JP4237880B2 - 難燃性を有する金属被覆布帛 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器などの電磁波シールド材として用いられる、難燃性、耐湿熱変色性に優れ、かつ、粘着テープ接着性に優れた金属被覆布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子機器より漏洩する電磁波を遮蔽するために、合成繊維から成る布帛表面にスパッタリング法、金属蒸着法やその他様々なメッキ法により、銅やニッケルなどの金属被膜を形成させた金属被膜布帛が用いられてきた。そして、この金属被覆布帛と電子機器筐体を直接、粘着テープにより接着し、ガスケット導電材として使用していた。
ところが、製造物責任法(PL法)の施行などにより、家電製品やOA機器などの電子機器分野でも難燃性が要求されるようになってきており、これら電子機器のガスケット導電材として用いられる金属被覆布帛にも難燃性が要求されるようになってきた。
従来、ポリエステルなど合成繊維の難燃化にはリン或いはブロムを含有した難燃化合物が有効とされている。しかし、一般に合成繊維にメッキされて成る金属被覆布帛は、金属が酸化触媒となり可燃性を増すものが多く、金属被覆布帛にリン化合物系難燃剤やブロム化合物系難燃剤などの公知の難燃剤をそれぞれ単独に施しても十分な難燃性が得られない。更に、被覆金属がポリエステルなどの合成繊維の溶融による自己消火作用を妨げるだけでなく、被覆金属により熱伝導性がよくなって延焼を助長させることも要因に挙げられる。
【0003】
そこで、金属被覆繊維に十分な難燃性を付与するための手段として、特開平62−21870号公報には金属付着繊維にリン酸化合物系難燃剤とハロゲン化合物系難燃剤とを施し難燃性を得る方法が開示されている。しかし、この方法では、加工処理中に190℃の熱処理を行うため、金属部分の腐食や変質がおこりやすく、被覆した金属の割れや、導電性の劣化などがおこる虞がある。また、米国の難燃規格の一つであるUL94−VTM0を満足する高度な難燃性は得られない。
また、特開平7−42079号公報には難燃性繊維織物を金属化しその表面をウレタン樹脂で被膜し、その上に有機難燃剤及び無機難燃剤の混合物を被覆させ、更にウレタン樹脂で被覆する方法が開示されている。しかし、この方法では、ウレタン樹脂が織物に浸透し、織物風合いが硬くなる虞がある。また、三層の被膜を設けるため、布帛表面導電性が損なわれてしまう虞がある。
更に、市販されている難燃繊維のほとんどは短繊維であり、発塵、毛羽立ちなどの問題があるため、導電性布帛の主な用途である電子機器のシールド用部品としての使用には不向きである。
また、塩化ビニル繊維は、長繊維糸も市販され、難燃性はあるが、熱収縮開始温度が60〜70℃と低く、また110℃で軟化するなど、メッキ加工時や使用の際にも問題が起こりやすく、尚かつ、メッキ密着性が悪い。
【0004】
また、従来は、金属被覆布帛の金属面と電子機器筐体とを粘着テープを用いて直接接合させていたため十分な接着力は得られたが、被覆金属が露出しているため、金属面の耐久性に劣るという問題があった。
そこで、金属被覆布帛をアクリル樹脂でコーティングすることにより金属面の耐久性をあげることが行われてきた。しかし、アクリル樹脂を用いると、難燃性能が不安定になり、また、アクリル樹脂と粘着テープの接着性が悪く、振動などの外力が加わると金属被覆布帛と粘着テープが剥がれてしまう虞があった。
難燃性能を安定化させるために、アクリル樹脂に難燃剤を添加するとチョークマークが発生しやすくなり好ましくない。また、難燃剤を添加しても粘着テープの接着性は改善されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の事情を背景として成されたもので、その目的は、金属被覆繊維の表面導通性を損なわず、高度の難燃性があり被覆金属の腐食変色を防止し,更に、粘着テープの接着性の良い金属被覆布帛を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためのもので次の構成よりなるものである。すなわち、本発明は、合成繊維布帛に金属被膜が形成されて成る金属被覆繊維布帛に一方の面にアクリル樹脂層を付与形成し、更に、同一面のアクリル樹脂層の上に難燃剤を含むウレタン樹脂層が付与形成され、他方の面に、親水性の樹脂層が付与形成されていることを特徴とする難燃性を有する金属被覆布帛であって、該親水性の樹脂がポリビニルアルコール(以下PVAと記す)を主体とする樹脂であり、好ましくは、難燃剤が有機ブロム化合物、リン酸エステル化合物、三酸化アンチモンの三種類の難燃剤より構成されていることを好適構成とする金属被覆布帛である。
【0007】
金属被覆布帛に付与形成されるアクリル樹脂は、金属被覆布帛の柔軟性を考慮すると、アクリル酸エステルなどのアクリル樹脂が好ましい。また、アクリル樹脂の付与量は、0.1〜20g/m2が好ましく、更に好ましくは0.5〜10g/m2である。付与量が0.1g/m2より少ないとウレタン樹脂や親水性樹脂の浸透により金属被覆布帛の風合いが硬くなり、20g/m2より多くなると経済的にも不利になり、且つ、難燃性が損なわれ好ましくない。更に、また、アクリル樹脂に難燃剤を添加しても良く、また架橋剤を添加することにより金属被膜との接着性を高めることが出来る。用いられる架橋剤としてはイソシアネート系樹脂、メラミン系樹脂が挙げられる。
【0008】
金属被覆布帛にあらかじめ形成されたアクリル樹脂層の上に形成される難燃剤を含む樹脂層は、難燃性、量産性の点より熱可塑性樹脂を主体に形成される必要があり、熱可塑性樹脂の中でも特に、ウレタン樹脂は、難燃性が得やすく、摩耗強度、密着性、柔軟性等を総合的に判断するとアクリル樹脂やエステル樹脂に比較して優れている為、ウレタン樹脂を主体に形成されていることが必要である。
【0009】
樹脂に用いられる難燃剤は、有機ブロム化合物、リン酸エステル化合物、三酸化アンチモンより構成されることが好ましい。有機ブロム化合物としてはヘキサブロモシクロドデカンや、デカブロモジフェニルオキサイドなどが挙げられる。また、リン酸エステル化合物としてはトリエチルホスフェートやトリス(ジクロロプロピル)ホスフェート等が挙げられるがこれらに限定するものではない。このように三種類の難燃剤を組み合わせることによりすぐれた難燃効果を得ることができる。
樹脂固形分に対する難燃剤の比率は、有機ブロム化合物が40〜240%、好ましくは80〜140%、リン酸エステルは10〜80%、好ましくは20〜60%、三酸化アンチモンが30〜160%、好ましくは60〜100%である。これ以上の比率になると樹脂被膜が脆くなり、また、少ないと充分な難燃性が得られない。
【0010】
難燃剤を含む樹脂の付与量は、布帛重量に対して50〜200%、好ましくは70〜150%である。付与量が少ないと難燃性が得難く、これ以上付与量が多くなるとコスト的に不利である。
【0011】
金属被覆布帛の他方の面に形成される樹脂層は、耐湿熱変色性、粘着テープの接着性を考慮すると、被膜性のある極性の強い親水性の樹脂が好ましく、その中でも、被膜強度、コーティング適性に優れたPVA樹脂がより好ましい。また、親水性樹脂に難燃剤を添加しても良い。
親水性樹脂の付与量は0.1〜20g/m2が好ましく、更に好ましくは0.5〜10g/m2である。付与量が0.1g/m2より少ないと耐金属変色性に劣り、20g/m2より多くなると表面導通性が損なわれ、更に、風合いが硬くなり好ましくない。
【0012】
樹脂の付与方法は、コーティングなど従来公知の方法を用いることが出来る。
また、難燃剤を添加したウレタン樹脂を直接金属被覆布帛に付与すると、ウレタン樹脂が布帛に浸透して布帛の柔軟性が損なわれる場合が有り、またウレタン樹脂に添加された難燃剤と被覆金属が、高温多湿の環境下で反応して、金属の腐食変色が発生し、シールド性に影響がでる虞がある。その為、金属被覆布帛に柔軟性を求める場合や、被覆金属の耐久性を向上させる場合は、樹脂の付与は、最初にアクリル樹脂を付与した後、ウレタン樹脂と親水性樹脂を付与することが好ましい。アクリルを先に付与することによって、ウレタン樹脂や、PVA樹脂等の親水性樹脂の布帛への浸透を防ぎ、布帛の柔軟性を保つことが出来る。また、樹脂に添加された難燃剤が被覆金属に直接接触することを防ぎ、金属の腐食変色を防ぐ効果も期待出来る。
また、金属被覆布帛の両面を粘着テープにより筐体などに接着する場合は、金属被覆布帛の一方の面だけでなく、他方の面のウレタン樹脂層の上に、更に、親水性樹脂層を形成することにより粘着テープ接着性を向上させることが出来ることは言うまでもない。
【0013】
金属被覆布帛を構成する布帛は平織、綾織り、朱子織り及びそれらの織り方を応用した各種の織物、あるいは経編み、緯編み、レース編み及びそれらの編み方を応用した各種の編み物、更には不織布など何れも採用することができ、特に限定されるものではない。また、使用される繊維は、天然繊維、合成繊維など従来公知のものが使用できるが、耐久性、加工性の点で合成繊維が好ましく、その中でもポリエステル繊維が好ましい。
【0014】
【実施例】
実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。実施例・比較例における布帛の評価方法は次の通りである。
〈金属表面変色性評価〉
恒温恒湿槽内で、60℃、湿度90%で300時間放置し、被覆金属表面の変色を肉眼で判定し、変色評価を下記のように判定した。評価結果を表1に示す。
○ 著しい変色が認められない
× 著しい変色が認められる
【0015】
〈粘着テープ接着性評価〉
粘着テープ(日東電工株式会社製 5011N 26mm巾)を試料表面に貼り、2kgのローラーで10往復押さえた後、手で180°の角度で剥離し、その接着力を下記のように評価した。評価結果を表1に示す。
◎ 非常に良い
○ 良い
× 悪い
【0016】
〈難燃性評価〉
UL94のVTM−0に準じて測定する。評価結果を表1に示す。
【0017】
〈表面抵抗値〉
HIOKI電気株式会社製の抵抗値測定器ミリオームハイテスター3220を用い、試料10cm×10cmにおける、表面から裏面への体積抵抗値を、初期と、温度80℃、湿度90%で1000時間処理した耐久性試験後の試料について測定した。評価結果を表2に示す。
【0018】
〈シールド性評価〉
関西電子工業振興センターの生駒電波測定所の考案による測定法にて、10MHz〜1GHzの電界波について、初期と、温度80℃、湿度90%で1000時間処理した耐久性試験後の試料について測定評価した。評価結果を表3に示す。
【0019】
【実施例1】
ポリエステル繊維100%より成る、目付け50g/m2の平織物に、無電解メッキ法で銅を10g/m2メッキ被覆させ、次いでニッケルを4g/m2メッキ被覆させた総目付け64g/m2の金属被覆布帛の一方の面から、下記処方1に示す樹脂液をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は3g/m2であった。更に、金属被覆布帛の同一面に、下記処方2に示す樹脂液をナイフコーティング法にて付与し、130℃で2分間乾燥した。樹脂の付与量は70g/m2であった。その後金属被覆布帛の他方の面に、PVA樹脂(平均重合度500,ケン化度88モル%)の10%水溶液をナイフコーティング法にて付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は5g/m2であった。
【0020】
処方1
トアクロンSA6218 100重量部
(トウペ社製、アクリル系樹脂)
UD架橋剤 1.5重量部
(大日精化工業株式会社製、イソシアネート架橋剤)
にトルエンを加え粘度を25000cpsに調製する。
処方2
レザミンME3612LP 100重量部
(大日精化工業株式会社製、ウレタン系樹脂、固形分30%)
ヘキサブロモシクロドデカン(ブロム含有量70%) 38重量部
トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート 14重量部
三酸化アンチモン 24重量部
にトルエンを加え粘度を8000cpsに調整する。
【0021】
【比較例1】
実施例1で用いた金属被覆布帛の一方の面から、前述した処方1の樹脂をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は3g/m2であった。更に、布帛の同一面に前述した処方2の樹脂をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は70g/m2であった。
【0022】
【比較例2】
実施例1で用いた金属被覆布帛の一方の面に、前述した処方2の樹脂をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は70g/m2であった。
【0023】
【比較例3】
実施例1で用いた金属被覆布帛に、前述した処方1の樹脂をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は3g/m2であった。更に、同一面に後述する処方3の樹脂をナイフコーティング法により付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は70g/m2であった。
【0024】
処方3
レザミンME3612LP 100重量部
(大日精化工業株式会社製、ウレタン系樹脂、固形分30%)
ヘキサブロモシクロドデカン(ブロム含有量70%) 12重量部
三酸化アンチモン 8重量部
にトルエンを加え粘度を8000cpsに調整する。
【0025】
【比較例4】
実施例1で用いた金属被覆布帛に処方1の樹脂をナイフコーティングで付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は3g/m2であった。その後、他方の面に処方2の樹脂をナイフコーティング法にて付与し、130℃で2分間乾燥した。付与量は70g/m2であった。
【表1】
【表2】
【表3】
【発明の効果】
以上詳記したように、金属被覆繊維の表面導通性を損なわず、高度の難燃性があり長期間の高湿環境下においても初期電磁波シールド性能を維持でき、被覆金属の腐食変色を防止し,更に、粘着テープの接着性の良いガスケット用金属被覆布帛が得られる。
Claims (2)
- 合成繊維布帛に金属被膜が形成されて成る金属被覆繊維布帛の一方の面にアクリル樹脂層が付与形成され、更に、同一面のアクリル樹脂層の上に難燃剤を含むウレタン樹脂層が付与形成され、他方の面に、親水性の樹脂層が付与形成されていることを特徴とする難燃性を有する金属被覆布帛であって、該親水性の樹脂がポリビニルアルコールである金属被覆布帛。
- 難燃剤が有機ブロム化合物、リン酸エステル化合物、及び、三酸化アンチモンの三種類の難燃剤より構成されている請求項1記載の金属被覆布帛。
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