JP4243250B2 - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、優れた空気不透過性を有しながら、優れた耐熱性、耐久性及び可撓性を有する、改良された熱可塑性エラストマー組成物に関する。特に本発明は、微細化された粒子サイズを有し、粘度が高く、かつ架橋されたエラストマー分散体を有する熱可塑性エラストマー組成物に関する。
特許文献1は空気入りタイヤのガスバリヤー層として優れた、低透過性熱可塑性エラストマー組成物を開示している。この熱可塑性エラストマー組成物は、ポリアミド又はポリアミドのブレンドのような低透過性熱可塑性マトリックスからなり、そこに低透過性ゴム、例えばイソブチレン−p−メチルスチレン共重合体の臭素化物(即ちBIMS)が分散されている。続いて特許文献2及び3の両方には熱可塑性部の相連続性と微細なゴム分散性を達成するために、熱可塑性マトリックス及びゴム分散体の粘度比は体積分率比の関数として特定され、そして独立に1に近づけられている。特許文献3には、受け入れ得る耐久性を提供するために、特にそれらの空気入りタイヤのインナーライナーとしての使用するために、これらの熱可塑性エラストマーにおける、より小さいゴム分散体の重要性が認識されている。
BIMSポリマーに固有のフローアクティベーション(flow activation)及びシェアーシニング(shear thinning)特性の故に、混合中に遭遇する高い温度及び剪断速度におけるBIMSポリマー粘度値の低下はBIMSポリマーがブレンドされる熱可塑性成分の粘度低下より著しいことは明白である。しかしながら、混練中及び/又は加工中のBIMSと熱可塑性成分との粘度差を最小にすることは、機械的性質の良好なブレンドを得るために不可欠である均質混合及び微細なブレンドモロフォロジーの提供において必須である。特許文献2及び3に記載されているように、高剪断速度におけるBIMS粘度の低下を考慮に入れると、許容できる分散サイズの架橋BIMSとナイロンとのブレンドを得るために、低分子量グレードのナイロン又は可塑剤を含むナイロンでは、BIMSとナイロンとの間の粘度の整合が必須となる。両方の選択とも機械的性能と高透過性とが妥協されたナイロンの使用を伴なうことになる。
高剪断速度でのナイロンとBIMSとの粘度を更に近接整合させる別の方法は後者の成分の粘度を高くすることである。BIMSのBrPMS(即ち臭素化p−メチルスチレン)基の高反応性のために、BIMSの分子鎖内(inter−chain)の会合がBrPMSの種々の強い相互作用基への変換によって導入され、BIMSの見掛けの分子量及び粘度を増大させる。BIMSの粘度を増大させる別の方法は単純にBIMSを或る種の架橋剤と部分架橋させることである(特許文献3参照)。しかしながら、BIMSの粘度を上昇させるすべての方法はBrPMS基の他の基への反応的変換を含み、それ故BrPMSのブレンド中のナイロンとの反応的相溶性がなくなり、架橋への参加ができなくする。従って、臭素と相互作用性の熱可塑性樹脂にBIMS用の粘度上昇添加剤を用いる場合には、BIMSの粘度を、最小量の添加で、そして反応的相溶性及び架橋に及ぼす影響が最小又は全く無く、ナイロンの粘度まであげることができる添加剤の選択が必須となる。
最強の分子鎖会合はイオン的相互作用又は共有結合のいずれかによってもたらされるので、任意の添加剤の最小量の添加によるBIMSの粘度の最大の上昇は第3級アミン又は架橋剤(crosslinker)のいずれかの使用が求められる。第3級アミンのアルキル鎖長及び数によって、イオン的会合がBIMSの性質の変化を最小にしてBIMSの粘度を所望のレベルまで高められるよう設計することができる。すべての第3級アミンの中で、ジメチルアルキルアミンが最も適当である。アルキル基はBIMSに部分溶解性を与え、一方ジメチル基はイオン的会合に対して立体障害を提起しない。立体的に制限のあるアルキル末端基を有する第2級ジアミンはBIMSの粘度上昇のための有効な架橋剤である。これらの架橋剤における第2級アミンの立体障害は架橋効率を制限してゲル化を防止するのに対し、アルキル末端基は溶解性を与える。
欧州特許第722850号 欧州特許出願公開第857761号 欧州特許出願公開第969039号
本発明の目的は、改良された低透過性を有し、かつ、優れた低温での機械的性質及び耐疲労性を有する熱可塑性エラストマー組成物を提供することにある。
本発明に従えば、(A)95〜25重量部のハロゲン化イソブチレンエラストマー、(B)5〜75重量部のポリアミド(C)エラストマーに結合したハロゲン当に0.01〜1.0モルアミン当量の、(i)構造(II):
4 (NH)R 5 (NH)R 6 (II)
(式中、R 4 及びR 5 は炭素数5〜12の飽和環であり、R 6 は炭素数4〜30の線状又は分枝アルキル基である)
を有する第2級ジアミン並びに(ii)該第2級アミンと構造(I):
(R 1 2 3 )N (I)
(式中、R 1 は炭素数4〜30の炭化水素基であり、R 2 及びR 3 は独立に炭素数1〜8の炭化水素基である)
を有する第3級アミンとの混合物からなる群から選ばれたアミン成分及び任意的な一般的なゴム用添加剤のブレンドを含んでなる動的架橋された熱可塑性エラストマー組成物であって、エラストマー(A)がポリアミド(B)の連続相中にドメインとして分散している、改良された機械的性質及び耐疲労性を有する熱可塑性エラストマー組成物が提供される。
本明細書及び特許請求の範囲において、単数形は、文脈からそうでないことが明らかでない限り、複数形も含むものとする。
本発明は熱可塑性エラストマー組成物に関し、更に詳しくは耐久性及び低透過性に優れた熱可塑性エラストマー組成物に関する。本発明は、BIMSの第3級アミンを用いる4級化アミンのイオン的会合又はBIMSの第2級アミンによる共有結合を用いて、ハロゲン化イソブチレンエラストマーの粘度をポリアミドの粘度と同様な値まで増大させることに関する。最も詳しくは本発明は、低分子量のナイロン又は可塑剤配合ナイロンを用いることなく、高伸長性で弾性のゴムドメインであって、数平均等価ドメイン径が0.1〜1μmの小粒子サイズのゴムドメインを与えることができる熱可塑性エラストマー組成物を製造する方法並びにそれを用いて空気入りタイヤを製造する方法に関する。
好ましいハロゲン化イソブチレンエラストマーは、臭素化ポリマーで、p−メチルスチレン−イソブチレン共重合体の臭素化物が最も好ましく、続いてブロモブチル、そして次にそれらのブレンド又は他のポリマーとのブレンドである(米国特許第5,162,445号参照)。
本発明において第2級ジアミンと共に使用する第3級アミンは構造(I):
(R123)N
(式中、R1は炭素数4〜30、好ましくは12〜30の長鎖炭化水素基であり、R2及びR3は独立に炭素数1〜8、好ましくは1〜4の短鎖炭化水素基である)
の族からの部分ヒンダードアミン(例えばN,N−ジメチルラウリルアミン、N,N−ジメチルパルミチルアミン、N,N−ジメチルベヘニルアミン、N,N−ジメチル牛脂アルキルアミン、N,N−トリメチルオレイルアミン)である。
本発明において使用する2級ジアミンは構造(II):
4(NH)R5(NH)R6
(式中、R4及びR5は炭素数5〜12の飽和環(例えばシクロヘキシル、シクロペンチル)又はベンゼン及びナフタレンの芳香族環のいずれかであり、R6は炭素数4〜30の線状又は分枝アルキル基である)
の族からの立体障害第2級ジアミンである。上記環は、例えば、4,4’−((2,2−ジメチルベンジル)フェニル、メチルフェニル)で置換されていてもよい。
これらのアミンは当業界で公知であり、市販もされている(例えばAkzo NobelからのArmeen DM14D,Armeen DM16D,Armeen DMCD,Armeen M2C,Armeen M2HT)。
前記アミン成分の好ましいアミンレベルはエラストマー(A)に結合した臭素1モル当り、0.01〜1.0モルアミン当量、好ましくは0.01〜0.9モル当量、更に好ましくは0.01〜0.8モル当量、更に一層好ましくは0.01〜0.7モル当量、更にもっと好ましくは0.01〜0.6モル当量、そして最も好ましくは0.01〜0.5モル当量である。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物はハロゲン化イソブチレンエラストマーとポリアミドとのブレンドで、動的に架橋される。
ここで「動的架橋」とはエンジニアリング樹脂と架橋可能なエラストマーとが高剪断条件下に加硫される架橋プロセスをいう。その結果、架橋可能なエラストマーは、架橋されると同時に、エンジニアリング樹脂のマトリックス中に「ミクロゲル」の微細粒子として分散する。
動的架橋は、ロールミル、バンバリー(商標)ミキサー、連続ミキサー、ニーダー又は混合用押出機(例えば2軸押出機)などの装置中で、エラストマーの架橋温度又はそれより高い温度で各成分を混合することにより行われる。動的架橋された組成物の独特の特性は、エラストマー成分が完全に架橋されたとしても、組成物が汎用の熱可塑性樹脂加工技術、例えば押出、射出成形、圧縮成型などによって加工及び再加工することができる。スクラップやフラッシングは利用し、かつ再加工することができる。
好ましい態様において、ハロゲン化イソブチレンエラストマー成分は、例えば欧州特許出願第0344021号に記載のように、イソブチレン及びp−アルキルスチレンの共重合体を含む。この共重合体は実質的に均質の組成分布を有する。p−アルキルスチレン部分の好ましいアルキル基は炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5の1級ハロアルキル基、2級ハロアルキル基及びこれらの混合物である。好ましい共重合体はイソブチレン及びp−メチルスチレンを含む。
適当なハロゲン化イソブチレンエラストマー成分は数平均分子量Mnが少なくとも約25,000、好ましくは少なくとも約50,000、好ましくは少なくとも約100,000、好ましくは少なくとも約150,000の共重合体(例えば臭素化イソブチレン−p−メチルスチレン共重合体)を含む。これらの共重合体は、また、数平均分子量(Mn)に対する重量平均分子量(Mw)の比、即ちMw/Mnが約6より小さく、好ましくは約4より小さく、更に好ましくは約2.5より小さく、最も好ましくは約2.0より小さくすることができる。別の態様において、適当なハロゲン化イソブチレンエラストマー成分は125℃におけるムーニー粘度(1+4)(ASTM D 1646−99に準拠して測定)が25又はそれ以上、好ましくは30又はそれ以上、更に好ましくは40又はそれ以上の共重合体(例えば臭素化イソブチレン−p−メチルスチレン共重合体)を含む。
好ましい臭素化イソブチレン及びp−メチルスチレンの共重合体はp−メチルスチレン5〜12重量%、臭素化p−メチルスチレン0.3〜1.8モル%及び125℃でのムーニー粘度(1+4)30〜65(ASTM D 1646−99に準拠して測定)を有する共重合体を含む。
本発明に従ったハロゲン化イソブチレンエラストマー成分(A)は、イソブチレンと、コモノマーの合計量に対し、約0.5〜25重量%、好ましくは約2〜20重量%のp−アルキルスチレン、好ましくはp−メチルスチレンから、そしてハロゲン化することにより製造することができる。典型的には、モノマー混合物のスラリー重合はルイス酸触媒の存在下に実施し、そして次工程のハロゲン化は、溶液の形態で、例えば熱及び/もしくは光又は化学開始剤の存在下に、実施する。ハロゲン(例えばBr及び/又はCl、好ましくはBr)の含量は、共重合体合計量に対し約10重量%より少ないのが好ましく、約0.1〜7重量%であるのが更に好ましい。
前記共重合は、例えば1989年11月29日に公開された欧州特許出願公開第34402号(EP 34402A)に記載のような公知の方法で実施することができ、前記ハロゲン化は、例えば米国特許第4548995号に記載のような公知の方法で実施することができる。
ハロゲン化イソブチレンエラストマーは、好ましくは少なくとも約25,000、更に好ましくは少なくとも約100,000の数平均分子量(Mn)を有し、そして好ましくは約10より小さい、更に好ましくは約8より小さい数平均分子量(Mn)に対する重量平均分子量(Mw)の比、即ちMw/Mnを有する。
本発明において使用できる熱可塑性ポリアミド(ナイロン)はポリマー鎖中にアミド繰り返し単位を有するコポリマー及びターポリマーなどの結晶化又は樹脂状、高分子量固形ポリマーを含む。ポリアミドはε−ラクラム、例えばカプロラクタム、ピロリジオン(pyrrolidione)、ラウリルラクタム及びアミノウンデカンラクタムの一つ又はそれ以上の重合によって、もしくはアミノ酸の重合によって、又は二塩基酸とジアミンとの縮合によって製造することができる。繊維形成性及び成型グレートナイロンの両方とも適当である。そのようなポリアミドの例はポリカプロラクタム(ナイロン6)、ポリラウリルラクタム(ナイロン12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンアゼラミド(ナイロン69)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン610)、ポリヘキサメチレンイソフタラミド(ナイロン6IP)、そして11−アミノ−ウンデカン酸の縮合生成物(ナイロン11)である。ナイロン6(N6)、ナイロン11(N11)、ナイロン12(N12)、ナイロン6/66コポリマー(N6/66)、ナイロン610(N610)、ナイロン46、ナイロンMXD6、ナイロン69及びナイロン612(N612)を使用することもできる。これらの共重合体、それらの任意のブレンドも使用することができる。満足できるポリアミドの追加の例(特に軟化点が275℃より低いもの)は、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology、10巻、919頁及びEncyclopedia
of Polymer Science and Technology、10巻、392〜414頁に記載されている。市販の熱可塑性ポリアミドは本発明の実施に有利に使用することができ、軟化点又は溶融点が160〜230℃の線状結晶ポリアミドが好ましい。
本発明において使用できるポリアミド(B)の量は、エラストマー(A)100重量部当り、好ましくは5〜75重量部、更に好ましくは10〜75重量部である。
本発明のエラストマー組成物は、前述の必須成分に加えて、加硫又は架橋剤、加硫又は架橋促進剤、種々のオイル、老化防止剤、補強剤、可塑剤、軟化剤又はその他の一般のゴム中に混合されている各種添加剤を含むことができる。配合物は一般的な方法で混合、加硫して加硫又は架橋用に使用される組成物とすることができる。これらの添加される添加剤の量は、本発明の目的に反しない限り、従来から一般に用いられた量とすることができる。
以下、実施例に従って本発明を更に説明するが、本発明をこれらの実施例に限定するものでないことはいうまでもない。
以下の例において使用した成分は次の市販製品である。
樹脂成分
N11(即ちナイロン11):Rilsan BESN O TL(Arkema)
N6/66−1(即ちナイロン6/66コポリマー):Ube 5033B(宇部興産)
N6/66−2:Ube 5034B(宇部興産)
N6/66−3:CM6001FS(東レ)
添加剤1:可塑剤:N−ブチルベンゼンスルホンアミド及び
相溶化剤:AR201
添加剤2:安定化剤:イルガノックス(Irganox)1098、チヌビン(Tin
uvin)622LD及びCuI
ゴム成分
BIMS:エクソンモービル ケミカル カンパニー(ExxonMobil Chemical Company)から商品名EXXPRO 89−4で市販されている、ムーニー粘度約45、p−メチルスチレン約5重量%及び臭素約0.75モル%のイソブチレン及びp−メチルスチレンの臭素化共重合体
DMCD:N,N−ジメチルココアルキルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
DM16D:N,N−ジメチルパルミチルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
DM18D:N,N−ジメチルステアリルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
DMHTD:N,N−ジメチル水添牛脂アルキルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
DM22D:N,N−ジメチルベヘニルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
M2C:ジココアルキル−メチルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
M2HT:ジ水添牛脂アルキル−メチルアミン(第3級アミン)(Akzo Nobel)
6PPD:N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン(第2級ジアミン)
ZnO:酸化亜鉛(架橋性)
St−acid:ステアリン酸(架橋性)
ZnSt:ステアリン酸亜鉛(架橋性)
実施例及び比較例の評価に使用した試験方法は以下の通りである。
A)Moconによる酸素透過度
酸素透過測定はMocon OX−TRAN 2/61透過度試験機を用いて60℃で実施した。
B)モルホロジー(タッピングフェーズ及びフォース・モジュレーションAFM)
すべてのサンプルは試料の緩和を防止するために、凍結切削の後8時間以内に分析した。凍結切削の間、試料は−150℃に冷却し、Reichert極低温マイクロトームでダイアモンドナイフで切削した。次に試料は、乾燥窒素ガスを流したデンケーター中で、凝縮しないようにしながら、周囲温度まであたためた。最後に、表面切削した試料をAFM分析用のミニチュアスチールバイスに載置した。AFM測定は空気中でNano Scope Dimension 300走査型プローブマイクロスコープ(Digital
Instrument)で四角錐型Si片持ばりを用いて実施した。設定点比は0.5と等しいか又はそれ以下の値に保持し、接触設定点はpositive phaseシフトとの反発接触を確実にするように常時調節した。片持ばりはその共鳴振動数で又はその僅か下で作動させた。
C)画像処理による分散サイズ
Reindeer Graphics,Inc.プラグインソフトとPHOTO SHOP(Adobe)を用いてTiff型式の画像を処理し、各サンプルのBIMS分散サイズを測定し、そしてEXCELファイルに書き込んだ。この研究において、分散サイズは相当直径で表した。数平均(Dn)及び体積平均(Dv)直径は以下の通り計算した。
Dn=Σ(n11)/Σ(n1
Dv=Σ(n11 4)/Σ(n11 3
式中、n1はD1の相当直径を有する分散体の数である。
D)疲労サイクル
フィルム及びカーカスコンパウンドを接着剤と共に積層し、190℃で10分間硬化させた。次にJIS−2号ダンベル形に打抜き、6.67Hg及び40%歪で−20℃での寿命試験に用いた。
E)引張機械的性質
すべての引張試験はJIS K6251「加硫ゴムの引張試験方法」によった。
例1〜3
例1(即ち参考配合)においては、N11及びN6/66−1のブレンドに可塑剤を添加して220℃及び剪断速度1000(1/S)でナイロンブレンドの粘度をBIMSの粘度に低下させた。この架橋ブレンドに微細な分散を得た。可塑剤なしで、ナイロン6/66−2の220℃及び剪断速度1000(1/S)での粘度は742Pa・sであり、一方BIMSの粘度は200Pa・sである。例3に示すように、DM16D第3級アミン1.8phrを添加することによってBIMSの粘度をN6/66−2の粘度にあげた。表1に示すように、可塑剤なしで、そしてDM16Dの粘度変性剤なしで、BIMSの粘度はN6/66−2の粘度より著しく低く、混合品質は劣るものであった。この場合には、ゴム分散体を有する連続ナイロンマトリックスのモルホロジーは得られなかった。しかし、表1に示すように、ナイロンとの粘度整合のためのBIMSへのDM16Dの添加は例1のものに類似の分散サイズを有する、ナイロン中の微細なゴム分散モルホロジーをもたらした。更に可塑剤及び相溶化剤の存在なしで、例3の酸素透過度は例1のものの半分より小さい。
Figure 0004243250
例4
ゴム及びブレンドの性質に及ぼす第3級アミンの影響を評価するために、DM16D第3級アミン0.5phrの添加を除いて例1と同じ配合の例4を調製した。表2に示すように、第3級アミンの添加は、すべての温度において破断伸び値の上昇をもたらすというブレンドの性質に利点をもたらすものである。疲労サイクルは−20℃での引張試料について測定した。
Figure 0004243250
DM16D,DM18D,DM22D及び6PPD0.5phrを含むBIMSの、キャピラリーレオメータを用いた230℃及び剪断速度1216(1/S)での粘度値を表3に示す。表示した4種類すべてについて0.5phr量はBIMSの臭素0.3モル当量より低い。表3に示すように、BIMSの粘度値は、例1に示したN6/66−1及びN−11のブレンドのように、0.5phrのアミンで、200Pa・sより530〜575Pa・sまで、1phrのアミンで600〜800Pa・sまで上昇した。
Figure 0004243250
押出ミキサーでナイロンとBIMSとを混練している間の滞留時間は分単位である。ミキサー中において微細なモルホロジーを展開させるためのミキサー中での粘度整合は押出機中で直ちに確立させる必要がある。それ故、BIMS粘度を上昇させるのに使用する任意の粘度上昇剤は迅速作用性でなければならない。種々の第3級アミンの有効性を評価するために、選定したアミンの0.1モル臭素当量をBIMS中に、ブラベンダーインターナルミキサー(PL 2000 Plasti−Corder:C:W,Brabender)中で130℃で1分安定化させた後に、添加した。測定したトルク値を用いて、粘度増大の開始を、130℃でのアミンの添加のトルク増大の開始から求めた。130℃は混練温度として用いた。130℃はナイロンとBIMSとの混練に使用した230℃から100℃低い温度で、活性化が開始時間を測定することができる管理点まで低くなる温度である。表4に示すように、ジメチルアルキルアミンは30秒より短い開始時間を有する。130℃でジアルキルメチルアミンは混練トルクの上昇は認められなかった。
Figure 0004243250
例5〜8
例1に示した、可塑化N6/66−1及びN11とBIMSとの動的架橋ブレンドにおいて、例5〜7においてはDM16D第3級アミンを添加量を増大させながら、しかしナイロン可塑剤は用いずに、添加した。例5に示したように、微細な分散がDM16Dを含むBIMSとナイロンとの動的架橋ブレンドにおいて、可塑剤を存在させることなく、達せられた。しかし、分散サイズ、特にBIMSの体積平均相当分散径はDM16Dの量の増大に従って増大し、第3級アミンの添加は、特に高い量で、BIMSとナイロンとの間の反応相溶性に干渉することを示唆している。
Figure 0004243250
例9及び10
DM16D及び6PPDの有用性の更なる例証は、BIMSをN6/66−3と直接ブレンドした場合について、表6に認められる通りである。例2に示したように、BIMSに粘度上昇剤を添加することなく、小さなBIMS分散を有する、これらのブレンドは不可能であった。表6に示すように、微細なBIMS分散サイズが優れた機械的性質及び耐疲労性と共に得られた。
Figure 0004243250

Claims (5)

  1. (A)95〜25重量部のハロゲン化イソブチレンエラストマー、(B)5〜75重量部のポリアミド(C)エラストマーに結合したハロゲン当に0.01〜1.0モルアミン当量の、(i)構造(II):
    4 (NH)R 5 (NH)R 6 (II)
    (式中、R 4 及びR 5 は炭素数5〜12の飽和環であり、R 6 は炭素数4〜30の線状又は分枝アルキル基である)
    を有する第2級ジアミン並びに( ii )該第2級ジアミンと構造(I):
    (R 1 2 3 )N (I)
    (式中、R 1 は炭素数4〜30の炭化水素基であり、R 2 及びR 3 は独立に炭素数1〜8の炭化水素基である)
    を有する第3級アミンとの混合物からなる群から選ばれたアミン成分及び任意的な一般的なゴム用添加剤のブレンドを含んでなる動的架橋された熱可塑性エラストマー組成物であって、エラストマー(A)がポリアミド(B)の連続相中にドメインとして分散している、改良された機械的性質及び耐疲労性を有する熱可塑性エラストマー組成物。
  2. 組成物が可塑剤を更に含む請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  3. 前記アミン成分の量が、エラストマー成分(A)に結合した1モルに対して、0.01〜1.0モルアミン当量である請求項1又は2に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  4. 前記ハロゲン化イソブチレンエラストマーがイソブチレン−p−メチルスチレンの共重合体の臭素化物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  5. 前記ポリアミドがナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン69、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン46、ナイロンMXD6、ナイロン6/66及びこれらの共重合体並びにそれらのブレンドからなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
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