JP4243803B2 - 移動体通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信装置に関し、より特定的には、少なくとも2台の車両のそれぞれに搭載され、それら車両間での情報交換、つまり車車間通信を可能にする移動体通信装置に関する。
近年、車両の事故、又は運転手同士のトラブルを防止して、車両の円滑な走行を実現するために、限定された車車間で情報通信を行うことが可能な移動体通信装置のニーズが高まっている。このような移動体通信装置の1つとして、限定受信のためのチャネル割り当てを行った上で、電波を媒体として車車間通信を行うものがある。具体的には、各車両に搭載された移動体通信装置は、周囲に存在する車両群でネットワークをアドホックに構成し、時々刻々と変化する車群に対して、各車両のチャネルを割り当てる。さらに具体的には、移動体通信装置は、CSMA(Carrier Sense Mulultiple Access)により、車両群に入ってきた車両にはチャネルを割り当て、車両群から離脱した車両に割り当てていたチャネルは開放する。以上の車車間通信方法では、車車間通信のためだけに、チャネルが割り当てられる(非特許文献1を参照)。
徳田清仁 「デモ2000協調走行の車々間通信技術」 電子情報通信学会,電子情報通信学会技術研究報告ITS2000−46,2001年1月,pp.25−30
しかしながら、従来の車車間通信方法では、車車間での情報交換の前に、CSMAによるチャネル割り当てが不可欠である。従って、チャネル割り当ての手順を移動体通信装置に実装する必要があり、その結果、移動体通信装置の構成が複雑になり、さらにはその製造コストが高くなるという問題点がある。
それ故に、本発明は、車車間通信が可能であって、簡素に構成可能な移動体通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面は、車車間通信が可能な移動体通信装置であって、それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向に電波を送出可能に、かつそのカバー方向からの電波を受信可能に取り付けられる複数の通信モジュールと、今回送信すべきメッセージと、複数の通信モジュールの中から、今回メッセージを送出すべき通信モジュール及び今回メッセージを受信すべき他の移動体が備える通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを取得する制御部とを備える。制御部はさらに、少なくとも、今回取得したメッセージと、今回取得した他の移動体側のカバー方向を特定する識別子とを、今回メッセージを送出すべき通信モジュールに送信する。各通信モジュールは、制御部から受け取ったメッセージ及び識別子を外部に送出する。
また、本発明の第2の局面は、車車間通信が可能な移動体通信装置であって、それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向からの電波を少なくとも受信可能に取り付けられ、さらに、外部の車両から送られてくるメッセージ及び受信すべき通信モジュールのカバーする方向を示す識別子の組み合わせを受信する複数の通信モジュールと、通信モジュールが今回受信した識別子と、通信モジュールに元々割り当てられておりかつ通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを比較する制御部と、制御部により両識別子が一致すると判断された場合に、制御部から送られてくるメッセージを出力する出力部とを備える。
上記第1−第2の局面によれば、移動体通信装置によれば、受信車両側の通信モジュールの方向識別子を含むメッセージ情報を送信車両から送出する。また、受信車両側では、受信メッセージ情報に含まれる方向識別子を使って、受信メッセージに含まれるメッセージを出力するか否かを判断する。従って、受信者両側で限定受信を行えるように、送信車両側及び受信車両側の間で、チャネル割り当てを行う必要がない。これによって、簡素な構成の移動体通信装置を提供することが可能となる。
(実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る移動体通信装置1の構成を示すブロック図である。図1において、移動体通信装置1は、車両に搭載され、複数の通信モジュール11と、入力部12と、制御部13と、出力部14とを備える。なお、図1には、複数の通信モジュール11の一例として、10個の通信モジュール11a−11jが描かれている。
各通信モジュール11は、制御部13から送られてくるメッセージ情報(後述)で搬送波を変調してメッセージ信号を生成し、その後、生成したメッセージ信号を外部に送出する。ここで、搬送波は、予め定められた周波数を有する電波である。また、各通信モジュール11は、外部から入ってくるメッセージ信号を受信及び復調してメッセージ情報を再生し、その後、再生したメッセージ情報を保持する。
各通信モジュール11は、車両において互いに異なる位置に取り付けられる。ここで、図2は、図1の各通信モジュール11の取り付け位置を示す模式図である。図2において、通信モジュール11aは、車両の前面中央近傍に取り付けられ。このような位置において、通信モジュール11aは、大略的には自身の取り付け位置及びアンテナ(図示せず)の指向性により決定されるカバー方向Aa(斜線部分参照)に向けてメッセージ信号を送出したり、カバー方向Aa内を伝搬するメッセージ信号を受信したりする。ここで、カバー方向Aaは、車両の周囲方向において、車両の概ね真正面の方向である。
また、通信モジュール11bは、車両の前面右端近傍に取り付けられる。通信モジュール11c及び11dは、車両の右側面上の前寄り及び後ろ寄りに取り付けられる。通信モジュール11eは、車両の背面右端近傍に取り付けられる。通信モジュール11fは、車両の背面中央近傍に取り付けられる。通信モジュール11b−11fは、それぞれの取り付け位置において、カバー方向Ab−Afに向けてメッセージ信号を送出したり、カバー方向Ab−Af内を伝搬するメッセージ信号を受信したりする。カバー方向Abは、車両の周囲方向において、車両の右斜め前方方向である。カバー方向Ac及びAdはそれぞれ、車両の右側方方向において前寄り及び後ろ寄りの方向である。カバー方向Aeは、車両の右斜め後方方向である。カバー方向Afは、車両の概ね真後ろの方向である。
また、通信モジュール11g−11jは好ましくは、車両の縦中心面を基準として、通信モジュール11b−11eと概ね対称な位置に取り付けられる。ここで、通信モジュール11g−11jが通信モジュール11b−11eのものと同じ特性を有するアンテナを含むと仮定すると、カバー方向Ag−Ajはそれぞれ、車両の縦中心面を基準として、方向Ab−Aeと対称な方向となる。通信モジュール11g−11jは、それぞれの取り付け位置において、カバー方向Ag−Ajに向けてメッセージ信号を送出したり、カバー方向Ag−Ajを伝搬するメッセージ信号を受信したりする。
また、各通信モジュール11には、それぞれのカバー方向を一意に特定するための方向識別子が割り当てられている。
また、各通信モジュール11から送出されるビームとしてのメッセージ信号は、レーザ光のような直進性を有さず、さらに無指向性を有さない。より好ましくは、メッセージ信号は、送信車両側の通信モジュール11から受信車両側の通信モジュール11までの間において、ビーム幅が車幅以下になるように設計されている。これによって、メッセージ送受に無関係な車両がメッセージ信号を受信する可能性を低く抑えることが可能となる。
入力部12は、例えばタッチパネル又は音声入力装置のように、ユーザが本移動体通信装置1にデータを手で又は音声で入力するために使われる装置である。
制御部13は、本移動体通信装置1の構成各部を制御する。
出力部14は、例えばスピーカ又はディスプレイのように、音声又は画像を出力する。
次に、以上のような構成の移動体通信装置1の動作について説明する。本移動体通信装置1では、メッセージ信号の送信モードと受信モードとが所定時間毎に切り換えられる。なお、本実施形態では、送信モードと受信モードとは互いに異なる時間帯が割り当てられると仮定するが、これに限らず、送信モード及び受信モードには互いに異なる周波数の電波が割り当てられたり、互いに異なる位相の電波が割り当てられたり、互いに異なる偏波を有する電磁波が割り当てられても良い。これによって、送信モード及び受信モードが正しく行われる。
図3は、送信モードにおける制御部13の動作を示すフローチャートである。図4は、受信モードにおける制御部13の動作を示すフローチャートである。まず、図3において、制御部13は、入力部12からデータが送られてくることを待機する(ステップS101)。データが送られてこないと判断した場合には(ステップS102)、制御部13はステップS101を戻り、データの到着を待機する。
ユーザは、様々な状況で、同じ移動体通信装置1が搭載された他車両にメッセージを送りたい場合がある。例えば、図5Aに示すように、車両を運転するユーザが長い車両の列に出くわし(図5Aの左側を参照)、その後、列内のある他車両が自車両を割り込ませてくれる場合がある(図5Aの右側を参照)。このような状況下では、自車両のユーザは、直後の他車両にお礼を言いたい場合がある。他にも、図6Aに示すように、ある交差点で対向車両が右折しようとしている時、自車両のユーザは、対向車両に対し右折するように促したいと思う場合がある。また、図7Aに示すように、自車両の前方を低速走行している他車両に、自車両のユーザは、追い越しさせてくれるよう頼みたい場合がある。さらに、図8Aに示すように、走行車線数が減少する合流地点において、本線側の走行する他車両に、側道を走行する自車両のユーザは割り込ませて欲しいとお願いしたい場合がある。
上記のように例示される状況下で、ユーザは、入力部12を操作して、メッセージそのものと、メッセージ送信側の車両においてどの位置に取り付けられている通信モジュール11からメッセージ信号を送信するか、メッセージ受信側の車両においてどの位置に取り付けられている通信モジュール11が今回のメッセージ信号を受信するかを入力する。ここで、以下の説明では、メッセージ送信側の車両を送信車両と称し、メッセージ受信側の車両を受信車両と称する。
例えば、図5Aに示す交通状況では、入力されるメッセージは、「ありがとう」のような謝意を表すものとなる。また、図5Bに示すように、今回のメッセージ信号を送信するのに最適であるのは、送信車両の背面中央にある通信モジュール11fである。さらに、今回のメッセージ信号を受信するのに最適であるのは、受信車両の前面中央にある通信モジュール11aである。
また、図6Aに示す交通状況では、入力部12に入力されるのは、例えば「どうぞ」のように対向車両に右折を促すようなメッセージである。また、図6Bに示すように、メッセージ信号の送信に適しているのは、送信車両の前面中央又は前面右端にある通信モジュール11a又は11bである。さらに、メッセージ信号の受信に適しているのは、受信車両(つまり、対向車両)の前面中央又は前面右端にある通信モジュール11a又は11bである。
また、図7Aに示す交通状況では、入力部12に入力されるのは、例えば「先に行かせてください」のように前方車両へのお願いを表すメッセージとなる。また、図7Bに示すように、メッセージ信号の送信に適しているのは、送信車両の前面中央にある通信モジュール11aである。さらに、メッセージ信号の受信に適しているのは、受信車両(つまり前方車両)の背面中央にある通信モジュール11fである。
また、図8Aに示す交通状況では、入力部12に入力されるのは、例えば「割り込ませてください」のように左隣の車両へのお願いを表すメッセージとなる。また、図8Bに示すように、メッセージ信号の送信に適しているのは、送信車両の左側面前寄りの通信モジュール11hである。さらに、メッセージ信号の受信に適しているのは、受信車両(つまり左隣の車両)の右側面前寄りにある通信モジュール11cである。
以上から明らかなように、車車間通信では、メッセージの内容に応じて、メッセージを送受するのに適当な通信モジュール11が決まる。
再度図3を参照する。制御部13は、入力部12からのデータが到着すると(ステップS102)、ユーザにより入力されたメッセージと、送信車両側の通信モジュール11及び受信車両側の通信モジュール11の方向識別子を取得する(ステップS103−S105)。
その後、制御部13は、今回取得したデータから、メッセージと、受信車両側の通信モジュール11を特定する方向識別子とを少なくとも含むメッセージ情報を作成する(ステップS106)。具体的には、制御部13は、図9に例示されるように、同期ビット、データ識別子及びパリティのように付随的なデータと、ヘッダ、受信車両側の方向識別子及びメッセージのように受信車両に送信すべきデータとを含むメッセージ情報を生成する。ここで、データ識別子は、これを含むものがメッセージ情報であることを一意に特定する情報である。また、ヘッダは、メッセージ情報において、受信車両への送信データが始まるビット位置を特定する情報である。なお、メッセージ情報は本質的には、メッセージ及び方向識別子を含んでいればよく、そのデータ構造は図9に例示されるものに限定されない。
次に、制御部13は、今回生成したメッセージ情報を、今回入力部12により指定された送信車両側の方向識別子で特定される通信モジュール11に送信する(ステップS107)。送信車両側の通信モジュール11は、今回受け取ったメッセージ情報で搬送波を変調してメッセージ信号を生成して、外部に送出する。
以上のことから、図5Aのような状況では、受信車両側の方向識別子及びメッセージとして、通信モジュール11aの方向識別子及び謝意を表すメッセージを含むメッセージ情報が送信車両内の移動体通信装置1で生成される。生成されたメッセージ情報は、その後、図5Bに示すように、送信車両側の通信モジュール11fから直後の他車両に向けて送出されることになる。
また、図6Aに示すような状況では、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11a及び/又は11bのものと、受信車両(つまり対向車両)に右折を促すようなメッセージを含むメッセージ情報が送信車両内の移動体通信装置1で生成される。このようなメッセージ情報は、図6Bに示すように、送信車両側の通信モジュール11a及び/又は11bから対向車両に向けて送出される。
また、図7Aに示すような状況では、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11fのものと、受信車両(つまり前の車両)へのお願いを表すメッセージを含むメッセージ情報が送信車両内の移動体通信装置1で生成される。このようなメッセージ情報は、図7Bに示すように、自車両側の通信モジュール11aから前方車両に向けて送出される。
また、図8Aに示すような状況では、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11cのものと、受信車両(つまり前の車両)へのお願いを表すメッセージを含むメッセージ情報が送信車両内の移動体通信装置1で生成される。このようなメッセージ情報は、図8に示すように、自車両側の通信モジュール11hから左隣の車両に向けて送出される。
次に、図4を参照して、受信モードにおける制御部13の動作について説明する。図4において、制御部13は、全通信モジュール11の中から1つを指定して(ステップS201)、今回指定したものがメッセージ情報を受信し保持しているか否かを判断する(ステップS202)。メッセージ情報を保持していない場合、制御部13は、未選択の通信モジュール11を指定し(ステップS203)、その後、ステップS202を実行する。
逆に、今回指定した通信モジュール11がメッセージ情報を受信している場合、制御部13は、受信されたメッセージ情報から、ヘッダ等を参照して方向識別子を取り出す(ステップS204)。
その後、制御部13は、今回のメッセージ情報から得た方向識別子と、今回指定した通信モジュール11の識別子とが一致するか否かを判断する(ステップS205)。両識別子が不一致と判断した場合、制御部13は、今回のメッセージ情報が自車両に向けて送信されたものでは無いとみなして、それを破棄した後で、ステップS203を実行する。
逆に、両識別子が一致した場合、制御部13は、今回のメッセージ情報が自車両に向けて送信されたものであるとみなして、メッセージ情報からメッセージを取り出す(ステップS206)。その後、制御部13は、取り出したメッセージを出力部14に送信し、出力部14は、受信メッセージを表す音声及び/又は画像を出力する(ステップS207)。その後、制御部13は、ステップS203を実行する。
以上のことから、図5Aのような状況では、送信車両の真後ろに位置する車両が受信車両となる。さらに、図5Bに示すように、送信車両及び受信車両の位置関係により、受信車両側の移動体通信装置1において、通信モジュール11aが送信車両により送出されたメッセージ情報を受信する。その後、受信車両内の移動体通信装置1において、制御部13は、図4に示すような処理により、メッセージ情報から取得した方向識別子と、今回メッセージ情報を受信した通信モジュール11の方向識別子が一致すると判断するため、出力部14からメッセージを出力する。また、図5Bに示すように、受信車両の側に、今回のメッセージ送受とは無関係な車両が走行していると仮定する。このような仮定下では、無関係な車両の移動体通信装置1において、いずれかの通信モジュール11(例えば通信モジュール11g)もまた、送信車両から今回送出されたメッセージ情報を受信することはできる。しかしながら、メッセージ送受に無関係な移動体通信装置1において、制御部13は、図4に示すような処理により、メッセージ情報から取り出した方向識別子と、今回メッセージ情報を受信した通信モジュール11のものとが不一致と判断しメッセージ情報を破棄するので、メッセージは出力部14から出力されない。
また、図6Aに示すような状況では、送信車両の対向車両が受信車両となる。さらに、図6Bに示すように、送信車両と受信車両の位置関係により、受信車両側の移動体通信装置1において、通信モジュール11a及び/又は11bが送信車両により送出されたメッセージ情報を受信する。その後、受信車両内の移動体通信装置1において、制御部13は、図4に示すような処理を行うことにより、出力部14からメッセージを出力する。
また、図7Aに示すような状況では、送信車両の前方車両が受信車両となる。さらに、図7Bに示すように、送信車両及び受信車両の位置関係により、受信車両側の移動体通信装置1において、通信モジュール11fが送信車両から送出されたメッセージ情報を受信する。その後、受信車両において、移動体通信装置1の制御部13は、図4に示すような処理を行うことにより、出力部14からメッセージを出力する。
また、図8Aに示すような状況では、送信車両の左隣の車両が受信車両となる。さらに、図8Bに示すように、送信車両及び受信車両の位置関係により、受信車両側の移動体通信装置1において、通信モジュール11cが送信車両から送出されたメッセージ情報を受信する。その後、受信車両において、移動体通信装置1の制御部13は、図4に示すような処理を行うことにより、出力部14からメッセージを出力する。
また、図6A、図7A又は図8Aに示すような状況においても、送信車両の周囲には、今回のメッセージ送受に無関係な車両が走行している場合がある。しかしながら、このような場合であっても、このような無関係な車両において、移動体通信装置1は、図4に示すような処理により、自車両と送信車両との位置関係からメッセージを出力すべきでないとみなし、メッセージ情報を破棄する。
以上説明したように、本移動体通信装置1によれば、受信車両側の通信モジュール11の方向識別子を含むメッセージ情報を送信車両から送出する。また、受信車両側では、受信メッセージ情報に含まれる方向識別子を使って、受信メッセージに含まれるメッセージを出力するか否かを判断する。これによって、特定のメッセージ情報を限定的に受信可能な移動体通信装置1を提供することが可能となる。さらに、送信車両側からは放送的にメッセージ情報を送出することも可能となるので、従来のようにチャネル割り当てを行う必要性が無くなる。これによって、簡素な構成の移動体通信装置を提供することが可能となる。
また、本移動体通信装置1によれば、メッセージ信号であるビームが通信モジュール11からの距離に応じたビーム幅が車両の幅以下になるように設計されている。これによって、例えば、図5Bに示すように、メッセージの送受に無関係な車両が受信車両の側に位置していたとしても、このような無関係車両がメッセージ信号を受信する可能性を低く抑えることが可能となる。
なお、本実施形態では、移動体通信装置1は、ユーザが考えていることをメッセージとして送出するようにしていたが、これに限らず、例えば、車両の速度、操舵角又はブレーキの踏み込み具合のように、車両の状態を示す情報を外部の車両に送出しても構わない。また、各通信モジュール11は、衝突防止センサに使われるアクティブセンサと共用しても構わない。これによって、移動体通信装置1は、衝突防止センサにより得られる外部車両までの距離を、外部の車両に送出することが可能となる。また、移動体通信装置1は、アドホックなネットワークにおける中継装置として機能しても構わない。これによって、移動体通信装置1は、隣の車両を介して、それよりも遠隔の車両に、各種情報を送信することが可能となる。また、移動体通信装置1は、メッセージ情報を送信してきた移動体通信装置1に対して、衝突防止センサの検出結果又は車両の状態を返信しても構わない。
また、図5A−図8Aを参照して、本移動体通信装置1が利用される状況を説明した。しかし、これら以外にも、例えば、対向車両のライトがハイビームになっている場合にも、自車両から「まぶしいです」というメッセージを送ることが可能となる。
また、以上の実施形態では、日本のように道路の左側を車両が走行するような場合における移動体通信装置1について説明した。それに対して、車両が道路の右側を走行するような国又は地域では、そのような交通事情に合わせて、メッセージ毎に送信車両側及び受信車両側の通信モジュール11を決定する必要がある。
(変型例)
移動体通信装置1では、ユーザが、入力部12を操作して、メッセージそのもの、並びに送信車両側及び受信車両側の通信モジュール11を指定していた。しかしながら、実際の交通状況を考慮にいれると、移動体通信装置1が利用されるような交通状況は限られており、さらには、道路ユーザが入力部12を操作して、これらデータを入力することは煩わしい。そこで、以下の変型例では、より実際の交通状況に合った移動体通信装置10を提供することを目的とする。
図10は、上記のような移動体通信装置2の構成を示す移動体通信装置1の構成を示すブロック図である。図10において、移動体通信装置10は、前述の移動体通信装置1と比較すると、制御部13の代わりに、ライブラリ格納部21及び制御部22を備える点で相違する。それ以外に両移動体通信装置1及び10に間に相違点は無い。それ故、図10において、図1に示すものに相当する構成には同一の参照符号を付け、それぞれの説明を省略する。
図10において、ライブラリ格納部21は、図11に例示されるようなライブラリを格納する。図11に示すライブラリには、交通状況毎に、メッセージそのもの、送信車両の通信モジュール11の方向識別子、及び受信車両の通信モジュール11の方向識別子の組み合わせがいくつか記録されている。
例えば、図5Aに示す交通状況を想定して、メッセージとして「ありがとう」と、送信車両側の方向識別子として通信モジュール11fのものと、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11aとの組み合わせが記録される。また、図6Aに示す交通状況を想定して、メッセージとしての「どうぞ」と、送信車両側の方向識別子としての通信モジュール11a及び/又は11bのものと、受信車両側の方向識別子としての通信モジュール11a及び/又は11bのものとが記録される。また、図7Aに示す交通状況を想定して、メッセージとして「道をゆずってください」と、送信車両側の方向識別子として通信モジュール11aのものと、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11fのものとの組み合わせが記録される。また、図8Aに示す交通状況を想定して、メッセージとして「いれてください」と、送信車両側の方向識別子として通信モジュール11hのものと、受信車両側の方向識別子として通信モジュール11cのものとの組み合わせが記録される。なお、図11に示すライブラリには、他の交通状況を想定して、各交通状況に合った情報の組み合わせが記録される。
制御部22は、本移動体通信装置10の構成各部を制御する。
次に、以上のような構成を有する移動体通信装置10の動作について説明する。本移動体通信装置10でも、移動体通信装置1と同様に送信モードと受信モードとが切り換えられる。しかしながら、受信モード時の制御部22の動作は、制御部13のものと同様であるため、その説明を省略する。図12は、送信モードにおける制御部22の動作を示すフローチャートである。図12において、ライブラリ格納部21のライブラリに記録されており、入力部12からユーザにより指定された情報の組み合わせが通知されることを、制御部22は待機する(ステップS301)。情報の組み合わせの指定がないと判断した場合には(ステップS302)、制御部22はステップS301を戻り、さらに待機する。
前述と同様に、ユーザは、様々な状況で、外部の車両にメッセージを送りたい場合がある(図5A−図8Aを参照)。上記のように例示される状況下で、ユーザは、入力部12を操作して、ライブラリに格納されている情報の組み合わせを指定する。
制御部22は、入力部12により情報の組み合わせが指定されると(ステップS302)、ライブラリ格納部21にアクセスして、それに格納されるライブラリから、指定されたメッセージ、送信車両側の通信モジュール11の方向識別子及び受信車両側の通信モジュール11の方向識別子の組み合わせを取得する(ステップS303)。
その後、制御部22は、ライブラリから取得したメッセージと、受信車両側の通信モジュール11の方向識別子とを少なくとも含むメッセージ情報(図9参照)を作成する(ステップS306)。
次に、制御部22は、今回生成したメッセージ情報を、ライブラリから取得した方向識別子により特定される送信車両側の通信モジュール11に送信する(ステップS307)。通信モジュール11は、今回受け取ったメッセージ情報で搬送波を変調してメッセージ信号を生成して、外部に送出する。
なお、以上の変型例では、メッセージと、受信車両側の方向識別子とを、メッセージ情報が少なくとも含むとして説明したが、送信車両側及び受信車両側の移動体通信装置が互いに同じライブラリを保持するという条件下では、メッセージ及び受信車両側の方向識別子を一意に特定可能な識別子をメッセージ情報に含ませても良い。
本発明にかかる移動体通信装置は、限定的な車両同士で情報交換可能という特徴を有し、車車間通信が可能な通信装置等として有用である。
本発明の一実施形態に係る移動体通信装置1の構成を示すブロック図 図1に示す各通信モジュール11の取り付け位置を示す模式図 図1に示す制御部13の送信モードにおける動作を示すフローチャート 図1に示す制御部13の受信モードにおける動作を示すフローチャート 外部の車両にメッセージを送る状況を示す第1の模式図 図5Aに示す交通状況で、メッセージ情報を送受すべき通信モジュールを示す模式図 外部の車両にメッセージを送る状況を示す第2の模式図 図6Aに示す交通状況で、メッセージ情報を送受すべき通信モジュールを示す模式図 外部の車両にメッセージを送る状況を示す第3の模式図 図7Aに示す交通状況で、メッセージ情報を送受すべき通信モジュールを示す模式図 外部の車両にメッセージを送る状況を示す第4の模式図 図8Aに示す交通状況で、メッセージ情報を送受すべき通信モジュールを示す模式図 図3のステップS105で生成されるメッセージ情報の構造を例示する模式図 図1に示す移動体通信装置1の変型例に係る移動体通信装置2の構成を示すブロック図 図10に示すライブラリ格納部21に格納されるライブラリを例示する模式図 図10に示す制御部22の送信モードにおける動作を示すフローチャート
符号の説明
1,2 移動体通信装置
11 通信モジュール
12 入力部
13,22 制御部
14 出力部
21 ライブラリ格納部

Claims (9)

  1. 車車間通信が可能な移動体通信装置であって、
    それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向に電波を送出可能に、かつそのカバー方向からの電波を受信可能に取り付けられる複数の通信モジュールと、
    今回送信すべきメッセージと、前記複数の通信モジュールの中から、今回メッセージを送出すべき通信モジュール及び今回メッセージを受信すべき他の移動体が備える通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを取得する制御部とを備え、
    前記制御部はさらに、少なくとも、今回取得したメッセージと、今回取得した他の移動体側のカバー方向を特定する識別子とを、今回メッセージを送出すべき通信モジュールに送信し、
    各前記通信モジュールは、前記制御部から受け取ったメッセージ及び識別子を外部に送出する、移動体通信装置。
  2. 今回送信すべきメッセージと、今回メッセージを送出すべき通信モジュール及び今回メッセージを受信すべき他の移動体側のカバー方向を示す識別子とをユーザが入力するための入力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記入力部に入力された、メッセージ、今回メッセージを送出すべき通信モジュールの識別子、及び今回メッセージを受信すべき他の移動体側のカバー方向を示す識別子を取得する、請求項1に記載の移動体通信装置。
  3. 交通状況毎に、メッセージ、今回メッセージを送出すべき通信モジュールの識別子、及び今回メッセージを受信すべき他の移動体側のカバー方向を示す識別子の組み合わせが記録されたライブラリを格納するライブラリ格納部と、
    前記ライブラリに記録された組み合わせをユーザが指定するための入力部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記入力部による指定に従って、前記ライブラリから、今回送信すべきメッセージと、今回メッセージを送出すべき通信モジュールの識別子及び今回メッセージを受信すべき他の移動体側のカバー方向を示す識別子の組み合わせを取得する、請求項1に記載の移動体通信装置。
  4. 前記通信モジュールはアクティブセンサである、請求項1に記載の移動体通信装置。
  5. 前記制御部は、車両の速度及び/又は他の車両までの距離を、今回メッセージを送出すべき通信モジュールに送信する、請求項1に記載の移動体通信装置。
  6. 車車間通信が可能な移動体通信装置であって、
    それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向からの電波を少なくとも受信可能に取り付けられ、さらに、外部の車両から送られてくるメッセージ及び受信すべき通信モジュールのカバーする方向を示す識別子の組み合わせを受信する複数の通信モジュールと、
    前記通信モジュールが今回受信した識別子と、前記通信モジュールに元々割り当てられておりかつ前記通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを比較する制御部と、
    前記制御部により両識別子が一致すると判断された場合に、前記制御部から送られてくるメッセージを出力する出力部とを備える、移動体通信装置。
  7. アドホックネットワークにおける中継装置として機能する、請求項6に記載の移動体通信装置。
  8. それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向に電波を送出可能に、かつそのカバー方向からの電波を受信可能に取り付けられる複数の通信モジュールを使った車車間通信方法であって、
    今回送信すべきメッセージと、前記複数の通信モジュールの中から、今回メッセージを送出すべき通信モジュール及び今回メッセージを受信すべき他の移動体が備える通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを取得する取得ステップと、
    少なくとも、今回取得されたメッセージと、今回取得された他の移動体側のカバー方向を特定する識別子とを、今回メッセージを送出すべき通信モジュールに送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信されたメッセージ及び識別子を、前記通信モジュールから外部に送出する送出ステップとを備える、車車間通信方法。
  9. それぞれが車両を基準として互いに異なるカバー方向に電波を送出可能に、かつそのカバー方向からの電波を受信可能に取り付けられる複数の通信モジュールを使った車車間通信方法であって、
    各前記通信モジュールで、外部の車両から送られてくるメッセージ及び受信すべき通信モジュールのカバーする方向を示す識別子の組み合わせを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで今回受信した識別子と、前記通信モジュールに元々割り当てられておりかつ前記通信モジュールのカバー方向を示す識別子とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップで両識別子が一致すると判断された場合に、前記受信ステップで受信されたメッセージを出力する出力ステップとを備える移動体通信装置。
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