JP4242201B2 - 混合液体注出ヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の液体を混合して注出する混合液体注出ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開2001−80700号公報には、炭酸水、希釈水及び濃縮原料を混合して炭酸水飲料として注出するための炭酸水飲料用ノズルヘッドが開示されている。かかるノズルヘッドは、炭酸水ノズルと、それを中心にして円形に配列された複数のシロップノズルと、それらシロップノズルに被せられるように取り付けたノズルカバーとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような炭酸水飲料用ノズルヘッドは、供給用ホースを介して液体貯蔵タンクに接続されており、飲料の提供者はその液体貯蔵タンクを背負うと共に手元の炭酸水飲料用ノズルヘッドを操作して顧客に注文の炭酸水飲料を提供する。また、飲料の供給制御態様としては、電磁弁により液体流路の開閉を制御するタイプや人力により直接開閉力を付与する機械式弁を用いて液体流路の開閉を制御するタイプがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−80700号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した飲料の供給制御態様において、電磁弁を用いるタイプでは、電磁弁は通常、炭酸水飲料用ノズルヘッドよりも上流に配置されているため、ノズルヘッドにおける液体の注出口から電磁弁までの間は大気開放状態にある。よって、この部分に残存した飲料原料や水が注出口から後垂れしたり、注出口から他の液体が逆流したりする問題があった。
【0006】
一方、機械式弁を用いるタイプでは、機械式弁を炭酸水飲料用ノズルヘッド内に配置することで、電磁弁を用いるタイプよりも大気開放部分を少なくできるが、ノズルヘッドにおける液体の注出口自体は開放しているため、依然として逆流の問題は残存している。さらに、機械式弁は開閉操作力が重いため、炭酸水飲料を提供する際の操作者の労力をさらに増加させる問題がある。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、大気開放部分を減少させ、後垂れや逆流を防止することができる衛生的に優れた混合液体注出ヘッドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の混合液体注出ヘッドは、ヘッド本体内に設けられた複数種類の液体出口と、前記ヘッド本体に取り付けられ前記液体出口を被うノズルと、その少なくとも一種類の液体出口に設けられ液圧変化により開閉する弁手段とを備え、前記弁手段は、前記液体出口を閉じる弁体と、前記弁体に閉弁力を付与するコイルばねとを備えており、前記コイルばねは、前記コイルばねの下端部が前記ヘッド本体に係止されるとともに、前記コイルばねの上端部が前記弁体と係合することによって、前記弁体に閉弁力を付与しており、前記液体出口の一つである炭酸水の給入口から吐出された炭酸水を前記ノズルの内周面に沿って流すための整流板を備え、該整流板は、前記ヘッド本体と前記ノズルとによって挟持されていることを特徴とする。
また、本発明の混合液体注出ヘッドは、ヘッド本体内に設けられた複数種類の液体出口と、前記ヘッド本体に取り付けられ前記液体出口を被うノズルと、その少なくとも一種類の液体出口に設けられ液圧変化により開閉する弁手段とを備え、前記ノズル内において、前記弁手段が設けられている前記液体出口毎に、対応する該弁手段と共に該液体出口を被う減圧用キャップを更に備えたことを特徴とする。
その場合、好適には、前記液体出口の一つである炭酸水の給入口から吐出された炭酸水を前記ノズルの内周面に沿って流すための整流板を備え、該整流板は、前記ヘッド本体と前記ノズルとによって挟持されている。
【0009】
また、好適には、前記液体出口は、原料出口及び希釈水出口を含んでおり、前記弁手段は、個々の前記原料出口及び希釈水出口から液圧によって開閉される。
その場合、前記原料出口及び希釈水出口は、前記整流板における整流面よりも注出方向下流側に配置されていると好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の混合液体注出ヘッドを、ポストミックス式の炭酸飲料水供給装置における炭酸飲料水注出ヘッドとして実施した場合の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に、炭酸飲料水の供給装置を示す。供給装置1は、炭酸飲料を構成する炭酸水、原料、希釈水などが収容された複数の容器を備える筐体3と、炭酸飲料水を注出する炭酸飲料水注出ヘッド7と、筐体3及び炭酸飲料水注出ヘッド7を接続する供給ホース9とを備えている。
【0011】
図2に示されるように、炭酸飲料水注出ヘッド7は、ヘッド本体11と、その先端に取り付けられたノズル13とを備えている。ヘッド本体11は、飲料提供者が手で持ち易い形状をなしており、ヘッド本体11の上面には、操作用の複数のスイッチ15が設けられている。飲料提供者は、これらのスイッチ15を操作して、複数の原料に対応した複数飲料の中から顧客の要望があった飲料を選択して提供する。ヘッド本体11の基端側からは筐体3側に向けて複数のポリエステルホース17と信号ケーブル19が延びている。ポリエステルホース17は、筐体3から対応する炭酸水、原料及び希釈水を炭酸飲料水注出ヘッド7へ供給するものである。また、信号ケーブル19は、スイッチ15で入力された操作信号を制御部に送信するものであり、制御部はそれに基づいてポリエステルホース17毎に配置された図示しない電磁弁の開閉を制御する。また、これらポリエステルホース17及び信号ケーブル19は、割れ、亀裂あるいは断線などが生じないようにステンレス製のコンジット21で被覆、保護されている。
【0012】
次に、図3〜図5に基づいてヘッド本体11及びノズル13の内側構造について説明する。ヘッド本体11の内側には、炭酸水用ニップル23、原料ニップル25及び希釈水用ニップル27がプレート29を介して固定されている。これらニップル23,25,27の夫々とヘッド本体11との間は、Oリング31によってシールされている。また、本実施の形態では、一つの炭酸水用ニップル23を中心として、その同一円周上に軸心が位置するように六つの原料ニップル25と一つの希釈水用ニップル27とが配置されている。これらのニップル23,25,27の基端部には、前述したポリエステルホース17の端部が接続されている。
【0013】
また、ヘッド本体11には、原料ニップル25及び希釈水用ニップル27の下方の部分において、それぞれ液体出口を構成する原料出口33及び希釈水出口35を画定する下向きの突出部11aが形成されている。さらに、ヘッド本体11は、炭酸水用ニップル23の下方の部分において下向きに開口した円柱状の凹部を画定する凹部画定部37を有している。凹部画定部37は、下向きに広がるような微小な傾斜を有する切頭円錐状側面を備えている。この凹部画定部37によって画定される円柱状の凹部は、液体出口の一つとして炭酸水用ニップル23の下端に形成された炭酸水の給入口39と同心状に整列している。
【0014】
また、ノズル13内におけるヘッド本体11の下方には、炭酸水の給入口39から吐出された炭酸水をノズル13の環状の内周面13aに沿って流すための整流板41が設けられている。整流板41は、ノズル13の内周面13aに形成された環状の肩部13bに係合し上方からヘッド本体11によって押さえ込まれ狭持される。また、整流板41には、ヘッド本体11の突出部11aが挿入される穴が形成されており、すなわち、前述した原料出口33及び希釈水出口35は、整流板41の上面からなる整流面41aよりも下方(注出方向下流側)に位置する。また、図4に示されるように、整流板41の環状外側面には、注出方向に延長する複数のU字状溝41bが形成されており、これによって、整流板41とノズル13の内周面13aとの間に炭酸水の流路が確保される。本実施の形態では、複数のU字状溝41bは、周方向に等間隔で離隔するように配置されている。さらに、整流板41の中央には、ヘッド本体11の凹部画定部37によって画定された凹部内に挿入される抵抗体(コーン)43が凹凸手段を介して嵌合されている。抵抗体43における上記凹部に挿入される円柱状部分の外表面には、あやめ溝が形成されている。また、図5に示されるように、ヘッド本体11における凹部画定部37の上面からは4つのリブ47が下向きに突出している。各リブ47は、半径方向に沿って延長しており、隣接するリブ47と約90度の間隔で離隔している。かかるリブ47の存在によって、抵抗体43の上面と凹部画定部37との間の部分、すなわち炭酸水の給入口39の下方には、炭酸水を均等に流すための余剰空間45が確保される。
【0015】
図3に示されるように、原料出口33及び希釈水出口35の夫々には、これらの出口を開放・閉塞するための弁手段49が設けられている。弁手段49は、対応する原料出口33及び希釈水出口35にOリング51を介して係合可能な弁体53と、この弁体53に閉弁力を付与するコイルばね55とを備えている。コイルばね55の下端は、ヘッド本体11の突出部11a上方の肩部に係止されており、コイルばね55の上端は弁体53における横断面十字状の受け部53aと係合している。これによって、弁体53は、Oリング51の弾性力に打ち勝つ大きさの液圧が付与されない限り全閉状態に維持される。また、整流板41におけるそれぞれの原料出口33及び希釈水出口35の下方部分は、減圧用キャップ57及び59として構成されている。減圧用キャップ57は、原料出口33とそれに対応する弁体53とを被っており、下向きに開口する原料放出口61を有する。一方、減圧用キャップ59は、希釈水出口35とそれに対応する弁体53とを被っており、径方向外向きとなる横向きに開口する希釈水放出口63を有する。
【0016】
次に、以上のような構成を有する炭酸飲料水の供給装置1及び炭酸飲料水注出ヘッド7の作用について説明する。炭酸飲料水注出ヘッド7を手に持った飲料提供者は、顧客から飲料の注文を受けると、その注文の飲料に対応するスイッチ15の操作を行う。これにより、対応の電磁弁が開いて筐体3内の炭酸水、原料及び希釈水が対応のポリエステルホース17を介して各ニップル23,25,27に供給される。
【0017】
ヘッド本体11内において、炭酸水用ニップル23に供給された炭酸水は、給入口39を介して余剰空間45に注入される。炭酸水は、この余剰空間45によって抵抗体43の外周面に均等に流れ、凹部画定部37と抵抗体43との間の環状の隙間を流下して減圧される。このように余剰空間45からあやめ溝を有する凹部画定部37と抵抗体43との隙間を通って流すことで均等化され減圧された炭酸水は、整流板41の整流面41aとヘッド本体11との間の空間65に流入する。空間65内の炭酸水は、整流面41a上に沿って半径方向外方に流れ、整流板41外側面のU字状溝41bを通って整流板41の下方へと放出される。このように、炭酸水がU字状溝41bを介して放射状に放出されることで、近年、顧客に好まれる傾向にあるハイボール、酎ハイあるいはカクテルなどの調合に必須のガスボリュームの高い炭酸水を放出できるようになっている。
【0018】
一方、かかる炭酸水の放出と併行して、原料及び希釈水の放出も行われる。すなわち、原料ニップル25及び希釈水用ニップル27に供給されている原料及び希釈水は、それぞれ対応する弁体53に開弁方向の圧力を付与しており、筐体3から圧送され続ける原料及び希釈水によって液圧が所定値以上になると、図6に示されるように、弁体53をコイルばね55に抗して原料出口33及び希釈水出口35から離隔させる。このようにして各弁手段49が開弁すると、原料及び希釈水は、原料出口33及び希釈水出口35を通って原料放出口61及び希釈水放出口63から放出される。なお、このとき、原料出口33及び希釈水出口35が整流板41の整流面41aよりも下方に位置しているため、炭酸水流路を汚すことなく、炭酸水のガスボリュームを低下させることがない。
【0019】
また、一般に、原料は、粘性が低いと噴出状(霧状)に放出され、炭酸水に衝撃を与えながらミックスされることで、炭酸ガスを分離(発泡)させ飲料水の炭酸ガスボリュームを低下させる恐れがあるが、本実施の形態では、減圧用キャップ57を設けることによって原料が一旦噴出状になっても最終的にはそれらを一つにまとめるように糸状にして下方へと放出することができるようになっている。また、希釈水は、放出後に同心円状に拡散する傾向があるが、本実施の形態では、減圧用キャップ59の横向きの希釈水放出口63からノズルの内周面13aに沿って放出するため、濃縮原料とのミキシングが均等にできるようになっている。
【0020】
以上のようにしてそれぞれの経路から放出された炭酸水、原料及び希釈水は、ノズル13の内側において注出直前にミックスされ、炭酸飲料水として、ノズル13の注出口13bより注出される。このように、炭酸水、希釈水や複数の濃縮原料をもとにして一つのノズルで様々な種類の炭酸飲料水を注出することができ、且つ、よりガスボリュームの高い飲料水や複数の飲料が注出時に混ざり合うことなく提供できる。また、飲料の注出を止めている間、すなわち、原料及び希釈水の液圧が低い状態では、弁体53によって原料出口33や希釈水出口35が閉じられているため、原料出口33や希釈水出口35よりも上流部分は大気に触れることなく、また、外部から他の飲料液体や洗剤などが逆流することもなく、衛生的に優れた状態を維持できる。さらに、電磁弁から原料出口33や希釈水出口35までの間に残存した液体が不必要に漏れ出すことがなく、いわゆる後垂れを防止することができる。また、メンテナンス時には、ヘッド本体11からノズル13を外し、さらに整流板41も外せることから、清掃が容易であり衛生面で好適である。
【0021】
以上に説明してきた本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な改変を施して実施することが可能である。上記実施の形態では、組み立ての利便性を考慮し抵抗体43が整流板41に凹凸手段を介して嵌合されて固定される態様を採用しているが、これ以外に、抵抗体と整流板とが個別のステップで組み立てられる構成でもよい。また、本発明は、コーンタイプの抵抗体を必ず用いることには限定されず、例えば、図7に示すような構成でもよい。すなわち、炭酸水用ニップル23の給入口39の下方には、凹部画定部137によって円柱状の凹部が画定されており、この凹部には整流板141の中央に一体成型され上方に延長する充填部143が挿入されている。かかる構成により、炭酸水の給入口39より流出した炭酸水は、凹部画定部137と充填部143との隙間を通ってヘッド本体11と整流板141との間の空間165に流入し、そこから更に整流板141に形成されているU字状溝を介して下方に放出される。このような構成によっても上記実施の形態と同様な効果を奏することができる。また、上記実施の形態では、減圧用キャップ57及び59は、整流板41の一部として整流板41と一体的に成型されていたが、本発明はこれに限定されず、減圧用キャップを整流板とは別部材として容易することもできる。さらに、糖度40度以上の飲料の濃縮原料では、粘性が十分にあり減圧用キャップを設けなくても済むため、減圧用キャップを持たない構成を用いてあるいは減圧用キャップを取り外して実施することも可能である。
【0022】
また、本発明は、液体出口を原料出口、希釈水出口及び炭酸水の給入口により構成することには限定されず、適宜、改変して実施することもできる。また、原料出口、希釈水出口及び炭酸水の給入口の位置や数も適宜改変することができる。さらに、弁手段は全ての原料出口や希釈水出口に必ず設けることには限定されず、液体出口を構成する少なくとも一つの口に設ける形態であれば実施の形態と異なる構成もあり得る。
また、本発明の混合液体注出ヘッドは、定置タイプの炭酸飲料水供給装置に適用することには限定されず、例えは図8に示すように背負いタイプの炭酸飲料水の供給装置など、混合液体注出装置における注出機構として広く適用することができる。なお、図8のような背負いタイプの炭酸飲料水の供給装置であれば、飲料提供者は収納器を背負いながら移動して注出を行うため、注出時及びその停止時の操作力が軽くなると、より労力低減を実感することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の混合液体注出ヘッドによれば、大気開放部分を減少させ、後垂れや逆流を防止することができる衛生的に優れた特性を獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る混合液体注出ヘッドを適用する炭酸飲料水供給装置の概要を示す斜視図である。
【図2】 (a)及び(b)はそれぞれ、本実施の形態に係る混合液体注出ヘッドの平面図及び側面図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿う断面でヘッド本体先端部分及びノズル部分を示す図である。
【図4】 本実施の形態に係る混合液体注出ヘッドに設けられた整流板を下方すなわち図3の矢印IV方向から見た図である。
【図5】 (a)は混合液体注出ヘッドにおける凹部画定部近傍を示す図であり、(b)は(a)の矢印Vからみた図である。
【図6】 混合液体注出ヘッドにおける弁手段が開弁した状態を示す図である。
【図7】 発明の別の実施の形態に係る図3と同態様の図である。
【図8】 発明のさらに別の実施の形態に係る炭酸飲料水供給装置の概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 炭酸飲料水注出ヘッド、11 ヘッド本体、13 ノズル、33 原料出口(液体出口)、35 希釈水出口(液体出口)、39 炭酸水の給入口(液体出口)、41 整流板、41a 整流面、49 弁手段、53 弁体、57,59 減圧用キャップ。

Claims (5)

  1. ヘッド本体内に設けられた複数種類の液体出口と、
    前記ヘッド本体に取り付けられ前記液体出口を被うノズルと、
    その少なくとも一種類の液体出口に設けられ液圧変化により開閉する弁手段と
    を備え、
    前記弁手段は、
    前記液体出口を閉じる弁体と、
    前記弁体に閉弁力を付与するコイルばねと
    を備えており、
    前記コイルばねは、前記コイルばねの下端部が前記ヘッド本体に係止されるとともに、前記コイルばねの上端部が前記弁体と係合することによって、前記弁体に閉弁力を付与しており、
    前記液体出口の一つである炭酸水の給入口から吐出された炭酸水を前記ノズルの内周面に沿って流すための整流板を備え、
    該整流板は、前記ヘッド本体と前記ノズルとによって挟持されている
    ことを特徴とする混合液体注出ヘッド。
  2. ヘッド本体内に設けられた複数種類の液体出口と、
    前記ヘッド本体に取り付けられ前記液体出口を被うノズルと、
    その少なくとも一種類の液体出口に設けられ液圧変化により開閉する弁手段と
    を備え、
    前記ノズル内において、前記弁手段が設けられている前記液体出口毎に、対応する該弁手段と共に該液体出口を被う減圧用キャップを更に備えた
    ことを特徴とする混合液体注出ヘッド。
  3. 前記液体出口の一つである炭酸水の給入口から吐出された炭酸水を前記ノズルの内周面に沿って流すための整流板を備え、
    該整流板は、前記ヘッド本体と前記ノズルとによって挟持されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の混合液体注出ヘッド。
  4. 前記液体出口は、原料出口及び希釈水出口を含んでおり
    前記弁手段は、個々の前記原料出口及び希釈水出口から液圧によって開閉される、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の混合液体注出ヘッド。
  5. 前記原料出口及び希釈水出口は、前記整流板における整流面よりも注出方向下流側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の混合液体注出ヘッド。
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