格納され、主軸装置9が制御装置111から出力される制御信号によって、前記主軸用X軸サーボモータ115、Y軸サーボモータ116、Z軸サーボモータ117が動作されて、前述した3軸方向に移動される。主軸装置9が前記把持機構24の工具ホルダ11に対応されると、前記主軸10に設けたクランプ機構(図示略)により前記工具ホルダ11がクランプされ、把持機構24からラインバー12が工具ホルダ11とともに取り出される。把持機構24から取り出されたラインバー12は、主軸装置9の3軸方向への移動によって開口された遮蔽カバー132の開口部133を通り、ワークの加工位置に移動される。
前記開閉カバー136によって、開口部133が閉じられた遮蔽カバー132にて加工領域が遮蔽された状態で、ラインバー12によるワークの加工が行われる。ラインバー12の交換作業が必要になった場合には、ラインバー12が加工領域のワークから抜け出ると、その位置から直ぐに遮蔽カバー132の開閉カバー136が開放され、開口部133を通過して、ワークの加工位置から主軸装置9の前述した3軸方向への移動によって、図5に示すように調整位置P1に停止されたラインバー保持機構44の第1把持機構48及び第2把持機構49に受け渡される。
前記調整位置P1に保持されたラインバー12の工具52の突出量の調整は、制御装置111から出力される各種の制御信号によって次のように行なわれる。
図1及び図7,8は、旋回機構102及びクランプ機構104が、Y軸方向の上方に停止された状態を示す。又、クランプ機構104のクランプ爪103がアンクランプ状態に保持され、ラインバーロック機構56及び調整位置ロック機構73がロック状態に保持された状態を示す。
この状態において、制御装置111から出力された制御信号によって、Z軸サーボモータ87が動作されて、Z軸サドル84、Y軸案内レール92、旋回機構102及びクランプ機構104等がZ軸方向に移動され、クランプ爪103が調整しようとする工具52の上方所定位置に停止される。次に、Y軸サーボモータ94が作動されて、旋回機構102及びクランプ機構104がY軸方向下方に移動され、クランプ爪103が、図9において、工具52を支持する調整ナット55の外周面と対応する位置に停止される。次に、制御装置111から出力された制御信号によって、エアシリンダー107が動作されて、コイルばね106によって両クランプ爪103がクランプ方向に移動され、調整ナット55の外周面がクランプ爪103によって図9に鎖線で示すようにクランプされる。その後、前記制御装置111から出力された制御信号によって、旋回用サーボモータ119が作動されて、調整ナット55が旋回される。これによって、カートリッジ54が進退動作され、工具52のラインバー12の中心軸線からの間隔、つまり突出量が調整される。このため、次の作業工程において、ワークの加工量が適正に調整される。
一つの工具52の突出量の調整が、終了した後に、別の位置にある工具52の突出量の調整が、前述したように、クランプ爪103をZ軸方向及びY軸方向に制御移動するとともに、エアシリンダー107及び旋回用サーボモータ119を制御することによって順次行われる。
なお、一つのラインバー12の全ての工具52の突出量調整が終了すると、クランプ爪103は待機位置に移動される。
ワークの加工が、長時間行われて、工具52が、限界まで摩耗した場合には、工具52の交換が必要となる。この場合には、一つの工具52の突出量の調整において、予め設定された設定回転量だけクランプ爪103を回転する必要が生じた場合に、工具52が摩耗したものとみなして、工具52の交換を行うよう制御装置111及びディスプレー120を介して作業者に指示が行われる。又、これと同時に工具突出量を新しい工具が装着されたときの原位置に復帰させる動作が行われる。この際にはラインバー保持機構44を調整位置P1から搬入出位置P2に作業者がスライドさせて摩耗した工具52を新しい工具52と交換する。
上記実施形態のラインボーリングマシンによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ワークWを加工する際には荒加工と仕上げ加工があるが、荒加工している間に工具52のラインバー保持機構44及び工具突出量調整装置81によって、仕上げ用のラインバー12の工具52の突出量の調整を自動的に行うことができる。このため、1台のラインボーリングマシンで、ワークの荒加工を行っている間に、仕上げ用工具52の調整を並行して行うことができるので、作業能率の向上を図ることができる。
(2)上記実施形態では、調整位置P1においてラインバー保持機構44の可動取付体47をロックするための調整位置ロック機構73を設けたので、ラインバー保持機構44に支持されたラインバー12を調整位置P1に安定して保持することができる。そのため、ラインバー12上の工具52の調整がより確実かつ高精度となる。又、ロックピン76のロック位置(下降位置)を検知する近接スイッチSWが設けられていることによりアンロック状態における工具突出量調整装置81の誤作動が防止できる。調整位置ロック機構73の操作レバー78を回動操作して下方へ移動することによって、ロックピン76の係合状態を解除し、ラインバー保持機構44を作業者によって手前に引き出して搬入出位置P2にラインバー12を移動して、調整位置ロック機構73によりロック可能であるため、その交換作業を安全かつ容易に行うことができる。
(3)上記実施形態では、ラインバー12の工具52の交換が必要になった場合には、制御装置111からの制御信号によって、調整位置において一旦工具52を保持する調整ナット55を回動し工具52の位置が中心軸線に最も近くなる原点位置に移動する。これによって作業者が調整ナット55を原点位置に戻す手作業が不要となる。
(4)上記実施形態では、加工されたワークの加工寸法を次の加工ステーションで直径測定器122によって測定し、この測定結果を前工程の加工ステーションの制御装置111にフィードバックするようにした。そして、補正量演算部123によって、次に加工するワークに用いるラインバー12の工具52の突出量を調整するための補正量を演算するようにした。このため、ラインバー12の工具52の突出量の調整を精度よく行うことができ、次のワークの加工精度を向上することができる。
(5)上記実施形態では、ラインバー12によるワーク加工中は遮蔽カバー132により加工領域とマガジン22、調整位置P1とが完全に遮断される。これにより、マガジン22、調整位置P1への切粉、クーラントの飛散もなく、このため切粉のかみ込み等の不具合を防止できる。又、遮蔽カバー132に開口部133を設け、この開口部133を開閉する開閉カバー136を設置したので、加工領域とマガジン22及び調整位置P1との間のラインバー12の搬送時に開閉カバー136を開放することにより、ラインバー12のZ軸方向の移動量を最小限にできるため、サイクルタイムを短くできるとともに、工作機械全長(Z軸方向)も短くすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 旋回機構102及びクランプ機構104をZ軸方向に制御移動する方式に代えて、前記ラインバー保持機構44の可動取付体47をZ軸方向に制御移動するようにしてもよい。
○ 旋回機構102及びクランプ機構104をY軸方向に制御移動する方式に代えて、前記ラインバー保持機構44の可動取付体47をY軸方向に制御移動するようにしてもよい。
○ マガジン22の把持機構24にストックされたラインバー12を主軸装置9の主軸10に移し替えるための工具交換装置を別に装設してもよい。
○ 位置切換機構K1を例えば、押しボタンスイッチにより自動的に作動するようにしてもよい。
○ 開閉カバー136の端部にゴム等の弾性材料からなるシール部材を配置してもよい。
○ ロック部材74にロック凸部を設け、ロックピン76の先端部にロック凹部を設けてもよい。
この発明のラインボーリングマシンの一実施形態を示す一部省略正面図。 ラインボーリングマシンの略体側断面図。 把持機構及びラインバー保持機構の縦断面図。 ラインバー保持機構の正面図。 工具突出量調整装置の正面図。 工具突出量調整装置の平面図。 工具突出量調整装置の側面図 工具突出量調整装置の拡大正面図。 ラインバーとクランプ爪の拡大正面図。 遮蔽カバー及び開閉カバーの平断面図。 制御装置のブロック回路図。
符号の説明
W…ワーク、K1…位置切換機構、P1…調整位置、P2…搬入出位置、1…機台フレーム、12…ラインバー、11…工具ホルダ、22…マガジン、44…ラインバー保持機構、48…第1把持機構、49…第2把持機構、52…工具、56…ラインバーロック機構,73…調整位置ロック機構、61,62…開閉操作部材、74…ロック部材、76…ロックピン、78…操作レバー、81…工具突出量調整装置、84…Z軸サドル、93…Y軸サドル、102…旋回機構、103…クランプ爪、104…クランプ機構、55…調整ナット、111…制御装置、132…遮蔽カバー、136…開閉カバー。

Claims (9)

  1. 機台フレームに対しコラム及びサドルを介してワークを加工する複数の工具を有するラインバーを回転自在に支持する主軸装置を、X軸、Y軸及び前記ラインバーの中心軸線と平行なZ軸の直交3軸方向への移動可能に装着し、前記ラインバーをストックするマガジンを備えたラインボーリングマシンにおいて、
    前記機台フレームに対し前記主軸装置の移動範囲内において前記ラインバーの工具の突出量を調整する調整位置に該ラインバーを保持するラインバー保持機構を設け、同じく機台フレームに対し、前記ラインバー保持機構に保持されたラインバーの各工具の突出量を、自動的に調整する工具突出量調整装置を設けたことを特徴とするラインボーリングマシン。
  2. 請求項1において、前記ラインバー保持機構は、ラインバーの工具の前記調整位置と、ラインバーを搬入又は搬出する搬入出位置との間を移動可能であり、ラインバー保持機構を両位置間で切り換えを行うための位置切換機構を備えていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  3. 請求項1又は2において、前記ラインバーには各工具が調整ナットを介して突出量の調整可能に取り付けられ、前記工具突出量調整装置は、前記ラインバー保持機構により調整位置に保持されたラインバーの中心軸線と平行なZ軸方向に往復動されるZ軸サドルを備えたZ軸移動機構と、前記Z軸サドルに装着され、かつ前記ラインバーの軸線と直交するY軸方向に往復動されるY軸サドルを備えたY軸移動機構と、前記Y軸サドルに装着され、かつY軸の周りで往復旋回する旋回サドルを備えた旋回機構と、前記旋回サドルに装着され、かつ、ラインバー上の工具の調整ナットをクランプするクランプ爪を有するクランプ機構と、前記Z軸移動機構、Y軸移動機構、旋回機構及びクランプ機構の各動作をそれぞれ制御するための制御装置とにより構成されていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  4. 請求項2において、前記位置切換機構は、機台フレームに敷設され、かつ前記ラインバー保持機構を前記ラインバーの中心軸線と所定間隔を隔てて交差するX軸方向に案内するX軸案内レールと、機台フレーム側に設けられ、かつ前記ラインバー保持機構を前記調整位置又は搬入出位置に位置規制する位置規制手段と、前記機台フレームと前記ラインバー保持機構との間に設けられ、かつ前記ラインバー保持機構を前記調整位置にロックするための調整位置ロック機構とにより構成されていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  5. 請求項3において、前記制御装置は、加工されたワークの加工穴の直径寸法を測定する直径測定手段により測定された測定値に基づいて、前記旋回サドル及びクランプ機構の旋回量を制御して工具の突出量の調整を行うように構成されていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  6. 請求項4において、前記調整位置ロック機構は、機台フレーム側の所定位置に設けられたロック凹部又はロック凸部を有するロック部材と、ラインバー保持機構側に設けられ、かつ操作レバーにより前記ロック部材のロック凹部又はロック凸部に係合されるロック位置と、該ロック位置から離隔したアンロック位置との間で手動又は自動により切り換えられるロックピンとにより構成されていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、前記ラインバー保持機構は、ラインバーの先端部を把持する第1把持機構と、ラインバーの基端部に嵌合固定された工具ホルダを把持する第2把持機構とによって構成されていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  8. 請求項7において、前記第2把持機構は、前記ラインバー保持機構が、ラインバーの工具の調整位置にあるとき、ラインバーの把持状態をロックし、前記ラインバー保持機構が、ラインバーの搬入出位置に移動されたとき、工具ホルダの把持状態のロックを解除するラインバーロック機構を備えていることを特徴とするラインボーリングマシン。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、前記調整位置及びマガジンと加工領域との間を遮蔽する遮蔽カバーを設け、前記遮蔽カバーは主軸装置に装着されたラインバーが加工領域のワークから抜け出た位置から調整位置及びマガジン側に移動させるための開口部を有し、前記遮蔽カバーには前記開口部を開閉する開閉カバーを設けたことを特徴とするラインボーリングマシン。
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