JP4237865B2 - パケット転送制御装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケット転送制御装置及びその方法に係り、詳しくはシリアルインタフェースの規格であるIEEE1394に準拠したパケット転送制御装置に関するものである。
【0002】
近年、マルチメディア化に伴って、パーソナルコンピュータと周辺機器間におけるデータ転送量の増大化及び転送速度の高速化が要求されている。特に、大量の音声や画像データを扱うデジタルビデオカメラ、カラーページプリンタ等の周辺機器とパーソナルコンピュータとを結ぶインタフェースについては、IEEE1394規格を採用したシリアルインタフェースが注目されている。
【0003】
【従来の技術】
大量な連続性が要求されるデータを高速で転送する転送制御装置、例えば、IEEE1394規格を採用した転送制御装置は、ある一定の周期(125μs)毎に必ずデータ転送することを保証するアイソクロノス(Isochronous)転送機能を有する。即ち、コンピュータ等に転送される画像(動画)データの転送時刻が不規則になると、画像(動画)を再生したとき不連続となりリアリティにかける。そこで、アイソクロノス転送にて、分割した各画像(動画)データをそれぞれパケットに格納し、その各パケットを常に一定の周期毎に転送することにより、リアリティのある画像(動画)を再生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、IEEE1394規格等では、活線挿抜がサポートされている。即ち、電源を入れた状態で、IEEE1394バスに種々の装置(ノード)を接続したり、同バスに接続された種々の装置を取外すといったトポロジの変化が許容されている。
【0005】
しかしながら、従来の転送制御装置ではトポロジに変化があると、他の動作の有無に関わらずバスリセット(初期化動作)が発生し、パケット転送が中断されてしまうことがある。これにより、前述したようにリアリティのある画像(動画)の再生が損なわれるといった問題がある。
【0006】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は連続性が要求されるデータ転送中の発生するバスリセットを抑止することができるパケット転送制御装置及びその転送方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送しているとき、初期化動作は初期化抑止手段により抑止される。また、前記初期化抑止手段は、前記一連のデータの送信が完了するまでに必要とする期間を予測する期間予測手段と、前記予測した期間の情報を全てのノードに通知する通知手段とを備え、前記予測した期間に基づいて前記初期化動作を抑止する。これにより、アイソクロノス転送中にデータ(パケット)転送が中断されない。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、一連のデータを分割して格納した各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、ロック手段によりバスケーブルのプラグが挿抜不能とされ、バストポロジが保持される。これにより、バストポロジの変化に基づく初期化動作が抑止される。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、一連のデータを分割して格納した各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、表示手段により一連のデータ転送中である旨が視覚的に表示される。
【0010】
請求項4に記載の発明によれば、一連のデータを分割して格納した各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、上層から入力される論理的な信号を電気的信号に変換する物理層より上層に設けられた初期化信号保留手段により、さらに上層から前記物理層へ出力される初期化動作を要求する命令信号が保留される。これにより、初期化動作を要求する命令信号に基づく初期化動作が抑止される。
請求項5に記載の発明によれば、前記初期化信号保留手段は、前記各パケットが全て転送され前記一連のデータ転送が完了した後、保留した前記命令信号を前記物理層に出力する。
請求項6に記載の発明によれば、前記初期化抑止手段は、前記予測した期間の情報に基づいて前記一連のデータの送信が完了する時刻が記憶される記憶手段と、その時々の時刻が格納されるサイクルタイマレジスタと、前記サイクルタイマレジスタの値と前記記憶手段の値とを比較した結果に基づいて前記初期化動作を抑止するためのロック信号を出力する比較手段と、を備える。
【0011】
請求項7に記載の発明によれば、一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送(アイソクロノス転送)しているとき、前記一連のデータの送信が完了するまでに必要とする期間を予測し、前記予測した期間の情報が全てのノードに通知されるとともに、前記予測した期間に基づいて初期化動作は抑止される。これにより、アイソクロノス転送中に初期化動作が原因となってデータ(パケット)転送が中断されてしまうことは防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
図1は、IEEE1394バスを用いたシステム構成を示す。パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)1には、IEEE1394バスケーブル(以下、単にバスケーブルという)B1を介してモニタ2が接続され、モニタ2にはバスケーブルB2を介してデジタルVTR3が接続されている。又、パソコン1には、バスケーブルB3を介してプリンタ4が接続されている。
【0013】
図2は、該システムのノードであるパソコン1に備えられたパケット転送制御装置11のブロック回路図である。尚、他のノードであるモニタ2、デジタルVTR3及びプリンタ4は、同様にパケット転送制御装置11を備えている。
【0014】
パケット転送制御装置11は、ソケット12、物理層処理回路13、リンク層処理回路14、初期化信号監視部15、ホストコンピュータ(以下、単にホストという)16、比較器17、レジスタ18、コネクタロック機構19、及び表示器20を備える。ソケット12には物理層処理回路13が接続され、その物理層処理回路13にはリンク層処理回路14が接続されている。リンク層処理回路14には、初期化信号監視部15を介してホスト16が接続されている。ホスト16には、比較器17及びレジスタ18が接続されている。レジスタ18は比較器17に接続され、その比較器17は初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20に接続されている。
【0015】
ソケット12は、バスケーブルB1のプラグ21が挿抜可能に形成され、プラグ21と共にコネクタを構成する。ソケット12は、機器が備えるポートの数、即ち図1のパソコン1においては4個設けられ、他の機器においてもそれぞれポートの数に対応する数設けられる。
【0016】
物理層処理回路13は、他のノードからバスケーブルB1を介して入力されるパケットをリンク層処理回路14に出力する。このとき、物理層処理回路13は、電気的信号をリンク層処理回路14が扱う論理的な信号に変換する役割を果たす。
【0017】
また、物理層処理回路13は、リンク層処理回路14から入力されるパケットをバスケーブルB1を介して他のノードに転送する。このとき、物理層処理回路13は、リンク層処理回路14が扱う論理的な信号を電気的信号に変換する役割を果たす。
【0018】
リンク層処理回路14は、入力されるパケットのフォーマットチェック等を行い、該パケットの先頭に付したヘッダの内容に基づいて自身宛のパケットであると判断すれば、該パケットをホスト16に供給する。又、リンク層処理回路14は、ホスト16から入力されるパケットを物理層処理回路13に出力する。
【0019】
ホスト16は、画像データ等の一連のデータを他のノードに送信する場合、一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットを一定間隔(125μsの周期)毎にリンク層処理回路14に出力する。尚、本実施の形態では、ホスト16がサイクルタイマレジスタ(以下、CTRという)22を備え、そのCTR22に図示しないタイマにより格納される時刻に基づき、一定間隔毎に各パケットを出力する。
【0020】
レジスタ18は、ホスト16から入力される転送終了時刻を記憶する。ホスト16は、一連のデータを転送するアイソクロノス転送に要する期間をそのデータ量から予測し、アイソクロノス転送の終了時刻をCTR22の値により求め、その情報をレジスタ18に出力する。
【0021】
比較器17は、トポロジロックの解除タイミング、即ちアイソクロノス転送の終了を検出するために備えられる。比較器17は、レジスタ18に記憶された値(時刻)とCTR22の時刻を比較する。そして、CTR22の時刻がレジスタ18に記憶された値以下のとき、初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20にロック信号Rを出力する。又、CTR22の時刻がレジスタ18に記憶された値より大きいとき、初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20にロック解除信号Rバーを出力する。
【0022】
初期化信号監視部15は、ロック信号Rに応答して活性状態となり、ホスト16から入力される信号を監視する。詳述すると、初期化信号監視部15は、ホスト16側から物理層処理回路13に出力される信号が初期化命令信号のとき、その信号を保留する。尚、この初期化命令信号とは、ホスト16又はホスト16より上層からの命令であって、その命令が物理層処理回路13に伝達されると、初期化動作(バスリセット)が開始されることになる。この初期化動作とは、トポロジの認識等を行なう動作である。又、初期化信号監視部15は、ロック解除信号Rバーに応答して非活性状態となり、ホスト16から入力される信号を監視しない。これにより、上層からの全ての命令信号が物理層処理回路13に与えられる。
【0023】
コネクタロック機構19は、ロック信号Rに応答してソケット12に対してプラグ21を物理的に挿抜不能にする。又、コネクタロック機構19は、ロック解除信号Rバーに応答してソケット12に対してプラグ21を挿抜可能にする。
【0024】
表示器20は、ソケット12近傍に設けられたLEDランプであって、ロック信号Rに応答して点灯することにより一連のデータ転送中(アイソクロノス転送期間中)であることを示す。又、表示器20は、ロック解除信号Rバーに応答して消灯することにより一連のデータ転送中(アイソクロノス転送期間中)でないことを示す。
【0025】
次に、各ノードにおける転送処理を図3〜図5のフローチャートに従って説明する。
先ず、アイソクロノスパケットを送信するノードのホスト16、比較器17、及び初期化信号監視部15が実行する処理を、図3及び図4のステップS1〜S14に従って説明する。
【0026】
ステップS1において、ホスト16は、一連のデータを格納したパケットの転送が全て完了するまでに必要とする期間(時間)を予測する。
次にステップS2において、ホスト16は、比較器17からロック信号Rが出力されているか否かを判別する。そして、ホスト16は、ロック信号Rが出力されていないと判別すると、ステップS3に移る。
【0027】
ステップS3において、ホスト16は、ステップS1にて予測した期間(時間)をCTR22に格納された時刻に加算した結果をレジスタ18に出力するとともに、同期間(時間)情報をパケットに格納してリンク層処理回路14に出力する。即ち、ホスト16は、一連のデータを格納した各パケットの転送が全て完了する時刻を、自身のレジスタ18に記憶させるとともに、他のノードに通知してそれぞれのレジスタ18に記憶させる。尚、本実施の形態では、期間情報をサイクルスタートパケット(以下、CSパケットという)の開始要求パケットに格納している。このCSパケットの開始要求パケットとは、ルートノードにCSパケットを送信させるための情報を格納したものであって、この情報を受信したルートノードは各ノードに一定のサイクル(125μs)毎にCSパケットを送信する。
【0028】
ステップS3が終了すると、ステップS4に移る。ステップS4において、比較器17は、CTR22の時刻がレジスタ18の値より小さいことから、ロック信号Rを初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20に出力する。
【0029】
初期化信号監視部15は、ロック信号Rに応答して活性状態となり、ホスト16から入力される信号を監視する。
また、コネクタロック機構19は、ロック信号Rに応答してソケット12に対してプラグ21を物理的に挿抜不能にする。このようにして、ケーブルB1の挿抜等の物理的要因によるバスリセットを防止し、トポロジを保持する。
【0030】
また、表示器20(LEDランプ)は、ロック信号Rに応答して点灯することにより一連のデータ転送中(アイソクロノス転送期間中)であることを示す。
一方、ステップS2において、ホスト16がロック信号Rが出力されていると判別すると、ステップS5に移る。これは、他のノード間で既にアイソクロノス転送が実行されている場合である。この場合、ステップS5において、ホスト16は、ステップS1にて予測した期間をCTR22の時刻に加算した結果がレジスタ18の値より大きい、即ち、アイソクロノス転送の期間が延長される場合に、レジスタ18の更新処理を行う。即ち、ホスト16は、そのときCTR22の時刻にステップS1にて予測した期間を加算してレジスタ18の内容を更新するとともに、その更新内容を更新要求パケットとしてリンク層処理回路14に出力する。
【0031】
ステップS4又はステップS5が終了すると、ステップS6に移る。ステップS6において、比較器17は、レジスタ18に記憶した値よりそのときのCTR22の時刻が大きいか否かを判別する。そして、比較器17は、レジスタ18の値よりCTR22の時刻が大きくない、言い換えると、CTR22の時刻がレジスタ18の値以下であると判別すると、ステップS7に移る。
【0032】
ステップS7において、パケット転送制御装置11は、パケットの送受信処理を行う。即ち、ホスト16は、CSパケットに応答して前記一連のデータを格納した各パケットの1つをリンク層処理回路14に送信(アイソクロノス転送)し、他のノードからパケットを受信する。この処理終了後、パケット転送制御装置11はステップS8に移る。
【0033】
ステップS8において、ホスト16は受信したパケットが更新要求パケットか否かを判別し、更新要求パケットの場合にステップS9の処理を実行する。
ステップS9において、ホスト16は、CTR22の時刻(値)に更新要求パケットに格納された期間の情報を加算して更新し、ステップS10に移る。
【0034】
ステップS10において、活性化された初期化信号監視部15は、ホスト16側から物理層処理回路13に出力される信号が初期化命令信号か否かを判別する。そして、初期化信号監視部15は、初期化命令信号が出力されたと判別すると、ステップS11に移り、その初期化命令信号を保留しステップS6に戻る。又、初期化信号監視部15は、初期化命令信号が出力されていないと判別すると、そのままステップS6に戻る。即ち、ステップS10,S11において、初期化信号監視部15は、初期化命令信号を監視し、初期化命令信号が入力されると該信号を保留する。このようにして、上層からの指令に基づくバスリセットを防止し、トポロジを保持する。
【0035】
一方、ステップS6において、比較器17がレジスタ18の値よりCTR22の時刻が大きいと判別すると、ステップS12に移る。
ステップS12において、比較器17は、ロック解除信号Rバーを出力する。このロック解除信号Rバーに応答して、コネクタロック機構19は、ソケット12に対してプラグ21を挿抜可能とし、表示器20は消灯する。
【0036】
次に、ステップS13において、非活性化された初期化信号監視部15は、ステップS11にて初期化命令信号を保留したか否かを判別する。そして、初期化信号監視部15は、初期化命令信号を保留したと判別すると、ステップS14に移り、初期化命令信号をリンク層処理回路14に出力する。これにより、アイソクロノス転送終了後に上層からの命令に基づく初期化動作を実施する。
【0037】
次に、アイソクロノスパケットを受信するノードの動作を説明する。
受信ノードのホスト16は、リンク層処理回路14からのパケットを受け取る。ホスト16が画像データ等の一連のデータを分割して格納した各パケットを一定間隔で受信する場合、ホスト16、比較器17、及び初期化信号監視部15は、図4及び図5に示すステップS21、S22、S6〜S14の各処理を実行する。
【0038】
ステップS21において、ホスト16は、CSパケットの開始要求パケットに格納された前記期間情報に基づき、その時のCTR22の時刻に該期間を加算した結果をレジスタ18に出力する。即ち、ホスト16は、一連のデータを格納した各パケットの転送が全て完了する時刻を自身のレジスタ18に記憶させる。
【0039】
次に、ステップS22において、比較器17は、CTR22の時刻がレジスタ18の値より小さいことから、ロック信号Rを初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20に出力する。
【0040】
初期化信号監視部15は、ロック信号Rに応答して活性状態となり、ホスト16から入力される信号を監視する。
また、コネクタロック機構19は、ロック信号Rに応答してソケット12に対してプラグ21を物理的に挿抜不能にする。このようにして、ケーブルB1の挿抜等の物理的要因によるバスリセットを防止し、トポロジを保持する。
【0041】
また、表示器20(LEDランプ)は、ロック信号Rに応答して点灯することにより一連のデータ転送中(アイソクロノス転送期間中)であることを示す。
次に、前記ステップS6に移り、前述したステップS6〜S14の処理を行う。
【0042】
このように構成したパケット転送制御装置11の作用を説明する。
先ず、各ノード1〜4間でパケット転送が行われていない状態で、デジタルVTR3がパソコン1に画像データである一連のデータを格納した各ブロックを送信(アイソクロノス転送)する場合について説明する。
【0043】
今、デジタルVTR3におけるパケット転送制御装置11のホスト16に、図示しない上層の回路等から画像データである一連のデータをパソコン1に送信する旨の命令信号が入力される。すると、一連のデータは、ホスト16により複数のブロックに分割され、その各ブロックはそれぞれパケットに格納される。
【0044】
次いで、ホスト16では、ステップS1の処理にて一連のデータを格納した各パケットの転送が全て完了するまでに必要となる期間が予測される。
次いで、ホスト16では、各ノード1〜4間でパケット転送が行われていないため、ステップS2の処理にてロック信号Rが出力されていないと判断される。
【0045】
次いで、ステップS3の処理にて、レジスタ18にその時のCTR22の時刻に前記予測した期間(時間)が加算された時刻の値が記憶される。又、このとき、前記期間情報は、CSパケットの開始要求パケットに格納されて各ノード1,3,4に送信(通知)される。
【0046】
すると、CTR22の時刻がレジスタ18の値より小さいことから、ステップS4の処理にて、比較器17から初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20にロック信号Rが出力される。
【0047】
すると、初期化信号監視部15は、活性状態とされる。
また、コネクタロック機構19にてソケット12に対してバスケーブルB1〜B3のプラグ21が物理的に挿抜不能とされ、バストポロジが保持される。例えば、図1に示すように、DVD装置23等が接続されたバスケーブルB4のプラグ21をパソコン1のソケット12に差し込むことができなくなる。又、プリンタ4が接続されたバスケーブルB3のプラグ21をパソコン1のソケット12から抜き取ることができなくなる。
【0048】
また、表示器20(LEDランプ)が点灯される。
次に、ステップS7の処理にて、CSパケットに応答し、前記一連のデータを格納した各パケットの1つが、ホスト16からリンク層処理回路14に送信(アイソクロノス転送)される。すると、そのパケットは物理層処理回路13及びバスケーブルB1等を介してパソコン1(そのパケット転送制御装置11)に送信される。
【0049】
このステップS7の処理は、比較器17にてCTR22の時刻がレジスタ18の値より大きくなるまで繰り返されるため、一連のデータを格納した各パケットが一定周期でパソコン1に全て送信されるまで行われる。
【0050】
また、このステップS7の処理を繰り返し行っているとき、他のノード1,3,4から受信したパケットに更新要求パケットがあると、ステップS9の処理にてレジスタ18の値は、CTR22の時刻に該更新要求パケットに格納された期間の情報が加算された値に更新される。
【0051】
また、このステップS7の処理を繰り返し行っているとき、ホスト16側から初期化信号監視部15に入力される信号に初期化命令信号があると、ステップS11の処理にて該信号が保留される。
【0052】
次いで、一連のデータを格納した各パケットがパソコン1に全て送信されると、CTR22の時刻がレジスタ18の値より大きくなることから、ステップS12の処理にて、比較器17から初期化信号監視部15、コネクタロック機構19及び表示器20にロック解除信号Rバーが出力される。
【0053】
すると、初期化信号監視部15は、非活性状態とされる。
また、コネクタロック機構19にてソケット12に対してプラグ21が挿抜可能とされ、バストポロジの変更が許容される。
【0054】
また、表示器29(LEDランプ)が消灯される。
次いで、ホスト16側からの初期化命令信号を保留していた場合、ステップS14の処理にて初期化命令信号がリンク層処理回路14に出力される。すると、該初期化命令信号がリンク層処理回路14から物理層処理回路13に出力され、アイソクロノス転送終了後に保留されていた初期化動作が実施される。
【0055】
次に、例えばパソコン1とプリンタ4間で上記したようなアイソクロノス転送が行われている状態で、デジタルVTR3がパソコン1に画像データである一連のデータを格納した各ブロックを送信(アイソクロノス転送)する場合について説明する。
【0056】
この場合は、アイソクロノス転送中であるため、ロック信号Rが既に出力されている。即ち、初期化信号監視部15は、活性状態とされている。また、コネクタロック機構19にてバストポロジが保持されている。また、表示器20(LEDランプ)が点灯されている。
【0057】
従って、モニタ2のホスト16では、ステップS1の処理にて一連のデータを格納した各パケットの転送が全て完了するまでに必要となる期間が予測された後、ステップS2の処理にてロック信号Rが出力されていると判断される。
【0058】
すると、ステップS5の処理にて、予測した期間をCTR22の時刻に加算した結果がレジスタ18の値より大きい、即ちアイソクロノス転送の期間が延長される場合に、レジスタ18の値が更新される。又、このとき、その予測した期間(更新内容)の情報は更新要求パケットに格納されて各ノードに送信される。
【0059】
次いで、ステップS7の処理にて、CSパケットに応答し、前記一連のデータを格納した各パケットの1つが、ホスト16からリンク層処理回路14に送信(アイソクロノス転送)される。すると、そのパケットは物理層処理回路13及びバスケーブルB1等を介してパソコン1(そのパケット転送制御装置11)に送信される。
【0060】
そして、この後は、前述したように各ノード1〜4間でパケット転送が行われていない状態で送信(アイソクロノス転送)する場合と同様に作用する。
次に、上記のように構成したパケット転送制御装置11の特徴的な作用効果を以下に述べる。
【0061】
(1)一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)している期間中は、コネクタロック機構19にてケーブルB1のソケット12が挿抜不能になり、バストポロジが保持される。従って、例えば、上記したようにデジタルVTR3からパソコン1に一連のデータを転送しているとき、ユーザ等がバスケーブルB1に足を引っ掛けても該バスケーブルB1のプラグ21がソケット12から抜けない。これにより、バストポロジの変化に基づいた初期化動作が抑止され、データ転送が中断されない。従って、このパケット転送制御装置11ではデータ転送の連続性(パケット転送の一定周期性)を保証することができる。
【0062】
(2)一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)している期間中は、初期化信号監視部15にてホスト16側からの初期化命令信号が保留されるため、初期化命令信号に基づく初期化動作が行われない。これにより、初期化命令信号に基づいた初期化動作が抑止され、データ転送が中断されない。従って、このパケット転送制御装置11ではデータ転送の連続性を保証することができる。
【0063】
(3)一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)している期間中は、表示器20(ソケット12近傍に設けられたLEDランプ)が点灯され、一連のデータ転送中であることがユーザ等に視覚的に示される。従って、ユーザ等はバストポロジの変更を行う適正なタイミングを容易に知り得ることができる。
【0064】
(4)レジスタ18には、そのときのCTR22の時刻に前記予測した期間が加算された値が記憶される。そして、CTR22の時刻が記憶した時間より大きくなるまで、トポロジの変化及び初期化命令信号に基づく初期化動作が抑止される。このように、初期化動作を抑止する時間を、アイソクロノス転送を行うために用いられるCTR22を利用して計るようにした。従って、全てのノード1〜4において、ロック信号R/ロック解除信号Rバーの同期を容易に取ることができる。
【0065】
(5)一連のデータを格納した各パケットを送信するパケット転送制御装置11により、各パケットの全ての送信が完了するまでに必要とする期間が予測され、その期間の情報が各ノード1,3,4に通知される。そして、その期間の情報に基づいて、各ノード1,3,4で、トポロジの変化及び初期化命令信号に基づく初期化動作の発生がそれぞれ抑止される。このような方法とすることにより、システム全体における初期化動作の発生が抑止され、データ転送の連続性が高く保証される。
【0066】
・上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、一連のデータを格納した各パケットの全ての送信が完了するまでに必要とする期間を予測してその情報を各ノード1,3,4に通知し、その期間に基づいて初期化動作を抑止するようにしたが、前記各パケットの最初の転送と最後の転送をその時々で通知して、その間初期化動作を抑止するようにしてもよい。
【0067】
・CSパケットの送受信に基づいて初期化動作を抑止し、該CSパケットが所定時間途絶した場合に初期化動作の抑止を解除するようにしてもよい。詳述すると、図6に示すように、まずデータ送信側のノードからCSパケットの開始要求パケット31が送信され、ルートノードが該パケット31を受信すると、ルートノードは一定間隔毎にCSパケット32の送信を開始する。すると、該トポロジの全ノードは、CSパケット32の送受信に応答して初期化動作を抑止する。データ送信側のノードは、CSパケット32に応答して一連のデータを分割して格納した各パケット33を送信する。そして、データ送信側のノードは、各パケット33の最後の送信を行った後、次のCSパケット32に応答してCSパケットの終了要求パケット34を送信する。そして、ルートノードは、該パケット34を受信すると、CSパケット32の送信を終了する。そして、該トポロジの全ノードは、CSパケット32の送受信が所定時間t途絶すると、初期化動作の抑止を解除する。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。又、このようにすると、全ノードは一連のデータ転送が完了したことを、特別なデータ(パケット)等を用いることなく判別することができる。
【0068】
・上記実施の形態では、一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)しているとき、(a)バストポロジを保持し、(b)ホスト16側からの初期化命令信号を保留し、(c)LEDランプ(表示器20)を点灯させるとしたが、(a)〜(c)の少なくとも1つが作用するように変更してもよい。
【0069】
・上記実施の形態では、一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)しているとき、コネクタロック機構19にて各ノード1〜4のソケット12に対してバスケーブルB1〜B4のプラグ21を挿抜不能としてバストポロジの変化を防止したが、抜け止め用の爪等のロック機構を有した公知のコネクタを使用し、且つ該転送中にソケット12にプラグ21が差し込まれた時には電気的に接続しないようにすることにより、バストポロジの変化を防止してもよい。このようにしても、バストポロジの変化に基づく初期化動作が行われることはない。
【0070】
・上記実施の形態では、表示器20をソケット12近傍に設けられたLEDランプとしたが、一連のデータを格納した各パケットを一定周期で順次転送(送受信)していることを表示できれば、他の位置に設けてもよいし、他の表示器に変更してもよい。例えば、モニタ2に表示してもよい。このようにしても、一連のデータ転送中であることがユーザ等に視覚的に示される。
【0071】
・上記実施の形態では、CTR22をホスト16に備えたが、ホスト16に換えてリンク層処理回路14に備えてもよい。
・上記実施の形態では、予想した期間の情報をCSパケットの開始要求パケットに格納して各ノード1,3,4に通知したが、該情報を通知することができれば他の方法(他のパケット)で送信してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0072】
・上記実施の形態では、初期化信号監視部15をホスト16とリンク層処理回路14との間に配設したが、リンク層処理回路14と物理層処理回路13との間に配設してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
【0073】
以上の様々の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
(1)一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送するためのパケット転送制御装置であって、前記各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、初期化動作を抑止するための初期化抑止手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
【0074】
(2)上記(1)に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化抑止手段は、前記バスケーブルのプラグを挿抜不能にするロック手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
【0075】
(3)上記(1)又は(2)に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化抑止手段は、前記一連のデータ転送中である旨を表示するための表示手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
【0076】
(4)上記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化抑止手段は、上層から入力される論理的な信号を電気的信号に変換する物理層より上層に設けられ、さらに上層から前記物理層へ出力される初期化動作を要求する命令信号を保留する初期化信号保留手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
【0077】
(5)上記(4)に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化信号保留手段は、前記各パケットが全て転送され前記一連のデータ転送が完了した後、保留した前記命令信号を前記物理層に出力することを特徴とするパケット転送制御装置。
【0078】
(6)上記(1)乃至(5)に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化抑止手段は、前記一連のデータの送信が完了するまでに必要とする期間を予測する期間予測手段と、前記予測した期間の情報を全てのノードに通知する通知手段とを備え、前記予測した期間に基づいて前記初期化動作を抑止することを特徴とするパケット転送制御装置。
【0079】
(7)上記(6)に記載のパケット転送制御装置において、前記初期化抑止手段は、前記予測した期間の情報に基づいて前記一連のデータの送信が完了する時刻が記憶される記憶手段と、その時々の時刻が格納されるサイクルタイマレジスタと、前記サイクルタイマレジスタの値と前記記憶手段の値とを比較した結果に基づいて前記初期化動作を抑止するためのロック信号を出力する比較手段と、を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
【0080】
(8)上記(1)乃至(5)に記載のパケット転送制御装置において、 前記初期化抑止手段は、アイソクロノス転送を行なう際に一定間隔毎に転送されるサイクルスタートパケットに基づいて前記初期化動作を抑止し、該サイクルスタートパケットが所定時間途絶した場合に、前記初期化動作の抑止を解除することを特徴とするパケット転送制御装置。
【0081】
(9)一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送するパケット転送方法であって、前記各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、初期化動作を抑止することを特徴とするパケット転送方法。
【0082】
(10)上記(9)に記載のパケット転送方法において、前記各パケットを送信する側の装置に、前記各パケットの全ての送信が完了するまでに必要とする期間を予測させてその期間の情報を全ての装置に通知させ、各装置における前記初期化動作の発生を該期間に基づいてそれぞれ抑止させることを特徴とするパケット転送方法。
【0083】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜6に記載の発明によれば、連続性が要求されるデータ転送中の発生するバスリセットを抑止することができるパケット転送制御装置を提供することができる。
【0084】
又、請求項7に記載の発明によれば、連続性が要求されるデータ転送中の発生するバスリセットを抑止することができるパケット転送方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のIEEE1394バスを用いたシステム構成図。
【図2】本実施の形態のパケット転送制御装置のブロック回路図。
【図3】本実施の形態の転送処理を説明するためのフローチャート。
【図4】本実施の形態の転送処理を説明するためのフローチャート。
【図5】本実施の形態の転送処理を説明するためのフローチャート。
【図6】別例の転送処理を説明するためのタイミング図。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(パソコン)
2 モニタ
3 デジタルVTR
4 プリンタ
13 物理層処理回路(物理層)
15 初期化信号監視部(初期化抑止手段を構成する初期化信号保留手段)
16 ホストコンピュータ(初期化抑止手段を構成する期間予測手段及び通知手段)
17 比較器(初期化抑止手段を構成する比較手段)
18 レジスタ(初期化抑止手段を構成する記憶手段)
19 コネクタロック機構(ロック手段)
20 表示器
21 プラグ
22 サイクルタイマレジスタ(初期化抑止手段)
B1〜B4 IEEE1394バスケーブル
32 サイクルスタートパケット
t 所定時間
Claims (7)
- 一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送するためのパケット転送制御装置であって、
前記各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、初期化動作を抑止するための初期化抑止手段を備え、
前記初期化抑止手段は、前記一連のデータの送信が完了するまでに必要とする期間を予測する期間予測手段と、前記予測した期間の情報を全てのノードに通知する通知手段とを備え、前記予測した期間に基づいて前記初期化動作を抑止することを特徴とするパケット転送制御装置。 - 請求項1に記載のパケット転送制御装置において、
前記初期化抑止手段は、
前記バスケーブルのプラグを挿抜不能にするロック手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。 - 請求項1又は2に記載のパケット転送制御装置において、
前記初期化抑止手段は、
前記一連のデータ転送中である旨を表示するための表示手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパケット転送制御装置において、
前記初期化抑止手段は、
上層から入力される論理的な信号を電気的信号に変換する物理層より上層に設けられ、さらに上層から前記物理層へ出力される初期化動作を要求する命令信号を保留する初期化信号保留手段を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。 - 請求項4に記載のパケット転送制御装置において、
前記初期化信号保留手段は、前記各パケットが全て転送され前記一連のデータ転送が完了した後、保留した前記命令信号を前記物理層に出力することを特徴とするパケット転送制御装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパケット転送制御装置において、
前記初期化抑止手段は、前記予測した期間の情報に基づいて前記一連のデータの送信が完了する時刻が記憶される記憶手段と、その時々の時刻が格納されるサイクルタイマレジスタと、前記サイクルタイマレジスタの値と前記記憶手段の値とを比較した結果に基づいて前記初期化動作を抑止するためのロック信号を出力する比較手段と、を備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。 - 一連のデータを複数のブロックに分割し、その各ブロックをそれぞれ格納した各パケットをバスケーブルで接続された複数の装置間で一定間隔毎に順次転送するパケット転送方法であって、
前記各パケットを一定間隔毎に順次転送しているとき、前記一連のデータの送信が完了するまでに必要とする期間を予測し、前記予測した期間の情報を全てのノードに通知するとともに、前記予測した期間に基づいて初期化動作を抑止することを特徴とするパケット転送方法。
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